機関車の補重に使えないものかと厚さ0.5mmのタングステン板を購入してみました。外形は10cm×10cmです。金属用鋏で切ろうとしましたが、鋏の刃が凹みました。さて、どうやって切りましょうか。この大きさで約93gあります。
機関車の補重に使えないものかと厚さ0.5mmのタングステン板を購入してみました。外形は10cm×10cmです。金属用鋏で切ろうとしましたが、鋏の刃が凹みました。さて、どうやって切りましょうか。この大きさで約93gあります。
ようやく、ボールベアリング入のC53用動輪ができあがりました。 …
動輪の車軸を圧入しています。嫌気性接着剤併用で圧入します。治具に車輪を入れ、軸穴に車軸の先端を入れます。車軸の先端は少し細くしてあります。
動輪の輪芯は黒ニッケルめっきで黒っぽくしたのですが、黒さが足りないと感じ、塗装してみました。上の2個が黒ニッケルめっき、下の2個が黒色塗装です。左が絶縁車輪、右が非絶縁車輪です。今回はタイヤを鉄色のままにします。
動輪の軸穴の最終加工をしています。 凹型ステップチャックを動輪の外径に合うように加工しています。
C53の動輪のタイヤに輪芯を圧入しました。圧入となっていますが、念のため接着剤も併用しています。導通側は嫌気性接着剤、絶縁側はシリコーンゴム系接着剤を使用しています。
ボールベアリング付の動輪軸を組み立てました。元の動輪の軸径は3mmなのですが、内径3mmのボールベアリングで外径が一番小さいもので6mmあります。鉄道模型趣味誌1980年1月号に「スムーズな運転のために玉軸受を機関車に」という記事があり、機芸出版社よりボールベアリング用軸箱の頒布があり、入手したのですが大きすぎて使えませんでした。 台枠の軸受の入る軸箱守の幅は4mmで作って…
切削した動輪の輪芯を黒くするため、黒ニッケルめっきを施してみました。もう少し黒く、艶が押えられれば良いのですが、黒ニッケルなので仕方がないかもしれません。黒染の方がもっとつや消しの黒になると思いますが、手で触っているとすぐに剥げるので、今回はめっきにしてみました。
NMB(ミネベアミツミ)の外径1.5mmのボールベアリングが届きました。NMBのベアリングは一般に購入できるのは海外製ですが、これは日本製のようです。写真の左側のベアリングはISC(NSKマイクロプレシジョン)の外径2mmのもの、右側の車輪は9.8mm径です。それに挟まれて写っているのが今回の外径1.5mmのボールベアリングです。
製作中のC53の動輪回りの回転部にボールベアリングを使おうと考えています。北日本精機(EZO)製のボールベアリング左が外径4mm、内径2mmのもの動輪の軸受が4mmなので、これが使えないか検討中。写真の一番左はこのベアリングを車軸に組み込んだものです。写真の右側のベアリングは外径2.5mm、内径0.6mmのもの一番右のロッドに入らないかと考えたのですが…
ワールド工芸の電気機関車用動輪は車軸がプラスチックでできているため、1/87クラスでは走らせていると車軸が曲がるという事象が複数件発生しているようです。そこで、補強のため、軸にΦ1.0の穴をあけ、ステンレス線を入れました。これで曲がらなければ良いのですが。
切削した輪芯の外径を確認しています。輪芯とマイクロメータを水平に保つのが難しいです。この映像の寸法表示が正しければこの輪芯は正円ではなく、4μmほど歪んでいるようです。
C53の動輪を作ろうと、ロストワックスの動輪輪芯の外径を加工しています。このような治具で加工しています。
国際鉄道模型コンベンションにどこまで急な勾配を登れるかを競う「登坂コンテスト」というのがあります。それに参加するにあたり、私の持っているがどの程度の坂を登れるのか確認してみました。約24.5%の勾配はぎりぎり登れるようです。ウェイト入の重いのとウェイトなしの軽いのとでは軽い方がわずかに勾配に強いように思えます。それにしても歯車音が大きいにが気になります…
