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アトリエ10美術研究所 https://atelier10.blog.fc2.com/

文京区にある子どもの絵画造形教室です。 楽しい作品をご紹介。

大人顔負けのセンスにびっくりしたり、子どものころを思いだしたり・・・きれいで楽しい作品をご紹介しています。

アトリエ10美術研究所
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2013/10/05

  • 浅草寺雷門の大ちょうちん

    外国の友だちを浅草に案内するのでそのときいっしょにどおかな?お父さんからそんなおさそいがあったそうです。行ってみたーい。もちろん作者もはじめてです。テレビではみたことがあるけれど、こんなに大きかったの?雷門のなかにつりさがっている大提灯にあらためてびっくりです。ここは人気のスポットなので外人も多く、ケイタイで写真をとる音がカシャッ、カシャッ。わたしも今日の記念に・・カシャッ。そのときの写真をもとに...

  • だいすきなもの

    だいすきなものってなにかな。・・えっ、そんなにあるの?じゃあ、アトリエのなかでだいすきなものがあれば絵にしてみようね。作者は保育園にかよう女の子。ひとつめはくまさん。両手でかかえるほどの大きなくまさんは、男の子にも、おとなの人にも人気があります。ふたつめもすぐにわかりますね。にんぎょひめです。このものがたりは最近知ったそうです。それだけに作者にとってはただの人形ではなくなりました。この日はたまたま...

  • ピエロが空をとんできた

    な、なんだ、あれは!そんなにおどろかないでくださーい。みんなー、いいわね、笑顔でパフォーマンスよ。はーい、はーい!作者は小学3年生の女の子。質問していいですか?どうぞー。どうして口をとじてわらっているんですか。  だってこんなとき口をあけてわらうと空気をのみこんで、おなかがぱんぱんになってしまうからでーす。色変わりになっているピエロの洋服になにか意味があるんですか?もちろんあります。ほら、両手...

  • 花と松ぼっくり

    大人のアトリエから鉛筆淡彩のご紹介です。今回の主役は影です。影のなかに感じられるかすかなビブラート。それを鉛筆の濃淡だけでいかに美しく表現できるか。霧のなかにおぼろげに見えてくるような花影のはかなさ。茎がつくりだした水平にひろがる影に対して、花と松ぼっくりの影はそれから離れるようにななめ下へと、三連符のようにつながりながらおりていきます。このかすかな和音を絵のなかにもひびかせたい。それを感じとって...

  • こんなふねにのってみたい

    これですか?そっちじゃありませーん。わかってます。こちらはタグボートといってあんないをするやくめなんですからね。でも、のれるのならそれでもいいかなぁ・・。作者は小学1年生の男の子。自分でかいた絵なんですからえんりょせずにいちばんいい部屋をおえらびください。それじゃあ、ここがいい。たしかに見晴らしはよさそう。鉄はそのままだとしずむけど、船のかたちにすると浮くんだ。作者はそんな知識を披露(ひろう)して...

  • わたし・・ ちょうちょです!

    わたし、ちょうちょです。あなたは?ぼく、ただの虫です。ウィンクなんかされてもこまってしまうなぁ。作者は小学1年生の女の子。テントウムシだってすぐにわかったわ。はずかしがらなくてもいいのに。ダイヤモンドやルビー、星やエメラルドがきらきらとひかっているこのはねをみなさんにみていただきたいの。たくさん宝石がついていても重たいなんてことはありません。 てんとう虫くんのためにひとりファッションショーです。ど...

  • ぞうさん ぞうさん おはながながいのね

    いまでもこの歌、だいすきです。いまでもっていうことはあかちゃんだったときからっていうこと?作者は小学2年生の女の子。いいな、いいなー。そんな歌があって。ライオンくんはうらやましがっています。おたんじょうびにあつまってくれてありがとう。ぞうさんが長いはなを空にむけて水をまくときらきらとにじがあらわれました。わ、わッ、すごーい。こんな近くで見られるなんて。だけどぞうさんってはなが長いだけじゃなくてから...

