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2014/02/21

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  • 「続・夢幻章伝」102

    「ねえ、これであっているのよね?(小声)」「ここの人が云ったんだから間違いないだろ(小声)」「ふたりとも、静かにするキコ(小声)」変顔なう。こほんと咳払いをする東一族の宗主様。まとっているオーラが違いすぎる。でも、変顔をするべきだ、とそう云う結論に至った。「どうでひょう!!」「これで笑えまふか!?」動かない空気。宗主様の顔は若干上半分が青ざめている。「まあまあまあ、お客様!!」慌てて出て来る付き人は、お茶を持っている。「宗主様はとりあえずお茶でもどうぞ!と!!」「えっ!!」「何も云ってないけど!!」「さすが、普段から身近にいる人は何でも以心伝心キコ!」3人は縁側に腰掛け、お茶をすする。広い庭。手入れされた庭。かっぽーーーーんどこからか、ししおどしの音。聞こえるのはそう、自然の音のみ。大都会の喧噪を離れ、ゆったり...「続・夢幻章伝」102

  • 「続・夢幻章伝」101

    そこは東一族の村長的ポジション一族を束ねる宗主様。―――のお屋敷。一族で一番偉い人。命とか狙われたら大変なので門の前にも棒を持った見張りの人が立っていたりする。「んん~、かといって、敵対する輩が、村の入り口をかいくぐりなおかつ屋敷まで忍び込むとかめったに無い。つまり、門番、ヒマ~」棒を持つ暇な大人がすること。それはエアーゴルフスイング。もしくは野球のバットの素振り。「チャッチャラチャッチャふんふふふんふ~♪アウト!!セーフ!!よよいの~」途中から、なぜだか野球拳的になりつつ「よ~い!!!!」ご機嫌で棒をフルスイングした門番の人。「「「………」」」の前に立つ、アヅチ、マツバ、へび呼。「ファァアアアア―――!!!??なんだ、お前達!!!」「それはこちらのセリフだ」「私達人(?)を探しているのよ」「ここにいるかも、と...「続・夢幻章伝」101

  • 「続・夢幻章伝」100

    「まあ、とにもかくにも」「コロイドはさておき、だな」アヅチとマツバは頷く。キョトンとするトキ。まだ這いつくばるトキ父。キコキコするへび呼。クラッカーを持つ、アヅチとマツバ。「行くわよ」「せーのっ」ぱぁぁぁぁんんん!!「「祝!!100話目!!!」」そう今回が「続・夢幻章伝」100話目だよっ☆現れるマイクスタンド。「昨今、外での飲食におきましては自粛を求められる世の中ではございますが」「一度だけ、乾杯を行いたいと思います」グラスを掲げ「かんぱーーーい!!」祝杯!中身はもちろん、ジュースです。「そうキコ。ついに100話キコ・・・」「ええ、そうよ、へび呼」「俺たちだけ、ってのも、残念だけどな」「アヅチ、マツバ・・・」「「へび呼」」「なんじゃそりゃぁああああああああキコー!!!!!」へび呼は高速キコキコするしかない。「な...「続・夢幻章伝」100

  • 「続・夢幻章伝」99

    「あああああああああ!!」そこには、空っぽの鳥かご。トキの父親は言う。「ここに、なんかなんとも形容しがたい生き物が居てな。どうやら何者かにこのカゴに閉じ込められていたらしく」「その何者か、俺ぇ―――――!!!」え、とトキの父親は一瞬固まる。「逃したの!?父さん逃したの!?」「いや、聴いてくれ、あれは暴れていたが、害のある生き物ではない自然に帰せば」「そう言う問題じゃなくてさ!!」「あれ、谷のマサシさんから、俺が託されて南一族の旅人まで無事届けてって」プチパニックなトキは若干涙目で訴える。「届けてって言われて、……俺。ちゃんと渡す相手まで見つけたのに」これはやばい、と血の気が引くトキ父。「トキ、父さんが悪かっ………はぁっっ!?」そして、トキ父はトキの背後に佇むアヅチ、マツバ、そしてへび呼に気がつく。「………」「…...「続・夢幻章伝」99

  • 「続・夢幻章伝」98

    「お前らだろぉおおおおお!!」まだ響き渡る、リクイン様の声。「とぅわあああああ!!おいらびっくりキコ」「お前の叫び方もな」「えっ、何!?知り合いの話キコ!?」「泥にダイブしたら汚れるって話だよ!」「てぇえいい!黙れトキ!!」ぼっかーーん、と立ち上がる、リクイン様。「違う今違う!」泥で汚れたのが、今のメインの話違う。「トキお前が預かった谷一族の謎の生物(鳥かごイン)それがこの南一族の連れなんだよ!」「だからそれで、俺は泥まみれなんだよ!」「泥から離れろ!」「まさか、コロイドがここに来ていたとはな」アヅチはかけ湯をする。頭を洗う。「ええっ、アヅチそれ何回目!?」いや、そんなことより「コロイドは、やっぱりここに」「あー、知り合いだったのか」トキは頷く。「すんごい獣だから、鳥かごインだけどな!」コロイドぉおおおお!!「...「続・夢幻章伝」98

  • 「続・夢幻章伝」97

    カポーン。タツキは番台のバイトなので、いきなり初対面のトキと風呂に入る事になるアヅチ。「という訳で兄さんも緊張するだろうが俺も同じく、だ。同じ初対面同士語らい会おうぜ」ザバーーっと風呂の湯を浴びるトキ。「俺はちなみに風呂は自分のペースでゆっくり浸かりたいタイプ」同じくザバーーーっと湯を浴びながら邪魔するなよ、と牽制するアヅチ。ちなみにへび呼は風呂桶を風呂代わりにして入っているよ。「はぁ、染み渡るキコォ」………蛇が喋っている!??東一族の一握りの人にしか出来ないという動物と話す能力に目覚めた!?いや、これは違うな。トキはしばらくへび呼を凝視して、そして。見なかった事にした。「それにしても、確かに汚れているキコね。どうしたキコ!??」「朝からお仕事だったキコ?大変キコね??」「トキのキって樹キコ?東一族のメンズって...「続・夢幻章伝」97

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