日本では、参議院選の投票日が今日と聞いてます。結果が楽しみです。 カナダでは、5月に国政選挙が行われました。この国も、日本と同じく選挙日前投票があるのですが、…
2023年 大晦日 今年も1年間、当ブログを読んでくださった読者の皆様、ありがとうございました。医療の世界は、未知なことが99.9%。そんななかを手探りで新し…
<厚労省>説明:死亡など重篤な副作用を起こす薬の代表的なものとしては、解熱消炎鎮痛薬、抗がん剤、抗真菌薬(水虫や真菌症の飲み薬)、漢方薬があります。 ◎ コメ…
サイト ダイヤモンド 他の記事から抜粋 風邪薬で心筋梗塞の発症リスクを3.4倍に増加させるケースも多くの風邪薬には、鼻づまりの症状を緩和する成分や、交感神経を…
▼ 血管がある部位に副作用が出る肝臓での弱毒化が十分でない薬が、血液を通じて全身をくまなく通過する。薬の副作用は、症状が出る場所は薬によって異なりますが、総合…
▼ 肝臓でのアルコールの解毒作用38億年の進化の歴史の中で、コップで、あるいは、おちょこでアルコールを飲む動物はいなかった。なので、肝臓は、アルコールを解毒す…
▼ 不要な薬よく使われている薬の中で、使う必要のないもの、使わない方が良いもの、使ってはいけないものがあるとしたら、どれでしょう。風邪薬だと思います。▼ お国…
親友のドイツ人出身のクリスタルさんは、徹底した主婦のプロです。料理、洗濯、そうじ、ショッピング、手芸、インテリアデザイン・・・。なんでも高技術でこなす。 1…
カナダに来て初めて来たとき、ケーキ屋さんのショーウインドーに、日本で見るような白いケーキが置いていなくて、戸惑いました。「バンクーバーでは、クリスマスケーキ、…
▼ 風邪薬による死亡風邪薬の副作用で死亡することはあるのでしょうか? 心配になって調べてみました。 ◎ 2003年市販の風邪薬で肺炎になったケースが26例もあ…
▼ 薬物性肝障害厚労省: 薬の副作用は、解熱消炎鎮痛薬、抗がん剤、抗真菌薬、漢方薬など、さまざまな 医薬品で起こる。何らかの薬を服用していて、 以下のような症…
▼ 肝臓の位置肝臓は、左側のあばら骨の下にある大きな臓器です。 肝臓は、沈黙の臓器。よほど悪くならない限り、異常が起きているのがわからない。肝臓の下あたりに十…
肝臓の働きは、500種類以上もある。前回は、そのうちの重要項目の炭水化物、タンパク質、脂質の分解と貯蔵でした。今回は、これに続く重要な働きです。 ▼ 解毒作用…
▼ 小腸でカプセルが作られる食べ物の中の脂肪分は、小腸の壁から吸収され、小腸で製造されたカプセルに積み込まれます。積み荷の90%以上が中性脂肪で、コレステロー…
●コレステロールのカプセル)中性脂肪/おなかと皮膚の下と血液の中
▼ 中性脂肪血管の中を流れるコレステロール入りのカプセル。表面は、水に溶けにくい水性構造で、内側は、防水加工されています。カプセルの中には、コレステロール(赤…
▼ カプセルの構造ヒトの細胞を覆う膜を作るコレステロール。必要不可欠な脂質です。 そんなコレステロールは、肝臓で脂肪とタンパク質などを材料にして作られたカプセ…
▼ 自然な良い血栓と、病的な危険な血栓ケガは手術で血管が壊れると、出血を止めるため血小板が集まってきます。場所は、太い血管、細い血管、動脈、静脈、すべてです。…
皮膚にけがをして出血した後、かさぶたができます。なかに閉じ込められている細胞たちの間では、どんな会話が交わされているのか、想像してみました。 赤血球: 窮屈よ…
▼ サラゾピリン®血小板と潰瘍性大腸炎の関係を調べていたら、血小板の作用を抑えるために使っていた治療薬のサラゾピリン®の服作用で鼻血が出たという患者がいました…
▼ べたべた固定作戦血小板が破損部に着地すると、裸にされた細胞たちは、血小板を身にまとい破損部を覆うため、接着ノリを放出します。血小板の表面からもノリが出て、…
▼ 血管が切れた何が起きる?夕食時前のある日。お母さんが料理中に包丁さばきを間違えて、指先をちょっとだけですが切ってしまいました。ほんの数秒、何事もなかったよ…
▼ 血小板「血小板は、出血を止める働きがある」 つまり、出血すると、血小板が傷口にぺたぺた貼りついて傷口をふせぎ、出血を止めるのだと思っていました。でも、実際…
▼ 壊れた個所の特徴細胞の表面には、草のようなものが一面に突き出ています。血液型を表したり、細胞に必要な物体を認知して取り入れる物もある。血液型のAとBは、一…
▼ 血小板の形血小板の形は、ばんそうこうのように長方形だと信じていたわたし。 でも、そうではなくて、コンペイトウだというのです。 こちらの血小板は、おせんべ…
●止血)壊れた血管の上に積み重ねられたのは、白血球、赤血球、好中球ちゃんも?
