この4月から東京都の某国立大学で助教になりました.10月に合併予定のあの大学です.研究者を目指してから始めたこのブログでこのような報告ができてとてもうれしいです.4月スタートの新規研究室に着任したこともあり3月末に帰国してから研究室の立ち上げ業務に奔走していま
理論化学系志望の大学生が、主に身の回りの出来事や学習記録について綴っていきます。
この4月から東京都の某国立大学で助教になりました.10月に合併予定のあの大学です.研究者を目指してから始めたこのブログでこのような報告ができてとてもうれしいです.4月スタートの新規研究室に着任したこともあり3月末に帰国してから研究室の立ち上げ業務に奔走していま
ブログ開設から10年が経ちました!10年目はアメリカからの更新です.遠い所へ来たものだ...海外学振に補欠繰り上げ採用されたということで,米国のイェール大学に特別研究員としてやってきました.渡米してしばらく経ちましたが,博士研究員として研究に集中するにはアメリカ
1月末に投稿した論文が,人生初のJACSに掲載されました!しかも,Spotlights on Recent JACS Publiationとカバーピクチャーに採択されるというオマケ付きです.また,これとは別に学生さんとの共同研究がChemistry Lettersにアクセプトされました.学振提出前にアクセプトが
海外学振に採用されていました.2月末に補欠の繰り上げが決まったのです.ということで3月に入ってからは渡米に向けた諸々の事務手続きを行っていました.就労ビザが発行されていないためまだ出国はしていませんが,近いうちに日本を発つと思います.タイトルも「海外学振編
少し遅れましたが...あけましておめでとうございます.今日は最近の論文執筆状況について.まず,年明けに原著論文を1報投稿しました.博士論文に目途が立ったころから本格着手を始めた研究で,これまでとはガラッと変わったテーマです.余計なこと(学位取得のdeadline)を考
十年一昔と言いますが,このブログも10年目に突入しました!正直なところ,ここまで続くとは思っていませんでした(笑)博士論文という壁はありましたが,基本的にこの一年も研究をエンジョイできました.10年目も同様に楽しく研究生活を送りたいと思います.それではこの辺
学振の結果で界隈が賑わう季節がやってきました!今年度の僕は学振PD(DC2切り替え)という立場でしたので,次年度以降の職を求めて,この4~5月は学振PDと海外学振の書類作成に勤しんでいました.今年は恐らく,学会期間中に結果が発表されるだろう...ということで出張先でずっ
キッカケは大学一回生の5月ごろ,有機化学の教科書を読んでるときでした.「化学反応はなぜ,進行するのか?」これを理解する準備のために物理化学の勉強が始まりました.量子化学という分野を知ったとき,雷に打たれるような衝撃を受けました.自分の進む道はこれだ...と.
3月分の更新です.タイトルにもあるように,先月投稿した共著論文がアクセプトされました!今年度に入って4報目,かなり調子が良いです.それと,1月にアクセプトされた論文(これもChemical Communication)がBackside coverに採用されました.絵の専門家に書いてもらった表紙
月1回は更新しようという試み.今月で5か月目に突入...!!さて,タイトルにもあるように後輩との共著論文を投稿しました.投稿先は,以前査読に2か月かかった某communication誌ですが,今回は投稿からちょうど2週間で返ってきました(笑)Minor revisionで,きちんと対応し
あけましておめでとうございます.現所属で3本目の筆頭論文がアクセプトされて,無事,学位申請条件をクリアしました.学位申請の締め切りが1月6日,アクセプトは1月5日とギリギリの勝負で冷や汗ものでしたが,何とか勝ちました.今回はChemical Communicationsという化学の
博士論文公聴会(いわゆる"Ph.D. Defence")が終了しました!聴衆が全員,有機合成が専門という場で,物理化学の人間として発表してきました.合成の専門家にとって挑発的な発表をしたので会場の雰囲気は若干ピリついていましたが(指導教官曰く「少し攻めすぎたかも(笑)」),
博士論文の公聴会まで残すところ一週間となりました.せっかくなので,今のリアルな心境を語っておきましょう.正直なところ,全く緊張感が無くのびのびと過ごしています.これは恐らく,2週間前に論文を1つ投稿してから完全に研究をストップして,博士論文の準備に取り組ん
当ブログですが今月で9年目に突入しました.ブログ開設当時は大学一回生の秋.「理論化学者になるまでの道のりを記そう」というモチベーションで学習記録等を投稿し始めました.あれから8年.アプローチ方法は理論化学から「理論化学と実験化学の融合」へとグレードアップ(
一年ぶりの更新...!!気が付けば博士課程も3年目,修了が近づいてきました.近況ですが,今年に入って2報論文が出ました.一つは共同研究で,Smallという雑誌に掲載されました.自分がメインでない研究で論文を出すって初めての経験でしたが,それぞれの得意分野をうまく分担
気づいたら一年以上放置していた....どうもお久しぶりです.博士課程も2年目に入りました.新しい環境,分野にも慣れて順調に研究生活を送っています.タイトルにもありますが,ラストチャンスの学振DC2に採用されました.2年間の採用なので,学位取得後も1年間有効!という
