動物の飼育小屋「ぶどうのき」に新しい仲間が加わりました。ハムスターです。アニマルクラブの子どもたちが話し合って、飼育をすることになりました。名前は「もっちー」です。ヨロシクね!新しい仲間
「スタバはないけれど砂場はあるよ」とは某県知事のジョークですが、さんあいにもついに砂場ができました。園庭脇に設けたラビット・ランですが、夏場の暑さが続く中、ウサギたちには環境が過酷すぎで使うことができませんでした。動物小屋ぶどうの木の環境が整備されたので、ラビットランを子どもたちが遊べる砂場にしました。もちろん熱中症予防のために日よけのテントや扇風機などできる限りの対策をとっています。さっそく子どもたちが集まってきて、何やら作品作りが始まりました。貝がらが並んで、まさに海辺の様です。女の子たちはスイーツづくりに余念がありません。「誕生日は?」「8月〇日!」・・・もうすぐ夏休み。誕生日も待ち遠しいですね。園庭砂場
7月に入りました。渋沢栄一の肖像画が入った新札発行で熱気を帯びる(?)深谷市ですが、気温も上昇。今日も熱中症アラートが発令されました。外遊びができないので、子ども達も子ども達なりに部屋での過ごし方を工夫をしています。その一つが折り紙。昨今はインターネット上に複雑な折り紙の作り方の動画がアップされており、それを見ながらなかなかの大作ができています。お部屋の中では、いま折り紙がブームです。どんどん作るので、ストックをしていた折り紙があっという間になくなってしまいます。読者の皆様、お手元に使わない折り紙があれば、ご寄付ください。ウルトラマンのように暑さとの戦いはまだまだ続きます。折り紙ブーム
さんあいの職員にとってお誕生日会の準備は大きな仕事の一つです。通常は、食事のメニューと材料は栄養士さんが準備しますが、お誕生会は子ども本人が好きなメニューをリクエストして職員が買い物から調理まで行うからです。この日は、Mくんの誕生会です。基本ホーム職員の担当職員全員で役割を決めながら準備します。食事は子どもたちの健康を維持しマナーを学ぶだけでなく、子どもと職員の関係を構築する上で大切な時です。手作りにこだわり時間と愛情をかけて用意する職員の姿を子どもたちはしっかりと記憶に留めます。なるべく作り立てを食べてもらいたいので、夕方は料理で大忙しです。今日の主役のMくんのリクエストは、ベタですが、から揚げ、ポテト、ピザでした。ワカメおにぎりはシンプルですが、パーティー感を演出しますね!今日の主役Mくん、プレセント...お誕生会の準備
熊谷の最高気温は今日も30度を超えました。顔を真っ赤にして子どもたちが学校から帰ってきます。「ねぇ、みてみて」と帰って来た子どもが指さす先にはスイカの実。男の子のある部屋では部屋の前の空いたスペースを使って食用野菜を植えています。いわゆるキッチン・ガーデンです。子ども達はさんあいの畑でもジャガイモやサツマイモ、キュウリや大根などを植え付け、収穫をしますが、キッチン・ガーデンだとまさに目の前で野菜が成長するさまを見ることができます。そしてそれを収穫して、食卓で味わう、最高の食育体験ともいえます。まだ収穫にはしばらくかかりそうですが、「食べごろになって鳥たちにつつかれないように、大事に育てようね」とお部屋の職員が話しかけていました。よく見ると、ブロック塀を越境をして隣の部屋の敷地にも実がなっています。これは「...熱中症アラート発令
6月もまだ半ばですが夏日を記録するようになりました。その日差しをたっぷり受けて、周辺の畑でもトウモロコシがたわわに実っています。そして、さっそく畑から直送でとれたてのトウモロコシをご寄付いただきました。今年の初ものです。子ども達にも手伝ってもらって、各部屋に配布。おやつに、夕食の添え物に子ども達を喜ばせてくれるでしょう。誰だ?おひげにして遊んでいるのは!でも味わうだけではなく、目で見て、さわって、そして遊ぶことも自然の恵みですよね。今年の初もの
楽しいさんあいまつりの後、今年も卒園生と退職した職員の同窓会を開催しました。「おかえりなさい!」理事長の挨拶。さんあいまつりに参加し、引き続いてこの集まりにも参加してくれたことへの感謝と歓迎の言葉で開会です。参加人数は昨年ほどではありませんでしたが、その分、落ち着いた雰囲気の中で会が進められます。この春に卒園して、就職をした卒園生は、仕事の休みがもらえたと参加してくれました。その奮闘ぶりには、職員たちも驚くことしきりです。さんあいの創設者、名誉園長の周りには一緒に勤めていた退職職員の輪。昔話は尽きません。そして今年も全員でのビンゴ大会。昨年も参加してくれた卒園生。なかなか当たりが出なかったことを思い出して捲土重来を誓うも、今年もなかなか「ビンゴ!」にならず苦戦しました。そして、ようやく当たった豪華景品(?...おかえりなさい、さんあいへ
創立記念のさんあいまつり、今年は前線や台風が来ていたため天気予報とにらめっこで準備を進めてきました。感謝なことに午前中は天候が守られて、中庭を使っての開会式、イベントもほぼ予定通り行うことができました。オープニングはキッズダンス。雨雲を吹き飛ばす熱演です。理事長からのごあいさつ。日ごろ、地域の皆様から支えられて三愛学園の活動が続けられている事への感謝が伝えられました。また様々な催し物の売り上げについては、その中から施設退所児童のアフターケア、ウクライナの避難民、タイの児童養護施設の支援に用いられることも説明されました。厨房がフル回転で来場された方々の食欲に応えます。子ども達はそれぞれの部屋でアトラクションを準備をしています。魅力的な景品も部屋ごとに用意されています。寄付をいただいた新鮮な野菜。子ひつじ寮の...さんあいまつり
6月2日(日)の10時半より創立記念祭(さんあい祭り)が行われます。昨年はコロナ禍明けで、沢山の方々においでいただきました。今年も沢山の方々をお迎えできるよう数か月前から準備を進めています。さんあい周辺に駐車場も確保いたしましたので、どうそおいで下さい。今年も焼きそば、フランクフルト、カレーライス、焼き鳥、キュウリの一本漬け、綿菓子、かき氷、ポップコーン(無料)等、美味しいのも沢山すべて超格安です。コーヒーセット1個ではありません、全部で100円です。未使用鍋、お皿セット等、すべて100円古着は、子供服3枚100円、大人は2枚で100円です。お野菜は農家さんからの寄付で、新鮮さを保つために明日午後に採りに行きます。当日は沢山のボランティアさんに手伝ってもらいます。(写真は昨年のもの)さんあい祭りの準備
昨日は、子どもたちが通う本郷小学校の運動会でした。子どもたちは元気いっぱいに体を動かしました。徒競走で1位でだった子、最下位だった子、チーム対抗やリレーで勝った子、負けた子、自慢する子、ガッカリする子、こどもたちの様々な心模様を青空と運動場が包み込みます。でも平和の中に体を動かせることは、大きな恵みに他ありません。低学年生の「玉入れ」単純ですが観客の家族たちは結構盛り上がります。これも定番の綱引きです。いいねー、田舎の小学校は。昔ながらの徒競走もあり順番をつけます。走るのが苦手な子たちも、ボール運びゲームという活躍の場があります。今日は、運動会の代休。そんな日の昼食は、「さんあいレストラン」が開店です。頑張った子どもたちのために、みんに人気のあるメニューで慰労します。栄養士と事務所職員手作りのおにぎり、チ...小学校運動会と振替休日
台湾の児童養護施設関係者の研修で来日した林さん、李さんが1泊2日でさんあいを訪問、子ども達や職員と交流のときを持ちました。お二人とも施設の責任ある立場の方です。居室での夕食。子ども達と食卓を囲み、職員の美味しい料理を味わっていただきました。お二人とも日本語はもちろん英語も話されません。通訳もなしでどうやって交流するの?と思いきや、ここでも文明の利器、スマホの翻訳アプリを使用して、子ども達とも流ちょう(?!)にコミュニケーションができます。「ドラえもん知ってる?」・・・『ドラえもん、あります』、「ねぇ、ねぇ、クレヨンしんちゃんはたいわんにあるの?」・・・『のはらしんのすけ、のことですね』誰かが「ほんやくコンニャクみたい!」と言いましたが、確かにあの頃の未来が少し現実になったような気がします。翌日は職員会議で...台湾からのお客様
朝晩は冷え込んでいても、日中はじりじりと強い日差しで、もう夏かと思わせるような日が続きます。熱中症アラートについても新しい指針が出て、子どもたちとどうやってこの夏を乗り切るか、職員たちも思案を始めました。このような気温の変化を乗り切るため、子ども達自身も服装で調節をすることを覚えて欲しいと、今月のトイレ新聞は服装がテーマです。では、皆さんにもクイズです・・・・正解は・・・・畑のジャガイモも花を咲かせています。寒暖差
アニマルクラブの1年のサイクルは5月から始まります。4月から入所した児童が新しい生活に慣れてから参加の希望を募るからです。今年は一人が入部しました。新しい子が加わって皆で今年度どんな活動をするか話し合いました。一番希望が多かったのは犬とのお泊り会でした。また新しい動物を飼うとしたら何が良いか、ということについてみんなの意見を聞きました。様々な動物の希望が出ましたが、小さい子がお世話できないほどの大型動物や手軽に購入できないものは除外しました。時々ふざける子もいましたが、みんな真面目に話し合の時をもちました。やはり犬とのお泊り会は一番人気のイベントでした。当番の班に分かれての話し合いの時もありました。トトはさんあいにきて4年目です。幸せそうですねー!アニマルクラブ話し合い
