Youtubeに動画を挙げてみた。「日本語教育史事始め」プロローグhttps://youtu.be/ydjPwWMucq4第1回https://youtu.be/dCBDC2hr5Aoさて、続くかねえ。Youtubeに載せてみた
南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。 ホームページ⇒https://koyangyi.wixsite.com/uedalabo
4技能でひろがる中級日本語カルテットI安井朱美ジャパンタイムズこちら三刷。Ⅱもあり、ワークブックも準備されています。別冊は本冊に綴じられており、漢字のテキストになっています。徳島大学で教えていた時に、中級の教科書、困ったのよね。結局、文化中級を使ったんだったっけな。日韓共同理工系コース。漢字のテキストは、なんだったかなあ。ああ、そうそう、2年目は「Jブリッジ」だった。今、もう一度あのコースを担当するなら、間違いなくこれだろうな。南山大学をご退職された坂本先生が監修されているテキスト。中級の教科書として使ってみたいなあ、面白い授業が作れそうだ。QUARTET4技能でひろがる中級日本語カルテット1
CD付きマンガでマスター!ステップアップ!日本語会話CotoJapaneseAcademyナツメ社マンガというのは、コマ割りというか、読み進めていくのにコツがあって、どう流れていくのかを終えない人たちがいるという事を聞いたことがあって、基本的には、僕が教材にするマンガは、「はるどん四コマ」のように、一方向に読み進められるものが多いんだけども、こちらは、普通の漫画形式で出ています。国際交流基金の「アニメ・漫画の日本語」などで取り上げられているマンガも、まあ、普通の漫画形式だわな。大学生活が基本に描かれており、部活サークルや友達との旅行、お見舞いなどの話題があっていいね。まさにステップアップだな、この段階まで引き上げるのが大変なのだけれども、基本がきちんとできていて、あとは「上手に聞こえる」訓練というときにはいいと...マンガでマスターステップアップ日本語会話
ゲンバの日本語 応用編 働く外国人のための日本語コミュニケーション
ゲンバの日本語応用編働く外国人のための日本語コミュニケーション一般財団法人海外産業人材育成協会スリーエーネットワークゲンバの日本語応用編働く外国人のための日本語コミュニケーション
ゲンバの日本語 基礎編 働く外国人のための日本語コミュニケーション
ゲンバの日本語基礎編働く外国人のための日本語コミュニケーション一般財団法人海外産業人材育成協会スリーエーネットワーク各課の冒頭に、多言語でのCANDOが示されているので、学習者も目標を把握しやすいだろうなあと思った。また、みんなの日本語でレベルがわかるように書かれているから、みんなの日本語での指導になれている先生方は使いやすいんじゃないかな。また、僕の授業のスタイルに近い構成になっていて、思わず、著者リストを確認してしまったのでした。ゲンバの日本語基礎編働く外国人のための日本語コミュニケーション
中級日本語文法を教えるためのアイデア集岡本智美ココ出版日本語教育文法(中級)を担当していることもあって、手元に置いている本。初級同様に、重要なのは、扱う項目の分析なんだよなあ。そこがしっかりできてさえいれば、どうやってそれを教えるのかが見えてくる。適当なことをやっていると、授業が崩壊する。今期の中級文法も、分析の部分をしっかり扱うか。中級日本語文法を教えるためのアイデア集
日本語教育のミカタ―対話で具体的に学ぶ新しい教科書―(第2版)荒川洋平凡人社第二刷が出たのね。授業で使えるかと思って買ったんだけど、独学できる体で作ってある、と考えていいのかな。指定図書にして、受講する学生さんにこちらも見てね、とするかな。むぅ、と思いつつそのままになってます。日本語教育のミカタ
どう教える?日本語教育「読解・会話・作文・聴解」の授業(日本語教師ハンドブック)望月雅美アルク非常勤先の模擬授業をやる方の授業で扱えるといいんだけどな。受講する学生さんの人数にもよるし、なんか、オンラインだし。緊急事態宣言が解除されるから、対面にすぐ戻るのかな。日本語教育「読解・会話・作文・聴解」の授業
