先日、幡野広志さんの『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』(2023年11月ポプラ社刊)を読みました。冒頭の「はじめに」を読んでいておどろきました。自己紹介のなかに気仙沼漁師カレンダーのことが書かれていたのです。同書「はじめに」の一部イメージ紹介部分を引用します。〈仕事もたくさんやってます。2021年の気仙沼漁師カレンダーの撮影と執筆をしました。写真家なんですが文章を書く仕事もしています。気仙沼漁師カレ...
震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生の支援ブログです。
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/62〜63歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。なつかしい気仙沼の歴史から、防潮堤問題ほかの時事的話題などをとりあげております。同級生はじめ、多くの気仙沼の方にご覧いただければ幸いです。
7月26日のブログでは仙台空港の「復興ピアノ」の話でした。本日もピアノの話題です。7月21日の三陸新報に気仙沼市松崎の森谷利男さんという方からの投稿が掲載されていました。タイトルは「佐賀きずなプロジェクトで寄贈されたピアノの行く末を想う」。三陸新報7月21日記事の一部イメージ「佐賀きずなプロジェクト」というのは、佐賀県が2011年10月から県内で販売した「義援金付きプレミアム商品券」を原資としたもの。はじめから...
7月25日の河北新報配信記事が、気仙沼市の南気仙沼地区におけるまちづくりの現状を伝えてくれました。筆者は気仙沼総局の鈴木悠太さんです。10年以上の「空白」経てコミュニティー再生始動 気仙沼・南気仙沼地区 河北新報オンラインニュース https://t.co/XDhfaaZtRi— 気中20/小田 (@kechu20) July 25, 2022 リード文を引用します。 東日本大震災で甚大な被害があった気仙沼市の南気仙沼地区で、10年以上の「空白」...
8月7日と8日の開催が予定されていた気仙沼みなとまつりですが、7日のみの開催とすることになりました。きのう7月26日の気仙沼みなとまつり委員会で決定とのこと。本日の三陸新報がつぎのように伝えています。三陸新報7月27日記事の一部イメージ新型コロナの感染者が拡大していることを受けての計画変更です。開催行事を見直した結果、初日7日に予定していた「大はまらいんや踊り」と8日の「打ちばやし大競演」は中止となりました。...
「駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ」は、コンサート会場ではない自由な空間に置かれたピアノが弾かれる様子のドキュメント。番組案内には、〈誰でも自由に弾けるピアノ--人々が紡ぐ“一期一会”の音楽〉と記してありました。先週金曜日になにか録画するテレビ番組がないかと思ってプログラムをながめていた私の番組センサーがピ!と反応しました。7月23日(土)NHKBS1/12:00〜48 空港ピアノ「仙台」。もしかするとあれの再放送か...
7月23日の三陸新報「論説」がおもしろかった。「宮城 高校野球回想記」。三陸新報7月23日記事よりこの論説記事は、「かつて、高校野球宮城大会の会場は県都・仙台市に限られ、県営宮城球場(現・楽天生命パーク宮城)と評定河原球場などだった」と始まります。そして筆者は、広瀬川左岸にある評定河原球場のエピソードを紹介します。〈中堅までの距離が短いことで、数々のホームラン伝説を生んだ。気仙沼高校の熊谷利夫さんの1試...
7月20日のブログでは「大谷鉱山の金鉱石」を紹介しました。本日は、気仙沼市「コの字岸壁」寄りの神明崎(しんめいさき)の岩場で、金を見つけた(と思った)話の続きです。4月27日ブログ「気仙沼 コの字岸壁」4月27日のブログで書いたのは、これは金ではなく黄鉄鉱で、〈愚者の黄金〉とも呼ばれるという話でした。◎「BRUTUS」6月15日号雑誌「BRUTUS」に、この「愚者の黄金」が紹介されていたのには驚きました。同誌6月15日号の特集...