▼ 分裂しない血小板血小板は、巨大な細胞の端っこがちぎれることで作られ、DNAはありません。ということは、緊急事態にあったとき、細胞分裂して増えるという常套手…
▼ 血小板の作られ方血小板は、どんなふうに作られるのでしょう? 他の細胞のように母細胞が細胞分裂から作られる?進化の過程で血小板は、赤血球よりも先に誕生してい…
▼ 止血のシステム血管の壁が壊れると、出血を止めるため、まず血小板がやってきます。血小板が壊れた血管壁に接着するためにはノリが必要。便利なことに、肝臓で作られ…
▼ 投げ網の弱点好中球ちゃんの投げ網の問題点は、血管の中で網を使ったとき、血流を止めてしまう血栓ができてしまうこと。血管の中に蓋のような栓ができて、血流を遮っ…
▼ 投げ網の良い点好中球ちゃんが、命を投げ捨てて敵を退治する捕獲用の投げ網。メリットは、ウイルスのような小さな敵でも絡め取り、殺菌と溶解作用のある粒々カプセル…
▼ 投げ網なわ術好中球ちゃんのもうひとつの戦術は、敵をひっ捕らえるDNAのひもで作った網を体外に投げ出す。この手法は、最近、発見されました。縄には、敵を溶かす…
▼ 好中球ちゃんは、守護神好中球は、骨の中で母細胞から分裂して増えます。2週間ほどで一人前に育ちあがり、血管の中を流れながら、ばい菌などの外敵のパトロールを実…
▼ 好中球ちゃんの戦術ウイルスは、好中球ちゃんにとって捕獲するには小さすぎる。そんな敵に対し、好中球ちゃんは、すごい戦術を身に着けていました。自らのDNAを網…
「ブログリーダー」を活用して、後藤けいさんをフォローしませんか?
日本では、参議院選の投票日が今日と聞いてます。結果が楽しみです。 カナダでは、5月に国政選挙が行われました。この国も、日本と同じく選挙日前投票があるのですが、…
関節リウマチの患者は80万人。ほとんどの人は、抗菌剤や痛み止めなどを使って、症状をしのいでいます。一方、重症のため指定難病の対象者になっているのは、2020年…
前日のクローン病に使われる薬剤トップリストに続き、潰瘍性大腸炎のトップリストです。(2022年以前) ▼ 1位 リアルダ® メサラジン=5ASA3段階の成分…
潰瘍性大腸炎/クローン病/リウマチに使われる薬を探していたら、クローン病に使われる製剤トップ89位があることを知りました。 クローン病、潰瘍性大腸炎、リウマチ…
▼ 両刃の剣からだが細菌やウイルスなど襲われたとき、免疫部隊が放出するTNFアルファという信号で、熱など炎症を起こし退治します。信号が過剰になると、潰瘍性大腸…
生物学的製剤の最初の薬剤レミケードは、リウマチとクローン病の治療のために開発されました。潰瘍性大腸炎にレミケードが使われるようになったのは、5年後です。 知ら…
▼ マウスの抗体潰瘍性大腸炎/クローン病の中症から重症の治療に使われる生物学的製剤に、レミケード®、ヒュミラ®、シンポニー®があります。この製剤は、強い炎症を…
真夜中に何度も目が覚める不眠症。半年前ぐらい前に、認知行動療法という不眠を治す方法のことを知りました。 やり方 ▼ 最も重要なのは、睡眠日誌をつける。毎日記録…
▼ 未開発の土地で恐ろしい破傷風破傷風。傷口から菌が入り、重症化すると苦しみながら死亡する恐ろしい病気です。アフリカなど予防接種を受けることができない地域では…
▼ 亜鉛不足がクロスケの負のパワーアップを引き起こすクローン病/潰瘍性大腸炎の患者の体内には、本来は、下痢や痛みを引き起こすばい菌やウイルスは存在しません。 …
▼ 細胞同士のコミュニケーションのための信号亜鉛不足について説明する前に、炎症がどのようにして悪化していくのかのシステムを観察。 からだの中では、細胞や免疫部…
▼ 軽度、中度、重度の炎症クローン病/潰瘍性大腸炎になると、消化器官で炎症が起きます。炎症の原因は、まず前衛部隊のクロスケと好中球ちゃんがなぜか増えて軽度から…
▼ 亜鉛不足の母乳5月に、乳房でつくられた母乳に亜鉛が少量しか含まれていなかった話を書きました。 「生後間もない赤ちゃんに、亜鉛不足による皮膚炎が起きてしまっ…
2017年に亜鉛不足とクローン病/潰瘍性大腸炎についての4人の専門家による座談会が開催されました。内容が専門的なので、情報を追加しながら読み解いていきます。 …
バンクーバーは、真夏日と寒い日が数日ごとに交互にやってきます。地球温暖化ではなくて、異常気象化に突入している!! 日本にいる妹に、暑さは大丈夫?とメールしたら…
