2024年3月23日(土)3499 スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 灰矢印は左右に3つずつ有る灰緑を帯びた円い紋を指しています。これを胡麻粒に見立ててゴマケンモンと名付けたのでしょう。緑矢印は腎状紋を指しています。桃矢印は環状紋を指しています。これら二つの紋が有るので本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科かモンヤガ...
植物・昆虫・野鳥の観察から分かった多様性と生きる工夫を伝えたい。出会いから生まれた感動の記録です。
ブログ同様,同名のホームヘージもご覧下さい。 http://itotonbosan.web.fc2.com/ 植物図鑑には奇麗な写真が沢山あります。 蛾の図鑑には多様性に富んだ蛾が掲載されています。
2024年3月31日(日)3506 ウンモンスズメ(スズメガ科ウチスズメ亜科) 撮影日2014/7/23 ①ウンモンスズメ(スズメガ科ウチスズメ亜科)勿来の関この蛾を見る度,嬉しくなって喜んでしまいます。大きくて綺麗で勿来の関ではあまり見かけない珍しい蛾だからです。というのは,勿来の関周辺では本種の幼虫が食べるニレ科の植物があまり分布していないからです。それに対してモモスズメ(スズメガ科ウチスズメ亜科)は毎年沢山観察して...
2024年3月30日(土)3505 ウコンエダシャク♂と(シャクガ科エダシャク亜科) 撮影日2014/7/21 ①ウコンエダシャク♂透明膜があるので♂(シャクガ科エダシャク亜科) 撮影日2014/7/21 場所:いわき市植田町中央公園・勿来の関本種のいわれはショウガ科ウコン属の多年草ターメリック(英称)に由来します。色が鮮やかな黄色でカレーの原料となっている(ウッコン)が訛ってウコンになったものと思われます。本種は♂と♀では形態にはっき...
2024年3月30日(土)3505 ウコンエダシャク♂と(シャクガ科エダシャク亜科) 撮影日2014/7/21 ①ウコンエダシャク♂透明膜があるので♂(シャクガ科エダシャク亜科) 撮影日2014/7/21 場所:いわき市植田町中央公園・勿来の関本種のいわれはショウガ科ウコン属の多年草ターメリック(英称)に由来します。色が鮮やかな黄色でカレーの原料となっている(ウッコン)が訛ってウコンになったものと思われます。本種は♂と♀では形態にはっき...
2024年3月29日(金)3504 カギモンキリガと(ヤガ科ヨトウガ亜科) 撮影日2019/04/24 撮影勿来の関 ①カギモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影日2019/04/24 場所:勿来の関本種のいわれは外縁に近い方の紋の形にあります。物を引っかけるものの形(鉤)に似ているからです。非常にはっきりしていて印象に残る紋様です。本種に似た紋様の蛾は見付かりませんが,名前が似ていて混同する蛾がいます。その蛾の名前はカギモンヤガです...
2024年3月27日(水)3503 アシブトクチバと(ヤガ科シタバガ亜科) 撮影日2018./08/10 撮影場所勿来駅西公園・勿来の関 ①アシブトクチバ(シャチホコガ科) 撮影日2011/06/20 場所:勿来駅西公園勿来の関ではほとんど見かけない蛾です。それもそのはずです。幼虫の食草は、サルスベリ、ザクロ、ネムノキ、ハギなどで,サルスベリ、ザクロは分布していないからです。でも,ネムノキ、ハギは分布しているので観察できるかもしれ...
2024年3月27日(水)3503 ニトベシャチホコ(シャチホコガ科) 撮影日2018./08/10 撮影場所勿来の関 ①ニトベシャチホコ(シャチホコガ科)なんとも奇妙な紋様をした蛾です。胸部がえぐれて中が剥き出しになっている様です。腹部が太く外縁からはみ出しています。この事から本種はシャチホコガ科と分かります。幼虫はズミ、カマツカの葉を食べます。大きく見えますが開帳 50㎜なので中くらいの蛾です。にほんブログ村●2つのラン...
2024年3月26日(火)3501 スズキドクガ(ドクガ科科) 撮影日2018./06/07 撮影場所勿来の関 ①スズキドクガ(ドクガ科)全体に黒く見た瞬間「ドキッ。」としました。前翅中頃に白ずんだ紋が有って同定に役立っています。(赤矢印)♀は♂より大きく葯前翅長43㎜です。足が毛深く前や横に伸ばしきっている感じはシャチホコガ科に似ています。外縁から腹端がはみ出しているのも似ています。スギドクガ似も似ていますか,もっと灰色を...