  • ぼくのかいたこいのぼり

    すごい高さだね。マンションの10かいとおなじなんだ!ふきながしがこんなにゆれている。みんないっしょうけんめいおよいでいて、さぼってるのなんて、いないね。みんなに見てもらってきもちがよさそう。え、窓のところじゃなくてまだいるの? どこ、どこ?見ぃーつけた!(絵のいちばん下のところです)じゃあ、こんどはいちばんなかのいいっていうこの友だちを紹介してね。あっ、花びらがふってきました。いい香りがあたりいちめ...

  • メリーゴーランドは夕やけ

    もえてるみたい。まっ赤だものね。 ほんと。でも、夕やけってぜんぜんあつくなーい。あつかったらたいへんですよ。やきとりになってしまうじゃありませんか。ええ? それじゃああっちは、やきくじらなの?キャーッ!作者は小学1年生の女の子。水彩。ぼ、ぼくはどうなの?キャー、キャーと笑いころげる声はしばらくはとまらないでしょう。でも、いちばん星がかがやき、ゆっくりと夕やみがおりてきます。夕やけとともに去って...

  • 月の美しい夜にはファッションショー

    みなさんが寝静まったころアトリエのなかではファッション人形たちのファッションショーがひそかにひらかれていたのです。ついにつきとめました。作者は小学2年生の女の子。水彩。みんなには、ないしょにしておきますからそのかわりに・・みせてくれませんか?あらら! どうしましょう。いいんじゃないの。見てくれるひとがいれば楽しいし・・。でも毎日ではないの。みかづきが窓のむこうに見えるときだけなの。それでいいのなら...

  • オルゴールからうまれた恋

    フランス製の陶器でできた小さなオルゴール。かわいらしい音をたて、くるくるまわり、きれいなメロディーをかなでます。そこからモーツァルトが活躍していた時代へとイメージがひろがり、恋人たちの姿がうかんできました。作者は中学生。油彩。バイオリンをひいているこの姿がなんともかわいらしい。こどもにはバイオリンをならわせたいなぁ。将来、いいパパになりそうなやさしい表情をしています。あら、わたしはだんぜんピアノが...

  • ゆれてる、ゆれてる、地震みたい!

    あっ、そんなことしたら、つぶれてしまうじゃないの。おねえさんと妹がえがかれていますが、この絵の作者は小学3年生の姉のほうです。水彩。  ふたりが立っている場所はどこだと思いますか。ちょっとむずかしいかもしれませんね。こうすればどうでしょう。そう、そのとおり。ふたりは巨大なプリンのてっぺんに立って、目の下にひろがる「スイーツ なりきりキャラワールド」をながめています。かわいいキャラがスイーツにな...

  • 窓をあければフラミンゴがみえる

    窓をあければフラミンゴがみえる。 えッ、ほんとう?もちろんほんとうだよ。ほら。作者は小学1年生の男の子。水彩。すごいなぁ! 飼ってるの?そう言ってみたくなる気持ちはわかります。でも窓をあけるとこんな景色が目にとびこんできたらなんとたのしいことか。カラスでも、はくちょうでもなく、フラミンゴというところがすばらしい。フラミンゴだとすぐにわかるのは脚(あし)です。平行(へいこう)とか、垂直(すいちょく)...

  • 毛糸玉にふれるよろこび

    毛糸玉には春には春の、秋には秋の、それに触れるよろこびがあります。軽くてやさしい手ざわりを思い出してください。大人のアトリエから鉛筆画のご紹介です。ここには三つの毛糸玉がたくみな描写でえがき分けられています。(1)買ってきたばかりでラベルがついています。さあやるぞ、そんな高揚感がたくされています。(2) すこしほどいた毛糸玉の、てのひらに乗せたときのふわふわ感がそのまま伝わってきます。 (3)仕事...

