住所
-
出身
-
ハンドル名
なかさん
ブログタイトル
ただ好きだという、この気持ち。
ブログURL
https://kisschoko.blog.fc2.com/
ブログ紹介文
お仕事系BL小説ブログ。医療系シリーズ中心に更新中。基本あまあま、時々じれじれヒリヒリ。R18あり。
自由文
更新頻度(1年)

53回 / 1676日(平均0.2回/週)

ブログ村参加:2014/06/22

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なかさんのブログ記事

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  • ◆ありふれた風景29(6)◆

    「・・・そっか」 佐上も、思い出したのか、くしゃりと笑った。「そういえば似てるね。渉と武田さん」「そうか?」 そんなことないだろう、という思いをこめて反問したが、本当は忍足もそう思っていた。 いや、自分と武田がではなくて、状況が、ではあるが。似ているなと。 とはいえノエルは怪我はしていなかったし、救急病院への搬送も必要としていなかった。それにノエルは離乳直後だったが、あの猫は成猫だ。 だから、それに...

  • ◆ありふれた風景29(5)◆

    「そういやさ」 と、今度は佐上がこの言葉を口にした。「うん?」「武田さんが言ってた、『スーフォア』って何? 猫の名前、考えてくれたの?」「いや、うん・・・まあ、そうなるんじゃないか」 忍足は小さく、思い出し笑いをもらす。 手術中、不安やら手持ち無沙汰やらで、武田はやたらとよく喋った。 バイクの話もその中に出てきた。曰く、「武田さんが欲しいバイクの名前だよ。えーっと・・・『奇をてらってないっていうか王道な...

  • ◆ありふれた風景29(4)◆

     ちなみに猫は、今夜一晩は救急病院に入院することになった。明日佐上が引き取りに行き、自院に転院させる手筈になっている。 手術は成功したと佐上は言ったし、引き続き慎重に経過を診ていきますとも言った。だが、もう大丈夫ですよとは言わなかった。それが忍足には少し不安だ。 大丈夫だよな、ともしも訊いたら、佐上は答えてくれるだろうけれど。 でも、訊かないでおこうと思う。明日からはあの猫もここに――佐上動物病院に...

  • ◆ありふれた風景29(3)◆

     ――じゃあ、すぐ行きましょう。ここから車で三十分くらいのところに、動物対象の救急病院があるんです。ここじゃ足りない設備もあっちには備わってます。勿論俺も当直医と一緒に手術をします。同行していただけますか。 はい、と頷いた武田の横で、忍足は運転手を買って出た。 宏弥は猫についててやれ、と言ったのは実は口実で、ここで自分だけ取り残されたくないというのが本音だったが、結果的にはそれで正解だった。 「・・・...

  • ◆ありふれた風景29(2)◆

     佐上の口調は、精一杯自制しているのが忍足には判った。が、それでも充分、切羽詰まっていた。はっきりというなら、詰問に近かった。 当然ながら武田は戸惑い、というより半ば怯えた表情で、何故か忍足の顔を見た。 助けを求めているような視線を受けて、忍足も成り行き上、言葉を足した。 ――恐らく、安くはない費用がかかります。もしかすると時間も。その後のこともあります。生き延びた猫を誰が飼うのか、二度とこんな事故...

  • ◆ありふれた風景29(1)◆

    「・・・今夜はサンキュ。助かった」 こう言って缶ビールを目の高さに掲げた佐上へと、忍足も同じ動作を返した。 いや、という言葉は自然に口を突いて出た。それと苦笑も。「俺は何もしてないだろ。・・・車、運転しただけだ」 いや、と佐上も呟いた。それだけでは足りないと思ったのか、ぶるぶるとかぶりも振る。「助かったよ。渉がいてくれて、ほんと、助かった。武田さんもきっとこう思ってる。だから二人分ありがとう」 二人とも...

  • もう一度、もう二度と◆あとがき

     本編91話+後日談5話で合計96話、「もう一度、もう二度と」完結いたしましたー! いやー良かった。一時はもう無理だと思いましたが(苦笑)、何とかエンドマークが付けられて、ものすごく安堵しています。 途中休載を挟みながらの更新で、久々にxマーク付きの回もありましたが、最後までお付き合いいただきまして本当にありがとうございます。 このカテゴリで司先生を書く時は、実は、いつも何かしら作者の予想を超える展開が...