2024年3月25日(月)3501 カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科) 撮影日2022/03/31撮影場所勿来の関 ①カシワキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)緑矢印は腎状紋,黄緑色矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋が有ることから本種はヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と予想がつきます。黄矢印は外横線,赤楕円は黒筋を指しています。本種にはカシワオビキリガという名前が似ている種が居るので注意が必要です。でも,紋様は簡単に区別...
2024年3月24日(日)3500 フタスジヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①フタスジヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科)薄褐色の地に黒くくで太い筋筋模様は力強いギリシャ彫刻を感じさせます。黒い足からはヒトリガ亜科を思い起こさせます。二本の横線が走っているので「フタスジヒトリ」と名付けられたのでしょう。幼虫はクワの葉を食べます。にほんブログ村●2つのランキングに参加中です!! ●...
2024年3月23日(土)3499 スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 白地に黒い筋が走り,左右に3つずつの灰褐色の円い紋がある美しい蛾です。緑矢印は腎状紋と思われるものを指していますが,環状紋は何処に有るか分かりません。この紋が有ることで本種はヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科の仲間と予想が立ちます。,幼虫はオオカメ...
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2024年3月22日(金)3498 トビイロトラガ(ヤガ科トラガ亜科) 撮影日2019/05/30撮影場所勿来の関 ①トビイロトラガ(ヤガ科トラガ亜科)実矢印は外横線,紺矢印は内横線を指しています。赤矢印は,腎状紋黄矢印は,環状紋を指しています。これらの紋が有ることから本種はヤガ科ヨトウガ亜科やキリガ亜科等の仲間と分かります。本種と似た蛾が2種類以上いるので注意が必要です。でも,後角に近い所に黄緑矢印が指している橙黄色...
2024年3月21日(水)3498 キンイロキリガ(ヤガ科代ヨトウガ亜科)撮影日)2013/04/08撮影場所勿来の関 ①キンイロキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)本種は昨日紹介したスギタニキリガと並んで格好の良い蛾だと思っていますが,私はスギタニキリガの方が好きです。紋様がすっきりしているからです。本種にも二羽の小鳥の紋様が見られます。外縁に近い方から腎状紋,環状紋とが並んでいます。空矢印は親鳥,黄緑矢印は雛を指しています...
2024年3月20日(火)3497 スギタニキリガ(ヤガ科代ヨトウガ亜科)撮影日2013/03//12撮影場所勿来の関 ①スギタニキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)本種の大きさは開帳 45~54㎜で中くらいですが,素敵な紋様が魅力的です。それは赤矢印が指している小鳥の親の様に見える紋です。左側の紋は雛のように見えますが,如何にも親が子に口移しで餌をあげているように見えます。実はこれらは腎状紋(外側の紋)と環状紋(内側の紋)なのです。こ...
2024年3月19日(火)3496 スカシカギバ(カギバガ科カギアツバ亜科)撮影日2018/10//17撮影場所勿来の関 ①スカシカギバ(カギバガ科)「ドクロに似ている」と本種を見たときから感じています。前翅中央付近にあるに有る半透明部分が目立っているからです。後翅は半透明の方形が散在しています。翅頂を見ると鉤状に曲がっています。(赤矢印)この事から本種はカギバガ科と分かります。黒い体の幼虫は腹端と腹部中央に白紋かあって...
2024年3月18日(月)3495 イボタガ(イボタガ科)撮影日2013/04/06撮影場所勿来の関 ①フクロウに擬態しているというイボタガ(イボタガ科)エゾヨツメ・オオシモフリスズメとともに春の三大蛾の一つです。開張はなんと80~115㎜になります。眼状紋もさることながら,全体に広がる細かい筋模様の見事さに見とれてしまいます。「フクロウ」に擬態していると言われています。幼虫はイボタノキ、キンモクセイ、トネリコ、ネズミモチ...
2024年3月17日(日)3494 シロモンヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)撮影日2013/05/24撮影場所勿来の関 ①シロモンヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)本種は開張が19-26㎜と小さな蛾です。全体に青味がかった黒い色で前翅前縁後半に半楕円の白紋が有ります。ヒメハマキガ亜科にも関わらず特有のヒメハマキ紋様がありません。胸部背の一部が迫り上がっています。 幼虫はサクラ、ウワミズザクラ、ソメイヨシノの葉...