ボールベアリングの振れを確認してみました。小さなボールベアリングの振れを正確に測定できる測定設備がありませんので、簡易的な確認です。外径3mm、内径1mmのボールベアリングに直径1mmのドリルロッドを挿し、直径2mmのパイプでボールベアリングの両側から旋盤で押えて内輪を固定しています。ピックテスタをボールベアリングの外輪に当てて指でボールベアリングの外輪を回してどれ位ピ…
中国製と日本の会社製のボールベアリングで形状が異なっているので、並べて写真を撮影してみました。上のが中国製、下のが日本のNSK、NMB製です。日本のにはボールが等間隔になるように保持器が取り付けられています。中国製のはボールの数は多いですが、保持器がないのでボールが不均一に動きます。保持器が無いと何らかの問題が生じそうなのですが、実際のところどうなんで…
鉄道模型でボールベアリングに中国製を使わないことを推奨しているblogがありますが、本当に中国製ボールベアリングの品質は悪いのでしょうか。私自身は個人的には日本製の確率が高いと推定されるNSK(もしくはISC:NSKマイクロプレシジョン)製を好んで使用しています。(十数年前に購入したNSKマイクロプレシジョンの箱にはMADE IN JAPANの記載があります)私の持っている測定器でボールベアリングの評…
高効率ギヤは無音であると謳われていますが、特性測定時に何らかの音が聞こえていましたので、映像として撮影し、私の1条ウォームの音と比較してみました。
以前にも少し書いていますが、動輪から回転可能(セルフロックが外れた)な1条ウォームを作るため、色々と製作してもらいました。以下の写真のものを製作してもらいました。
高効率ギヤは効率向上のため特別な歯形で作られているそうなので、私の一条ウォームと比較してみました。私にはどういったところが一般的な歯車と違うのか分かりませんでした。 まず、ウォームの比較です。(上が高効率ギヤ、下が私の一条です)
動輪から回転できる減速機の特性についてデータを追加しました。今回測定したのは私が図面を描いて作ってもらった三条、二条、一条のウォームギアです。二条の進み角30°のものが効率70%程度で高効率ギヤに近い効率が測定されました。一条と三条のは進み角が20°ですが、効率はどちらも60%程度でした。
3年ほど前にも書いたのですが、モータの測定方法について書いておきます。今回の減速機の特性は、減速機の付いたモータとして測定を行いました。
高効率ギヤの使用例をいくつか見かけるようになりました。どのようなものか興味を持ち、入手し、特性を測定してみました。集電や、動輪の回転負荷等を避けて可能な限り減速機そのものの特性を見るために、車輛に組み込まずに、モータからの出力をギヤセットに繋ぎ、その出力軸の出力を測定することにしました。比較のため、…
以前、日本型1/87 12mmゲージの線路の規格は明確に決まっておらず、分岐器を作る際に試行錯誤で寸法を決めました。現在は、線路の規格が決まっているのでその寸法に従って作れば良いのですが、整理のため、どのように寸法を決定するのかを書いてみたいと思います。間違いがありましたら、ご指摘いただければ幸いです。 現在、線路の規格が決まっていない13mmゲージを例に説明します。
以前にSergentカプラーを紹介しましたが、製造、販売していたところがなくなってしまって入手できなくなっていました。最近、PROTOTYPE COUPLERSというところがSergentカプラーを引き継いだような商品を販売するようになりましたので、購入してみました。
「HO」の呼称について本blogに書きましたが、他の情報に埋もれてしまう可能性があるため、私のWWWのページに転記しました。
モデルアイコンさんで、負荷の少ない輪軸を作られたとのことで興味がありました。在庫が1式だけ残っているとのことで購入させていただきました。 踏面形状に工夫があるようでしたので、比較のため他の車輪と並べて撮影しました。
