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2014/05/23

  • やさしい聖書入門『創世記39:16-23』

    やさしい聖書入門『創世記39:16-23』104.人の好意と神さまの好意今回も前回の、ヨセフが主人(しゅじん)のおくさんからゆうわくをされ、からくも逃げ出したお話のつづきです。 このときおくさんの手元には、ヨセフの上着(うわぎ)がのこっていました。私は、この上着にか

  • やさしい聖書入門『創世記39:6‐15』

    やさしい聖書入門『創世記39:6‐15』103.一方的 私たちが人と話すときは、とうぜん話す相手がいるわけで、正しい会話(かいわ)は自分も相手も平等(びょうどう)でなければなりません。 あるいは話に出てくる人がその場にいなくて、だれか別の相手にその人のことについて

  • ちょっとおどろいた話―本性にご用心

    ちょっとおどろいた話―本性にご用心 今日、早めに帰ってきてテレビをつけたら、関西の情報バラエティ番組をやっていて、ときどきテレビで見かける白髪頭のジャーナリストが出ていた。そしてこの日の朝出されていたJアラートにかんして、いかにも「自分は正義の味方です」み

  • やさしい聖書入門『創世記39:3-5』

    やさしい聖書入門『創世記39:3-5』102.神さまとともにあゆむくらし 文には「主語(しゅご)」というものがあります。主語とは「いつ、どこで、だれが、何をした」という時の「だれが」にあたる言葉です。たとえば「きのうぼくは映画(えいが)を見に行ったんだ」という文で

  • ジャズと絵本と心理学

    ジャズと絵本と心理学 以前、ある小学校で図書室から出てきた一人の子どもが、まだもっと小さかった時に好きだった本を見つけたと言って、1冊の絵本を見せてくれたことがありました。『もけらもけら』というタイトルの、なんともふしぎな絵本でした。 その絵本には建物なん

  • やさしい聖書入門『創世記39:1-2』

    やさしい聖書入門『創世記39:1-2』101.人の目と神の目 4月に入りましたね。学校ではもうすぐ新学期、いろんな職場(しょくば)では新しい年度(ねんど)のスタートです。日本では1月にならんで―というより、ある意味では1月以上に―4月は新しい年のスタートです。 と

  • すでにむくいを

    すでにむくいを だいぶ前の話なんやが、職場の近くのイタリアンのレストランへ、パスタを食いに行ったんや。その近辺では「うまい」と評判の店で、じっさい何もかもうまかった。 するとそこへ一組の若い男女がやって来て、やっぱりパスタを頼んだんや。あの感じやと、たぶ

  • やさしい聖書入門『創世記38:27-30』

    やさしい聖書入門『創世記38:27-30』100.ごまかし このところずっとこのコーナーでは1つのやりかたをしています。 それは聖書を読むときに、その読むかしょについてこれまで教会で聞いたり本などで読んだことをわざとわすれて読むというやり方です。 今回のかしょだって

  • ほめられて悲しむ

    ほめられて悲しむ ずうっと以前、私はある教会の人と、大勢の人に関係する、ある奉仕をやったことがあった。 その奉仕は教会行事にかかわるもので、計画の立案から当日の作業など、けっこう大変だった。 しかしそれは私が「大変な思いをした」というわけではない。 とい

  • やさしい聖書入門『創世記38:1-26』

    やさしい聖書入門『創世記38:1-26』99.みにくさを恐れない 今回のかしょは「そのころのことであった」という言葉で始まっています。「そのころ」というのは前回にみた話―つまり弟のヨセフをお兄さんたちが殺そうとし、ユダは殺すのではなく売ってしまおうと言って、じっさ

  • やさしい聖書入門『創世記37:25-36』

    やさしい聖書入門『創世記37:25-36』98.だれも家族の問題を 今回のかしょに書かれていることは、家族の人たちがなまけたせいで起こった、ざんねんな結果です。この家族の人たちを同情(どうじょう)するにはおよびません。ヨセフがお兄さんたちににくまれて、奴隷(どれい)

