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愛すべき子どもたち https://blog.goo.ne.jp/sanai3200

笑いあり涙あり、児童養護施設「さんあい」での出来事や社会的養護の必要な子どもたちと職員の声を代弁でき

愛すべき子どもたち
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2014/09/25

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  • 卒園・卒業を祝う会

    3月、春休みが始まるタイミングで、今年も園としての「卒園・卒業を祝う会」を行いました。各部屋ごとにテーブルに座っての楽しい会食の始まりです。そして卒園をした子、卒業をした子、それから退所をする子どもたちにみんなの前で”ひとこと”スピーチをしてもらいます。退所する子は、これまでの園での生活をふりかえり、目に涙をためながら思いを語ってくれました。続いて退職をすることになった職員からの子ども達、職員へのあいさつ。家族ではないけれど、家族のようなつながりの中で別れは辛いものです。最後はこの4月から新たにさんあいに職員として加わって下さる方たちの紹介。紹介をされた新任職員も、子どもたちも、これからどんな生活が始まるのか、ワクワク、ドキドキです。今年度、全員がそろうのはこれで最後。全員で記念撮影をしました。皆が元気で...卒園・卒業を祝う会

  • 個別外出

    施設では、子どもたち一人ひとりの個別の時間をいかに確保するかが大きな課題です。しかも職員が対応できる範囲で子どもたちに公平に時間を割くには工夫が必要です。公平という意味では、子どもたちは年に1度、自分の行きたいところへ職員と外出できる機会があります。その日は自分の好きな場所で職員を独り占めできます。電車が大好きなCくんは、さいたま市の鉄道博物館を外出の場所に選びました。展示されていた新幹線の座席に座ってご満悦のCくん。館内に展示されているものですが、初めて踏み切りを渡りました。お昼は新幹線弁当です、外見よし味よしで、これもご満悦のCくんでした。でも職員を1日独占できたことが何よりもうれしかったと思います。個別外出

  • お別れの時

    春は、別れと出会いの季節です。さんあいでも退所する児童や入所する児童が集中するのが春です。いつでもそうですが退所する児童の心は複雑です。勿論家族と暮らすことになればその喜びと期待で小さな心は一杯になります。しかし共に生活をしたみんなとの最後のお別れの時となると、悲しい気持ちがにじみ出てきます。悲しさが喜び以上にならないよう心をコントロールするためなのか、あるいは泣き顔をみんなに見られたくないのか、退所する児童は最後まで下を向いたままでした。玄関ホールは、見送る子どもたちと職員で一杯でした。職員からのお別れの言葉にも、下を向いたままうなずいていました。そんな光景をみてか、見送る児童も神妙な雰囲気になり、シクシク泣き出す子もいました。元気でねー、6月のさんあい祭りには遊びに来てねー!お別れの時

  • さんあいライブラリー

    土ぼこりで眼を開けていられないほどの強風が吹き荒れた日、晴れてはいましたが、子どもたちは皆、部屋で過ごしました。そんな時に助けになるのが事務棟にあるライブラリー。ご寄贈いただいた本、DVD、ゲームなどが並べられています。共有物なので、みんなで大切に使います。幼児さん2人が、何かないかな~と見に来ました。「ぼく読めるよ!」と見せてくれました。すると、もう一人も「見てみて」と取り出してきます。二人が取り出してきたのはここ。小学生以上はこちら。DVDはこちらそしてげーむもあります。いろいろ思案して、結局ゲーム、ということになりました。みんなで楽しい時間が過ごせますように。さんあいライブラリー

  • SDGs

    女性のためのフィットネスクラブの「カーブス深谷店」様から、会員の方々から寄せられた家に眠っている様々な食品をいただきました。全国展開しているカーブス様が社会貢献として実施している「カーブス・フードドライブ」活動の一環です。余っているものをみんな少しずつ持ち寄って、必要とされているところに配る、まさにSDGsな活動です。会員の方々と職員の方々に心より感謝申し上げます。軽自動車2台分の食品をスタッフの方が届けてくださいました。食品は、ダンボール箱に種類ごとに分けられて寄付されました。職員のご苦労に感謝いたします。調味料、缶詰・瓶詰、スープ類、麺類、お菓子、レトルト食品、乾物等、さんあいの職員が開封してホームごとに分けました。SDGs

  • ビンゴ大会

    感謝なことに、毎年、子どもたちのために多くのご寄贈品をいただきます。食料品やDVDなどは皆で食したり、共用で楽しんだりできるのですが、玩具の中には個人で遊ぶもの、大人数ではできないものもあります。そこで不定期で開催されるのがビンゴ大会。中高生も幼児さんも、みな平等にカードが配られ、ビンゴが成立した順にホールの入り口に設けられた景品会場で好みの玩具を選んでいきます。年齢に関係なく、皆が真剣に職員の声に耳を傾ける瞬間です。希望の品を手に入れて、うれしい楽しい週末になりました。ビンゴ大会

  • 誕生日おめでとう!

    今年でさんあいに来て10年になる小6男児のAくんの誕生日を祝いました。学校から帰るとプレゼントがいつ届けられるかそわそわしてテレビにも集中できない様子。そんなAくんを見ながら職員は誕生会の特別料理を忙しく作っています。当然特別料理のご相伴にあずかれる他の子どもたちも何となくいソワソワしてます。施設での誕生会には親や兄弟はいません。でも職員と同じホームの子どもたちで家庭と同じように盛大なお祝いをします。誕生日プレセントは今はハマっているレゴをもらいました。Aくんの誕生日会のリクエストは、巻きずしでした。特に納豆巻きが大好物です。職員は2人がかりで子どもたち全員分の巻きずしを作るのに奮闘します。お店で買うことも出来ますが、職員の想いと奮闘が子どもたちの心に残って欲しいと願っています。誕生日おめでとう!

  • メンタルヘルス(職員旅行)

    施設での業務は医療施設と同様、肉体的・精神的な負荷が大きい。さんあいでは職員のメンタルヘルスのために職員自身で旅行やイベントを企画しその費用を施設が負担している。企画は半日のものから宿泊を伴うものまで様々で、職員はシフトを調整しながら自分の好きなイベントに参加する。勿論参加は任意なので、複数の企画に参加するのも可、何にも参加しないのも可である。とにかく職員のメンタルが維持できれば良いのである。若い女性職員たちが中心にディズニー1日ツアーを企画しました。みんなハッピーの1日でした。こちらは山梨1日ツアーグループです。甲州ワインや名物のほうとうや馬刺しを堪能しました。メンタルヘルス(職員旅行)

  • 初雪

    大人たちが恐怖し子どもたちが歓喜する雪がここ深谷にも降ってしまいました。しかも予報では大雪の可能性もあり職員は子どもたちの帰園に支障がないか、また交代職員の通勤に問題が起こらないか心配でたまらない。職員は雪が雨に変るように願い、子どもたちは休校になるまで積ることを願っている。これほど真逆な願いを天の神様はどのように対応するのだろうか?子どもたちが十分に楽しんだら雨に変わってさっと解けてくれるのが理想なのだが、、、。中庭にダッシュしたかと思ったら肉球が冷た過ぎてすぐに部屋に戻りたがるトトでした。子どもたちの問題なく帰園しました。そしてランドセルのまま庭で遊びだしました。プランターのパンジーは、寒さや雪は全く意に返さず、今日もじっと咲いています。初雪

  • 子どもは風の子

    本日の深谷地方は、快晴ですが名物の「赤城おろし」が朝からふきあれる寒い日になりました。こんな日は太陽の光が当たる部屋でゆっくりと過ごしたいと思うのが大人です。でも子どもたちはじっとしていられません。最近ブームになっている縄跳びをもってグランドに飛び出します。小さい子はクロス飛びを覚えるに夢中、大きい子たちは2重飛びから3重飛びの技に挑戦です。そんな子どもたちをを見ていると「子どもは風の子」という昭和の言葉が今の子たちに生きているのだと感慨にふけってしまいます。グラウンドは、遮るものがないので風が一層強くふきます。でもそれさえも子どもたちは楽しんでいるようです。小休憩もコンクリートの上でガールズトーク。プランターのパンジーも寒さをもろともせずに平然と咲いています。子どもたちの元気さはパンジー以上の喜びを大人...子どもは風の子

  • アニマルセラピー

    さんあいでは、2017年より手探り状態ではあったが動物好きの子どもたちを対象にアニマルセラピーを始め、今ではすっかり定着している。単なる当番で餌をやったりお掃除をしたりの始まりだったが、今では子どもたちは真剣に動物たちのことを考えるようになった。そして飼育環境も徐々に整備して行き、きれいな環境で動物と触れ合える状況になった。また動物たちの方も、子どもたちに懐いてくれている。これは子どもたちが動物たちが嫌がることをしないように注意しているからだ。自己肯定感が低い子たちが動物であれ相手が嫌がることを考えたり、相手に何が必要か考えられるようになったのは大きな進歩と考えている。2匹の犬は子どもたちに大人気ですが、子どもたちの愛情を感じるのか抱っこや散歩を決して拒まみません。3羽のウサギも追いかけないので、自然と子...アニマルセラピー