  • 春はもうそこまで

    おまちどうさま、そういってくれそうな春がもうそこまできています。今回は大人のアトリエから鉛筆画のご紹介です。戸外の水やりには欠かせない如雨露(じょうろ)。その金属性の光沢と花びらのやわらかさを鉛筆の濃淡だけで表現しました。花がモチーフになっているので数か所、色をつけています。 そのせいか古楽器のピアノでかなでられるような、ピアニッシモといってもいい色彩のひびきが絵の全体にひ...

  • おひなさまに春の風

    おもいっきり笑いたくなったわ。ひなまつりがおわってほっとしたのでしょう。もう、すましていないで、顔がとけるくらい笑ってもいいんですよ。 作者は小学1年生の女の子。アイスクリームじゃないんだから・・でもとけているかしら。とけていても、とけてるなんて言えないなぁ。じゃあ、ご自分はどうなの?だからニコニコしているんだ。みなさん、おやくめごくろうさまでした。しまわれてしまう前にもう少し春の風をたのしん...

  • バンザイすれば、みんなハッピー

    ほんとですか? もちろんです。ためしにいっしょにやってみませんか?作者は小学1年生の女の子。天までとどけー。こんなふうに両手をあげて、思いきりわらえばいいんです。バンザーイはみんなで力をあわせなにかをやって、おわったときの、そのときの気持ちをストレートに表現できるまほうのことばです。大きな画用紙をぜーんぶバンザーイでうめる。あのじぶんかってなねこちゃんがいっぴきのこらず目をほそめての笑顔です。思い...

  • 雪がふればいいなぁ! テディベアのゆめ。

    雪の日の楽しさをテディベアになりきってえがきました。お部屋のなかはハートマークがいっぱいです。作者は小学1年生の女の子。あのー、おじゃましてもいいですか?どうぞー。りんごにぶどう、パイナップルにメロン。すごいですね。もちろんいただきます。でも、そのまえにちょっと窓をのぞかせてください。おおー、すごーい。こんなきれいで、かわいらしい雪、はじめてみました。とてもすてきです。あれ、あんなところに雪だるま...

  • たいちょー、まいごになったようです。くるみわり人形

    「 なに、どうした?」 「うしろがついてきていません!」「どういうことなのだッ!」「たぶん、まいごになったのだと思います。」作者は小学2年生の男の子。水彩。隊長さん、かなりおこっているみたいです。「うしろのみんながまいごなのか、それとも、まさか・・おれたちのほうが?」さあ、どうしましょう。隊長にじぶんたちが、まいごになったなんていえませんよね。赤いマントの人形を、となりにもたれかかるようにえがい...

  • わたしのために踊ってくれるの?

    わたしのために踊ってくれるの?うれしいなぁ。 だったらいっしょに踊りませんか? でも・・あたまの上にほら、こんなボンボンが・・。作者は小学4年生の女の子。水彩です。だったら踊るのはこっちにまかせてね。あれっ、三人じゃなかった? もうあそこでくるくると回転の練習です。それより、そのかわいらしいドレスをもっとよく見たいなぁ。えりもとのグリーンがとてもきれい。それにちょうちん袖(そで)がすてき。黒...

  • 四季の草花

     名前は知らなくてもどこかで出会ったことがある。見たことがある。今回は「大人のアトリエ」からそんな野の花や実をえがいた作品をご紹介します。摘んだことがある。なつかしいなぁ。多くの人がそんな経験をおもちでしょう。四つ葉だったときのうれしさ。 この花は「見つける」がもっとも正しい求めかた。そう言い切ってもいいような気がします。都会にすんでいると花屋でしか手にはいらないものがほとんどですが、とき...

  • 英語ではメリーゴーランド、フランス語ではカルーセル

    これはフランスの蚤の市でもとめたものなのでカルーセルがふさわしいでしょう。今回は大人のアトリエより鉛筆画による回転木馬のご紹介です。遊園地で回転木馬にのったことがあるこどもにとっては楽しいモチーフです。しかしその世界から色をぬけば拍手や歓声などの音が消えて、ぎゃくに欠けてしまった脚(あし)や、体をつらぬく棒だけが目につくかもしれません。けれども鉛筆画では濃淡だけというストイックな表現のせいで、永遠...