平成最後ってことで更新してみました。4月から新天地で博士課程に突入!3月末の移動前は若干ブルーな気分でしたが、配属3日くらいで慣れました(笑)最近は学振(DC2)に追われる日々ですが、まぁ何とかやって行けそうです。今年こそは通さねば…!!それではこの辺で~(^_^)/
修士課程も終わり間近!明日はいよいよ学位授与式です。ドクターからは新たな研究分野に飛び込むため、理論化学を研究できるのもあと数日。心残りが全く無いといえば嘘になりますが、修士の間で大分鍛えられたし、この界隈に爪痕もしっかり残せたと思う。4月からしばらくは
修士号ゲットのための一大イベント、修論審査会が終わりました。一大イベントとは言ったものの、基本的に実験系の教授たちしか質問しないので、普段の学会と違って激しい攻防もなく、全く緊張せずに無難にやり過ごしました。一般的にはこれで「春休み突入!」といったところ
平成最後の大晦日ってことで記念に(?)更新。最近(ここ一ヶ月ほど)はJournalに投稿する論文の執筆をひたすらやってました。データの整理は終了したので、あとは全体の流れを決めるためにIntroductionを考えるという段階ですが、やはりここには時間がかかります。3週間ばかり
パソコンの故障やパスワード紛失のため数カ月ぶりの更新。この間色々あったので大きなイベントを中心に(夏頃から)振り返ってみます。その1:分子科学若手の会(夏の学校)に参加今年度は運営役員として参加しました。去年知り合った友人とはより親交を深め、また新たな友人も
ここ3日分ほどの日記.40日目.朝起きると,昨夜遅くに指導教官へ送った研究計画のコメントが届いていた.計画は概ねOKで,残る自己評価と細かいところの修正をしようということだった.とりあえず一安心.大学へ行って作業を進める.夕方からは指導教官と研究相談.細かいデ
今回もまとめて.35日目.研究計画のコアになりそうなところで確信を持てないところがあったのでひたすら論文を読んで根拠になりそうなところを探して1日が過ぎる.帰り間際に良さそうな文献を見つけたので家に持ち帰り.36日目.GW最終日.今回のGWは研究生活が始まって以来
自宅のパソコンが壊れていたので数日ぶりの更新.31日目.研究計画に頭を悩ます.ここしばらくの勉強のおかげか計画の意義は見いだせたが,具体的な方針が何かセコいと感じてしまって停滞.夜は研究室の同期みんなで飲みに行くなど.そのまま研究室に泊まる.32日目.研究室
30日目.今日は8時ごろに起床.一応祝日なのと,家でも研究室でもやることが同じ(某振のための勉強)になりそうだったので,家で論文を読んで過ごす.途中,読書や自転車に乗ってフラフラすることで気分転換をするなど.今日の勉強で悩みごとの1つが解決できたので,とりあえ
29日目.今朝は9時ごろに起床.今日は大学に行かないと決めていたので,昼までゴロゴロと本を読んで過ごす.天気が良かったので昼食後は自転車でフラフラと走り回る.近所の川で立派な鯉のぼりが上がっていて,季節の移り変わりを感じる.カラオケ,古本屋なども巡って帰宅.
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この4月から東京都の某国立大学で助教になりました.10月に合併予定のあの大学です.研究者を目指してから始めたこのブログでこのような報告ができてとてもうれしいです.4月スタートの新規研究室に着任したこともあり3月末に帰国してから研究室の立ち上げ業務に奔走していま
ブログ開設から10年が経ちました!10年目はアメリカからの更新です.遠い所へ来たものだ...海外学振に補欠繰り上げ採用されたということで,米国のイェール大学に特別研究員としてやってきました.渡米してしばらく経ちましたが,博士研究員として研究に集中するにはアメリカ
1月末に投稿した論文が,人生初のJACSに掲載されました!しかも,Spotlights on Recent JACS Publiationとカバーピクチャーに採択されるというオマケ付きです.また,これとは別に学生さんとの共同研究がChemistry Lettersにアクセプトされました.学振提出前にアクセプトが
海外学振に採用されていました.2月末に補欠の繰り上げが決まったのです.ということで3月に入ってからは渡米に向けた諸々の事務手続きを行っていました.就労ビザが発行されていないためまだ出国はしていませんが,近いうちに日本を発つと思います.タイトルも「海外学振編
少し遅れましたが...あけましておめでとうございます.今日は最近の論文執筆状況について.まず,年明けに原著論文を1報投稿しました.博士論文に目途が立ったころから本格着手を始めた研究で,これまでとはガラッと変わったテーマです.余計なこと(学位取得のdeadline)を考
十年一昔と言いますが,このブログも10年目に突入しました!正直なところ,ここまで続くとは思っていませんでした(笑)博士論文という壁はありましたが,基本的にこの一年も研究をエンジョイできました.10年目も同様に楽しく研究生活を送りたいと思います.それではこの辺
学振の結果で界隈が賑わう季節がやってきました!今年度の僕は学振PD(DC2切り替え)という立場でしたので,次年度以降の職を求めて,この4~5月は学振PDと海外学振の書類作成に勤しんでいました.今年は恐らく,学会期間中に結果が発表されるだろう...ということで出張先でずっ
キッカケは大学一回生の5月ごろ,有機化学の教科書を読んでるときでした.「化学反応はなぜ,進行するのか?」これを理解する準備のために物理化学の勉強が始まりました.量子化学という分野を知ったとき,雷に打たれるような衝撃を受けました.自分の進む道はこれだ...と.
