いやはやひと月近くかかってようやっと、一書を読了。久しぶりにボリュームたっぷりを堪能いたしましたよ。タイトルは『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
下総佐倉成田紀行 弥生文化がじわじわと…@国立歴史民俗博物館常設展編
さてと、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館の常設展示は先史時代から近現代に至るまで、歴史をなぞる解説があるわけですが、今回は(その後の佐倉市内ぶらぶらの都合もあ…
タイトルが「美濃瀬戸やきもの紀行」ですので、やきもの話に終始するのはまあ当然ながら、時折毛色の異なる話を混ぜたくなりますな。この間は乙塚古墳のことに触れました…
下総佐倉成田紀行 縄文土器のさまざま@国立歴史民俗博物館常設展編
千葉県佐倉市に国立歴史民俗博物館を訪ねて特集展示とともに常設展を見て周ったわけですが、日本列島に人類が到達してから長らくを経て、いよいよ縄文の時代となるのです…
美濃瀬戸やきもの紀行 美濃焼の茶碗あれこれ@美濃陶磁歴史館編
岐阜県は土岐市美濃陶磁歴史館でやきもののあれこれを見て周ったわけですが、茶陶といってはやはり茶碗となりましょうかね。おとなり多治見市の美濃焼ミュージアムでもた…
千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で北海道の古代文化に関する特集展示を見て来たことを綴りつつ、予て読もうと思っていた本をいよいよ手にとることに。西條 奈加の小説…
下総佐倉成田紀行 日本列島にヒトがやってきた@国立歴史民俗博物館常設展編
千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館。折しも開催中の特集展示「北の大地が育んだ古代-オホーツク文化と擦文文化-」をお目当てに出かけたわけですけれど、思いのほか…
さてと、岐阜県土岐市の美濃陶磁歴史館で常設展のコーナーへ。曰く、収蔵品展「美濃桃山陶」と。解説の「はじめに」としてまずはこんな紹介が。室町時代、茶の湯の道具へ…
ちょいと前に劇団民藝の舞台『巨匠』を見てセリフ回しのことを云々したからかもしれませんですが、(唐突ながら)芝居を音楽に擬えてみますれば、台本が楽譜、セリフ回し…
…ということで、千葉県佐倉市にあります国立歴史民俗博物館の特集展示「北の大地が育んだ古代-オホーツク文化と擦文文化-」の(小さな…)展示室を見て周ったお話であ…
先日、トッパンホールでランチタイムコンサートを聴いた折、例によって立ち寄ったのがホールと同じ建物内にある印刷博物館のP&Pギャラリーでして。入場無料の展示施設…
美濃瀬戸やきもの紀行 土岐市美濃陶磁歴史館のコレクションから編
…ということで、岐阜県土岐市を訪ねて織部の里公園、乙塚古墳附段尻巻古墳と見てきましたですが、やきもの紀行としてはやはり土岐市美濃陶磁歴史館を見ておかねばと。 …
東京都心と千葉県成田を結ぶ鉄道路線はJRと京成とが付かず離れずの関係で並走していますけれど、佐倉市の中心部に近い方は京成佐倉駅の方ですな。途中の船橋で、あえて…
今年2023年の見納め芝居は劇団民藝公演の『巨匠―ジスワフ・スコヴロンスキ作「巨匠」に拠る―』でありました。見納めてなことを言っても、今年は加藤健一事務所公演…
岐阜県土岐市の織部の里公園に、たくさんの美濃焼を生み出した元屋敷窯跡を訪ねた後、土岐市美濃陶磁歴史館を訪ねる前に寄り道をした…と申しましたですが、そも陶磁歴史…
またまたランチタイムコンサート@トッパンホールに出かけてまいりました。今回はピアノのソロ・リサイタルでしたなあ。 予定曲目にベートーヴェンのピアノ・ソナタ第…
取り敢えず千葉県内陸部の方へとだけ言って出かけておりましたが、例によってちともったいぶっておりましたなあ。出かけた先は千葉県の佐倉市と印旛郡栄町で中間の成田市…
♪汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ …とか、♪今は山中 今は浜…とか、そういった類いが満載なのかなと思って図書館から借りてきてみた…
ひとしきり多治見のやきもの関係のスポットを見て周り、朝もそうそうに中央本線に乗って…と言いつつ、荷物はまだ多治見のホテルに預けたままにして向かったのは、名古屋…
先に岐阜県多治見市にあるとうしん(東濃信用金庫)の美術館を訪ねた話をしたですが、地場の信金であるたましん(多摩信用金庫)が手掛けている「たましん美術館」ではど…
「美濃瀬戸やきもの紀行」と言いつつも多治見のお話ばかりが続いております(そのうちの半分は美濃焼ミュージアムの見聞でした)なあ。ようやっとたどり着いた多治見話の…
