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Scientific Boxing https://blog.goo.ne.jp/asikawasensei2/

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

asikawa
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2013/12/23

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  • 観戦記~デオンティ・ワイルダー vs アーサー・スピルカ~

    WBCヘビー級タイトルマッチ王者:デオンティ・ワイルダーvs挑戦者:アーサー・スピルカ試合結果:ワイルダー9RKO勝ち●所見~ワイルダーの場合~攻撃において成長が見てとれた。しかしながら世界H級王者に”成長”とはいささか失礼か。ならばスキルUPとしよう。特に右ストレートは真っすぐ、フック気味、アッパー気味に打ち放し、真っすぐ引く、時にバックステップ、回りながらと意図的に変化をつけていた。以前は腕力が入り空振りでバランス崩したりしたがこの試合は適度な腕力とシフトウェイトでパンチングパワーに変換していた感じ。ウェイトをやや重くした事も効果的に作用している。もしかするとフィジカルアドバイザーを取り入れたかも。フィニッシュブローは相手の軌道を知った上で避けながら下を向きながら打つカウンター。山中がvsダルチニアンで多く...観戦記~デオンティ・ワイルダーvsアーサー・スピルカ~

  • 観戦記~ウラジミール・クリチコ vs タイソン・フュリー~

    WBCヘビー級タイトルマッチ王者:ウラジミール・クリチコvs挑戦者:タイソン・フュリー試合結果:フュリー判定勝ち●所見~クリチコの場合~最もな敗因は体格差の不得手。自身よりも長身長リーチの相手に対応出来なかった。どの様に対応出来なかったか、と言うとジャブに着目した場合、ジャブは基本的に初心者が教わる様に軸およびスタンスを前に移動させながら打つがこの選手は後ろ足を残したまま(後ろ足を着地したまま)前足を踏み込みながら打つ。前者の長所はステップインが伴えば遠距離からの打ち込みが可能で続く右ストも後足のキックを利かせられ、また、両足の着地の勢い(反動)で他のパンチを強く打つ事もできる。短所はバランスをバランスごと移動させるので着地で崩れ易くエネルギーロスも大きい。長所を代表するボクサーはSR・レナード、R・ロペス、M...観戦記~ウラジミール・クリチコvsタイソン・フュリー~

  • 観戦記~三浦隆司 vs フランシスコ・バルガス~

    WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ王者:三浦隆司vs挑戦者:フランシスコ・バルガス試合結果:バルガス9RTKO勝ち●所見~三浦の場合~1Rトラブルに落ちた最初に食った右フックは相手のスピード、スキルが上回り、その対応を調整する中で、また、サウスポーがvsオーソに苦手とするものなので仕方なしの感もある。但しその後の食い方が悪い。ディフェンス出来ない程のダメージかもしれないが右アッパー、左フックとまともに食った。辰吉氏がvsサラゴサⅠの1R、あるいはトレーナーの葛西氏が同地でのvsセルメニョⅠの様だった。帝拳おなじみの成田キャンプの走り込みで鍛えた足腰により何とか堪え立ち直ったが。相手の右ストをダックした頭の位置で食うシーンが多かったが相手が合わせているのか偶発的相性が悪いのか。ダメージ負うと左ストが出なくなる...観戦記~三浦隆司vsフランシスコ・バルガス~

  • 観戦記~井上尚弥 vs ワルリト・パレナス~

    WBOスーパーフライ級タイトルマッチ王者:井上尚弥vs挑戦者:ワルリト・パレナス試合結果:井上2RKO勝ち●所見~井上の場合~シフトウェイト、ボディバランスが素晴らしい。1R前半のステップワークは相手が2歩踏み込んだならば2歩ステップバックし、相手が前に出たならばサイドステップ。自身がベストで打ち込む距離感を保った上で相手の踏み込みに対し必要最小限でステップする。2R1回目のテイクダウンを見るに相手のガードの上からでも薙ぎ倒す程のパンチ力はウェイトがよく乗っているから。現代では腰を回さず肩甲骨で打つ事も良しとされるがやはり腰を回転しウェイトを乗せて打つと重く強く破壊的になる。この選手は腰がしっかり回りピンポイントでウェイトが乗るジョルトパンチとなる。ジョルトは前屈みになったりバランスを崩し易いが軸を保ったまま打...観戦記~井上尚弥vsワルリト・パレナス~

  • 観戦記~内山高志 vs オリバー・フローレス~

    WBAスーパーフェザー級タイトルマッチ王者:内山高志vs挑戦者:オリバー・フローレス試合結果:内山3RKO勝ち●所見~内山の場合~左ボディブローはフックか?アッパーか?明確な定義はないがどちらに決める事は出来る。単に軌道なのだ。横から打てばフック、下から打てばアッパー。本人はどちらを意識するものではなく相対位置、相手のガード、打つ時の肘の入れ方等で決まる。ベネズエラ人をKOしたパンチはフック、この試合ではアッパーと判断する。この選手のスタイルとしてはアッパーの方が強く打てるのではないだろうか。なぜなら返しのパンチよりも一発目のパンチが強いから。殆どの試合は一発で決める、一発目でトラブルに落としている。溜めて打ってなく、ナチュラルに溜めが発生している。フックは一発目として打つにはアッパーよりも工程が多い。だからア...観戦記~内山高志vsオリバー・フローレス~