3月分の更新です.タイトルにもあるように,先月投稿した共著論文がアクセプトされました!今年度に入って4報目,かなり調子が良いです.それと,1月にアクセプトされた論文(これもChemical Communication)がBackside coverに採用されました.絵の専門家に書いてもらった表紙
月1回は更新しようという試み.今月で5か月目に突入...!!さて,タイトルにもあるように後輩との共著論文を投稿しました.投稿先は,以前査読に2か月かかった某communication誌ですが,今回は投稿からちょうど2週間で返ってきました(笑)Minor revisionで,きちんと対応し
あけましておめでとうございます.現所属で3本目の筆頭論文がアクセプトされて,無事,学位申請条件をクリアしました.学位申請の締め切りが1月6日,アクセプトは1月5日とギリギリの勝負で冷や汗ものでしたが,何とか勝ちました.今回はChemical Communicationsという化学の
博士論文公聴会(いわゆる"Ph.D. Defence")が終了しました!聴衆が全員,有機合成が専門という場で,物理化学の人間として発表してきました.合成の専門家にとって挑発的な発表をしたので会場の雰囲気は若干ピリついていましたが(指導教官曰く「少し攻めすぎたかも(笑)」),
博士論文の公聴会まで残すところ一週間となりました.せっかくなので,今のリアルな心境を語っておきましょう.正直なところ,全く緊張感が無くのびのびと過ごしています.これは恐らく,2週間前に論文を1つ投稿してから完全に研究をストップして,博士論文の準備に取り組ん
当ブログですが今月で9年目に突入しました.ブログ開設当時は大学一回生の秋.「理論化学者になるまでの道のりを記そう」というモチベーションで学習記録等を投稿し始めました.あれから8年.アプローチ方法は理論化学から「理論化学と実験化学の融合」へとグレードアップ(
一年ぶりの更新...!!気が付けば博士課程も3年目,修了が近づいてきました.近況ですが,今年に入って2報論文が出ました.一つは共同研究で,Smallという雑誌に掲載されました.自分がメインでない研究で論文を出すって初めての経験でしたが,それぞれの得意分野をうまく分担
気づいたら一年以上放置していた....どうもお久しぶりです.博士課程も2年目に入りました.新しい環境,分野にも慣れて順調に研究生活を送っています.タイトルにもありますが,ラストチャンスの学振DC2に採用されました.2年間の採用なので,学位取得後も1年間有効!という
平成最後ってことで更新してみました。4月から新天地で博士課程に突入!3月末の移動前は若干ブルーな気分でしたが、配属3日くらいで慣れました(笑)最近は学振(DC2)に追われる日々ですが、まぁ何とかやって行けそうです。今年こそは通さねば…!!それではこの辺で~(^_^)/
修士課程も終わり間近!明日はいよいよ学位授与式です。ドクターからは新たな研究分野に飛び込むため、理論化学を研究できるのもあと数日。心残りが全く無いといえば嘘になりますが、修士の間で大分鍛えられたし、この界隈に爪痕もしっかり残せたと思う。4月からしばらくは
修士号ゲットのための一大イベント、修論審査会が終わりました。一大イベントとは言ったものの、基本的に実験系の教授たちしか質問しないので、普段の学会と違って激しい攻防もなく、全く緊張せずに無難にやり過ごしました。一般的にはこれで「春休み突入!」といったところ
平成最後の大晦日ってことで記念に(?)更新。最近(ここ一ヶ月ほど)はJournalに投稿する論文の執筆をひたすらやってました。データの整理は終了したので、あとは全体の流れを決めるためにIntroductionを考えるという段階ですが、やはりここには時間がかかります。3週間ばかり
この4月から東京都の某国立大学で助教になりました.10月に合併予定のあの大学です.研究者を目指してから始めたこのブログでこのような報告ができてとてもうれしいです.4月スタートの新規研究室に着任したこともあり3月末に帰国してから研究室の立ち上げ業務に奔走していま