バンクーバーは、以前は日本人観光客が多かったので、日本円札を見る機会があったのですが、今は、カナダドルが高いためか観光客が消え、北里柴三郎のお札は、残念なこ…
亜鉛不足とクローン病/潰瘍性大腸炎についての座談会の続きです。 ▼前回までの亜鉛についてのまとめ 亜鉛不足になると、感染症にかかりやすくなったり、潰瘍性大腸…
▼ 栄養補給病気のため、ある栄養素だけが不足していたり、食事ができず栄養不足になってしまう患者には、栄養錠剤や栄養物を鼻から入れる方法があります ◎ 経鼻栄…
▼ 微量元素ミネラルである微量元素には、鉄、亜鉛、銅などがあります。カルシウム、マグネシウム、ナトリウムは、量が多いので、微量元素ではありません。え? カルシ…
アメリカのハットさんの話では、潰瘍性大腸炎/クローン病の患者は、医師から治療だけでなく、食事やサプリメントなど栄養についての説明を受けることが、現在、重要にな…
昨日のブログ、投降したと思っていたのですが、できていませんでした(驚!) 来週の月曜日にお届けします。 ▼ モナコの沖合に到着アカデミー主演女優賞を獲得したグ…
マイ・フェア・レディの映画から
▼ 作戦1970年当時、レミケード®開発当時の研究者らが考えついたであろうTNF-アルファ:綿菓子減少計画案を憶測してみます。 計画案:1)クロスケや好中球ち…
▼ 急増する潰瘍性大腸炎/クローン病日本では、高度成長期の後に、潰瘍性大腸炎/クローン病の患者が急増するようになりました。アメリカでは、1950年頃からすでに…
▼ 急増する潰瘍性大腸炎/クローン病日本では、高度成長期の後に、潰瘍性大腸炎/クローン病の患者が急増するようになりました。アメリカでは、1950年頃からすでに…
▼ 皿ではなく、棒キャンディー粘膜細胞の表面にある受け皿に、クロスケらが放出するTNF-アルファが付着すると、炎症が起きる。TNF-アルファが異常に増え、たく…
▼ 正常な腸の粘膜と炎症を起こしている粘膜腸の粘膜が炎症に陥る潰瘍性大腸炎/クローン病。粘膜細胞の表面は、どんな状況になっているのでしょう? ◎図: 正常な細…
●5-ASA製剤7) 抗TNF-アルファ製剤潰瘍性大腸炎/クローン病/リウマチのみっつの難病の炎症を起こす要因に、からだを外敵から守るクロスケをはじめとした防…
▼ 船内は迷路グレースと家族、友達が乗船した豪華客船は、ニューヨークからモナコへの直行便でした。大きさは、タイタニックよりも一回り小さかったのですが、屋外プー…
●5-ASA製剤6)治療方法を確立しないといけない病気潰瘍性大腸炎/クローン病の炎症は、根源太郎が原因で、それに反応した好中球ちゃんらによって開始されると想定…
▼ 軽症と中症/重症の違い潰瘍性大腸炎の症状は、軽症にずっととどまってくれれば、5-ASA製剤などで押さえ続けることが可能です。でも、中症、そして、重症に移行…
潰瘍性大腸炎の治療の際、ステロイド治療をどう位置づけるのかについて、広島大学病院の上野義隆先生の説明です。 ▼ 上野義隆先生の説明:ステロイドの治療は長期予後…
広島大学の上野義隆先生の説明 ▼ ステロイドの長期治療による予後は不良ステロイドの治療は長期予後が不良で、投与約2年後にはその半数が難治化します。 ▼ 基本:…
潰瘍性大腸炎/クローン病で、症状が比較的軽い場合に使われるのは、5-ASA製剤です。サラゾピリン、ペンタサ、アサコール、リアルダの4種類です。 ◆ 5-ASA…
広島大学病院の内視鏡診療科・IBDセンター 客員教授の上野義隆先生が、潰瘍性大腸炎の治療で使われる新薬について講演したさい、大分市のドクター石井哲也が、それを…
ハリウッドのアカデミー主演女優賞に輝いたグレースケリー。1955年5月の国際フェスティバル カンヌ音楽祭のためフランスを訪れていた時に、モナコの観光業推進の一…
日本は、暑さや豪雨で大変と聞いています。みなさまの地域は大丈夫でしょうか? バンクーバーは、先週まで、冬ジャケットしたが、今は、半そで短パン姿が増えてきました…
▼ ステロイドの使用に注意潰瘍性大腸炎の治療薬の最新情報です。厚労省の治療指針を参考に作成しました。 本年度の特徴は、医師らに対し、ステロイド剤を漫然と使用し…
▼ 2024年度の治療薬クローン病に使われる治療薬の最新版を厚労省の治療指針を参考にアップデートしました。 ステロイドの使用をめぐっては、漫然と使わないように…
▼ オーストラリアのデータチオプリンについて調べていたら、オーストラリアのサイトに、潰瘍性大腸炎/クローン病で使われる薬とがんの発生率についての説明図がありま…