長かったコロナ禍もすっかり過去のこととなった今年のゴールデンウイーク。そこここでイベントが行われ入場規制もありません。施設の子どもたちの安近短でお休みを楽しんでいます。少しと運動すると汗をかく程度の穏やかな日、特にお出かけに行かなかった子どもたちは、中庭で太陽を浴びながらゆっくり過ごしました。何気ない穏やかな一日です。でもこれらの穏やかな日々が子どもたちの心の成長にとって大切な時間なのです。中庭で談笑したり、好きな小石を拾ったり、こどもたちの時間はゆっくり過ぎてゆきます。トトとポニー、そしてフレミッシュ・ジャイアントのマメもまったり過ごしています。中庭の花壇の花も誰の視線も気にすることなくまったりと咲いている感じがします。いいねー、ゴールデン・ウイーク!ゴールデン・ウイークの一日
昨年、さんあい祭りでストリートバスケットボールの楽しさを披露してくださった松村貴幸さまが、さんあいの子ども達のためにバスケットボール教室を開催、指導してくださいました。今回は体育館を貸し切って2面のコートで小学生から高校生まで参加して盛大に行いました。いつも笑顔の松村さん。まずはウォームアップ、基本のパスから。首筋に置いたボールが背中を伝って落ちる前に後ろ手でつかむゲーム。反射神経の速さを競います。小学生には少しネットの位置を下げて、バスケットボールのだいご味、シュートの練習です。基本を練習したら、小学生同士、中高生同士に分かれて、いよいよゲーム。みんな真剣です。4月中ですが初夏を思わせる暑さの中、コートにも熱気があふれました。中高生は大人チームとも一戦を交えみごと勝利!バスケットボールの楽しさを教えてく...バスケットボール教室
新年は1月1日からですが、学校や会社などの会計年度は国や地域によって様々。アメリカは10月から、オーストラリアやニュージーランドは7月からが新年度です。ちなみにイギリスやインドは日本のように4月から新年度を始めるそうです。さて、新年度になったさんあいでは、今年も新しく保育園や学校に入園・入学をする子どもたちのことを覚えて、全児童、職員と共に祝う時を持ちました。まずは新入園・入学をする子どもたちの紹介。皆の前で目標や楽しみにしていることを語ってもらいます。そして会食の始まりです。部屋ごとのテーブルでは、「おめでとう!」「乾杯」の声が交わされます。お腹が満たされたら、クイズ大会。さんあいにまつわるトリビアです。知っているようで知らないテーマも。簡単なものもあれば、これは・・・?という質問も。恒例の新任職員によ...入園・入学を祝う会
小学生のグループワーク「ぎょうざコンテスト」、実は3月に予定していたのですが、インフルエンザの蔓延で延期になっていたものを春休みを利用して実施することができました。3チームに分かれてそれぞれオリジナルの餃子を作ります。看板からもやる気が感じられます。グループでそれぞれ、材料は何で作るか、どうしたらみんなが美味しいと喜んでくれるかを考えました。こちらはスイーツ風(?!)です。できあがった「作品」を、中高生や幼児さんを招いて試食してもらいます。しっかり食べておなかもいっぱい。そして投票です。ぎょうさコンテスト
この春休みも市内のヘアーサロン「バランス」の神尾さんが店員さん4名を伴ってカット・ボランティアに来てくださいました。「卒園・卒業を祝う会」の飾り付けが残るホールで、みなさん手際よく子どもたちの髪を整えていってくださいます。毎回、お世話になっている子どもたちに加えて、新たに入所してきて初めてカット・ボランティアのお世話になる「ニュー・フェイス」もいます。「よろしくね」「どんな髪型が良いのかな?」ボランティアに来てくださったスタイリストの方の中には初めてさんあいにボランティアに来て下さった2名のニュー・フェイスもいらっしゃいました。神尾さんは、その新人の方たちにも適宜、指導をしながら進めていきます。子どもたちにとっては、リフレッシュして新しい年度、新入学・入園を迎えられるとともに、真摯に対応して下さる大人の姿...ニュー・フェイス
3月、春休みが始まるタイミングで、今年も園としての「卒園・卒業を祝う会」を行いました。各部屋ごとにテーブルに座っての楽しい会食の始まりです。そして卒園をした子、卒業をした子、それから退所をする子どもたちにみんなの前で”ひとこと”スピーチをしてもらいます。退所する子は、これまでの園での生活をふりかえり、目に涙をためながら思いを語ってくれました。続いて退職をすることになった職員からの子ども達、職員へのあいさつ。家族ではないけれど、家族のようなつながりの中で別れは辛いものです。最後はこの4月から新たにさんあいに職員として加わって下さる方たちの紹介。紹介をされた新任職員も、子どもたちも、これからどんな生活が始まるのか、ワクワク、ドキドキです。今年度、全員がそろうのはこれで最後。全員で記念撮影をしました。皆が元気で...卒園・卒業を祝う会
施設では、子どもたち一人ひとりの個別の時間をいかに確保するかが大きな課題です。しかも職員が対応できる範囲で子どもたちに公平に時間を割くには工夫が必要です。公平という意味では、子どもたちは年に1度、自分の行きたいところへ職員と外出できる機会があります。その日は自分の好きな場所で職員を独り占めできます。電車が大好きなCくんは、さいたま市の鉄道博物館を外出の場所に選びました。展示されていた新幹線の座席に座ってご満悦のCくん。館内に展示されているものですが、初めて踏み切りを渡りました。お昼は新幹線弁当です、外見よし味よしで、これもご満悦のCくんでした。でも職員を1日独占できたことが何よりもうれしかったと思います。個別外出
春は、別れと出会いの季節です。さんあいでも退所する児童や入所する児童が集中するのが春です。いつでもそうですが退所する児童の心は複雑です。勿論家族と暮らすことになればその喜びと期待で小さな心は一杯になります。しかし共に生活をしたみんなとの最後のお別れの時となると、悲しい気持ちがにじみ出てきます。悲しさが喜び以上にならないよう心をコントロールするためなのか、あるいは泣き顔をみんなに見られたくないのか、退所する児童は最後まで下を向いたままでした。玄関ホールは、見送る子どもたちと職員で一杯でした。職員からのお別れの言葉にも、下を向いたままうなずいていました。そんな光景をみてか、見送る児童も神妙な雰囲気になり、シクシク泣き出す子もいました。元気でねー、6月のさんあい祭りには遊びに来てねー!お別れの時
土ぼこりで眼を開けていられないほどの強風が吹き荒れた日、晴れてはいましたが、子どもたちは皆、部屋で過ごしました。そんな時に助けになるのが事務棟にあるライブラリー。ご寄贈いただいた本、DVD、ゲームなどが並べられています。共有物なので、みんなで大切に使います。幼児さん2人が、何かないかな~と見に来ました。「ぼく読めるよ!」と見せてくれました。すると、もう一人も「見てみて」と取り出してきます。二人が取り出してきたのはここ。小学生以上はこちら。DVDはこちらそしてげーむもあります。いろいろ思案して、結局ゲーム、ということになりました。みんなで楽しい時間が過ごせますように。さんあいライブラリー
女性のためのフィットネスクラブの「カーブス深谷店」様から、会員の方々から寄せられた家に眠っている様々な食品をいただきました。全国展開しているカーブス様が社会貢献として実施している「カーブス・フードドライブ」活動の一環です。余っているものをみんな少しずつ持ち寄って、必要とされているところに配る、まさにSDGsな活動です。会員の方々と職員の方々に心より感謝申し上げます。軽自動車2台分の食品をスタッフの方が届けてくださいました。食品は、ダンボール箱に種類ごとに分けられて寄付されました。職員のご苦労に感謝いたします。調味料、缶詰・瓶詰、スープ類、麺類、お菓子、レトルト食品、乾物等、さんあいの職員が開封してホームごとに分けました。SDGs
感謝なことに、毎年、子どもたちのために多くのご寄贈品をいただきます。食料品やDVDなどは皆で食したり、共用で楽しんだりできるのですが、玩具の中には個人で遊ぶもの、大人数ではできないものもあります。そこで不定期で開催されるのがビンゴ大会。中高生も幼児さんも、みな平等にカードが配られ、ビンゴが成立した順にホールの入り口に設けられた景品会場で好みの玩具を選んでいきます。年齢に関係なく、皆が真剣に職員の声に耳を傾ける瞬間です。希望の品を手に入れて、うれしい楽しい週末になりました。ビンゴ大会
今年でさんあいに来て10年になる小6男児のAくんの誕生日を祝いました。学校から帰るとプレゼントがいつ届けられるかそわそわしてテレビにも集中できない様子。そんなAくんを見ながら職員は誕生会の特別料理を忙しく作っています。当然特別料理のご相伴にあずかれる他の子どもたちも何となくいソワソワしてます。施設での誕生会には親や兄弟はいません。でも職員と同じホームの子どもたちで家庭と同じように盛大なお祝いをします。誕生日プレセントは今はハマっているレゴをもらいました。Aくんの誕生日会のリクエストは、巻きずしでした。特に納豆巻きが大好物です。職員は2人がかりで子どもたち全員分の巻きずしを作るのに奮闘します。お店で買うことも出来ますが、職員の想いと奮闘が子どもたちの心に残って欲しいと願っています。誕生日おめでとう!