  • エゴン・シーレを摸写する ゴッホを模写する

     少しあごをあげ、ななめに見下ろすこの表情にはエゴン・シーレの本質がかくされているのではないか。それにうながされ、それを感じるためにも模写してみたい。作者は大学生。油彩。「ほおづきのある自画像」(1912年)模写「ほおづきのある自画像」(1912年)エゴン・シーレ模写が完成したあと作者はまるで自分自身がエゴン・シーレになって自画像をえがいたような作品を描きました。このだいたんなチャレンジをひとつづきの...

  • 雪のふる森のしずけさ

    花びらのように雪がふってくる・・。そんなしずけさを絵のなかに表現したい。作者は小学5年生の女の子。水彩。音がなければしずけさがうまれる・・。いいえ、音がなければそれはただの無音です。おなじ形の木が絵のなかにしずかなリズムをつくりだしています。花びらの重さだけでふってくるような雪。それをひとひら、ひとひら、ていねいにかきこみました。灰いろで、とうめい感のある、どこか日本画のすみ絵をおもわせるような色...

  • あけましておめでとうございます

    ことしもアトリエ10のこどもたちの作品をたのしく紹介していきたいと思っています。いちどう、れい!作者は小4の男の子。あれれ、こまったぞ。おじぎをしてもすぐにもとにもどってしまう。たしかにわたしたちはだるまさんなのでペコリというようなおじぎはにがてです。でも、ころがされても立ちあがるという勇気があるからこそみんなに愛されているのではないか。えへん。作者は、こんなだるまさんたちをひとつにまとめるために美...

  • もういくつねるとお正月

    たのしいクリスマスもおわった。学校も休みだ。あとはお正月をまつばかりです。お正月といえばたのしみは「・・・」。「・・・」のところにはいることばはきまっていますよね。そう、「お」のつくことばです。ぼくもそれがほしいな。ぼくもだ。あのね、きみたち、それがなんなのかわかっているの?もちろんさ。だったら、いち、にの、さんで、どうじに、そのこたえ、いってみてよ。じゃあ、いくよ、いち、にの、さん。司馬遼太郎さ...

  • 満天のクリスマス

    空にたくさんの星がかがやいているのを満天の星といいます。クリスマスのかざりもので満天のクリスマスをつくったらおもしろそう。作者は小学3年生の女の子。水彩。いまクリスマスのかざりものが星座のようにゆっくりと空をおおっていくところです。星も、星くずもかきこみました。みんな、みんな、地上の星になーれ! 人形たちの表情もおどろいていたり、すましていたり、のんびりしていたりとさまざま。でも夜になって見上...

  • クリスマス・パーティーはいかがでしょう

     クリスマスパーティをおひきうけいたします。はやめにご予約くださーい。クリスマス・プレゼントもはいたつしてくれるのですか?もちろんです。たのしいクリスマスのおてつだいをいたします。わたしにおまかせください。作者は小学2年生のおんなのこ。水彩。どんなことをしてくれるのですか?ジングルベルをうたいみんなでとびまわっておどるのはどうでしょう。サンタクロースが登場するときにはリボンや星や花がきらきらと...

  • ぼくがサンタで、サンタがぼく

    ぼくがサンタで、サンタがボクだってこと、知ってた?うーん、なんとなく、そうじゃないかとおもっていたんだけど、やっぱりそうなんだ。作者は小学2年生の男の子。水彩。いまはいそがしいんじゃないの?いそがしいのはこれから。それよりいまはトナカイとどうなかよくなるかがだいじなんだ。首にしがみついてはいけない。体はななめにまっすぐにする。いろいろやくそくがあるの。雨にも、雪にも、かみなりにもおどろいたりさわい...

