「西洋手まり潅木」*鞠花を 雪と降らせる 水無月の 冷気含みし 無情の風吹く庭に来た教授がつぶやくテマリカンボク・・・オオデマリなどと呼んでいたけど正式名称は「セイヨーテマリカンボク」というか・狭庭のスノーホール♪落下した花びらで地面は真っ白にこの花で朝に夕に楽
「高野山奥の院までの杉山の中」 *こんなにも 御大師(くうかい)慕ふ 古今人 供養 墓石の 海を歩けり行ってびっくりの光景!累々延々と大小無数の墓石、その類いの海!死しても空海師の近くでとの思いがひしひしと伝わってきました。敵味方、時代を超えて空
「旅の宿 ( 奥熊野川 川湯温泉 山水館 川湯みどりや)」 *宿にては 集めしパンフ 見開きて 読みてふむふむ 紀伊にどっぷり宿の脇を流れる大塔川、河原に露天風呂があります。湯気の向こうに人影が?ほどよく離れたところに女性用の露天風呂目をこらしてもよ
「中共ウィルス」 *面布つく 角狛犬に 睨まれつ巡りて可笑し 熊野の三山(みやま)マスクを覆面、もしくは面布と訳しました。思うに日本人はマスクが昔から好きですねボクは煩わしくて嫌いだけど今回はマスクの束を持参してのお出かけ、どこでもかしこでもマスク
「熊野本宮大社」 *箔の千木 熊野ふる神 ご鎮座に 社高処(やしろたかど)に きららきらめく よみがえりの聖地「熊野」三山は熊野本宮大社は西方極楽浄土・主祭神、家都美御子神を「阿弥陀如来」熊野速玉大社新宮は東方浄瑠璃浄土・主祭神、熊野速玉男神を「薬
「大斎原(おおゆのはら)熊野本宮大社旧社地」 *川中州 めぐりて仰ぐ巨大鳥居(おおとりい)八咫の烏が 今も導く熊野三山めぐり最後の宮です。熊野川・音無川・岩田川に挟まれた中州明治22年の水害により流出本殿は小高い山の方へ遷宮その跡に高さ33.9m、
「奥熊野川」 *瀞が淵 空を写すを 揺れ見れば 藍の色してその深きかな瀞峡(どろきょう)で船に、の予定でしたが昨年の台風で川底が変わってしまい、危険なので無期限停止代わりに吊り橋ユラユラを体験。参加者は怖がりばかり、そういう所が好きな添乗員とボクと
「那智の神瀧の聲を聴け」 *墜つ水の 聲音を聴けや 心せよ 鎮まる神の 御教えの在りこれも旅の記録、忘れるところでしたそろそろボケぽっくなってきて日々溜息吐息落ちて行く一方でありまするよ那智で聴いた滝のつぶやきも、なんか言ってたような・・・?