  • やさしい聖書入門『創世記37:12-24』

    やさしい聖書入門『創世記37:12-24』97.愛される努力 前回に私たちは、ヤコブがむすこのヨセフをあまやかしたせいで、ヨセフの性格がすっかり悪くなってしまい、しかもそれをほうっておいたということを見ました。それで今回みるように、問題はヤコブとヨセフの2人だけの話

  • 大切なあなたへの大切なことば

    大切なあなたへの大切なことば大事なことだから、ようく聞くんだよ。お前さんは神さまの大切な子。だから目に涙をためてまで無理したり、明日を不安がるまでがんばったりなんて、そんなにしてまでやる値打ちのあるものなんざ、この世にはなに1つありはしない。神さまのこと

  • やさしい聖書入門『創世記37:1-11』

    やさしい聖書入門『創世記37:1-11』96.性格 先週のお話は、神さまを信じる人々とはべつの、もう一つの歴史(れきし)のお話しでした。今回のかしょはそれとはちがってわざわざ、これはヤコブの歴史―つまり神さまを信じて生きてゆく人々のお話だと言ってはじまります。 で

  • やさしい聖書入門『創世記36章』

    やさしい聖書入門『創世記36章』95.もう1つの歴史(れきし) 今回のかしょは、エサウの歴史です。つまり、おなじおじいさんのアブラハム、そしてお父さんのイサクからうまれたふたりの人のうち、お兄さんのほうの歴史です。おそらく数百年の歴史ですが、こうしてみると、エ

  • やさしい聖書入門『創世記35:16-29』

    やさしい聖書入門『創世記35:16-29』94.自分たちの歴史 今回のかしょには、ヤコブたち家族の歴史(れきし)が書かれています。それも大きなできごとについての歴史です。まずヤコブの奥さん・ラケルがなくなりました。それもお産(さん)のために、急になくなったのです。

  • やさしい聖書入門『創世記35:1-15』

    やさしい聖書入門『創世記35:1-15』93.旅(たび)のとちゅう 教会ではよくこれまでのあゆみを本などにまとめていることがあります。あるいは、そのような本を個人的に出している人もいます。それは、神さまにみちびかれて生きている人にとって、これまでのあゆみをふりかえ

  • 過去よりも未来

    過去よりも未来 もうずいぶん昔の話だが、こんな話を聞いたことがある。日本人のルーツには2つあって、それは北国から移住してきた人間の子孫と、南国から移住してきた人間の子孫だという話だ。 そしてその違いをどうやって見分けるかというと、その人間にこうたずねると

  • やさしい聖書入門『創世記34:8-31』

    やさしい聖書入門『創世記34:8-31』92.真実のからくり 前回のこのかしょで、ヤコブのむすめ・ディナを、土地の有力者(ゆうりょくしゃ)であったシェケムがむりやりおよめさんにしようとしたことと、それ自体はむかしの社会ではそれほどめずらしいことではなかったものの、

  • やさしい聖書入門『創世記34:1-7』

    やさしい聖書入門『創世記34:1-7』91.真実をうつしだす鏡 聖書は時として私たちのほんとうのすがた、真実(しんじつ)のすがたをうつし出す鏡(かがみ)のようです。 たとえば、聖書はむかしあったことをえがきだすことで、人間のよわさやおろかさを遠慮(えんりょ)なくう

  • やさしい聖書入門『創世記33章』

    やさしい聖書入門『創世記33章』90.現実の祝福 私たちはこのところ、ヤコブがふるさとへ帰る物語をとおして、神さまがヤコブをそれまで祝福(しゅくふく)してくださったこと、そしてその経験からヤコブはこれからも神さまが自分を祝福してくださることを知っていることを学

  • やさしい聖書入門『創世記32:22-32』

    やさしい聖書入門『創世記32:22-32』89.祝福の経験 今回のかしょはふしぎなかしょです。何があったのか、あまりよくわからないからです。 もっとも、ストーリーのほうはかんたんです。ふるさとをめざして旅をしてきたヤコブが、ヤボク川というところで、家族も財産(ざいさ