7月19日のブログ「全建賞の受賞事業」で、2021年度の「大谷地区海岸高潮対策事業」のほか、2020年度にも「鹿折地区及び南気仙沼地区における事業連携による早期復興の実現」が同賞を受賞していることを紹介しました。その鹿折(ししおり)と南気仙沼に関しての記述は、2021年7月21日付け気仙沼市記者発表資料を参考にしました。この事業の実施機関は、気仙沼市と独立行政法人都市再生機構(岩手・宮城震災復興支援本部)です。鹿折...
きのうのブログでは、大谷海岸の復興事業が全建賞を受賞したことを紹介しました。本日も大谷に関してですが、海ではなく山、大谷鉱山の話です。河北新報が7月18日に配信した「よみがえる!宮城の鉱山」の第2回目が大谷鉱山でした。肉眼で見える金産出 (2)大谷鉱山(気仙沼市)<よみがえれ!宮城の鉱山> 河北新報オンラインニュース https://t.co/eHbvnnttIe— 気中20/小田 (@kechu20) July 18, 2022 このシリーズ記...
大谷海岸の東日本大震災復興事業「大谷地区海岸高潮対策事業」が、全日本建設技術協会の2021度「全建賞」を受賞したそうです。7月16日の三陸新報が伝えています。三陸新報7月16日記事の一部イメージ「全建賞」は、日本の良質な社会資本整備の推進と建設技術の発展を促進するために1953年に設けられました。主要な授賞対象は、国や都道府県、市町村、機構・公社等の機関において実施された国内の根幹的なインフラです。大谷海岸の国...
7月16日(土)、気仙沼市内4つの海水浴場がオープン。と書きたいところですが、悪天候のためにすべてで遊泳禁止となりました。きのはどうだったのでしょうか。本日は気仙沼は好天とのことですので、各浜は賑わっていることでしょう。本日は三陸新報に掲載された各海水浴場の広告を紹介します。広告にも記されていますが、4つの海水浴場すべてが水質検査結果は最高ランクの「AA」とのこと。遊泳期間もすべて7月16日から8月21日ま...
昨日7月14日の三陸新報に、気仙沼信用金庫の理事長を6月22日の総代会をもって退任した菅原務さんのインタビュー記事が掲載されていました。三陸新報記事7月14日記事の一部イメージ聞き手は同紙の守竜太さん。〈気仙沼市の副市長から転身し、6期12年。東日本大震災からの再建に全力を注いだ足跡を振り返り、思いを聞いた〉とのこと。菅原務さんが気仙沼市の副市長をつとめたのはいつからだろう。調べてみると、在任期間は2006年5月2...
気仙沼市や商工会議所、気仙沼漁協をはじめ関係団体で構成される「気仙沼市生鮮かつおプロモーション事業実行委員会」が7月の第3月曜日の「海の日」を気仙沼独自に「カツオの日」とすることを決めたのは、2017年5月9日のことでした。2017年5月12日ブログ 「カツオの日」制定この年2017年には、7月15日から8月20日までを「かつお月間」として、各地区商店会や宿泊施設、「海の市」「お魚いちば」「さかなの駅」などで、PR用ののぼ...
きのう7月12日は、〈放浪の画家〉山下清さんの命日だったそうです。同日の三陸新報「萬有流転」がつぎのように紹介しています。三陸新報7月12日記事の一部イメージ萬有流転の冒頭を引用します。「やあ、すごい景色だ。こんな所でゆっくり絵を描きたいな」。気仙沼市岩井崎を訪れた画家の感想を本紙が紹介している」これは、山下清さんが1968年(昭和43年)に気仙沼で作品展を開いたときの話とのこと。萬有流転はつぎのように続けま...
昨年10月に、気仙沼に縁あるミュージシャンら35組によるCDアルバム「KESENNUMA SONGS〜復興の音魂」が発売されました。そしてこのたび、このプロジェクト実行委員会が、CDの売上金など約86万円を、内湾商業施設を運営する「気仙沼地域開発」に寄付したそうです。三陸新報7月8日記事の一部イメージ記事によれば寄付金は、CDの売上金(71万3460円)と、参加アーティストのひとりである東京在住のシンガー・ソングライター鈴木あいさ...
