コロナ禍を挟んですっかりご無沙汰になっていた「METライブ」ですけれど、久しぶりに先月、グノー『ロメオとジュリエット』を見たことで「やっぱり面白いじゃん」と。…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
瀬戸蔵ミュージアムに足を踏み入れて、大正モダンとか昭和レトロとか、そんな雰囲気に包まれるはこの夕暮れ感でもありましょうか。昭和30年代を描いた(らしい)『三丁…
信州下諏訪宿をぶらりとして、先に問屋場跡といったところは見たわけですが、宿場に必ずあるものは当然に下諏訪宿にもあることになりますな。例えば、本陣とか脇本陣とか…
CSミステリーチャンネルで放送された『アラン・カーの冒険 アガサ・クリスティーの世界』は、「コメディアンのアラン・カーが、ミステリーの女王アガサ・クリスティー…
美濃瀬戸やきもの紀行 「白雲陶器②瀬戸ノベルティへの展開」展@瀬戸蔵ミュージアム編
[ 瀬戸蔵ミュージアムにあって、もそっと「せともの」の本場らしい展示を…ということで、覗いてみたのがこちらになります。ちょうど「むかしの道具展」が開催されてい…
諏訪大社下社秋宮の参道を背にして、大鳥居の前を左手に回り込んでいきますと、かような石碑(と解説板)に行き当たるのですね。曰く「下諏訪宿 甲州道中 中山道合流之…
高価な美術品を盗み出す…といって、これが映画などであれば、攻守双方の知恵比べのようでもあり、犯人逮捕に向けた捜査を追ってこれまた知恵比べが展開されるような。ま…
瀬戸蔵ミュージアムに入るなり、昭和レトロだとか大正ロマンだとか、そんな印象が広がって…と申したですが、これはなにも「せとでん」の尾張瀬戸駅舎が古い洋風建築であ…
さてと、信濃国一之宮・諏訪大社へとやってまいりました。ご存知のように、諏訪大社は諏訪湖周辺に四社が点在している形ですな。上社前宮は茅野市に、上社本宮は諏訪市…
毎年2月になって発売される雑誌『文藝春秋』3月号には、直前に発表された芥川賞受賞作が全文掲載されますですねえ…と言って、買ったことないですが…(笑)。芥川賞、…
美濃瀬戸やきもの紀行 せとものはせとでんに載って…@瀬戸蔵ミュージアム編
愛知県瀬戸市の瀬戸蔵ミュージアムを訪ねた…というお話はその入口にたどり着いたところで、しばし滞ってしまいましたですが、いよいよもって中へと誘われてみることにい…
会社勤めの人がインフルエンザに罹った場合、職場復帰の目安は発症から5日後、解熱から2日後と言われているようで。退職以前であれば「仕事が溜まって気が気でない…」…
なんだかだるいなあと。またかよ?!と思いつつも、頭が痛い、のどが痛い、節々が痛いとなれば、まあ、疑う余地もなしですかね。 巷では相変わらずコロナやインフルエン…
愛知県瀬戸市の街歩きをして、この日の締めくくりに訪れた新世紀工芸館からホテルへと帰る道すがらのこと。やたら幅が広いわりに車通りの至って少ない道の中央分離帯部分…
そも「房総のむら」とはどのような施設であるか。あらためて公式HPの紹介をみれば、このように記載されておりますな。「房総のむら」は、房総の伝統的な生活様式や技術…
さらっと、信州・諏訪湖畔にあります上諏訪温泉につかってきたのでありますよ。いやはや、温泉らしい温泉、温泉宿らしい温泉宿はなんとも久しぶりでありまして。 お宿…
さてと午後のひとときに瀬戸のやきものの里を巡り歩いて、だんだんと夕刻に。この日の最後に訪ねたのは瀬戸市新世紀工芸館なのでありました。 「新世紀」というだけあ…
先日、池袋の東京芸術劇場で読響の演奏会を聴いてきたのですな。グラズノフの小品、ハイドン最後のシンフォニー、カプースチンのサクソフォン協奏曲、そしてラヴェルの「…
ということで、千葉県の龍角寺古墳群を巡ってあれこれの古墳を見てきたわけですが、隣接する、というか敷地を同じくするというか、「体験博物館 千葉県立房総のむら」の…
さほどと言いますか、全くと言っていいほどに美食でも飽食でもなしに、至って食は細い方ですけれど、なんとはなしレストランというか厨房というか、そうしたあたりを舞台…
さてと、瀬戸染付工芸館の敷地内には3つの建物があると言いましたですが、本館、交流館と覗いた後はもうひとつの建物(といって実質は建屋ですが)、古窯館を見ておくこ…
久しぶりに積もる雪が降りましたなあ。朝から雪かきをして、運動不足をこじらせている者としてはいささかヘタレ気味ですけれど、それはともかくとして…。 昨2023年…