  • やさしい聖書入門『新春のお話』

    やさしい聖書入門『新春のお話』 イエスはこれらの話を終えると、ガリラヤを去り、ヨルダンの川向こうを経てユダヤ地方へ入られた。すると大勢の群衆がついて来たので、その場で彼らを癒やされた。『マタイ19:1-2』 今回のかしょには、イエスさまがガリラヤ地方からユダヤ

  • クリスマスメッセージ『マタイ11:25-28』

    クリスマスメッセージ『マタイ11:25-28』 「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」 聖書でイエス様のこの言葉を読んで、聖書を学ぶ気持ちになったとか、この言葉が入信のきっかけになったという人はよく

  • 丘にたてる荒削りの

    丘にたてる荒削りの俺はとんでもないろくでなしの悪党でさ俺を生んだ人たちにまで疎まれて生きているけれどさたった1つだけ望みがある荒れ果てた町はずれの見捨てられた遠い丘でもいとも慕わしいあの人“十字架にイエスきみわれをあがないたもう十字架の悩みはわが罪のため

  • 家庭の貧困

    家庭の貧困さいきん時々考えることがあります。私がまだ若かった何十年も前から「女性の社会進出」ということが国をあげての目標にされてきました。女性が活躍できる社会というのはすばらしいです。逆に社会での活躍という面で、「女性だから」と差別されるのならそれはまち

  • やさしい聖書入門『創世記32:13-21』

    やさしい聖書入門『創世記32:13-21』88.自分がしてしまったこと 今回のかしょは、親戚(しんせき)の家に20年ほどいたヤコブが、自分の親と兄弟のいるふるさとへ帰る準備(じゅんび)をしているところです。ヤコブは、ひさしぶりにあうお兄さんにたくさんのおくりものを準

  • マルタの詩(うた)

    マルタの詩(うた)あなたががんばってたのは知ってるそれはとてもすばらしいことなぜならあなたがそんなにも一生けんめいだったからでもね私はあなたに知ってほしいしなくちゃいけないことなんて実はそんなにないんだよあなた自身を悲しませて強い言葉を言わせたり気持ちの

  • やさしい聖書入門『創世記32:1-12』

    やさしい聖書入門『創世記32:1-12』87.行動の理由 今回のかしょを読むと、これまでと話の感じが変わったと思いませんか。これまでのお話は、ヤコブがラバンにだまされつづけて、それでとうとうヤコブはいやになって、自分がかつて住んでいたところに帰るという話でしたね。

  • やさしい聖書入門『創世記31:43-55』

    やさしい聖書入門『創世記31:43-55』86.こまりごとを祈るという信仰 今回もヤコブとラバンのお話です。ラバンはヤコブの親戚(しんせき)でしたが、事情(じじょう)があってラバンのところに来たヤコブにずいぶんズルいことをして、それでヤコブがラバンのもとをはなれてい

  • やさしい聖書入門『創世記31:25-42』

    やさしい聖書入門『創世記31:25-42』85.大逆転(だいぎゃくてん) 親戚(しんせき)のラバンの家からのがれて、生まれ故郷(こきょう)へむかっていたヤコブたちでしたが、今回のかしょで、とうとうラバンに追(お)いつかれてしまいました。 そのときラバンはヤコブにとて

  • 落首

    落首あんなものより不織布マスクのほうがえらい病気からは守ってくれるし人さまを路頭に迷わせたりはせん

  • やさしい聖書入門『創世記31:17-24』

    やさしい聖書入門『創世記31:17-24』84.信仰をもつ人のあゆみ 前回までに見たように、ヤコブはそれまで長い間すんでいた親戚(しんせき)のところをあとにしました。親戚の人たちが身勝手(みがって)なうえに、だんだんその身勝手さをかくさなくなってきたからです。 それ

  • あなたのために

    あなたのためにあなたのためにたずねたいことがありますあなたはいつから泣いてませんか?声を上げて泣いたのはいつですかおもわず涙がうかんだことはたぶんあるかもしれませんじわっと涙がそのほほをつたわった日もあるかもしれませんでもさいごに大きな声をあげ泣くことが

