4月14日 六甲 / 高羽道 快晴 今朝の近畿圏はすっぽり高気圧に覆われた。若葉の吹き出した表六甲の森に、遮られることにない朝陽が惜しげなく降…
6月27日 六甲 / 紅葉谷 小雨 ヘリコプターがいやに近くを旋回し始めた。爆音がして、周りの木立が激しく揺れた。しばらく行くと、数人の登山客…
6月27日 六甲 / 番匠屋畑尾根から湯槽谷を下る 小雨 正午も近いのに、森は薄暗かった。雨の気配は感じなかったのだが、立ち止まって耳を澄ます…
6月24日 北摂 / 阪急山本から中山へ 晴 街での用事を済ませ、近くの山へと歩き始めたのはもう昼過ぎ。30度を超す炎天下だったが、緑に囲まれる…
6月20日 六甲 / 石切道 薄曇 ウツボグサ 何がどう、と説明しがたいのだが、六甲の登山道の中でもこの道は繫く歩く。切り出された石の山もそう…
6月20日 六甲 / 住吉谷 薄曇 昨日は結構雨が降った。住吉谷は増水していて、豪快な瀬音がした。流れの傍をゆく右岸を歩きたかったが、支流の…
6月17日 近江湖北 / 大谷山から石庭へ下る 晴 梅雨時に咲く花は、何故か雨が似合う。今日の陽射しはコアジサイには強すぎるようで、薄紫の花は…
6月17日 近江湖北 / 大谷山から石庭へ下る 晴 粟柄谷上流から国境へ引き返すと、今日もうひとつの楽しみが待っている。石庭へ下る道沿いのコア…
6月17日 若狭 / 寒風から粟柄谷上流へ下る 晴 粟柄谷源流付近の地図を見ていて、気になる一画があった。蛇行する支流に囲まれて、森の中の孤島…
6月17日 若狭 / 寒風から粟柄谷上流へ下る 晴 耳川水系の源流は扇状に分かれ、どこを歩いても素晴らしい広葉樹林が広がっている。先週は能登又…
6月17日 近江湖北 / マキノ高原から寒風へ 晴 前回ここを訪れたのは二ケ月前(※)。若葉の萌え出した底抜けの明るさが印象的だった。今日、ブ…
6月13日 六甲 / 六甲山上 雨 ウツギ たくさんに枝分かれして、たわわに花を咲かせているのに、卯の花はどこかはかなげな印象がある。雨に濡…
6月13日 六甲 / 六甲山上 雨 どこを歩いても視界から途切れることのないくらい、今日の六甲はウツギの花盛り。この前は純白の花が朝日に照り…
6月13日 六甲 / 六甲山上 雨 六甲山上の別荘街は、緑に埋まるようにして建物があり、コアジサイやウツギなど梅雨に似合う花もたくさん咲いて…
6月10日 若狭 / 江若国境(大御影の西)から能登又谷へ下る 快晴 国境稜線からは、若狭側の能登又谷に降りる尾根がたくさんある。登り降りに…
6月10日 若狭 / 江若国境(近江坂)を大御影方面へ南下する 快晴 濃い緑が濃い陽射しに照らされる尾根を詰め上がり、国境稜線に至った。稜線…
6月10日 若狭 / 妙芽谷から江若国境へ 快晴 朝のひととき滝の前で過ごした後、沢を上流へ辿った。が、倒木が多くて歩きづらく、流れも平凡。…
6月10日 若狭 / 耳川水系能登又谷 妙芽谷 快晴 今日は夏日の予報。そろそろ沢の季節である。朝から太陽全開のようなので、まずは朝日に照…
6月6日 六甲 / 摩耶山 曇後晴 コアジサイ ウツギと並んで梅雨時に楽しみな花。まだ蕾のものも多く、色も香りも淡かった。雨は降りそうで…
6月6日 六甲 / トゥェンティ・クロス 曇後晴 ヤマボウシ 樹全体が白い花で覆われていて、遠目にも目立つ。対岸にあったり、高いところに咲…
6月6日 六甲 / 穂高湖 曇水面が鏡のように木立を映していた。と見るうちに、細かい波が立って、水面の影を乱した。風の音もしなければ、肌にも感じない。森の…
6月3日 但馬 / 氷ノ山から福定に下る 曇 稜線上のブナの原生林まで下った頃には、空はすっかり雲で覆われていた。風も立ち、そろそろ雨が落…
6月3日 因幡 / 若桜から仙谷を遡る 晴 ブナ、トチノキ、カツラが(個人的には)森の樹の三大スターである。この春はあちこちでブナの新緑を…
6月3日 但馬 / 福定から氷ノ山越え 晴 雨がちなこの時期は、次の休日の天気ばかり気にして過ごしている。週間予報では今日は雨のはずだった…
5月30日 六甲 / 二本松林道から大師道を下る 快晴 平野谷を詰めると林道に出る。メインコースから外れたこの辺りは、日曜でも人影まばらで…
5月30日 六甲 / 平野谷 快晴 イロハモミジの紅葉は六甲の森の彩りの中でも特に素晴らしいが、初夏のこの時期でも、森の緑でいちばんに心惹…
5月30日 六甲 / 平野谷 快晴 雨に洗われて空気の澄みわたった森に、雲に遮られることのない陽が惜しみなく射しこんだ。照らし出された緑と…
5月30日 六甲 / 平野谷 快晴 梅雨の六甲で密かに愉しみにしているは、雨にしなだれて艶めかしいウツギの花である(※)。が、今朝は雲ひと…
5月27日 摂津 / 千吉稲荷神社 雨あがる ここは手塚治虫少年が昆虫採集に夢中になった場所として知られる(※)。境内にはクスやクヌギの大…
「ブログリーダー」を活用して、蘆山人さんをフォローしませんか?