7月8日昼の安倍晋三元首相が銃撃されたとのニュースには本当に驚きました。そして夕方には死去との知らせ。安倍さんは、震災後に内閣総理大臣として4度、気仙沼を訪れてくださいました。本日はこの4回の気仙沼訪問を三陸新報記事などによって振り返ってみます。①2013年2月9日(土)安倍総理の気仙沼初訪問は2013年2月9日です。宮城県の石巻市、岩沼市、亘理町のあとに岩手県陸前高田市、大船渡市へ。その後に気仙沼へ移動。市内朝...
6月22日のブログ「魚町1号公園整備」で、あのお神明さん/五十鈴神社下の場所が私にとってはとても懐かしい場所であることを記しました。「このあたり、マップでいうと左上の角には乾物卸の斉富商店さんがあって、向かって右に全漁連の冷凍倉庫ビル、その右が遠間家の住宅、その隣には以前は製氷工場もありましたが、震災直前はどうなっていたか記憶が定かではありません」と。本日紹介するのは、その製氷工場の写真です。昨年11月...
7月6日の三陸新報第6面。きのうのブログでも紹介した「気仙沼弁〈日々是好日〉」第2回目のうえには1307回目の「リレー随想」が掲載されていました。藤田一平さんからバトンをわたされたのは、気仙沼ビジネスサポートセンター(気仙沼ビズ)センター長の𠮷澤貴幸さんです。三陸新報7月6日記事の一部イメージ𠮷澤さんは文章をつぎのようにはじめています。「藤田一平さんからいただいた貴重な機会に、娘について書いてみようと思い...
7月1日(金)から三陸新報で新連載が始まりました。「気仙沼弁〈日々是好日〉」。気仙沼弁を家族などの会話形式で紹介する新企画です。三陸新報7月1日記事より初回ということで末尾に記事紹介がありました。筆者は「鼎女」(ていじょ)さん。気仙沼市内在住で元小学校教員の加藤美貴子さん。そしてイラストは市内南町出身で現在は東京在住の「コミマル」。じつは私の妻、小田まゆみです。ふたりとも気仙沼小・中そして鼎が浦高校の...
先週末に新型コロナワクチンの4回目の接種をおえたのでその報告を。1回目が昨年5月末、2回目が同年6月中旬、3回目が本年1月末でした。初回から1年以上経つのですね。予防接種済み証イメージ(一部画像加工)最寄り駅そばの会場ですので気軽。4回目ともなると接種手順もよくわかっています。共通しての印象は、書類等のチェックが何度も繰り返されること。すべてにコストがかかっていることを考えると、なにもそこまでとも思うの...
気仙沼地域を放送エリアとするコミュニティFM「ラヂオ気仙沼」が7月1日で開局5周年とのこと。7月1日には三陸新報にも広告が掲載されていました。三陸新報7月1日掲載広告よりもう5年経つのですね。前身といっていいのかどうかよくわからないのですが、東日本大震災直後の2011年3月22日開局の「けせんぬまさいがいエフエム」が2017年6月26日に6年3カ月にわたる放送を終了しました。この臨時災害FM局の業務を引き継いだのが株式会社ラ...
気仙沼市は、2019年5月に学識経験者や関係団体の代表者などからなる「気仙沼市海洋プラスチック対策推進会議」を設置して、具体的な取り組みを協議し、同年9月には「気仙沼市海洋プラスチックごみ対策アクション宣言」をおこなっています。市サイト/同推進会議関連ページ同会議の目的はつぎのように記されています。〈海洋プラスチックごみによる海洋汚染は、本市の基幹産業である水産業への影響も懸念され、「魚食健康都市」や「...
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先日、幡野広志さんの『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』(2023年11月ポプラ社刊)を読みました。冒頭の「はじめに」を読んでいておどろきました。自己紹介のなかに気仙沼漁師カレンダーのことが書かれていたのです。同書「はじめに」の一部イメージ紹介部分を引用します。〈仕事もたくさんやってます。2021年の気仙沼漁師カレンダーの撮影と執筆をしました。写真家なんですが文章を書く仕事もしています。気仙沼漁師カレ...