「熊野速玉大社のご神木 梛」 *速玉の 神木 梛(なぎ)を 来て覚ゆ 旅の護りと よすが賜へりこの木、針葉樹なんだって!そして史前帰化植物!ウィキに熊野三山系の神社では神木とされ、一般的には雄雌一対が参道に植えられている。その名が凪に通じるとして特に
「那智の瀧」 *真直ぐに 立てる熊野の 杉のごと 三筋落ち来る 水を追ひ見し神武以来どれ程のひとたちがこの滝を見たことでしょうね。日本の滝のイメージそのままです。映像で観るナイアガラやイグアスの滝・ヴィクトリアの滝などの圧倒的な水量、落差、大きさ
「熊野那智大社の石垣の花」 *再会の 那智の大社の 石積みに咲く花問えば 『姫の蔓蕎麦』 この花に再会ここでの案内人は信州小川村出身!♪お焼き談義のついでに訊いてみたら即座に「シメノツルソバ」と!♪正確には「ヒメツルソバ」胸のつかえが取れました♪調べたら
「熊野古道を少し歩いた」 *杉下の 那智の古る道 段なめら 脚を責めみる 修験真似事熊野本宮大社へたくさんの、修験者や参詣者が歩いた熊野参詣道・中辺路地区難行苦行の道をすこーし体験。日頃の徘徊の賜で疲れはしなかったけど杉が頭上を覆い昼なお暗き羊腸の小
「紀州勝浦の宿」 *磯を打つ 波のとどろを湯に聴かば 去にし日出で来 紀州の宿り桟橋から船に乗りチェックインのホテル浦島半島を利用した大きなホテルでした。温泉浴室が5つも、スタンプラリーするとお土産が・洞窟風呂が二つ「玄武洞」「忘帰洞」これがいいんだな
「内宮へ」 *杉太き 内宮きざはし 天照らす 将に神域 木洩れ日を受く数えれば今回で五回目行くごとに何かしら得ている気が・・・過熱気味な疫病報道そんな中でのお伊勢参りはお蔭参りは抜け参りなんでしょうね。まっ、ええじゃないか♪えじゃないか♪
「まずは外宮から」 *伊勢にまた 詣づることの 有り難や 弐拝弐拍手壱拝 祈り願ふは―・鳥居は遊び場だったよよじ登り、かくれんぼしめ縄はずしてブランコやターザンごっこ今は礼をするところとなりました今回は神仏混合の神域数え切れないほどの鳥居をくぐり
「伊勢駅へ着いた」 *次々と 見知らぬ家の たたずまい見慣れぬままに窓に過ぎゆく *鉄路降り 鳥居有する 駅に来て さすが伊勢なり おのず礼せる久しぶりに新幹線と電車とバスの旅タイトルが『美しき世界遺産 紀伊半島 伊勢神宮・熊野古道・熊野三山
「Go to 伊勢と熊野」 *眼(め)の闇に 熊野の山河 浮かび来る旅の終の 車中うたた寝コロナニュース渦巻く中ですが恐る恐る2泊3日のバスツア参加体験記。朝早く東京駅から名古屋まで新幹線で出発昨日今日、Go toの中止や延期ニュースが姦しいふむう・・・
「アーベントロートAbendrot夕焼け淺間山」 *冬向かふ 御影農道 西日焼け 淺間の裾へ 眩しみてゆく二週間くらい前の淺間山です軽井沢の千ケ滝から小諸まで水を引いて出来た田園地帯水源から30キロ近い御影用水慶安元年(1648年)今から約372年前の新田開
「柚木史子邸(軽井沢出身の作家 )」 *落ち葉積む 時の流れに 抗へぬ 要無き家は 解体待てり旧軽井沢の林の中落ち葉枯れ葉に埋もれてもう使われることもなくひっそりと取り壊しが決まったそうです家が覚悟を決めたようにも見えて・・・なんとも感慨深くしんみ
「ご近所は異界(徘徊)影」 *早や夕の 日脚となりし やま道に 少しわびしみつ 木々影を踏む慣れ親しんだ道でも時には見慣れない景色となるときが・・・霧の日、朝早く、夕方の 逢魔時(おうまがとき)嵐の時・・・いろんな姿を見せてくれますね。
「貞祥寺の仁王様にはてな?」 *長き世を 金網 中に 気張りゐし 増長・持國よ、 肩は懲らぬか山門で仏を護るのは普通は仁王様、金剛力士像なんだけど、貞祥寺は四天王のお二人増長天・持国天滋賀県の湖東三山 西明寺(さいみょうじ)もそうだった。何故なんだろ
「ネコに初雪」 *初雪を 七ヶ月 ネコに 踏ませみた抜き足差し足 耳が反りたり先日の初雪を体験させましたイカ耳してクンクンでもすぐ関心は頭上の鳥の影産まれて7ヶ月と少し、子猫ながら結構重いそりゃあそうだ、家族が大甘だもの♪運動させないとデブネコになっ
「渡り鳥って(避寒鳥? )」 *あし影を きたの水鳥 泳ぎゆく 温くあるらし信濃の水面 今頃の水辺は寒々しいさざ波を起こして風が吹き抜ける寒いのになんで水の上に?なんで潜るの?