  • やさしい聖書入門『創世記31:1-18』

    やさしい聖書入門『創世記31:1-18』83.ふいうちとたすけ 今回のかしょのさいしょのところには、こんなことが書かれています。親戚(しんせき)の家にみをよせて、自分なりの農業(のうぎょう)をしてきたヤコブですが、親戚の人たちがヤコブのえたものを自分たちのものだと

  • やさしい聖書入門『創世記30:37-43』

    やさしい聖書入門『創世記30:37-43』82.信じて期待する人に 今回のかしょは、ちょっと見ただけでは、ヤコブがうまくやぎとひつじをふやして、それでお金持ちになったという話に見えます。というのは、私たちのほとんどが、やぎもひつじも飼(か)ったことがないからです。

  • 子どもへの処方(しょほう)

    子どもへの処方(しょほう)1.ある日、一人の子どもがいいました。「あのね、次の時間、算数なの。」その子は私がときどき教室の後ろに立って、みんなを見ていることを知っているのです。それで私が様子を見に行くと、この子は廊下の窓から私にきづき、だまって自分のうしろ

  • やさしい聖書入門『創世記30:25-36』

    やさしい聖書入門『創世記30:25-36』81.おかしな会話 これまでこのコーナーで、ヤコブという人のことを話してきましたね。今回は特にヤコブとヤコブたちがくらしていた家の主人(しゅじん)であるラバンとのお話です。 ラバンとヤコブのお話は、これまでにも一度ありました

  • アーニャの系譜―子どものきもち

    アーニャの系譜―子どものきもち 私はふだん、小中学校で勤務しています。学校にはさまざまな係活動があり、係の子どもたちが書いたポスターがよく廊下(ろうか)の壁などに貼られています。そしてそれらのポスターにはよくアニメや漫画のキャラクターがワンポイントで描か

  • やさしい聖書入門『創世記30:1-24』

    やさしい聖書入門『創世記30:1-24』80.みにくい話 あなたはどう思いますか。ここにひとりの男の人がいて、大きな農場(のうじょう)で働いていたとします。その農場のもちぬしはその男の人のしんせきです。その人は、ふかい事情(じじょう)があって、もともと住んでいたと

  • やさしい聖書入門『創世記29:31-35』

    やさしい聖書入門『創世記29:31-35』79.しなければいけないこと 今回のお話は、ちょっと見ただけでは、よいお話のように見えます。 お話の内容(ないよう)じたいは、そんなにむずかしくありません。ヤコブと結婚(けっこん)させられたレアに子どもが生まれたというお話

  • わがまま―ある日の子どもとの会話

    わがまま―ある日の子どもとの会話このまえ私が勤務している小学校で子どもがこんなことを言いました。わたしときどき「わがままを言う」って家の人に言われると。ほう「わがまま」ってどんな?私がたずねるとその子は言いました。「あれがほしいとかイヤだとか」。なので私

  • 願い

    願い神さまもまさかクズ親を敬えとまではおっしゃっていないのにホントにお前はよくやってる相手が親だからというだけでそんなにも従順にけど俺はお前にこそ笑ってほしい誰かを気遣ったようなお愛想笑いじゃなくなんでもいいからこころから何かをよろこんでほしい御大層なこ

  • やさしい聖書入門『創世記29:19-30』

    やさしい聖書入門『創世記29:19-30』78.ちょっと考えるだけで 今回のお話は、おもしろい話だと思います。内容はかんたんです。ラバンの家にいたヤコブはラケルという女の人を好きになり、「7年間働けばおよめさんにきてもらえる」という約束をしんじていっしょうけんめいに

  • 呪禁

    呪禁この世にもしも最悪の呪いがあるとしたらそれはあれだ触れるものすべてが金に代わるというあれの真逆だ触れるものすべてが金になるのは愛するものを失う呪いそれはそれでおそろしいけれどそれよりももっとおそろしいそれは愛するものがことごとくその人を害しその人を苦