施設での業務は医療施設と同様、肉体的・精神的な負荷が大きい。さんあいでは職員のメンタルヘルスのために職員自身で旅行やイベントを企画しその費用を施設が負担している。企画は半日のものから宿泊を伴うものまで様々で、職員はシフトを調整しながら自分の好きなイベントに参加する。勿論参加は任意なので、複数の企画に参加するのも可、何にも参加しないのも可である。とにかく職員のメンタルが維持できれば良いのである。若い女性職員たちが中心にディズニー1日ツアーを企画しました。みんなハッピーの1日でした。こちらは山梨1日ツアーグループです。甲州ワインや名物のほうとうや馬刺しを堪能しました。メンタルヘルス(職員旅行)
大人たちが恐怖し子どもたちが歓喜する雪がここ深谷にも降ってしまいました。しかも予報では大雪の可能性もあり職員は子どもたちの帰園に支障がないか、また交代職員の通勤に問題が起こらないか心配でたまらない。職員は雪が雨に変るように願い、子どもたちは休校になるまで積ることを願っている。これほど真逆な願いを天の神様はどのように対応するのだろうか?子どもたちが十分に楽しんだら雨に変わってさっと解けてくれるのが理想なのだが、、、。中庭にダッシュしたかと思ったら肉球が冷た過ぎてすぐに部屋に戻りたがるトトでした。子どもたちの問題なく帰園しました。そしてランドセルのまま庭で遊びだしました。プランターのパンジーは、寒さや雪は全く意に返さず、今日もじっと咲いています。初雪
本日の深谷地方は、快晴ですが名物の「赤城おろし」が朝からふきあれる寒い日になりました。こんな日は太陽の光が当たる部屋でゆっくりと過ごしたいと思うのが大人です。でも子どもたちはじっとしていられません。最近ブームになっている縄跳びをもってグランドに飛び出します。小さい子はクロス飛びを覚えるに夢中、大きい子たちは2重飛びから3重飛びの技に挑戦です。そんな子どもたちをを見ていると「子どもは風の子」という昭和の言葉が今の子たちに生きているのだと感慨にふけってしまいます。グラウンドは、遮るものがないので風が一層強くふきます。でもそれさえも子どもたちは楽しんでいるようです。小休憩もコンクリートの上でガールズトーク。プランターのパンジーも寒さをもろともせずに平然と咲いています。子どもたちの元気さはパンジー以上の喜びを大人...子どもは風の子
さんあいでは、2017年より手探り状態ではあったが動物好きの子どもたちを対象にアニマルセラピーを始め、今ではすっかり定着している。単なる当番で餌をやったりお掃除をしたりの始まりだったが、今では子どもたちは真剣に動物たちのことを考えるようになった。そして飼育環境も徐々に整備して行き、きれいな環境で動物と触れ合える状況になった。また動物たちの方も、子どもたちに懐いてくれている。これは子どもたちが動物たちが嫌がることをしないように注意しているからだ。自己肯定感が低い子たちが動物であれ相手が嫌がることを考えたり、相手に何が必要か考えられるようになったのは大きな進歩と考えている。2匹の犬は子どもたちに大人気ですが、子どもたちの愛情を感じるのか抱っこや散歩を決して拒まみません。3羽のウサギも追いかけないので、自然と子...アニマルセラピー
地域の子どもたちを応援する方々が、毎年「どんど焼き」をしてくださいます。場所はいつも小学校です。子どもたちはお餅つきも参加して伝統的な行事を楽しんでいました。こんなことが出来るのが田舎のメリットです。持ち寄ったお正月の飾り物に点火です。こんな行事に校庭を使わせてくれるのが田舎の小学校のいいところ。天気も良かったしお餅も美味しかったです!どんど焼き
卒園した子が施設に里帰りするタイミングは幾つかあるが、退所からまだ時間がそれほど立っていないという点で20の集い(旧成人式)のタイミングに合わせて帰ってくる子が多い。勿論式典に出席する学校の同窓生と会いたい思いもあるであろう。一緒に生活した児童たちに照れながら晴れ着姿を披露する卒園生。そんな光景を見ていると、ここまで成長してくれた安堵感とこれからも頑張って歩んで欲しいという強い願いが、関わった職員全員の心に湧き上がってくる。20の祝い
本当は1月2日にするべきだそうなのですが、外泊をしていたり、まだ年越しの夜更かしの影響もある子もいるところ、5日の餅つきの後にホールで小中学生そろって書初めをしました。みな学校からの課題でお手本がありましたが、ご近所の書道の先生が来て下さり、ご指導いただいたので立派な字を書き上げることができました。手本はありますが、それをどのように自分の筆で表現するか、先生方のきめ細やかなご指導に感謝です。小学生の時は落ち着いて座ることが苦手だった子が、中学生になって集中して書初めをしている姿を見て感動をしたと言う職員もいました。子どもたちの良さを様々な場面で発見する1年になれば良いなと思います。書初め
さんあいでは伝統的に年が明けてからお餅をつきます。お餅はNPO法人「見沼ありがとう米」さんから頂いたモチ米を使わせていただきました。今では珍しくなった木の臼と杵でつきます。職員がある程度ついた後で子どたちも年の数だけついてもらいました。その後、ホールに集つまって、まず10歳になった子をお祝いする二分の一成人式をしました。そしてお食前のお祈りの前に理事長先生から今回の「能登半島地震」の被災者のために募金をしましょうという呼びかけがありました。当番によるお祈りの後で、お待ちかねのつきたてお餅を食べました。職員が心配するほど何度もお代わりに行く子もありました。まずは園長先生から新年のご挨拶から始まりました。今日は快晴の餅つき日和でした。子どもたちについてもらったのは二臼でしたが、同時並行で厨房では様々な料理の準...新年お餅つき
2024年が明けました。大晦日のテレビ番組で夜更かしした子が多く、時々あくびも出ましたが、みんなで新年のあいさつをすることができました。こうして平和の中に新年を迎えることができることは、なんと感謝なことでしょう。さんあいんの子どもたちと職員が新年も大きな事故や病気、そして耐えられないような悲しいことが起こらないように、そして今も戦争の中にある人たちや危険や悲しみの中にある人のために神様のお守りを祈りました。最後はお待ちかねのお年玉が一人ひとりに渡されました。小さい子のお年玉は職員が管理しますが、休み中の外出時に使う子が多いです。新年のあいさつとお年玉
夏、ワクノビクラブで植えた花たちは猛暑をしのいだ後、暖冬のおかげで長く咲き続けました。そのためこの時期になりましたが、冬の花との入れ替えを行いました。風邪をひいて部屋から出てこられない子がいたため少人数での植え替え作業でしたが、そこはワクノビクラブ。みんなで協力して仕事をしてくれました。冬の花はパンジーです。色合わせも考えながら、ひとつひとつプランターに植えていきます。植え替えが終わったら水やりも。一緒にこれもプランターで試しているブロッコリーにも給水します。玄関で来客の目を楽しませる前に、しばらくは陽当たりのよい園庭で育てることにしました。新年を迎える準備も着々と進んでいます。新年を迎える準備
12月25日、今年もランボルギーニに乗ったサンタさん、サンタルギーニの皆さんが園を訪問してくださいました。子どもたちは数千万円するカッコイイ車に興奮を隠せません。何度も乗って写真を撮ってもらう子、全部の車に乗ってみる子、やさしいサンタさんと沢山お話しする子もいました。代表の諸星さんから施設に寄付金をいただいたばかりか、最後に子どもたち一人ひとりにプレゼントを配っていただきました。心より感謝申し上げまし。子どもたちは帰るランボリギーニに名残惜しそうに手を振りながら「また来年も来てね!」とお願いしていました。あっという間の1時間でした。お別れの前の一人ひとりにプレゼントを下さいました。「来年も来てねー!」の声に手を振ってくれました。今年もお忙しい中ありがとうございました。サンタルギーニ
さんあいの子どもたち全員が参加する年間行事としては、もっとも重要で楽しいものがクリスマス会です。コロナ禍の1年目でも一部の礼拝だけは集まり食事会は各ホームをネットでつないでライブ配信的な中で楽しみました。今年は約4年ぶりにコロナを気にすることなく集まり会食しました。もういくつ寝るとお正月という歌がありますが、さんあいの子どもたちはこのクリスマス会をそのくらいの思いで待っています。今年は12月23日の夜に会を行いました。クリスマス会の1部は礼拝です。子どもたちはイエスキリスト誕生のお話を聞き、キャンドルに火をともしました。礼拝では献金が捧げられました。このお金はウクライナとガザのために使います。礼拝の後はサンタさんが登場して各ホームにプレセントが配られました。そして食前の祈りの後で会食会です。子どもたちの好...さんあいクリスマス会
VTuberの九条写楽さんより、沢山のクリスマスプレゼントをいただきました。今年もお忙しい中で軽トラック一杯分の品物を届けてくださいました。これらはご自身とフォロワーの方々からの寄付です。プレゼントは、物価高騰の昨今でありがたいことに食料やトイレットペーパー、洗剤等の生活必需品が中心でした。特に無洗米を200キロ近くいただき感謝です。また先日は子どもたちを深谷市で開催されたBリーグの試合に招待して下さいました。いつもこの時期になるとさんあいの児童と職員のサンタクロースになってくださいます。本当にありがとうございます。お米は全部無洗米でした。職員が喜びます。ありがとうございます!軽トラ一杯のクリスマス・プレゼント
クリスマス、年末年始を控えた12月の土曜日、今年も施設全体で大掃除を実施しました。神事である煤払いが起源とされる文化行事でもあります。小さい子たちも率先してお手伝い。まずは玄関の靴を出して下駄箱の掃除です。このお部屋は居室の扉も外し、2階のロフトにも職員が上がってのまさに「大掃除」です。大きい子たちは倉庫の中から大きいものを出して、小さい子たちはおもちゃの水洗い。年齢に応じて役割が与えられています。卒園生2名も応援に来てくれました。共有物の図書やビデオが置いてある棚のたな卸しをお願いしたところ、手際よく進めてくれます。そうこうしているうちにお昼になりました。「おなかペコペコ~!」今日は、みんなで交流ホールで昼食です。お腹がいっぱいになったら、さぁ、午後もがんばろう!!卒園生2名は子どもたちと職員にとお菓子...大掃除
アニマルクラブの人気イベント、「犬とお泊り会」を実施しました。クラブのメンバーは、それぞれのホームから交流ホールにお布団を運んで2匹の犬と一泊します。ホームで飼っているわけではないので、この時ばかりは子どもたちは大好きなトトとポニーとべったり、ゆっくり過ごすことができます。動物好きの子どもたちにとってお泊り会は最高のイベントです。広いホールに子どもたちと犬たちが雑魚寝をします。勿論見守りの職員も一緒です。ポニーちゃんは、手術後のカラーをしながらの参加でした。トトを抱っこして幸せいっぱいの子。ポニーとトトは、子どもたちに玩具扱いされても嫌がる様子も見せず、自分の役割をわかっています。アニマルクラブ・犬とお泊り
担当職員がとても良いトイレ新聞を作ってくれました。毎回良いですが、特にクリスマスシーズンにピッタリな内容です。トイレ新聞は、各ホームのトイレに張り出す新聞で、子どもたちへの情報提供や注意喚起が目的です。今回は、ふあふあ言葉とちくちく言葉を取り上げました。楽しい楽しいクリスマスです。ふあふあ言葉を使って過ごせるように切なる願いが込められています。トイレ新聞(クリスマス版)
今年のアドベント(待降節)は12月3日からです。教会ではアドベント・クランツにろうそくを一つ灯します。さんあいでは、この日、中庭のクリスマス・ツリーに明かりをつけました。点灯に先立って交流ホールで、世界各地で続く紛争とその影響で家や土地を追われ難民となった人々のことを覚えるお話しを聞き、クリスマスの意味をあらためて考えました。そして中庭に出て、みんなでカウントダウン。「5,4,3,2,1,てんか!」・・・電飾に灯がともりました。暗い出来事の絶えない世の中ですが、私たち一人一人の心にクリスマスの希望があるようにと祈ります。クリスマス・ツリー点灯式
12月に入りました。子どもたちがたのしみにしているクリスマスを迎える準備が始まりました。まずは幼児さん。みんなで集まってクリスマスのリースづくりをしました。職員が作り方の説明。ふだんは騒がしい子たちもしっかり目を凝らして聞いています。工作開始!年長の子たちは手慣れています。3歳未満の子は初めてのペン。でも自分でもって、何が描けるかな?職員と一緒になってできあがったリースたち。クリスマスが待ち遠しいです。リースを飾ろう♪
11月20日は、世界の子どもにとって特別な日です。それは、1959年11月20日に国連総会で「子どもの権利宣言」が採択された日、その30年後の1989年11月20日は、すべての子どもに人権を保障する初めての国際条約『子どもの権利条約』が、国連総会で採択された日で「世界こどもの日」ともされています。日本政府が、その権利条約を批准したのは5年後の1994年4月。「児童福祉法の一部を改正する法律」が公布され、初めて子ども(児童)の権利という文言が日本の法律の条文に盛り込まれたのは、さらに後の2016年でした。前文と54条からなる子どもの権利条約には、生きる権利や成長する権利、暴力から守られる権利、教育を受ける権利、遊ぶ権利、参加する権利など、世界の子どもたちがもっている、様々な権利が定められています。この権利を...CAP研修
