展示会での多くのお客様との出会いに作陶意欲をくすぐられあの粗目の山土でこんな花入れはどうだろ・・・とかぐい吞みでうまくいった黒土で珈琲ドリッパーなんかどうだろうね。というあせるような思いで山土の乾燥あんど水簸（すいひ）を行っておりますが・・・・そう、この季節は・・・これがねぇ・・・明日は終日田んぼ仕事。来週土曜は田植え。その次の週は地区の行事トホホ・・・・気持ちは盛り上がってるのに、まったく茶碗仕事できず。デザインと土窯焚きの構想はすでにいっぱいあってもその時間が足りないっていうこの状態。ぜーーんぶ茶碗に時間を使えるんだったらねぇなんて考えたりするんですが実際はぜーーんぶ全部毎日毎日茶碗仕事に自分の時間を使えるとしたら・・・・有り余る時間をもてあましてあーー面白くねぇ。やーめたなんてことに・・・案外あれこれ忙し...茶碗仕事がしたーーーい。のであります。
いつものことなのでありますが展示会が終わってしまって一週間ほどはちょっと心に隙間風が吹いてるようなそんな一抹の寂しさを感じてしまうのであります。そんな寂しさを埋め合わせるようにご来場いただいた方々の芳名帳をめくりながらあーー。この人は釉もののツルツルした感じよりごつごつとした焼き締めのほうが良いっていってたねーとかたしかこの人はうちにも来ていただいたことあったよねぇ。この人は大陶磁器展の時に出会って・・・なんてそんなことを思い出しながらうつわの話しにどっぷりと浸かった8日間を振り返りお礼状をしたためておるのでございました。あーーー。楽しかったなぁ。楽しかった8日間を味わい尽くす。
みなさま展示期間中足を運んでいただきまたたくさんの器たちを連れて行っていただきまして・・・誠にありがとうございました。こうやって展示会でいろんなお客様とお話をさせていただいて自分とは全く感性の違った方々との時間を過ごすごとがなによりの次の作陶のパワーになるわけでございまして。次はあの山の土で飯碗を作って・・・こっちの黒土で珈琲の器を・・・・なんてすでに意識は次の作陶へと向かっております。さてさて・・・・今日はね。ちょっとすごいですぞ。写真がいっぱいなんで、ずらーーーといきますけどほら！可愛いでしょ。で、なんでこの写真かって言うと・・・この方お客様なんですが台湾出身の方で、うちに、ちっちゃなウーロン茶の急須あるよ！こーーーんなちっちゃな。って申されるもんでえーーーー！みせてみせてってことで初対面のお客様のお宅に遠...茶わんの展示会以上にこの人の感性に完敗。
天草プラザホテルでの展示会も終盤を迎えまして・・・・いよいよ明日までとなりましたがそんな一日おおーーーー。もうずーーーーっと前から応援いただいておりますtakaさん。今回もまたこのために駆けつけていただいて・・・・まことにありがたいことで・・・そしてお土産まで。おかみに「これ、あんたにおみやげらしーよ」と、渡すと。ん？んんん？ってなもんであっという間に開封。おーーー！あらーーーー！いいじゃない。かわいいわ。って・・・・それに、今回はほら！って見せるとえぇ！こ・これって手打ち店で買ったみたいじゃん！すごーーい！で、お土産にもらった時点でんーーー。今夜は手打ちそばを肴に冷酒でも買って帰るか・・・・なんて思ってもみたのでありますがいや・・・まてまてうちのおかみはお酒飲むと人が変わったみたいにこちらに向かって紫色の煙（...おお手打ちそば
おはようございます。本日もいこい峠窯さんのあれこれを。この方・・・茶碗作りをしながら日本ミツバチも飼っておられるのでありましてミツバチを飼うって・・・・おもしろいんですか？って直球質問。いこい峠窯さん申されるに「ミツバチが花粉だんごぶら下げて蜜を集めて帰ってくる姿ば見れば・・・けなげじゃもん。かわいかもん」って。そして春先のこの季節じつはミツバチが分蜂（女王蜂が外に出て分家するような季節）の季節らしく長いものだと二三日は近くの木に群がってぶら下がってたりするけど早いものだとウワーーーーンと飛び回り始めたって思ってるうちにちょっとだけ群がってあっという間にどこかへ行ってしまうそうでそのタイミングを逃さず別の巣箱に入れてやらねばという季節らしく。特に、このポカポカ陽気になるとあーーーもうミツバチが気になって気になっ...窯主・・・感化されやすし。
本日も息峠窯さんをご紹介この方・・・茶わんはもちろんのこと・・・・これはふりだしと言って金平糖なんかを入れてお茶席に使うものですが。茶尺も自分で削るという・・・まさに、茶人の世界・・・・この光を吸い込むような引き出し黒の茶碗を見せられると・・・・あああ・・・・窯主もあれやこれやの世俗の欲から離れてこんな姿の茶碗を作り茶尺をけずるというそんな暮らしにふと魅かれてしまうのでありますが・・・・ふと、おかみの顔がちらつきあっ！いかんいかんまだまだそういうわけにはいかんぞ！と・・・思い直す窯主なのでありました。むぅーーー。茶人とは・・・
