いよいよ明日からの2連戦、そして来週末の3連戦でオープン戦が終了し、2週間後に2015年のペナントレースが開幕します。 ここに来て投手陣の充実ぶりには目を見張るものがあり、先発5・6番手争いに脱落者が(秋山以外)いないという嬉しい誤算ぶり。岩本・石崎・岩崎・岩貞は全員後は本番で結果を出せるかどうかという段階で、順番はどうであれシーズン早々にチャンスは与えられるでしょう。新聞なんかでは岩本と岩崎が内定との情報もありますが、仮にそうだとしても、岩貞と石崎という左右の爆発力(短いイニングなら球威で押せる)のある投手が中継ぎに加わるメリットは非常に大きいと思います。 とは言え岩本と岩崎も開幕からフルシ…
昨日の巨人戦での岩本や松田の好投や江越のスッテンコロリンやライオンズ戦での藤浪と森の157km連発の対決など見所充分な週末オープン戦でしたが、個人的に一番嬉しかったのが教育リーグでの植田のサヨナラヒットでした。 昨年のドラフト5位で唯一の高校生として指名された植田。まだ卒業式を控えた高校生ながら2軍の試合では主にショートを守り、プロで何年も飯を食っているかのような落ち着いたプレーを見せていました。しかも特筆すべきは打席での対応力。ボールの見送り方からインコースの捌き方は高校生とは思えないほどで、2軍とはいえプロの球威に全く押されることなく引っ張っての鋭い当たりを放つなどここまで3割を越える打率…
よく人が自分を評価する時は実際の評価の20%増しで他人を評価する時は20%引きなんて聞きます。もっと頑張ればもっと出来るなんて根拠の無い加点を自分に与えたり、他人に対しては希望的観測の失敗してしまえ(笑)とのいずれにしても感情が原因で正当な評価が難しくなることが原因だそうです。俺の方が仕事が出来るのにあいつの方が先に出世しやがってとか、何で俺の方があいつより給料少ないんだ・・なんてやる気を失うことは世の常で、端から見るとそれが正当な評価だったりするものです。 しかしそれはサラリーマンの世界。プロスポーツ選手、例えばボクシング等の格闘技の世界では最初にコンタクトした瞬間に本能的に自分より強いか弱…
甲子園の申し子松坂大輔が帰ってきました。 今日のソフトバンクのオープン戦。ソフトバンクの先発は大リーグから日本球界に復帰した松坂大輔でした。甲子園で松坂旋風を巻き起こし、決勝では何とノーヒットノーラン。最後の打者を完全なボール球のスライダーで三振を奪ったのが何と17年前ですからね・・時の過ぎゆく速さには驚くばかりです。 そんな松坂に対するのがスタメン起用の江越や横田。少年時代のヒーローと対戦するのですからさぞかし嬉しかったことでしょう。しかしさすがの松坂もやはり全盛期のような投球では無く、ボールをとにかく動かす大リーグ仕様の投球。このあたりにも時の移ろいを感じてしまいますが、それでも球速という…
長年阪神は外様ばかりだと苦言を呈されてきました。スタメンの殆どがドラフトで獲得した選手では無く他球団の寄せ集めだと・・ 結局はドラフトの失敗に起因するのですが、毎年のようにFAで選手を獲得するも鬼神の如く活躍した金本以外はさほど結果を残せぬまま甲子園のヤジに晒されるだけの存在で、頼みの生え抜きも鳥谷以外はまともに試合に出ることすらままならない状態でした。昨年ようやく上本や大和が出てきましたが、まだ脇役感は否めず、生え抜きスター選手をチームもファンもが望んでいる状態です(上本や大和も今シーズンは一気に主役まで登りつめて欲しいですが)。 とは言え別に外様は駄目なんて事は無く、大リーグ帰りの西岡や福…
球春を告げたキャンプも大きな故障者も出ずに無事打ち上げ、毎日のように練習試合やオープン戦が始まり出しています。 この辺りで新人選手を含んだ若手の1軍お披露目も終わり、少しずつ主力メンバーが調整を上げてくる頃で、オープン戦での選手起用でおぼろげながら今シーズンの布陣が見えてくる頃でもあります。 さて若手1軍お披露目枠で開幕に残りそうなのが投手陣では石崎と岩本と島本。この三人はよほどの事が無い限りは当確でしょう。まず石崎。先日の中日戦で先発として登板しましたが、左打者のアウトコースから逃げていくシュートが効果的でシュート回転というよりは自分で操ってそうな球筋。ストレートの中にも微妙に変化している球…
