2014年1月
(Sail いまぼくらをのせー)漕ぎ出す世界で風は、音もたてずに揺れてる。(Same いつか訪れるー出会いもわかーれーも)ひとつのときの中。(どんなにーはなーれて、それぞれーの朝)迎えても、想いは変わらない。ほら君の今までが、僕の中にあるか
まずは、ここまでこの作品にお付き合い頂きまして誠に有難う御座いました。作品を書くにあたって、最後まで読んで頂けるのは本当に有難い事だと思っております。この場では、作者が何を考えて何を表現したかったのかについて書かせて頂きます。なので、作者に
欠塚 心(かけつか こころ)葛城 歩(かつらぎ あゆむ)鳴海 清治(なるみ せいじ)階堂 圭吾(かいどう けいご)大尊 勇(おおたか いさむ)多塚 空人(おおつか あきと)墨田 喜一(すみだ きいち)藤平 香澄美(ふじひら かすみ)新田 夏
彩が戻ってきてから、時間の流れがとてつもなく早くなった。それは単純に毎日色んな出来事が起きたから。卒業するまでの7日間、嵐のように騒動が巻き起こり学校中を荒らすだけ荒らした。不思議なもので、その一週間は彩がいなかった数か月の思い出を見事に吹
最初、葛城くんから話を聞いた時は自分の耳を疑った。「彼女は死んでない。意識は戻らないが、それでも彼女の命は…まだ続いている。」これを聞いた瞬間、歓喜よりも先に信じられないと言う想いが全身を駆け巡った。「でも、それじゃあどうして
「…誰?」「こいつは…2組の葛城だ。」「初めまして谷中君。君と話すのは、今日が初めてだね。」「いや、そもそも会った事もないけど?」「廊下とかで結構すれ違ったりしてるんだけどな。覚えてない?」「他クラスの人には、興
あの後のことは、あまりよく覚えていない。目が覚めたら、いつものように自分の部屋のベットで横たわっていた。もう冬休みだと言うのに、私の足は自然と学校へ向いていて、そこで見たのは普段と変わらない私達の校舎。そして、その周りには、倒壊した体育館と
「ねぇ、先生?」「なんだ。」「先生はどうして教師になったの?」「なぜ急にそんな事を聞く?」「いいじゃん。気になったんだから教えてよ。」「そうだな…なんでだろうな。」「自分の事でしょ!何かないの?昔凄い先生に会ったとかさ。」「ま
「え…先生?」「確かにあれは、何か鋭利な刃物で傷つけられた物だろう。しかし、あの程度の傷なら別の刃物、例えばハサミやナイフのような物でも説明は付く。なのに何故、お前は”カッター”だと断言した?」「あの、
「……夏帆?」気が付いたら、口から溢れるように私は呟いていた。「私なんです。私が…犯人なんです!」辛そうに話す夏帆のそれは、先刻あった鳴海の自白とは対象的に自らを諭すような口ぶりだった。だから、私に
2014年1月
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