【レビュー】Kindle Paperwhiteを1ヶ月使っての雑感。
Amazon Kindle Paperwhite 先月はじめにKindle Paperwhite(キャンペーン情報付)を購入。 おおむね、買ってよかったと思える製品だ。しかしいくつか不満な点、改善してほしい点もあるので、それを含めて1ヶ月ほど使用した使用感をレビューしたい。 実は4年ほど前に第3
【書評】岡田尊司「マインド・コントロール」 ~小保方晴子の被暗示性
岡田尊司「マインド・コントロール」 半年近く更新が滞ってしまった。反省。 以前、西田公昭著 「マインド・コントロールとは何か」という本について書評を書いた。西田氏の本が社会学的・社会心理学的アプローチからマインドコントロールを考察しているのに対し、本書
【書評】佐々木俊尚「家めしこそ、最高のごちそうである。」 ~手を抜かない手抜き料理のススメ
佐々木俊尚「家めしこそ、最高のごちそうである。」 日常的に料理をする人で、料理本を手に取ったことのない人は少ないだろう。特に料理をはじめたばかりの人にとっては。ただし、「料理の基本の基本」のような本はともかく、「一流料理人」「料理研究家」が書いたような料
イスクラ「共産主婦 東側諸国のレトロ家庭用品と女性たちの一日」 なんともニッチでマニアックで素敵な「奇書」だ。「共産趣味インターナショナル」というレーベルという名前からしてぶっ飛んでいる。 共産主義社会といえば、集団農場や国営企業といった労働者のイメージ
モイセズ・ベラスケス=マノフ「寄生虫なき病」アリエッティは、右胸に「寄生虫療法」という文字が刺繍されている上衣に着替えていた。微笑みを浮かべ、ワクワクしているように見える。ラマスがピペットでビーカーから幼虫入りの水を吸い取り、吸水性のある包帯にふりかける
【CDレビュー】The Royal Concept 「Goldrushed」 ~嫌になるほどリア充
The Royal Concept 「Goldrushed」 昨年のサマソニで観客を熱狂させた超大型新人エレクトロポップバンド「The Royal Concept」の待望の1st Albumがついに発売された。4月に発売となった本盤の輸入盤は入手困難となり、5月の単独公演のチケットは即日完売。当日午後に申し
【書評】小谷賢「インテリジェンス」 ~インテリジェンスの観点で特定秘密保護法を考える。
小谷賢「インテリジェンス 国家・組織は情報をいかに扱うべきか」特定秘密保護法が成立=漏えい懲役10年-「知る権利」侵害の危惧(時事通信) 2013年12月6日、特定秘密保護法(特定秘密の保護に関する法律)が成立したことは記憶に新しい。強行採決で国会が紛糾した
【書評】マイケル・ジョーンズ「レニングラード封鎖」 ~飢餓の極限で人間はどう行動するか
マイケル・ジョーンズ「 レニングラード封鎖: 飢餓と非情の都市1941-44」 古今東西を問わず、攻城戦において「兵糧攻め」は常套手段といえる。日本史においても、豊臣秀吉が三木城、鳥取城、高松城で行った苛烈な兵糧攻めは有名だ。このあたりは「センゴク 天正記」が面
【書評】井川意高「熔ける」 ~大王製紙前会長に学ぶ、ギャンブルに負ける思考
井川意高「熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録」 2011年、 大王製紙の井川会長が100億以上をカジノで負け、その損失を補填するため会社のカネを持ちだしたとして、特別背任罪で逮捕された。その金額の大きさや、会長の交友関係の派手さで大きく報道され、ボンボン会
【書評】西田公昭「マインド・コントロールとは何か」 ~影響力の凶器
西田公昭「マインド・コントロールとは何か」 以前、「オウム真理教の精神史」という本の書評記事を書いた。 オウム真理教という日本史を代表する破壊的カルトが、どのような思想を背景として生まれたかということを考察した社会学の本である。 ただし、末端の信者がどの
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