  • 「そうなんだ」と、まずは言ってみる

    「そうなんだ」と、まずは言ってみる いろんなところで聞いたのですが、日本語というのは世界中の言葉の中でも習うのがむずかしいそうですね。たとえば今日ラジオで言っていましたが、「黒豆」は『くろまめ』と読みますが小豆は『あずき』です。『こまめ』と読むとまちがい

  • やさしい聖書入門『創世記29:15-18』

    やさしい聖書入門『創世記29:15-18』77.事実そうだったという話 今回のかしょで、お母さんの実家(じっか)へ行ったヤコブが親戚(しんせき)のラバンという人にこういうことを言われています。「あなたが私の親類(しんるい)だからといって、ただで私につかえることもな

  • やさしい聖書入門『創世記29:1-14』

    やさしい聖書入門『創世記29:1-14』76.知るこころと学ぶこころ ヤコブは旅をつづけて、自分の家からずっと東にある国へ行きました。 するとそこには井戸があり、そのそばにはたくさんの羊(ひつじ)とそれを飼う人たちがいました。 ヤコブはその人たちに話しかけましたが

  • やさしい聖書入門『創世記29:1-14』

    やさしい聖書入門『創世記29:1-14』76.知るこころと学ぶこころ ヤコブは旅をつづけて、自分の家からずっと東にある国へ行きました。 するとそこには井戸があり、そのそばにはたくさんの羊(ひつじ)とそれを飼う人たちがいました。 ヤコブはその人たちに話しかけましたが

  • 先生のほうが空気を読めていない

    先生のほうが空気を読めていない ときどき「先生」と呼ばれる人たちに話してきかせるお話があります。もっとも、この話はめったにしないお話です。逆にこの話をしなければならないとしたら、それはひどく残念なことが起こっているのです。 それはいぜん私が児童養護施設(

  • やさしい聖書入門『創世記28:10-22』

    やさしい聖書入門『創世記28:10-22』75.目標は同じでも ものごとには、「目標(もくひょう)は同じだけれどもやり方がちがう」ということがあります。たとえばこのコーナーで見ているように、イサクのあととりにかんして、ヤコブとヤコブのお母さんが思っていたような「ヤ

  • ローカルルールのはなし

    ローカルルールのはなし 私はふだんスクールカウンセラーをしています。1つの学校に勤務(きんむ)しているのではなく、曜日によって行く学校がちがいます。 学校ではお昼に給食をいただきます。給食には毎回例外なく牛乳が出ます。私が子どものころはびんづめの牛乳が出

  • やさしい聖書入門『創世記28:1-9』

    やさしい聖書入門『創世記28:1-9』74.持ち越される問題 私はいわゆる心理カウンセラーをしています。その私から見て、「この人は、はたして良くなるのだろうか?」と思える人たちがいます。症状が重いとか、こころの傷が深い人がそうだというのではありません。たしかに精神

  • 恥ずかしかった話

    恥ずかしかった話1. 先日、コンビニで買い物をした時のことです。レジでキャッシュレス決済をしてもらおうとスマホを店員さんに差し出すと、その年配の店員さんがバーコードの読み取り機を近づけながらふと手を止めて、私にこんなことをたずねたのです。「読み取り機がスマ

  • やさしい聖書入門『創世記27:41-46』

    やさしい聖書入門『創世記27:41-46』73.クリスチャンの「選択的不注意(せんたくてきふちゅうい)」 私たちがもしショッピングモールのフードコートやホテルのロビーのように人が大勢いるところで、誰かと話していたとします。あなたの耳はもちろんその相手の話にむけられて

  • やさしい聖書入門『創世記27:30-40』

    やさしい聖書入門『創世記27:30-40』72.正しいこととまちがったこと 今回の話は、ちょっとおかしな話だという印象(いんしょう)を受けるのではないでしょうか。 お話自体はかんたんなお話です。「家のあとつぎを誰にするか」という問題で、二番目の子どもであるヤコブが