2024年3月16日(土)3493 リンゴツノエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影日2019/07/02撮影場所勿来の関 ①リンゴツノエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)黄緑矢印は外横線,桃矢印は内横線を指しています。本種はフタヤマエダシャクと雰囲気が似ていてとてするとき戸惑ってしまいます。でも,本種の外横線には外側に出張る山は1つしかありませんが,(黄緑色が指している場所)フタヤマエダシャクでは二つあるので区別...
2024年3月15日(金)3492 ニッコウフサヤガ(ヤガ科フサヤガ亜科)撮影日2018/06/12撮影場所勿来の関 ①ニッコウフサヤガ(ヤガ科フサヤガ亜科)写真写りの悪い蛾ではっきりと明るくはなかなか撮れません。この写真は偶々明るくはっきり撮れました。不思議なことは未だあります。それは腹部が必ず左か右に曲がっていることです。観察結果から言うと腹端は地面がある方を指しています。写真を見て驚いたことは色彩豊かで明るくハー...
2024年3月14日(金)3491 マエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ類)撮影日2019/01/01撮影場所勿来の関 ①マエシロモンアツバ(ヤガ科テンクロアツバ類)本種の形は矢尻の先のような形をしています。この様な蛾はヤガ科の仲間です。本種は前翅長7~9㎜と小さな蛾です。にもかかわらず斬新な模様で初めて見る人の目を引きます。本種の模様は前縁に沿って太い白線があって黒紋を避けるように曲がり翅頂に向かって走っています。...
2024年3月13日(水)3490 アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)撮影日2019/01/01撮影場所勿来の関 ①アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)ほとんど見掛けない珍しい蛾です。というのは幼虫が食べるのはワラビの葉だからです。シダ植物を食べる蛾はいくつか居ますが多くはないからです。本種の特徴として横線に沿って白い帯状の白帯が見られることを上げます。特に顕著なのは,外縁に一番近く沿った...
2024年3月12日(火)3489 キバラケンモンとニセキバラケンモンの違い(両者ともヤガ科 ウスベリケンモン亜科)撮影日2017/05/16/撮影場所勿来の関 両者の写真を比べている内にやっと違いが分かりました。(a,b,c,d)①キバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)2020/08/17撮影青矢印は外横線と思われる横線を指しています。この外横線は複雑に曲がっています。aそして途中から小さく切れています。黄緑矢印はその外横線から...
2024年3月11日(月)3489 ニセキバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)撮影日2017/05/16/撮影場所勿来の関 ①これも紋様が綺麗なニセキバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)昨日紹介したキバラケンモンとよく似ていて表面の模様だけでは区別が難しいです。「渓舟の昆虫図鑑」によると後翅の色で区別するのがよいと紹介しています。(確実に見分けるには、後翅を確認するのが良い。ニセキバラケンモンは、後翅が黒色...
2024年3月10日(日)3488 キバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)撮影日2020/08/17撮影場所勿来の関 ①紋様が綺麗なキバラケンモン(ヤガ科 ウスベリケンモン亜科)勿来の関の歩道を歩いていると白と黒のツートンカラーでしたが綺麗な蛾が道に止まっていました。細かい筋模様でコントラストが強いせいか綺麗に見えたのでしょう。ネットで検索すると本種はニセキバラケンモン・キタキバラケンモンと似ていてよく見ないと区...
2024年3月9日(土)3487 イカリモンガ(イカリモンガ科)撮影日2015/07/02撮影場所勿来の関 ①チョウに似た特徴を持つイカリモンガ(イカリモンガ科)山奥でしか出会えないと思っていた蛾が目の前で花の蜜を吸っているではありませんか。早速カメラを取り出し撮影を始めました。でもうっかり近付くと目の良いチョウは人影に驚き飛んでしまいます。そこで後方からそっと近付きました。運良く食事中だったためか逃げられずに済みまし...