2023年5月に気仙沼に移住したイラストレーター山本重也さんについては昨年11月23日ブログでも紹介しました。山本さんはプロのイラストレーターとしての仕事と並行して、自分が暮らす街の風景を1日1枚の水彩画として描いています。その作品はツイッター(現X)に投稿されますので、私も山本さんが描く気仙沼の風景を毎日楽しんでいます。その山本さんがこのたび、2種類の水彩画をポストカードにして計600枚を気仙沼中学校に寄贈して...
気仙沼の桜もすでに葉桜となったようですね。先週はじめはネットに投稿される気仙沼の桜を楽しませてもらいました。本日紹介するのは「気仙沼さ来てけらいんWEB」の4月18日投稿。とても懐かしく拝見しました。〈気仙沼図書館の横の桜〉です。気仙沼の桜も散り始めてきましたね。桜の花びらの絨毯がきれいでした!こちらは気仙沼図書館の横の桜です。場所によってはまだまだ楽しめます🌸▼気仙沼のおすすめ桜スポット🌸https://t.co/5p...
tbc東北放送が、気仙沼市鹿折(ししおり)の浪板(なみいた)地区に伝わる「浪板虎舞」を紹介してくれました。保存会メンバーが新造船の進水祝賀式に招かれて伝統の虎舞を披露したとのこと。ヤフーでの4月9日配信はすでに終了していますが、東北放送の公式YouTubeで見ることができますのでそのニュース動画を紹介します。約3分です。保存会メンバーおよそ60人による太鼓と虎舞は本当に素晴らしい。船主さんとして「きんせい丸漁業...
埼玉県熊谷(くまがや)市民による気仙沼市への支援交流事業「花の嫁入り」植樹祭が、3月14日に気仙沼市の古谷館(こやだて)八幡神社でおこなわれました。3月16日の三陸新報によれば、東日本大震災からの早期復興などを願って続いた交流は、10回の節目となる今回で最後となり、これまでに届けられた早咲きの八重桜「熊谷桜」は千本となったそうです。植樹祭当日3月14日に菅原市長がつぎのように投稿していました。2012年復興祈願...
写真家広川泰士(ひろかわ・たいし)さんの写真展が、本日4月18日から21日まで気仙沼中央公民館で開催されます。広川さんは、講談社出版文化賞やニューヨークADC賞をはじめとする多数の受賞歴をもつ著名な写真家。2011年からは東京工芸大学芸術学部写真学科教授、2015年からは同大学院の教授をつとめています。その広川さんが、東日本大震災後に気仙沼を訪れて流出写真の洗浄ボランティアをおこなったり、家族写真を撮ったりしてい...
昨年に警視庁から運転免許証更新のお知らせが届きました。その内容を見てはじめて知ったのですが、70歳から74歳の高齢者は更新手続前に自動車教習所などで実車講習を含む高齢者講習を受ける必要があるとのこと。年があけてから教習所にネット予約をしたのですが、結構混んでいて空いているのが2カ月後。その予約日が先週だったので行ってきました。二子玉川のドライビングスクールです。◎高齢者講習講習内容は警視庁サイトでは座学...
先週の月曜日4月8日、北米地域で観測された皆既日食はまさに大騒ぎになっていましたね。まずは国立天文台の4月8日投稿から。2007年3月29日の皆既日食映像ですが、日食の現象がわかりやすく示されています。今朝(日本時間午前2時~5時頃)、北米で皆既日食がありました。インターネット中継やニュースでご覧になられたでしょうか。日本で"皆既日食"が見られるのは2035年です。映像は2007年3月19日の皆既日食を太陽観測...
本日も三陸新報1面コラム「萬有流転」の記事についてです。4月13日(金)の萬有流転は、3月31日の三陸新報「記者席」記事についてでした。その「記者席」では、気仙沼魚市場「水産情報発信施設」のことが記されていたのです。「萬有流転」筆者は、それをきっかけに足を運んでみたとのこと。三陸新報4月13日記事の一部イメージこの萬有流転を目にしたとき、私は〈先をこされてしまったな〉と思いました。というのも、3月31日の「記者...
