7月13日 六甲 / 西おたふく山から最高峰へ 曇時々晴 気がつけば七月ももう半ば。さすがに遅いだろう、と思いながらも、ナツツバ…
7月22日 若狭 / 耳川水系横谷川 甲森谷 快晴 テントの中でひと眠りして外に出ると、夕陽が森の一画を明々と照らしていた。その辺りを目指し…
7月22日 若狭 / 耳川水系横谷川 甲森谷 晴 野営に予定していた桂の森までやってきた。そして、一昨年と同じ桂の巨樹の根元にテントを張った…
7月22日 若狭 / 耳川水系横谷川 甲森谷 快晴 二年前。やはりこの川に避暑に来たときは、下流から流れの中を辿った(※)。そのとき、重い荷…
7月22日 敦賀 / 野坂岳から稜線を南へ 快晴 山頂からしばらくは灌木帯だが、やがてまたブナの森にはいる。堂々とした大木の多い、素晴らしい稜…
7月22日 敦賀 / 野坂岳から稜線を南へ 快晴 この分だと山頂はさぞ賑わっているだろう、と覚悟していたが、誰もいない。早朝ハイカーと一般ハイ…
7月22日 敦賀 / いこいの森から野坂岳へ 快晴 登山口に着いたのは朝六時前。人出の多いこの山を、ひと足早めに登ろうという魂胆だった。が、駐…
7月18日 六甲 / 再度山 修法ケ原から洞川梅林へ 晴 近頃、「ゆっくり歩く」 以外の運動をすることがない。走ったり坂道を自転車で上がったり…
7月18日 六甲 / 再度山 修法ケ原 晴 朝の七時にして駐車場は結構混んでいた。快適な時間の短いことを皆承知しているのだろう。水辺のベンチ…
7月18日 六甲 / 再度山 修法ケ原 晴 涼しいうちに散策しようと、再度公園まで車でやってきた。朝の七時、ではもう遅かった。陽射しはすでに…
7月15日 江若国境 / 大谷山から寒風へ 今日も大気が不安定で突然の雷雨の可能性があるので、大谷山から寒風に至る草原の国境稜線を辿るかどう…
7月15日 近江湖北 / 石庭から江若国境へ 曇 しばらく夢幻の森で憩った後、未踏の尾根を選んで谷へ下り、そこからまた未踏の尾根を登り返して国…
7月15日 近江湖北 / 石庭から江若国境へ 曇 今日辿った尾根は、この近辺の森の中でも取って置きの場所に通じる。そこは四方から尾根が登ってく…
7月15日 近江湖北 / 石庭から江若国境へ 曇 石庭から江若国境に向かう古道は、途中谷を跨いで西隣の尾根に乗り換える。今日はその谷を少し下り…
7月15日 近江湖北 / 石庭から江若国境へ 曇 森が深まるにつれ、霧が立ち込めてきた。樹々の遠近が強調され、通い慣れた森が違った場所のように…
7月15日 近江湖北 / 石庭から江若国境へ 曇 前夜は湖北で夜を過ごしたが、夜半に雷雨があり、結構近くに雷が落ちた。夜が明けても空は暗く、湖…
7月11日 六甲 / 天狗岩から渦森台へ下り油コブシ道を上る 晴 朝のうちはまだどんよりとしていたが、昼前には青空が広がった。ここしばらく雨空…
7月11日 六甲 / 六甲ケーブル山上駅から天狗岩へ 薄曇 今年は六甲山のアジサイの開花が例年より遅いような気がする。―― と思って神戸市立森…
7月8日 北摂 / 小浜宿跡 曇 小浜(こはま)が有馬街道沿いの宿場町として賑わったことは知っていたが(※)、中世は寺内町で、「小浜城」とも呼…
7月4日 六甲 / 市ケ原から摩耶山へ 曇 市ケ原から摩耶山に向かう道は何本かある。一番人気は六甲全山縦走路の一部となっている「天狗道」だが、…
7月4日 六甲 / 大師道 曇 雨こそ落ちてこないが、森の中は水蒸気で飽和したようにしっとりとしていた。薄暗い中に、樹々の緑だけが妖しい光を湛…
7月1日 大和 / 来迎寺 雨 本堂の裏手に、五輪塔が群れをなしていた。今となっては誰のものとも知れない、でもこの地に足跡を残した先祖供養の造…
7月1日 大和 / 都介野(ツゲノ)岳から来迎寺へ 雨 雨は、小止みになったと思ったらまた本降りになった。風も強く、吹きさらしの畦道で傘があお…
7月1日 大和 / 針テラスから都介野(ツゲノ)岳へ 雨 「都祁(ツゲ)富士」とも呼ばれる形のよい独立峰(写真上)を目指して歩く。その背後には…
