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AWA@TELL まいにち https://blog.goo.ne.jp/koyangyi

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。 ホームページ⇒https://koyangyi.wixsite.com/uedalabo

AWA@TELL まいにち
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名古屋市
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防府市
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2014/10/01

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  • QUARTET 4技能でひろがる中級日本語カルテット 1

    4技能でひろがる中級日本語カルテットI安井朱美ジャパンタイムズこちら三刷。Ⅱもあり、ワークブックも準備されています。別冊は本冊に綴じられており、漢字のテキストになっています。徳島大学で教えていた時に、中級の教科書、困ったのよね。結局、文化中級を使ったんだったっけな。日韓共同理工系コース。漢字のテキストは、なんだったかなあ。ああ、そうそう、2年目は「Jブリッジ」だった。今、もう一度あのコースを担当するなら、間違いなくこれだろうな。南山大学をご退職された坂本先生が監修されているテキスト。中級の教科書として使ってみたいなあ、面白い授業が作れそうだ。QUARTET4技能でひろがる中級日本語カルテット1

  • マンガでマスター ステップアップ 日本語会話

    CD付きマンガでマスター!ステップアップ!日本語会話CotoJapaneseAcademyナツメ社マンガというのは、コマ割りというか、読み進めていくのにコツがあって、どう流れていくのかを終えない人たちがいるという事を聞いたことがあって、基本的には、僕が教材にするマンガは、「はるどん四コマ」のように、一方向に読み進められるものが多いんだけども、こちらは、普通の漫画形式で出ています。国際交流基金の「アニメ・漫画の日本語」などで取り上げられているマンガも、まあ、普通の漫画形式だわな。大学生活が基本に描かれており、部活サークルや友達との旅行、お見舞いなどの話題があっていいね。まさにステップアップだな、この段階まで引き上げるのが大変なのだけれども、基本がきちんとできていて、あとは「上手に聞こえる」訓練というときにはいいと...マンガでマスターステップアップ日本語会話

  • ゲンバの日本語 応用編 働く外国人のための日本語コミュニケーション

    ゲンバの日本語応用編働く外国人のための日本語コミュニケーション一般財団法人海外産業人材育成協会スリーエーネットワークゲンバの日本語応用編働く外国人のための日本語コミュニケーション

  • ゲンバの日本語 基礎編 働く外国人のための日本語コミュニケーション

    ゲンバの日本語基礎編働く外国人のための日本語コミュニケーション一般財団法人海外産業人材育成協会スリーエーネットワーク各課の冒頭に、多言語でのCANDOが示されているので、学習者も目標を把握しやすいだろうなあと思った。また、みんなの日本語でレベルがわかるように書かれているから、みんなの日本語での指導になれている先生方は使いやすいんじゃないかな。また、僕の授業のスタイルに近い構成になっていて、思わず、著者リストを確認してしまったのでした。ゲンバの日本語基礎編働く外国人のための日本語コミュニケーション

  • 中級日本語文法を教えるためのアイデア集

    中級日本語文法を教えるためのアイデア集岡本智美ココ出版日本語教育文法(中級)を担当していることもあって、手元に置いている本。初級同様に、重要なのは、扱う項目の分析なんだよなあ。そこがしっかりできてさえいれば、どうやってそれを教えるのかが見えてくる。適当なことをやっていると、授業が崩壊する。今期の中級文法も、分析の部分をしっかり扱うか。中級日本語文法を教えるためのアイデア集

  • 日本語教育のミカタ

    日本語教育のミカタ―対話で具体的に学ぶ新しい教科書―(第2版)荒川洋平凡人社第二刷が出たのね。授業で使えるかと思って買ったんだけど、独学できる体で作ってある、と考えていいのかな。指定図書にして、受講する学生さんにこちらも見てね、とするかな。むぅ、と思いつつそのままになってます。日本語教育のミカタ

  • 日本語教育「読解・会話・作文・聴解」の授業

    どう教える?日本語教育「読解・会話・作文・聴解」の授業(日本語教師ハンドブック)望月雅美アルク非常勤先の模擬授業をやる方の授業で扱えるといいんだけどな。受講する学生さんの人数にもよるし、なんか、オンラインだし。緊急事態宣言が解除されるから、対面にすぐ戻るのかな。日本語教育「読解・会話・作文・聴解」の授業