日本語文法ブラッシュアップトレーニングーーこれで、もうまちがえない!仲山淳子アルク今、僕の授業を取っているレベルの学生にピッタリかと思いつつ手に取った本。頭では多分理解しているんだろうけど、普通に話をしていたら、ここに取り上げられているミスは結構出てくる。会話の流れを重視して、その場で止めたりはしないんだけど、あとから伝えることもあるから、少しこういうものも手元にあっていいかなと。N3以上という事にはなってるけどね、定着しているかどうか、という観点で見るとと、上のレベルでも抜けは結構あって。日本語文法ブラッシュアップトレーニング
日本がわかる、日本語がわかる ベストセラーの書評エッセイ24
上級日本語教材日本がわかる、日本語がわかる―ベストセラーの書評エッセイ24―田中祐輔凡人社これは初版から時間が少し経ってしまいました。正直なところ、これが読めるレベルの留学生や学習者の日本語の授業を担当することがほとんどないので、実際、上級のテキストはほとんど持っていないんですよね。だから、上級の授業は、自分でもあまり自信がない。ゼロ初級の方がずいぶん気が楽。まあ、そんなこと言ってても始まらないんだけど。存じ上げている田中先生が編著という事で、買ってみました。本冊の解説も、解答も丁寧に作られていて、レベルがあれば使ってみたいなと思う教科書でした。日本がわかる、日本語がわかるベストセラーの書評エッセイ24
アクセス日本語 日本で働き生活する人のための初級日本語テキスト
【音声DL付】アクセス日本語~日本で働き、生活する人のための初級日本語テキスト藤田百子アルク生活者のための日本語テキストという事で購入した一冊。個人的には、学習者の不安を取り除く、という事を前面に押し出した教材がいいなあと思っていることもあって、病気やけがについての扱いがほとんどないのが残念かな。自分の国から持ち込んだ薬で我慢していたり、病院に行っても立ち往生するという事も、何度か聞いたことがあるだけに。通訳などをしてくれる知り合いがいるのはいいかもしれないけど、たとえ親友でも知られたくないこともあるだろうしなあ。教師用指導書がついていて、初めて教える人であっても扱いやすい教科書かと思いますが、多少は教壇経験がある方と一緒にするのがいいと思います。「板書して確認」とかあっても、何をするのかよくわかんない、という...アクセス日本語日本で働き生活する人のための初級日本語テキスト
[例解]日本語の多義語研究—認知言語学の視点から籾山洋介大修館書店日本文化学科の学科長、籾山先生のご著書。直接いただきました。ありがとうございます。「例解」と書いてあるだけあって、例がふんだんにあるのは読む側としてイメージがしやすくてありがたいです。多義語なのか、同音異義語なのか、というのは、確か、学部の4年生の時に授業で扱われたことがあったなあと思いつつ、それほど深く考えたこともなく。それにしても、あれだけ、大学の仕事でご多忙なのに、こういう仕事もきっちりされるというのには頭が下がるのですよ、私には無理。ああなりたい、という同僚の方が多いのは、いい職場環境なんだろうけど、皆さんからは「上田のようになってはいけない」と思われていそうで怖いねえ。日本語の多義語研究認知言語学の視点から
日本語文法総解説町田健研究社愛教大のときに言語学などを教えていただいた町田健先生のご著書。昨日届いたばかりで、こちらもまだざっとページをめくった程度。ただ、きっちり読もうとしたら、時間がかかりそうだわな。忘れていることも多かろうし、勉強しなおすつもりで読まないと。昔と変わらず、きっちり仕事をされているのはさすがというか。最後にお目にかかったのは、バスの中だったかな。ラテン語を教えていただいたこともあったんだけど、まあ、物覚えが悪くて。お時間を無駄に取ってしまった。日本語文法総解説
日本語「起源」論の歴史と展望 : 日本語の起源はどのように論じられてきたか
日本語「起源」論の歴史と展望:日本語の起源はどのように論じられてきたか俊樹,長田三省堂畏敬する同僚からいただいた本。いただいたのはもうずいぶん前というか、発行直後だったんだけど、まだきちんと読めてない。ごめんなさい。言い訳にもならないけど、大学院の修士課程のときに、指導教官だった浅井亨先生から、また、学部生のときの指導教官だった藤田保幸先生からも、「日本語の起源というものに手を出してはならない」というのを、なんだったかな、ゼミに入った最初のころに言われたことが結構頭の底にあって、「神代文字」とか「東日流外三郡誌」とかの古史古伝の類なら、笑って読めるんだけど、まじめに書いてあるものを読むのにはまだまだ知らないことが多くて。そう私におっしゃったお二人はすでに鬼籍にお入りになり、時代が変わったのね、と思ったりもして。...日本語「起源」論の歴史と展望:日本語の起源はどのように論じられてきたか