Kadee Twin Rail Spikerを購入してみました。これ用のスパイク自体は20年以上前に入手していたのですが、工具本体を入手できずにいました。Kadeeのサイトを見ると販売されていましたので、円安で割高ではありますが購入してみました。ホッチキスのような針を3分割してスパイクされます。(真ん中はゴミになります)先ほどKadeeのサイトを…
1/80 16.5mmを「HO」と呼ぶか否かで論争になることがしばしばありました。実際のところ、「HO」とはどういう意味を持つのか、過去の経過を年表にしてみました。データとして間違い、不足等がありましたらご指摘をお願いします。年英…
製作中の9600蒸機機関車本体の塗装を行いました。運転室内はまだできていません。下…
C11のモータを直径が1mm大きいものに付け替え、低速走行がどうなるか試してみました。 とりあ…
ModelIMON製の9600蒸機機関車の下回りがほぼ組み上がりましたので、上回りを取り付けてどの程度の低速運転ができるのか確認してみました。約0.8Vで走るのが限界のようです。
ModelsIMONの9600のキットを製作中です。特定番号機ではなく、ほぼ素組みにするつもりです。
ModelsIMONの9600蒸機機関車の主台枠はダイキャスト製のため、半田付け等無しで動輪を組み込むことができます。主台枠を板金で組むのよりも精度は高くできていると思います。ただ、台枠に動輪の軸受けを入れると、少々固くてイコライザで動かない状況でしたので、バローベのニードルやすり#6(日本の組やすりの油目よりも細かいもの)で台枠の軸受けが入る部分を前後それぞれ5回程度こすりました。
低速走行には動輪の直径が小さいほど有利です。C11よりも動輪径が小さい9600が使えないかと考えました。ModelsIMONの9600のギアボックスを組み立ててどの程度の回転数で回せるのか確認してみました。使用している電源で低電圧を設定するのが難しいのですが、可能な限り低電圧に設定して回してみました。それなりに低速で回転するようです。
今後の参考のため、国際鉄道模型コンベンションで開催された低速コンテストの優勝結果を調べてみました。 開催年蒸機他測定条件他条件2015年車種別無24.24秒10cm12Vで実車の80%以上
無負荷での結果が良かったので、車体を取り付けて線路で走らせてみました。一応、0.35V程度で動き出すのですが、集電の問題か、途中で止まることが多かったので、約0.4Vで走らせてみました。黄色いマスキングテープの幅が3cmです。電圧計も撮影したつもりだったのですが、文字のところが欠落してしまって読めませんね。電圧は400mV(0.4V)弱を表示していました。映…
JAMの低速コンテストで、3cmを10秒以上で走れる車輛を目指して調整を進めました。前回は約0.34Vで動輪が回っていましたが、今回は約半分の約0.17Vで回るようになりました。まだ、回転ムラがありますが、これ以上の調整は困難かもしれません。約3分30秒で動輪が2回転しているので、この回転数で走ったら、3cmを100秒ほどで走ることになります。実際には車体を乗せて…
JAMの低速コンテストで、3cmを10秒以上で走れる車輛を目指して調整しています。ある程度低速に回転できるようになったのですが、一部で回転の重いところを無くすことができていません。この回転数で走ったら、3cmを6秒ほどで走ってしまうので、目標を達成できません。
関東の合同運転会が終わりました。私の所属するHOJCの部屋です。
大阪合同運転会が終わりました。 2日目の朝の体育館の様子です。宴会無し、宿泊無しに…
大阪合同運転会の30回目が開催されています。参加一日目です。 当初D51で牽引して…
関西OJCの運転会にお邪魔してきました。大阪合運が開催される体育館一杯にレイアウト…
D51のモータを入れ替え、空転では低速が出せたので、実際に走らせて確認してみました。一応、JAMの低速コンテストに準じて3cm走行の時間を確認しました。映像は最も良い結果が出たものですが、3cmを通過するのに約6.5秒でした。目標としては10秒以上を狙っていたのですが、全然足りていません。他に、スパイクモデルのコースティングギャーを組み込んだD51もあるので、走らせ…