  • 日本語文法ブラッシュアップトレーニング

    日本語文法ブラッシュアップトレーニングーーこれで、もうまちがえない!仲山淳子アルク今、僕の授業を取っているレベルの学生にピッタリかと思いつつ手に取った本。頭では多分理解しているんだろうけど、普通に話をしていたら、ここに取り上げられているミスは結構出てくる。会話の流れを重視して、その場で止めたりはしないんだけど、あとから伝えることもあるから、少しこういうものも手元にあっていいかなと。N3以上という事にはなってるけどね、定着しているかどうか、という観点で見るとと、上のレベルでも抜けは結構あって。日本語文法ブラッシュアップトレーニング

  • 日本がわかる、日本語がわかる ベストセラーの書評エッセイ24

    上級日本語教材日本がわかる、日本語がわかる―ベストセラーの書評エッセイ24―田中祐輔凡人社これは初版から時間が少し経ってしまいました。正直なところ、これが読めるレベルの留学生や学習者の日本語の授業を担当することがほとんどないので、実際、上級のテキストはほとんど持っていないんですよね。だから、上級の授業は、自分でもあまり自信がない。ゼロ初級の方がずいぶん気が楽。まあ、そんなこと言ってても始まらないんだけど。存じ上げている田中先生が編著という事で、買ってみました。本冊の解説も、解答も丁寧に作られていて、レベルがあれば使ってみたいなと思う教科書でした。日本がわかる、日本語がわかるベストセラーの書評エッセイ24

  • アクセス日本語 日本で働き生活する人のための初級日本語テキスト

    【音声DL付】アクセス日本語~日本で働き、生活する人のための初級日本語テキスト藤田百子アルク生活者のための日本語テキストという事で購入した一冊。個人的には、学習者の不安を取り除く、という事を前面に押し出した教材がいいなあと思っていることもあって、病気やけがについての扱いがほとんどないのが残念かな。自分の国から持ち込んだ薬で我慢していたり、病院に行っても立ち往生するという事も、何度か聞いたことがあるだけに。通訳などをしてくれる知り合いがいるのはいいかもしれないけど、たとえ親友でも知られたくないこともあるだろうしなあ。教師用指導書がついていて、初めて教える人であっても扱いやすい教科書かと思いますが、多少は教壇経験がある方と一緒にするのがいいと思います。「板書して確認」とかあっても、何をするのかよくわかんない、という...アクセス日本語日本で働き生活する人のための初級日本語テキスト

  • 日本語の多義語研究 認知言語学の視点から

    [例解]日本語の多義語研究—認知言語学の視点から籾山洋介大修館書店日本文化学科の学科長、籾山先生のご著書。直接いただきました。ありがとうございます。「例解」と書いてあるだけあって、例がふんだんにあるのは読む側としてイメージがしやすくてありがたいです。多義語なのか、同音異義語なのか、というのは、確か、学部の4年生の時に授業で扱われたことがあったなあと思いつつ、それほど深く考えたこともなく。それにしても、あれだけ、大学の仕事でご多忙なのに、こういう仕事もきっちりされるというのには頭が下がるのですよ、私には無理。ああなりたい、という同僚の方が多いのは、いい職場環境なんだろうけど、皆さんからは「上田のようになってはいけない」と思われていそうで怖いねえ。日本語の多義語研究認知言語学の視点から

  • 日本語文法総解説

    日本語文法総解説町田健研究社愛教大のときに言語学などを教えていただいた町田健先生のご著書。昨日届いたばかりで、こちらもまだざっとページをめくった程度。ただ、きっちり読もうとしたら、時間がかかりそうだわな。忘れていることも多かろうし、勉強しなおすつもりで読まないと。昔と変わらず、きっちり仕事をされているのはさすがというか。最後にお目にかかったのは、バスの中だったかな。ラテン語を教えていただいたこともあったんだけど、まあ、物覚えが悪くて。お時間を無駄に取ってしまった。日本語文法総解説