日本語教育実践入門:日本語の分析から教材・授業の創造まで近藤安月子東京大学出版会学部生やら公開講座で日本語教授法などを担当していて、「ああ、こういう教材を作るといいだろうなあ」と思っていたような内容のものが出てきました。まだ斜め読みですが、授業テキストにするかなあと思案中。日本語教育実践入門日本語の分析から教材・授業の創造まで
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右足首を痛めたお父ちゃん。座敷に座って立つときには、気合を入れる。ペンシルハウスを買ったもんだから、一日に何度も階段を上がり降り。なかなか堪えます。そんなある日、天気予報では夜半から雨と言っていたから安心して洗濯物を干していたら、夕方早くから降り始め、お父ちゃんは油断して作業していたものだから、気づいたときには大変な降りに。大慌てでベランダに駆け上がって洗濯物を部屋に入れなくては、と動き始めたとたん、ぷくが、朝、鞄から放り出したビニールファイルの上に立ってしまい、滑って左足首を言わせました。おまけに、ひっくり返らないようにと踏ん張ったために、股関節もおかしな感じに。洗濯ものは濡れて、部屋干しになるし、両足首は痛いし、股関節も違和感あるし。散々な目に。朝、ぎりぎりまで寝てて、「その日のことはその日にする主義」とか...こういうのが、弱り目に祟り目?泣きっ面に蜂?
新型コロナワクチン接種でお父ちゃんがダウンしている間、また、お父ちゃんの大学の授業が再開し、帰りが遅くなる時、ぷくも、はるどんも、家事を手伝ってくれるのはとてもありがたい。そこは感謝しているんだがな。お父ちゃんの作業を手伝うつもりなら、もうちっと早く宣言してくれ。じーっと見つめてて、お父ちゃんの頭の中は「?」でいっぱい。挙句に、作業を始めたら、「あ」とかいうんじゃねえよ。お父ちゃんの腰をほぐすのも、立派な家事だが、やる気はなさそう皿洗いも、お父ちゃんの腰ほぐしも、なんだっていいんだがな
気持ちはわかる。家に帰って、荷物を玄関において、手洗い、うがい。場合によってはシャワーを浴びる。さっぱり、すっきりしたら、そのまま身軽に2階に上がりたいよな。で、ジュースを飲んだりして一息つく。気持ちはわかる。だがな、自分の荷物は自分の部屋に持って行け。個室を与えてあるはずだ。持って行け、と小言を言うと、事情を説明するよな、よくわかるよ。ただな、「帰ってさ、鞄を玄関の自分の所に置くじゃない?」とはどういうことか。玄関にお前の所なんかないんだがな。そこにお前の場所なんかない。
はるどん、前期の山は「解剖学」だったか?まあ、な、骨の名前やらなにやら必死に覚えてたもんな。美術系だと重要なのね。そういえば、と思い出す話。中学校1年の時だったかな、人物画を書くという美術の授業のとき、先生が「服があると描きにくいだろうけど、その下にある体のラインを意識して」みたいな話をされたのだ。ませた男子生徒の一部が、「先生、ヌードなら描きやすいと思います」と提案。美術の先生は非常にまじめな顔で、「確かに、ヌードを描くというのは重要だ」と受け止め、しばらくして、「肉も邪魔だからな、まず、骨格の絵を描くところから始めるか」と美術準備室に入っていかれた。結局、骨格を描くこともなく、淡々と友達の絵を描いたんだけど、まあ、荒れてた時代だったし、とあの時からしばらくは思ってたのよね。大学に入ったころ、骨格から、という...解剖学
古書で入手した卒業アルバムに、学校の先生のあだ名が書き込まれていて、校長先生のあだ名が「ナフタリン」。晩御飯のときにその話をしたら、お母ちゃんが、「きっと、月一回の教育勅語奉読の時にしか着ない礼服がナフタリン臭かったに違いない」という。で、大学生のはるどんと受験生のぷくに教育勅語の話やら御真影の話やら。ナフタリンの話から、ぷくが高校で習ったと言って化学式の話をする。で、防虫効果があって、という話から樟脳の話に。日本の台湾植民地経営の大きな柱の一つが樟脳。防虫剤のほか、当時、盛んにつくられていたセルロイドの材料にもなったという話。はるどんもぷくも、スマホでセルロイドを調べてる。はるどんが読んでいた記事に、台湾で樟脳を扱っていたのが「鈴木商店」だという事がわかる。鈴木商店の話から、昭和恐慌の話に広がりそうになったと...ナフタリンと樟脳と晩御飯