7月1日 大和 / 針テラスから都介野(ツゲノ)岳へ 雨 「つげ」 という地名は古事記にも現れ、様々な漢字が当てられている。奈良盆地の東に広が…
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7月13日 六甲 / 西おたふく山から最高峰へ 曇時々晴 気がつけば七月ももう半ば。さすがに遅いだろう、と思いながらも、ナツツバ…
7月10日 鈴鹿 / 白瀬峠から山口へ下る 曇後晴 白瀬峠から麓へ下る道は、御池岳を訪ねる際にときどき利用する。大木を交えた広葉…
7月10日 鈴鹿 / 藤原岳から白瀬峠へ 曇 天狗岩からさらに北へと歩を進める。この辺りはなだらかで広々としていて、稜線、という…
7月10日 鈴鹿 / 藤原岳 曇 前回、下山時に眺めた緑の草原の中を行く。 こちらもカレンフェルトの独特の景観である。途中振り返…
7月10日 鈴鹿 / 聖宝寺から藤原岳へ 裏登山道 曇 前回歩いた幅広の尾根道の「表登山道」に対し、北隣の谷沿いを行く細い道は…
7月6日 鈴鹿 / 治田峠北から藤原岳に戻る 晴 藤原岳に戻ると、上空はすっかり澄みわたっていた。カレンフェルトの急斜面を登り切…
7月6日 鈴鹿 / 藤原岳から治田峠方面へ 曇後晴 山頂を南へ越え、石灰岩群がにびっしり覆われた急斜面を下る。ひと下りすると灌木…
7月6日 鈴鹿 / 藤原岳 曇 浅い谷を挟んで左手の斜面には靄が残り、白っぽい岩が林立する特異な風景が現れた(写真上)。山頂に向…
7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 曇 九合目を過ぎてもつづら折れの急傾斜だったのが、ついに緩んだ。木立もまばらになり、風景…
7月6日 鈴鹿 / 西藤原から藤原岳へ 表登山道 曇 鈴鹿山脈の、特に伊勢側の登山道は、傾斜がきつく、岩場やザレ場も多くて気が…
6月29日 鈴鹿 / 治田峠から国境稜線を南北に辿る 晴 治田峠からは、まず前回引き返した地点まで南下する。この区間は、伊勢側も…
6月29日 鈴鹿 / 茨川から伊勢谷を遡行して治田峠へ 晴 「伊勢谷」という呼称は、ここを遡って伊勢へ抜ける、という意味合いがあ…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川を経て治田峠へ 晴 近江山中の君ケ畑はかつて木地師の聖地とされた場所だから、国境を越えて東国…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川へ 晴 川沿いの林道から歩き始める。この辺り、三日前に警報級の大雨があった。まだ水勢がさかん…
6月22日 六甲 / 西おたふく山 曇 朝がたの雨は止んだが、昼近くになっても六甲山上は厚い雲の中。下界の展望はまったくない。森は茫…
6月22日 六甲 / 山上遊歩道 小雨 真夏のような猛暑が一段落して、今朝は梅雨らしい鬱陶しい空。先日「卯の花腐し」と紹介したウツギ…
6月19日 鈴鹿 / 静ケ岳から竜ケ岳を経て石榑峠に戻る 快晴 今日は猛暑日の予報だったので、昼過ぎには下山できるように引き返し…
6月19日 鈴鹿 / 竜ケ岳から静ケ岳へ 快晴 やがて草原は尽き、広葉樹の森にはいった。鈴鹿の国境稜線でこれほど緑の濃い場所は珍…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳を経て静ケ岳へ 快晴 竜ケ岳を訪ねるのはほぼ十年ぶりである(※)。その頃に比べて笹がずいぶ…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳 快晴 標高690m、江勢国境の石榑峠まで車道が通じている。峠から北へひと登りすると南に展…
7月14日 六甲 / 六甲スカイヴィラ前 雨紫陽花園の一画にはガクアジサイが植えられていた。「ガク」の漢字は「萼」かと思っていたら「額」で、装飾花が額縁の…
7月14日 六甲 / 六甲スカイヴィラ前 雨ゴルフ場の芝生の上に人影はなかったが、クラブハウス前にはたくさん車が止まっていて、建物の中から談笑する声が聞こ…