昨日はハロウィーンでした。今年は渋谷に人々が押し寄せることもなく平和なハロウィーンになったようです。一方さんあいの方はコロナ明けのせいか、いつもよりも多くの子どもたちが「TrickorTreat」と叫びながら中庭や事務所でお菓子をもらっていました。昨今の日本ではハロウィーンというと大人が仮装して街をねり歩くお祭りに変貌しています。これは日本独特のスタイルらしく、そこが珍しいので多くの外国人観光客が参加しているようです。そして特に渋谷駅周辺に多くの人たちが押し寄せ路上飲酒や迷惑行為が頻発ました。結果今年度は人々が集まらないように方策がとられ混乱はなかったようです。単純に子どもたちが仮装しお菓子をもらえるお祭りとして過ごせば平和なものです。子どもたちは興奮し、大人はお菓子をもらって喜ぶ子どもたちの顔をみて幸せ...ハロウィーンの原風景
週末に小学校で学校公開があったので、小学生は月曜日が代休。代休といえば「さんあいレストラン」です。準備した職員を代表して栄養士から本日のメニューの説明。そして感謝をして「いただきます!」よりどりみどり・・・誰だデザートから食べ始めているのは?!先日みんなで収穫したサツマイモも焼き芋としてメニューに加えられています。そして6月にバスケットボールの指導をしていただいた松村様からいただいた新米も、みんなで美味しくいただきました。ごちそうさまでした!!秋のさんあいレストラン
秋深し・・・朝晩はすっかり肌寒くなり木々も色づき始めてきました。さんあいの園舎の前には小さな畑があります。そこで、今年もお楽しみの芋ほりをしました。今年の夏は熱中症アラートもあったため、草取りや手入れが十分できませんでしたが、それでもたくさんのサツマイモを収穫することができました。小学生、幼児さんと別れてみんなで土の中の宝探しです。この後、各部屋では職員と子どもで収穫したお芋をふかし芋やスイートポテトにして秋の味覚を堪能しました。恒例の芋ほり
秋の穏やかな日曜日、アニマルクラブの子どもたちは2匹の犬(ポニー、トト)と一緒に近くの公園まで散歩に行きました。犬の散歩は子どもたちが当番で20程度毎日しますが、公園までの散歩は特別なイベントで公園で遊んだりおやつを食べたりします。ただ近くの公園までの散歩ですが、子どもたちが心待ちにするほど大好きなひと時になっています。車の少ない道の両脇は深谷市名ののブロッコリーが沢山植えられています。公園はコスモスが満開でした。公園で犬たちと沢山遊びました。ジュースは公園の自動販売機で、お菓子は園からそれぞれ持っていました。こんなちょっとした楽しい時間が、子どもたちの記憶にしっかりと刻まれます。犬と散歩
さんあいセミナーは、日ごろお世話になっている地域の方々へさんあいの持っている資源や場所を活用していただく機会です。「里親月間」の10月に、昨年に続いて今年も地域で活動する里親さんや里親支援相談専門員に集まっていただき研修を行いました。講師も昨年同様、本園理事/スーパーバイザーの櫻井奈津子先生にお願いしました。昨年と異なるのは、講義に代えて今年は参加型のワークショップを実施したこと。一方的に話しを聞くのではなく、里親さん自身が持っている知識や経験、思いを分かち合うことで、お互いをエンパワーしていくことを目指しています。職員の研修でも用いる方法です。日ごろから集まってグループを結成し、活動をしている里親さんたち。活発な議論、迫真のロールプレイを見ることができました。この里親さんたちに続く人が増えて、社会的養護...里親月間
今日の熊谷地方は朝から本降りの雨でした。でも天気予報通りに午後から雨が上がり青空が出てきました。そしてその青空に虹が架かりました。雨で空気がリフレッシュされたのでとてもきれいでした。たくさんの子どもたちが中庭に出てきて虹の下で体を動かしました。明日は晴れの予報です。新しい1週間は青空で始まるようです。夏の夕立後とは違い水蒸気が少ない分、虹は鮮明ではありませんでした。子どもたちが中庭に出て体を動かし始めました。子どもたちの声に釣られて、トトちゃんも外遊びに参加しました。雨のち虹
埼玉県で虐待禁止条例改正案が撤回されて、被虐待児の養育を担う児童養護施設職員としてもホッと胸を撫でている。今回の改正案は多くの方がコメントしているように違和感だらけであった。まず昨今の児童虐待状況を改善するために欧米先進国の法令を参考にしたと推察するが、「何が問題なのか」という視点ではなく「誰が問題なのか」という発想から出ている。だから到底実行不可能な養育者の禁止事項が中心だった。また、子育てをしている当事者(親や養育者)の意見を十分に聞いたのかという指摘もなされた。その通りだが、もう一方の当事者である子どもたち自身の意見を聞く機会を持つことはもっと大切だったのではなかったか。一生懸命に子育てをしている親がある日突然虐待通報される。平穏な家庭に警察がきて親が事情聴取さる。そしてその場にいる幼い子どもたちの...埼玉県虐待禁止条例改正案と子どもの権利
先日深谷市内の小学校の6年生選抜メンバーが集まって「親善運動会」を行いました。当日は絶好の天気の中で選抜された子どもたちは、それぞれの学校の応援を背に精一杯頑張りました。街中から農村地内まで市内19の小学校がありますが、「燃えろ!!ねぎ魂」の横断幕が深谷市を象徴しています。さんあいの児童も出場して好成績を上げました。やっぱり秋はスポーツには最適な季節ですね!小6親善運動会
ワクノビクラブでは、タイへの小旅行を企画しました…。といっても実際にみんなで現地へ行くには時間もお金もありませんので、タイでの生活経験のある職員が言語や文化、生活の様子などを紹介する、というものです。みんなに配られた小冊子。タイへのパスポートです。職員のお話し。タイはどこにあるの?どれくらい遠いの?挨拶は何て言うの?現地のお金。なんだかおもちゃのお金みたい・・・タイでは年長者を敬う儀式として、水かけ祭りをするそうです。子どもたちから見れば職員はみな年長者、ということで敬意を表します。最後はタイのお菓子を食べながら、紫色の不思議な飲み物、バタフライピーを飲みました。みんなでタイ旅行
9月29日は、中秋の名月でした。さんあいでは夜から空に雲がかかってよく見えませんでしたが、子どもたちは行事食でお月見の雰囲気を味わいました。メニューと食材は全ホーム同じですが、アレンジや盛り付けは各ホーム自由です。お弁当箱で出してくれると何故かわくわく感がでます。卵焼きがお月様、揚げ物が星を表現しています。デザートのお饅頭はウサギさんです。そして秋の味覚の栗ご飯とお野菜たっぷりの汁です。子どもたちの大好物のポテトもオマケに付けました。こちらはワンプレートに乗せました。目玉焼きにかかったソースが雲のように見えます。こちらもお弁当です。目玉焼きに子どもたちの好きなチーズをのせました。こちらは各種食器に分けました。目玉焼き最強パートナーのハンバーグと最強の箸休めのポテトのコンビネーション盛り付けが食欲をそそりま...行事食(お月見)
朝晩は大分過ごしやすくなりました。小学生たちは計画していたグループワークで秩父のキャンプ場に行って野外活動をしました。当日は山の中で熱中症の危険も気にすることなく体を動かすことができました。やっぱり自然は最高です。活動は竹で夫々が昼食用の食器をつくり、その後カレーを作てその器で食べます。小さい子は大人に手伝ってもらって器づくりをしました。立派な器の完成です!次はカレー作りです。マキの火に直接鍋をかけました。できたカレーはこんな感じに盛りつけました。オイシソー!!自然の中で、しかも自分たちで作ったカレーと器で食べられて最高です。小学生の野外活動
ヒップホップダンスのインカ先生が久しぶりに戻ってきました。今日はいつもよりたくさんの子どもたちが参加しました。子どもたちは久ぶりだったので驚くほど真剣で新しいステップもすぐに覚えました。まだ体を動かすとすぎに汗が出てきますが、でも気持ちのいいレッスンの時でした。みんな新しいステップに真剣に取り組みました。少し涼しくなりましたがまだ安心できません。1時間のレッスンでしたが2回の水分補給をしました。久しぶりのヒップホップ
児童養護施設の仕事は精神労働と言われている。さんあいでは、職員のメンタルヘルス向上のため職員自身が小旅行やBBQ、様々なイベントへの参加等を年間を通じて企画している。今回のグループは他の近隣の施設職員と合同で東京に出かけた。仕事熱心な職員たちは東京の荒川区にできた日本で一番新しい児童養護施設を見学した。深谷市出身の郷土の偉人渋沢栄一の旧邸を見学。外国人観光客でにぎわう、浅草寺も訪問し、”お上りさん”気分でした。ハイライトは、合同懇親会です。児童養護施設職員でなければ分かってもらえない悩みや喜びを沢山共有しました。職員メンタルヘルス
児童養護施設さんあい及び自立援助ホーム三愛子ひつじ寮を運営する社会福祉法人三愛学園では、令和6年4月から共に働く職員を募集しています。応募される方は、以下の日程で採用面接を実施いたしますので、ご希望に日時を電話かメールでお知らせください。・9月6日14時~17時・9月13日14時~17時・9月20日14時~17時・9月27日14時~17時・10月4日14時~17時・10月11日14時~17時・10月18日14時~17時・10月25日14時~17時上記日程外での面接をご希望される方も電話かメールでご連絡下さい。電話:048-585-0605メール:san-ai@isis.ocn.ne.jp募集要項========================================================...職員募集(再掲)
子どもたちは様々な家庭環境が理由で施設に入所してくる。それゆえ親との関わりも様々で、定期的に面会にくる親もいれば、ほとんどその存在すらわからない親もいる。つまり施設の中では平等に支援をうけるが、親との関わりについては不平等なのだ。「その不平等が原因で、けんかやねたみはおきないのですか?」という質問をよく外部の方から受ける。答えは、「ほとんどありません」です。自分の生い立ちを理解し何も言わないで耐えている子がほとんどだからです。そんな不平等を少しでも埋めるべく、多くの施設でも配慮した対応をしている。例えばさんあいでは、お正月に帰省できる子どもたちと施設にいる子どもたちではお年玉の額に差をつけているし、特に暮れからお正月は家庭で過ごしているような雰囲気にしている。また定期的に親との関係が薄い子たちを集めて「夏...平等への配慮
未就学児のグループワークを実施しました。オリジナルTシャツ作りです。まず無地の白Tシャツを用意し、水鉄砲にカラー絵具を入れて遊びながらTシャツに色を付けてゆきます。当日も猛暑でしたが秋の気配も感じられる中、最後の夏の思い出をみんなで作りました。水鉄砲合戦で相手のTシャツに色をつけます。幻想的な色に染まりました。それから色落ちしないように洗います。早速染まったTシャツを着ました。お昼は、子どもたちの大好きなMacを食べました。オリジナルTシャツ作り
児童養護施設さんあいでは、一時保護所「オリーブ」を併設しています。「オリーブ」は県内の児童相談所を通して様々な事情で急遽保護が必要となった子どもたちに生活の場を提供しています。オリーブの子どもたちは受けた傷、親しくしていた人や地域からの突然の別れ、明日への不安などで悲しみ、恐れ、不安を抱えながら生活しています。また一時保護中は、園内の学習支援はあるものの短期的な保護を想定しており様々な学区から来ているという事情から地元の学校には通っていません。ですので子どもたちにとっては学期もなければ夏休みもないということになります。そんな子どもたちのために、楽しい夏の思い出になるよう沢遊びを企画しました。猛暑の中ですので子どもたちは涼しい川遊びを満喫しました。少しでも彼らの空白の夏休みを埋められる楽しい体験をして欲しい...空白の夏休み
深谷市の小中学校は今日から2学期が始まりました。子どもたちはしぶりる姿も見せずに登校しました。今年の夏は猛暑で(今も続いていますが、、。)お出かけや外遊びを控える日も多かったですが、それでもお祭りや花火等の地域の行事も復活してコロナ禍中とは比較にならない様々な催しに参加しました。地域の美容室の方々がボランティアで子どもたちの髪をカットして下さいました。深谷消防署岡部分署のご協力で、消火訓練をしました。訓練が終わった後、ご厚意で子どもたちを消防車に乗せてもらいました。今年の地域火災発生率は例年より多いそうです。休み終わりに近づく中、スイーツビッフェを園内でかいさいしました。お菓子作りに興味のある子たちは栄養士さんの指導のもと「ガトウショコラ」に挑戦しました。作ったスイーツは、子どもたち全員でいただきました。...夏休み終わる