2024年3月8日(金)3486 オオバトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)撮影日2019/07/01,2014//06/20撮影場所勿来の関 ①オオバトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)赤矢印はトガリバガ斜上線,青矢印は腎状紋,黄緑矢印は環状紋を指しています。トガリバガ斜上線は筆者が勝手に名付けた名称ですが,翅頂付近から立ち上がり亜外縁線(白い横線)に達しています。これを覚えておくと同定が楽で速やかに進み便利です。従って,環状紋...
2024年3月7日(木)3485 セダカシャチホコ(シャチホコガ科)撮影日2017/07/18撮影場所勿来の関 ①胸部背の毛が高く立ち上がっているセダカシャチホコ(シャチホコガ科)本種で一番目立つのは青矢印が指している胸部背に見られる逆立っている毛です。まるで鶏の鶏冠のようです。この理由で,本種をセダカシャチホコと名付けたようです。本種は光の反射具合で黄金色に輝いて見えることがあります。幼虫はコナラ、ミズナラ、クヌギ、...
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2024年3月7日(木)3485 セダカシャチホコ(シャチホコガ科)撮影日2017/07/18撮影場所勿来の関 ①胸部背の毛が高く立ち上がっているセダカシャチホコ(シャチホコガ科)本種で一番目立つのは青矢印が指している胸部背に見られる逆立っている毛です。まるで鶏の鶏冠のようです。この理由で,本種をセダカシャチホコと名付けたようです。本種は光の反射具合で黄金色に輝いて見えることがあります。幼虫はコナラ、ミズナラ、クヌギ、...
2024年3月6日(水)3484シロスジキノコヨトウ(ヤガ科キノコヨトウ亜科)撮影日2016/07/02撮影場所勿来の関 ①胸部背が鶏冠のように盛り上がっているシロスジキノコヨトウ(ヤガ科キノコヨトウ亜科)黄矢印は胸部背に盛り上がったコブのようなもの,黄緑矢印は腎状紋をさしています。胸部背は鶏冠(とさか)の様に高く盛り上がっていて異様に感じられます。この部分から翅頂付近に向けて白い帯状の筋が走っています。2つの白い帯状の...
2024年3月5日(火)3483マツカレハ(カレハガ科)撮影日2019/07/03撮影場所勿来の関 ①褐色のグラデーションと白い縁取りが綺麗で幅広い触角が目立つマツカレハ(カレハガ科)黄緑矢印は内横線,黄矢印は外横線を指しています。写真を見ての特徴は腹端が外縁から飛び出していることと発達した触角です。腹端が飛び出していてもシャチホコガ科ではありません。触角が発達していて特徴で大きく折れ曲がっているからです。本種の特徴は...
2024年3月4日(月)3483 ノコメセダカヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影日20121/10/27撮影場所勿来の関 ①ノコメセダカヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は内横線,青矢印は外横線を指しています。桃矢印は環状紋,赤矢印は腎状紋を指しています。これら2つの紋の存在から本種はヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。白矢印はめくりあがった後縁を指しています。前翅長は25~30㎜と大きくがっしりした蛾です。内横線がノコメセ...
2024年3月3日(日)3482 ウスキトガリキリガ(ヤガ科キリガ亜科)撮影日20121/10/31撮影場所勿来の関 ①雰囲気がノコメセダカヨトウに似ているウスキトガリキリガ(ヤガ科キリガ亜科)この写真でノコメセダカヨトウの紹介をしようと思っていたら内横線の様子が違うとに気が付きウスキトガリキリガの間違いだと分かりました。赤矢印は内横線,青矢印は外横線を指しています。黄矢印は環状紋,黄緑矢印は腎状紋を指しています。それ...
2024年3月2日(土)3481 セスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)撮影日20116/07/02撮影場所勿来の関 ①ヒメセスジノメイガに似ているセスジノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)地色が黄色でしかも筋色が焦茶です。ここまでて,科名が分かる方は年季が入った方です。桃矢印は内横線,黄緑矢印は外横線を指しています。しかも,これら二本の横線が階段状になっていればノメイガ亜科です。階段状の縦線は不明瞭になっている場合が多い...
2024年2月29日(木)3480 フタスジエグリアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)撮影日20115/02/15撮影場所勿来の関 ①長い下唇鬚を持ち,外縁がえぐれているフタスジエグリアツバ何の仲間か知るには紺矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見れば分かります。前方へ突き出しているのでアツバの仲間と分かります。もっと後方へ反り返っていればクルマアツバ亜科になります。緑矢印が指している前翅外縁を見ると抉られたように凹みがあ...
