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下の記事にもありますが、「新転地はお化け屋敷」は本日3月5日をもって完結致しました。で、タイトルにもあるとおり今後の予定なのですが、このブログでの更新は今日までにしようかな、と思っております。これもうブログに溜め込むような記事量じゃないだろというのもありますし、何年も放置しているとはいえ別のところにサイトを作ったりもしてみたわけですしね。……あと作品も。というわけで、次回からはその別サイトにて「渡る世間は鬼話」を更新していこうと思います。……が、また決定したというわけではないものの、恐らく毎日更新ではなくなると思います。勝手なイメージなのですが、ブログでない一般的なホームページで毎日更新はなんか書くほうも見るほうも面倒なのではないか、なんて思わなくはなかったりしまして。というか正直、書くほうは間違いなく面倒でし...今後の予定
最初の投稿日が2007年6月13日?で、今が2015年3月5日だから――7年と半年?えー、はい。ということで7年と半年に渡った長期連載「新転地はお化け屋敷」、ついに完結と相成りました。タイトルで誤字やらかしてると気付いたのは何年目の話だったか……というのはともかく、これまでお付き合いして頂けた方は本当に、本っ当に有り難う御座いました。なんせ第一話の投稿日に生まれた子どもが小学生になるくらいの期間ですもんで、単にその時間だけを取ってみてもとんでもない話だと言わざるを得ないのでしょう。繰り返しになりますが、ここまでお付き合い頂いて本っっ当に有難う御座いました。まさかかつては400字詰め原稿用紙1枚を埋めるのに泣きそうになっていた人間がこんな、なんてついつい自分語りをしてしまいたくなりますが、語るにしてもせめて作品に...あとがきとかそういうノリのアレ
ようこそおいでくださいました。ここは、幽霊をメインとしつつもホラー要素がまるでないお話を毎日ちょこちょこと更新していくブログです。軽い気持ちで目を通して頂ければ……と言えるような文章量でなくなったためにこのページを作成することになったのですが、文章の中身は相当に軽いので、お菓子やジュースでも片手にのんびりしていって頂けたなら幸いです。ページ左部のメニュー下方には、カテゴリーというものが置いてあります。「新転地はお化け屋敷」以外のお話を閲覧の際は、そちらを活用してください。「新転地はお化け屋敷」の過去のお話については、以下の各話へのリンクからどうぞ。第一章はじめましては大混乱一二予告第二章みんなのお仕事見学会一二三四五予告第三章曜日軍団七変化一二三四五予告第四章遊びに繰り出せ全員集合!一二三四五六七予告第五章桜の...つかいかた&もくじのぺえじ
第二十九章以前はこちらもくじのぺえじその1第五十章以降はこちらもくじのぺえじその3第三十章期待と不安と一二三四五六七八九十予告第三十一章戸惑い一二三四五六七予告第三十二章おめでたいこと一二三四五六七八九十予告第三十三章変えた人達一二三四五六七八九十予告第三十四章途上一二三四五六七八九予告第三十五章そういう生き物一二三四五六七八九十十一十二予告第三十六章食事一二三四五六七八九予告第三十七章先人一二三四五六七八九十予告第三十八章家族一二三四五六七八九十十一予告第三十九章希望と予定一二三四五六七八九十十一十二予告第四十章息抜き一二三四五六七八九十十一十二十三予告第四十一章前日一二三四五六七八九十十一十二予告第四十二章前夜一二三四五予告第四十三章譲れぬ想いと譲る思い一二三四五六七八九十十一十二予告第四十四章後のお祭り一...もくじのぺえじその2
第四十九章以前はこちらもくじのぺえじその2第五十章気になる話一二三四五六七予告第五十一章なんかすごい人達一二三四五六七八九十十一十二十三十四予告第五十二章過去形一二三四五六七八九十十一十二十三十四十五十六予告第五十三章一晩越えて一二三四五六七八九十十一十二十三十四十五予告第五十四章年上の女性一二三四五六七八九十十一十二十三十四十五予告第五十五章兄と義姉より愛を込めて一二三四五六七八九十十一十二十三予告第五十六章妹より愛を込め返して一二三四五六七八九十十一十二十三予告第五十七章事前準備一二三四五六七八九十十一十二予告第五十八章清算一二三四五予告第五十九章結婚式一二三四五六七八九十十一十二十三十四予告第六十章生きる、ということ一二三四五六七八九十十一十二十三十四十五十六予告最終章今日これまでも、今日これからも一二三...もくじのぺえじその3