『患者さまは外国人 無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌』
患者さまは外国人無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌山本ルミCCCメディアハウスこれ、地域在住外国人の支援に当たる人たちは読んでおくと色々な気付きがあります。宗教的なハードルがある患者さんと医師とのかかわり、血液型の表示方式が違う地域の話などはもちろんですが、日本の医療制度と外国人の関わり方も見えてきます。また、実話に基づいていますから、「無国籍」である医師の背景なども、歴史を学ぶ一人としてとても興味深い状況です。満州国からの留学生って、この医師の方だけじゃなかったはずなんですが、他の人たちはどうしているのか、などなど、興味は尽きません。『患者さまは外国人無国籍ドクターと空飛ぶナースのドタバタ診療日誌』
キリスト教とシャーマニズム ──なぜ韓国にはクリスチャンが多いのか
キリスト教とシャーマニズム──なぜ韓国にはクリスチャンが多いのか(ちくま新書)崔吉城筑摩書房恩師のご著書です。多くの成果を出していらっしゃるのですが、出来の悪い弟子で、なかなか読むのが追い付きません。少しずつ読ませていただこうと思っています。おいくつになっても、世に問う、という姿は後進の支えになり、自分もこうありたいと思う目標でもあります。キリスト教とシャーマニズム──なぜ韓国にはクリスチャンが多いのか
コロナワクチン。一回目の接種は、8月20日金曜日。かかりつけ医で。ファイザー。二回目の接種は、9月10日金曜日。かかりつけ医で。ファイザー。トップの体温変化は、時間は気が付いたとき、なので等間隔の変化ではないのが要注意なんですが、体温の高下はこんなでした。参考までに。1回目は何ともなかった、と思うんですが、2回目はやはり発熱。ただ、他の方が書いているような激しい悪寒であるとか、アイスやゼリーしか口にできなかった、とかいう症状はなく、いつも以上の食欲で、おいしくご飯を頂いていました。私の場合は、体温が下がりきらない。下がったか、と思ったらまたひょいと37.5度辺りまで上がってしまうというのが続いて、出かける踏ん切りがつかなかったんですよね。でも、まあ、9月14日火曜日、大学に出てきました。大学に出てきた、という事...コロナワクチン
知識とは偉大なもの。その知識を持っていない人にどう伝えるのかが、実はとても重要
ぷくとニュースを見ていた時、「工場で、ある薬品が漏れた」というニュース。お父ちゃんは、大変だ、と口走ったんだけど、ぷくは、「あの物質は、時間がたてば分解するから、実はそれほど怖くない」という。その後、化学物質の話を少ししてくれた。すまんな、父はBGMのように聞いていただけだ。「時間がたてば分解するから」という知識を持っている人間は騒がないんだよな。騒いでも、冷静さが残っていて、対応がきちんとできる。「時間がたてば分解するから」という知識がない人は、お父ちゃんと一緒で「大変だ、どうしよう!」って騒ぎ立てて、解決策を提示されても理屈がわからずやっぱり右往左往するだろうな。知識があるという事は、ものごとをきちんと理解できるという事で、まあ、ぷくはいい先生に教えていただいて、いいことだ。ただな、あんたが社会に出た時にな...知識とは偉大なもの。その知識を持っていない人にどう伝えるのかが、実はとても重要
ぷくの模試の結果の一部。お父ちゃんは、高校時代、数学が足を引っ張って引っ張って、0点を取ったこともあれば、共通一次では放物線の軸をプラスとマイナスとを聞間違えて大問をまるまる落とし、平均点にならなかった数学。自分の息子が数学が好きでこんな成績を取ってくるなんて夢にも思わなかった。お父ちゃんとな、きっと見えている世界が違うんだよ。楽しく生きていってくれ。18歳、おめでとう。きっと見えている世界が違う
生活者としての外国人向け私らしく暮らすための日本語ワークブック深江新太郎アルク地域日本語教育、という視点では外せないよなあという内容が盛り込まれています。対訳もあり、指導者用のマニュアルもあります。ただ何というか、これが読めるレベルなら、あらかた問題が解決しているような気がしないでもない。指導者側が何を取り扱うか、どう取り扱うかという事を整理するにはとてもいいものだと思います。ゼミ生に見せてみようかな。思いもよらない視点が盛り込まれていることに驚くかもしれない。私らしく暮らすための日本語ワークブック
