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風の遊子の楽がきノート https://blog.goo.ne.jp/kyuukazan

定年から10年余。趣味のお絵かきや街歩き、仲間たちとのふれあいの成果を、水彩画やエッセーで。

水彩画を趣味にしたのは、子供のころ苦手だったことに挑戦してやろう、が動機。カルチャーセンターの教室に通ったり、出会った多士済々の仲間たちとの「課外研究」を楽しんでいます。雑記は70代の目線で、エッセー風に。 ブログタイトルの「風の遊子の楽がきノート」は、旅人を意味する「遊子」のように気ままに書き、描いていこうというわけです。

風の遊子
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2013/10/01

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  • 楽描き水彩画「リニア・鉄道館のスケッチ取材②」

    水彩画教室のスケッチ取材で訪ねた、名古屋・金城ふ頭のJR東海「リニア・鉄道館」では、前回掲載した写真の他にも、何枚かカメラに収めてきました。国鉄が初めてバス輸送を開始した時に走っていた、1930年製のバスもその1つ。バスは愛知県岡崎市=岐阜県多治見市と、愛知県の春日井市高蔵寺=瀬戸市記念橋の2つの路線を走っていたそうです。大正時代に岐阜県の東濃鉄道で使われていた蒸気機関車は、おとぎの国などで走っていそうな姿です。ジオラマは幅33㍍、奥行き8㍍で、バス6台が入れる広さ。国内最大級のスケールです。中央に名古屋市街、左に京阪神、右に関東が配置され、新幹線や在来線が走っており、子どものようにワクワクしました。もう1つ、訪れるたびに感慨深く足を止めるのは、冒頭の写真にある、車両に赤い帯が走り、真ん中にⅢのマークが入った客...楽描き水彩画「リニア・鉄道館のスケッチ取材②」

  • 楽描き水彩画「水彩画教室のスケッチでJR東海のリニア・鉄道館へ」

    建設中のリニア新幹線の車両水彩画教室のスケッチ取材で、名古屋市港区の金城ふ頭にある「リニア・鉄道館」へ行ってきました。JR東海が2011年に開設。名古屋駅から「あおなみ線」に乗り、終点の金城ふ頭駅から徒歩数分のアクセスと、冷え込みや悪天候にも大丈夫、ということでスケッチ場所に選びました。広い展示会場には、東京=名古屋間で建設が進む超電動リニア新幹線の車両をはじめ、昭和時代の花形の蒸気・電気機関車、車両などが勢ぞろい。子どものころ、東海道線に住んでいて見る度に心を躍らせた「特急つばめ」や、出張でもよく利用した「急行東海」などを目に、往時に思いをはせました。写真は枚数が多いため、2回に分けて掲載します。「あおなみ線」名古屋駅を出発 車両が走行中に線路際の建物などに接触しないかを調べる測定車楽描き水彩画「水彩画教室のスケッチでJR東海のリニア・鉄道館へ」

  • (楽書き雑記「芝生広場にインスタントハウス」)

    名古屋市農業センターへ出かけると、中央の芝生広場に直径2㍍前後の白い円筒型構築物が建っていました。傍の説明プレートに「名古屋工業大学研究成果発表/インスタントハウス」と書かれています。大学院工学研究科建築・デザイン分野の北川啓介研究室とあり、「建てる」をもっと簡単に、「住む」をもっと自由に、のメッセージ。①膜を膨らませ②内側から断熱材を固着するだけ。形状や大小も自由、断熱性や遮音性も高く、廉価性もあって素人でも数十分から数時間で完成、などとあります。室内を覗いてみました。小さなテーブルが置けるぐらい。窓はひとつだけ。テントより快適そうだし静かな空間だな、の印象でした。(楽書き雑記「芝生広場にインスタントハウス」)

  • 楽描き水彩画「懐かしい回転式転車台」)