D51蒸機機関車のモータが壊れましたので、別のものに入れ替えました。無負荷でどの程度の電圧で動輪を回せるのか確認してみました。0.22V前後で回転するのがやっとのようです。ウォームのシャフトが振れているのが確認でき、この振れが取れればもう少し低い電圧でも動きそうです。ただ、この振れの要因を解消するのは、現時点では難しそうです。
D51蒸機機関車のモータが回らなくなったので確認してみました。D51蒸機機関車に取り付けていたモータです…
客車の床板と台枠を半田付けするのにバーナによる炙り付けを行っています。炙り付けしているところの映像を撮ってみました。
2023年国際鉄道模型コンベンションで行われたスピードコンテストです。ものすごい速度で走り抜けていきます。実物換算で数千km/hだそうです。
国際鉄道模型コンベンションで私の所属クラブ(HOJC)以外で気になった展示です。どれも車体と軌間の縮尺が一致しています。私の所属クラブの展示で「HOゲージ」とどう違うのかとか、軽便の9mmゲージと所謂Nゲージとの違いを聞いてこられる方がいらっしゃって説明に苦労しました。
2023年国際鉄道模型コンベンションに参加してきました。8月17日が準備日で、18〜20日の開催でした。 <…
とりあえず、EF53の組立がほぼ終わったので、走らせてみました。簡易的に牽引力も測定してみたところ、約77gfでした。車両の重量は440gでしたので、車重の約17.5%の牽引力があるということになり、平均的な数値だと思います。以前に運転会で、EF13を持って来られた方がいて牽引力を測定したところ、車重の割に牽引力がかなり小さかったので、この手の機関車は牽引力が出ないのか懸念して…
EF53の第3動輪を押える仕組みを双方の台車に取り付けました。実際にうまく稼働するかどうかは全体が組み上がってから走らせてみないと分かりません。
EF53製作の続きです。このキットの動輪は3軸固定で、イコライザ等は入っていません。第1,2動輪間に枕梁があり、機関車の荷重はここから伝わるのですが、中央の第3動輪にはほとんど荷重がかからない構造になっています。模型の場合、軸重制限はないので各動輪に荷重が分散している必要は無いのですが、せっかく第3動輪もモータで回るようになっているので、仕事をするようにしたいと思い…
1/87 12mmゲージのEF53電気機関車キットを組立中です。ほぼ素組みです。とりあえず、下回りはほぼ組み上がりました。
16.5mmゲージの16番の分岐器のキットが販売されていましたので購入してみました。※16番というのは分岐器の分岐角を示すもので、日本型の1/80 16.5mmゲージ等を示す「16番ゲージ」のことではありません。
かつて山崎付近で新京阪P6が超特急燕を抜いたという逸話があります。 それに似たようなことを模型でやってみました。
運転会でも機関車の低速走行を試してみました。 レイアウトでC11を低速走行させてみまし…
所属クラブの運転会が2023年6月3,4日にありました。一応25周年ということでの記念運転会です。
C11の窓ガラスやナンバープレートの取付を行っていたら半田付け部分が外れてしまいました。塗装前には荒っぽく扱っても何ともなかったのですが、塗装後に取れてしまうのは困ったものです。綺麗に補修できず、完成したばかりなのに汚くなってしまいました。(ウェザリングの綺麗な汚しとはまた別物)
C53の動力源としてmaxonのRE16というコアレスモータを使用しているのですが、もうちょっとトルクのあるモータにしたいなということで、少し調べてみました。結局、色々と問題があって、より良いモータを選択することができませんでした。
ModelsIMONのC11キットを組み立て、塗装したものがどれ位遅い速度で走れるか確認してみました。昨年、塗装前の状態の時は約1.2Vで走りましたが、動力回りの調整が効いたのか今回は約1.15Vで走りました。集電の問題と思われますが、不安定ながら約1.05Vでも動くようです。