  • どんど焼き

    地域の子どもたちを応援する方々が、毎年「どんど焼き」をしてくださいます。場所はいつも小学校です。子どもたちはお餅つきも参加して伝統的な行事を楽しんでいました。こんなことが出来るのが田舎のメリットです。持ち寄ったお正月の飾り物に点火です。こんな行事に校庭を使わせてくれるのが田舎の小学校のいいところ。天気も良かったしお餅も美味しかったです!どんど焼き

  • 20の祝い

    卒園した子が施設に里帰りするタイミングは幾つかあるが、退所からまだ時間がそれほど立っていないという点で20の集い(旧成人式)のタイミングに合わせて帰ってくる子が多い。勿論式典に出席する学校の同窓生と会いたい思いもあるであろう。一緒に生活した児童たちに照れながら晴れ着姿を披露する卒園生。そんな光景を見ていると、ここまで成長してくれた安堵感とこれからも頑張って歩んで欲しいという強い願いが、関わった職員全員の心に湧き上がってくる。20の祝い

  • 書初め

    本当は1月2日にするべきだそうなのですが、外泊をしていたり、まだ年越しの夜更かしの影響もある子もいるところ、5日の餅つきの後にホールで小中学生そろって書初めをしました。みな学校からの課題でお手本がありましたが、ご近所の書道の先生が来て下さり、ご指導いただいたので立派な字を書き上げることができました。手本はありますが、それをどのように自分の筆で表現するか、先生方のきめ細やかなご指導に感謝です。小学生の時は落ち着いて座ることが苦手だった子が、中学生になって集中して書初めをしている姿を見て感動をしたと言う職員もいました。子どもたちの良さを様々な場面で発見する1年になれば良いなと思います。書初め

  • 新年お餅つき

    さんあいでは伝統的に年が明けてからお餅をつきます。お餅はNPO法人「見沼ありがとう米」さんから頂いたモチ米を使わせていただきました。今では珍しくなった木の臼と杵でつきます。職員がある程度ついた後で子どたちも年の数だけついてもらいました。その後、ホールに集つまって、まず10歳になった子をお祝いする二分の一成人式をしました。そしてお食前のお祈りの前に理事長先生から今回の「能登半島地震」の被災者のために募金をしましょうという呼びかけがありました。当番によるお祈りの後で、お待ちかねのつきたてお餅を食べました。職員が心配するほど何度もお代わりに行く子もありました。まずは園長先生から新年のご挨拶から始まりました。今日は快晴の餅つき日和でした。子どもたちについてもらったのは二臼でしたが、同時並行で厨房では様々な料理の準...新年お餅つき

  • 新年のあいさつとお年玉

    2024年が明けました。大晦日のテレビ番組で夜更かしした子が多く、時々あくびも出ましたが、みんなで新年のあいさつをすることができました。こうして平和の中に新年を迎えることができることは、なんと感謝なことでしょう。さんあいんの子どもたちと職員が新年も大きな事故や病気、そして耐えられないような悲しいことが起こらないように、そして今も戦争の中にある人たちや危険や悲しみの中にある人のために神様のお守りを祈りました。最後はお待ちかねのお年玉が一人ひとりに渡されました。小さい子のお年玉は職員が管理しますが、休み中の外出時に使う子が多いです。新年のあいさつとお年玉

  • 新年を迎える準備

    夏、ワクノビクラブで植えた花たちは猛暑をしのいだ後、暖冬のおかげで長く咲き続けました。そのためこの時期になりましたが、冬の花との入れ替えを行いました。風邪をひいて部屋から出てこられない子がいたため少人数での植え替え作業でしたが、そこはワクノビクラブ。みんなで協力して仕事をしてくれました。冬の花はパンジーです。色合わせも考えながら、ひとつひとつプランターに植えていきます。植え替えが終わったら水やりも。一緒にこれもプランターで試しているブロッコリーにも給水します。玄関で来客の目を楽しませる前に、しばらくは陽当たりのよい園庭で育てることにしました。新年を迎える準備も着々と進んでいます。新年を迎える準備

  • サンタルギーニ

    12月25日、今年もランボルギーニに乗ったサンタさん、サンタルギーニの皆さんが園を訪問してくださいました。子どもたちは数千万円するカッコイイ車に興奮を隠せません。何度も乗って写真を撮ってもらう子、全部の車に乗ってみる子、やさしいサンタさんと沢山お話しする子もいました。代表の諸星さんから施設に寄付金をいただいたばかりか、最後に子どもたち一人ひとりにプレゼントを配っていただきました。心より感謝申し上げまし。子どもたちは帰るランボリギーニに名残惜しそうに手を振りながら「また来年も来てね!」とお願いしていました。あっという間の1時間でした。お別れの前の一人ひとりにプレゼントを下さいました。「来年も来てねー!」の声に手を振ってくれました。今年もお忙しい中ありがとうございました。サンタルギーニ

  • さんあいクリスマス会

    さんあいの子どもたち全員が参加する年間行事としては、もっとも重要で楽しいものがクリスマス会です。コロナ禍の1年目でも一部の礼拝だけは集まり食事会は各ホームをネットでつないでライブ配信的な中で楽しみました。今年は約4年ぶりにコロナを気にすることなく集まり会食しました。もういくつ寝るとお正月という歌がありますが、さんあいの子どもたちはこのクリスマス会をそのくらいの思いで待っています。今年は12月23日の夜に会を行いました。クリスマス会の1部は礼拝です。子どもたちはイエスキリスト誕生のお話を聞き、キャンドルに火をともしました。礼拝では献金が捧げられました。このお金はウクライナとガザのために使います。礼拝の後はサンタさんが登場して各ホームにプレセントが配られました。そして食前の祈りの後で会食会です。子どもたちの好...さんあいクリスマス会

  • 軽トラ一杯のクリスマス・プレゼント

    VTuberの九条写楽さんより、沢山のクリスマスプレゼントをいただきました。今年もお忙しい中で軽トラック一杯分の品物を届けてくださいました。これらはご自身とフォロワーの方々からの寄付です。プレゼントは、物価高騰の昨今でありがたいことに食料やトイレットペーパー、洗剤等の生活必需品が中心でした。特に無洗米を200キロ近くいただき感謝です。また先日は子どもたちを深谷市で開催されたBリーグの試合に招待して下さいました。いつもこの時期になるとさんあいの児童と職員のサンタクロースになってくださいます。本当にありがとうございます。お米は全部無洗米でした。職員が喜びます。ありがとうございます!軽トラ一杯のクリスマス・プレゼント

  • 大掃除

    クリスマス、年末年始を控えた12月の土曜日、今年も施設全体で大掃除を実施しました。神事である煤払いが起源とされる文化行事でもあります。小さい子たちも率先してお手伝い。まずは玄関の靴を出して下駄箱の掃除です。このお部屋は居室の扉も外し、2階のロフトにも職員が上がってのまさに「大掃除」です。大きい子たちは倉庫の中から大きいものを出して、小さい子たちはおもちゃの水洗い。年齢に応じて役割が与えられています。卒園生2名も応援に来てくれました。共有物の図書やビデオが置いてある棚のたな卸しをお願いしたところ、手際よく進めてくれます。そうこうしているうちにお昼になりました。「おなかペコペコ~!」今日は、みんなで交流ホールで昼食です。お腹がいっぱいになったら、さぁ、午後もがんばろう!!卒園生2名は子どもたちと職員にとお菓子...大掃除

  • アニマルクラブ・犬とお泊り

    アニマルクラブの人気イベント、「犬とお泊り会」を実施しました。クラブのメンバーは、それぞれのホームから交流ホールにお布団を運んで2匹の犬と一泊します。ホームで飼っているわけではないので、この時ばかりは子どもたちは大好きなトトとポニーとべったり、ゆっくり過ごすことができます。動物好きの子どもたちにとってお泊り会は最高のイベントです。広いホールに子どもたちと犬たちが雑魚寝をします。勿論見守りの職員も一緒です。ポニーちゃんは、手術後のカラーをしながらの参加でした。トトを抱っこして幸せいっぱいの子。ポニーとトトは、子どもたちに玩具扱いされても嫌がる様子も見せず、自分の役割をわかっています。アニマルクラブ・犬とお泊り

  • トイレ新聞(クリスマス版)

    担当職員がとても良いトイレ新聞を作ってくれました。毎回良いですが、特にクリスマスシーズンにピッタリな内容です。トイレ新聞は、各ホームのトイレに張り出す新聞で、子どもたちへの情報提供や注意喚起が目的です。今回は、ふあふあ言葉とちくちく言葉を取り上げました。楽しい楽しいクリスマスです。ふあふあ言葉を使って過ごせるように切なる願いが込められています。トイレ新聞(クリスマス版)

  • クリスマス・ツリー点灯式

    今年のアドベント(待降節)は12月3日からです。教会ではアドベント・クランツにろうそくを一つ灯します。さんあいでは、この日、中庭のクリスマス・ツリーに明かりをつけました。点灯に先立って交流ホールで、世界各地で続く紛争とその影響で家や土地を追われ難民となった人々のことを覚えるお話しを聞き、クリスマスの意味をあらためて考えました。そして中庭に出て、みんなでカウントダウン。「5,4,3,2,1,てんか!」・・・電飾に灯がともりました。暗い出来事の絶えない世の中ですが、私たち一人一人の心にクリスマスの希望があるようにと祈ります。クリスマス・ツリー点灯式