千葉県の龍角寺古墳群にあって最大なのは「墳丘長78mの浅間山古墳」という前方後円墳(第111号墳)なのですけれど、予め目を通した本であったか、何かしらのサイト…
東京・渋谷の國學院大學博物館に出向いたわけですが、その目と鼻の先に白根記念渋谷区郷土博物館・文学館という施設があるのですな。國學院の博物館には何度か出向いてい…
愛知県瀬戸市のやきものの里を巡ってぶらり。伝統技法を伝える瀬戸染付工芸館にやってきたところでして、施設内に3つある建物のうち、本館に続いてはこちらの交流館とい…
何かしら「地図」がらみの展示があると聞きますと、ついついぴくんとしてしまったり(笑)。なかなかに「地図」というものは想像を掻き立てるようなところがあるわけでし…
ということで、千葉県の下総台地にあります龍角寺古墳群は「房総のむら」と混然一体のせいか、古民家やら擬洋風建築物やらがあったりもしたのですけれど、もいちど古墳ら…
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コロナ禍を挟んですっかりご無沙汰になっていた「METライブ」ですけれど、久しぶりに先月、グノー『ロメオとジュリエット』を見たことで「やっぱり面白いじゃん」と。…
まだまだ到着したばかりの伏見の町は基本的には碁盤の目ではあるも、昔ながらの路地は素直でないせいもあって、伏見十石舟の乗り場に辿りつくにはちょっとした戸惑いも。…
さてと、GWに信州をあちこち点々と巡った話の方はようやっと最後ということに。安曇野の小さな美術館を覗いたとは言いましたですが、最後にやってきたのは資料館ですな…
旅のきっかけのひとつとなっていた京セラファインセラミックス館とついでながら稲盛ライブラリーを訪ねていろいろと思い巡らしはありましたですが、取り敢えず話は先へ。…
信州・安曇野の小さな美術館、大熊美術館を訪ねたわけですが、上には上と言いましょうか、さらにちいさくひっそりとした美術館がさほど大熊美術館から遠からぬ木立の中に…
ということで、京都市伏見区にある京セラ本社ビル併設の京セラファインセラミックス館を訪ねた折、ついでに(といっては失礼ながら)もひとつ、「稲盛ライブラリー」とい…
少々軽めの雰囲気のバロック音楽演奏会を聴いてきたのでありますよ。東京・狛江のエコルマホールで開催されたこのコンサート、平日昼間というレアな開催時間は、狛江市の…
ということで、京都市伏見区にあります京セラ本社ビルに来てエントランスを徘徊?(不審者と見られないふうに)しておりましたが、本来の目的地たるファインセラミック…
GWの最中に安曇野の美術館を3つ(加えて資料館をひとつ)巡ったですが、次へ次へと小さくなっていきましたなあ。それでも高橋節郎記念美術館は公立の一定規模の美術館…
京都駅から伏見方面に向かう…となれば、普通は電車利用となりましょうけれど、最初の目的地(今回の旅のきっかけのひとつではあるも、テーマからはいささか外れています…
このほど振り返りを始めた「京阪淀川紀行」で書いておきたいことはたくさんあるのですけれど、GWにうろうろしてきた信州のこともも少しだけ。安曇野にある美術館・資料…
しばし無沙汰をいたしてしまいました。またしてもいずこに旅に出ておったかを詳らかにすることもなく、ただ「東海道新幹線で京都へ移動…」とだけ申しておりましたが、京…
いやはやひと月近くかかってようやっと、一書を読了。久しぶりにボリュームたっぷりを堪能いたしましたよ。タイトルは『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』…
およそコロナを気にすること無しにGWを過ごせたからでしょうか、週末の賑わいはコロナ以前にも増しているような気がしますですね。不思議なことに?人出が多いところほ…
JR小海線の八千穂駅前を南北に伸びる道はゆるやかにカーブして、またあたりの建物もなかなかに古びていて、いかにも旧道の佇まいなのですな。さりながら、佐久往還(…
信州に出かけてこれまで巡った茅野や諏訪のあたりからは八ヶ岳を隔てて反対側にあたる長野県南佐久郡佐久穂町にたどり着きました。佐久穂町というのは、佐久町(佐久市と…
オルガンの曲と言えば、それがバッハの作った(とされる)作品とは知らずとも思い浮かべるのはトッカータとフーガ 二短調ではなろうかと。冒頭のフレーズは極めて印象に…