C11の動輪を取付けてみました。どの程度スムーズに回転できるかを確認するため、無負荷でできるだけ低電圧で回してみました。<…
製作中のC11の塗装を行いました。昨日、一度塗装を行ったのですが、誤って乾燥していない状態で手で触ってしまい、水タンクの平面部分の塗装が乱れてしまいました。何とか修復しようとしたのですが、うまくいきませんでした。シンナーどぼんで塗装を剥がし、再度挑戦しました。
一応組み立てたということで記念写真を撮ってみました。外の日陰で撮影しているのですが、周囲の光の影響で車体が光っ…
製作中の新京阪P6の車体と下回りがほぼできましたので、試運転をしてみました。一応、キットの部品で素組みで作れるのはここまでです。細かな部品の取付はまだですし、室内装置はそのうち作るつもりです。
新京阪P6の車体に色を塗りました。前に書いたとおり、P6の色がよく分からないので、車体はマッハ調色塗料の阪急色、屋根は鉛丹色に少し黒を混ぜたものを使用しました。シンナーは結局、日本ペイントの2500 ラッカーシンナーというのを使用しました。成分は、SDS(安全データシート)を取り寄せたところ、トルエンが63%、メチルイソブチルケトン5%、酢酸エチル10〜15%、他という強力そう…
10年以上ぶりに車輛の塗装を行っています。元々塗装は苦手で、本当に久しぶりですので、うまくいかないことがありました。P6の車体色がよく分からないので、マッハ調色塗料の阪急色を使用しました。下塗りは、ニッペのパワーバインドを使用しました。以前にJAMのクリニックでPINE CONE PRODUCTSの松川さんがパワーバインドを使われて…
新京阪P6の組立がほぼ終わりましたので、車輛の形にしてみました。付随車のデロ500で…
久しぶりのblogですが、現在新京阪のP6電車を製作中です。所属するクラブの競作課題が電車ということになったので、手持ちのキットで製作開始です。キットはFABで企画されたものですが、公式には市販はされていないと思います。
牽引力測定車をKKC集会に持って行ったところ、いくつか指摘を受けました。それをご紹介します。 ・負荷測定用センサを取付けているアルミアングルの剛性が足りないのではないか。市販のニュートンメータ(負荷測定器)の中にも本牽引力測定車と同じようなセンサが入っていますが、それを支える金具はずっと剛性のあるものが使用されています。1/80クラスの車輛では、せいぜい牽引力は100g…
11月13日にKKCの集会があり、翌14日にModelsIMONのレンタルレイアウトをお借りしてHOJCの会員等が集まり運転会を行いました。ModelsIMONのレンタルレイアウトには2%の勾配がありますので牽引力負荷試験を行いました。C53で客車を牽引させたかったのですが、カーブの途中でショートしてしまい、一周できませんでしたので、C11に交代しました。ModelsIMONのレンタルレイアウトは高架部分で…
以前にも書きましたが、私の持っているPWM制御のコントローラでは、私の機関車はうまく制御できません。理由は、PWMの制御が出力段のトランジスタのONとOFFで行われているためです。トランジスタのONの期間は最高電圧が与えられていますが、OFFの期間ではモータの逆起電圧が発生し、結果的に本来0Vであるべきところからかけ離れた電圧と…
2022年の関東合同運転会にて湘南鉄道模型クラブのH5氏の13mmゲージレイアウトにて貨車の牽引負荷を測定させていただきました。合同運転会参加クラブのレイアウトに勾配のあるものは少ないのですが、H5氏の組み立て式レイアウトは非常に正確に勾配が作られています。
2022年大阪の合同運転会において列車の負荷測定を行いました。 測定の様子です。速度測定用の車輛…
2022年大阪合同運転会の2日目に列車を走らせた映像です。標準軌線路では南満州鉄道の特急列車が、狭軌線路では、作り…
3年ぶりに大阪の合同運転会が開催されました。私の所属するHOJCのレイアウトです。