  • リースを飾ろう♪

    12月に入りました。子どもたちがたのしみにしているクリスマスを迎える準備が始まりました。まずは幼児さん。みんなで集まってクリスマスのリースづくりをしました。職員が作り方の説明。ふだんは騒がしい子たちもしっかり目を凝らして聞いています。工作開始!年長の子たちは手慣れています。3歳未満の子は初めてのペン。でも自分でもって、何が描けるかな?職員と一緒になってできあがったリースたち。クリスマスが待ち遠しいです。リースを飾ろう♪

  • CAP研修

    11月20日は、世界の子どもにとって特別な日です。それは、1959年11月20日に国連総会で「子どもの権利宣言」が採択された日、その30年後の1989年11月20日は、すべての子どもに人権を保障する初めての国際条約『子どもの権利条約』が、国連総会で採択された日で「世界こどもの日」ともされています。日本政府が、その権利条約を批准したのは5年後の1994年4月。「児童福祉法の一部を改正する法律」が公布され、初めて子ども(児童)の権利という文言が日本の法律の条文に盛り込まれたのは、さらに後の2016年でした。前文と54条からなる子どもの権利条約には、生きる権利や成長する権利、暴力から守られる権利、教育を受ける権利、遊ぶ権利、参加する権利など、世界の子どもたちがもっている、様々な権利が定められています。この権利を...CAP研修

  • ハロウィーンの原風景

    昨日はハロウィーンでした。今年は渋谷に人々が押し寄せることもなく平和なハロウィーンになったようです。一方さんあいの方はコロナ明けのせいか、いつもよりも多くの子どもたちが「TrickorTreat」と叫びながら中庭や事務所でお菓子をもらっていました。昨今の日本ではハロウィーンというと大人が仮装して街をねり歩くお祭りに変貌しています。これは日本独特のスタイルらしく、そこが珍しいので多くの外国人観光客が参加しているようです。そして特に渋谷駅周辺に多くの人たちが押し寄せ路上飲酒や迷惑行為が頻発ました。結果今年度は人々が集まらないように方策がとられ混乱はなかったようです。単純に子どもたちが仮装しお菓子をもらえるお祭りとして過ごせば平和なものです。子どもたちは興奮し、大人はお菓子をもらって喜ぶ子どもたちの顔をみて幸せ...ハロウィーンの原風景

  • 秋のさんあいレストラン

    週末に小学校で学校公開があったので、小学生は月曜日が代休。代休といえば「さんあいレストラン」です。準備した職員を代表して栄養士から本日のメニューの説明。そして感謝をして「いただきます!」よりどりみどり・・・誰だデザートから食べ始めているのは?!先日みんなで収穫したサツマイモも焼き芋としてメニューに加えられています。そして6月にバスケットボールの指導をしていただいた松村様からいただいた新米も、みんなで美味しくいただきました。ごちそうさまでした!!秋のさんあいレストラン

  • 恒例の芋ほり

    秋深し・・・朝晩はすっかり肌寒くなり木々も色づき始めてきました。さんあいの園舎の前には小さな畑があります。そこで、今年もお楽しみの芋ほりをしました。今年の夏は熱中症アラートもあったため、草取りや手入れが十分できませんでしたが、それでもたくさんのサツマイモを収穫することができました。小学生、幼児さんと別れてみんなで土の中の宝探しです。この後、各部屋では職員と子どもで収穫したお芋をふかし芋やスイートポテトにして秋の味覚を堪能しました。恒例の芋ほり

  • 犬と散歩

    秋の穏やかな日曜日、アニマルクラブの子どもたちは2匹の犬(ポニー、トト)と一緒に近くの公園まで散歩に行きました。犬の散歩は子どもたちが当番で20程度毎日しますが、公園までの散歩は特別なイベントで公園で遊んだりおやつを食べたりします。ただ近くの公園までの散歩ですが、子どもたちが心待ちにするほど大好きなひと時になっています。車の少ない道の両脇は深谷市名ののブロッコリーが沢山植えられています。公園はコスモスが満開でした。公園で犬たちと沢山遊びました。ジュースは公園の自動販売機で、お菓子は園からそれぞれ持っていました。こんなちょっとした楽しい時間が、子どもたちの記憶にしっかりと刻まれます。犬と散歩

  • 里親月間

    さんあいセミナーは、日ごろお世話になっている地域の方々へさんあいの持っている資源や場所を活用していただく機会です。「里親月間」の10月に、昨年に続いて今年も地域で活動する里親さんや里親支援相談専門員に集まっていただき研修を行いました。講師も昨年同様、本園理事/スーパーバイザーの櫻井奈津子先生にお願いしました。昨年と異なるのは、講義に代えて今年は参加型のワークショップを実施したこと。一方的に話しを聞くのではなく、里親さん自身が持っている知識や経験、思いを分かち合うことで、お互いをエンパワーしていくことを目指しています。職員の研修でも用いる方法です。日ごろから集まってグループを結成し、活動をしている里親さんたち。活発な議論、迫真のロールプレイを見ることができました。この里親さんたちに続く人が増えて、社会的養護...里親月間

  • 雨のち虹

    今日の熊谷地方は朝から本降りの雨でした。でも天気予報通りに午後から雨が上がり青空が出てきました。そしてその青空に虹が架かりました。雨で空気がリフレッシュされたのでとてもきれいでした。たくさんの子どもたちが中庭に出てきて虹の下で体を動かしました。明日は晴れの予報です。新しい1週間は青空で始まるようです。夏の夕立後とは違い水蒸気が少ない分、虹は鮮明ではありませんでした。子どもたちが中庭に出て体を動かし始めました。子どもたちの声に釣られて、トトちゃんも外遊びに参加しました。雨のち虹

  • 埼玉県虐待禁止条例改正案と子どもの権利

    埼玉県で虐待禁止条例改正案が撤回されて、被虐待児の養育を担う児童養護施設職員としてもホッと胸を撫でている。今回の改正案は多くの方がコメントしているように違和感だらけであった。まず昨今の児童虐待状況を改善するために欧米先進国の法令を参考にしたと推察するが、「何が問題なのか」という視点ではなく「誰が問題なのか」という発想から出ている。だから到底実行不可能な養育者の禁止事項が中心だった。また、子育てをしている当事者(親や養育者)の意見を十分に聞いたのかという指摘もなされた。その通りだが、もう一方の当事者である子どもたち自身の意見を聞く機会を持つことはもっと大切だったのではなかったか。一生懸命に子育てをしている親がある日突然虐待通報される。平穏な家庭に警察がきて親が事情聴取さる。そしてその場にいる幼い子どもたちの...埼玉県虐待禁止条例改正案と子どもの権利

  • 小6親善運動会

    先日深谷市内の小学校の6年生選抜メンバーが集まって「親善運動会」を行いました。当日は絶好の天気の中で選抜された子どもたちは、それぞれの学校の応援を背に精一杯頑張りました。街中から農村地内まで市内19の小学校がありますが、「燃えろ!!ねぎ魂」の横断幕が深谷市を象徴しています。さんあいの児童も出場して好成績を上げました。やっぱり秋はスポーツには最適な季節ですね!小6親善運動会

  • みんなでタイ旅行

    ワクノビクラブでは、タイへの小旅行を企画しました…。といっても実際にみんなで現地へ行くには時間もお金もありませんので、タイでの生活経験のある職員が言語や文化、生活の様子などを紹介する、というものです。みんなに配られた小冊子。タイへのパスポートです。職員のお話し。タイはどこにあるの?どれくらい遠いの?挨拶は何て言うの?現地のお金。なんだかおもちゃのお金みたい・・・タイでは年長者を敬う儀式として、水かけ祭りをするそうです。子どもたちから見れば職員はみな年長者、ということで敬意を表します。最後はタイのお菓子を食べながら、紫色の不思議な飲み物、バタフライピーを飲みました。みんなでタイ旅行

  • 行事食(お月見)

    9月29日は、中秋の名月でした。さんあいでは夜から空に雲がかかってよく見えませんでしたが、子どもたちは行事食でお月見の雰囲気を味わいました。メニューと食材は全ホーム同じですが、アレンジや盛り付けは各ホーム自由です。お弁当箱で出してくれると何故かわくわく感がでます。卵焼きがお月様、揚げ物が星を表現しています。デザートのお饅頭はウサギさんです。そして秋の味覚の栗ご飯とお野菜たっぷりの汁です。子どもたちの大好物のポテトもオマケに付けました。こちらはワンプレートに乗せました。目玉焼きにかかったソースが雲のように見えます。こちらもお弁当です。目玉焼きに子どもたちの好きなチーズをのせました。こちらは各種食器に分けました。目玉焼き最強パートナーのハンバーグと最強の箸休めのポテトのコンビネーション盛り付けが食欲をそそりま...行事食(お月見)

  • 小学生の野外活動

    朝晩は大分過ごしやすくなりました。小学生たちは計画していたグループワークで秩父のキャンプ場に行って野外活動をしました。当日は山の中で熱中症の危険も気にすることなく体を動かすことができました。やっぱり自然は最高です。活動は竹で夫々が昼食用の食器をつくり、その後カレーを作てその器で食べます。小さい子は大人に手伝ってもらって器づくりをしました。立派な器の完成です!次はカレー作りです。マキの火に直接鍋をかけました。できたカレーはこんな感じに盛りつけました。オイシソー!!自然の中で、しかも自分たちで作ったカレーと器で食べられて最高です。小学生の野外活動