外国人の子ども白書──権利・貧困・教育・文化・国籍と共生の視点から荒牧重人明石書店来年度初開講の授業準備の一環で読んだ本。要点がまとめられていて、資料も盛り込まれていて、いい本でした。テキストにしようかしら。読んで改めて思うのは、在住外国人の問題は、役所や学校といった公的機関の対応ではとてもとても解決できなくて、どれだけ地域の、外国人の隣人となる人たちの関わり方、理解の仕方に負っているのかという事。これもバランスが難しいことは確か。役所や学校が、地域の人たちの関わろうという気持ちを拒絶したり、阻害したりすることがあれば、たちまち行き詰まってしまうし、かといって、役所や学校が地域の人たちに丸投げしたところで何も解決しないわけ。このバランス感がうまくとれているのであれば、問題解決ももう少し、と思えるんだけど、まあ、...外国人の子ども白書
新多文化共生の学校づくり――横浜市の挑戦山脇啓造明石書店いろんなことを考えるネタをいただいた。愛知県や名古屋市でもそうだけど、母語支援のスタッフの皆さんの活躍は素晴らしいのだけれども、母語支援のスタッフさんがコミュニケーションをとれなくなってしまう程度の母語能力の子どもたちもいる状況で、さて、何ができるのか、ということ。僕は教員研修の中では、子どもたちの母語を使わない、直接法での日本語指導についてお話しし、おすすめもしている。でもその一方で、母語から学校にいる時間いっぱい切り離されてしまう子供たちのストレス、不安というものについてあまり意識を向けていなかったような気がする。横浜の事例は、テレビで取り上げられたりしたときにも思ったけど、積極的な母語の使用に特徴があるように思った。語弊があるか、積極的な母語と日本語...新多文化共生の学校づくり横浜市の挑戦
「発達障害」とされる外国人の子どもたち――フィリピンから来日したきょうだいをめぐる、10人の大人たち...金春喜明石書店外国にルーツを持つ子どもたちの支援をしていると、この問いにはしばしば、たびたび、頻繁に出くわす。思考を支える言語の発達を阻害されてしまっていたら、表面的には発達障害ではないか、という疑問がわいてくるのも仕方がないことだと思っている。で、だ。「発達障害である」ことがわかったら、学校現場の先生はどうするつもりなのだろうか。日本語や教科指導について、現状でもいっぱいいっぱいになっていらっしゃる状況下で、さらに一歩進んで、指導方法を検討されるのだろうか。大学教員であるということで、学校現場の先生方に何が提供できるのか、ふと、レッテル貼りをしているだけではないか、と思うことがある。レッテルを貼って、その...「発達障害」とされる外国人の子どもたち
マルチリンガル教育への招待―言語資源としての外国人・日本人年少者和子,中島ひつじ書房読み直し。どんな本でも、一回じゃあどうしようもないな。何度も読む。読むたびに発見がある。読み直し。
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Youtubeに動画を挙げてみた。「日本語教育史事始め」プロローグhttps://youtu.be/ydjPwWMucq4第1回https://youtu.be/dCBDC2hr5Aoさて、続くかねえ。Youtubeに載せてみた
いろんなことが同時並行中。文化庁事業そのものの初回の会議の設定をと思って準備しているんだけど、承諾書やら委嘱状やらが必要かということの確認が先だよな、となってまた後戻り。そうこうしているうちにもう師走。日本語教員養成課程の審査の書類2件文化庁に報告する日本語教育関連の書類この事業の案件、なんか、「日本語教育」とくくれば一つなんだけど、その一つ一つ、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、お願いしたり、尋ねたり。で、会議を迅速にするには、ポイントを絞った話し合いが重要なので、そのための資料作りも進める。昨日は、ホームページ構築のご相談で業者の方に来ていただいた。こちらは、たたき台を構築してくださるのに2週間くらいかかるとのこと。先週中に済ませたかったもろもろがすんでないから、今週中には何とか。文化庁事業のHPの相談