  • 創造のよころび

    創造のよころび調査旅行からもどり久しぶりのこの朝近くへと散歩に出ましたら明らかに一週間前と空気が違っていますわずかですがひんやりとそれにセミのおすようなかまびすしい声にかわってはや秋の虫が鳴いています家並みを離れ田の中をいきますとさらにすっかりかわってい

  • やさしい聖書入門『創世記27:18-29』

    やさしい聖書入門『創世記27:18-29』71.だまされないで 今回のかしょのお話じたいはかんたんな内容(ないよう)です。目が不自由なお父さんを、その息子(むすこ)のヤコブがだましてお兄さんになりすますという内容です。でもこの内容をもとにいろいろ考えてみると、おもし

  • ほんとうの信仰

    ほんとうの信仰―神さまはそうなさるだろうあなたがもしも神さまのことを少ししか恵みや祝福をくださらないと思うなら神さまはあなたが思うとおりのお方としてあなたが思うとおりになさるだろうそのうえあなたがそのわずかな祝福さえ大切なものを犠牲にしてようやく与えられ

  • やさしい聖書入門『創世記27:11-17』

    やさしい聖書入門『創世記27:11-17』70.教会がカルト化しないために さいきん、元総理大臣の人が暗殺されたできごとをきっかけに、カルト宗教の問題がよくテレビなどで放送されていますね。カルト宗教というと、なにか信者の人の脳をあやつって命令(めいれい)どおりにさせ

  • 愚のきわみ

    愚のきわみ 今日、テレビのいわゆるニュースバラエティ番組で、統一教会の問題にかんして、元信者や、家族が信者という人たちを救済する団体の人間が出てきて、話をしていた。いわく、ふつうの「カウンセラー」は信仰がからむ問題を扱ってくれず、だから相談してしまうと残

  • さっぱりわからん話

    さっぱりわからん話1.あるとき教会でお楽しみ会があって、そこに最近教会に来るようになった女性が参加した。聖書の教えにも関心をもってはいるけれど、教会に来ること自体を楽しみにしているようだった。そのお楽しみ会では参加者が、みんなでちょっとしたゲームをしたり、

  • やさしい聖書入門『創世記27:1-10』

    やさしい聖書入門『創世記27:1-10』69.くいあらため 今回のかしょは、ある一家の中で起こったできごとのお話です。創世記は長い物語で、その中で主人公(しゅじんこう)は、アダムからノア、そしてアブラハムからイサクへというふうに、いろいろに変わってきましたね。今回

  • 体育の先生たちの思い出

    体育の先生たちの思い出1. 大人になってからも、子どものころに出会った学校の先生たちの思い出はかなりくっきりと残っているものだと思います。そして、これは「もしかしたら」ということですが、担任の先生や部活の顧問(こもん)の先生以外でいうと、体育の先生は特に印

  • やさしい聖書入門『創世記26:-35』

    やさしい聖書入門『創世記26:-35』68. 今回は短く34節と35節だけを読んで、このかしょを味わってみましょう。 ここにはイサクのもう1人の息子、エサウの結婚の話が出てきます。エサウが2人のおよめさんをむかえたというのがその前半のお話で、そのおよめさんたちがお父さ

  • やさしい聖書入門『創世記26:23-33』

    やさしい聖書入門『創世記26:23-33』67. 聖書にはたくさんの地名が出てきます。そのいくつかは何度も登場しますが、それは日本で言えば「京都」とか「鎌倉」というのと同じように、イスラエルの人々にはむかしからよくおなじみの土地なのでしょう。 今回のお話は、そのよう

  • つっこみ

    つっこみ(いや、聞こえとんのかい) もうずいぶん前のことです。私が日曜日に通っていた教会に、2人の見知らぬ女の人が礼拝にやってきました。一人は当時の私よりも年が上ぐらいで、もう1人はさらにもっと高齢(こうれい)の人。聞けば、2人は母娘とのことで、よその町