    昨年秋、水彩画教室のスケッチ取材旅行で立ち寄った、浜松市の天竜浜名湖鉄道(浜松市)天竜二俣駅にある転車台・鉄道歴史館での一枚です。描いたのは、機関車の進行方向を変える回転式転車台。蒸気機関車が姿を消し、両方向に運転できる電気・ディーゼル機関車の普及で転車台を見かけることは少なくなりましたが、ここでは実際に動かせて見学させてくれます。転車台の周りには色とりどりの車両や、今では珍しい木造の扇形車庫があり、鉄道の街で暮した懐かしい時代がよみがえりました。楽描き水彩画「懐かしい回転式転車台」)

  • 楽書き雑記「赤で冬を飾るピラカンサ」

    名古屋市農業センターの宿根草園で、小さな真っ赤な実をボリウムいっぱいに付けたピラカンサ(ピラカンサス)です。和名はトキワサンザシ。ヨーロッパ南部からアジア南西部にかけて原産地とする常緑低木樹で、生垣や盆栽としても人気があります。初夏に咲く白い花も可愛く、球形を押しつぶしたような赤い実は長期間、美しさを保ちます。ただし、「綺麗な花には刺がある」の言葉通り、ピラカンサにも鋭い刺があります。楽書き雑記「赤で冬を飾るピラカンサ」

  • 楽書き雑記「白い実が魅力のナンキンハゼ」

    青空に向かって広がる無数の小さな白い実。散歩道にある公園で、高木のナンキンハゼが、冷たくて強い風に揺れていました。ナンキンハゼは中国中南部が原産。秋の紅葉と、黒い実がはじけて飛び出した直径5㍉前後の白い種子が描く風景は、公園の植木や街路樹として人気があるようです。ハゼの名前がついていますが、触れると肌がかぶれるウルシ科のハゼノキとは全くの別物。ただし、トウダイグサ科のナンキンハゼ実も和ロウソクなどの原料として重宝されますが、ハゼノキと同様に有毒だそうです。楽書き雑記「白い実が魅力のナンキンハゼ」

  • 楽書き雑記「クロガネモチ」

     名古屋市農業センターの冬の立ち木の中で、目を引かれるこの1本。大きく広げた緑いっぱいの枝葉の間に、直径5㍉前後の真っ赤な実をびっしりとつけたクロガネモチです。クロガネモチ。この名前から「金持ちに」を願う縁起木として人気がありますが、僕にとっては田舎で育った子どもころの記憶がよみがえります。まだ野鳥保護の大切さを知らなかった時代。野山の野鳥を捕獲するのも、遊びのひとつでした。山に入り低木を折り曲げて仕掛けをつくったり、農耕馬の尻尾で編んだ「輪っか」を、田んぼの畦道沿いの溝に仕掛けたり。「とりもち」も、その1つでした。作り方は知りませんでしたが、原料がクロガネモチの樹皮だったようです。チューインガムのようなネバネバした「とりもち」を塗り付けた小枝の切れ端を、花が咲いたサザンカの枝などに置いて、メジロが飛んでくるの...楽書き雑記「クロガネモチ」

  • 楽書き雑記「しだれ梅園で咲くスイセン」

    名古屋市農業センターの看板イベント、「しだれ梅まつり」の前座をつとめるように、しだれ梅園のあちこちで咲く白いスイセンです。品種はポピュラーなニホンスイセンですが、しだれ梅が見ごろになる2月中旬から3月に向けて、どんどん花数を増やしていきます。スイセンは地中海沿岸が原産地、日本へは平安時代に中国から渡来したとされていますが、人の手ではなく、球根が海流に乗って日本各地の海岸に漂着したのではないか、と言われています。楽書き雑記「しだれ梅園で咲くスイセン」

  • 楽書き雑記「ロウバイとカリン=名古屋市農業センター」

    名古屋市農業センターにある宿根草園の春を宣言する「ロウバイ」です。まだ数えるぐらいの花数ですが、2週間もすれば見ごろになるでしょう。農業センターのロウバイは、ソシンロウバイという品種。約50本が花径2㌢ほどの蜜蠟色の花を咲かせ、芳香を放ちますロウバイが並ぶ一角には、同じように芳香を放つカリンの木が一本。といっても、こちらは花ではなく、カリン酒で知られる果実。長さ10㌢ほどの楕円形の実が強い風に揺れ、木の下には幾つも転がっていました。楽書き雑記「ロウバイとカリン=名古屋市農業センター」