「ご近所徘徊/淺間山の見えるところまで」 *ふゆ晴れに 吐く息 白し あさま嶺は 枯れ野はずれの からまつそきへ徘徊の癖、または徘徊するところの傾向なんとなく淺間山が見えるところへ行ってしまいます。癖なんでしょうか、習慣なのでしょうか。高いところ
「ご近所徘徊/白膠木耳附子(ぬるでみみふし)」 *枯れ乾く ぬるでみみふし なれの果て 藪野へ入りて 見上げ確かむよく見ればなるほど人の耳の形に似ているのもある虫コブです。撮るモノが少なくなりました、色香のない季節それでも歩けばなんかある、犬棒徘
「嗚呼・・・時間よ止まれ」 *あご撫でて 爪も伸びゐて 漠然と 時の流れを 気づき戸惑ふ不思議なものですね時間とは・過ぎて行く時間の早さを実感するときがあります。もうクリスマスの時期、そしてお正月が巡ってくるなんの不思議はないけれど・窓拭き
「ご近所徘徊/タンポポ」 *霜降りて もの皆萎へしに 黄花あり はてはてはてな なぜにたむぽぽ 寒くなったよ軽井沢まだ寒さになれていないから身にしみますよ。なのに、まだタンポポが咲く!?強いンだね~ど根性花感心しきりです。
「鳥の巣」 *北風に 揺るる揺りかご 落ちもせず いい仕事せし 君たちだあれ?裸木木末にまあるい塊?まさかあんな大きな虫コブはないよなあ・・・きっと鳥の巣に違いないでも小さく見える、小さい鳥さんにちがいないでもコガラ?シジュウカラ?ヤマガラ?特定出
「淺間山火山性地震続く(心配しないでね )」 *熱ありて白衣はだけし 淺間嶺は けふも黙々元気で御座る今朝の2020/12/01 信濃毎日新聞の記事によると火山性地震11/19 77回11/27 9回11/28 13回11/29 17回11/30 21回噴火警戒レベル2 火口周辺規制地震を感
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「西洋手まり潅木」*鞠花を 雪と降らせる 水無月の 冷気含みし 無情の風吹く庭に来た教授がつぶやくテマリカンボク・・・オオデマリなどと呼んでいたけど正式名称は「セイヨーテマリカンボク」というか・狭庭のスノーホール♪落下した花びらで地面は真っ白にこの花で朝に夕に楽
「エゴの花って・・・」*散り墜ちる 仲間真似して えご花は 吾も吾もと 地に積もりけり今はエゴの花の集団自決?朝からポロポロと花が落ちて地面は真っ白桜みたいです下向きに咲くエゴの花白雲木の仲間ですって。
「悼む」*あの方の 香典返しの 珈琲をすすりつ偲ぶ 在りし日々事先月逝ってしまったFBFひとってはかないものですねもう6月も半ばはやいものですでもあちらの世界で病から解放されて元気にお過ごしくださいと願っていまする。
「アカシヤの花の天ぷら」*あかしやの 池面に垂れる 花房に いずるは昔 食べし天ぷら・・・勤めてた頃この時期になるとよくお昼に食べたあのお店はもうない少し苦みあるパリパリ食感あらためてまた食べたくなったけどどこでやっているかなあ?