  • もう一度、もう二度とpost-fin(5)

    「実際、拍子抜けしちゃったよ」 と続けた司の口調には、つい苦笑が混じってしまう。あの時の自分たちの気負いようを思い出すと、少しくすぐったい。「理由を訊かれるのかと思って、お父さんと打ち合わせて完璧に理論武装して行ったのにさ」 実際には、必要書類のチェックの後、養親と養子の双方が同意しているかどうかを一言確認されただけで受理された。「養子が六歳未満の、特別養子縁組の方だったら、いろいろ大変らしいけど...

  • もう一度、もう二度とpost-fin(4)

     学のその声には、何の屈託も翳りもなかった。続けて、あんこうの天ぷらをパクついては、うわこれすげえ美味い、などと笑顔で呟いている。 それを見て、長谷川がしみじみとこう言った。「・・・そういうことを淡々と言えるってことは、学くんたちはもう、そんな段階を通り越したってことなんだね」 ふふ、と学は笑った。そして司を見やり、殊更に悪戯っぽい口調で言った。「あんだけのこと乗り越えたら、ていうか乗り越えさせられ...

  • もう一度、もう二度とpost-fin(3)

    「そうか? そんなに大騒ぎするようなことじゃないんじゃないのか?」 ここで向井がこう言って――既に日本酒にシフトしている――、今度は司がこくこくと頷いた。向井から差し出されたお猪口を受け取り、それを越乃寒梅のぬる燗で満たしてもらいながら。「だよねえ。俺たちみたいなカップルには、よくある展開だと思うんだけど」 ねえ、と言いながら司は向井を見やったが、あっさりかぶりを振られてしまった。「さあ、それはどうで...

  • もう一度、もう二度とpost-fin(2)

     そんな次第で、追加注文のオーダーは向井と長谷川が二人がかりで引き受けてくれた。 司はただもう、飲んで食べて笑って、合間に学の世話を焼いたり、逆に世話を焼かれたり。「なんか俺ばっかり楽しくてごめんね」 そんな台詞まで口走っていて、あれもう酔ったかなと首を傾げる。「そうですよ、周りは大変だったんですから」 愚痴る口調の割には楽しそうにこう言ったのは学だ。「いきなり養子縁組だなんて、ものすごいこと言い...

  • もう一度、もう二度とpost-fin(1)

    「じゃ、乾杯の音頭はやっぱり」 梅雨が未だ明けない時期に始まった一連の騒動の全てが決着したのは、その年のカレンダーが最後の一枚になった月だった。 街を彩るイルミネーションは、まだ辛うじてクリスマスバージョンだ。だがそれもじき、年越し年明けのものに替わる。 司は、近衛司から大島司になった。「大島先生から」 忘年会という単語がこれほど切実に感じられた年もない、としみじみしていた司に、向井はいきなりこう...

  • もう一度、もう二度と(91)

     なあ、と司は、心の内で学に話しかける。 学はそうやって怒るけど。 でも、大島司っていい名前じゃないか? 俺は好きだな。先生付けで呼ぶのにも、近衛より大島の方が親しみがあっていいと思う。  俺たちの、新しい、家族としての在り方。 そろそろ、それを考えていこう。 共に堕ちるよりも引き上げる、この宣言を守り続けるためにも。何より、学と一緒に人生を全うするために。 大切な人たちを、この手から取りこぼすこ...

  • もう一度、もう二度と(90)

    「えっ、だけど、や、ちょっと待って・・・あ、そう、家族! 家族っていえば司さんの実のご両親ですよ! それに康さんと美咲さん! みなさん何て言ってるんですか!?」 ますます動転するばかりの学の手を、司はますますしっかりと握りしめる。そうして内心で、両手を合わせる。 ごめんな、と思う。驚かせてほんとごめんな。でもこれが最善だというのが俺の結論だから。だからもう少しの間、我慢して聞いてくれ。「まだ相談してな...

  • もう一度、もう二度と(89)

     一方の学は、何をどう言えばいいのか判らないといった様子だ。 それを見て、司は覚悟を決めた。こうなったら、小出しにするよりも全部、一度に言ってしまおう。 まずは学の手を引いてリビングに連れて行き、ソファに座らせる。自分もその横に一度座ってから、学と正面から相対する姿勢になるよう座り直す。 ここまでのところで学は既に身構えていた様子ではあったけれど、「でさ、どうせならただの同居じゃなくて、俺が大島の...