児童養護施設さんあい及び自立援助ホーム三愛子ひつじ寮を運営する社会福祉法人三愛学園では、令和6年4月から共に働く職員を募集しています。応募される方は、以下の日程で採用面接を実施いたしますので、ご希望に日時を電話かメールでお知らせください。・9月6日14時~17時・9月13日14時~17時・9月20日14時~17時・9月27日14時~17時上記日程外での面接をご希望される方も電話かメールでご連絡下さい。電話:048-585-0605メール:san-ai@isis.ocn.ne.jp法人の養育目標は、「思いやりのある子」です。「思いやりのある子」に育ってもらうには、「思いやりのある職員」の存在が必要です。以下に示される「思いやりのある職員4か条」は、法人の求める職員像であり採用や育成の基準となります。「思いや...職員募集中
ドッチビーの全試合が終わりました。勝ち負けの数では2チームとも1勝1敗だったので子どもたちの思いも様々でした。期待していた以上と思った子もいるし、優勝できたと悔しがった子もいました。そんな気持ちを背負いながら閉会式に並んでいると思いもよらない出来事が起こりました。優勝・準優勝チーム発表の前にチームワーク賞の発表があり、全チームの中からさんあいが呼ばれたのです。そうです、試合に出ていな子たちの熱い応援が認められたのでした。さんあいチームは歓喜に包まれました。よかった、よかった。興奮冷めやらない子どもたちは一度園に戻りシャワーを浴びた後に、再び車に乗りお疲れ様会の夕食を”すたみな太郎”(焼肉、お寿司等食べ放題のお店)でとりました。優秀選手賞は各チーム1名ずつに授与されました。一生懸命に練習して活躍した子たちな...親善球技大会その2
県下の児童養護施設児童が集う親善球技大会は8月21日に4ぶりに開催されました。競技としては今までソフトボールでしたが炎天下での運動は熱中症危険が大きいので、今年度より体育館でできしかも男女の差が出にくい「ドッチビー」とミニサッカーの2競技になりました。さんあいは小学生チームと中高生チームの2チームを編成しドッチビーに参加しました。大会に協賛いただいた一般財団法人全国児童福祉施設財団のマスコットキャラクターの「モッチー」から大会名が「もっちーカップ」になりました。各施設から沢山の子どもたちが参加しました。出場選手の頑張りもさることながら、参加しなかった子たちの応援もすごかったです。小学生チームは予選リーグ1勝1敗で決勝トーナメントに行きました。中高生チームも予選リーグ1勝1敗でしたが、得失点差で決勝トーナメ...親善球技大会その1
夏休みも残すところあとわずか。さんあいの子どもたちが通う深谷市内の小学校は8月29日から2学期が始まります。そこで心配となるのが宿題の進み具合。各ユニットの職員はそれぞれ子どもたちの宿題の取り組み具合を把握していますが、普段生活を共にしている大人からのアドバイスにはどうしても耳を傾けにくくなる子もいます。そこで学習支援タスクチームは今年も、1日、集中して残っている宿題に取り組む非を設定。居室ではなく、事務棟の学習室を使って、普段の担当とは違う職員にも目をかけてもらいながら宿題に取り組みました。子どもたちの得手不得手はさまざま。読書感想文と格闘する子、自由研究で制作をしようと思うもなかなか思い通りの材料や方法が見つからないなどこだわりのある子・・・でも1日頑張って、終わりが見えてきました。小学生夏休み1日宿題会
さんあいでは、職員が各ホームで料理をするが、そんな職員を見てか子どもたちも結構料理が上手だ。特に時間のタップリある夏休みはよくお手伝いをしてくれる。料理は分量を量ったり、食べるときの味や見た目を考たり、食べる人の気持ちを考えたりするこので、創造力を養い相手のことを思う心を養う等、教育的な要素が満載である。AIや科学が進歩してもボタン一つで機械がおいしいラーメンを作ってくれる時代が来るとは思えない。人間が食をエンジョイし生きてゆく限り、なくなることのない大切な生活技術が料理である。職員として誠に勝手な期待だが、ここを卒園した児童の中からプロの料理人が現れることを願っている。今日は、同じホームの小学生の誕生日です。中学生の料理じょうずRくんが腕を振るいます。料理は主賓のリクエストでオムライス、から揚げ、フライ...料理上手
夏休みだからできる非日常体験を各ホームでは考えています。その一つが雑魚寝です。お風呂に入り夕食を済ませてからリビングにそれそれの布団を敷きます。そして少々怖いホラー映画を見たり、夜食を食べて盛り上がったり、最後はみんなでそのまま雑魚寝です。そんな非日常を職員が準備し最後まで見守ります。お菓子とジュースで女子トークに花が咲きます。そして子どもたちが選んだ夜食は、なんと激辛ラーメンです。学校が始まるまで十分に非日常をエンジョイしてね!非日常
アニマルクラブでは、活動計画や課題・提案があるときにみんな集まって話し合いの時を持っています。今日の話し合いは、小3女児のSちゃんからの提案を聞いて皆の意見を聞く時にしました。メンバー11名の内で参加できたのは10名です。みんなSちゃんの提案を真剣に聞いて意見を出したり質問したりしていました。とにかくみんな動物のことになると真剣です。まず最初に、理事長先生からアニマルクラブの目的のお話がありました。そしてSちゃんからの提案です。Sちゃんはしっかりと準備して自分の考えているクラブ内の委員会設置について話しました。担当職員はSちゃんの提案を整理してボードに書き出します。Sちゃんは、動物たちのことを考えて「健康委員会」、職員のことを考えて「お手伝い委員会」、そして施設全体の子たちをことを考えて「新聞委員会」を提...アニマルクラブの話し合い
子どもたちが待ちに待った各ホーム単位で行く特別外出の時期になりました。職員は事故の起こらないように普段より気を使って大変ですが、子どもたちの喜ぶ顔が見れるので楽しい時でもあります。今年は前例のない猛暑で海に行くホームは少ないですが、それでも子どもたちが喜びそうな場所を見つけて1泊2日の旅を楽しみます。目的に向かう車の中も楽しい時間です。運転は職員が交代でします。ことしのポプラは那須動物王国に行きました。お昼はみんなでBBQです。おおきな子たちはよくお手伝いをしてくれます。この1泊2日の楽しい旅行が、子どもたちの一生の思い出になることを願います。夏の特別外出
さんあいのある深谷市のくしびき地区は、戦後の食糧事情が悪い中で様々なところから移り住んできた方々が原野を開拓してできた地区である。そして毎年8月初旬に開催される「くしびき祭り」は、夏の過酷な農作業の慰労として農協が中心となって始めた盆おどりが源流と思われる。その後、地区の自治会が主催して開催する「くしびき祭り」になった。祭りには多くの子どもたちが集まったが、少子高齢化の波の中で参加する子ども数は減少し、今やさんあいの子どもたちが半数を占める状況だ。祭りの花は幾つかある、お囃子、お神輿、出店、、、。でもそこに子どもたちの姿がないと寂しい。大人は子どもたちの楽しそうな顔を見るために、様々な趣向を凝らす。そして子こどたちの喜ぶことがおとなの喜びとなる。なにわなくても、子どもたちがいれば祭りは楽しい。そう考えると...祭りの花
コロナ対応が緩和された今年、各地でさまざまな祭りが復活しています。さんあいのある深谷市でも4年ぶりに「深谷まつり」が復活。さんあいの子どもたちも神輿を担いで参加しました。日本一の暑さを誇る熊谷に隣接する深谷。気温と一緒に熱気も高まります。でもヒートアップしすぎないように、沿道からかけられる水。子どもたちの歓声があがります。今年の夏のたのしい思い出の一つになりました。深谷まつり
相変わらず猛暑が続いています。東京や前橋では夕立の豪雨もあったようですが、さんあいのあたりはまでは来ませんした。そんな中ですが、子どもたちと職員は、熱中症アラートの合間で楽しい時も持っています。さんあいの通用門にあるブドウが実ったので子どもたちと収穫しました。特に今年の実は甘いようです。社会人で頑張っている卒園生が、同じ会社に就職した卒園生を連れて購入ばかりの新車を見せに来てくれました。男の子グループで川越のプールに行きました。”ふぅー、極楽極楽!”普通は冬の温泉で耳にするフィレーズですが、その気分はわかります。猛暑の合間
三愛精神の中の「人を愛す」をさんあいの現場では、「人を大切にする」と置き換えて実践しています。子どもたちを大切にすること、同僚を大切にすること、自分自身を大切にすることです。言うは易し行いは難しですが、理想に一歩でも近づよう努力する姿勢が大切です。人を愛することは、「人を受容する」とも言い換え可能です。現代社会においてはLGBTQに象徴される個性や多様性の尊重は必須です。一方で個性や多様性が尊ばれる社会は、個性のぶつかり合いや多様性の細分化が進み、よりストレスフルな社会に変貌してゆくのことも予想できます。そんな中で「人を愛する」を「人を受容する」と置き換えて実践することが求められるのではないかと感じます。子どもたちのありのままの今を受け入れる。声を聞く。違いを受け入れる。悲しいを受け入れる。嬉しいを受け入...受容
連日の猛暑で子どもたちは外遊びは控えていました。でも今日の熊谷地方は午前中曇り空で32度程度でしたので、みんな水筒をもってグランドに出て「ドッチビー」の練習をしました。「ドッチビー」はドッチボールのルールと似ていて、ボールの代わりに柔らかい円盤を使います。実は毎年夏休みに埼玉県下の施設の児童が集まって実施している「親善球技大会」の競技がソフトボールからミニサッカーとドッチビーの2種目に今年から変わりました。理由は猛暑の中で外の競技でしかも試合時間の長くいソフトボールは熱中症のリスクが高いと判断したからです。大会は8月21日です。さんあいは「ドッチビー」に参加します。勿論出場するからには優勝を目指します。子どもたちのやる気も強く、みんなしっかりと練習しています。何よりも久しぶりのお外での運動でみんな爽やかな...久しぶりの運動
今年も勢いよく園庭のプール開きをしたかったのですが、熱中症アラートが発令される中、外で水遊びをしている間に子どもたちが具合が悪くなってしまっては本末転倒です。そこで職員間で話し合い、環境省が地域別で出す暑さ指数(WBGT)を参考にしつつ対応を判断することにしました。この数日は、指数から赤(危険)とされる前の午前中、まだ気温が上がる前に園庭での水遊びを行っています。今年は例年のビニールプールに加えて、寄贈していただいた水遊び遊具「スプラッシュ・パーティー」が人気です。皆様からのご支援と職員の知恵を合わせて、子どもたちの夏を演出していきたいと思います。スプラッシュ・パーティー
夏休みが始まりました。連日の猛暑で外遊びもままなりませんが、夕方、日が陰りだしてから恒例のガーデンパーティーを開催することができました。浴衣や甚平を着てリラックス。暑いのでレモネードが大人気です。そうめん流しは、部屋対抗で。賞品があるのでみんな真剣です。昨年まではコロナもあり、ハリボテのスイカでしたが、今年のスイカ割は久しぶりに本物で行いました。BBQもお腹いっぱい食べて、日もとっぷりと暮れてきました。最後はみんなで花火をしてお開き。長い夏休みの始まりです。夏のはじめはガーデンパーティー
中2男児のTくんの誕生会のリクエストメニューは、「ピーマンの肉詰め」です。なかなかレアなリクエストですが、とにかく彼はこの料理が大好物でこれさえあれば満足です。ただのお肉でなくてピーマンがついているので栄養のバランスはいいですね。職員は食べ盛りのTくんのためにせっせとたくさんの「ピーマンの肉詰め」を作ります。職員は誕生会の料理に大忙しです。これがTくんの大好物「ピーマンの肉詰め」です。ピーマンのおいしい時期に生まれたので好きになったのでしょうか?職員が準備で忙しくしている中、誕生日プレゼントのレゴの説明書に夢中のTくんです。ピーマンの肉詰め
ワクノビクラブの活動の一環で、小学校高学年から高校生までの6名が近隣の埼玉工業大学のオープンキャンパスに参加をしました。オープンキャンパスは主に受験生を対象に開催されるものですが、広く社会の仕組みやそこで働く人、学ぶ人たちのことを知り、それぞれの将来に役立てるというワクノビクラブの目的・趣旨を了解いただき、受け入れていただきました。初めて体験する階段教室で、大学事務局からのオリエンテーション。「大学には教える人、学ぶ学生、そしてそこで働く職員がいて成り立っています。それぞれの人たちの様子を見たり、質問をしたりしてください。」と説明がありました。さんあいの元理事、元埼玉工業大学教授の先生が、日本の教育制度や高校を卒業した後の進路、大学は何をするところか、どんな人が教えたり学んだりしているか、等々、オリエンテ...大学探検
連日の猛暑、熊谷地域の本日の最高気温は37℃とのことです。熱中症アラートが発令され、学校の部活動を含め子どもたちの屋外での活動は禁止となりました。帰園した子どもたちも晴天ではありますが、日陰を通って居室まで移動します。さんあいでも看護師が掲示板を作って園庭に掲示を出しました。そんな暑さの中ですがブドウ棚にはぶどうがたわわに実り、葉は私たちを日差しから守る影を提供してくれています。熱中症アラート
「ブログリーダー」を活用して、愛すべき子どもたちさんをフォローしませんか?