4月2日の三陸新報1面コラム「萬有流転」は、高村光太郎「道程」の冒頭部引用で始まりました。「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる」。この日4月2日は、高村光太郎の命日で、「連翹(れんぎょう)忌」と呼ばれているそうです。三陸新報4月2日記事の一部イメージ「萬有流転」筆者は、文中で〈気仙沼とも縁のある光太郎〉とし、つぎのように続けています。〈1931(昭和6)年8月、2年前の大火からの復興途上だった気仙沼の姿を目...
気仙沼市に寄せられたふるさと納税の寄付金額が昨年度(2023年度)1年間で94億8600万円となり、過去最高額を更新したそうです。4月9日には、仙台放送がニュースを配信していました。約95億円!気仙沼市のふるさと納税過去最高額に〈宮城〉(仙台放送) #気仙沼 #ふるさと納税 #気仙沼市ふるさと納税https://t.co/NwZAxGlm2u— 気中20/小田 (@kechu20) April 9, 2024 そして4月10日の三陸新報は1面トップでこれを。三陸新報4月1...
遅くなりましたが、気仙沼大島の亀山に計画されているモノレールについて1週間前4月3日に配信された東北放送のニュースを紹介します。10年以上費やした〝悲願のモノレール計画〟です。標高235メートル"亀山"の大パノラマを観光起爆剤に「何としてもやり遂げる。これが最後の復興事業」10年以上費やした"悲願のモノレール計画" 宮城・気仙沼市(tbc東北放送) #気仙沼 #亀山モノレール #気仙沼大島 https://t.co...
気仙沼市立条南中と気仙沼中の統合式が4月7日におこなわれました。新しい「気仙沼中学校」のスタートです。当日、菅原市長がつぎのように投稿していました。条南中・気仙沼中の統合式、両校の生徒代表が各々の想いを話しました。統合の成功を予感させるに十分な素晴らしい話でした。新しい制服は次年度から、校章・校歌は気中のもの、ジャージは条南カラーのオレンジと決定。良いスタートが切れました。条南中の閉校記念碑は毎日皆...
3月29日の三陸新報コラム「記者席」は、つぎのように始まっていました。〈「迎」「創」「拓」「結」。この文字が名称の施設を、気仙沼市民はどれだけ知っているだろうか〉。三陸新報3月29日記事より私は、気仙沼の地元の人もやはりそう感じているのかと思いました。内湾地区にある4つの観光商業施設「ないわん」がグランドオープンしたのは2020年7月29日のことでした。同年7月20日のブログでは、三陸新報の記事をもとにして4つの...
4月2日の三陸新報に掲載されていた古美術骨董店「車屋」さんの広告を紹介します。初代気仙沼町長の鮎貝盛徳の書。六曲一隻(ろっきょくいっせき)の屏風にしたてられています。三陸新報4月2日掲載広告より広告に「煙雲館松園」としてあるのは、書の落款にそう記してあるからでしょう。鮎貝盛徳の同じような書を紹介したことがあるなあと思い調べてみると、2021年1月25日のブログでした。そして、そのときに紹介した書/屏風は、今...
きのう4月3日の三陸新報「タイムトラベル/20年前のあの日あの時」は、2004年4月3日記事の紹介でした。そのなかにつぎの記事がありました。三陸新報4月3日記事の一部イメージ「さあ観光シーズン 亀山リフトが開業」とありました。20年前のことだったのかと一瞬思ってしまいましたが、そんなわけもなし。これはあくまで冬期などの休業をおえての再開業ということですね。亀山リフトは「気仙沼市文化史年表」(荒木英夫著)によれば...
3月25日、気仙沼市立松岩保育所の閉所式がおこなわれました。当日、菅原市長がつぎのように投稿しています。施設の老朽化、少子化などにより松岩保育所が本日閉所式を迎えました。昭和31年の開設から1800人以上の子供たちが巣立って行きました。在所の子供たちは4月から認定こども園となる葦の芽星谷幼稚園や牧沢きぼう保育所などへ通います。早く慣れて、新しい友達が出来ることを祈ってます🌈 pic.twitter.com/T5e5xT2LTd— ...