  • 久しぶりのヒップホップ

    ヒップホップダンスのインカ先生が久しぶりに戻ってきました。今日はいつもよりたくさんの子どもたちが参加しました。子どもたちは久ぶりだったので驚くほど真剣で新しいステップもすぐに覚えました。まだ体を動かすとすぎに汗が出てきますが、でも気持ちのいいレッスンの時でした。みんな新しいステップに真剣に取り組みました。少し涼しくなりましたがまだ安心できません。1時間のレッスンでしたが2回の水分補給をしました。久しぶりのヒップホップ

  • 職員メンタルヘルス

    児童養護施設の仕事は精神労働と言われている。さんあいでは、職員のメンタルヘルス向上のため職員自身が小旅行やBBQ、様々なイベントへの参加等を年間を通じて企画している。今回のグループは他の近隣の施設職員と合同で東京に出かけた。仕事熱心な職員たちは東京の荒川区にできた日本で一番新しい児童養護施設を見学した。深谷市出身の郷土の偉人渋沢栄一の旧邸を見学。外国人観光客でにぎわう、浅草寺も訪問し、”お上りさん”気分でした。ハイライトは、合同懇親会です。児童養護施設職員でなければ分かってもらえない悩みや喜びを沢山共有しました。職員メンタルヘルス

  • 職員募集(再掲)

    児童養護施設さんあい及び自立援助ホーム三愛子ひつじ寮を運営する社会福祉法人三愛学園では、令和6年4月から共に働く職員を募集しています。応募される方は、以下の日程で採用面接を実施いたしますので、ご希望に日時を電話かメールでお知らせください。・9月6日14時~17時・9月13日14時~17時・9月20日14時~17時・9月27日14時~17時・10月4日14時~17時・10月11日14時~17時・10月18日14時~17時・10月25日14時~17時上記日程外での面接をご希望される方も電話かメールでご連絡下さい。電話:048-585-0605メール:san-ai@isis.ocn.ne.jp募集要項========================================================...職員募集(再掲)

  • 平等への配慮

    子どもたちは様々な家庭環境が理由で施設に入所してくる。それゆえ親との関わりも様々で、定期的に面会にくる親もいれば、ほとんどその存在すらわからない親もいる。つまり施設の中では平等に支援をうけるが、親との関わりについては不平等なのだ。「その不平等が原因で、けんかやねたみはおきないのですか?」という質問をよく外部の方から受ける。答えは、「ほとんどありません」です。自分の生い立ちを理解し何も言わないで耐えている子がほとんどだからです。そんな不平等を少しでも埋めるべく、多くの施設でも配慮した対応をしている。例えばさんあいでは、お正月に帰省できる子どもたちと施設にいる子どもたちではお年玉の額に差をつけているし、特に暮れからお正月は家庭で過ごしているような雰囲気にしている。また定期的に親との関係が薄い子たちを集めて「夏...平等への配慮

  • オリジナルTシャツ作り

    未就学児のグループワークを実施しました。オリジナルTシャツ作りです。まず無地の白Tシャツを用意し、水鉄砲にカラー絵具を入れて遊びながらTシャツに色を付けてゆきます。当日も猛暑でしたが秋の気配も感じられる中、最後の夏の思い出をみんなで作りました。水鉄砲合戦で相手のTシャツに色をつけます。幻想的な色に染まりました。それから色落ちしないように洗います。早速染まったTシャツを着ました。お昼は、子どもたちの大好きなMacを食べました。オリジナルTシャツ作り

  • 空白の夏休み

    児童養護施設さんあいでは、一時保護所「オリーブ」を併設しています。「オリーブ」は県内の児童相談所を通して様々な事情で急遽保護が必要となった子どもたちに生活の場を提供しています。オリーブの子どもたちは受けた傷、親しくしていた人や地域からの突然の別れ、明日への不安などで悲しみ、恐れ、不安を抱えながら生活しています。また一時保護中は、園内の学習支援はあるものの短期的な保護を想定しており様々な学区から来ているという事情から地元の学校には通っていません。ですので子どもたちにとっては学期もなければ夏休みもないということになります。そんな子どもたちのために、楽しい夏の思い出になるよう沢遊びを企画しました。猛暑の中ですので子どもたちは涼しい川遊びを満喫しました。少しでも彼らの空白の夏休みを埋められる楽しい体験をして欲しい...空白の夏休み

  • 夏休み終わる

    深谷市の小中学校は今日から2学期が始まりました。子どもたちはしぶりる姿も見せずに登校しました。今年の夏は猛暑で(今も続いていますが、、。)お出かけや外遊びを控える日も多かったですが、それでもお祭りや花火等の地域の行事も復活してコロナ禍中とは比較にならない様々な催しに参加しました。地域の美容室の方々がボランティアで子どもたちの髪をカットして下さいました。深谷消防署岡部分署のご協力で、消火訓練をしました。訓練が終わった後、ご厚意で子どもたちを消防車に乗せてもらいました。今年の地域火災発生率は例年より多いそうです。休み終わりに近づく中、スイーツビッフェを園内でかいさいしました。お菓子作りに興味のある子たちは栄養士さんの指導のもと「ガトウショコラ」に挑戦しました。作ったスイーツは、子どもたち全員でいただきました。...夏休み終わる

  • 職員募集中

    児童養護施設さんあい及び自立援助ホーム三愛子ひつじ寮を運営する社会福祉法人三愛学園では、令和6年4月から共に働く職員を募集しています。応募される方は、以下の日程で採用面接を実施いたしますので、ご希望に日時を電話かメールでお知らせください。・9月6日14時~17時・9月13日14時~17時・9月20日14時~17時・9月27日14時~17時上記日程外での面接をご希望される方も電話かメールでご連絡下さい。電話:048-585-0605メール:san-ai@isis.ocn.ne.jp法人の養育目標は、「思いやりのある子」です。「思いやりのある子」に育ってもらうには、「思いやりのある職員」の存在が必要です。以下に示される「思いやりのある職員4か条」は、法人の求める職員像であり採用や育成の基準となります。「思いや...職員募集中

  • 親善球技大会 その2

    ドッチビーの全試合が終わりました。勝ち負けの数では2チームとも1勝1敗だったので子どもたちの思いも様々でした。期待していた以上と思った子もいるし、優勝できたと悔しがった子もいました。そんな気持ちを背負いながら閉会式に並んでいると思いもよらない出来事が起こりました。優勝・準優勝チーム発表の前にチームワーク賞の発表があり、全チームの中からさんあいが呼ばれたのです。そうです、試合に出ていな子たちの熱い応援が認められたのでした。さんあいチームは歓喜に包まれました。よかった、よかった。興奮冷めやらない子どもたちは一度園に戻りシャワーを浴びた後に、再び車に乗りお疲れ様会の夕食を”すたみな太郎”(焼肉、お寿司等食べ放題のお店)でとりました。優秀選手賞は各チーム1名ずつに授与されました。一生懸命に練習して活躍した子たちな...親善球技大会その2

  • 親善球技大会 その1

    県下の児童養護施設児童が集う親善球技大会は8月21日に4ぶりに開催されました。競技としては今までソフトボールでしたが炎天下での運動は熱中症危険が大きいので、今年度より体育館でできしかも男女の差が出にくい「ドッチビー」とミニサッカーの2競技になりました。さんあいは小学生チームと中高生チームの2チームを編成しドッチビーに参加しました。大会に協賛いただいた一般財団法人全国児童福祉施設財団のマスコットキャラクターの「モッチー」から大会名が「もっちーカップ」になりました。各施設から沢山の子どもたちが参加しました。出場選手の頑張りもさることながら、参加しなかった子たちの応援もすごかったです。小学生チームは予選リーグ1勝1敗で決勝トーナメントに行きました。中高生チームも予選リーグ1勝1敗でしたが、得失点差で決勝トーナメ...親善球技大会その1

  • 小学生夏休み1日宿題会

    夏休みも残すところあとわずか。さんあいの子どもたちが通う深谷市内の小学校は8月29日から2学期が始まります。そこで心配となるのが宿題の進み具合。各ユニットの職員はそれぞれ子どもたちの宿題の取り組み具合を把握していますが、普段生活を共にしている大人からのアドバイスにはどうしても耳を傾けにくくなる子もいます。そこで学習支援タスクチームは今年も、1日、集中して残っている宿題に取り組む非を設定。居室ではなく、事務棟の学習室を使って、普段の担当とは違う職員にも目をかけてもらいながら宿題に取り組みました。子どもたちの得手不得手はさまざま。読書感想文と格闘する子、自由研究で制作をしようと思うもなかなか思い通りの材料や方法が見つからないなどこだわりのある子・・・でも1日頑張って、終わりが見えてきました。小学生夏休み1日宿題会