先に訪ねた信州・茅野市の尖石縄文考古館では、黒曜石関係の展示解説もいろいろありましたですねえ。何せ、諏訪のあたりは縄文時代の貴重品、黒曜石の宝庫として知られる…
信州は茅野市の京都芸術大学附属康耀堂美術館を訪ねて、「この美術館、立ちいくものであるかなあ…」てなことを考えてしまったわけですが、次に立ち寄った茅野市のお隣、…
ということで、上社前宮を訪ねてつつがなく?諏訪大社四社まいりをコンプリートとしたところで、駐車場へと戻る道すがら、路上にカラフルなマンホールの蓋を発見したので…
とかく対立関係にあった者のうち勝者の側が叙述した歴史が後世に残されて、敗者の側にあったであろう大義名分はすっかり隠されてしまい、あたかも極悪人、罪人であるよう…
さて、最初は上野毛国紀行と言うに違わず、かみつけの里の保渡田古墳群を巡り、後には看板とはいささか異なる碓氷峠鉄道文化むらの話が長引いてしまっておりましたが、こ…
JR武蔵野線の新座駅を起点にして、野火止用水とその分水である平林寺堀に沿ってぶらり散歩をしてきましたけれど、そもそも新座に出向いたのは新座市の歴史民俗資料館を…
都心よりも比較的近い八王子でやっているし、どうしよっかなあと思っていた展覧会。たまたまにもせよ、招待券が舞い込んできましたので「それならば…」と出かけてきた次…
まあ、鉄分濃度の違いによって楽しみ方はさまざまと思われる「碓氷峠鉄道文化むら」にあって、個人的にいちばんの見どころかと思えるのが鉄道資料館でありまして。「全国…
埼玉県新座市のぶらり散歩を鉄腕アトムの話で始めたわけですが、改めてJR武蔵野線の新座駅から野火止用水沿いの遊歩道を歩くという方向へ。道々、こっちでいいのかな?…
神奈川県立相模湖交流センターを訪ねたのは併設アートギャラリーで開催中の展覧会を見るのが目的だったのですけれど、館内には「相模湖記念館」なる施設もあり、こちらも…
碓氷峠鉄道文化むらの屋外展示場で見た車両の数々、そのお話の続きと申しながら、鉄道図鑑みたいなふうに写真を並べるだけというのもなんだかなあ…とは。ただそうは言っ…
天気予報によれば傘マークが続くようすが窺え、梅雨も間近か…と思える中で晴天は貴重なものとなりますので、またしても外出を。この度は、埼玉県の新座に行ってまいりま…
唐突ながら、相模湖に行ってきたのでありまして。高尾山の向こうというのが相模湖を遠く感じさせるところながら、東京でも西方の多摩地域からすれば、中央線の快速電車…
群馬県安中市にあります碓氷峠鉄道文化むらを訪ねて、たくさんの車両が並んだ屋外展示場へとやってまいりました。鉄分多めの方々は大いに盛り上がるところではなかろうか…
川崎まで足を運んだとなれば、ついつい立ち寄るのが川崎浮世絵ギャラリーでして。3月に前回展『錦絵の誕生~師宣、春信から歌麿、写楽まで~』を覗いた際に「次回展も面…
わざわざ「碓氷峠鉄道文化むら」を訪ねておきながら、到着早々にああでもないこうでもないと申してしまいましたですが、それはそれとして展示のあれこれを振り返っておこ…
昨日(5/23)は突如として寒さが帰って来た一日となりまして、すっかり衣替えも済ませた中、手近の冬物を引っ張り出してミューザ川崎のランチタイムコンサートに行っ…
JR横川駅とはもはや繋がっていない線路に導かれてたどり着いたのは「碓氷峠鉄道文化むら」なのでありました。線路は園内(というか、むら内?)に繋がっておりますが…
実は「小学校開校の日」というのは昨日(5/21)だったようですなあ。 小学生の頃の思い出で1番印象に残っている事は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプ…
…ということでJR信越本線に乗って、群馬県内どん詰まりの横川駅にたどり着いたところから続きのお話でございます。 月曜の朝とあって、今では乗降客はわずかな人数…
先日、東京・四谷の紀尾井ホールへフルート・リサイタルを聴きに行った折、今後の公演紹介のためのフライヤーを並べたラックにかような一枚を見つけたのですなあ(聴きに…
「上毛野国紀行」と言いながら、実は古代の香り漂うのはかみつけの里博物館と保渡田古墳群のお話だけでして…。まあ、歴史に関わるといっても時代は一気に飛んで、近代の…
いささか遅ればせながら、先の日曜(5/14)に出向いた演奏会のことを。東京・四谷の紀尾井ホールで行われた「大塚 茜 フルートリサイタル Akane on Ba…