6月29日 鈴鹿 / 茨川から伊勢谷を遡行して治田峠へ 晴 「伊勢谷」という呼称は、ここを遡って伊勢へ抜ける、という意味合いがあ…
6月27日 六甲 / 紅葉谷 小雨 ヘリコプターがいやに近くを旋回し始めた。爆音がして、周りの木立が激しく揺れた。しばらく行くと、数人の登山客…
6月27日 六甲 / 番匠屋畑尾根から湯槽谷を下る 小雨 正午も近いのに、森は薄暗かった。雨の気配は感じなかったのだが、立ち止まって耳を澄ます…
6月24日 北摂 / 阪急山本から中山へ 晴 街での用事を済ませ、近くの山へと歩き始めたのはもう昼過ぎ。30度を超す炎天下だったが、緑に囲まれる…
6月20日 六甲 / 石切道 薄曇 ウツボグサ 何がどう、と説明しがたいのだが、六甲の登山道の中でもこの道は繫く歩く。切り出された石の山もそう…
6月20日 六甲 / 住吉谷 薄曇 昨日は結構雨が降った。住吉谷は増水していて、豪快な瀬音がした。流れの傍をゆく右岸を歩きたかったが、支流の…
6月17日 近江湖北 / 大谷山から石庭へ下る 晴 梅雨時に咲く花は、何故か雨が似合う。今日の陽射しはコアジサイには強すぎるようで、薄紫の花は…
6月17日 近江湖北 / 大谷山から石庭へ下る 晴 粟柄谷上流から国境へ引き返すと、今日もうひとつの楽しみが待っている。石庭へ下る道沿いのコア…
6月17日 若狭 / 寒風から粟柄谷上流へ下る 晴 粟柄谷源流付近の地図を見ていて、気になる一画があった。蛇行する支流に囲まれて、森の中の孤島…
6月17日 若狭 / 寒風から粟柄谷上流へ下る 晴 耳川水系の源流は扇状に分かれ、どこを歩いても素晴らしい広葉樹林が広がっている。先週は能登又…
6月17日 近江湖北 / マキノ高原から寒風へ 晴 前回ここを訪れたのは二ケ月前(※)。若葉の萌え出した底抜けの明るさが印象的だった。今日、ブ…
6月13日 六甲 / 六甲山上 雨 ウツギ たくさんに枝分かれして、たわわに花を咲かせているのに、卯の花はどこかはかなげな印象がある。雨に濡…
6月13日 六甲 / 六甲山上 雨 どこを歩いても視界から途切れることのないくらい、今日の六甲はウツギの花盛り。この前は純白の花が朝日に照り…
6月13日 六甲 / 六甲山上 雨 六甲山上の別荘街は、緑に埋まるようにして建物があり、コアジサイやウツギなど梅雨に似合う花もたくさん咲いて…
6月10日 若狭 / 江若国境(大御影の西)から能登又谷へ下る 快晴 国境稜線からは、若狭側の能登又谷に降りる尾根がたくさんある。登り降りに…
6月10日 若狭 / 江若国境(近江坂)を大御影方面へ南下する 快晴 濃い緑が濃い陽射しに照らされる尾根を詰め上がり、国境稜線に至った。稜線…
6月10日 若狭 / 妙芽谷から江若国境へ 快晴 朝のひととき滝の前で過ごした後、沢を上流へ辿った。が、倒木が多くて歩きづらく、流れも平凡。…
6月10日 若狭 / 耳川水系能登又谷 妙芽谷 快晴 今日は夏日の予報。そろそろ沢の季節である。朝から太陽全開のようなので、まずは朝日に照…
6月6日 六甲 / 摩耶山 曇後晴 コアジサイ ウツギと並んで梅雨時に楽しみな花。まだ蕾のものも多く、色も香りも淡かった。雨は降りそうで…
6月6日 六甲 / トゥェンティ・クロス 曇後晴 ヤマボウシ 樹全体が白い花で覆われていて、遠目にも目立つ。対岸にあったり、高いところに咲…
6月6日 六甲 / 穂高湖 曇水面が鏡のように木立を映していた。と見るうちに、細かい波が立って、水面の影を乱した。風の音もしなければ、肌にも感じない。森の…
6月3日 但馬 / 氷ノ山から福定に下る 曇 稜線上のブナの原生林まで下った頃には、空はすっかり雲で覆われていた。風も立ち、そろそろ雨が落…
6月3日 因幡 / 若桜から仙谷を遡る 晴 ブナ、トチノキ、カツラが(個人的には)森の樹の三大スターである。この春はあちこちでブナの新緑を…
6月3日 但馬 / 福定から氷ノ山越え 晴 雨がちなこの時期は、次の休日の天気ばかり気にして過ごしている。週間予報では今日は雨のはずだった…
5月30日 六甲 / 二本松林道から大師道を下る 快晴 平野谷を詰めると林道に出る。メインコースから外れたこの辺りは、日曜でも人影まばらで…