  • 料理上手

    さんあいでは、職員が各ホームで料理をするが、そんな職員を見てか子どもたちも結構料理が上手だ。特に時間のタップリある夏休みはよくお手伝いをしてくれる。料理は分量を量ったり、食べるときの味や見た目を考たり、食べる人の気持ちを考えたりするこので、創造力を養い相手のことを思う心を養う等、教育的な要素が満載である。AIや科学が進歩してもボタン一つで機械がおいしいラーメンを作ってくれる時代が来るとは思えない。人間が食をエンジョイし生きてゆく限り、なくなることのない大切な生活技術が料理である。職員として誠に勝手な期待だが、ここを卒園した児童の中からプロの料理人が現れることを願っている。今日は、同じホームの小学生の誕生日です。中学生の料理じょうずRくんが腕を振るいます。料理は主賓のリクエストでオムライス、から揚げ、フライ...料理上手

  • 非日常

    夏休みだからできる非日常体験を各ホームでは考えています。その一つが雑魚寝です。お風呂に入り夕食を済ませてからリビングにそれそれの布団を敷きます。そして少々怖いホラー映画を見たり、夜食を食べて盛り上がったり、最後はみんなでそのまま雑魚寝です。そんな非日常を職員が準備し最後まで見守ります。お菓子とジュースで女子トークに花が咲きます。そして子どもたちが選んだ夜食は、なんと激辛ラーメンです。学校が始まるまで十分に非日常をエンジョイしてね!非日常

  • アニマルクラブの話し合い

    アニマルクラブでは、活動計画や課題・提案があるときにみんな集まって話し合いの時を持っています。今日の話し合いは、小3女児のSちゃんからの提案を聞いて皆の意見を聞く時にしました。メンバー11名の内で参加できたのは10名です。みんなSちゃんの提案を真剣に聞いて意見を出したり質問したりしていました。とにかくみんな動物のことになると真剣です。まず最初に、理事長先生からアニマルクラブの目的のお話がありました。そしてSちゃんからの提案です。Sちゃんはしっかりと準備して自分の考えているクラブ内の委員会設置について話しました。担当職員はSちゃんの提案を整理してボードに書き出します。Sちゃんは、動物たちのことを考えて「健康委員会」、職員のことを考えて「お手伝い委員会」、そして施設全体の子たちをことを考えて「新聞委員会」を提...アニマルクラブの話し合い

  • 夏の特別外出

    子どもたちが待ちに待った各ホーム単位で行く特別外出の時期になりました。職員は事故の起こらないように普段より気を使って大変ですが、子どもたちの喜ぶ顔が見れるので楽しい時でもあります。今年は前例のない猛暑で海に行くホームは少ないですが、それでも子どもたちが喜びそうな場所を見つけて1泊2日の旅を楽しみます。目的に向かう車の中も楽しい時間です。運転は職員が交代でします。ことしのポプラは那須動物王国に行きました。お昼はみんなでBBQです。おおきな子たちはよくお手伝いをしてくれます。この1泊2日の楽しい旅行が、子どもたちの一生の思い出になることを願います。夏の特別外出

  • 祭りの花

    さんあいのある深谷市のくしびき地区は、戦後の食糧事情が悪い中で様々なところから移り住んできた方々が原野を開拓してできた地区である。そして毎年8月初旬に開催される「くしびき祭り」は、夏の過酷な農作業の慰労として農協が中心となって始めた盆おどりが源流と思われる。その後、地区の自治会が主催して開催する「くしびき祭り」になった。祭りには多くの子どもたちが集まったが、少子高齢化の波の中で参加する子ども数は減少し、今やさんあいの子どもたちが半数を占める状況だ。祭りの花は幾つかある、お囃子、お神輿、出店、、、。でもそこに子どもたちの姿がないと寂しい。大人は子どもたちの楽しそうな顔を見るために、様々な趣向を凝らす。そして子こどたちの喜ぶことがおとなの喜びとなる。なにわなくても、子どもたちがいれば祭りは楽しい。そう考えると...祭りの花

  • 深谷まつり

    コロナ対応が緩和された今年、各地でさまざまな祭りが復活しています。さんあいのある深谷市でも4年ぶりに「深谷まつり」が復活。さんあいの子どもたちも神輿を担いで参加しました。日本一の暑さを誇る熊谷に隣接する深谷。気温と一緒に熱気も高まります。でもヒートアップしすぎないように、沿道からかけられる水。子どもたちの歓声があがります。今年の夏のたのしい思い出の一つになりました。深谷まつり

  • 猛暑の合間

    相変わらず猛暑が続いています。東京や前橋では夕立の豪雨もあったようですが、さんあいのあたりはまでは来ませんした。そんな中ですが、子どもたちと職員は、熱中症アラートの合間で楽しい時も持っています。さんあいの通用門にあるブドウが実ったので子どもたちと収穫しました。特に今年の実は甘いようです。社会人で頑張っている卒園生が、同じ会社に就職した卒園生を連れて購入ばかりの新車を見せに来てくれました。男の子グループで川越のプールに行きました。”ふぅー、極楽極楽!”普通は冬の温泉で耳にするフィレーズですが、その気分はわかります。猛暑の合間

  • 受容

    三愛精神の中の「人を愛す」をさんあいの現場では、「人を大切にする」と置き換えて実践しています。子どもたちを大切にすること、同僚を大切にすること、自分自身を大切にすることです。言うは易し行いは難しですが、理想に一歩でも近づよう努力する姿勢が大切です。人を愛することは、「人を受容する」とも言い換え可能です。現代社会においてはLGBTQに象徴される個性や多様性の尊重は必須です。一方で個性や多様性が尊ばれる社会は、個性のぶつかり合いや多様性の細分化が進み、よりストレスフルな社会に変貌してゆくのことも予想できます。そんな中で「人を愛する」を「人を受容する」と置き換えて実践することが求められるのではないかと感じます。子どもたちのありのままの今を受け入れる。声を聞く。違いを受け入れる。悲しいを受け入れる。嬉しいを受け入...受容

  • 久しぶりの運動

    連日の猛暑で子どもたちは外遊びは控えていました。でも今日の熊谷地方は午前中曇り空で32度程度でしたので、みんな水筒をもってグランドに出て「ドッチビー」の練習をしました。「ドッチビー」はドッチボールのルールと似ていて、ボールの代わりに柔らかい円盤を使います。実は毎年夏休みに埼玉県下の施設の児童が集まって実施している「親善球技大会」の競技がソフトボールからミニサッカーとドッチビーの2種目に今年から変わりました。理由は猛暑の中で外の競技でしかも試合時間の長くいソフトボールは熱中症のリスクが高いと判断したからです。大会は8月21日です。さんあいは「ドッチビー」に参加します。勿論出場するからには優勝を目指します。子どもたちのやる気も強く、みんなしっかりと練習しています。何よりも久しぶりのお外での運動でみんな爽やかな...久しぶりの運動

  • スプラッシュ・パーティー

    今年も勢いよく園庭のプール開きをしたかったのですが、熱中症アラートが発令される中、外で水遊びをしている間に子どもたちが具合が悪くなってしまっては本末転倒です。そこで職員間で話し合い、環境省が地域別で出す暑さ指数(WBGT)を参考にしつつ対応を判断することにしました。この数日は、指数から赤(危険)とされる前の午前中、まだ気温が上がる前に園庭での水遊びを行っています。今年は例年のビニールプールに加えて、寄贈していただいた水遊び遊具「スプラッシュ・パーティー」が人気です。皆様からのご支援と職員の知恵を合わせて、子どもたちの夏を演出していきたいと思います。スプラッシュ・パーティー

  • 夏のはじめはガーデンパーティー

    夏休みが始まりました。連日の猛暑で外遊びもままなりませんが、夕方、日が陰りだしてから恒例のガーデンパーティーを開催することができました。浴衣や甚平を着てリラックス。暑いのでレモネードが大人気です。そうめん流しは、部屋対抗で。賞品があるのでみんな真剣です。昨年まではコロナもあり、ハリボテのスイカでしたが、今年のスイカ割は久しぶりに本物で行いました。BBQもお腹いっぱい食べて、日もとっぷりと暮れてきました。最後はみんなで花火をしてお開き。長い夏休みの始まりです。夏のはじめはガーデンパーティー

  • ピーマンの肉詰め

    中2男児のTくんの誕生会のリクエストメニューは、「ピーマンの肉詰め」です。なかなかレアなリクエストですが、とにかく彼はこの料理が大好物でこれさえあれば満足です。ただのお肉でなくてピーマンがついているので栄養のバランスはいいですね。職員は食べ盛りのTくんのためにせっせとたくさんの「ピーマンの肉詰め」を作ります。職員は誕生会の料理に大忙しです。これがTくんの大好物「ピーマンの肉詰め」です。ピーマンのおいしい時期に生まれたので好きになったのでしょうか?職員が準備で忙しくしている中、誕生日プレゼントのレゴの説明書に夢中のTくんです。ピーマンの肉詰め

  • 大学探検

    ワクノビクラブの活動の一環で、小学校高学年から高校生までの6名が近隣の埼玉工業大学のオープンキャンパスに参加をしました。オープンキャンパスは主に受験生を対象に開催されるものですが、広く社会の仕組みやそこで働く人、学ぶ人たちのことを知り、それぞれの将来に役立てるというワクノビクラブの目的・趣旨を了解いただき、受け入れていただきました。初めて体験する階段教室で、大学事務局からのオリエンテーション。「大学には教える人、学ぶ学生、そしてそこで働く職員がいて成り立っています。それぞれの人たちの様子を見たり、質問をしたりしてください。」と説明がありました。さんあいの元理事、元埼玉工業大学教授の先生が、日本の教育制度や高校を卒業した後の進路、大学は何をするところか、どんな人が教えたり学んだりしているか、等々、オリエンテ...大学探検

