「九マイルは遠すぎる」ハリイ・ケメルマン著 永井淳訳 深町眞理子訳 ミステリの歴史に残る名作ミステリの一つ。歴史の評価に違わぬ、傑作。 いわゆるアームチェア・ディテクティブで「9マイルは遠すぎる」の一言から、操作することが全くなく、推理がどんどん発展
「狙撃手の使命」ジャック・コグリン&ドナルド・A・ディヴィス・著 どうやら、これ海兵隊のスナイパーを主人公にしたシリーズの三冊目らしいが、1「不屈の弾道」,2「運命の強敵」を読まずに飛び込みで、この三作目を読んでしまった。 英国で行われるサウジアラビアとイ
「日本代表はなぜ敗れたのか」湯浅健二 (著), 後藤健生 (著) 私はW杯の年だけ、サッカーファンになる似非サッカーファンである。 今年のW杯ぐらいショッキングな年もなかったような気がするがどうしてこうなったかは、各種スポーツ系メディアで色々取り上げられてい
「ミステリマガジン700 海外編」 杉江松恋・編 海外ミステリを日本に紹介する雑誌の草分け的雑誌、「ミステリマガジン」が700号になったそうだ。それを記念して出版された海外の短編ミステリアンソロジー700号記念雑誌は、文藝春秋のような厚さだった。本書も決してそれ
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「覇道の槍」天野純輝・著 見かけない歴史小説作家だな、、と思っていると「桃山ビートトライブ」の作者である。 主人公に持ってきたのは、三好元長。あぁ、あの三好三人衆の、、、と浅薄な知識で展開を予想していたら、この主人公元長は、その三好三人衆の一人、三好慶
「孤児たちの軍隊 ガニメデへの飛翔」ロバート・ブートナー アメリカでよくある、ハードミリタリSF。異星人の襲来を受け、危機に瀕する地球人。 小惑星を衝突させる攻撃を受け、装備が70年代になったとか、設定がわりと面白いし、リーダビリティが高く超アップテンポで一気
「リトル・シスター」レイモンド・チャンドラー・著村上春樹・訳 もともと、早川書房のほうで、きっちり刊行されていた、R・チャンドラー作品を村上春樹が新訳するシリーズの第三弾。 あとがきによると、もう一つ人気もなく、著者自身も気に入っていない作品を村上春樹が
浪速のロッキーを<捨てた>男稀代のプロモーター・津田博明の人生
「浪速のロッキーを<捨てた>男稀代のプロモーター・津田博明の人生」浅沢英・著 本書は、冒頭、元プロボクサーの赤井英和が発言を渋る場面から始まる。その赤井が語りきれなかった男こそ、稀代のプロモーター津田博明なのである。 しかし、本書は、この津田博明が複数
監視対象 警部補マルコム・フォックス イアン・ランキン・著 長い間、ハヤカワでリーバス刑事シリーズを書き続けてきたイアン・ランキンが新シリーズを書きだすとともに、版元は、新潮社に移籍(!?)。 イアン・ランキンが帰ってきた。といっても私は、それほど熱烈な
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