文化庁の拠点事業に採択していただき、契約も終わったということで、予算の執行ができる状態になりました。事務の方の新採用の面接に出かけ、いい方においでいただけるのではないか、と思っています。お声かけした皆様、一ヶ月遅れましたが、ようやく色々と調整、お願いすることになります。そのための資料、一ヶ月もあったのに、遅々として進んでおらず、ご迷惑をおかけしそうでなりません。とりあえず、初めての顔合わせの日程、本当は対面を希望しているのですが、色々な業種の方がおいでなので、とりあえずは、ZOOMか、と。そして、研修テーマを考え、部会を立ち上げ、シンポジウムをする。勉強会も行う。当面、これらを日程や講師の決定を含め大急ぎで。大学そのものは、入試シーズンにつっこんでいきますし、私も、なんでか学科長とやらのお仕事をいただいて...正念場、か。
あっという間に連休も終わり、5月も半ばに。最後の投稿が、卒業した学生さんたちとの2月の打ち上げでした。もう3か月過ぎました。4月の終わりに、卒業生の皆さんにメッセージを送りました。ほぼ全員から反応があったのですが、反応がない数名が気がかり。忙しくしているだけならいいんですが、新しい環境になじめていないのではないか、とかね。さて、4月1日に学科長の事例をいただき、とりあえず2年の任期を務めることになりました。こういうのは全く向いてないので、会議のたびにへこむことばかり。幸い、同僚の先生方がいつもいい感じでフォローしてくださるのですが、申し訳ないことばかり。ぼちぼちやっていきます。とは言えないほどの仕事。いや、どういえばいいかな、多分、前職の方が絶対量は多かったのよ。土日返上でやらないと仕事が回らなかったんだ...久しぶりに投稿
口頭試問後、学生さんが食事会を設定してくれた。この学年、16名なんだけど、一人休学中で、15名が卒論を提出した。コロナで、事情があってオンラインでゼミ参加していた人もいたことから、このメンバーが一度にそろうのは、実は初めて。ゼミの集合写真でも、コロナの濃厚接触やらでみんな揃うことはなかった。なので、貴重な写真。おそらく、全員そろっての食事はこれが最初で最後。卒業式の日に、また全員がそろうかな。難しいかな。この日、一人のゼミ生から、「上田ゼミでよかった」と言ってもらえました。うれしかったよ。面はゆいので、FACEBOOKではなくて、こちらで。卒論口頭試問後の飲み会
2023年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。なんか、気ぜわしい一年になりそうです。多くの方に助けていただくことを前提に動いていきます。本年もよろしくお願いいたします
常に、クスッと笑えるような前向きな気持ちでいたいと思いつつ、なかなかにそれは難しくて。どんなときにも楽しめる気持ちをもっていたいもの
今日の投稿は、FACEBOOKにはリンクさせません。8月上旬からなんやかやと心配事があったのですが、今日あたりに一つの区切りがつくかと思っていました。が、やはり、何事も神様の思うところ、いったん延期になりました。お電話を二度いただき、ちと、気持ちが落ち着かず、最初は体が自分のものではないような気分になっていたので、今日は車の運転はしないで、家にあるものを食べたり、最寄りのコンビニに歩いて行ったり。家の中を行ったり来たり、座ったり立ったり。横になったり起きたり。この日のことが、思い出話になるようであればいいんだけども。心配やら不安やら
先週火曜日に壊れた洗濯機。一週間待って新しいのが来ました。早速洗ってます。前のよりちょっと小さいので、たまった今日は二回に分けて。終わったらシャワーを浴びて、浴室乾燥にかけて免許の更新に行きます。洗濯機が届いた
「多文化共生と教育」、2回の予定で避難所運営ゲームをやることにしました。まあ、準備がな、大変でな。それはこちら側の事情なので、置いといて、学生さんたちの反応。外国人「も」避難して来る避難所。これまでの授業で、日本語が十分ではない外国人への情報伝達を学校現場の様子や教科書のリライト、それから実際の災害時にどんな困りごとが起こったかを紹介してきた。学生さんたちのコメントは、非常に穏当なもので、「普段から外国人との交流を進めるべき」というような模範的なものが多かった。でも、具体的に何をするのか、どんな配慮をするのか、に踏み込んだ意見は少なかったのね。まあ、まだ他人事だ。せっかく、言葉は悪いが、無責任に理想が語れる段階なんだから、いっぱいそういうのが聞きたいなあと思ってのゲーム。初回は、なんか孤立してるな、と思っ...避難所運営ゲーム第一日目