5月30日 六甲 / 平野谷 快晴 イロハモミジの紅葉は六甲の森の彩りの中でも特に素晴らしいが、初夏のこの時期でも、森の緑でいちばんに心惹…
5月30日 六甲 / 平野谷 快晴 雨に洗われて空気の澄みわたった森に、雲に遮られることのない陽が惜しみなく射しこんだ。照らし出された緑と…
5月30日 六甲 / 平野谷 快晴 梅雨の六甲で密かに愉しみにしているは、雨にしなだれて艶めかしいウツギの花である(※)。が、今朝は雲ひと…
5月27日 摂津 / 千吉稲荷神社 雨あがる ここは手塚治虫少年が昆虫採集に夢中になった場所として知られる(※)。境内にはクスやクヌギの大…
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6月29日 鈴鹿 / 茨川から伊勢谷を遡行して治田峠へ 晴 「伊勢谷」という呼称は、ここを遡って伊勢へ抜ける、という意味合いがあ…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川を経て治田峠へ 晴 近江山中の君ケ畑はかつて木地師の聖地とされた場所だから、国境を越えて東国…
6月29日 鈴鹿 / 君ケ畑から茨川へ 晴 川沿いの林道から歩き始める。この辺り、三日前に警報級の大雨があった。まだ水勢がさかん…
6月22日 六甲 / 西おたふく山 曇 朝がたの雨は止んだが、昼近くになっても六甲山上は厚い雲の中。下界の展望はまったくない。森は茫…
6月22日 六甲 / 山上遊歩道 小雨 真夏のような猛暑が一段落して、今朝は梅雨らしい鬱陶しい空。先日「卯の花腐し」と紹介したウツギ…
6月19日 鈴鹿 / 静ケ岳から竜ケ岳を経て石榑峠に戻る 快晴 今日は猛暑日の予報だったので、昼過ぎには下山できるように引き返し…
6月19日 鈴鹿 / 竜ケ岳から静ケ岳へ 快晴 やがて草原は尽き、広葉樹の森にはいった。鈴鹿の国境稜線でこれほど緑の濃い場所は珍…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳を経て静ケ岳へ 快晴 竜ケ岳を訪ねるのはほぼ十年ぶりである(※)。その頃に比べて笹がずいぶ…
6月19日 鈴鹿 / 石榑峠から竜ケ岳 快晴 標高690m、江勢国境の石榑峠まで車道が通じている。峠から北へひと登りすると南に展…
6月14日 信濃 / 勢伊多賀神社 雨 松本城の周りにはケヤキの大木が多かった。城の北を走る道の中央にも大木(※)。その道をわた…
6月14日 信濃 / 松本城 曇後雨 信州滞在3日目は本降りの雨の予報。山歩きは見送り、天守が国宝に指定されている松本城見学。天守閣…
6月13日 八ケ岳 / 硫黄岳から峰の松目を経て桜平へ下る 晴 硫黄岳の山頂からは四方に展望が開けた。中でも、赤岳を中心に鋭鋒を並べ…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 標高2,500mを超えると体感的にも空気が薄くなる。二年半前に肺炎を患ってから、ただで…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 信州行きは梅雨入りと重なり、雨の予報の日が続いたので、傘を差してでも歩ける場所を調べて…
6月13日 八ケ岳 / 桜平から硫黄岳へ 晴 一年ぶりの信州訪問。普段とは雰囲気の異なる針葉樹の森。鳴き交う鳥の声も違う。そして、森…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 蜜を求めて蜂が群がるノイバラ。頭上高くからストン、ストン、と花を落とし続けるエゴノキ。繊細な糸…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 ウツギ 「卯の花腐(くた)し」卯の花を腐らせるほどの長雨のことを言う。この花が雨に萎れる姿は…
6月8日 六甲 / アイスロード 曇 六甲でも特に広葉樹の豊かな谷あいの森。草木はいよいよ繁茂して緑一色。体まで緑に染まりそうである…
6月5日 鈴鹿 / 三池岳から八風キャンプ場に下る 快晴 国境稜線を歩き継ぐ計画との兼ね合いで、三池岳からさらに北へ1km余り稜線を…