  • あのね、いまスマホでおくるから・・

    そんなこときかれても食べるのまだこれからだもの。おいしいにきまっているわ!作者は小学4年生の女の子。サクランボのはいったメロンソーダのグラスの底の部分が、うでのむこうにちらっとみえます。たったこれだけの表現ですがいろいろなことをおしえてくれます。大きな画像でおくりたいのでスマホをぐっとちかずけたんですね。うでがメロンソーダをすっぽりとかくしています。うまくとれたかな。よし、これならだいじょうぶ。ス...

  • 宇宙とさかな

    まったくちがうテーマでえがいたふたりの絵ですが、ならべてみるとふしぎに調和するものがあります。作者は小学4年生の姉と小学1年生のいもうと。宇宙の絵では うつくしい輪をもった土星が、右したのほうに3分の1ほどすがたをあらわしています。こちらがわに太陽があって、あれはたぶん地球。表面にかすかに大陸のかげが見えています。やや近くにある。とても遠くにある。かなり接近している。はるかに遠いところにある。こと...

  • A4 サイズのワンダーランド その3

    A4サイズというのは 297mm × 210 mm。材料は木片です。つみかさねればたてものができそう。小さなものを作ればA4サイズでも広く感じられるかもしれない。時間がかかりましたが、個性的で楽しい作品ができあがりました。このかいだんをあがっておりて・・。わんちゃんの足あとが、なんとかわいらしいハートマークになっています。濃いブルーを使った色のくみあわせはより立体感を感じさせます。計算されたバランス感覚...

  • A4 サイズのワンダーランド その2

     木の表面ってこんなかんじなんだ。そっとふれてみる。ならべる、たてかける、かさねる。うごかしてみることでしだいにイメージができてきます。アトリエ10にはいつもふしぎな見物客がいます。集中しているみたい。じゃましないようにしなくちゃね。ひそひそ。コカコーラの赤い箱の上でみまもっています。いっぽうこちらではあれあれ、あんなところで、ふんぞりかえって、まだですかー。まだまだですよー。すこしはてつだって...

  • A4 サイズのワンダーランド その1

    ディズニーランドみたいなワンダーランドができたらいいなぁ。いつもとはちがうアクリル絵のぐをぬる気持ちよさ。みているだけでもそれがつたわってきます。A4 サイズの木製パネルだけはすべての作品に共通です。こちらは、たたかう前のいっしゅんのしずけさでしょうか。真剣勝負(しんけんしょうぶ)のそんな表情をちらっとみせてくれました。こういうところはね、こうやってしっかりおさえてくっつければいいの。ほら、ね。じっ...

  • ハロウィンパーティの夜

    おどかされるより、おどかすほうがだんぜん楽しい。ぼくにもやらせてー!おばけになりたい人があつまってハロウィンパーティです。作者は小学5年生の女の子。油彩。おばけだぞぉー。もう、びっくりさせないでよ。足がでているじゃないの、〇〇くんでしょ。ワッハッハー。わしにはこんなにかわいい手下どもがいるぞー!わたしにだってこんなにちから強いみかたがいるんですからね。そろそろきねんさつえいなんてどうでしょう?さん...

  • ハロウィンの かぼちゃ バンザーイ !

    こんなに おおきな かぼちゃ、見たことない。ほんとにかぼちゃなの?むりもありません。でも、これも あれも、みーんな かぼちゃです。作者は小学1年生の男の子。水彩。ハロウィンだからしっかり絵にかいてね、とどのかぼちゃもアピールしているかのよう。それにこたえようとしているのが作者と、作者の分身みたいなふたつの人形。こちらはかぼちゃをくりぬいてつくるかぼちゃランタンにぴったりです。でも人形たちと作者のいちお...