先日、『女ことばってなんなのかしら?』を読んだことで「役割語」なるものを知るところとなりましたけれど、これまたその類いなのであろうなあと手にとったのが岩波現代…
岐阜県多治見市でモザイクタイルミュージアム、多治見市美濃焼ミュージアム、とうしん美濃陶芸美術館と訪ねまわり、古いところからリアルタイム現代に至るまで、さまざま…
さて、このほど東京都公文書館を訪ねるのに背中を押された企画展「東京府文書にみる多摩と東京 ―多摩地域東京府移管130年―」を覗いてみることに。 常設展示室自…
例えば東大と言えば東京大学、東博といえば東京国立博物館、東急といえば東京急行電鉄…のように「東何」と表記されると、それは「東京何々」の省略形だと受け止めてしま…
しばらく前に…と、かつて自ら書いたところを検索してみれば2022年の2月でしたか、武蔵国分寺跡の界隈を歩き回ったことがありました。その時に歩き出したポイントは…
今でこそ志野茶碗といえば美濃焼となっておるわけですが、かつてやきものの器一般に「せともの」と一絡げにされていたこととも関わりましょうか、志野茶碗も瀬戸窯から出…
東京・調布の電気通信大学キャンパス内にありますUECコミュニケーションミュージアムを訪ねて、展示室のひとつに真空管だらけの部屋があると申しましたですな。なん…
多治見市美濃焼ミュージアムでもって、美濃焼の1300年をざっくり振り返ったところでたどり着いたのは現代陶芸の世界でありますよ。安土桃山時代に茶陶で極めた栄華…
初台にある東京オペラシティに出かけたついでに、京王線沿線のとある国立大学を訪ねたのでありますよ。調布駅からちょいと離れたキャンパス内で立ち寄ったのは「UECコ…
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いやはやひと月近くかかってようやっと、一書を読了。久しぶりにボリュームたっぷりを堪能いたしましたよ。タイトルは『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』…
およそコロナを気にすること無しにGWを過ごせたからでしょうか、週末の賑わいはコロナ以前にも増しているような気がしますですね。不思議なことに?人出が多いところほ…
JR小海線の八千穂駅前を南北に伸びる道はゆるやかにカーブして、またあたりの建物もなかなかに古びていて、いかにも旧道の佇まいなのですな。さりながら、佐久往還(…
信州に出かけてこれまで巡った茅野や諏訪のあたりからは八ヶ岳を隔てて反対側にあたる長野県南佐久郡佐久穂町にたどり着きました。佐久穂町というのは、佐久町(佐久市と…
オルガンの曲と言えば、それがバッハの作った(とされる)作品とは知らずとも思い浮かべるのはトッカータとフーガ 二短調ではなろうかと。冒頭のフレーズは極めて印象に…
先に訪ねた信州・茅野市の尖石縄文考古館では、黒曜石関係の展示解説もいろいろありましたですねえ。何せ、諏訪のあたりは縄文時代の貴重品、黒曜石の宝庫として知られる…
信州は茅野市の京都芸術大学附属康耀堂美術館を訪ねて、「この美術館、立ちいくものであるかなあ…」てなことを考えてしまったわけですが、次に立ち寄った茅野市のお隣、…
ということで、上社前宮を訪ねてつつがなく?諏訪大社四社まいりをコンプリートとしたところで、駐車場へと戻る道すがら、路上にカラフルなマンホールの蓋を発見したので…
さてはて、最後に見たのはいつだったか…と、ブログ内検索の結果によりますれば2019年5月の「ワルキューレ」であったとは。コロナ禍の間を通じてずぅっとご無沙汰し…
さてと、信濃國一宮の諏訪大社で四社まいりの最後、上社前宮へとやってきました。鬱蒼とした木立に囲まれて、この先に程なく社殿があろうかと思わせるところながら、そ…
「天才っているんだなあ…」と、今さらながらしみじみと。GW後半に信州をうろうろしていた間、TV番組の録画が少々溜まっておりましたが、それの在庫蔵出しセール(?…
結果的に諏訪大社の四社まいりとなります最後のお宮、上社前宮へと上社本宮から移動する道すがら、途中で一カ所立ち寄ることに。神長官守矢史料館という施設です。 さ…
うっかり書きはぐれるところでしたですが、先日『スターウォーズ』の演奏会を聴きに川崎に出かけた折、例によって川崎浮世絵ギャラリーに寄っておりましたので、そのあた…
5月の初め、あちらこちらで藤の花が見事に咲き競っておりますなあ。東京でいえば亀戸天神とか、関東でいえばあしかがフラワーパークとか有名どころが数々あって、この…
さて、鹿児島をぐるりと巡った6泊7日の旅も最終日となりました。思えば、到着した日にざーざー降りの雨に遭遇し、鹿児島空港を出てからどこに立ち寄るでもなく鹿屋市の…