3月28日の三陸新報1面コラム「萬有流転」が、千厩町(せんまやちょう)出身の洋画家白石隆一を紹介していました。三陸新報3月28日記事の一部イメージ記事の冒頭に〈「魚の画家」と呼ばれた白石隆一、一関市千厩町(旧仙台藩領東山南方〉の、大庄屋を代々務めた家の跡継ぎに生まれた〉とありました。「大庄屋」の跡継ぎというあたりに経済的に恵まれた環境だったことがうかがえます。この白石家の屋号は「横井屋」です。白石隆一は...
今日から4月。ほんと早いですね。先日の土曜日には目黒川の桜まつりに行こうと思っていたのですが、風邪でとりやめました。残念。先週月曜日から左肩がいわゆる五十肩のようなことになりました(実際の年齢は50代ではなく、先々週に72歳となりましたが)。火曜日に整形外科にいって鎮痛剤と湿布をもらっての対症療法。そうこうしているうちにのどが痛くなって熱も出てきました。そのあたりには妻にも同様の風邪の症状が。きょうあ...
3月19日の三陸新報1面コラム「萬有流転」になつかしい言葉がありました。「水道山」。浄水場のある舘山(たてやま)の愛称です。三陸新報3月19日記事の一部イメージ市サイトにある令和4年度水道事業年報によれば、本吉郡気仙沼町の水道事業が申請(届出)されたのは大正15年6月のこと。舘山の浄水場は、1928(昭和3)年6月に着工し1931(昭和6)年3月に完成しています。給水開始は竣工前におこなわれたようで、1930(昭和5)年1月...
気仙沼市の菅原市長4月20日ツイートを紹介します。宮城県市長会で航空自衛隊松島基地を視察したそうです。宮城県市長会でブルーインパルスが所属する航空自衛隊松島基地を視察しました。国際情勢が緊迫の度を増す中、離発着訓練が繰り返し行われています。(新型コロナ本日当管内ゼロ、県全体213人) pic.twitter.com/ERq4GfRTwU— 菅原茂(気仙沼市長) (@goahead_shigeru) April 20, 2023 ブルーインパルスについてはこのブロ...
河北新報オンラインの4月24日配信記事を紹介します。気仙沼の介護施設に勤めるフィリピン人女性2人が3月末、介護福祉士の国家試験に合格したとのことです。フィリピン人女性、介護福祉士に 震災で職失うも奮起 気仙沼 河北新報オンライン #気仙沼 https://t.co/LfwdpZd1NJ— 気中20/小田 (@kechu20) April 23, 2023 この記事によれば、合格したのは「キングスガーデン デイサービスセンター」に勤める伊藤チャリトさ...
4月15日の三陸新報「投稿」になつかしい名前がありました。菅原郁男さん、というよりも菅原郁男先生です。気仙沼中学校の教諭でもありましたが、その前には気仙沼小学校にも在職していたかと。奥様の菅原暉子(てるこ)先生には気小5年と6年で担任いただきました。暉子先生の旧姓は十二村(じゅうにむら)です。三陸新報4月15日掲載投稿の一部イメージ前置きが長くなりました。この郁男先生の投稿を紹介する理由は、気仙沼中学32回...
気仙沼市立条南中学校と気仙沼中学校の2024年4月統合を、条南中学校区の保護者や地区住民が合意したことを4月17日ブログ「条南中の統合合意」でお伝えしました。統合に向けて前進することになったことはわかりました。しかし、これまでの議論の詳しい内容を知ることは簡単なことではありません。さらに、条南中と気中以外の小中学校再編/統合計画の実行経緯や現状について、しっかりと説明できる人は多くはないでしょう。市の教育...