  • Cowboys And Clowns(Ronnie Milsap)-意訳

    Cowboys And Clowns(Ronnie Milsap)-意訳1.レディたちはカウボーイがお気に入り子どもがピエロを愛するようにレディも子どももそれぞれ愛してるまるでそれが自然だと言わんがようにどっちもそれぞれに会い来てにこやかな笑顔を見せているでも別れの時がやって来ても涙ひとつ

  • やさしい聖書入門『創世記26:12-22』

    やさしい聖書入門『創世記26:12-22』66. 今回のお話を始める前に、みなさんに1つ、質問をしましょう。 次の2つのうちのどちらが異教的(いきょうてき)、つまり聖書の教えからは遠いでしょうか? ①商売繁盛(しょうばいはんじょう)や家内安全(かないあんぜん)を祈る

  • コール&レイズ

    コール&レイズよどんだ空気にみだらなこのしらべ「信仰深い」人たちが忌み嫌うこの場所だけどここには「真実」ってやつがあるあんたが見失った「はじめの愛」ってやつがあるあんたが言う信仰ってのを見せてみな俺のほうは実体のあるのを見せてやるからさきれいごとばかりの

  • やさしい聖書入門『創世記26:6-11』

    やさしい聖書入門『創世記26:6-11』65. 前回のお話のところで、イサクたちが住む地方に飢饉(ききん)があったということをお話しましたね。飢饉というのはつまり、食べるものがその地方のどこへ行ってもないということですから、イサクもたいへんこまっていたでしょう。

  • ダビデはクリスチャンの模範か③

    ダビデはクリスチャンの模範か③1.信仰者としてはよろしくても 今回また私たちクリスチャンにはおなじみで影響の大きい人物であるダビデについて、考察を再開したいと思う。しかしそれにあたってその前に次のことを明らかにせねばならないと思う。 それは、罪というものの

  • 愛について

    愛について 昔、なにかのテレビCMで、「友だちはいらない。恋人がほしい」というフレーズがありました。きっと「愛がほしい」と、そういう意味なのだろうなと思います。 世の中には、誰かを愛したり、誰かから愛されるというのを自然にやれる人がいます。ちょうど自転車に

  • やさしい聖書入門『創世記26:1-5』

    やさしい聖書入門『創世記26:1-5』64. 今回のかしょの最初のところで、あなたはちょっとした意外な感じを感じるかもしれませんね。アブラハムの家族が住んでいた地方に、二回目の飢饉(ききん)があったことが書かれているからです。 神さまに言われてふるさとを出てやって

  • つりし3たい

    つりし3たい1.彼の感想とぼくの感想 ぼくが子どものころ、魚釣りがすごく好きな子がいたんだ。一度なんて、学校をさぼって魚釣りに行って、それがばれて先生にしかられたぐらいだったんだ。 そんな彼がある日、放課後にぼくに言ったんだ。「なあ、ライギョって知ってるか

  • やさしい聖書入門『創世記25:27-34』

    やさしい聖書入門『創世記25:27-34』63.神の家族―信仰の目の限界 前回までのお話はイサクのお話でした。今回からは、イサクの2人の子どもであるヤコブとその兄・エサウのお話になります。この2人は双子(ふたご)だったのに、性格(せいかく)はぜんぜんちがっていました

  • こどもの実験と科学―だって○○だからさ

    こどもの実験と科学―だって○○だからさ子どもっていうのはねある意味で科学者なのさだれに言われるわけでもなくときどき実験をしているのさそれはこころについてと世の中についての実験実験をすることで「○○はこういうものだ」と仮説をたてるのさたとえばこういうことを

  • やさしい聖書入門『創世記25:20-26』

    やさしい聖書入門『創世記25:20-26』62.くりかえされる不安 今回の聖書のかしょには、イサクが結婚してからのことが書かれています。彼が結婚したときに、すでに40歳だったこと、そして結婚相手のリベカがいわゆる「不妊(ふにん)」だったこと、つまりなんらかの原因が

