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  • ELECTRO ESTHE エレクトロ・エステ〜輝きのその先に@千駄木bar isshee

    千駄木のbarisshee(2024/12/28)。JunMorita森田潤(electronics,synth)MomoseYasunaga(modularsynth,voice)RadioensemblesAiida(BCLradios)MIYA(modularfl)森田潤さんは「都市伝説のようなものだ」と言いつつもエレクトロニクスの使い手に呼びかけ、水の美しい波紋を作り出す432hzという周波数をコンセプトとした即興集会を開いた。これは人間の美にも結び付くのだとする。煙に巻かれたようでもあり、またたしかに意識が外に向かって開かれるようでもあり、静かに興奮させられる。◎JunMorita水面下に棲息する者たちの気配がやがて隠しようもなく顕れてくる。◎MomoseYasunaga美しい流れを設定しつつ、...ELECTROESTHEエレクトロ・エステ〜輝きのその先に@千駄木barisshee

  • 野見山暁治展(後期)@練馬区立美術館

    練馬区立美術館で野見山暁治展。この人が福岡の炭鉱町の生まれとは知らなかった。緻密なスケッチをしたあとに全体性に寄与しないものを棄て去る方法論がおもしろい。結果として残る心象風景に見える火や山は炭鉱の記憶からもきているのかな。野見山暁治展(後期)@練馬区立美術館

  • なりゆきのあなた@音や金時

    西荻窪の音や金時(2024/12/18)。AkiraSakata坂田明(cl,bcl,misc.)KeikoKomori小森慶子(cl,bcl,misc.)RyuichiYoshida吉田隆一(cl,bcl,misc.)クラリネットのトリオ「なりゆきのあなた」。状況の語り手というのか、能弁な背景というのか、クラリネットって不思議な楽器。小森慶子さんはふふふんとおしゃべりに入り、坂田明さんの「ふふふん」はいきなり過激だったりして、また吉田隆一さんの音は騙りの構造を考えつつのものに思えたりして、どうも普段の佇まいと似たところがある。音や金時という空間も語り手のひとりか。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●坂田明Arashi@公園通りクラシックス...なりゆきのあなた@音や金時

  • 『東急 暮らしと街の文化』展@世田谷美術館

    世田谷美術館の『東急暮らしと街の文化』展。自然(田園趣味)の中に暮らすというコンセプトで開発されていった沿線の歴史が興奮するほどおもしろい。五島プラネタリウムなんて懐かしい。国書刊行会から発行された図録は充実。都心で発生する糞尿を武蔵野に持ち出すため開発され、自治の思想が発達していった西武線との比較もまたおもしろいかもしれない。原武史さんの名著『レッドアローとスターハウス』が増補新版になっていたことに気づき買いなおした。『東急暮らしと街の文化』展@世田谷美術館

  • 山口コーイチトリオ@なってるハウス

    入谷のなってるハウス(2024/12/13)。KoichiYamaguchi山口コーイチ(p)KosukeOchiai落合康介(b,MorinKhuur)RaigaHayashi林頼我(ds)Guest:SatoeKobayashi小林里枝(as)『アフレリ』の音が生々しく迫る。個々の時間軸がぶれない3人がとても高いレヴェルで音を置き続ける。林頼我さんのシンバルは切ると血が吹き出そうなほどだし、落合さんの馬頭琴はサウンド全体のなかでの役割を見出したような成熟感。山口さんはというと大河の大魚のように浮かび上がってくる。後半にゲストで入った小林さんのアルトをはじめて聴いたが、かたく締めたアンブシュアながら柔軟に動かしていて、音もまたキッと引き締まっていた。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,...山口コーイチトリオ@なってるハウス

  • る゛る゛る゛@神保町試聴室

    神保町試聴室(2024/12/11)。MasakiKai甲斐正樹(b)TaekoKurita栗田妙子(p)ShotaroNozu野津昌太郎(g)それぞれの楽器がいちばん良い音を出す領域を大事にしつつ、きもちよい鼻歌を端正に仕立て上げている感覚。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●甲斐正樹大阪でのパエド・コンカ(2024年)かみむら泰一+塙正貴+甲斐正樹+大村亘@荻窪ベルベットサン(2024年)閑喜弦介+甲斐正樹@本駒込JuhlaTokyo(2024年)甲斐正樹+遠藤ふみ+則武諒@神保町試聴室(2023年)野津昌太郎+塙正貴+甲斐正樹@池袋FlatFive(2023年)遠藤ふみ+蒼波花音+甲斐正樹@中野SweetRain(2023年)Yuka...る゛る゛る゛@神保町試聴室

  • 内橋和久+李俐錦@千駄木bar isshee

    千駄木のbarisshee(2024/12/9)。KazuhisaUchihashi内橋和久(g,daxophone)Li-ChinLi李俐錦(中国笙)ふたりともデジタルとポルタメントの両面を持っており、サウンドが動的な重ね塗り。異なるようで親和性が高いのは愉快な発見だった。FujiX-E2,7Artisans12mmF2.8,LeicaElmarit90mmF2.8(M)●内橋和久田中悠美子リサイタル2024・義太夫三味線の音響世界@晴れたら空に豆まいて(2024年)アルタードステイツ@湯島Bar道(2024年)I-I(内橋和久+山本達久+坂口光央)@代々木上原HakoGallery(2024年)内橋和久+謝明諺@千駄木BarIsshee(2023年)内橋和久+とうめいロボ@千駄木BarIsshee(2...内橋和久+李俐錦@千駄木barisshee