動物の飼育小屋「ぶどうのき」に新しい仲間が加わりました。ハムスターです。アニマルクラブの子どもたちが話し合って、飼育をすることになりました。名前は「もっちー」です。ヨロシクね!新しい仲間
児童養護施設さんあい及び自立援助ホーム三愛子ひつじ寮を運営する社会福祉法人三愛学園では、今年度の中途採用および2026年4月から共に働く職員を募集しています。ご興味のある方は、以下にご連絡ください。見学も随時受け付けております。○電話:048-585-0605さんあい人事担当(髙瀨/松本)まで。○以下のホームページの「お問い合わせ」メールフォームもご利用ください。https://san-ai-jidouyougo.org/access/#mail法人の養育目標は、「思いやりのある子」です。「思いやりのある子」に育ってもらうには、「思いやりのある職員」の存在が必要です。以下に示される「思いやりのある職員4か条」は、法人の求める職員像であり採用や育成の基準となります。「思いやりのある職員4か条」●子どもを思い...職員募集中!!
夕飯が済み、夜のとばりが下りる頃、中高生たちが三々五々、交流ホールに集まってきました。そう、今日は中高生学習会です。定期試験を前にして、お部屋には幼児や小学生がいて落ち着かない、集中できないという中高生を応援するべく、職員の中の学習支援タスクチームが勉強会を開催しました。子どもたちは皆、それぞれの課題を持って自分で取り組むのが基本ですが、質問が出た時のために職員はパソコンも用意して、待機します。職員の中には教員免許を持っている者もいます。でもすべての教科、分野に対応できるわけではありません。大切なのは、集まって学習会をすることで、同じタイミングで試験と向き合う仲間たちがいること、それを応援している職員がいることを感じられることです。みんな頑張れ~!!中高生学習会
梅雨に入り雨が続いたと思ったら、今度は一気に真夏の日差しがやってきました。今年、開所した地域小規模児童養護施設は敷地が広く、たくさんの庭木もあるので、草刈りや庭木の剪定が大変だろうと想像していたのですが、案の定、葉や枝が一気に伸び始めました。庭木には毛虫もついて、子どもたちを脅かす存在にもなり始めたので、熱中症にならないよう、朝の早い時間に職員総出で草刈りと枝の剪定を行いました。ただ職員だけでは埒が明かないなぁと頭を悩ましていたところ、強力な助っ人が現われました。ご近所の吉田造園さんが、ボランティアでケヤキなど大きな木の枝を落としてくださいました。ありがとうございました。留まるところがなさそうな暑い夏の始まりですが、熱中症にはくれぐれも気を付けて、お仕事を続けてください。夏草や・・・
関東地方も梅雨入りしました。まだ6月なのに連日猛暑だったので、雨が降ってほっと一息ではありますが、子どもたちの安心、安全を脅かすゲリラ豪雨だけは勘弁してほしいと心から願います。雨が降って嬉しいのは人間だけではありません。さんあいの敷地の片隅にあるアジサイたちもかわいい花びらを広げて喜びを表現しています。朝、そんな花たちを摘んで、子どもたちは保育園に登園しました。そう、今日は花の日です。商業ベースでは8月7日が「ハナ」の日なのだそうですが、さんあいの子どもたちが通う保育園では、アメリカのプロテスタント教会の行事にちなんで6月の第2日曜日に近い日に、子どもたちが花を持ち寄って、近隣のお世話になっている方々に届けます。アジサイの花を見ていると、野の花でさえも神様は用いて、人の心を和ませてくれるものだと思います。梅雨入り
子どもたちの祈りが通じたのか、前日の大雨が嘘のように晴れた6月1日の創立記念日。昨年以上のお客様を迎えて大盛況となりました。理事長挨拶。今年は創立49周年、そして来年は50周年。半世紀、さんあいを支えてくださった方々への感謝の言葉が述べられました。創立者である名誉園長からのご挨拶。この地に撒かれた一粒の麦が今日まで育ち大きくなったことに感慨もひとしおです。子どもたちから各部屋の出展内容の紹介。「みんな来てね~」売り上げの一部は、能登半島地震、タイの児童養護施設、そしてさんあい卒園児のアフターケアに使われることも紹介されました。そしてアトラクションのはじまり、始まり。キッズダンスは、チームごとに衣装も踊りもきらびやかです。櫛挽鳴子会による太鼓の響きが祭りの気分を盛り上げます。それぞれのお部屋の出店ではゲーム...大盛況!さんあい祭り
「フレ~、フレ~!」中庭に子どもたちの声が響きます。以前は運動会と云えば秋の行事でしたが、最近は諸行事との兼ね合いなども考慮してか、春に実施する学校も多いようです。さんあいの小学生達が通う学校でも同様で、この週末に運動会が実施されました。子どもたちの遊びも学校の延長で応援合戦です。そして本番。職員は手分けをして担当児童の応援に駆け付けます。同室の子どもでも紅組、白組と同じ組になるとは限らないので、職員も両方の応援をしなければなりません。実力を発揮できた子、できなかった子、実力以上の力が出た子と様々ですが、協議に参加をしてがんばる姿をみると、それだけで十分。みんなにメダルでもあげたい気分になります。フレ~、フレ~!!
