施設では、子どもたち一人ひとりの個別の時間をいかに確保するかが大きな課題です。しかも職員が対応できる範囲で子どもたちに公平に時間を割くには工夫が必要です。公平という意味では、子どもたちは年に1度、自分の行きたいところへ職員と外出できる機会があります。その日は自分の好きな場所で職員を独り占めできます。電車が大好きなCくんは、さいたま市の鉄道博物館を外出の場所に選びました。展示されていた新幹線の座席に座ってご満悦のCくん。館内に展示されているものですが、初めて踏み切りを渡りました。お昼は新幹線弁当です、外見よし味よしで、これもご満悦のCくんでした。でも職員を1日独占できたことが何よりもうれしかったと思います。個別外出