今日は息峠窯（いこいとうげ）さんの展示をご紹介。抹茶碗と徳利のせいさくに作陶時間の大半をつぎ込み・・・・その、多種多様さは・・・んーーー。これだけの茶碗を身のまわりの材料だけで追求し続けるとなると・・・・途方もない時間が費やされるわけで同じ陶芸という言葉でひとくくりにしてしまうも・・・抹茶碗の世界というのはこちらの作陶の根本とは全く違って己の内面を深く深く掘り下げていくような作業で常に、つねに自分の作陶に対する姿勢であったりひごろの生活の有様だったりを逆に自分が焼き上げた作品から問われてしまうような世界でありまして・・・・んーーーー。かなり禅的な世界そしてそれを追い続ける人は求道者のようでもありそのことに自分の人生の大半をかけてしまうくらいの覚悟がなければとてもとても・・・それにくらべれば・・・自分の作陶意欲の...茶わんで飯を食うということについて・・・
展示会がすたーといたしました。なぜだかわかりませんが・・・・最近の窯主。ひじょうーーーになみだもろしものづくりのこころに共感していただいて応援していただいているお客様が、開場そうそう駆け込むようにしてご来場。「うわーー。あ・あ・ぁ・・・ありがとうございますぅ。」来てくださったんですねぇーって握手してご夫婦のお顔を見ているうちにう・ぅ・・・うるうる。無性にうれしい。じわっとこみあげるようにうれしい。自分の時間がなかなか取れずもどかしい思いをしながらやっとひと窯だけ焼いてそんな超低空飛行状態の窯主の展示会に足を運んでくださって・・・応援してくださるという思いが。ただただありがたくこころからありがたく・・・・。やはり手仕事ものづくりをする者は自分が作りたいから作るという面ももちろんありながら・・・それでも、こうやって...なみだもろし・・・
やっと無事帰ってきまして・・・んーーージタバタジタバタなんだかいろんな打ち合わせがうまくいかずてこずりましたな。それと、実際作品を並べてみると会場が思いのほか広くて・・・コンテナ9杯もっていってもまだまだ足りず・・・・・・・・・会場に余裕あり・・・明日はまたコンテナ二杯分ほど持ち込みます。作品搬入のその後・・・・
さあ、いよいよ出発の朝がやってまいりました。展示の品今年窯だししたばかりのほやほやはもちろんのこと・・・けっこう厳選したつもりでも。ここ二年ほど大陶磁器展にも出展できてませんでしたし。その間の焼き締めやら窯主の思いがある器やらどれもこれも・・・・って思いながらつめ込んでたらコンテナ9はいにもなっちまいました。出来るだけ空間をとってゆったり並べたほうがひとつひとつをしっかり見てもらえるんだけど・・・なんて思いながらもついついです。こんなことでは夕方までにセッティングが終わるかどうか・・・もちろんどこに行くにも弁当は携帯必須ツワのきんぴらやらブロッコリーやら最近野菜中心になりましてね。外で食べても野菜が足りなくてあっそうそうずいぶん前からの課題。ティーポットの取っ手。やっと出来上がりましたこんな感じでね。実際の手持...天草プラザホテル・・・作品搬入
晩霜のあさ・・・いつもと変わらない風景。田んぼに水を入れて、みずかがみ・・・・・・・・こうなってくると田植えが近くなってきます。毎年同じことを同じように繰り返しながらの日々。さあ、明日は作品搬入だ！気合入れなくっちゃ！いよいよ明日は作品搬入です。
本日の本棚・・・第160回芥川賞受賞作。たたかう前から、対戦相手のことをネットや動画で調べつくし試合のまえにはもう対戦相手に共感して友達のような関係になってしまい負けてしまうというそんなお話。ん。テンポが良くてボクシングの描写技術が細かく細かくそして減量に苦しみイラつく場面ではなんともその後姿に感情移入こちらまでイライラが感染した状態になりまして・・・ああ、こんな出会いがあるんだからなかなか本はやめられませんな。この町屋良平さん1983年生まれ。ふむふむ。次作が楽しみでございます。考えすぎるボクサーの話しを考えすぎる窯主が読む。そして・・・押し入れから裁縫箱を引っぱり出し手袋のほつれを縫い合わせている窯主。・・・・本を読んだり縫物をしたり・・・・・ってことはばーちゃんもなんとかそれなりに・・・静かな春の日をすご...町屋良平・・・考えすぎるボクサー
今・・・世は・・・・・。インバウンドの時代。ここ天草でも長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産で崎津集落漁村に溶け込む教会の姿が人気を呼び日々観光客が押し寄せましてその波及効果わが家でも・・・・・棚が・・・・ガラリーーーーんこちらの棚も・・・すっからかーーーん。・・・・・・と、いうわけではございませんで。いよいよ・・・今週末からの天草プラザホテルでの展示会に向けて出立の準備中でございます。おたのしみに！天草プラザホテル三人展