  • 熱中症アラート

    連日の猛暑、熊谷地域の本日の最高気温は37℃とのことです。熱中症アラートが発令され、学校の部活動を含め子どもたちの屋外での活動は禁止となりました。帰園した子どもたちも晴天ではありますが、日陰を通って居室まで移動します。さんあいでも看護師が掲示板を作って園庭に掲示を出しました。そんな暑さの中ですがブドウ棚にはぶどうがたわわに実り、葉は私たちを日差しから守る影を提供してくれています。熱中症アラート

  • いのちを守る

    連日の猛暑、そして豪雨災害が報じられています。いつ何時、子どもたち、そして職員の命を守る行動が求められるかわからない状況です。この時期、薬の使い方、そして救命救急といずれも命に係わる内容の職員研修を行いました。新任の職員にとっては初めて、以前にも参加したことのある2~3年目の職員にとっては復習の機会となりました。講師は同じ地域の医療機関に勤めておられる薬剤師さん。実際に薬を触って学習します。救命救急は消防署より救急救命士の方に来ていただいて座学、それから実技指導をしていただきました。AEDはさんあいにも設置してあります。いのちを守る

  • ジャガイモ堀り

    さんあい恒例のジャガイモ堀をしました。先日の日曜日の午後は梅雨とは思えないような晴れでした。特に小さい子たちを中心のみんなで畑へ出て汗を流しました。今年は忙しくて植えるのが少し遅くれました。でもその後の高い気温と日照時間そして適度な雨で10日ほど早く収穫することができました。自然の恵みに感謝です!ジャガイモ畑は草で覆われましたが、芋はしっかりそだっていました。大きいのがあったり可愛いのがあったり、みんな夢中で掘りました。ほった芋は腐らないようにしばらく日に当てました。今年の芋の出来は大変にいいです。ジャガイモ堀り

  • 誕生日の準備

    現在さんあいでは、1ホーム6名の子たちを4名の職員が担当し24時間365日の養育をつないでいます。従って1人か2人の勤務が多く、4名が一緒に勤務する時は稀です。そんな稀な勤務の時が子どものお誕会の日です。4人の職員はお料理、配膳、飾りつけ等の役割を決めて準備をします。アルバイトをしている子はなるべくシフトを入れないよう、部活をしている子は道草をしないで早く帰るようにします。そしてみんなで一人の子のお誕生日をお祝いします。お誕生会はつらい体験してきた子どもが、「生まれよかった」と思えるような大切な大切な生活の中のイベントにしています。今日は恐竜が大好きなMくんの誕生日。リビングルームは恐竜の風船で飾られました。今日はMくんのリクエストで大きなフランクフルトがメインです。それと子たちの大好物のから揚げです。職...誕生日の準備

  • 夕立

    昔の熊谷地方の夏は夕立が毎日のようにあり、カミナリが通り過ぎるまで、家族で蚊帳の中にじっとしていたものでした。今日の午後3時半頃予報通りに激しい雷雨にみまわれました。幸い子どもたちは急いで返って来たので難を逃れました。まだ6月です。今年の夏も酷暑になりそうです。あっと言う間にに中庭に雨水が溜まっていきました。幸い夕立はあっと言う間に過ぎてくれました。夕立

  • 新しいアイドル

    さんあいに新しいアイドルが来ました。ご事情で飼えなく方から雄のセキセイインコをいただきました。名前はモモちゃんです。来た当初は警戒していましたが、エアコンを入れるために改修した動物舎に連れてゆき籠から出してあげたら、さっそく職員の肩に乗ってきました。実はとても人懐こい子のようです。これからポニーちゃんとトトとうまくやっていけるか若干心配ですが、気を付けながら大切に飼いたいと思います。アニマルクラブのメンバーの中には小鳥を飼いたかった子もいるので、これから子どもたちとの交流楽しみです。人の顔が好きなようで、軽く突いてきます。でも指を出すと嚙みます。ウサギさんたちは新人には興味がないのようです。新しいアイドル

  • ホームカミング

    コロナ過で長らく外部者の来園を制限をしていましたが、対応が緩和されたことで、さんあい卒園生の同窓会も4年ぶりに実施することができました。さんあい祭りのあと、ホールに集まった卒園生と退職した元職員。コロナ前の約1.5倍の人数が集まりました。みんな顔を合わせて近況報告をできる喜びをかみしめていました。創設者のあいさつ。「みんなすっかり大きくなって・・・」懐かしい顔に加えて、家族を連れてきた卒園生もいて嬉しい出会いがたくさんありました。会の進行はファミリーソーシャルワーカー。今日のお楽しみは全員でのビンゴ大会です。社会的養護の下で育つ子どもたちにとって、施設は何かあった時に帰ってこられる家のひとつでありたいと考えています。子どもたちが求めているのは物理的な建物としての家ではなく、そこにいるあるいは集う人、まさに...ホームカミング

  • ストリートバスケ教室

    2023年3月1日のこのブログで、バスケットボールの寄贈があったことをお知らせしましたが、そのご寄贈者である松村貴幸さまが、さんあい祭りに参加してくださり、子どもたちにバスケットボールの指導をしてくださいました。松村さまは地元深谷の出身。ストリートボールまたは、ストリートバスケットとも呼ばれる自由なスタイルのバスケットボールのトップ選手です。当日は、入所中からバスケットボールに魅かれて、退所後も余暇の時間に練習を続けている卒園生も駆けつけてくれました。現在、入所中の児童の中にも部活でバスケットボールをしている子達がいます。さんあいの中でバスケットボールがブームになりそうな予感がするイベントになりました。松村さま、ありがとうございました。ストリートバスケ教室

  • さんあい祭り

    コロナ過を経て4年ぶりに地域の方々をお招きして、さんあい祭りを盛大に行うことができました。理事長の開会あいさつ。台風の影響による雨が心配されましたが、当日は好天に恵まれ感謝でした。創設者の挨拶。今年で47回目の創立記念日です。子どもたちは各部屋で出店を用意。豪華景品を目指してお客さんが挑戦してくださいました。バザーを楽しみに来てくださるお客様もたくさんいらっしゃいます。恒例のパフォーマンス。トップバッターはキッズ・ダンスです。太鼓が祭りの雰囲気を盛り上げます。鳴子会の演舞。ステージから客席に迫る迫力です。特別ゲスト、プロバスケットボーラーのパフォーマンスもあります。こちらは別途、ご紹介します。暑かったので、アイスクリームはあっという間に売り切れでした。さんあい祭り

  • いよいよ明日はさんあい祭

    明日は3年ぶりの創設記念祭(さんあい祭)が開催されます。地域の方々への貢献として毎年実施してきたさんあい祭ですが、コロナ禍で中断していました。でも今年は盛大に実施いたします。職員たちは朝早くから準備に動き回っています。幸い明日は晴天が予想されまています。多くの方々が来園し楽しいひと時を過ごせますよう心から願っています。地域の方々は、この看板を見てくる方も多くいます。支援者の方々から頂いたバザー用の野菜です。すべて100円で販売しあっという間に売り切れてしまいます。衣料品、文房具、日用雑貨のバザーも激安で値段を設定しています。明日は日差しが強いので中庭には沢山のテントを張りました。いよいよ明日はさんあい祭

  • さんあいレストラン

    今日は運動会の代休です。といっても小学校と特別支援学校だけですが、、、。さんあいでは、運動会等の代休の日の昼食は、「さんあいレストラン」を開いてビュフェ形式でみんなで食事をします。職員は朝から準備で大変ですが、こうしてみんなで食べる食事は最高です。これもコロナ禍が過ぎたからこそできる園の伝統行事です。メニューは安価で子どもたちの好きな物ばかりです。運動会頑張ったからご褒美です。さんあいレストラン

  • マスク無し運動会

    先日子どもたちが通う本郷小学校で運動会が行われました。マスク無しで見学する家族の人数制限なしでの開催です。これが当たり前の運動会なのですが、あまりに制限が長かったため、当たり前に戸惑いすら覚えます。子どもたちは元気一杯に校庭を動き回りました。平和、健康、そして友だちに感謝です。小さい子たちの競技には、おじいちゃんやおばあちゃんたちの声援がたくさんありました。マスク無し運動会

  • アニマルクラブ話し合い

    新年度の節目で改めて子どもたちにクラブへの参加希望を聞きます。殆どの子は継続希望ですが学校の部活等でやめる子や新たに参加を希望する子もいます。そして先日改めて新メンバーで今年の目標や希望する活動を話し合い時を持ちました。みんな動物が大好きなので沢山意見や希望がでました。それから犬を抱っこしながら他の子に渡すのは落下の危険があるので、一度下において渡すことを規則として決めました。アニマルクラブ話し合い

  • スポーツカーはなぜ速く走れるか?