  • 楽描き水彩画「日本水彩画会名古屋支部の小品展が開催中=名古屋市民ギャラリー栄」

    日本水彩画会名古屋支部の第64回小品展が、名古屋市民ギャラリー栄7階の第1・第2展示室で開かれています。16日(日)まで。作品は全て8号大。小ぶりですが、風景、静物、人物画など、ギャラリーの年頭を飾るにふさわしい作品が会場いっぱいに並んでいます。楽描き水彩画「日本水彩画会名古屋支部の小品展が開催中=名古屋市民ギャラリー栄」

  • 楽描き水彩画「中田島砂丘の堆砂垣Ⅱ」

    水彩画教室から出かけた、浜松市の中田島砂丘の「堆砂垣」です。天竜川上流にダムができて以来、減少が進む砂を風から守るため、あちこちに設けられた割竹と木の堆砂垣。絵も何枚か描きましたが、その1枚です。強い潮風と、吹きつけられる砂に傷つき折れ、倒れて数年で砂の中に。砂丘の風景は訪れる度に変化しています。作品は10号です。楽描き水彩画「中田島砂丘の堆砂垣Ⅱ」

  • 楽書き雑記「名古屋・鶴舞公園の冬の風物詩」

    枯れた大きな葉が落ちるたびに、幾つもの鈴のような球形が現れます。名古屋・鶴舞公園の奏楽堂を囲むプラタナス並木。別名・スズカケノキのこの時期の風景は、僕にとっては冬の風物詩のひとつです。プラタナスは明治期に海外から伝わり、わが国でも一時は大通りの街路樹や、公園、大学、病院などの庭で見かける人気の樹木でした。巨木になり、剪定や大きな落ち葉の掃除など管理が大変、との理由で次第に姿を消しているだけに、鶴舞公園の並木は貴重な風景です。楽書き雑記「名古屋・鶴舞公園の冬の風物詩」

  • 楽描き雑記「庭のキンカンを『初収穫』しました」

    8年ほど前に庭へ植えたキンカンを、年明けに初めて収穫しました。「ネイハイキンカン」、あるいは「ニンポウキンカン」という大きな実が生る品種。買った時の60㌢ほどの苗には、大きな実が2~3個生っており、数年後にはたくさんの実が生るだろうと期待を膨らませていました。しかし、植え付ける際に肥料袋を倒してしまい、大量の肥料が掘った穴にこぼれ落ちたのに、きちんと取り除かなかったせいでしょう。根が肥料焼けしたらしく、幹も枝も伸びず、葉も一時は今にも枯れてしまいそうになりました。やがて少しずつ樹高が伸び、170㌢ほどになりましたが、実はマッチ棒のアタマぐらいになったところで落ち、成熟した実を見ることがないまま。「そろそろ根元から切ってしまおう」と思っていたところ、昨年は秋になっても実が落ちることなく、15個ほどが初めて「キンカ...楽描き雑記「庭のキンカンを『初収穫』しました」

  • 楽書き雑記「虎の親子と新年のご挨拶」

    明けましておめでとうございます。「老後の健康の保持に、一番効果的なのは出歩くこと」。70代に入ってまもなく、医師のこんな勧めで始めたのが、このブログです。小型カメラを手に、公園や繁華街、動植物園、ギャラリー、行楽地などへ出かけ、四季のうつろいなどを掲載。趣味の水彩画の素材もできるだけ郊外に出て取材し、自画自賛の域を出ない作品とともに載せてきました。この春には開設から9年目に入ります。一方で、「風の遊子」も傘寿になりました。これまで通りの飛び石掲載でしょうが、よろしくお願いします。掲載した写真は、ガラスの置物「虎の親子」です。楽書き雑記「虎の親子と新年のご挨拶」

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