2009年7月11日、試合に向かう柳ヶ浦高等学校の野球部員を乗せたバスが高速道路で横転事故を起こし、当時2年生だった生徒が死亡するという痛ましい事故が起こりました。亡くなった生徒は中学時代に島本とバッテリーを組んでいた捕手で、家族ぐるみの付き合いをしていたそうです。(テレビ番組での企画ですが)その母親が育成ながらプロ入りする島本へ息子の分も頑張って欲しいという内容の手紙を送っていたのを見てしまった私は人知れず島本を応援していたものです。 そんな島本。昨年才能が開花したのか150kmに迫るストレートを投げ出し、そのイキの良さを見込まれての支配下登録となりました。それだけでも凄いことなのですが(育…
今でもよく耳にする「グラウンドには銭が落ちている。人が2倍練習してたら3倍やれ。3倍してたら4倍やれ。銭が欲しけりゃ練習せえ」という言葉。元は南海ホークスの黄金時代を築いたミスターホークスこと鶴岡親分が選手のプロ意識を向上させる為に良く使っていた名言です。 生き馬の目を抜くプロの世界。試合で戦う相手は当然他球団の選手なのですが、チームメイトとの争いに勝たなければ試合にすら出られません。外野手なら3人。内野手なら4人ですが1塁は基本的に助っ人外国人のポジションなのでほぼ3人の枠。憧れのプロ野球選手になったとしてもテレビで見てたスター選手からポジションを勝ち取らなければ銭は稼げませんし、助っ人外国…
2009年ドラフト。菊地雄星のクジを外したものの大学No1右腕の二神と大学No1左腕の藤原を1位と2位で獲得し、3位では新庄2世との呼び声高い身体能力に秀でた大卒外野手の甲斐を獲得。ドラフト直後には各評論家の勝ち組ドラフトグループにちゃっかり入っていたのですが、いざシーズンが始まると上位3人は全く働かず、4位指名の高卒投手の秋山が4勝。5位の大卒外野手の藤川がほぼフルシーズン1軍に帯同しての打率255に本塁打1本と微妙な成績ながら下位指名の選手が頑張りを見せました。 そういえば秋山といい藤川といい指名されて共に涙を流していたのですが、秋山は「1位で指名されたかった」との悔し涙。藤川は下位指名な…
2015年阪神のローテーション投手を考えた時、先発は中6日で週1回登板が基本なので6枚必要とした場合に能見・メッセンジャー・藤浪・岩田までの4枚は簡単に出てくるのですが、あと2枚が出てきません。 あと2枚の先発候補として名前が出てくるのが、左なら岩崎・岩貞・横山・島本で右なら秋山・岩本・金田・二神・鶴・歳内あたりまで。 一軍の投手枠がMAX13人として、最後の石直球のオスンファンから安藤・福原は故障の無い限りは確定。左の高宮も貴重な左ワンポイント枠で外せませんし、二軍調整中の松田も万全ならばセットアッパー候補として入ってくるのは間違いないでしょう。上記3人のうち誰か調整遅れ等あれば桑原や石崎・…
2013年シーズン終了時。奇跡的に2012年ドラフトで藤波晋太郎のクジを引き当てた結果、長年即戦力右腕の期待を込めて獲得した大学社会人右腕の誰もが果たせなかったルーキーイヤー10勝の夢を高校生右腕が叶えた事が唯一の明るい材料でした。 長年捕手育成に失敗し続け(育てる以前に素材自体が怪しいケースも)、当該シーズンの殆どを他球団から獲得したベテラン捕手で無理矢理乗り切ってたようなチーム状況の中、現状を打開するのは藤波晋太郎と大阪桐蔭でバッテリーを組んでいた森友哉の獲得や!甲子園で大阪桐蔭バッテリー結成や!なんてファンが盛り上がっていたところでのお約束のドラフトで大学生右腕1位指名。しかもクジハズレ…
今日は1軍キャンプ初の紅白戦。古くは藤田太陽、最近では二神の実戦お披露目会となり、翌日のスポーツ新聞にはMAX145km!宜野座に衝撃!!なんて文字が躍り、どこの誰だかわからない他球団007が真っ青になるなんてお約束を繰り返してきた紅白戦が行われました(笑) 思い返せば巨人を蹴って阪神を逆指名した藤田太陽が投じた初球も二神が投じた初球も同じく右打者のアウトハイ145km。この時期にこれだけの球が投げられるのであれば間違いない・・なんて思っていましたが、藤田太陽はその後のシーズンで紅白戦の初球を上回る球威の球を見る事はありませんでしたし、二神も140km行くか行かないかのストレートにスライダーで…