  • やさしい聖書入門『創世記25:8-19』

    やさしい聖書入門『創世記25:8-19』61.受けつがれてゆく祝福 今回のかしょは、あいまいな印象(いんしょう)を受けるかもしれません。アブラハムが「しあわせな晩年(ばんねん)をすごした」ことは書かれているし、彼の息子(むすこ)の一人イサクを、神さまが「祝福された

  • 思いやり非対応

    思いやり非対応―あなたがもしも誰かに苦しめられているとしたら 最近、ネット上で、あるファミリーものの漫画家が、自分の娘に「私はこの人に虐待されていた」って告発されたと、ちょっと話題になっている。話題になってる理由はたぶん、その漫画と作者が有名だからという

  • 格のちがい―マズくなったらズラかろう!

    格のちがい―マズくなったらズラかろう!なあ、敵が出てきて戦うようなアニメとかあるだろ?主人公たちが敵と戦うストーリーのその主人公たちがたとえば呪術廻戦や鬼滅みたいに若い子や子どもの場合とルパン三世やちょっと古いけどコブラみたいな大人の場合のちがいがわかる

  • やさしい聖書入門『創世記25:1-8』

    やさしい聖書入門『創世記25:1-8』60.神さまからの終わらないめぐみ 今回のかしょは、これまでのお話を考えると、意外(いがい)な感じがするのではないでしょうか。このすぐ前にはアブラハムのむすこのイサクがリベカをおよめさんにむかえた話がありました。そしてそこに

  • Let it Be(ビートルズ)意訳

    Let it Be(ビートルズ)意訳とんでもなくヤバい時にさどっかのやさしげな母ちゃんが来て俺に言ったんだよ大丈夫だよあせりなさんな今ままでのお前で大丈夫だよと目の前が真っ暗だったのにさその人は妙に落ち着いて大丈夫だよって俺に言ったんだ大丈夫だよこわくないお前はこ

  • やさしい聖書入門『創世記24:63-67』

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  • お前の幸せ

    お前の幸せ君がたずねてくるそんな笑顔を俺以外に他に誰に向けるだろう君が大人になるまでのほんの短い刹那俺と君がまじりあうこの場所以外にそれは至福のときだけど記憶の底に消されるさだめそれはあまりにもむなしい幸せな偶然の出会いしかしそれはあまりにもはかなく君は

  • やさしい聖書入門『創世記24:49-61』

    やさしい聖書入門『創世記24:49-61』58.自分のきもち 私はずっと以前、教会の日曜学校で中高生の子どもたちに聖書を教えていました。みんな神さまを信じている子どもたちですが、今回のかしょをいっしょに学んだとき、口々に「こんなことは考えられない」と言いました。 リ

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  • さすらいびと

    さすらいびと教室のかたすみの小さな虫かごのなかで少年の大切な昆虫が静かに草をはんでいるただそのことにあきるまで静かに草をはんでいる教室のかたすみの小さな虫かごのまえで昆虫ずきな少年が静かに虫を見守っているただそのことにあきるまで目を輝かせ見守っている教室

  • やさしい聖書入門『24:33-36』

    やさしい聖書入門『24:33-36』56.神さまを信じる人のあかし 今回のお話は、アブラハムの息子のイサクのおよめさんさがしの旅(たび)のつづきで、アブラハムのしもべがその旅先で出会った女の人、リベカの家に行った時のお話です。 しもべはそのときにすでにリベカこそが、

  • え?ちがうだろ?という話

    え?ちがうだろ?という話 (昭和のころだからってゆるされたわけじゃない話)「さいきん時々思うことがあるんだよ たとえばだな ちょっと前にどっかのおえらいさんが 講演で悪いことばを使っただろ 女性をおとしめるような発言だって けっこうたたかれてたようだけど

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    やさしい聖書入門『創世記24:21-32』55.神さまのみちびき 今回のかしょは、アブラハムのむすこイサクのおよめさんさがしのお話のつづきです。 考えてみればこのおよめさんさがしは、あてのないものでした。条件(じょうけん)はただ、アブラハムたちのふるさとの女性(じょ

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