7月14日 六甲 / 六甲ケーブル山上駅 雨先週とは一転、六甲は朝から雨で薄暗く、涼しい。すっぽりと雲に覆われた山上を逍遥することにした。ケーブル駅前には…
7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴流れは、終始緑濃い森の中を縫う。水面に踊る木洩れ陽は涼しく、瀬音が耳に心地よい。緩やかな流れの中に一カ所、大きな段差があ…
7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴裏六甲の谷は表六甲に比べ傾斜が緩やか。特にこの谷は段差の大きなところが少なく、水は谷底の岩を滑るように流れる。渓流シュー…
7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴今日は一日晴れて猛暑の予報。六甲ではそろそろ尾根歩きはご法度である。毎夏いくどとなく逃げ込む裏六甲の谷筋にやってきた。谷…
7月4日 台高 / 木ノ実ヤ塚から薊岳を経てタイコウドウ谷東尾根を下る 曇時々雨復路は往路を引き返した。相変わらず辺りは霧に閉ざされたままで、風も唸り続け…
7月4日 台高 / 薊岳から木ノ実ヤ塚へ 曇時々雨もう二十年以上も前、この辺りの山の周回ルートを模索する中で、この山を頻繁に訪れた時期があった。広場のよう…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨緩やかなアップダウンを繰り返す稜線を西に辿った。ときどき唸るように風がわたり、冷たい雨粒が頬を…
7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨今朝の空は重い雲に覆われて薄暗く、登るに従ってその雲の中に突入していくのが分かった。広い稜線に…
6月30日 六甲 / 洞川梅林 雨しとしと降る雨の中を洞川梅林まで歩いた。春に堪能した桜はすっかり葉を濃くしていた。春と同じアングルでカメラに収め、近くの…
6月30日 六甲 / 再度山 修法ケ原 雨二週間前とは対照的に、対岸も見えないほど霧が立ち込めていた。雨脚は、弱まるか、と見えてはまたひとしきり強まる。…
6月27日 鈴鹿 / 綿向山から最明寺へ下る 曇綿向山の頂上付近は木立がなく、広く鈴鹿の山並みが見渡せた。下山は別の道を下って周回しようと思っていたのだが…
6月27日 鈴鹿 / 竜王山から綿向山へ 曇綿向山の山頂が近づくと、尾根の表面に根が張り出すようになった。地中に根を下ろせない硬い層があるのだろう。尾根は…
6月27日 鈴鹿 / 最明寺から竜王山へ 曇カエデ、ミズナラ、ブナ‥‥。森林限界を超える高山に登った後で、鮮やかな緑の森の中にはいると、しっくりと身体に馴…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇下りにかかっても雲のかかる気配はなく、風も穏やか。背後には八ケ岳の峨々たるシルエット(写真上)。(写真中…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇権現岳の頂上は人ひとり立てるか立てないかの岩峰。次々と登頂する客が入れ替わり頂上に立ち、後は直下の岩場で…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇前回の頂上はホワイトアウトで、近くの岩しか見えなかった(※)。今日はどんよりした空ではあったが、遥かまで見渡…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇蓼科滞在二日目は雨の心配はなさそうなので、八ケ岳へ。四年前と同じコースを選んだ。前回は雲に遮られまったく遠望…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨豪快な瀬音を聞きながら、滝ノ湯川沿いの森を逍遥した。苔の緑も樹々の緑も雨に映え、奇怪な形のヒノキは、今にも…