日本語指導を必要とする児童生徒指導法講座、今日は、その第2回目となる対面での研修に伺いました。2回目は、午前の部と午後のぶとに分かれてそれぞれ別の先生方が参加される対面形式で、いろんな活動もできていたのですが、コロナ以降、オンラインということもあって、できなかったことがありました。今日は、密を避けるということで、講堂という広い場所での研修だったので、日本語を日本語だけで教えるという体験をしていただくことはやはり難しかったので、冒頭の7分程度を韓国語で進めるというものを差し込みました。韓国語でミャンマーの算数教科書の解説を聞くという活動でした。韓国語で話している間、知らない言語で話す講師、知らない言語で進められるパワポのスライドにどんなストレスを感じるか、ということを体験していただくのと、ミャンマーの算数の...名古屋市の研修に行ってきました
父の日。冒頭の写真は、お母ちゃんからもらったセンス。名前を入れてもらいました。黒檀で、長く使えると思ってお願いしました。ハルドンからはバスボム。おしゃれ。もう一つ使いました。温もったよー。晩御飯にはお寿司をとってもらい、ハルドンが出かけて買ってきてくれたケーキをいただきました。幸せな時間でした。来年もこんな時間が作れるように頑張ります。いつもありがとう。家族には感謝しかありません。父の日
今年度も、外国にルーツを持つ子供たちに対する日本語指導をテーマに、教員研修の講師のご依頼をいただき、務めさせていただくことにしました。名古屋市の方は、すでに作成した動画コンテンツが公開されています。7月に対面で伺い、11月に対面で伺う3回です。愛知県の方は、10月に2回、伺う予定です。これに加えて、名古屋市の方のお仕事を一つ、愛知県のお仕事を一つ、お引き受けしました。コロナ以前、南山大学に移ってから、学校現場を覗く機会がほとんどなく、自分の中で時間が止まってしまっているので、自分でも勉強しないとと思うのですが、研修を受けてくださる先生方が毎回、ほぼ総入れ替えの状態なので、基本となる部分はそうはいってもきっちり押さえておいた方がいいよなあと毎回、お話しする内容を考えています。一年無駄に過ごせば、子供は1学年...先生方に対する研修
しばらくぶりの投稿なので、いろいろご報告。4月、ハルどんは無事に大学3年生。この後どんなキャリアを積んでいくのか。自動車の免許は無事に一発で取得できました。保険の切り替えをして、5月からうちの車が運転できるようにしました。まだ1度しか運転していません。プクも大学生活を無事にスタート。入試の英語の成績が変に良かったため、クラス分けの結果、帰国子女だらけのクラスになっています。どうなることか。また、そのこともあって第二外国語はインセンティブの集中講習タイプのクラスが取れるということで、毎日ドイツ語の授業があるようです。本人は、連続しているから身につくと喜んでおりました。情報関係の授業も希望のものが取れたそうです。彼のハンディのこともあって、体育や、彼に必要なものの準備や処理について、担当のスタッフの方に話に行ったそ...しばらくぶりの投稿なので
3月26日から3泊4日の日程でお母ちゃんと行きました。お母ちゃんの体調が心配で、出発するまで新幹線の予約を入れませんでした。でも、ぷくの一人暮らしのスタート、立ち合いたいよね。土曜日、日曜日、月曜日、火曜日という日程。役所関係は月曜日でないといけないので、月曜日の宿泊まで入れたのね。荷物は、引っ越し業者さんではなく、家からはゆうパックを利用、家電類はアマゾンさんなどからの直送で手配。アマゾンさんなどからの直送、手違いで名古屋の自宅に届くようにしていたものだから、大慌てで配送先を替えてもらいました。ただ、その手続きがね。配送先の変更ができなくて、「キャンセル」⇒「キャンセル理由:配送先の変更」という流れなものだから、まあ、実に多くのものをお母ちゃんはキャンセルして再発注。その数が多かったからなのか、「ワケアリ」と...ぷく、引っ越しの記録
大学受験。こちらは読む人が少ないと思いつつ、大学入学共通テストの結果のみで合否判定が出る入試に、マークミスの有無がないかどうか、また、思った点数だったのか、という事を確認するために、二つの私立大学を受験しました。受験って言っても、ただ願書を送って、受験料を払うだけだけども。一つは、4年間の学費を丸ごと抱えてくださる特待で合格。一つは、普通に合格。で、共通テストに大きなミスはなかったと判断して、国立大学と、お試しの受験。お試し受験の私立大学では、筆記の一次試験を無事合格して、二次の面接に。この面接、ふつう2回なのに、3回目があって、待っていたお父ちゃんは疲労困憊。まあ、受験するぷくの方が大変だったと思うけど。こちらは、4年の在学中、年200万円支給される特待で合格。ただし、そんなんじゃあ授業料は払えない。借金して...ぷく、おめでとう