    「なぜスポーツカーは時速200キロ、300キロの高速で走ることができると思う?」・・・・・・・・・・・・「それは、ちゃんと作動するブレーキが付いているから」あるキリスト教の牧師先生が話しの中で使われた例えです。スポーツカーのような高性能の機械も、コントロールできなければそれは凶器です。人間は意思を持って行動する生き物ですが、その意思をコントロールできないと、ブレーキの効かない自動車同様に他者や自分自身を傷つけてしまう、というのです。虐待や喪失感を体験し、生きづらさを抱える子どもたちの中には暴言や暴力、社会的に許されない行動に出てしまう者が少なからずいます。心理学は、人間が何かをやってみたいという欲求を自我、それをコントロールする存在として超自我があるとしています。超自我は自我に対して監視、指導をする、いわ...スポーツカーはなぜ速く走れるか?

  • いちご狩り

    近隣のイチゴ農園のご招待で、子どもたちがいちご狩りを楽しみました。初めて体験する子も何回か来た子も真っ赤で美味しいイチゴを満喫しました。農園のオーナーからイチゴをとる前の説明を受けました。なるべく大きくて美味しそうなものを真剣に選んでいます。奇麗で見事な農園です。プロはこのような環境でイチゴを栽培してるんですねー!皆イチゴを満喫しました。このような機会を子どもたちに与えてくださり、ありがとうございました。いちご狩り

  • 個別外出

    施設で暮らす多くの子どもたちは、職員と1対1の時間を熱望している。特に家族との関係が薄い子たちにとって職員との個別の時間は心の安定に欠かせないもとなっている。しかし国が定める職員配置基準では子どもたちのニーズに充分応えることはできていないのが実情である。さんあいでは、国の基準以上の職員を配置しているので職員と1子どもの1対1の個別外出を比較的多く実施することができている。大きい子の外出は児童の希望で東京や遠隔地の場合もあるが、小さい子の場合は近場でゆっくりと楽しめる場所が中心となっている。また新任職員や担当ホームが変わった職員と子どもの関係性を作るために実施する場合もある。兎に角にも職員がきちんと配置されて初めて実施できることであり、その意味でもさんあいは恵まれている。小さい子は、思いっきり体を動かして遊...個別外出

  • 子どもの日

    今日は子どもの日です。日中は気温が上がってきたとはいえ、ここは緑の多い地域でそよぐ風はとても気持ちがいいです。子どもの日の特別なイベントはしませんが、よく子どもたちは楽しく中庭で過ごしています。そんな時に、毎年暮れに沢山のクリスマスプレセントを下さるVチーバーの九条さんが、子どもたちのためにわざわざ遠い所から柏餅をもって来てくださいました。感謝です!子どもたちの数が年々減少していますが、施設の子たちは減少してゆきません。親たちだけでなく、すべての大人たちが子どもたちを大切にして、小さなことでもできることから行動して行きたいものです。暮れに生まれたウサギさんたちも、まだ子どものカテゴリーだと思います。子ども人数分の大きな柏餅を届けて下さいました。子どもの日

  • まったりした時

    連休の過ごし方は子どもたちによって様々です。家庭に戻って数日過ごす子、家族と面会する子、ホームで外出する子等など。特に何の予定もない子たちが中庭に集まって大きなシャボン玉を作って遊んでいました。まったりした時を過ごせるのも連休ならではです。最初は中々うまくつくれませんでしたが、コツをつかんだ後は大きなシャボン玉を沢山作れました。近くの関越道では行楽の車で大渋滞しています。でもここでは穏やかな午後を子どもたちがまったりと過ごしています。まったりした時

  • まったりした時

    連休の過ごし方は子どもたちによって様々です。家庭に戻って数日過ごす子、家族と面会する子、ホームで外出する子等など。特に何の予定もない子たちが中庭に集まって大きなシャボン玉を作って遊んでいました。まったりした時を過ごせるのも連休ならではです。最初は中々うまくつくれませんでしたが、コツをつかんだ後は大きなシャボン玉を沢山作れました。近くの関越道では行楽の車で大渋滞しています。でもここでは穏やかな午後を子どもたちがまったりと過ごしています。まったりした時

  • エコの日

    食材の高騰で施設運営にも大きな影響が出ている。行政より一時的な補助金はあったが、それだけではとても賄いきれない。一般のご家庭でも最近の物価高で生活を工夫していると思うが、さんあいでは各ホームに余った食材で夕食をつくるエコの日を毎月持っている。このような支出を抑える取り組みが増々大切になっている。野菜や肉を使うカレーは、栄養バランス的にもコスト的にもエコの日の代表的なメニューです。スパゲッティーもカレー同様、栄養とコスパが高いメニューです。玉子焼きで被せるひと手間をかけると高級感が出ます。こちらは余った冷凍餃子を使ったメニューです。和洋中折衷にしたり中華にこだわったりと職員の苦労が垣間見られます。最後のメニューは、兎に角余っているものを残さず活用して子どもが盛り上がるような見た目にしたいます。現場の苦労がに...エコの日

  • 施設長交代

    3月23日の理事会に於きまして、新施設長を選任いただき私の施設長としての役割は3月31日をもちまして終了いたしました。今まで支えて下さった皆様に心より感謝申し上げます。今回の施設長交代時期は私の中では計画されていたことでありました。私は施設長になった時点より次の施設長にバトンを渡すベストな時期を考えていました。聖書のマタイによる福音書23章に以下のような言葉があります。「だが、あなたがたは『先生』と呼ばれてはならない。あなたがたの師は一人だけで、あとは皆兄弟なのだ。」施設長の仕事には大きなリーダーシップが必要です。そして真のリーダーシップは仕える者でなければならないとイエス・キリストは教えます。しかし人は弱い者です。周りから頼られ「先生」と呼ばれ続けていると「私は敬意をはらわれるべき人物」なのだと知らず知...施設長交代

  • 虹に願いを

    「虹だ、虹だ!」霧雨がまだ降りやまぬ午後、西の空から日が差し始めた直後に子どもたちが叫びながら外に走り出していきました。雲と光の加減で、虹の周りにもう一つ虹がかかっているように見えます。しばらくすると晴れ間の広がりに合わせて虹もだんだんと姿を消し始めました。誰かが「あれ、虹が消える前に何か願い事をするんだっけ?!」と言いました。「それは流れ星じゃない?!」と誰かがつっこみます。でも、虹色は多様な背景を持つ人々が、お互いを認め合って生きていけるような社会を作ろうと願う人々の象徴でもあります。さんあいを含む社会的養護の背景をもって育つ子どもたちも、その多様性の中にしっかりと居場所を見つけていってほしいと願います。雨上がりの空は空気も澄んで、夜には月と火星と金星も並んでくっきりと見えました。虹に願いを

  • 全体子ども会議

    さんあいでは、子どもたちの意見を聞く場として、全体子ども会議、小学生会議、中高生会議をおこなっています。各会議は年3回あるが、全体子ども会議は、入園入学を祝う会の前、夏休みが始まる前、冬休み中に行う。そして今回も入園入学を祝う会の前みんながホールに揃った後に行われました。今年度の園全体の目標を園長先生が発表し、みんなからの意見を聞きました。ご馳走を前にして、気もそぞろな子どもたちですがこのような場を持つことの意義は大切です。因みに祝会のメニューも子どもたちの意見を取り入れたメニューになっています。大人としてはお野菜が少ないのが気になりますが、そこは特別な祝会なので、、、。全体子ども会議

  • 入園・入学を祝う会

    新年度が始まって2週間ほど過ぎましたが、園全体で新入学、新入園の子どもたちを囲んでのお祝いの時を持ちました。新しい制服を着た新入学、いつもとはちがうおめかしをした新入園の子どもたち。みんなの前で抱負を尋ねられ、普段とは違ってしっかりと受け答えができる子には「おー!」と会場からも驚きの声が上がります。日常の中にときどきある非日常が、子どもたちの成長を促す機会にもなっていることを感じます。会の後には、全員でビンゴ大会。様々な方からいただいたご寄贈品をビンゴをして順番に選んでいきました。入園・入学を祝う会

  • モモちゃん天国へ行く

    2018年にさんあいに来た4羽のウサギさんの内、最後まで残っていたモモちゃんが亡くなりました。特に病気のような症状はなかったので寿命だったと思います。学校から帰ってきたアニマルクラブの子どもたちに伝えたところ驚く者、泣き崩れる者、死という意味が充分理解できずポカとするもの様々でした。でも現実を受け入れなければなりません。中学生たちも揃う午後4時半に集合してお別れの時を持ちました。冬の間は日向ぼっこして過ごす時間が多くなっていたモモちゃんでした。子どもたちが悲しまないように、モモちゃんは寿命で苦しまずに天国に行ったお話をしました。そして職員が用意した花を一輪ずつ子どもたちに渡しました。そして動物舎の裏に埋葬したモモちゃんのお墓にみんな順番にお花を手向けました。この下にはモモちゃんと親友のランちゃんが眠ってい...モモちゃん天国へ行く

  • 泥団子づくり

    春休み、暖かくなって子どもたちが外遊びをするようになって良かったなと思ったのですが、元気に走り回る子どもたちの傍らで何やら座り込んでつくっている子たちがいます。よく見ると泥団子でした。「ピカピカに光るようにしたよ!」と見せてくれる小学生、中学生もいます。泥団子ひとつとっても、子どもたちにとっては、感覚への刺激、集中力を養う、はたまた科学的な興味にまで、たくさんの育ちの要素につながっています。今週からは本格的に学校も始まります。安心、安全な環境で子どもたちの成長が続けられるよう努めたいと思います。泥団子づくり