「木漏れ日マジック」*木漏れ日に 車休ませ ふと見れば 新車に見えたよ 中古車なれど山道で駐車して戻って車をみたら初夏の木漏れ日になんかいい感じで待っていたぼくの車近くへ寄ってみれば擦り傷だらけ、それに洗ってもいないのによしっ、今度洗ってあげよう。
「馬路村ゆずジュース」*爺友に ゆずのドリンク 飲ませたら 旨し旨しと 弾む午後なり♪二人の写真家がボクを呼び止めたカメラを持ってない?庭につれ込んで何でと咎めたら写真の葉書を配っているそうです『シマリスの楽園』竹澤久夫写真展2024/7/4~7上田サントミューゼ彼の
「中西翁から♪」*老の身に 飲むべしこれをと ゆずエキス 翁に賜る 土佐をごっくん♪翁の親戚の青年が馬路村にいます村おこししているらしい高知工科大学卒業し大学と協力して数々の製品を♪ちなみに我が家の長女も同大学卒縁があるね翁よサンクス♪SUNX♪
「工夫って楽しいワン♪」*発展は 技術の証 それはまた 人たるゆえん 工夫は愉し♪丸い天板が壊れたので破棄しょうとしたらひらめいた家にあった燃やそうとした板切れで天板を、ニスを塗ってガーデンテーブル復活不格好な出来だけど満足感♪
「早苗田(さなえだ)」*淺間嶺の 早苗の面の 影求め かわず脅し 畦をさ迷ふ田んぼに浅間山が映り込む早苗田です日中もいいけど夕方がいいですよ♪鳥やカエルが鳴き空が茜に鴨たちが羽ばたき大空を横切ります時にはキツネもトコトコとあぜ道に撮影する人の影がちらほら暑くな
「ネコと徘徊していると・・・」*甲高く 木の葉隠れに 鳴く鳥の 姿を追へば 呆呆と失せたりこのところしきりに鳴くウグイスやカッコー日に3度4度ネコにせがまれて外へ縄張りに入るとケキョッケキョッと警告鳴き青葉若葉に紛れて姿が見えませんまるで忍者のようですよ。巣山師
「マイヅルソウ」*雪笹に 似てるね君は 白く咲く 舞鶴草の 初夏かるいさは初夏の風っていいですよね緑の草木に浄化されて吹いてくるそんな気がします。巣山師の書
「梅雨待ち」*森虫の 鳴き聲こだま 初鰹 皐月も過ぎて 次は梅雨待ち梅雨が過ぎるまでストーブは片付けられない軽井沢です外より部屋の中の方が寒い?何でだろう?巣山師の書
「サンショウバラが」*雨止まば 山椒ばらの花ひらき 蜂を集める お店開店 枝を伸ばして大きな木になってしまった今年も雨に打たれながらも可憐、妖艶な姿で蜂たちを♪巣山師の書
「ネコ脱走」*脱走し 遊び呆けし 戻りネコ まったくまったく 猫って奴は――事件ですぼくの不注意でせっかく保護したネコに逃げられました探して探して一昼夜夜中に窓の外に心配をよそに元気まだ自由を楽しみたい様子チョメです。なんとか家人がだましだまし家の中へお
「花たちって」*春の花 全て咲きたり 皐月尽 時を違(たが)えぬ 草木不思議時には間違えて季節外れに狂い咲きするけどそれもご愛敬♪ヒューマンエラーはしょっちゅうだけどフラワーエラーも度々あるねまるで人みたいでも咲く時を知っている花たちひとは知っているのかどうか
「2024年6月1日」*空晴れて 空覆い来る 入道と 紛ふ雲湧く 水無月初日梅雨に入るのは6月梅雨が明ければ夏そんな過渡月6/2今日のお天気ときたら雨がしょぼしょぼと・・・もう梅雨入り?ストーブ点けてる軽井沢の朝です。巣山師の書
「一号台風」*こんな日は 珈琲・音楽 煙草増ゆ 一号台風 しとど雨降る崩れて熱帯性低気圧なに?根性無いなあでも雨が降ったりやんだり曇天こんな日は・・・です。巣山師の書