今日は今年度初めてのアニマルクラブの話し合いがありました。いつもこの時期にやるのは、新たに部員になりたい子や部を卒業する子に少し時間を与えてから決させるためです。なので今日の話し合いでは、新たに部員になった子の紹介、年間目標、年間活動計画、班分け等が議題でした。子どもたちは、時々ふざける子もいましたが基本真剣に意見を出していました。そして最後は多数決で決めてゆきました。新たな活動としては、ハムスターを飼うことが決まりました。このハスムターは一人の子が飼い主になり、他の子は必要に応じてその子をサポートするというやり方です。初めて取りくみですが、これが成功すれば他の子にも広げてゆきたいと考えています。このように子どもと動物の1対1のセラピー効果にもチャレンジして行きたいと思います。今年度は36名中14名がクラ...アニマルクラブの話し合い
日本国憲法第22条には「職業選択の自由」が謳われていますが、現代、子どもたちには自ら選んで様々な職業に挑戦をする権利があります。施設で暮らす子どもたちも、好きなモノ/コトを見つけて挑戦をしてほしい、職員もその応援をしたいと思っているのですが、なかなか具体的な仕事のイメージが持てない子が多いのも事実です。そこで重要となるのが実際に仕事をしている人と会うこと、その人をロールモデルとすることです。先日は、そのロールモデルの一人、現在、警察に勤務をして白バイに乗っている卒園生が同僚を伴い来園してくれました。実際に白バイに乗ったり、直接話をする機会を得た子どもたちは大喜び。また連れてきてくれた同僚は女性でした。女性だから、〇〇だから、と以前は挑戦することを阻む社会の偏見も多くありましたが、それを乗り越えてきた先輩と...職業選択
こどもの日は、子どもたちは前日に楽しいイベントに参加したので、ゆっくりと休みを過ごしていました。日が傾きかけた午後、庭で楽しそうに遊ぶ小学生たちの声に誘われるように外に出てみると、庭の隅で何かを必死に探す子たちがいました。何をしているのか聞くと「宝さがし」をしているのだといいます。「宝さがし」とは昭和の遊びだと思っていましたが、さんあいの子たちは間ではブームが復活しているようです。勿論ここの子たちも現代っ子なのでネットやゲームで時間を過ごすことが多いです。でもここの子たちはいつも一緒なので、みんなで楽しむ遊びをするのも好きなようです。誰が教えたわけでもないのですが、隠す側と探す側の2つのグループに分かれ早く全部宝を探したチームが勝ちです。今回の宝はおもちゃのシャベルだそうです。彼らが真剣に遊ぶ姿を見ながら...こどもの日の遊び
連休の中日、青空の下、一般社団法人JSF様が昼食の提供、カットとネイル体験を企画してくださいました。主宰の國府田様からのご挨拶。「未来ある、こども達に笑顔を」との思いを持って集まった職業人。様々な会社の協賛も募って活動をしているとのことです。子どもたちにと文房具や玩具のプレゼントも用意してくださいました。そして焼きそばや焼き鳥のいいにおいがしてきました。お待ちかねの昼食時間です。普段は街中のお店で働いておられるプロの方々が、子どもたちのために腕を振るってくださいます。2回、3回とお替りをする子が何人もいました。お昼を食べ終わったところで、午後からはカットとネイル体験。JSFのメンバーの中で普段プロとして働いておられる方たちが、その技を子どもたちのために無料で提供してくださいました。明日の子どもの日を前に、...JSF交流イベント
ぶどうの木で事件発生です!ポニーちゃんが無抵抗なのを良いことにカラスが侵入、たいせつな餌を突いていることが発覚しました。ポニーちゃんがトイレのために出入りする穴を使って入り込んだのです。しっかりと足跡ならぬ、糞の後が証拠です。犯人は逃走中。余裕綽々です。いつもみんなで注意をしていたのですが、夜陰に乗じて侵入することもあるようで、何か良い対策はないか、頭を悩ませています。カラス襲来
今年は3月に寒い日が続いたこともあり、4月の入園、入学式の時期まで桜の花を楽しむことができました。そんな春に入園、入学をする子どもたちのために今年も「入園・入学を祝う会」を行いました。会場となる交流ホールの入り口で入場を待つ新入園、入学をする子どもたち。いつもの仲間たちですが、制服やおめかしをすると非日常感が高まって、ふだんの生活の場ではなかなか見られない良い顔が見られます。みんなの拍手の中、入場。名前を呼ばれると「はい!」と大きな声、手も上げて入ってくる子もいます。あれ、手と足が一緒に出ているよ?!みんなの前に整列して、順番に今年の抱負を述べてもらいます。そして会食。子どもたちの要望も踏まえたメニューです。いきなりデザートから食べ始める子もいますが、大好きなものがあることは良いことです。最後は新任職員の...入園・入学を祝う会
今週は各地の学校で入学式が行われますが、ぶどうの木にもインコ7羽が新しい仲間として加わることになりました。聞きつけたアニマルクラブのメンバーたちがぶどうの木に集まって中をのぞき込んでいます。ぶどうの木の奥の部屋を鳥小屋に改造。アクリル板越しに、中の様子を見ることもできますインコといえばセキセイインコが有名ですが、このアフリカ原産の新入生たちはコザクラインコと呼ばれる種類。人にもなつきやすいと言われています。子どもたちとも早く慣れて欲しいなと思います。ぶどうの木の新入生
暖かくなってきたのでみんなで畑にジャガイモの種イモを植えました。六月芋(ロクガツイモ)とも呼ばれるジャガイモは、この時期に植え付けると6月~7月にかけて収穫できます。ジャガイモを畝に沿って埋めて、その上から肥料をかけて・・・夏には大きくたくさんのジャガイモが収穫できるはずです。「お芋を植えると、たくさんのお芋ができるの?」「早く大きくならないかな」「ポテトフライ食べたいな」・・・みんなで収穫を楽しみに待ちます。ジャガイモの植え付け
年度末には数名の児童がさんあいを卒園/退所をしていきます。今日はさんあいで十余年を過ごしたS君とのお別れの日。エントランスに集まり、みんなで送り出します。高校を卒業し、就職先も決めて卒園していくS君の姿に、年下の子たちは頼もしさを感じ、長くいる職員は成長を感じて感慨ひとしおです。職員からのプレゼント。これまでの成長の姿をアルバムにまとめたものを渡しました。引っ越しの荷物を車に積んで、職員が新しい住まいへと送ります。その後ろを皆で見送ります。人生、これからが本番。様々なチャレンジがあると思いますが、背後にいつも自分の事を思い、祈っている仲間がいることを忘れないでほしいと願います。そしてまた何かあったら戻って来て良いからね、と言って送り出しました。送り出し
厨房では職員が会食の準備に余念がありません。高校生の男の子2名も応援でお手伝い。そう、今日はさんあいの「卒園・卒業を祝う会」です。そして会が始まりました。一人一人の名前が呼ばれて、この3月に卒園、卒業を迎える年長、小6、中3、高3の児童が入場。一人一人が、今年良かったこと、思い出をみんなの前で発表します。そしてさんあいからから退所をする子どもたちにも、みんなの前でスピーチをしてもらいます。長くても短くても生活を共にした時間の中にはたくさんの思い出があります。うれしい、楽しい思い出ばかりではなかったとしても、お互いが成長するために必要な大切な時間です。そして会食のはじまり。朝から職員と高校生が準備した料理がテーブルに並びます。クリスマス会の時のような出し物はありませんが、卒園・卒業生たちの今までをふりかえる...卒園、卒業、そして旅立ち
さんあいではコロナ禍以前から各居室にパソコンを設置、子どもたちがそれぞれネットを利用できる環境を整えています。施設で過ごすうちに正しいIT機器の使い方、インターネット上に広がる人や情報との上手な関係の作り方を学んで社会に出ていってほしい、と思うからです。最近の子どもたちはそのパソコンをYouTubeやTiktokの視聴、生活上での調べものやアイドル情報の収集、イラストの作成といった作業まで幅広く使っていますが、耐用年数を過ぎて新しいものが必要な時期になってきました。そんな時に実業家の西村博之(ひろゆき)さまが村長を務める「ペンギン村」というインターネットサイトで児童養護施設にパソコンを無償で贈呈する企画がありました。さんあいも応募したところ、4台を寄贈いただけることになりました。そしてなんとこの寄贈にあた...ネットでつながる善意の輪
13日の夕方、普段は使われていない事務棟の厨房の灯りがついていて、何やら良い香りがしてきます。覗いてみると、男の子たちが職員と共に作業をしていました。そう、明日は3月14日、ホワイト・バレンタイン・デー。男の子たちが女の子たち(や職員)にありがとうの気持ちを表わそうと奮闘していたのです。みんな真剣に作業をしています。気がつけば夕飯が始まる時間ですが、最後までやりきりました。オーブンからも良い香りがしてきました。きちんと包装してできあがり。バレンタインデーは西洋起源ですが、このホワイトデーは日本発祥だとか。どのような方法でも、他者に感謝や敬愛の気持ちを表わすのは良いことです。子どもたち一人一人に思いやりの心が広がることを願います。ホワイトデー
朝のさんあいの中庭には昨日の雪がしっかり積もっていました。泊まっていた職員、朝、出勤してきた職員で玄関や車両の上の雪をどかせて、子どもたちもみな無事に登園、登校をすることができました。日中は冷たい雨が降ったので子どもたちが学校から帰って来た時にはずいぶんと溶けてしまっていましたが、それでも宿題が終わった小学生、さっそく雪をかき集めて雪だるまづくりに励んでいました。だるま三兄弟だそうです(本人も入れると四兄弟?!)雪の翌日
「スタバはないけれど砂場はあるよ」とは某県知事のジョークですが、さんあいにもついに砂場ができました。園庭脇に設けたラビット・ランですが、夏場の暑さが続く中、ウサギたちには環境が過酷すぎで使うことができませんでした。動物小屋ぶどうの木の環境が整備されたので、ラビットランを子どもたちが遊べる砂場にしました。もちろん熱中症予防のために日よけのテントや扇風機などできる限りの対策をとっています。さっそく子どもたちが集まってきて、何やら作品作りが始まりました。貝がらが並んで、まさに海辺の様です。女の子たちはスイーツづくりに余念がありません。「誕生日は?」「8月〇日!」・・・もうすぐ夏休み。誕生日も待ち遠しいですね。園庭砂場
7月に入りました。渋沢栄一の肖像画が入った新札発行で熱気を帯びる(?)深谷市ですが、気温も上昇。今日も熱中症アラートが発令されました。外遊びができないので、子ども達も子ども達なりに部屋での過ごし方を工夫をしています。その一つが折り紙。昨今はインターネット上に複雑な折り紙の作り方の動画がアップされており、それを見ながらなかなかの大作ができています。お部屋の中では、いま折り紙がブームです。どんどん作るので、ストックをしていた折り紙があっという間になくなってしまいます。読者の皆様、お手元に使わない折り紙があれば、ご寄付ください。ウルトラマンのように暑さとの戦いはまだまだ続きます。折り紙ブーム
さんあいの職員にとってお誕生日会の準備は大きな仕事の一つです。通常は、食事のメニューと材料は栄養士さんが準備しますが、お誕生会は子ども本人が好きなメニューをリクエストして職員が買い物から調理まで行うからです。この日は、Mくんの誕生会です。基本ホーム職員の担当職員全員で役割を決めながら準備します。食事は子どもたちの健康を維持しマナーを学ぶだけでなく、子どもと職員の関係を構築する上で大切な時です。手作りにこだわり時間と愛情をかけて用意する職員の姿を子どもたちはしっかりと記憶に留めます。なるべく作り立てを食べてもらいたいので、夕方は料理で大忙しです。今日の主役のMくんのリクエストは、ベタですが、から揚げ、ポテト、ピザでした。ワカメおにぎりはシンプルですが、パーティー感を演出しますね!今日の主役Mくん、プレセント...お誕生会の準備
熊谷の最高気温は今日も30度を超えました。顔を真っ赤にして子どもたちが学校から帰ってきます。「ねぇ、みてみて」と帰って来た子どもが指さす先にはスイカの実。男の子のある部屋では部屋の前の空いたスペースを使って食用野菜を植えています。いわゆるキッチン・ガーデンです。子ども達はさんあいの畑でもジャガイモやサツマイモ、キュウリや大根などを植え付け、収穫をしますが、キッチン・ガーデンだとまさに目の前で野菜が成長するさまを見ることができます。そしてそれを収穫して、食卓で味わう、最高の食育体験ともいえます。まだ収穫にはしばらくかかりそうですが、「食べごろになって鳥たちにつつかれないように、大事に育てようね」とお部屋の職員が話しかけていました。よく見ると、ブロック塀を越境をして隣の部屋の敷地にも実がなっています。これは「...熱中症アラート発令