井門義博氏のblogを見ているとへクスロープの穴が付いたというロッドピンが発売されるそうです。
TRAINOのDCCチェッカーで走行中の速度を測定できるようにしました。「DCCチェッカー」は本来はDCCコマンドを見るためのツールですが、リアルタイムの速度計測もできるため、アナログで使用しています。但し、電源は走行電源では電圧が低い時に稼働しないため、牽引力測定車の電源から供給するようにしてあります。将来的には、速度データを牽引力…
C53に客車13輛を牽引して2.5%の勾配で走らせると、電源を切ると重力に負けて客車の重量で下ってしまいました。この模型には機械的なブレーキは付いていません。動きを止めるには電気ブレーキしか無いと思い、確認してみました。
試験用線路を2.5%の勾配に設定し、客車を牽いて機関車を走らせてみました。…
測定には誤差はつきものですが、どの程度の差が出るのか、測定日を変えて確認してみました。1回目前回公開したデータです。電圧(V)電流(A)入力電力(W)
さらにいくつかの機関車で効率を測定してみました。客車20輛を牽引しています。 2120(乗工社キット)乗工社のキットを組立てたものですが、モータはコアレスモータ(maxon RE13)を取付けてあります。電圧(V)電流…
C53の効率測定結果でモータの効率分を差し引いて、その他の駆動部分の効率を計算してみると。電圧(V) モータ回転数(rpm) モータ効率(%) 効率補正値(%) 4 1332<…
今回測定したC53の炭水車は127gあり、そこそこ負荷がかかっていると思われます。炭水車の牽引負荷を測定したところ約3.35gfありました。そこで、炭水車分を加味して表を修正してみました。 電圧(V)電流(A)
いくつかの機関車で効率を測定してみました。今回は測定の都合で客車20輛を牽引しています。測定はそれぞれ5回実施し、平均値を使用しています。 C12(珊瑚キット)珊瑚製のキットを組立てたものですが、モータはコアレスモータ(maxon RE13)を取付けてあります。電圧(V)
昨日の効率測定で誤りがあるのが発覚しました。牽引した客車の内、1輛に尾灯が付いており、その電流を差し引くのを忘れていました。 修正した結果は以下の通りです。電圧(V)電流(A)入力電力(W)速度(m/s)動輪回転…
C11の効率を測定した結果は以下の通りです。電圧(V)電流(A)入力電力(W)速度(m/s)動輪回転数(rpm)牽引負荷(gf)出力(W)効率(%)…
ようやく、機関車の入出力効率を測定できる環境が整いました。
2022年の第21回国際鉄道模型コンベンション会場で13ミリゲージャーの集い様の13mmゲージレイアウトにて開場前に列車の牽引負荷を測定させていただきました。この13mmゲージのレイアウトは、非常に大きく、かなり正確に作られた組み立て式です。私の環境ではできない長い勾配区間もあり、ご協力いただいて測定させていただきました。
C11の低速運転に効果があるかどうか分かりませんが慣らし運転をしています。12.9Vで動かし、電流は20mAほど流れています。<…
今年開催予定の国際鉄道模型コンベンションの低速コンテストへC11で参加しようと思っています。過去データを見るととても勝ち目は無いのですが、実物換算で最高速度100km/hが出る機関車がどの程度の低速が出せるのか挑戦してみたいと思っています。
吊り掛け動力の配線を行い、台車を床板に取付けました。
吊り掛けモータを台車に組み込んで走らせてみました。 電圧を変えて往復させています。すぐに行き過ぎてしまうので…
吊り掛けモータを新京阪P6の台車に組み込んでみました。吊り掛け…
吊り掛けの動力を組み立てました。(モータの取付はまだです)
新京阪P6用の吊り掛けモータを試作してみました。車輪はP6に合わせて10本スポーク…
FABから発売された新京阪P6のキットをずっと箱に入れたままになっていたのですが、そろそろ組み立てようかなと思っています。