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2024年3月23日(土)3499 スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 撮影日2019/05//11撮影場所勿来の関 ①スギタニゴマケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 灰矢印は左右に3つずつ有る灰緑を帯びた円い紋を指しています。これを胡麻粒に見立ててゴマケンモンと名付けたのでしょう。緑矢印は腎状紋を指しています。桃矢印は環状紋を指しています。これら二つの紋が有るので本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科かモンヤガ...
2024年7月20日(土)3575 フタトガリアオイガ(ヤガ科アオイガ亜科)2010/10/07勿来の関 ①葉裏に止まっているフタトガリアオイガ 葉の外に見える青い部分は空です。フタトガリアオイガ(ヤガ科アオイガ亜科)黄色地に薄褐色から褐色の筋が走る蛾です。外縁の近くは褐色の斑紋が広がっています。内横線と思われる線が桃矢印が指している所で交差しています。交差点が左右にひとつずつ有って,「W」の字のようです。その部分が尖...
2024年7月20日(土) シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)2016/05/02勿来の関①シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)赤矢印はキバ,緑矢印は触角,桃矢印は後縁沿いの白い筋を指しています。白地に黒い紋が有る蛾を見つけ写真を取りました。なんとキバが生えています。不思議なことに小さい蛾はキバが生えていることが多いので横方向や斜め後方から狙うと良い写真が撮れます。上から見ると頭胸部や後縁に...
2024年7月20日(土)3575 シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)2016/05/02勿来の関①シロモンクロキバガ(キバガ科サクラキバガ亜科)白地に黒い紋が有る蛾を見つけ写真を取りました。なんとキバが生えています。不思議なことに小さい蛾はキバが生えていることが多いので横方向や斜め後方から狙うと良い写真が撮れます。上から見ると頭胸部や後縁に沿って白い筋が有ることが分かりました。足にも白い筋が有ります。こ...
2024年7月19日(金)3572 ウコンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2010/10/22勿来の関①ウコンエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅と後翅を大きく開いて止まっています。この様な蛾はシャクガ科の蛾に多く見られます。本種の大きな特徴として♂と♀では形態に違いが見られることを挙げることができます。それは赤矢印が指している所です。♂には透明な膜のような物が見られますが,♀にはこんな膜はありません。いかな...
2024年7月17日(金)3574 アミメオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2011/05/09勿来の関①アミメオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅も後翅も大きく開いています。この様な蛾はシャクガ科に多い蛾です。大きい蛾で開張が59~65㎜あります。黄矢印は内横線,赤矢印は外横線を指しています。途中で一部分が接触していて混同しがちですが,胸部を囲んでいる方が内横線です。これらの太い線は見事ですが,本種に...
2024年7月16日(水)3573 キマダラツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2014/08/08勿来の関①キマダラツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅も後翅も大きく開いて止まっています。この様な止まり方をするのはシャクガ科で多く見られます。翅頂付近がカレハガ科を思わせるような感じですが,シャクガ科です。赤矢印は後翅外縁中頃の突起,青矢印は後翅外横線,桃矢印は前翅外横線,黄矢印は前翅内横線を指し...
2024年7月16日(火)3572 ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2018/09/14勿来の関①ミヤマツバメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅後翅ともに重なること無く翅を広げて居ます。この様な格好で止まる蛾はシャクガ科に多く見られます。赤矢印は後翅外縁中頃にある突起を指しています。桃矢印は前翅外横線,黄緑色矢印は後翅外横線を指しています。本種にはキマダラツバメエダシャクという似た種が居ます...
2024年7月16日(火)3572 アヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)2019/05/26勿来の関①横から見たアヤナミツマキリヨトウ(ヤガ科ツマキリヨトウ亜科)2019/05/26桃矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋,を指しています。これら二つの紋の存在から本種はヤガ科だと分かります。ヤガ科でもヨトウガ亜科かキリガ亜科或いは,その他の亜科となります。青矢印が指している部分に注目した学者さんがある仲間を細分化してしまったので,...
2024年7月13日(土)3572 アトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)2019/06/12勿来の関①横から見たアトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)②上から見たアトボシエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)ちっと変わった止まり方をする蛾を紹介します。翅を大きく開かず,半開きで止まります。表面の模様が分からず大きく開くのを待っていましたが,何回も待っていてもいつも半開きのままです。そこで全開になるのを待...