4月14日 六甲 / 高羽道 快晴 今朝の近畿圏はすっぽり高気圧に覆われた。若葉の吹き出した表六甲の森に、遮られることにない朝陽が惜しげなく降…
4月11日 比良 / 蛇谷ケ峰からカツラの谷へ下る 曇 下山は例によってカツラの谷経由で。標高も低いし、あわよくばカツラの若葉を、と期待した。…
4月11日 比良 / 桑野橋から蛇谷ケ峰 曇 近くに遠くにタムシバを愛でながら(※)、陽の射さない薄暗い尾根を辿った。頂上近くで木立が途切れる…
4月11日 比良 / 桑野橋から蛇谷ケ峰へ 曇 雪解け間もない比良の山中に、若葉を付けた木はまだわずかだった。今日の主役はタムシバ。近くのは切…
4月7日 六甲 / 洞川梅林 晴 今年の桜はこのひと株を愛でれば済む。そんな気がして、その木の下に陣取り、はらはらと花の散るのを眺めて過ごした…
4月7日 六甲 / 洞川梅林 晴 梅林内には山桜の大木がある。豪華に花を付けていたが、いっぽうではや散り初めていた。風もないのに、はらはらと花…
4月7日 六甲 / 洞川梅林 晴 この梅林の春は、梅に始まって、辛夷、山桜、と忙しい。山桜が満開だ、と思って近づくと、それは淡い肌色の花を咲か…
4月4日 阿波 / 徳島城 晴時々曇 本丸跡だけでなく、城の敷地内にはたくさんの桜の木があった。昨日は終日本降りの雨。今朝ようやく上がって太陽…
4月4日 阿波 / 徳島城 徳島城の本丸は「城山」と呼ばれる丘陵上にある。平均傾度35.9度という急斜面に付けられたつづら折れの坂道を登る。築…
4月4日 阿波 / 徳島城 曇時々晴 城を見学するときの常で、まずは外周をひと巡りする。石垣はほとんど「阿波青石」と呼ばれる緑色片岩で、どこも…
4月4日 阿波 / 眉山(びざん)公園から徳島城へ 曇時々晴 眉山公園に車を置き、徳島市の市街地に降りる。途中、結晶片岩の岩壁が剥き出しになっ…
4月4日 阿波 / 眉山(びざん)公園 長駆、阿波国までやってきた。目当ては紀州から海を越えて続く三波川変成帯。紀州で「紀州青石」と呼ばれる緑色…
3月31日 河内 / 教興寺から信貴山道を辿る 曇 前回この谷筋を辿ったときはまだ冬枯れの森だったが(※)、今日はもう落葉樹の芽吹きが始まり、なか…
3月31日 河内 / 教興寺から信貴山道を辿る 曇 二週間前に信貴山道を辿った際、桜の木の多く植わった公園(※)を経由した。畿内の桜が開花した、と…
3月28日 鈴鹿 / 霊仙山 西南尾根を下る カレンフェルトの急斜面を前にする頃には青空も覗いた。が、暴風は変わらず、風圧を受け続けた身体は結…
3月28日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 曇 福寿草を堪能し、そろそろ山頂に向かおうと稜線に戻った。が、暴風は止む気配なく、加えて濃霧でどこが行く手…
3月28日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 曇 稜線上ではひゅうひゅう風が吹きすさんでいたが、この北西斜面には風はほとんど届かず、心安らかに過ごすこと…
3月28日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 曇 西南尾根の北西斜面に逸れると、風はいくらか凌ぎやすくなった。今日第一の目当ては福寿草。いつもは尾根上の…
3月28日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 曇 “春の嵐” の予報ではあったが、とんでもない暴風が吹き荒れている。カレンフェルトの荒涼とした斜面は風を…
3月24日 河内 / 生駒山から枚岡公園へ下る 曇時々雨 細かい雨が降ったり止んだりの半日だった。大きな傘を片手に、差したり畳んだりして歩いた。す…