「サプリメント」*薄れゆく 髪と記憶に CMが やたら気になる 歳になにぬねの膝腰の痛みになんちゃら薄毛にかんちゃらなんちゃら不全にあんちゃら・・・人の弱みにつけこんでくるCM余計なお世話ありがた迷惑ご心配ありがとうね~♪このお花を小泉師が調べてくれのしたゲラニウ
「一日が長い春」*持てあます 春日のながき 昏れしぶり 夕日の中に 焦れて待ちたり 良寛さんじゃないけど春は一日が長い体力が持たない浅間山に沈む夕日を待っていましたなかなか陽が沈まない・・・暮れるのを渋っているかのよう♪巣山師の書
「皐月の異変」*大荒れの 皐月の異変 雨と風 しずく溜まるを ただただながむ各地で被害が・・・降ったんですね~風も!軽井沢は静かでしたが雨の日は風の日は人は花たちはうなだれてただ耐えるしかありまんねつぎは台風も来るって?巣山師の書
「驚きの超絶技巧、未来へ」*ひとの爲す 驚異手業の 超絶に 唯々魅入る 凡人吾は 観てきました、今日が最終日たくさんの方が行っていることでしょうね人間て、改めてすごいと思う医療、工業、文芸、宇宙に、ありとあらゆる分野で超絶した技術があふれていますオオタニさん
「目が・・・駄目」*目 疲れて 庭によろほふ 雨小やみ 蝉の飛び来て 松にうるさき 目に悪いねパソコンやテレビ新聞の小さな文字・使わない、見ない訳にはいかないし・・・こめかみを押さえたり眼窩を指圧・「薄皮の 頭蓋辿れば まざまざと 眉の骨 頬骨 顎骨 残るはこれか 」
「ご近所徘徊/ヤマボウシ」*初夏の彩 届かぬ高さに 山法師 間近撮りたい 真白出で立ちこの時期、木々がまっしろに!ヤマボウシですね他の草木の花と少し遅れて野山に、吾ここに在りと主張している今日は昨日とうってかわって晴天はつ夏の風夏色の野山と空清々しい軽井沢で
「降ったり止んだり」*咲き萎る 梅雨の花たち 哀れみて 庭に居ずれば またぽつぽつと――梅雨の小雨を見ているしかない今日この頃です花に嵐のたとえもあるぞ、サヨナラだけが人生サそんな言葉をつぶやいていますねん。巣山師の書
「短歌名言辞典を読んでますが・・・」*なむとなく 求めし古本 読み返し ふむふむふむ と 理解、 ありたりこの本600頁を越える分厚く重い寝る前に開いたところを読むのが寝る前の儀式不思議な本です、ふむふむと古今東西の蘊蓄が為になりますが寝て起きるとケロリ忘れてし
「同窓会余韻」*花を打つ 雨を見るのみ 梅雨の入り 電話のぬしも 余韻惜しめり 同窓会の後、友達らに電話した他の友からもかかってくるみんないい余韻にしたって居る様子話し足り無かったこと言いたかったこと想い出したことなどなどいろいろ♪巣山師の書
「望月で同窓会-3」*各々の 数多の稔り 持ち寄りし 喜寿の集いの 別れぞ哀しなんか別れるのが辛いなんでだろうねそれぞれの人生の稔り、経験、想い出、愛しき日々・・・お昼を食べておのおのの世界へ――。戻ってゆきました。巣山師の書
「望月で同窓会-2」*久久に 会えば今年は 喜寿だって!? なんや目出度や 乾杯我ら♪あの子もこの子も喜寿!はあ~・・・――時の早さが恨めしい終活の話をたくさん聞きました・・・ナニもしていないボクはちょっと焦るね同窓会している内に梅雨に・・・しょうがない雨でも