2024年7月11日(木)3572 ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科2019/06/12勿来の関①ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科)黄緑矢印は外横線,空色矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。更に,白矢印は外横線と外縁の間にある縦筋の黒線を指しています。本種にはよく似たホソバネグロヨトウが存在するので注意が必要です。でも違いが見られる所が有るので区別することが出来ます。その場所は,黄緑色矢印と白線が...
2024年7月5日(金)3571 ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2019/06/12勿来の関①ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を平たく大きく開き,後翅の紋様がよく見えています。この様な止まり方をするのはエダシャク亜科の蛾に多いです。本種は,赤矢印が指している翅頂付近の色が薄褐色になっています。黄緑色矢印は前翅外横線,桃矢印は後翅外横線を指しています。前翅外横線の外側は少し濃い目の褐色...
2024年7月5日(金)3570 シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)撮影2019/06/16勿来の関①シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)前日の雨で湿度が上がり,明け方の低温で冷やされた空気が露天に達しタイルの表面に露が付いています。緑の地に白い紋が有る小さい蛾です。普通,緑を帯びた蛾はアオシャク亜科に属しますが,例外は必ずありましてこのシロモンアオヒメシャクは前翅後翅とも緑色を帯びてい...
2024年7月5日(金)3569 クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)撮影2022/12/24勿来の関①クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)左右の翅を合わせるように立てて止まっています。この様な止まり方をするのは,シャチホコガ科に多く見られます。発達した触角が目に留まります。触角が羽毛状なら♂,糸状なら♀です。写真の蛾は羽毛状の触角なので♂と分かります。腹端が外縁から見えないので本...
2024年7月4日(木)3567 ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/1019勿来の関①ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)内横線と外横線の間が明るい橙黄色なので目を引き付けます。黄緑色矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋が本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科の仲間であることを示しています。赤矢印は翅頂付近を指しています。写真の様に翅頂付近が尖っていることから和名の由来「トガリ...
2024年7月3日(水)3566 モンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)撮影2018/09/15勿来の関①上から見たモンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)茶褐色の地に白紋が並ぶ小さい蛾です。黄緑矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋,黄矢印は外横線を指しています。内横線は黄緑矢印が指している白紋に接するように並んでいます。本種は黒ずんだ地色に白い紋が並んでいるので対比が鮮やかで目を引きます。幼虫は栽培される作物エゴマの...
2024年7月2日(火)3565 コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/09/03勿来の関①コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は白紋の腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。和名にある「マエアカ」とは環状紋がある前縁部分が茶褐色を帯びて赤味が感じられるからでしょう。和名にある「シロヨトウ」とは胸部背から後縁に沿って腹端に...
2024年7月1日(日)3564 ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)赤矢印は腎状紋,黄緑色矢印は環状紋,黄矢印は上方へ盛り上がった後縁,灰楕円内は鋸目状の外縁を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。和名にある「ノコメ」は鋸目状の外縁に由来しています。「セダカ」とは盛り上がった後縁に因んでいます。...
2024年6月29日(土)3564 ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)黄矢印は触角を指しています。触角を背負って止まっています。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。白い地に褐色系の紋様はツトガ科に多いです。和名にある「ノメイガ」しは「野メイガ亜科」の意味で野原や野山に多く見られるという意味であろう。幼虫はイボタノキの...
2024年6月24日(月)3563 ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)撮影2022/07/01/18勿来の関①ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)三つの桃矢印は外横線,黄矢印は後縁までのびている外横線を指しています。それらの横線をよく見ると「U字形」が横に並んでいることが分かります。このような仲間の多くはナミシャク亜科に見られます。この写真の個体は擦れた個体ですが,そうでなければ黒紋の部分はビロード...
2024年7月11日(木)3572 ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科2019/06/12勿来の関①ネグロヨトウ(ヤガ科ナカジロシタバ亜科)黄緑矢印は外横線,空色矢印は腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。更に,白矢印は外横線と外縁の間にある縦筋の黒線を指しています。本種にはよく似たホソバネグロヨトウが存在するので注意が必要です。でも違いが見られる所が有るので区別することが出来ます。その場所は,黄緑色矢印と白線が...