きのう4月18日の三陸新報に横田千秋君(3年1組)の訃報広告が掲載されていました。永らく病気療養中のところ4月15日に死去と。三陸新報4月18日掲載広告実は私、この訃報を見逃しておりました。岩手県一関市という住所に気をとられていたのでしょう。菊田裕美君からのLINEで横田君の訃報広告であることを知りました。裕美君は気中3年1組の同級生ということだけでなく、家が同じ南町2丁目でした。屋号として記してあった「横田舘」は...
きのう4月18日のブログ「港町防潮堤が完成」で、宮城県による気仙沼市港町の防潮堤が完成したことを紹介しました。その中で、私のように気仙沼を離れている者にとっては防潮堤の位置がちょっとわかりにくいと記しました。本日はその話を。2017年12月18日のブログで、港町防潮堤の計画変更について紹介しました。2017年12月18日ブログ「港町防潮堤の続報」このブログの中で同年12月18日に魚市場会議室で開かれた住民説明会で県から...
宮城県が工事を進めてきた気仙沼市港町の防潮堤が完成したそうです。4月16日の三陸新報が伝えてくれました。三陸新報4月16日記事の一部イメージ記事によればこの防潮堤は、気仙沼魚市場北桟橋から臨港道路をはさみ、ホテル観洋下までの約200m区間です。気仙沼の工事現場を知っている人にとっては〈あそこの防潮堤〉とわかるのでしょうが、私のように気仙沼を離れている者にとってはちょっとわかりにくい。これについてはあらためて...
気仙沼市立条南中学校と気仙沼中学校の統合について、4月12日に開かれた地区懇談会で条南中学校区の保護者や地区住民が了承、合意したそうです。4月12日に菅原市長はつぎのようにツイートしていました。条南中と気仙沼中の統合が前進することになりました。条南地区の皆さんのつらい思いを重く受け止めなければなりません。より良い統合校を創ること、市街地である跡地を有効に使うことで責務を果たしていきたいと思います。今日は...
気仙沼市に寄せられた昨年度(2022年度)ふるさと納税の寄付額は49億4千万円で、過去最高だった2021年度の約3.5倍となったそうです。4月11日の三陸新報が伝えています。三陸新報4月11日記事の一部イメージ昨年12月27日時点で寄付額は40億円を超え、12月31日で46億8900万円でしたから、この49億円という数字には驚きませんでした。むしろ、惜しいところで50億円にとどかなかったかという(かなりぜいたくというかナマイキな)印象も...
「気仙沼ほてい」さんが4月10日、気仙沼市に災害用の備蓄品として、同社の缶詰を寄付してくださいました。創業70周年を記念してとのことです。同日、菅原市長がつぎのようにツイートしています。気仙沼ほてい(株)さんが、創業70年を迎え、記念に日本災害食認定のぶりの缶詰を沢山頂きました。親会社(株)ホテイフーズコーポレーションの焼き鳥缶詰はJAXAに採用され宇宙飛行士向けに納入中。レトルトのふかひれスープもふるさと納...
先週末から気仙沼でも桜が咲いて、ネットでも桜の画像がたくさん投稿されていました。その中から本日は、「気仙沼さ来てけらいんWEB」の4月10日ツイート画像を紹介します。🌸🌸🌸気仙沼は桜が満開です🌸🌸🌸気仙沼には大きな桜の名所のような場所はありませんが、小さく楽しめるお花見スポットがたくさんあります(そしてどこも混んでいません)。ぜひお気に入りの場所を見つけてくださいね。https://t.co/4AtUnVWTNS pic.twitter.com/F8...
JR東日本は、気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)の一部で始めた自動運転について、2024年の秋ごろを目標に無人運転の実現を目指すと発表しました。東日本放送のTVニュースでもつぎのように報じています。4月5日の配信です。宮城・JR気仙沼線BRT 2024年秋にも無人運転へ khb東日本放送 #気仙沼 #JR気仙沼線 #BRT https://t.co/H55oa2WPR6— 気中20/小田 (@kechu20) April 6, 2023 このニュースによれば、気仙沼...