  • 日本語「起源」論の歴史と展望 : 日本語の起源はどのように論じられてきたか

    日本語「起源」論の歴史と展望:日本語の起源はどのように論じられてきたか俊樹,長田三省堂畏敬する同僚からいただいた本。いただいたのはもうずいぶん前というか、発行直後だったんだけど、まだきちんと読めてない。ごめんなさい。言い訳にもならないけど、大学院の修士課程のときに、指導教官だった浅井亨先生から、また、学部生のときの指導教官だった藤田保幸先生からも、「日本語の起源というものに手を出してはならない」というのを、なんだったかな、ゼミに入った最初のころに言われたことが結構頭の底にあって、「神代文字」とか「東日流外三郡誌」とかの古史古伝の類なら、笑って読めるんだけど、まじめに書いてあるものを読むのにはまだまだ知らないことが多くて。そう私におっしゃったお二人はすでに鬼籍にお入りになり、時代が変わったのね、と思ったりもして。...日本語「起源」論の歴史と展望:日本語の起源はどのように論じられてきたか

  • 日本語教育実践入門 日本語の分析から教材・授業の創造まで

    日本語教育実践入門:日本語の分析から教材・授業の創造まで近藤安月子東京大学出版会学部生やら公開講座で日本語教授法などを担当していて、「ああ、こういう教材を作るといいだろうなあ」と思っていたような内容のものが出てきました。まだ斜め読みですが、授業テキストにするかなあと思案中。日本語教育実践入門日本語の分析から教材・授業の創造まで

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  • こういうのが、弱り目に祟り目? 泣きっ面に蜂?

    右足首を痛めたお父ちゃん。座敷に座って立つときには、気合を入れる。ペンシルハウスを買ったもんだから、一日に何度も階段を上がり降り。なかなか堪えます。そんなある日、天気予報では夜半から雨と言っていたから安心して洗濯物を干していたら、夕方早くから降り始め、お父ちゃんは油断して作業していたものだから、気づいたときには大変な降りに。大慌てでベランダに駆け上がって洗濯物を部屋に入れなくては、と動き始めたとたん、ぷくが、朝、鞄から放り出したビニールファイルの上に立ってしまい、滑って左足首を言わせました。おまけに、ひっくり返らないようにと踏ん張ったために、股関節もおかしな感じに。洗濯ものは濡れて、部屋干しになるし、両足首は痛いし、股関節も違和感あるし。散々な目に。朝、ぎりぎりまで寝てて、「その日のことはその日にする主義」とか...こういうのが、弱り目に祟り目?泣きっ面に蜂?

  • 皿洗いも、お父ちゃんの腰ほぐしも、なんだっていいんだがな

    新型コロナワクチン接種でお父ちゃんがダウンしている間、また、お父ちゃんの大学の授業が再開し、帰りが遅くなる時、ぷくも、はるどんも、家事を手伝ってくれるのはとてもありがたい。そこは感謝しているんだがな。お父ちゃんの作業を手伝うつもりなら、もうちっと早く宣言してくれ。じーっと見つめてて、お父ちゃんの頭の中は「?」でいっぱい。挙句に、作業を始めたら、「あ」とかいうんじゃねえよ。お父ちゃんの腰をほぐすのも、立派な家事だが、やる気はなさそう皿洗いも、お父ちゃんの腰ほぐしも、なんだっていいんだがな

  • そこにお前の場所なんかない。

    気持ちはわかる。家に帰って、荷物を玄関において、手洗い、うがい。場合によってはシャワーを浴びる。さっぱり、すっきりしたら、そのまま身軽に2階に上がりたいよな。で、ジュースを飲んだりして一息つく。気持ちはわかる。だがな、自分の荷物は自分の部屋に持って行け。個室を与えてあるはずだ。持って行け、と小言を言うと、事情を説明するよな、よくわかるよ。ただな、「帰ってさ、鞄を玄関の自分の所に置くじゃない?」とはどういうことか。玄関にお前の所なんかないんだがな。そこにお前の場所なんかない。

  • 解剖学

    はるどん、前期の山は「解剖学」だったか?まあ、な、骨の名前やらなにやら必死に覚えてたもんな。美術系だと重要なのね。そういえば、と思い出す話。中学校1年の時だったかな、人物画を書くという美術の授業のとき、先生が「服があると描きにくいだろうけど、その下にある体のラインを意識して」みたいな話をされたのだ。ませた男子生徒の一部が、「先生、ヌードなら描きやすいと思います」と提案。美術の先生は非常にまじめな顔で、「確かに、ヌードを描くというのは重要だ」と受け止め、しばらくして、「肉も邪魔だからな、まず、骨格の絵を描くところから始めるか」と美術準備室に入っていかれた。結局、骨格を描くこともなく、淡々と友達の絵を描いたんだけど、まあ、荒れてた時代だったし、とあの時からしばらくは思ってたのよね。大学に入ったころ、骨格から、という...解剖学