3/5「新転地はお化け屋敷」完結致しました。更新のお知らせ
新転地はお化け屋敷 最終章 今日これまでも、今日これからも 三十五 (完)
開き直ったのか、それとも開き直るまでもないことなのかは分かりませんが、するとお父さん、「というわけで」と何を気にするでもなく栞の方を向き直ります。話の中身に入る前から「何がどういうわけなんだ」と思わされずにはいられないわけですが、それはともかく。「私と母さんみたいな中年ですらこんな感じなんですよ、栞さん。まだお若いのにしっかりと芯になるようなものをお持ちなのは素晴らしいことですし、それに――」とまで言ったところで、それまで栞の方へ向けていた視線をついと僕の方へ。そしてその視線をにやつかせたりもしながら、「もちろん自分だけでなく、相手にそれを見出せるというのもそうなんですけど」と。そこはもうそういう顔じゃなくてもいいでしょうが。今までそういう内容の話を散々真面目な顔して語ってたくせに。――と言いたいところではあり...新転地はお化け屋敷最終章今日これまでも、今日これからも三十五(完)
新転地はお化け屋敷 最終章 今日これまでも、今日これからも 三十四
「落ち付いた頃ならいいけど、今の段階の孝一成分か……」「そこまでにしといてね?何を言わんとしてるのか知らないけど」新婚なくせに理屈ばかりじゃ駄目だなどと忠告を受け、そしてそれを肝に銘じないといけない状況にあると自覚してもいる僕、もとい僕達ではありますが、とはいえそりゃあ新婚なりのあれやこれやが全くないというわけではありません。ええ、どろどろねばねばしていることでしょうね、今の段階の僕成分とやらは。それの何が悪いと仰るのか。「大丈夫ですお義父さん。何を言わんとしてらっしゃるのかは私も分かりませんけど、それが何であれ孝さんが『そう』なら私も『そう』でしょうし」そこまで言っておいて分からないというのも白々しいこと限りないのですが、しかしそもそもそれ以前に、栞と僕が一緒だということが解決に繋がる問題なのでしょうかこれは...新転地はお化け屋敷最終章今日これまでも、今日これからも三十四
新転地はお化け屋敷 最終章 今日これまでも、今日これからも 三十三
「ついさっき同じことしたくせに『うわあ』はないでしょうよ孝一」内包するものが違う以上はもちろんそれで正しいのですが、同じ反応をしてみせた僕と栞のうち、お母さんは僕だけに批判の眼差しと言葉を向けてきます。「あ、いや、不意を突かれたというかね?嫌なもの見たとかそういうんじゃないからね?」「あら、栞さん以外の女の子にキスしたと思ったら今度は他所の奥さんのキスシーンに見惚れちゃったってわけ?」「…………」どうしろと。「楓さんなら仕方ないですよ、お義母さん。何もしてなくたって人目を惹きそうなのに」どうもする必要はありませんでした。「ふふっ、それって孝一に甘いのか家守さんに甘いのか、どっちなのかしら」「どっちもです」そういう話に対しては相変わらず無闇に自信満々な受け答えをしてみせる栞なのですが、「でも今後はちょっとずつ孝さ...新転地はお化け屋敷最終章今日これまでも、今日これからも三十三
新転地はお化け屋敷 最終章 今日これまでも、今日これからも 三十二
「孝さん孝さん」「ん?」僕達を抱き締めた家守さんですし、じゃあ高次さんに対しても言葉だけで済ませることはないんじゃないだろうか。心配半分期待半分にそんなことを考えながらあちら二人の様子を眺めていたところ、するとそんな僕に栞が弾んだ調子で声を掛けてきます。また何か見透かされたか、なんて不安が頭をよぎるのは当然、見透かされると不都合なことを考えていたからです。が、しかしどうやらそういうことではなかったようで、「孝さんもアッツアツなこと言ってくれていいんだよ?同じ状況なんだしさ、楓さん達と私達って」想定より更に酷い状況が待ち受けていたのでした。「それは、『言え』と言っているのかな」「ふふ、そうは言わないよ。言わないだけだけどね」ふんわりと首を傾げながら言う栞ですが、言っていること自体はふんわりどころかとてもハードなの...新転地はお化け屋敷最終章今日これまでも、今日これからも三十二
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