「望月で同窓会」*降りてくる 友ら見ていて ふと想う 『降りてゆく生き方』 将に そう しばらく滞っていたけど幹事長が元気そのものシナウィルスにやられても復活です♪巣山師の書
「淺間山雑感」*けむ見れば 想ふ天明 焼けくずれ 去にし災い うすれし おそれ火口が北側に向いているので煙や蒸気を上げているのがよく観察できるかってあの火口から――歴史に残る大きな噴火は685年の噴火は古事記に記され1108年に「天仁噴火」1783年に「天明の大噴火」
「明太子で喝!♪」*呆けんなと 辛き明太 贈られて 喝を入れらる 水無月珍事 ♪突然明太子がたくさん送られてきた!?何事かと慌てて福岡の友に電話したぼくの安否確認らしい♪ありがたく喜んで頂くことにしましたが――ぼくも心配される年ごろらしい、なんだかね~♪巣山師
「ご近所徘徊/オナガアゲハチョウ」*喪服調 尾長揚羽は黒ずくめ 弔問蝶と 呼んでもいいかな 見事に真っ黒な燕尾服初めて見ました翅が僧侶の着る薄物、絽みたい透けて涼しそう軽やかそして黒は誰にでもマッチするし黒は・・・百難隠す、のかもね。巣山師の書
「お月様」*何億回(否何兆回?) 欠けて満ちるを 経て来しや 水無月四日 空をあおげり当日はぼやぼやの満月昨日の深夜煌煌と天空を渡る月をみました思えば月って不思議な存在ですね平安の貴族達も見て詠った月が今も変わらず在ることを思うと一瞬でその場へ飛ぶような錯
「『ボタニカ』朝井まかて著」*植物の 鬼か仏か 奇人なり 希代のひと也 富太郎 牧野 小泉さんが貸してくれた本の読後感想です朝ドラ「らんまん」の主人公の評伝破天荒で並外れた行動力と経済感覚の欠如した男の一代記草木に憑依されたかのように植物学に捧げた偉人とその家
「ご近所徘徊/ハルゼミ」*はる蝉は 脱ぎし衣を 震わせて 雨止み嬉しか 頻り鳴くなり声はすれどもハルゼミもウグイスみたいになかなか見つからないもの抜け殻の上でしきりに鳴いているときにはうるさいほどの大合唱初夏の変わらぬ情景です。巣山師の書
「雨の大手毬」*ふり続く 庭にいち日 おお手まり ふくらみ重く たへるしかなく・・・昨日は軽井沢でも雨降りのいち日でしたが被害もなさそうで、安堵列島は大変な様子・・・今朝は薄曇り、道路も乾きはじめました。台風一過?暑くなる?徘徊は様子見ですね。巣山師の書
「五月尽」*延びあがる しろ花鉄仙 五月空 雲もゆくゆく 春もゆくかや 雨ですね~このまま梅雨入りなのかな早いものですもう春とは詠えない雨をながめてぶつぶつしてましょうか♪巣山師の書
「ご近所徘徊/コトラガ」*草むらを ゆけば飛び出す 小蟲たち 蝶かと紛う 蛾を見つけたり 初めて会った気がするボッ~と生きてきたからなあ・・・調べたらコトラ蛾というお腹のところが虎縞模様、なるほどね広げた翅がきれい、閉じたらそれが見えなくなる共に生きとし生ける
「ご近所徘徊/ハナヒョウタンボク」*木に真白 花ひょうたんが 一斉に 雪の記憶か 積もるがに咲くこの花も毎年詠わずにはいられない何処にでもあるという木ではないというそれがご近所に自生しているのを知ったのは最近のこと氷期から残る木というのも気に入っているですよ
「ご近所徘徊/ベニシジミ蝶」*歩くごと 撮って撮ってと 「紅しじみ」 行くて止まるよ 路傍の蝶は 時には人なつっこい蝶にゆきあうぼくのカメラ、レンズ、腕では小さな虫や蝶を巧く撮れませんたいがいスルーしてたけどこの時の蝶はまとわりついて子犬のよう♪巣山師の書