  • ナフタリンと樟脳と晩御飯

    古書で入手した卒業アルバムに、学校の先生のあだ名が書き込まれていて、校長先生のあだ名が「ナフタリン」。晩御飯のときにその話をしたら、お母ちゃんが、「きっと、月一回の教育勅語奉読の時にしか着ない礼服がナフタリン臭かったに違いない」という。で、大学生のはるどんと受験生のぷくに教育勅語の話やら御真影の話やら。ナフタリンの話から、ぷくが高校で習ったと言って化学式の話をする。で、防虫効果があって、という話から樟脳の話に。日本の台湾植民地経営の大きな柱の一つが樟脳。防虫剤のほか、当時、盛んにつくられていたセルロイドの材料にもなったという話。はるどんもぷくも、スマホでセルロイドを調べてる。はるどんが読んでいた記事に、台湾で樟脳を扱っていたのが「鈴木商店」だという事がわかる。鈴木商店の話から、昭和恐慌の話に広がりそうになったと...ナフタリンと樟脳と晩御飯

  • 『患者さまは外国人 無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌』

    患者さまは外国人無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌山本ルミCCCメディアハウスこれ、地域在住外国人の支援に当たる人たちは読んでおくと色々な気付きがあります。宗教的なハードルがある患者さんと医師とのかかわり、血液型の表示方式が違う地域の話などはもちろんですが、日本の医療制度と外国人の関わり方も見えてきます。また、実話に基づいていますから、「無国籍」である医師の背景なども、歴史を学ぶ一人としてとても興味深い状況です。満州国からの留学生って、この医師の方だけじゃなかったはずなんですが、他の人たちはどうしているのか、などなど、興味は尽きません。『患者さまは外国人無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌』

  • キリスト教とシャーマニズム ──なぜ韓国にはクリスチャンが多いのか

    キリスト教とシャーマニズム──なぜ韓国にはクリスチャンが多いのか(ちくま新書)崔吉城筑摩書房恩師のご著書です。多くの成果を出していらっしゃるのですが、出来の悪い弟子で、なかなか読むのが追い付きません。少しずつ読ませていただこうと思っています。おいくつになっても、世に問う、という姿は後進の支えになり、自分もこうありたいと思う目標でもあります。キリスト教とシャーマニズム──なぜ韓国にはクリスチャンが多いのか

  • コロナワクチン

    コロナワクチン。一回目の接種は、8月20日金曜日。かかりつけ医で。ファイザー。二回目の接種は、9月10日金曜日。かかりつけ医で。ファイザー。トップの体温変化は、時間は気が付いたとき、なので等間隔の変化ではないのが要注意なんですが、体温の高下はこんなでした。参考までに。1回目は何ともなかった、と思うんですが、2回目はやはり発熱。ただ、他の方が書いているような激しい悪寒であるとか、アイスやゼリーしか口にできなかった、とかいう症状はなく、いつも以上の食欲で、おいしくご飯を頂いていました。私の場合は、体温が下がりきらない。下がったか、と思ったらまたひょいと37.5度辺りまで上がってしまうというのが続いて、出かける踏ん切りがつかなかったんですよね。でも、まあ、9月14日火曜日、大学に出てきました。大学に出てきた、という事...コロナワクチン

  • 知識とは偉大なもの。その知識を持っていない人にどう伝えるのかが、実はとても重要

    ぷくとニュースを見ていた時、「工場で、ある薬品が漏れた」というニュース。お父ちゃんは、大変だ、と口走ったんだけど、ぷくは、「あの物質は、時間がたてば分解するから、実はそれほど怖くない」という。その後、化学物質の話を少ししてくれた。すまんな、父はBGMのように聞いていただけだ。「時間がたてば分解するから」という知識を持っている人間は騒がないんだよな。騒いでも、冷静さが残っていて、対応がきちんとできる。「時間がたてば分解するから」という知識がない人は、お父ちゃんと一緒で「大変だ、どうしよう!」って騒ぎ立てて、解決策を提示されても理屈がわからずやっぱり右往左往するだろうな。知識があるという事は、ものごとをきちんと理解できるという事で、まあ、ぷくはいい先生に教えていただいて、いいことだ。ただな、あんたが社会に出た時にな...知識とは偉大なもの。その知識を持っていない人にどう伝えるのかが、実はとても重要