鹿児島市内でもって訪ねたところが「関吉の疎水溝」や「寺山炭窯跡」と、世界遺産の構成要素になっているとはいえ、なんとも地味なところを巡ったりしたですが、鹿児島観…
山梨に出かけて県立博物館、県立美術館を見て来た…といって、「富士川水運の300年」展@山梨県立博物館を振り返ったのに続いては美術館の方です。開催中であったのは…
ユネスコ世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の、鹿児島県内にある構成要素のひとつである「関吉の疎水溝」を訪ねた後、「実はこの次にはさらに「うむむ…」という事…
ちょいと思い立って山梨へ、県立博物館と県立美術館のそれぞれ企画展・特別展を見てこようと思いまして出かけたような次第でありますよ。まずは、中央本線石和温泉駅から…
ユネスコの世界文化遺産に「明治日本の産業革命遺産」という括りであちこちの史跡がまとめて登録された時には、「こういう登録のされ方もあるのであるか」と思ったもので…
JR横川駅とはもはや繋がっていない線路に導かれてたどり着いたのは「碓氷峠鉄道文化むら」なのでありました。線路は園内(というか、むら内?)に繋がっておりますが…
実は「小学校開校の日」というのは昨日(5/21)だったようですなあ。 小学生の頃の思い出で1番印象に残っている事は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプ…
…ということでJR信越本線に乗って、群馬県内どん詰まりの横川駅にたどり着いたところから続きのお話でございます。 月曜の朝とあって、今では乗降客はわずかな人数…
先日、東京・四谷の紀尾井ホールへフルート・リサイタルを聴きに行った折、今後の公演紹介のためのフライヤーを並べたラックにかような一枚を見つけたのですなあ(聴きに…
「上毛野国紀行」と言いながら、実は古代の香り漂うのはかみつけの里博物館と保渡田古墳群のお話だけでして…。まあ、歴史に関わるといっても時代は一気に飛んで、近代の…
いささか遅ればせながら、先の日曜(5/14)に出向いた演奏会のことを。東京・四谷の紀尾井ホールで行われた「大塚 茜 フルートリサイタル Akane on Ba…
このほどの群馬行きはかみつけの里、保渡田古墳群がお目当てだったわけでして、場合によっては日帰りできないこともないでしたですが、せっかくなので一泊。ホテル至近の…
…ということで、ひっさしぶりに都心で20数年ぶりですかねえ、懐かしい再会の飲み会をしてきたのでして、まあ、若い頃にあれこれあったほどぐだぐだにはなりませんでし…
どうでしょうかね。関東地方の方である一定年齢以上であれば、今回のタイトルに記した「つつじ祭りを見に行こう!」に、思い出されるものがあるのではなかろうかと思うの…
実は山梨・小淵沢のアパートにしばし滞在しておりまして…と言って、滞りもなしに日々の更新に勤しんでおりますからには、まあ、どこにいようと関係がないわけで敢えて断…
群馬県高崎市の保渡田古墳群を巡って最後に訪ねたのが、近辺の古墳三基の中で最古にして最古の井出二子山古墳でありました。最後に、と言いつつも、そもそも最寄りバス停…
何につけ、およそ世間の話題を追いかけることがないものですので、「ほお、これが日本アカデミー賞作品賞取り立てほやほやの映画であったか…」と。だから見たというわけ…
群馬県高崎市の保渡田古墳群には大きな前方後円墳が三基あるということで、八幡塚古墳に続いては薬師塚古墳の方へと。3つの中では最も遅く造られたものということでした…
先日は群馬交響楽団の草創期を描いた映画『ここに泉あり』を見ましたですが、悪戦苦闘を乗り越えて(映画の中では群響ならぬ)高崎フィルハーモニーがたどり着いたところ…
群馬県高崎市の保渡田八幡塚古墳を訪ねて、この円筒埴輪がぐるり囲んだ後円部の墳丘直下、東国の王が眠った石室のようすが見られるので、写真左側のいかにもな人工物に…
Eテレ『旅するためのイタリア語』の毎月最終週は会話実践として町に繰り出すことになってますけれど、コロナ前の学習者役の人たちであれば実際にイタリアに出向いてロケ…
さてと群馬県高崎市のかみつけの里にあって、ようやく古墳そのものを見に行くことに。といっても、かつみけの里博物館からは目と鼻の先ですので、博物館から一歩外へ出れ…
まあ、こういうものは何を引き当てたとしても、何らかその人その人を分析(といいますか)したようなところが一切無い、偶然の産物のようなものだと思いつつも、興味本位…
大河ドラマ『どうする家康』をなんとなあく見続けてしまっていますけれど、天下分け目の関ケ原まではまだしばらくかかりそうですなあ。まあ、良し悪しは別としてさまざま…
そういえば「かみつけの里博物館」の、そもエントランスに至る入口部分にはこんな展示がありましたなあ。 現代の馬に比べると小ぶりな体形の古代馬を実物大で示したも…