ふふふふ・・・・・・ハハハハ・・・・さて・・・いい出会いがあるかどうか・・・・今週末開場に持ち込みます。さて・・・窯主の形は・・・
さてさて・・・いよいよなんでございますが本日は会場となる天草プラザホテルにてこのオリーブホールをどんな具合に組み立てていかに魅せるか・・・・・打ち合わせでございました。もちろんこれは会議用の設定でございますのでね。壁には染と織・・・・それと墨象。この丸テーブルはテーブルセッティングによさそうな感じで・・・・さてさて・・・・・乞うご期待！天草プラザホテル三人展
天草プラザホテルでの展示会開催までいよいよ・・・残すところ10日をきりまして早期米の田んぼ仕事でじいさんの気持ちもそわそわしだしてんーーーー。いそがしくなってきたぞー。天草プラザホテル三人展
先日の親の介護はじまりましたの、続編なんですが・・・・この介護にまつわるドタバタ劇にてるんですよねー――。窯主おかみ共働きの我が家では認知症のばーさんをデイケアにお世話になりながら仕事を続けておるわけでございますが・・・家で田んぼ仕事や畑のあれこれやらに頑張る86歳のじいさん。お昼ご飯のおかずは朝から弁当を作っておいとくのでありまして。朝7時ころめしを済ませてこたつに寝転ぶばーさん。8時半ころケアのお迎えがありますので（じ―――っと寝せとかんと、あーだこーだ言い出して今日はケアに行かんばん日だったとか病院はいつだった？とかタンスの引き出しぜーーんぶ引き出してかき回しそれはそれは大変なことになるもんで・・・）じっと寝転んでる時を見計らってベッド周りを掃除してポータブルトイレを掃除するために運び出すじいさんと・・・...ばーさん無敵でございます。
今日―でお別れねーもーぅ逢えない・・・涙を見せずにいたいけど・・・・by菅原洋一そう、今の窯主の心境はそんな感じでありまして時は三月卒業の季節出会いと別れそして新しい旅立ちの時でもあります。わが家でもこれはもう10年ほども窯主の目を楽しませてくれたやつで・・・こいつはぽってりとした感じの形そして釉掛けの時の指のあとが残った藁灰のやつ・・・・やわらかな心もちに・・・・紫の土色に窯変の姿を見せてフムフム・・・・窯変とはこういう具合になるのかと発見させてくれた平皿ああ・・・・それにしても長く窯主の目を楽しませてくれた器には感謝の思い。そしてこの黒いぐい吞みえーーもう窯主の手をはなれて行っちゃうの――って感じで。まだ窯だしして二月と経ってないんですもん。今回の窯だし黒ぐい吞み。あっという間にここから旅立つことに決まりま...香港割烹櫓杏KappoRoAnn
今日の本ご紹介。作者自身が体験したことだからこそのリアルさで・・・・その大変さを思うと。（って、我が家も似たようなものですがねいやいや・・・我が家の場合はまだまだ）認知症を発症した家族それぞれの思いや嫁が介護はするものという前時代的な田舎の風習そして出来るだけのことをやりきったからこそ見えてきたものが。いい本に出合えました。わたしが誰かわかりますか
うぉーーーーん。痛かったよ――ーーーー。うぉーーーーーーーーん。（って、あんたは狼か！）わたしゃーね。歯っちゅうもんは、真ん中に一本鉛筆の芯みたいな神経でつながっててそれが歯を体につなげているものだと考えておったんです。もう、相当ぐらぐらしておりましたしね・・・・だから・・・ひょいって引っ張って根っこのところの神経をチョキンって切るくらいのものかなぁ。まあ一瞬くらいは・・・痛いっ！くらいのことはあろうと覚悟はしておったのですがね。歯を抜いてもらったら、その歯写真にとってブログアップやねなーーーんて・・・ノンノンノンちっちっちっ（人差し指で）そりゃーーーーーもう。生汗だらだら涙ボロボロ・・・・・（ガマガエルだったらもう、瓶一本分くらいは獲れてますな）痛いのは一瞬ではなくて・・・・うぅ・・・・・なんちゅうたらいいか...ムシバラス・・・・その後
花入れの耳が・・・・がんばる！に、なっていても・・・・・おお、なかなかいいじゃないかと思った窯主ですが・・・二三日前からどーーもまたまた歯がいとぅてですなぁ。あーーー。この歯痛だけはどうにもこうにも頑張れん昨夜も我慢我慢と思おうておりましたが夜明け3時とうとう痛み止め飲んじゃいまして・・・うぅーーー今日は歯医者に直行します。（泣）ムシバラス
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