のんべえで、エッチなおばちゃんです。理系女子だったので化学やアマチュア無線のことも書いてます。
アラフィフの元理系女子です。世の中あきらめてます。 エッチなのは仕方ない。お酒も強いです。妄想癖があるので、ブログにはどこまで本当かわかんないことをいっぱい書いてます。
「もう先生がゲストにお越しになるのは何度目でしょうかね?」とFM-WAWABUBUの内外小鉄論説委員が「金魚鉢」の中で尋ねる。京都大学理学部霊長類研究所の横山尚子教授がおもむろに口を開いた。「二度目ですかね。人類の手の長さの話で、ずいぶん前に呼んでいただきましたね」
エホバの神を崇拝する人たちがいる。私はその信者の一人に問うたことがあった。「神は物質か?」と。なぜなら、彼らは「唯一絶対の神エホバが我々人間を作り、我々が生活していけるように環境をおつくりになった」と言うからだ。 もとより「人間」や「環境」は物質である。
毎日新聞の「きょうのセカンドオピニオン」という相談コラムがある。医学的な質問を医師に投げかける、お悩み相談室的なものだ。そこに「8歳でおねしょする」という相談を投稿している東京都の43歳のお母さんがいた。おねしょについては、雀友の「山ちゃん」が小6まで治らず
四月三十日に先生が退院された。しかし、めっきり老けこんで、別人のようだ。おれが話しかけても、目が虚ろで、動作も緩慢に見える。「先生、おかげんは?」「ああ」「痛みますか?」「いや」こんな具合だ。世の中は連休だけれど、この家には関係のないことのようだった。奥
四月まで続く降雪を我慢しきれないやうに、雪の下では春の浮動するものが生き初めるころは、わけても悩ましい力(ちから)がからだに湧いてくるのであつた。私だち少年らは、おたがひに女の子のやうな深い情愛をかんじ合って、かく詩や俳句の対象はいつもそれらの友に於て選
海外と取引していると、日本語ではよくある言い回しを英語でどういうたらええのか窮することがある。私は、英語の学校を出たわけでもなく、下品な英語をしゃべって「ひんしゅく」を買うような人間だから、なおさらビジネスで「やらかす」のだった。「振込手数料はお客様負担
ラジオを聴きながらね、顕微鏡を覗いて仕事をしているわけよ。「昔、受験勉強もこうやっていたなぁ」なんてね、ふと体が思い出すんだね。ブラームスの「大学祝典序曲」なんかも頭をめぐり出して…当時ね、旺文社提供の「大学受験ラジオ講座」を日本短波放送とかラジオ関西で
私たちの生活の中で、化学反応というのは絶えず起こっているのです。たとえば朝、食パンを焼きますね。こんがりきつね色になったところのあの色。あれは「メイラード反応」の結果だと言われています。ルイ・カミーユ・メイラード(メヤール)(1878~1936)が1912年に研究の
手指の清拭にアルコール(エタノールまたはイソプロパノール)消毒が推奨されていますが、ノンアルコール消毒液ももっと使われていいと思うわけです。なぜなら、アルコール系は手指が荒れて、しみるからですね。脱脂力がアルコールは強いのですよ。手を守るべき皮脂がアルコ
年初からバタバタしていて、そんな隙間(すきま)時間に軽く読めるものをと書庫から選んだのが太宰治の『きりぎりす』という短編集だった。新潮文庫の一冊である。表題作以外に12編の小品が収められていて、どこから読んでも楽しめる。「無人島に持っていくべき本」に加えた
昨日義父が亡くなった。夫にそのことを伝えたけれど、あまり理解できないらしかった。義父は、昨年末まで元気だったのに、突然入院しそのまま年を越して亡くなったようだ。私は、入院したことを夫の妹から聞いていたので、驚きはなかった。というのも、義父はヘビースモーカ
お好み焼きには主に「大阪・関西風」と「広島風」そして「関東・もんじゃ風」があると私は認識している。※韓国の「チヂミ」や、京都の「一銭洋食」を仲間に入れてもいい。私がいちばん経験している「大阪・関西風お好み焼き」でも、お店によってやり方がずいぶん違うことに
今年は丑年なのに、塾の小学生から「犬」という漢字について訊かれた。つまりあの「`」(てん)はいったい何んだ?というのだった。実は、私も書道を習っていたときに、師範に同じことを尋ねたことがあった。あれは私がハイティーンのころだったから、この質問者の少女は、
冬休みも終わり、学校が始まったわけですが、子供たちを交通事故から守る工夫は、大人たちによっていろいろなされてきたわけです。私の子供の頃から、こんなものがありました。集団登校で班長さんが先導するときに携える「児童愛護旗」です。この旗に見覚えがあるでしょう?