  • もう一度、もう二度と(88)

     それから。 司には実はもう一つ、心の内で温めている計画があった。 その計画は、むしろ希望――あるいは野望に近いもので、最初に芽生えたのは翔との対峙から一夜明けた日のことだった。 正確には、学が悲痛な表情で司にこう訊いた時からだ。(ほんとに、俺のこと、許してくれるんですか) あの時、学を納得させるべく司は言葉を尽くし、自分のその言葉に触発されて、そうして思いついたのだった。全てを同時に解決させる方法...

  • もう一度、もう二度と(87)

     ぐうの音も出ないという態の学に、司は微笑まずにいられない。うう、だって。可愛いなあ。「いい? 学からかけられる迷惑はね、俺にとっては愛されてるって証明なんだよ。それくらい、学は普段、俺に迷惑かけてくれないんだよ。そこをもっと自覚して」 デレつく内心とは裏腹に、表面上はしかつめらしく且つもっともらしく、司は説教口調でこう続けた。 それから、ぱん、と音を立てて両手を膝にやり、勢いを付けて立ち上がる。...

  • もう一度、もう二度と(86)

    「な、・・・っに言ってんだ」 司はつい笑ってしまった。そのまま、その場にすとんとしゃがみこむと、下から学の顔を覗き込む。「逆に、俺に何も言わずに一人で何とかしようとしてたら怒るよ。あのね、学はこの件に関してナーバスになりすぎ」 手術後、外泊で一時的に司の部屋へ泊まりに来た時のことを、司は持ち出してみた。あの時には学は、「刺した奴にちょっとだけ感謝だな、なんて、前には言ったんだよ、学。これで司さんはホ...

  • もう一度、もう二度と(85)

    「んー・・・」 予想もしていなかった問いかけを受け、司は考え込んだ。が。「一緒だよ。きっと」 一瞬ののち、自然にこう言っていた。 何の根拠もないけれど、心からそう思えた。絶対、と、超えに力をこめて言い足す。「一緒にいるよ。だって翔は、」「はい。多分、臥龍岡のことが好きだったんですよね」 司の言いたかったことは、学が続けて言ってくれた。「臥龍岡もね。相当屈折はしてたけどね」 司もこう応え、学と視線を合...

  • もう一度、もう二度と(84)

     ――は? 違いますけど。ナガオカ? えーと、失礼ですが? ・・・ああ、そうですか。申し訳ないんですが、臥龍岡は先週退職しまして。これは社用携帯ですので・・・え? さあ、臥龍岡が今どうしているかは。今度はブライダルビデオの会社にでも潜り込むかって言ってはいましたけど、ま、あいつ独特の悪い冗談でしょうね。・・・はい? 翔? うちのビデオに・・・ああ、『ショウ』ね。彼ももう登録削除になってますね。あの、もしもし? ...

  • もう一度、もう二度と(83)

    「うん」 ありがと、と耳元で囁いてやると、学はくすぐったそうに顔をうつむけた。 司はもう一度笑うと、学の後頭部に顎を乗せながらゆっくりと言い聞かせる。「大丈夫だよ。仮にバックアップが複数枚あっても、後日それをネタに改めて脅迫されたとしても。以前も言ったろ、それはそうなった時に考えればいいことだって。それにさ、俺は信じられる気がするんだ。この手紙に書かれてること全部、本当のことだ、って」 そう言い切...

  • もう一度、もう二度と(82)

     そのクッション封筒が司宛に届いたのは、それから一週間後のことだった。 差出人の名前はなし。同封された手紙にも署名はなかった。 が、司にも学にもすぐに判った。封筒の中に入っていた、一枚のDVDディスクを再生するまでなく。『前略。翔はあの時テンパって、カメラの録画ボタンを押すのを忘れていたそうです。ということで、手元に残ったのはセンセイのマジギレ顔だけ。こんなのデータ容量の無駄遣いでしかないので、ハー...

  • もう一度、もう二度と(81)

     司が言い終わると同時に、学はぎゅっと両手を握りしめた。司の穿いているスウェットの膝頭にシワが寄り、心持ち裾が持ち上がる。「そういう覚悟で、俺は、学を好きになったんだから」 こう言ってから、司ははたと考える。覚悟・・・っていうとちょっと違うな。そう思い、そのまま口にする。「えーと、そうだな・・・うん、たとえば、お義父さんが何かやらかして、その時は腹が立っても、いつの間にか許してるだろ。それと同じレベルだ...