dda40x氏のblogで高効率ギヤを小さなモータで使う事に関して、「犬に馬車を牽かせるようなもので云々」の記載があります。私の考えと異なるところがありますので、ここで述べたいと思います。(自分の考えを纏めるためでもあります)なお、あくまでも模型における負荷と速度低下についての比較の話で、どちらが良い悪いとか、実…
運転会にゆうえんさんが高効率ギヤを組み込んだ6200蒸気機関車を持ってこられましたので、走らせていただきました。
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機関車の補重に使えないものかと厚さ0.5mmのタングステン板を購入してみました。外形は10cm×10cmです。金属用鋏で切ろうとしましたが、鋏の刃が凹みました。さて、どうやって切りましょうか。この大きさで約93gあります。
ようやく、ボールベアリング入のC53用動輪ができあがりました。 …
動輪の車軸を圧入しています。嫌気性接着剤併用で圧入します。治具に車輪を入れ、軸穴に車軸の先端を入れます。車軸の先端は少し細くしてあります。
動輪の輪芯は黒ニッケルめっきで黒っぽくしたのですが、黒さが足りないと感じ、塗装してみました。上の2個が黒ニッケルめっき、下の2個が黒色塗装です。左が絶縁車輪、右が非絶縁車輪です。今回はタイヤを鉄色のままにします。
動輪の軸穴の最終加工をしています。 凹型ステップチャックを動輪の外径に合うように加工しています。
C53の動輪のタイヤに輪芯を圧入しました。圧入となっていますが、念のため接着剤も併用しています。導通側は嫌気性接着剤、絶縁側はシリコーンゴム系接着剤を使用しています。
ボールベアリング付の動輪軸を組み立てました。元の動輪の軸径は3mmなのですが、内径3mmのボールベアリングで外径が一番小さいもので6mmあります。鉄道模型趣味誌1980年1月号に「スムーズな運転のために玉軸受を機関車に」という記事があり、機芸出版社よりボールベアリング用軸箱の頒布があり、入手したのですが大きすぎて使えませんでした。 台枠の軸受の入る軸箱守の幅は4mmで作って…
切削した動輪の輪芯を黒くするため、黒ニッケルめっきを施してみました。もう少し黒く、艶が押えられれば良いのですが、黒ニッケルなので仕方がないかもしれません。黒染の方がもっとつや消しの黒になると思いますが、手で触っているとすぐに剥げるので、今回はめっきにしてみました。
NMB(ミネベアミツミ)の外径1.5mmのボールベアリングが届きました。NMBのベアリングは一般に購入できるのは海外製ですが、これは日本製のようです。写真の左側のベアリングはISC(NSKマイクロプレシジョン)の外径2mmのもの、右側の車輪は9.8mm径です。それに挟まれて写っているのが今回の外径1.5mmのボールベアリングです。
製作中のC53の動輪回りの回転部にボールベアリングを使おうと考えています。北日本精機(EZO)製のボールベアリング左が外径4mm、内径2mmのもの動輪の軸受が4mmなので、これが使えないか検討中。写真の一番左はこのベアリングを車軸に組み込んだものです。写真の右側のベアリングは外径2.5mm、内径0.6mmのもの一番右のロッドに入らないかと考えたのですが…
ワールド工芸の電気機関車用動輪は車軸がプラスチックでできているため、1/87クラスでは走らせていると車軸が曲がるという事象が複数件発生しているようです。そこで、補強のため、軸にΦ1.0の穴をあけ、ステンレス線を入れました。これで曲がらなければ良いのですが。
切削した輪芯の外径を確認しています。輪芯とマイクロメータを水平に保つのが難しいです。この映像の寸法表示が正しければこの輪芯は正円ではなく、4μmほど歪んでいるようです。
C53の動輪を作ろうと、ロストワックスの動輪輪芯の外径を加工しています。このような治具で加工しています。