4月13日 北摂 / 能勢妙見山 上杉尾根を北斜面に逸れる 快晴 前回、台場クヌギ(写真上)とともに、尾根の北斜面に広がる落葉樹の森が印象的だった。新緑…
4月13日 北摂 / 能勢妙見口から高代寺山へ 快晴 妙見口から西へひと登りした高代寺周辺は、カエデの美しい所である。宿坊跡と思われる石垣とカエデの取り合…
4月9日 六甲 / 再度山 修法ケ原 快晴 今日は朝からあまりにも気持ちのいい天気。ちょっと歩いてはうららかな陽を浴びて大休止し、身体をほくほくさせて修…
4月9日 六甲 / 七三峠 快晴 洞川梅林から六甲全山縦走路に出ると急に人通りが多くなり、七三峠に下る道にはいるとまた静かになった。この峠付近に山桜の大木…
4月9日 六甲 / 洞川梅林 快晴 山中のため花期の遅いこの梅林の梅も、今朝はすっかり散っていた。山桜が霞のような花をところどころに残している。日向になっ…
4月9日 六甲 / 再度山 修法ケ原 快晴 桜は半分がた散ってしまい、今朝の彩りはもっぱらコバノミツバツツジ。ひんやりとした朝の光がツツジのピンクを浮か…
4月6日 比良 / 堂満岳東稜道をイン谷口へ下る 曇 一昨年、この尾根の秋の最後を飾るシロモジの黄葉が印象的だった(※)。今日は、まだ若葉の萌え出さない森…
4月6日 比良 / 南比良峠 曇 比良山地の中でも南比良峠周辺のゆったりした雰囲気が好きで、季節を違えて幾度となく訪ねている(春、初夏、夏、秋、冬)。が、…
4月6日 比良 / 金糞峠から南比良峠へ 曇 南比良峠が近づくと、稜線は緩やかな起伏を見せて開け、それまで単調だった景色が少し賑やかになった。下草の緑が目…
4月6日 比良 / 金糞峠から南比良峠へ 曇 早朝、車中から遠望した比良山地の稜線は厚い雲に覆われていた。谷を詰めて峠が近づくとその雲の中に突入し、辺りは…
4月6日 比良 / イン谷口から金糞峠へ 雨上がる 昨夜からの雨は、登山口に到着する頃には軽く頬をなでる程度になった。空も明るい。大きな傘を差して歩く覚悟…
4月2日 河内 / 生駒山から枚岡公園へ下る 薄曇 こぶしの谷から生駒山山腹を南へ移動し、枚岡公園目指して下山。下山するにしたがって新緑はいよいよ鮮やかに…
4月2日 河内 / 石切から生駒山へ 晴 こぶしの谷このエリアの主役であるコブシも、山桜同様盛りを過ぎていた。花が散り始めているのに加え、花弁が茶色く変…
4月2日 河内 / 石切から生駒山へ 晴 こぶしの谷生駒山を歩き始めてから二度目の春を迎えた。昨年四月にこの谷を訪ねときはまだ梅の花が残り、桜は開花して…
3月30日 鈴鹿 / 霊仙山から今畑からへ下る 快晴 下半身が乳酸がたまったきりのように重かった。時間はまだ朝の十時。どれほどゆっくり下っても大丈夫。そう…
3月30日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 快晴 フクジュソウ北斜面から南を見上げると、花は逆光に浮かんで幻想的。空身になり、夢中でカメラを向けるうち小一時…
3月30日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 快晴 急登を終え稜線に出たところで、標高は千メートルを超える。例年、この稜線の南側にも北側にも、フクジュソウが咲き…
3月30日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 快晴 石灰岩が瓦礫のように散らばる急斜面が、標高差250mにわたって続く。霊仙山独特の景観である。牛歩を見越して早…
3月30日 鈴鹿 / 今畑から霊仙山へ 快晴 昨年末に肺を患い(※)、この二ケ月、近場の低山でリハビリを続けてきた。今日は満を持しての千メートル級の山であ…
3月26日 北摂 / 清荒神から中山奥の院 雨 今日はしとしと降る雨。風もなく、空も明るい。傘を差して、先日、枝道だらけで混乱した場所へ。網の目のような枝…