  • 田中悠美子リサイタル2024・義太夫三味線の音響世界@晴れたら空に豆まいて

    代官山の晴れたら空に豆まいて(2024/12/7)。YumikoTanaka田中悠美子(義太夫三味線)Guest:KazuhisaUchihashi内橋和久(g,daxophone)NewLittleOneDairoSugaスガダイロー(p)TokutaroHosoi細井徳太郎(g)ShuAkimoto秋元修(ds)DJ:KaedeAdachi安達楓伝統から冒険まで充実のプログラム。高橋悠治、藤倉大、一ノ瀬響の作品によるソロはそれぞれ曲想がおもしろく、特に終盤に雰囲気が変わってゆく藤倉作品に惹かれた。ファーストセットの最後は内橋和久さんとのデュオで、複数の登場人物による舞台を観ているようなダクソフォンと並び、別のキャラが立った登場人物として演技する悠美子さん。そのコントラストは静と動というよりも別次元の併...田中悠美子リサイタル2024・義太夫三味線の音響世界@晴れたら空に豆まいて

  • 久保田晶子(薩摩琵琶)「那由多の月」@東京オペラシティリサイタルホール

    東京オペラシティリサイタルホール(2024/12/6)。愉悦の時間だった。武満徹作品での黒田鈴尊さんは活を入れる尺八で空間性を、また間宮芳生作品での松平敬さんの語りは生々しい情景を想像させてくれた。薩摩琵琶がこれほどまでに多様な貌をみせるのかと驚かされた藤倉大さんと向井響さんの現代性。それから山本和智さんの曲では薩摩琵琶、打楽器それぞれから想像しうる領域を互いの力によって拡げあっているよう。オペラシティは巨大すぎて、いつも用事が終わるとさっと帰ってしまうのだけれど、昨日は近くにねこまどという小さくて親密なバーを見つけた。やっぱり良いカフェやバーがあるとその街と仲良くなれそうで。●久保田晶子特殊音樂祭@和光大学(JazzTokyo)(2019年)●山本和智現代音楽レクチャーシリーズ最終回「今日の音楽作曲家山...久保田晶子(薩摩琵琶)「那由多の月」@東京オペラシティリサイタルホール

  • インプロヴァイザーの立脚地 vol.26 今西紅雪(JazzTokyo)

    インプロヴァイザーの立脚地vol.26今西紅雪●今西紅雪山内桂+今西紅雪@東北沢OTOOTO(2024年)ヨルダン・コストフの2023年冬のツアー(2023年)山内桂+今西紅雪@不動前Permian(2023年)「響む其の六」@東北沢OTOOTO(2023年)ブライアン・アレン+田中悠美子+今西紅雪(JazzTokyo)(2023年)フェルナンド・カブサッキ+今西紅雪@神谷町光明寺(2023年)EntropicHop/日本ツアー・関東の陣(JazzTokyo)(2023年)ブライアン・アレン+田中悠美子+今西紅雪@東北沢OTOOTO(2023年)蓮根魂@なってるハウス(2022年)障子の穴vol.4@ZIMAGINE(2020年)トム・ブランカート+ルイーズ・ジェンセン+今西紅雪+田中悠美子@本八幡coo...インプロヴァイザーの立脚地vol.26今西紅雪(JazzTokyo)

  • ラマチウケシコロ(JazzTokyo)

    #1334ラマチウケシコロ-魂を受け継ぐ-●矢部優子春の気たつを以て也@成城学園前アトリエ第Q藝術(2024年)矢部優子+山㟁直人+広瀬淳二@アトリエ第Q藝術(2023年)りら~雲を吐き、星を喰うhomagestoTetsu~@山猫軒(JazzTokyo)(2023年)古池寿浩+矢部優子+増渕顕史@水道橋Ftarri(2022年)神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)DancexMusicSessionVol.01(2021年)穢れ(JazzTokyo)(2020年)ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)謝明諺+秋山徹次+池田陽子...ラマチウケシコロ(JazzTokyo)

  • 山口コーイチトリオ『アフレリ』(JazzTokyo)

    #2357『山口コーイチトリオ/アフレリ』●山口コーイチ渋さ知らズfuwaworks@入谷なってるハウス(2024年)渋さ知らズ@なってるハウス(2023年)渋さチビズ@なってるハウス(2023年)川口義之+不破大輔+山口コーイチ+岡村太+高橋保行@なってるハウス(2022年)不破ワークス@なってるハウス(2020年)シワブキ@なってるハウス(2019年)渋さチビズ@なってるハウス(2019年)ヴァネッサ・ブレイ+山口コーイチ@サラヴァ東京(2018年)川下直広カルテット@なってるハウス(2017年)川下直広カルテット@なってるハウス(2016年)AAS@なってるハウス(2016年)山口コーイチ『愛しあうことだけはやめられない』(2009-10年)山口コーイチトリオ『アフレリ』(JazzTokyo)

  • 鶴見

    横浜の鶴見区潮田~仲通には関東最大の沖縄コミュニティがある。編集者の水木さん、沖縄オルタナティブメディアの西脇さんと街をうろうろ。鶴見の埋立が始まったのが1913年。京浜工業地帯の労働力として沖縄出身者が集まってきた。一方で日本政府の琉球処分(1879年、琉球王国を沖縄県として自国に編入)のあと、税を払えずに土地を手放す人が増え、1899年より移民がスタートした。ブラジル移民は1908年からのことである。だから、沖縄から鶴見、沖縄から南米への移動はこの百年ほどの話。(*1、2)日本はバブル期の1990年に入管法を改正し、日系3世までを受け入れることにした。労働力が欲しいが外国人を入れたくないとの政府の考えによるものだった。これを機に在日ブラジル人が増えた。(*3)そういったことの結果として、鶴見の沖縄コミ...鶴見

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