  • ジャガイモ植え

    さんあい春休み中の恒例行事になっているジャガイモ植えをみんなでしました。一般的にこの辺では春分の日前に植えるといいといいますが、なるべく多くの子どもたちに参加して欲しいのとお天気のよい日ということで春休みにしています。当日はとても穏やかな晴れた日で楽しく植えることができました。園舎の前にある畑に集合です!担当職員から植え方を教えてもらいます。芋は2種類で芽が出ている方を上に向けて溝に置いてゆきます。芋の間隔は、渡された棒の長さです。みんなしっかり計って種芋をい置いていきます。芋を植えたら、その間に肥料を入れます。肥料を入れると大きく育ちます。最後は、足で植えた芋の上に優しく土をかけます。あとは良い天気と適度な雨で6月下旬には美味しい芋が収穫できます。新じゃがの味は最高です!ジャガイモ植え

  • アニマルクラブのお散歩外出

    春休みの午後、アニマルクラブでは恒例のお散歩外出を行いました。アニマルクラブのメンバーは毎日交代でトトとポニーのお世話をして、園内や周辺をお散歩に連れて行くのが常ですが、特別に遠方、といっても小学校までの道のりを一緒に歩いていきます。気候変動の影響か、埼玉県北部でも最近は3月末には桜が散り始めてしまいます。途中、花びらが敷き詰められた道をトト、ポニー、そして子どもたちも軽やかに歩いていきました。小学校で一休み。おやつを食べて帰ってくるだけのシンプルな外出でしたが、行く春を惜しみながらの豊かな時間になりました。アニマルクラブのお散歩外出

  • 看護師体験

    世の中には様々な仕事、それを専門に働いている人がいます。昨年度に続いてワクノビ・クラブでは、そのような方をお招きしてどんな仕事をしているのか、どうしたらそのような仕事に就けるのか、といったことを考える体験会を実施しました。ただし、今回は外からお客様を招くのではなく、さんあいの職員である看護師に講師になってもらい「看護のお仕事」について教えてもらうことにしました。お話しを聞いた後は、さっそく体験。聴診器を使って肺の音や心臓の鼓動を聞いてみます。血圧も測ってみました。最後に看護師のユニフォームを貸してもらい、なりきり体験も。「このまま病室で仕事ができそう!」「みんなの中から看護師になる人が出たら良いな」・・・講師になった看護師職員の言葉です。将来が楽しみですね!看護師体験

  • 求む!学習ボランティア

    もうすぐ新年度、新学期。職員はこの1年の子どもたちの学習状況を確認し、学校と連絡を取り、新年度からの配慮について話し合ったり、施設での対応を考えていきます。入所している子たちの日常の宿題や学習を支援するのは各部屋の担当職員ですが、進度や個別のニーズに合わせた学習の支援は、家庭教師のように個別に指導をしてくださる外部のボランティアの方々です。また一時保護でオリーブに暮らしている子たちにとっては、保護期間中は学校そのものに通えないため、日中に来園して複数の子たちの勉強を見て下さるボランティアの方々の存在はまさに学校の先生そのものです。新年度に向けて、子どもたちの様々な学習ニーズを支援してくださるボランティアを求めています。興味のある方はご連絡ください。求む!学習ボランティア

  • 卒園・卒業式

    桜の花が咲き春が一気にやってきた3月下旬。今年も卒園、卒業を迎えた子たちがいます。各部屋担当の職員が付き添って保育園の卒園式から戻ってきた二人。おめかしをしたら、いつものわんぱく坊主がとってもしっかりしたお兄さんに見えます。子どもたちの成長を実感する時です。小学校の卒業式。この辺りでは進学をする中学校の制服を着るのが慣習です。コロナなどあり来賓の数も制限されているので、式終了後に園長先生に報告。4月から、この服で中学生です。こちらはもらってきた卒業証書を嬉しそうに見せる子。さんあいに来て、学ぶ権利、遊ぶ権利が守られた証でもあります。みんなおめでとう!卒園・卒業式

  • お別れの時

    東京では本日桜が満開だそうな。恐らくさんあいの周りは今週末ぐらいに満開になると思います。さて、今年は4名の子たちが高校卒業して園を退所しました。みんな小さいころからここで暮らしてきたので、離れる時の想いは大人では計り知れない想いを秘めているに違いありません。クールに去る子、号泣する子、静かに泣く子、みんな一様に別れがつらい。同じように生活を共にした職員のお別れの辛さも並大抵ではありません。でも前に進まなければなりません。これからいろいろな困難が待っているかもしれません。耐えられない時は職員を頼っても良いんです。そして一歩一歩成長して、ここで生活した時よりもっと幸せになることを切に願います。しっかりと「色々お世話になりました。」とあいさつする後輩児童もいます。すでに近くの新しい場所に引越しを終えてるので、退...お別れの時

  • ホワイトバレンタイン

    3月14日はホワイトバレンタイン・デーでした。女の子からもらったお返し・・・というよりも先月、女の子たちが楽しそうにお菓子を作っているのを見て、「自分たちもやりたい!」という小学生の男の子たちがスイーツづくりに挑戦しました。きれいに「部品」を並べて・・・男の子たちが好きなブロックのように組み立てます。こちらは実験のように慎重にアラザンを振りかける子組み立てた串刺しをチョコレートに付けて・・・・はい、できあがり!!楽しい週末になりました。ホワイトバレンタイン

  • さんあい文化祭

    小学生に負けじと中高生が用意していたグループワーク企画「さんあい文化祭」。1月に予定をしていましたが、コロナが広がっていたために延期。3月になってようやく実施することができました。第1部は縁日。陽だまりの園庭で釣りやボーリング、輪投げ、射的などで遊びました。招待された小学生、幼児さんたちも大喜び。第2部はお化け屋敷。夕飯を食べた後、夜の暗がりを利用して恐怖の館の開演です。さすが中高生。周到な準備と迫真の演技で、楽しい文化祭、夜の部も大盛り上がりでした。さんあい文化祭

  • ひなまつり

    「きょうはたのしい~」ひなまつり、です。歌いながら子どもたちが保育園で作ってきた工作を見せてくれました。どれもよくできていますね。お部屋に帰り、夕食はひなまつりの行事食。どれもおいしそう!春の足音がしています。卒園、卒業をして進級に備える子たち、退所をして新しい人生のステップを踏み出していく子たち、ワクワクドキドキ感も日々、高まってきています。ひなまつり

  • バスケットボールの寄贈

    日本でもプロ・リーグが始まり、さらにはアメリカのプロ・リーグ(NBA)に日本人選手が出たりと人気が高まっているバスケットボール。東京オリンピックでは3on3(スリーオンスリー)というバスケットボール競技が正式種目になり注目を集めました。その3on3のプロとして国内外で活躍した松村貴幸さまより、さんあいの子どもたちにバスケットボールの寄贈がありました。さんあいでは、3年前に寄贈をいただいたバスケットボール・コートがあります。子どもたちの中には部活でバスケットボール部に入る子もいます。入所中からバスケットボールに魅かれて、退所後も余暇の時間にバスケットボールを続ける卒園生。仕事の合間に園に立ち寄った際に寄贈いただいたボールを見つけて「おっ良いね!」と手に取っていました。いつか松村さまに来園いただき、直接にご指...バスケットボールの寄贈

  • お餅つき

    コロナの影響でお正月に予定していたお餅つきは延期になっていましたが、本日行うことができました。今日は朝から冷たい風が吹いていたので、中庭ではなく事務所のエントランスでお餅をつきました。中には初めて餅つきを体験する子もいて興味深々に見ている子、お餅をつく大きな音に怖がる子と様々でした。今日のお餅つきはコロナで外出や登校が制限され我慢することが多かった子どもたちへのプレセントになりました。今年が最後のお餅つきになる高校3年生はしっかりと年の数だけつきました。小さな子も自分の年の数だけつきました。ついたお餅は厨房で、納豆、大根おろし、海苔、あんこ、きな粉、すりごまに絡めて出しました。真先にデザートに手が出る子もいます。因みにデザートはさんあいで採れた夏みかんで作ったゼリーです。みんなお腹一杯たべました。それから...お餅つき

  • 日が長くなりました

    今日の深谷地方は、穏やかな祝日となりました。ゆっくりと中庭で過ごす子が沢山いました。そして日は日を追うごとくに長くなっています。部屋に戻る午後5時ギリギリまで外で遊ぶ子どもたちも増えてきました。もう春はすぐそこです。動物たちも穏やかな顔で子どもたちにお付き合いしてくれます。感謝です。太陽が傾いてもそれほど気温は下がりません。日が長くなりました

  • 食料品の寄贈

    女性専用のフィットネスクラブ「カーブス」では全店舗で会員のお宅にある食料品を集めて施設に寄付する「フードドライブ」活動を1月16日~2月15日に実施しました。そして2月17日に深谷店のスタッフの皆様が2台の車でさんあいに届けてくださいました。食料品価格が上がっている時なので本当に感謝なことです。大量のお米です。大量の食品は種類別に箱に詰めて持ってきて下さいました。日持ちのするインスタント食品と乾物はとてもありがたいです。食料品の寄贈

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