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2014/02/21

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  • 「続・夢幻章伝」120

    それは、祭りのあと。皆で盛り上がり、ひとつになった心。あのわっしょいを忘れない。淋しさと共に残った達成感。どちらかと云うと穏やかにも近い、晴れやかな気持ち。「勝ったのは俺たち」「ええ、云うなかれ」「ただ、へび呼ロイドはいない」「決壊したのね」想像は付くわ、と、マツバは立ち上がる。「うん。それ以上はご想像におまかせしますってやつ」「はあ、思い出したくもないわ」うーんと、フワは考えないようにする。「ちなみになんだが」アヅチは云う。「その場合、決壊したのはへびなのか、風船なのか」「聞くな」マツバはアヅチを一蹴する。そして「行きましょう」アヅチも頷く。「そうだな」砂一族の村へ――!!「さあ、あなたたち!」マツバは砂一族を招集する。これからは砂一族とともに砂漠の横断。「進むわよ!!」「「「はいっ!」」」(砂一族数名...「続・夢幻章伝」120

  • 「続・夢幻章伝」119

    ドンドンドンドンマツバ達の元に太鼓の音と共に現れたのは、「は!!!わかまつさまよぉ!!!」アヅチと砂一族に担ぎ上げられお御輿状態のリクイン。どういう状況?わかまつさまって誰?と他メンバーが立ち尽くす中、バチーン!!同じく担ぎ上げられているマツバと目が合う。「御輿と御輿が出会ったらやることは一つ、だな」「あら、分かっているじゃない!!!」いよいよ祭り本番だ、と意気込むアヅチ。なんでお前一緒に御輿?担いでるの?と他砂一族の視線が痛いリクインを担ぐ砂一族青年。嫌な予感がするタツキとトキ。もうお家帰りたいアマキとフワ。もしや本当の宗主のむっすこ氏はワカマツ氏?となるヨシ。「行くぞ、南一族の女ぁあああ」「なによ、男ぉおおおおお」ごちゃごちゃしている。本当にごちゃごちゃしている。だが、それも、なにもかも祭りは全てを吹...「続・夢幻章伝」119

  • 「続・夢幻章伝」118

    「やあ」「・・・・・・」「・・・・・・」「兄さん!!なんで砂一族と一緒にいるの!?」タツキはアマキに飛び掛かる(?)「そこで会ったから」「砂一族と、そんなちょいと感!!」マツバ・タツキ・トキ・ヨシ+ほか砂一族数名にアマキとフワ合流。「こっちもずいぶんと忙しそうだね」「本当、ごっちゃごちゃ♪」フワはちらりとヨシを見る。「ヨシぃ、どういう状況なの、これw」「フワお姉さまったら♪あちらのお嬢様がずばり宗主のむっすこ、もとい、お嬢様なんですぅ」「と、云いますと?」「髪色違いのあの有名なむっすこ殿が影武者で、こちらのお嬢様がホンモノ」「採用」「採用!!?」マツバの一言に、フワは衝撃の振り返り。え、わかんないだって、あのひと、前作で南一族とゆかいな仲間たち的な感じで登場してたよね「東一族だった???」「ええ、つまりは...「続・夢幻章伝」118

  • 「続・夢幻章伝」117

     お嬢様!!!マツバお嬢様!!!! 「………そう、ですか」 緊迫する場面。沈黙する面々。 「私(わたくし)理解ってしまいました。………そういうこと、なのですね」 砂一族ガールが頷く。 「“理解”と書いて“わかる”と読むやつ」「どうした、どうした」 「複雑な事情ゆえ、普段は男装して息子として過ごしているが本当はお嬢様、そういうことですね」 ばあああああああん。 「要するに、リボンの騎士的なあれです!!」 通じるかな~リボンの騎士。 「もしかして、そうかもしれない」 そういうのも有りだわね、とマツバは指パッチンする。 「姉さんもその気にならないで!!!おいおい砂一族。宗主の息子は別に居るし、よく見ろ、この人南一族だろうが」そう来ます!!?と困惑する砂一族。「なるほど、しばしお待ちを。考えます」「考えるて」ポク...「続・夢幻章伝」117

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