  • 人形たちのハロウィンパーティー

    わたしたちってなんだか歯がぬけてるみたいにみえない?そんなことないよ。笑顔がいいってほめてもらったもの。そうだよね、スマイルで、Happy Halloween !作者は小学4年生の女の子。水彩。あのぅ・・いっしょにいれてもらえませんか?いいんですか? うれしいなぁ。サンキュー。ついでにもうひとりしょうかいしたい友だちがいるんだけど・・。すごーく、かっこいいやつです。おーい、こっち、こっち。おまたせしました。わ...

  • メキシコのオアハカの黒ねこ

    おまえはどこからやってきたの?みたことないなぁ。それもそのはず、メキシコのオアハカという土地でつくられた木ぼりの民芸品です。作者は小学3年生の女の子。オアハカの民芸品は個性的な色彩とかたちで人気があります。ねこというより、動物園のもうじゅうのおりのなかにいそうですが、民芸品ですから手にとれます。 ねこにそんなしっぽ、ありえない。そうかもしれません。 でも長いしっぽのねこもいれば、みじかいねこもいま...

  • ハロウィン人形と秋

    もう秋です。ハロウィン人形さん、そろそろあなたの出番ですよー。そうだよね、長い夏だったなぁ。まちくたびれたんじゃないの?そんなことないよー。でも、そんなことあるよー、みたいな顔です。作者は小学4年生の女の子。油絵。ハロウィン人形のグリーンと、コンポートのグリーン。このグリーンをひきたてているのが元気いっぱいの赤。とうもろこしに、かぼちゃに、ぶどう。みのりの秋のよろこびがこの赤い色にたくされています...

  • 地下鉄が飛ぶ!

    中継画像がとどきました。地下鉄は巨大ないきものとともに、いま宇宙を飛んでいます。ええッ、どういうこと?作者は小学5年生の男の子。巨大ないきものってなんですか?鳥のようなつばさがあって、くちからはロケットエンジンのような火をふいています。この足の指とツメなら 地下鉄をまるごとつかめそうです。まわりのじょうきょうはどんなですか?うさぎがいます。もしかしたら月にいるうさぎかもしれません。文字がちょっと...

  • 赤毛のアンの部屋

    この部屋にとまれるのはきょうだけ。アンは絶望の底にいました。大好きな赤毛のアンの部屋を絵にしたい。作者は中学2年生の女の子。油絵。舞台はカナダのプリンス・エドワード島。孤児院でそだったアンは養子になるためにやってきたのですが、農家のシュウとマリラの希望は男の子でした。今晩だけはその少年のために用意された部屋にとめてもらえる。でも、あしたは・・。壁にかかったワンピース。身のまわりのものをつめこんだだ...

  • モデルはわんちゃん

    あのね、お花であそんだりしてはだめなの。じぶんこそ、それにふさわしい。そんな顔をしていてほしいの。作者は小学4年生の女の子。油絵。あたまのいいわんちゃんだそうで、作者のおもいをちゃんとうけとめてくれたそうです。でもどうなんでしょう。ひょっとして、だいすきなごちそうをみせて「待てっ」と号令をかけて・・。いえ、いえ、この木でできたいすはわんちゃんのためにつくったもの。おなかをぺたんとくっつけたこのポー...

  • あかいくつのうさぎちゃん

    あかいくつをはいておでかけですか?こんなにいい天気ですからね。作者は4さいの女の子。油彩。ええっ?くつは、きょうがはじめて?とってもかわいらしくて、よくにあっていますよ。みんなにみせてあげてくださいな。かるいのでぴょんぴょんできるの?それはよかった。でもしゃしん、とりたいのでちょっとだけじっとしていてください。お花ばたけでみみをぴんとはりあげ、はい、ポーズ。なによりも、ピンクのストライプのもようが...

  • 宇宙がうまれた!

    138億年まえ大爆発(ビッグバン)がおきて宇宙がうまれました。それを見たひとはだれもいません。だれも見たことのないものをえがいてみたい。作者は小学6年生の男の子。作者の想像力は、時間をこえ、空間をこえ、いままさに目の前でビッグバンがおこっています。だれも想像しなかったような美しさです。ここが中心なのでしょう。地球がうまれるまでにはさらに気のとおくなるような時間がかかっています。そんな地球の上でひとり...