ぷくの受験の付き添いで、2年ぶりの東京。多分、この前の東京訪問は、はるどんの受験の付き添い。あの時も、もうコロナの影響があって、ピリピリしてた。卒業式もなかったし、はるどんは、大学の入学式すらなかった。今、バイトしている予備校で、塾生さんから「先生は入学式にどんな服で行かれたんですか」と聞かれ「私たちの時はなかったんよ」と答えているとか。そのはるどんももうすぐ大学3年生だ。コロナが治まる気配を見せず、彼女は大学生活をどう送るのか。幸い、実技系の授業が多く、早くから対面になって、友達とワイワイやっているようだけども。ぷくは、どんな大学生活を送るんだろう?お父ちゃんの大学生活、いろんな人に出会えたよな、大学を出てからも、当時の日本語教育コースの友達とも繋がれているし。親に負担をかけたけど、いい時間を過ごせた。感謝し...2年ぶりの東京
ぷくの受験、メインのツアーが始まります。ご存知の方も多いと思いますが、お父ちゃんは、「介助者」という名前の小間使いとして付き添います。ノートパソコンを持っていって、まあ、仕事モードではあるんですけどね。で、荷造り。コインランドリーで洗濯をする前提で、服を持っていくんだけどな、下着やらも無数にあるわけでもなく、ホテルで過ごすときに浴衣ばかりというわけにもいかないから、「持っていく服を準備しとけよ。明日、最後の洗濯をするから、必要なら出せよ」と声を掛けました。洗濯は、夏は毎日、冬は二日に一回洗濯機を回しています。そして、けさ。洗濯機を回しましたよ。干しながら思ったこと。見たことのない服やズボンが多い。普段、うちでは着の身着のまま、同じような服で過ごしているから、こんなに服を持っていたとは知らなかった。というよりもな...お前、こんなに服を持ってたっけ?ぷくよ、おい。
アフリカ大陸の列強分割のようなことが、我が家のリビングで発生しています。リビングに階段があるのですが、3階から降りた辺りにぷくが荷物を置き、食卓で勉強するから、と、教材類がリビングに積み上がり、足の踏み場もなかったのです。お父ちゃんが剛を煮やして、それらを箱に一纏めにしたら、「これは便利だ」と、そこを中心にまた本や服、鞄が積まれていくという有り様。冒頭のイラストで、食卓から階段へ伸びる青の矢印、これがぷくのリビング侵食の状況。矢印沿いにぷくのものがあります。一方、赤の矢印ははるどんです。食卓からリビングの一角にある畳のスペースに向かって荷物があります。元々、部屋で勉強していたのですが、作品などが積み上がり始め、部屋は足の踏み場もない様子。学期末のレポートや試験勉強が和スペースのコタツになりました。本来、そこは、...我が家のリビング分割〜さながら列強のアフリカ大陸分割のように
大学入試共通テストの点数だけで判定される私大の入試。第一志望大学受験に向けて、自己採点の点数が大外れしていないかの確認をするため、ということで願書を送っていたぷく。二つ出してて、両方合格できた様子。お父ちゃんが高校時代だったら、記念受験になるような大学なので、すげえなあと思いつつ、さっき、おめでとうのメッセージを送った。一つは、特別給費生での合格というから、授業料はかからんのだな、4年間。でも、すまんな、国公立に行ってくれ。第一志望大学もこんな感じになるといいね。あんたが頑張ってんのは知ってるだけにな、結果に結びつくといいよな。まず、二つのおめでとう。ぷく。
口頭試問後、学生さんが食事会を設定してくれた。この学年、16名なんだけど、一人休学中で、15名が卒論を提出した。コロナで、事情があってオンラインでゼミ参加していた人もいたことから、このメンバーが一度にそろうのは、実は初めて。ゼミの集合写真でも、コロナの濃厚接触やらでみんな揃うことはなかった。なので、貴重な写真。おそらく、全員そろっての食事はこれが最初で最後。卒業式の日に、また全員がそろうかな。難しいかな。この日、一人のゼミ生から、「上田ゼミでよかった」と言ってもらえました。うれしかったよ。面はゆいので、FACEBOOKではなくて、こちらで。卒論口頭試問後の飲み会
2023年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。なんか、気ぜわしい一年になりそうです。多くの方に助けていただくことを前提に動いていきます。本年もよろしくお願いいたします