  • 観戦記~村田諒太 vs ガナー・ジャクソン~

    ミドル級10回戦村田諒太vsガナー・ジャクソン試合結果:村田判定勝ち●所見~村田の場合~スタイルにおいて長所の強化改良を踏ま優れたトレーナーを雇ったりしているが余り変わらないように思う。絞り、斜をしっかり決めたフォームから力の籠ったジャブ、ワンツーはバシッ、バンバーンと威力的に感じられる。右肘を引き体を開き打つロングの左ボディアッパーは出色。各パンチは元々パワーがあるからそれなりに効かせる、しかし攻防にパターンがある。それは相手にとって読み易く、自身にとって変える事が難しい。自身は客観的にどう思っているのか。試合後の表情を見るに納得も満足もしてないだろうが今後、スタイルは変わらない(変えない)だろう。世界挑戦は近い?GGG?それはない。A・リー?相性悪そう。ジェイコブス?う~む。●所見~ジャクソンの場合~相手の...観戦記~村田諒太vsガナー・ジャクソン~

  • 観戦記~ミゲル・コット vs サウル・アルバレス~

    WBCミドル級タイトルマッチ王者:ミゲル・コットvs挑戦者:サウル・アルバレス試合結果:アルバレス判定勝ちボクシングは進化している(進化した)と言われる。その通りと思う。進化に伴い変化もしている。進化を説明するには端的には収まらないので変化を説明する。説明するには過去の試合を引き合いに出す方法が良い。どの試合がよいか?コットのスタイルはアウトボクサー的なボクサーパンチャーで左フックが強く得意。カネロのスタイルは総合的に纏まったボクサーパンチャーで右カウンターが得意。同スタイルの試合を探す。せっかくなのでプエルトリコvsメキシコの図式にしよう。E・ロサリオvsJC・チャベスちと違うH・カマチョvsJC・チャベスプエルトリコが全然違う。F・トリニダードvsLR・カンパス共に全然違うあった。W・ゴメスvsZ・サンチェ...観戦記~ミゲル・コットvsサウル・アルバレス~

  • 試合予想~ミゲル・コット vs サウル・アルバレス~

    WBCミドル級タイトルマッチ王者:ミゲル・コットvs挑戦者:サウル・アルバレス●基本要素比較※相対比較でなく絶対比較例えばパンチにおいて相対では10:9となるが絶対ではGGGがいるので数値は落ちる。スピード:8:8パンチ:9:8連打(コンビ):9:8ディフェンス:8:9タフネス:7:9スタミナ:8:9スキル:9:8戦術:8:9フットワーク:9:8カウンター:9:8合計:84:84●展開予想各要素は質は違えど相手に対する効果は然程違わない。ポイントとなる要素はフットワークとタフネス。1Rからコットは跳ねる様なフットワークで攻撃を急がずに戦う。カネロは積極的に攻撃する意図。レナード(コット)vsハーンズ(カネロ)Ⅰの様でなく、ホリ(コット)vsボウ(カネロ)Ⅱの様な序盤。コットはゆったりと前後左右上下に動き、カネロ...試合予想~ミゲル・コットvsサウル・アルバレス~

  • 観戦記~井岡一翔 vs ファン・カルロス・レベコ~

    WBAフライ級タイトルマッチ王者:井岡一翔vs挑戦者:ファン・カルロス・レベコ試合結果:井岡11RKO勝ち●所見~井岡の場合~9Rの攻撃は圧巻だった。良い所3つ。①ストレート連打で打ち捲るシーン。トレーニングでトレーナーの抱えるバッグに打つ動きと同じ。試合になると強く打つ、的確に打つを意識し、距離を詰めて連打し、相手がひとしきり耐えた後にパコーンとフックを食ったりしがちだが距離感は守り、速く多く連打した。一度相手がフックを振ってきたがしっかりとスウェイした。②ストレート連打ではガードされ易く、クリーンヒットし難いと見るやフック連打に切り替えた。相手は前にガードを置いていたので横の隙間から顎に多くヒットした。終盤のR内での攻撃パターンの切替えは容易ではない。それをやってのける能力、冷静、インテリジェンス。③9R終...観戦記~井岡一翔vsファン・カルロス・レベコ~

  • 観戦記~チャールズ・マーチン vs ビチャスラフ・グラスコフ~

    IBFヘビー級タイトルマッチチャールズ・マーチンvsビチャスラフ・グラスコフ試合結果:マーチン3RKO勝ち●所見~マーチンの場合~ヌ~と棒立ちで動きも軽くないながらパンチがヒットするのは意外にハンドスピードがあるから。そのハンドスピードはアリの様に肩から拳までの腕全体が速いものでなく、肘から拳までが速い。いわゆる打ち出しからヒットポイントまでの後半が速い。相手としてはタイミングが狂い、長いリーチで伸びて来るからよけ難い。3Rはヒットしたのかしてないのか判らぬ内にTKO勝利となった。しかし評価しづらい新王者だ。低消費スタイルに加え自身が認識してない身体能力を持っていそうで天然タフネスもありそう。今後どんな存在となるか?●所見~グラスコフの場合~3R右フックをブロックし後方にシフトウェイトした時、前足を踏まれていた...観戦記~チャールズ・マーチンvsビチャスラフ・グラスコフ~

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