  • もう一度、もう二度と(80)

    「んー・・・」 学の言葉を頭の中でもう一度辿り、考えてみる。答えは、けれどやっぱり同じで、逆に司は困ってしまった。どう言えば学を納得させられるのだろうか、と。 とはいえ、今のようにぼやけた頭では、ややこしい言い回しなど思いつける筈もなかった。 結局、頭に浮かんだことをそのまま口にする。「学はさ、やっばりいい子だよ。今もそうやって俺のことばっかり気にして・・・昨日はショウのことばっかり気にしてたし。でも、...

  • もう一度、もう二度と(79)

     翌日の日曜は、二人してほぼ眠って過ごした。 大袈裟でも比喩でもなく、寝ても寝ても寝足りないという状態だったのだ。学は無理ないが、司も同様の有様だった。 活動しようという気力が戻ったのは日が暮れてからで、同時に空腹感――というより飢餓感に襲われた。 何か作りますと学は言ったのだが、司が止めた。こういう時こそ出前だろ、と言って。「学も俺も昨日からろくに食べてないから、消化のいいものでないと。うどんとか...

  • もう一度、もう二度と(78) ♥

     もう、どっちがこぼしている嬌声なのかも判らない。身体と同様、声も絡み合って熱を放ちながら、高くのぼりつめていく。「ああっあ、っあ、んぁあっ、あ、」 学、と何度も名を呼んだ。司さん、とそのたびに学も応えた。 激しくなっていく腰の動きに、ともすれば浮いてしまいそうになる身体をつなぎ止めるべく、抱きしめる腕に力をこめる。それだけでは足りずに唇を重ね、舌を絡め合って吐息ごとむさぼる。「は、っあ、あ、ぁ、...

  • もう一度、もう二度と(77) ♥

     かくて攻守交代。ただし、これ以上バスルームにいるとのぼせる、という理由で、ベッドに場所を移した上で。「ん・・・ふ、学・・・まなぶ、」 舌を使いながら上目遣いで見上げてくる学を、司はかすむ視界をこらして見下ろした。ぎこちない動作で学の髪を撫で、息を弾ませながらも微笑む。「きもちい、ですか、司さん?」 一際強く吸い立てた後で、唇をつけたままで学が問う。 背をうねらせながら、司も答える。「ん・・・きもちい・・・」...

  • もう一度、もう二度と(76) ♥

     ショウに聞かれたら、「やっぱり藪医者じゃないか」と罵られそうだ。そうも思ったけれど。「ぁ、っんんっ、んふ・・・っあ、」  二人でぬるいシャワーの滝の下に立って肌を湿した、その後で。 バスタブの縁に学を腰かけさせ、大きく脚を開かせた。その間に顔を埋めると、それだけで学は喉を反らした。「つかさ、さ、んっ・・・あ、ふン、そこっ・・・もっと、」 こらえきれなくなったらしく、学が司の髪に指を埋めて掻き混ぜた。学の...

  • もう一度、もう二度と(75) ♥

     それからすぐに司はタクシーを停め、学を先に乗り込ませて自分はその隣に収まった。 車中ではずっと手を繋いでいた。本当は、運転手の目を盗んでもっとろいろいしたかったのだが、何とか我慢する。 そうして。 マンションに着いて自室に入り、ドアを閉めるや否や、司は学を抱きしめて唇を重ねた。幾度も幾度も角度を変えて、存分に味わう。「ん、・・・っん司、さん、シャワー・・・」 息を切らしながら懇願する学にかぶりを振るこ...

  • もう一度、もう二度と(74)

    「被写体側からは見えない位置にあったのかもしれないよ」 思わず言い返した司だったが、学は小さく笑ってこう言った。「そうかもしれないんですけど。・・・でも、あいつのカメラの扱い方とかも、何だか、撮ってるっぽくなかったなって」「・・・そっか」 それ以上は、司も反論しなかった。それより、と、不意に焼けつくようにして思った。早く、「学。早く帰ろう。電車じゃなくてタクシーで、もう、すぐに帰ろう。・・・早く二人きりに...