さて昨日のサムスンとの練習試合で4安打を放った江越。1番センターに2試合続けて置いた首脳陣の期待に見事に応えた形となりました。2安打目のレフトへのポテンヒットは相手守備の判断の悪さに助けられたようなものでしたが、追い込まれての低め変化球を巧く拾えるなど実戦向きな一面も見せました。さすがに開幕センタースタメンは無いと思いますが、開幕一軍をぐっと引き寄せる活躍。今後の更なるアピールに期待しましょう。さて私期待の中谷。打席での雰囲気はあるのですが、いかんせん対応力が悪すぎます。変化球に全くタイミングが合わず、せっかくのスイングも宝の持ち腐れ。アピールすべき守備でもせっかくの強肩を披露するバックホーム…
別に阪神だけに限った事では無いのですが、投手がプロ入り時にMAX150kmの剛腕なんて触れ込みでやってきても試合ではせいぜい138kmなんて事がよくあって、最近のドラフトでは田面なんかまさにそれです。 いくつか理由はあるのでしょうが、基本的にアマチュア時代のMAXは甘めのガンの球場で瞬間最大風速的なものを切り取ってるだけで信用できる数字ではないという事。 次に故障から本来持ってた力のある球をプロ入り後に投げられなくなったりアマチュア時がピークだったなんて場合。西武の大石なんて早大時代のストレートは凄まじかった。 次はプロで通用するフォーム(打者から見やすかったりコントロールが定まらなかったり故…
野村監督時代、野村語録では野手の遠くに飛ばす能力と肩の強さと足の速さは生まれ持ったもので、プロ入り後に身につく物ではない。だからそういった一芸に秀でた選手をスカウトは獲得しなくてはいけないなんて散々口にしていたの記憶してます。それだけ暗黒時代の阪神は他球団と比べても身体能力で劣る選手ばかりだったのでしょう。 思い返してみて阪神タイガースで一芸に秀でた選手で誰がいたかとなると、まずは足の赤星と赤松。肩の強さでいえば新庄くらいで飛ばす能力でいえば新庄と桜井に林くらいでしょうか。 どの選手もプロに入ってくるくらいなのでアマではずば抜けた身体能力だったのでしょうが、化け物ばかりを集めたプロの世界でも埋…
打撃は3割打てれば一流。どんな一流打者でも7回は失敗している…なんてよく耳にしますが、それは相手も一流だからこそ。マエケンや菅野などのエースクラスを含めた各球団のローテーション投手から山口・マシソン・ミコライオなどの強力抑え陣までを相手にした結果の3割が凄いのであって、ニ線級の投手や気持ちの切れた相手からは幾らでも打つのがプロの打者ってものです。 さて今日は先週チンチンにやられてしまった八木に対してズラリと右打者を並べて神宮に乗り込んだ阪神打線に初回にいきなり幸運が転がり込んできます。2アウトからの鳥谷の平凡なセンターフライをセンターの比屋根が落球します。メッセンジャーを足で揺さぶる為のスタメ…
広島でマエケン先発の試合を勝利した時はこのまま一気に首位まで…と思った所からまさかの連敗。7月に調子良かった反動がきたのか甲子園に帰って来て仕切り直しといきたかった所で八木の好投の前に屈し3連敗。更にゴメス&梅野の欠場と一気にチーム状態は最悪となってしまいました。 さて今日。ローテーションの谷間という事で阪神の先発は2009年ドラフト1位の二神。ルーキー時に与えられたエースナンバーは剥奪され66番と二軍の野手かな?って番号をつけています(笑) 案の定というか先頭の山田にフルカウントからの四球を与え、森岡にタイムリースリーベース。川端にもタイムリー。バレンティンにはレフト前とノーアウトも取れずに…
やはりなかなか3つは取れませんね。巨人の投手も粘り、勝ち越し点を奪えずの9回表。先頭の亀井に追い込みながらライト前に運ばれてしまった所で代走に足のスペシャリスト鈴木が出てきます。さらに四番長野からと能見-梅野のバッテリーは絶対絶命。最初の関門、長野を再三の牽制球を交えながら最高のフォークで三振に切った所までは良かったのですが、今思えばあそこが限界だったのでしょう。 次の関門、村田は長野同様に再三の牽制球を交えてはいましたが、タイミングを計り続けていた鈴木がついにスタートを切ります!投球はワンバウンドのフォーク!それを梅野は昨日同様スローイングの流れの中で処理しての2塁送球。ワンバウンドにはなっ…