国際鉄道模型コンベンションにどこまで急な勾配を登れるかを競う「登坂コンテスト」というのがあります。それに参加するにあたり、私の持っているがどの程度の坂を登れるのか確認してみました。約24.5%の勾配はぎりぎり登れるようです。ウェイト入の重いのとウェイトなしの軽いのとでは軽い方がわずかに勾配に強いように思えます。それにしても歯車音が大きいにが気になります…
ボールベアリングの振れを確認してみました。小さなボールベアリングの振れを正確に測定できる測定設備がありませんので、簡易的な確認です。外径3mm、内径1mmのボールベアリングに直径1mmのドリルロッドを挿し、直径2mmのパイプでボールベアリングの両側から旋盤で押えて内輪を固定しています。ピックテスタをボールベアリングの外輪に当てて指でボールベアリングの外輪を回してどれ位ピ…
中国製と日本の会社製のボールベアリングで形状が異なっているので、並べて写真を撮影してみました。上のが中国製、下のが日本のNSK、NMB製です。日本のにはボールが等間隔になるように保持器が取り付けられています。中国製のはボールの数は多いですが、保持器がないのでボールが不均一に動きます。保持器が無いと何らかの問題が生じそうなのですが、実際のところどうなんで…
鉄道模型でボールベアリングに中国製を使わないことを推奨しているblogがありますが、本当に中国製ボールベアリングの品質は悪いのでしょうか。私自身は個人的には日本製の確率が高いと推定されるNSK(もしくはISC:NSKマイクロプレシジョン)製を好んで使用しています。(十数年前に購入したNSKマイクロプレシジョンの箱にはMADE IN JAPANの記載があります)私の持っている測定器でボールベアリングの評…
高効率ギヤは無音であると謳われていますが、特性測定時に何らかの音が聞こえていましたので、映像として撮影し、私の1条ウォームの音と比較してみました。
以前にも少し書いていますが、動輪から回転可能(セルフロックが外れた)な1条ウォームを作るため、色々と製作してもらいました。以下の写真のものを製作してもらいました。
高効率ギヤは効率向上のため特別な歯形で作られているそうなので、私の一条ウォームと比較してみました。私にはどういったところが一般的な歯車と違うのか分かりませんでした。 まず、ウォームの比較です。(上が高効率ギヤ、下が私の一条です)
以前にSergentカプラーを紹介しましたが、製造、販売していたところがなくなってしまって入手できなくなっていました。最近、PROTOTYPE COUPLERSというところがSergentカプラーを引き継いだような商品を販売するようになりましたので、購入してみました。
「HO」の呼称について本blogに書きましたが、他の情報に埋もれてしまう可能性があるため、私のWWWのページに転記しました。
モデルアイコンさんで、負荷の少ない輪軸を作られたとのことで興味がありました。在庫が1式だけ残っているとのことで購入させていただきました。 踏面形状に工夫があるようでしたので、比較のため他の車輪と並べて撮影しました。
Kadee Twin Rail Spikerを購入してみました。これ用のスパイク自体は20年以上前に入手していたのですが、工具本体を入手できずにいました。Kadeeのサイトを見ると販売されていましたので、円安で割高ではありますが購入してみました。ホッチキスのような針を3分割してスパイクされます。(真ん中はゴミになります)先ほどKadeeのサイトを…
1/80 16.5mmを「HO」と呼ぶか否かで論争になることがしばしばありました。実際のところ、「HO」とはどういう意味を持つのか、過去の経過を年表にしてみました。データとして間違い、不足等がありましたらご指摘をお願いします。年英…
製作中の9600蒸機機関車本体の塗装を行いました。運転室内はまだできていません。下…
C11のモータを直径が1mm大きいものに付け替え、低速走行がどうなるか試してみました。 とりあ…
ModelIMON製の9600蒸機機関車の下回りがほぼ組み上がりましたので、上回りを取り付けてどの程度の低速運転ができるのか確認してみました。約0.8Vで走るのが限界のようです。