6月5日 鈴鹿 / 釈迦ケ岳から三池岳へ 快晴 三池岳も近づき、今日は極上の稜線歩きを独占か、と思っていたら、前方から人の声。老夫婦…
6月27日 鈴鹿 / 竜王山から綿向山へ 曇綿向山の山頂が近づくと、尾根の表面に根が張り出すようになった。地中に根を下ろせない硬い層があるのだろう。尾根は…
6月27日 鈴鹿 / 最明寺から竜王山へ 曇カエデ、ミズナラ、ブナ‥‥。森林限界を超える高山に登った後で、鮮やかな緑の森の中にはいると、しっくりと身体に馴…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇下りにかかっても雲のかかる気配はなく、風も穏やか。背後には八ケ岳の峨々たるシルエット(写真上)。(写真中…
6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇権現岳の頂上は人ひとり立てるか立てないかの岩峰。次々と登頂する客が入れ替わり頂上に立ち、後は直下の岩場で…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇前回の頂上はホワイトアウトで、近くの岩しか見えなかった(※)。今日はどんよりした空ではあったが、遥かまで見渡…
6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇蓼科滞在二日目は雨の心配はなさそうなので、八ケ岳へ。四年前と同じコースを選んだ。前回は雲に遮られまったく遠望…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨豪快な瀬音を聞きながら、滝ノ湯川沿いの森を逍遥した。苔の緑も樹々の緑も雨に映え、奇怪な形のヒノキは、今にも…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨八子ケ峰から落葉樹林とカラマツ林を抜けて下ってゆくと、やがて足元から瀬音が湧き上がってくる。この滝ノ湯川沿…
6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 曇後雨四年ぶりの蓼科訪問。初日は雨模様のため、八ケ岳登山は明日に延ばし、大きな傘もさせる森の中のコースを選ん…
6月16日 六甲 / 洞川湖 曇この湖畔には釣り人が過ごしやすいような設えがしてあって、日曜の朝に通りかかるとたいてい何人もの客が糸を垂れている。みな常連…
6月16日 六甲 / 洞川梅林 曇 ヒメジョオン春とは打って変わって一面に草の繁茂した斜面は、まだ雨に濡れそぼって腰を下ろすところもなく、頂上の東屋に荷…
6月16日 六甲 / 再度山 修法ケ原 曇朝、雨上がりの水蒸気を含んだ空気は冷ややかに動かず、木立と、水面に映るその影とが、ひとつに溶けあって見える。湖…
6月13日 近江湖北 / 大谷山西南陵から石庭に下る 晴 コアジサイ下りも、往きと同じ紫陽花通りを通る。朝は届かなかった陽が射し込み、群生する紫陽花を陰…
6月13日 近江湖北 / 大谷山西南陵から石庭へ下る 晴先週、比良山中のタンナサワフタギは、まだ蕾も交えて初々しかった(※)。今日は至る所でこの花を見かけ…
6月13日 江若国境 / 大谷山西南陵を抜土へ下り登り返す 晴大谷山西南陵は、抜土に降りる手前で道が二手に分かれる。国境を忠実に降りる「美浜トレイル」の案…
6月13日 近江湖北 / 石庭から大谷山西南陵へ 晴大谷山の南南西には、広範囲にブナの森が広がっている。その森を抜けて国境稜線の登山道に合流するコースを、…
6月13日 近江湖北 / 石庭から大谷山西南陵へ 晴毎年恒例になった大谷山のコアジサイ詣。今年は昨年より開花が早かったようで、もう散ってしまっている株も多…
6月9日 六甲 / 甲山森林公園 小雨時々止むどんな鳥を狙っているのか、カメラを構えてじっと動かない人たち。誰も座らないまま濡れ光っているベンチ。見る人も…
6月6日 比良 / 地蔵峠からイクワタ峠 曇 この季節、足元を飾る花はぐんと少なくなるが、樹に咲く花はところどころで目を楽しませてくれる。この日のいち推し…
6月6日 比良 / 横谷峠から地蔵峠を経てイクワタ峠へ 曇時々陽射し 畑集落から別の道を登り返して横谷峠へ。この周り広々したと雑木林で居心地がいい(写…