兄より優れた弟などいない~はジャギ様の名セリフですが今日の甲子園にはいましたねの新井兄弟。 2回、先頭のゴメスが際どい所際どい所を見極め、引っかけないよう引っかけないよう逆方向逆方向の気持ちから四球をもぎ取ります。続くマートンも同様の意識が見えるも打ち取られてしまうのですが、続く新井兄。普通に引っ張って引っかけてサードゴロゲッツー(笑) 初回の亀井のソロ(あまりにメッセンジャーが調子良いからバッテリーが不用意すぎたましたね)が重くのし掛かる阪神打線は6回裏2アウトまで杉内の前に完璧に抑えられます。わずか1点、その1点がとてつもなくきく感じる杉内の絶対的な投球で交通事故的なホームランを期待した梅…
いや~凄かったですねオールスターの大谷。160km連発でマックスが日本記録のクルーンに並ぶ162km。156kmを投げた藤浪も本当なら凄いハズなのですが完全に霞みましたね。しかし打者もそれなりに対応する所がさすがプロという見所充分なオールスターでした。 さて今日先発の巨人の澤村も力で押す速球派投手なのですが、大谷や藤浪を見た後ではそれほどどうしようも無い感じとは思えず、見る方も感覚がマヒしてるのかな?と感じてしまう今日この頃でした。ひと昔ならフォークが140km越える投手は手も足も…という感じでしたのにね。 今日の澤村に対して阪神は岩田の先発。髭を蓄え下柳か!?と思わせる風貌で、投げても全盛期…
元トラの恋人、森友哉。阪神ファンの多くは藤浪と大阪桐蔭バッテリーを夢見て1位指名を願い、森君も藤浪のいる地元阪神入団を希望してはいたものの、ファンの期待を裏切る事には定評のある阪神球団は毎度毎度の大卒即戦力右腕を指名。しかもその選手は広島入団を夢見て赤色のパンツを履いてドラフトの抽選を待ち、願いかなって広島へ入団(大瀬良ね)。とんだピエロとなった阪神はさらに即戦力右腕に拘り柿田を指名もベイスターズに抽選で敗れ、最後の最後指名したのが岩貞。何やその、お岩さんと貞子を足して2で割った名前は!と突っ込んだ昨年のドラフトでしたが、それから8ヶ月経ちフレッシュオールスターが今日開催され、昨年指名された選…
初回、メッセンジャーが2アウト満塁のピンチをかなりの球数を費やし何とか無失点で切り抜けたのとは対照的にドラゴンズ先発の吉見は三回までパーフェクトピッチング、全くつけ入るスキを与えてくれません。 ようやく四回、先頭の上本がヒットを放ち、大和の犠打で得点圏に進みますが鳥谷のセンターライナーで気持ちの焦りからか帰塁できずのダブルプレーでチャンスを潰します。こんな流れで先制点を許したらズルズルと…なんて心配は今日のメッセンジャーには無用でした。150kmを越えるストレートを低めに集め、そこからのフォーク、さらにタイミングを外すカーブやスライダーが面白い様に決まり福留の好守も助け悠々のピッチング。 ほぼ…
名古屋ドームは鬼門なんて言われたのは過去の話。大島・ルナ・平田と飛車角落ちの打線に対してとはいえプロ初完投の藤浪に打線爆発の虎打線。それにしても今日の藤浪は安定してましたね。シュート回転とか抜けたストレートは殆ど無く、左打者に対してのインコースのストレートは角度・球威ともに文句無し。スライダーやフォークも低めに集まり左打者をズラリと集めた打線から楽々の二桁奪三振。特に森野からフォークで三振を奪った時の森野の驚いた顔は印象的でしたね。 先発が左の雄大という事もあってズラリと右打者を並べた阪神打線。相変わらず打たない福留を下げて新井兄をサードに、弟をライトでスタメン起用した和田監督。新井兄は猛打賞…
初回、上本がストレートを完璧に捉えてのソロホームランから大和がフォークをクリーンヒット、そして盗塁。さらに鳥谷のタイムリーと初回から朝倉をボッコボコかと思いきや、フルカウントからゴメスの三振ゲッツーで一気に朝倉が息を吹き返します。 勝負事にタラ・レバは禁物と分かっているものの、ゴメスがフルカウントからインローのボール球を見極めていれば初回でKOなんて事になっていたかもしれません。結局2点を失っただけで初回を切り抜けたドラゴンズは朝倉の2回表の三者凡退でリズムすを作り、裏の一挙5点へと繋げます。 逆に岩崎-梅野のルーキーバッテリーは打球直撃という不運もありましたが、その後を初回のドラゴンズバッテ…