  • きっと見えている世界が違う

    ぷくの模試の結果の一部。お父ちゃんは、高校時代、数学が足を引っ張って引っ張って、0点を取ったこともあれば、共通一次では放物線の軸をプラスとマイナスとを聞間違えて大問をまるまる落とし、平均点にならなかった数学。自分の息子が数学が好きでこんな成績を取ってくるなんて夢にも思わなかった。お父ちゃんとな、きっと見えている世界が違うんだよ。楽しく生きていってくれ。18歳、おめでとう。きっと見えている世界が違う

  • 私らしく暮らすための日本語ワークブック

    生活者としての外国人向け私らしく暮らすための日本語ワークブック深江新太郎アルク地域日本語教育、という視点では外せないよなあという内容が盛り込まれています。対訳もあり、指導者用のマニュアルもあります。ただ何というか、これが読めるレベルなら、あらかた問題が解決しているような気がしないでもない。指導者側が何を取り扱うか、どう取り扱うかという事を整理するにはとてもいいものだと思います。ゼミ生に見せてみようかな。思いもよらない視点が盛り込まれていることに驚くかもしれない。私らしく暮らすための日本語ワークブック

  • 外国人の子ども白書

    外国人の子ども白書──権利・貧困・教育・文化・国籍と共生の視点から荒牧重人明石書店来年度初開講の授業準備の一環で読んだ本。要点がまとめられていて、資料も盛り込まれていて、いい本でした。テキストにしようかしら。読んで改めて思うのは、在住外国人の問題は、役所や学校といった公的機関の対応ではとてもとても解決できなくて、どれだけ地域の、外国人の隣人となる人たちの関わり方、理解の仕方に負っているのかという事。これもバランスが難しいことは確か。役所や学校が、地域の人たちの関わろうという気持ちを拒絶したり、阻害したりすることがあれば、たちまち行き詰まってしまうし、かといって、役所や学校が地域の人たちに丸投げしたところで何も解決しないわけ。このバランス感がうまくとれているのであれば、問題解決ももう少し、と思えるんだけど、まあ、...外国人の子ども白書

  • 新 多文化共生の学校づくり 横浜市の挑戦

    新多文化共生の学校づくり――横浜市の挑戦山脇啓造明石書店いろんなことを考えるネタをいただいた。愛知県や名古屋市でもそうだけど、母語支援のスタッフの皆さんの活躍は素晴らしいのだけれども、母語支援のスタッフさんがコミュニケーションをとれなくなってしまう程度の母語能力の子どもたちもいる状況で、さて、何ができるのか、ということ。僕は教員研修の中では、子どもたちの母語を使わない、直接法での日本語指導についてお話しし、おすすめもしている。でもその一方で、母語から学校にいる時間いっぱい切り離されてしまう子供たちのストレス、不安というものについてあまり意識を向けていなかったような気がする。横浜の事例は、テレビで取り上げられたりしたときにも思ったけど、積極的な母語の使用に特徴があるように思った。語弊があるか、積極的な母語と日本語...新多文化共生の学校づくり横浜市の挑戦

  • 「発達障害」とされる外国人の子どもたち

    「発達障害」とされる外国人の子どもたち――フィリピンから来日したきょうだいをめぐる、10人の大人たち...金春喜明石書店外国にルーツを持つ子どもたちの支援をしていると、この問いにはしばしば、たびたび、頻繁に出くわす。思考を支える言語の発達を阻害されてしまっていたら、表面的には発達障害ではないか、という疑問がわいてくるのも仕方がないことだと思っている。で、だ。「発達障害である」ことがわかったら、学校現場の先生はどうするつもりなのだろうか。日本語や教科指導について、現状でもいっぱいいっぱいになっていらっしゃる状況下で、さらに一歩進んで、指導方法を検討されるのだろうか。大学教員であるということで、学校現場の先生方に何が提供できるのか、ふと、レッテル貼りをしているだけではないか、と思うことがある。レッテルを貼って、その...「発達障害」とされる外国人の子どもたち

  • 読み直し。

    マルチリンガル教育への招待―言語資源としての外国人・日本人年少者和子,中島ひつじ書房読み直し。どんな本でも、一回じゃあどうしようもないな。何度も読む。読むたびに発見がある。読み直し。

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