幕府や大名の命を受けて、他国へ派遣され情報収集する人々を「隠密」と呼んでいるのは、時代劇でもおなじみだ。江戸幕府は将軍の「御庭番(おにわばん)」がその密命を受けていたとか、いなかったとか。テレビドラマ『暴れん坊将軍』ではそう描かれていた。「御庭番」は伊賀
雪舟(1420~1502?)は「日曜美術館」(Eテレ)でも何度か取り上げられている。「山水図」などが数点、伝わっており、ほとんどが国宝である。雪舟の絵は、一目見て「雪舟だ」とわかる特徴がある。一つは荒々しい岩の描き方である。浸食によって、丸く穴を穿たれた奇岩がそ
平成十七年が明け、長谷川直人から年賀状が届いた。私は博士号取得後、大学を追われるように辞めた。直人との婚約も私から辞退した。理由ははっきりしている。直人も、新しい女性と結婚し、二人の子どもの父となったらしいことが年賀はがきの家族写真でうかがえた。早くも、
教授が「何度も」と宣言したように、私たちの枕元の屑籠には三つのコンドームが捨てられた。「もう、堪忍してください」「ぼくも、もう打ち止めだ。寝よう」「はい」三度目の絶頂を後に、私たちは睡魔に襲われ、前後不覚に眠りに落ちた。翌朝、私は教授に起こされた。なんと
もうね、止まんないね。東京とその周辺県で、また関西でも大阪、兵庫、京都で感染者数が増え続けています。東京医師会は「緊急事態宣言は全国レベルで発しないと収まらない」とまで言います。一都三県だけで、それも飲食業界だけを締め上げても効果は限定的だというのです。
私の博士論文は、川瀬教授の口添えもあって査読会と審査会を無事通過し、ほぼ私の博士号は確定的になった。三月も半ばの頃だった。「横山さん、君の博士号を祝して、温泉旅行にでも行かないか?」「え?せんせと二人でですか?」「表向きは、家内と君とぼくの三人と言うこと
北摂にも春の兆しが感じられた。私の論文はすでに教授会の審査にかかっていた。もう「俎板(まないた)の鯉」の状態である。大学のキャンパスのある大阪府三島郡島本町は、清少納言が枕草子で「川は みな瀬川」と讃えた水無瀬川と淀川の接点であり、また京と大阪の接点でも
今年も明けました。でも昨年とは違った新年でした。新型コロナへの対処が消極的な方法しかとれない現状において、もっとも効果的なのは「人に会わない」ことです。それだけが真実として残りました。すると人間は「経済が成り立たない」と言って、人に会ってしまう。「両立」
土曜日は朝から雨だった。川瀬教授は、JR茨木駅前のロータリーにある郵便ポストの前で私に待てと言ってきた。だからこうしてコートの襟を立てて待っているのだが。今年のバレンタインデーに、直人とは別に教授にもちょっとしたものを贈った。それは普段から私が迷惑ばかりか
その晩、家に電話して帰りが遅くなることを母に伝え、私は直人のワンルームマンションに向かった。直人は、先に帰っているはずで、一緒に研究室を出てほかの人に私たちの関係を感づかれることがないように配慮していた。JR東海道線に揺られて、西大路駅で降りた。とっくに日
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