関本健太郎…いや賢太郎(笑) 天理高校からドラフト2位で96年に阪神に入団。その年は野手に当たりが多く、高卒ではドラゴンズの森野やスワローズの岩村は関本同様ドラフト2位で入団。更にジャイアンツの石井や鈴木はドラフト4位かな。解説者の浜中は3位で阪神に入団。大卒・社会人ではドラゴンズの小笠原や和田。ソフトバンクの松中にロッテの井口。今岡は1位で阪神に入団とそうそうたる面子がプロの門をくぐっています。 阪神入団当初は今岡と浜中に注目が集まり、どちらかと言えば地味な存在であった関本。鳴尾浜暮らしも長く、二軍から推薦されて一軍登録も練習風景を一目見た当時の野村監督が「二軍から推薦あったと思ったらあんな…
まぁ負けるのは仕方ない事。いつまでも勝ち続ける事は出来ませんし、負けるなら完封負けくらいが切り替えも出来るってものです。中盤までは僅かなビハインドで逆転を信じながら観戦することが出来たので我々も楽しめたし、まぁ良いですわ。 ただ一つ引っかかる事。8連勝の原動力となった梅野のスタメン落ちってどうなんですかね?前回能見は藤井と組んで初回大量失点でしたよね。で、今回は鶴岡とのバッテリー。もしかしたら能見が梅野とのバッテリーを拒否しているのか?と勘ぐってしまいますが、昨日の最終回にキャッチャーが梅野から鶴岡に代わった辺りで今日の鶴岡スタメンはある程度予想できましたし、恐らく前々からの決定事項だったので…
いや~強い。ちょっと強すぎやしませんかね?破竹の8連勝。ちなみに食べて美味しいのは淡竹ね。八竹でも破竹でもありません。普通の筍と違ってアクが無いのでアク抜きをせずにそのまま炊いて食べれるのが特徴。破竹の勢いとは竹を火にくべた際、激しく割れながら燃える様から出来た言葉だそうです。そして我らがタイガースの和田監督は毎試合毎試合淡竹のようにアクの無い采配ばかり。たまにはスパーンと弾けるような采配を見せてもらいたいものですがねえ… さて連勝の勢いそのままに東京ドームに乗り込んだ阪神。序盤は1点を争う好ゲームも両チームなかなかタイムリーの後の試合を優位に進めるもう一本が出ません。だいたいビジターゲームで…
信じて良いのかこの強さ!?もう終わったと思ってた所からまさかの7連勝。ヤクルト横浜のボーナスステージを経て息を吹き返した阪神タイガースが甲子園に帰ってきて上位チームとの対戦も勢いそのまま広島撃破となりました。 初戦は虎キラーとなっていた大瀬良を負傷退場という形でしたがKOに近いほどの打ち込み様。福留が打つから打線が繋がって点が入るのか、福留でも打てる投手の出来だから点が入るのかは微妙にわかりませんが梅野のホームランでほぼ勝負あり。それにしても左中間に打った瞬間の当たり、巨人の長野のようなホームランを打てるルーキーは魅力的すぎまし、捕手はやはり長打を打ってナンボですよね。 第2戦もルーキー九里に…
岩崎・梅野のルーキーバッテリー。開幕当初にお試し的に使われるのでは無く、7月になり戦力の見極めも終わってのガチンコ対決に入っての先発出場。しかも岩崎はプロ入り最多の130球を越えての7回無失点の熱投。特筆すべきはゴメスの勝ち越しホームランの後、勝ち投手の権利を得てからの横浜の右打者を3人打ち取った場面。連続三振の後に金城にはヒットを打たれましたが、グリエルの前でしっかり締めた辺り一皮剥けたとの印象でした。 また1アウト3塁のピンチでバルディリスと対戦した場面、結果デッドボールでしたがインハイに力の入ったストレートとアウトローのフォークを絶妙に投げ分ける辺り、また2安打されたグリエルとの3打席目…
かつてのドラ1伊藤隼太。慶応出身の左打者という事もあってか高橋由伸2世なんて(新聞では)言われていて自主トレも一緒に行っているようですが、柔らかいバットコントロールから広範囲に長打を放つなんて高橋由伸っぽさは全く感じさせず、ガッチガチの固さで低打率の伊藤隼太を見る度に高橋由伸2世というよりかは喜多(ロッテ)2世じゃないかと考えてしまいます。 さらに困った事に守備がド下手で足も微妙という逆糸井のような外野手をドラフト1位で指名した阪神スカウトさま。もうね、的場から阪神が1本釣りする野手ドラフト1位には期待はしていませんがね、打撃はわかりますよ打撃は。実際プロと対戦していないので対応出来るかどうか…
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