6月もまだ半ばですが夏日を記録するようになりました。その日差しをたっぷり受けて、周辺の畑でもトウモロコシがたわわに実っています。そして、さっそく畑から直送でとれたてのトウモロコシをご寄付いただきました。今年の初ものです。子ども達にも手伝ってもらって、各部屋に配布。おやつに、夕食の添え物に子ども達を喜ばせてくれるでしょう。誰だ?おひげにして遊んでいるのは!でも味わうだけではなく、目で見て、さわって、そして遊ぶことも自然の恵みですよね。今年の初もの
楽しいさんあいまつりの後、今年も卒園生と退職した職員の同窓会を開催しました。「おかえりなさい!」理事長の挨拶。さんあいまつりに参加し、引き続いてこの集まりにも参加してくれたことへの感謝と歓迎の言葉で開会です。参加人数は昨年ほどではありませんでしたが、その分、落ち着いた雰囲気の中で会が進められます。この春に卒園して、就職をした卒園生は、仕事の休みがもらえたと参加してくれました。その奮闘ぶりには、職員たちも驚くことしきりです。さんあいの創設者、名誉園長の周りには一緒に勤めていた退職職員の輪。昔話は尽きません。そして今年も全員でのビンゴ大会。昨年も参加してくれた卒園生。なかなか当たりが出なかったことを思い出して捲土重来を誓うも、今年もなかなか「ビンゴ!」にならず苦戦しました。そして、ようやく当たった豪華景品(?...おかえりなさい、さんあいへ
創立記念のさんあいまつり、今年は前線や台風が来ていたため天気予報とにらめっこで準備を進めてきました。感謝なことに午前中は天候が守られて、中庭を使っての開会式、イベントもほぼ予定通り行うことができました。オープニングはキッズダンス。雨雲を吹き飛ばす熱演です。理事長からのごあいさつ。日ごろ、地域の皆様から支えられて三愛学園の活動が続けられている事への感謝が伝えられました。また様々な催し物の売り上げについては、その中から施設退所児童のアフターケア、ウクライナの避難民、タイの児童養護施設の支援に用いられることも説明されました。厨房がフル回転で来場された方々の食欲に応えます。子ども達はそれぞれの部屋でアトラクションを準備をしています。魅力的な景品も部屋ごとに用意されています。寄付をいただいた新鮮な野菜。子ひつじ寮の...さんあいまつり
6月2日(日)の10時半より創立記念祭(さんあい祭り)が行われます。昨年はコロナ禍明けで、沢山の方々においでいただきました。今年も沢山の方々をお迎えできるよう数か月前から準備を進めています。さんあい周辺に駐車場も確保いたしましたので、どうそおいで下さい。今年も焼きそば、フランクフルト、カレーライス、焼き鳥、キュウリの一本漬け、綿菓子、かき氷、ポップコーン(無料)等、美味しいのも沢山すべて超格安です。コーヒーセット1個ではありません、全部で100円です。未使用鍋、お皿セット等、すべて100円古着は、子供服3枚100円、大人は2枚で100円です。お野菜は農家さんからの寄付で、新鮮さを保つために明日午後に採りに行きます。当日は沢山のボランティアさんに手伝ってもらいます。(写真は昨年のもの)さんあい祭りの準備
昨日は、子どもたちが通う本郷小学校の運動会でした。子どもたちは元気いっぱいに体を動かしました。徒競走で1位でだった子、最下位だった子、チーム対抗やリレーで勝った子、負けた子、自慢する子、ガッカリする子、こどもたちの様々な心模様を青空と運動場が包み込みます。でも平和の中に体を動かせることは、大きな恵みに他ありません。低学年生の「玉入れ」単純ですが観客の家族たちは結構盛り上がります。これも定番の綱引きです。いいねー、田舎の小学校は。昔ながらの徒競走もあり順番をつけます。走るのが苦手な子たちも、ボール運びゲームという活躍の場があります。今日は、運動会の代休。そんな日の昼食は、「さんあいレストラン」が開店です。頑張った子どもたちのために、みんに人気のあるメニューで慰労します。栄養士と事務所職員手作りのおにぎり、チ...小学校運動会と振替休日
台湾の児童養護施設関係者の研修で来日した林さん、李さんが1泊2日でさんあいを訪問、子ども達や職員と交流のときを持ちました。お二人とも施設の責任ある立場の方です。居室での夕食。子ども達と食卓を囲み、職員の美味しい料理を味わっていただきました。お二人とも日本語はもちろん英語も話されません。通訳もなしでどうやって交流するの?と思いきや、ここでも文明の利器、スマホの翻訳アプリを使用して、子ども達とも流ちょう(?!)にコミュニケーションができます。「ドラえもん知ってる?」・・・『ドラえもん、あります』、「ねぇ、ねぇ、クレヨンしんちゃんはたいわんにあるの?」・・・『のはらしんのすけ、のことですね』誰かが「ほんやくコンニャクみたい!」と言いましたが、確かにあの頃の未来が少し現実になったような気がします。翌日は職員会議で...台湾からのお客様
朝晩は冷え込んでいても、日中はじりじりと強い日差しで、もう夏かと思わせるような日が続きます。熱中症アラートについても新しい指針が出て、子どもたちとどうやってこの夏を乗り切るか、職員たちも思案を始めました。このような気温の変化を乗り切るため、子ども達自身も服装で調節をすることを覚えて欲しいと、今月のトイレ新聞は服装がテーマです。では、皆さんにもクイズです・・・・正解は・・・・畑のジャガイモも花を咲かせています。寒暖差
アニマルクラブの1年のサイクルは5月から始まります。4月から入所した児童が新しい生活に慣れてから参加の希望を募るからです。今年は一人が入部しました。新しい子が加わって皆で今年度どんな活動をするか話し合いました。一番希望が多かったのは犬とのお泊り会でした。また新しい動物を飼うとしたら何が良いか、ということについてみんなの意見を聞きました。様々な動物の希望が出ましたが、小さい子がお世話できないほどの大型動物や手軽に購入できないものは除外しました。時々ふざける子もいましたが、みんな真面目に話し合の時をもちました。やはり犬とのお泊り会は一番人気のイベントでした。当番の班に分かれての話し合いの時もありました。トトはさんあいにきて4年目です。幸せそうですねー!アニマルクラブ話し合い
長かったコロナ禍もすっかり過去のこととなった今年のゴールデンウイーク。そこここでイベントが行われ入場規制もありません。施設の子どもたちの安近短でお休みを楽しんでいます。少しと運動すると汗をかく程度の穏やかな日、特にお出かけに行かなかった子どもたちは、中庭で太陽を浴びながらゆっくり過ごしました。何気ない穏やかな一日です。でもこれらの穏やかな日々が子どもたちの心の成長にとって大切な時間なのです。中庭で談笑したり、好きな小石を拾ったり、こどもたちの時間はゆっくり過ぎてゆきます。トトとポニー、そしてフレミッシュ・ジャイアントのマメもまったり過ごしています。中庭の花壇の花も誰の視線も気にすることなくまったりと咲いている感じがします。いいねー、ゴールデン・ウイーク!ゴールデン・ウイークの一日
昨年、さんあい祭りでストリートバスケットボールの楽しさを披露してくださった松村貴幸さまが、さんあいの子ども達のためにバスケットボール教室を開催、指導してくださいました。今回は体育館を貸し切って2面のコートで小学生から高校生まで参加して盛大に行いました。いつも笑顔の松村さん。まずはウォームアップ、基本のパスから。首筋に置いたボールが背中を伝って落ちる前に後ろ手でつかむゲーム。反射神経の速さを競います。小学生には少しネットの位置を下げて、バスケットボールのだいご味、シュートの練習です。基本を練習したら、小学生同士、中高生同士に分かれて、いよいよゲーム。みんな真剣です。4月中ですが初夏を思わせる暑さの中、コートにも熱気があふれました。中高生は大人チームとも一戦を交えみごと勝利!バスケットボールの楽しさを教えてく...バスケットボール教室
新年は1月1日からですが、学校や会社などの会計年度は国や地域によって様々。アメリカは10月から、オーストラリアやニュージーランドは7月からが新年度です。ちなみにイギリスやインドは日本のように4月から新年度を始めるそうです。さて、新年度になったさんあいでは、今年も新しく保育園や学校に入園・入学をする子どもたちのことを覚えて、全児童、職員と共に祝う時を持ちました。まずは新入園・入学をする子どもたちの紹介。皆の前で目標や楽しみにしていることを語ってもらいます。そして会食の始まりです。部屋ごとのテーブルでは、「おめでとう!」「乾杯」の声が交わされます。お腹が満たされたら、クイズ大会。さんあいにまつわるトリビアです。知っているようで知らないテーマも。簡単なものもあれば、これは・・・?という質問も。恒例の新任職員によ...入園・入学を祝う会
小学生のグループワーク「ぎょうざコンテスト」、実は3月に予定していたのですが、インフルエンザの蔓延で延期になっていたものを春休みを利用して実施することができました。3チームに分かれてそれぞれオリジナルの餃子を作ります。看板からもやる気が感じられます。グループでそれぞれ、材料は何で作るか、どうしたらみんなが美味しいと喜んでくれるかを考えました。こちらはスイーツ風(?!)です。できあがった「作品」を、中高生や幼児さんを招いて試食してもらいます。しっかり食べておなかもいっぱい。そして投票です。ぎょうさコンテスト
この春休みも市内のヘアーサロン「バランス」の神尾さんが店員さん4名を伴ってカット・ボランティアに来てくださいました。「卒園・卒業を祝う会」の飾り付けが残るホールで、みなさん手際よく子どもたちの髪を整えていってくださいます。毎回、お世話になっている子どもたちに加えて、新たに入所してきて初めてカット・ボランティアのお世話になる「ニュー・フェイス」もいます。「よろしくね」「どんな髪型が良いのかな?」ボランティアに来てくださったスタイリストの方の中には初めてさんあいにボランティアに来て下さった2名のニュー・フェイスもいらっしゃいました。神尾さんは、その新人の方たちにも適宜、指導をしながら進めていきます。子どもたちにとっては、リフレッシュして新しい年度、新入学・入園を迎えられるとともに、真摯に対応して下さる大人の姿...ニュー・フェイス
3月、春休みが始まるタイミングで、今年も園としての「卒園・卒業を祝う会」を行いました。各部屋ごとにテーブルに座っての楽しい会食の始まりです。そして卒園をした子、卒業をした子、それから退所をする子どもたちにみんなの前で”ひとこと”スピーチをしてもらいます。退所する子は、これまでの園での生活をふりかえり、目に涙をためながら思いを語ってくれました。続いて退職をすることになった職員からの子ども達、職員へのあいさつ。家族ではないけれど、家族のようなつながりの中で別れは辛いものです。最後はこの4月から新たにさんあいに職員として加わって下さる方たちの紹介。紹介をされた新任職員も、子どもたちも、これからどんな生活が始まるのか、ワクワク、ドキドキです。今年度、全員がそろうのはこれで最後。全員で記念撮影をしました。皆が元気で...卒園・卒業を祝う会
施設では、子どもたち一人ひとりの個別の時間をいかに確保するかが大きな課題です。しかも職員が対応できる範囲で子どもたちに公平に時間を割くには工夫が必要です。公平という意味では、子どもたちは年に1度、自分の行きたいところへ職員と外出できる機会があります。その日は自分の好きな場所で職員を独り占めできます。電車が大好きなCくんは、さいたま市の鉄道博物館を外出の場所に選びました。展示されていた新幹線の座席に座ってご満悦のCくん。館内に展示されているものですが、初めて踏み切りを渡りました。お昼は新幹線弁当です、外見よし味よしで、これもご満悦のCくんでした。でも職員を1日独占できたことが何よりもうれしかったと思います。個別外出
春は、別れと出会いの季節です。さんあいでも退所する児童や入所する児童が集中するのが春です。いつでもそうですが退所する児童の心は複雑です。勿論家族と暮らすことになればその喜びと期待で小さな心は一杯になります。しかし共に生活をしたみんなとの最後のお別れの時となると、悲しい気持ちがにじみ出てきます。悲しさが喜び以上にならないよう心をコントロールするためなのか、あるいは泣き顔をみんなに見られたくないのか、退所する児童は最後まで下を向いたままでした。玄関ホールは、見送る子どもたちと職員で一杯でした。職員からのお別れの言葉にも、下を向いたままうなずいていました。そんな光景をみてか、見送る児童も神妙な雰囲気になり、シクシク泣き出す子もいました。元気でねー、6月のさんあい祭りには遊びに来てねー!お別れの時