  • フラミンゴのいるふうけい

    おーい、フラミンゴくーん、なにしているのー。ぴくりとも動きません。いっぽん足でかっこいいなぁ。作者は小学1年生の男の子。青空にうかんだ白い雲。なんとも気持ちがよさそうです。おなじ間隔(かんかく)でならんだフラミンゴ。カメラマンだったらシャッターチャンス!こうさけんだことでしょう。絵ではじぶんでそれをつくりだすことができます。フラミンゴたちにとってはいまがいちばんしあわせなとき。目をこらしてみてくだ...

  • にんぎょひめ little mermaid

    だいすきなにんぎょひめの物語を絵にしたい。作者は小学三年生の女の子。水彩。にんぎょひめの物語はもともとはアンデルセンによってかかれた童話です。ディズニーで何回もアニメ化され、いまでもその人気はおとろえません。貝がらをはりつけたドレス。これをみただけでこちらがにんぎょひめであることがすぐにわかります。さらに足もとをみていただくと足があることでならんでいるもうひとりは人間になったときのにんぎょひめであ...

  • 砂の上の貝がら

      ふと目をあげると波の音が聞こえてきそうです。そんなふうに思えるのは砂にひざをついてま上からながめたようなこの構図のせいかもしれません。 作者は小学4年生の女の子。整列させるのでも、ちらばすのでもない。人の手がくわわっているけれども自然に感じられるように大きな貝、小さな貝をうまくならべました。みどり、あお、むらさき、黄色といった光のつぶで絵に動きと明るさをあたえています。こうしたちょっと...

  • たのしい夏の夜

    夏の夜ってなんだか楽しい。どうしてかなぁ。作者は小学五年生の女の 子。油絵。夏の夜が五感(目、耳、鼻、口、ひふ)にあたえてくれる楽しさ。それがこの絵のテーマです。わーっ、きれい。花火は目で楽しむとどうじに、その音でも楽しませてくれます。(目、耳)汗をかきながらたべるのにすいかほどふさわしいものはありません。赤、みどり、黒というはでな色はまさに夏のくだもの。あじわうのはもちろんのことすいかには独特の...

  • けっこんしきってたのしい!

    「おめでとうございます!」「まあ、うれしい。きてくれたのね」作者は幼稚園の年長さん、女の子。 小さな女の子にとって結婚式に出席するというのは、自分が花よめになったかのような大きなイベントです。ちゃんとごあいさつできるかなぁ。(まえの日からどきどき)この日のためにすてきなドレスをつくってもらいました。いつかおうじさまみたいなこんなひとが自分のまえにあらわれたらいいなぁ。ハンサムで、足がながーーく...

  • シャチがとんだ クジラもとんだ

    こんなにすごいジャンプ、みたことがな~い!そのしゅんかんをとらえました。作者は小学1年生の男の子。この絵のほんとうのすごさは作者におしえてもらわないとわからないかもしれません。もちろん、いちばん高くとんだシャチが主役。でもそれだけではありません。ホッキョクグマの目のまえではいま、2ひきのイッカク(クジラのなかま)が、あたまだけ水面につきだし、ツノをつきあわせています。こちらはゾウのようにもみえます...

  • わたしのすいぞくかん

    ごあんないします。わたしのつくったすいぞくかんです。作者は小学3年生の女の子。水彩。ペンギンのえさやり こども10円 おとな50円やってみたーい!あの赤ちゃんペンギンにえさをあげたらどんなふうにしてよろこぶのかなぁ。これだけではありません。イルカとアシカのショーもあります。これもみたーい!クラゲとのしゃしんさつえいなんていかがですか。ゆーら、ゆーら。しゃしんさつえい 200円すいぞくかんで「か」のつくい...

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