気仙沼の遠洋漁船乗組員に若者が増えているというニュースをふたつ紹介します。まずは4月2日の朝日新聞デジタル配信記事から。見出しは〈高級車に憧れて……新卒でいきなり遠洋漁船が急増 「頑張れば稼げる」 〉。筆者は星乃勇介さんです。高級車に憧れて…新卒でいきなり遠洋漁船が急増 「頑張れば稼げる」:朝日新聞デジタル https://t.co/LfILoVwCIm #— 気中20/小田 (@kechu20) April 2, 2023 記事によれば、気仙沼では新...
昨日4月6日のブログ「南気仙沼防災公園」で、3月26日の「大川さくら総合公園」グランドオープンを紹介しました。本日もその続きです。4月5日ブログ「気仙沼市予算概要」で広報「けせんぬま」4月号記事を紹介しましたが、そのp14・15には見開きで「大川さくら総合公園」が紹介されていました。広報「けせんぬま」令和5年4月号より「大川さくら総合公園」は、気仙沼中央公民館、南運動広場、多目的グラウンド・陸上施設、南気仙沼防...
3月26日、気仙沼市の菅原市長が、「大川さくら総合公園」のグランドオープンを伝えていました。中央公民館、野球場、人口芝のサッカー・ラグビーコート、南防災公園、合わせて「大川さくら総合公園」と命名、本日グランドオープンを迎えました。一帯には気仙沼商会さんから68本の桜を植樹して頂き大川桜並木の復活を目指します。式典にはラグビー元日本代表の畠山健介さんらに出席頂きました🏉⚽️ pic.twitter.com/rzpVwnbQvU—...
3月30日の気仙沼市LINEで、広報「けせんぬま」令和5年4月号のお知らせが。今号は4月号ということもあって、令和5年度予算の概要が紹介されていました。本日はそのなかから「一般会計 歳入」と「予算の主な事業」のグラフや表を紹介させてもらいます。一般会計当初予算は351億5010万円です。まずは一般会計の歳入から。広報「けせんぬま」令和5年4月号よりこのなかに寄附金15億565億円とありました。いわゆる「ふるさと納税」による...
きのうの月曜日4月3日は新年度のはじまりということで多くの企業で入社式がおこなわれたようです。気仙沼市でも辞令交付式がおこなわれたと本日4日の三陸新報が伝えていました。それによれば、本年度の新規採用職員(行政職)の辞令交付式では16人が市長から辞令を受け取ったそうです。話が先週のことに戻ってしまいますが、3月31日におこなわれた気仙沼市の退職者辞令交付式の様子が4月1日の三陸新報で紹介されていました。定年な...
目黒のさんま祭と同じく、田道広場公園を会場とする目黒イーストエリア桜まつりは毎年4月に開催されてきました。しかし、2020年、21年、22年と3年続けて新型コロナ感染拡大予防のために開催されませんでした。そしてやっと今年、4月1日と2日に開催されました。2019年から4年ぶりということになります。今回はそれぞれの都合に合わせてということで気中同級生と日時を決めて集まることはしませんでした。そして私は2日(日)の昼過...
3月28日に気仙沼市の菅原市長が、水源開発事業について、つぎのようにツイートしていました。H12新月ダム計画が中止、代替の水源が必要となり、松川地区の皆さんのご理解のもと地下水を利用する水源開発事業を進めてきました。ようやく全てが完了、本日本格稼働の安全祈願祭と通水式を行いました。安全安心な浄水を供給していきます。(新型コロナ本日当管内12人、県全体155人) pic.twitter.com/mJ6UScs1a5— 菅原茂(気仙沼市...
3月24日のブログ「粧坂小学校の歴史」で、明治6年の気仙沼村域における鼎浦小学校と粧坂小学校の開校を紹介しました。その中で、気仙沼市史の画像を掲載したのですが、本日はその市史内容をもう少し詳しく紹介します。市史によれば、宮城県の小学校の創立を記した記録としては「官下小学校開業調」というものがあるそうです。しかし、気仙沼地域の小学校については、当時のこの地域は水沢県に所属していたために開業調での記述はあ...