2024年7月5日(金)3571 ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2019/06/12勿来の関①ヤマトエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)前翅を平たく大きく開き,後翅の紋様がよく見えています。この様な止まり方をするのはエダシャク亜科の蛾に多いです。本種は,赤矢印が指している翅頂付近の色が薄褐色になっています。黄緑色矢印は前翅外横線,桃矢印は後翅外横線を指しています。前翅外横線の外側は少し濃い目の褐色...
2024年7月5日(金)3570 シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)撮影2019/06/16勿来の関①シロモンアオヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)前日の雨で湿度が上がり,明け方の低温で冷やされた空気が露天に達しタイルの表面に露が付いています。緑の地に白い紋が有る小さい蛾です。普通,緑を帯びた蛾はアオシャク亜科に属しますが,例外は必ずありましてこのシロモンアオヒメシャクは前翅後翅とも緑色を帯びてい...
2024年7月5日(金)3569 クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)撮影2022/12/24勿来の関①クシヒゲシャチホコ(シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科)左右の翅を合わせるように立てて止まっています。この様な止まり方をするのは,シャチホコガ科に多く見られます。発達した触角が目に留まります。触角が羽毛状なら♂,糸状なら♀です。写真の蛾は羽毛状の触角なので♂と分かります。腹端が外縁から見えないので本...
2024年7月4日(木)3567 ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/1019勿来の関①ゴボウトガリヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)内横線と外横線の間が明るい橙黄色なので目を引き付けます。黄緑色矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋を指しています。これら二つの紋が本種はヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科の仲間であることを示しています。赤矢印は翅頂付近を指しています。写真の様に翅頂付近が尖っていることから和名の由来「トガリ...
2024年7月3日(水)3566 モンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)撮影2018/09/15勿来の関①上から見たモンオビヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)茶褐色の地に白紋が並ぶ小さい蛾です。黄緑矢印は環状紋,桃矢印は腎状紋,黄矢印は外横線を指しています。内横線は黄緑矢印が指している白紋に接するように並んでいます。本種は黒ずんだ地色に白い紋が並んでいるので対比が鮮やかで目を引きます。幼虫は栽培される作物エゴマの...
2024年7月2日(火)3565 コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2022/09/03勿来の関①コマエアカシロヨトウ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は白紋の腎状紋,黄矢印は環状紋を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。和名にある「マエアカ」とは環状紋がある前縁部分が茶褐色を帯びて赤味が感じられるからでしょう。和名にある「シロヨトウ」とは胸部背から後縁に沿って腹端に...
2024年7月1日(日)3564 ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ノコメセダカヨトウ(ヤガ科ヨトウガ亜科)赤矢印は腎状紋,黄緑色矢印は環状紋,黄矢印は上方へ盛り上がった後縁,灰楕円内は鋸目状の外縁を指しています。腎状紋や環状紋があるので,ヤガ科ヨトウガ亜科・キリガ亜科と分かります。和名にある「ノコメ」は鋸目状の外縁に由来しています。「セダカ」とは盛り上がった後縁に因んでいます。...
2024年6月29日(土)3564 ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)撮影202406/28勿来の関①ツマグロシロノメイガ(シャクガ科ノメイガ亜科)黄矢印は触角を指しています。触角を背負って止まっています。この事から本種はツトガ科・メイガ科と分かります。白い地に褐色系の紋様はツトガ科に多いです。和名にある「ノメイガ」しは「野メイガ亜科」の意味で野原や野山に多く見られるという意味であろう。幼虫はイボタノキの...
2024年6月24日(月)3563 ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)撮影2022/07/01/18勿来の関①ビロードナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)三つの桃矢印は外横線,黄矢印は後縁までのびている外横線を指しています。それらの横線をよく見ると「U字形」が横に並んでいることが分かります。このような仲間の多くはナミシャク亜科に見られます。この写真の個体は擦れた個体ですが,そうでなければ黒紋の部分はビロード...
2024年6月25日(水)3563 ハナオイアツバ♀と♂(ヤガ科クルマアツバ亜科)撮影2022/07/12,2023/0628勿来の関①ハナオイアツバ貧弱な下唇鬚を持つ♀(ヤガ科クルマアツバ亜科)撮影日2022/07/12桃矢印が指している下唇鬚(かしんひげ)を見ると後方へ反り返っているのでクルマアツバ亜科の仲間と分かります。ところが,クルマアツバ亜科を検索してもなかなか見つかりません。翅頂に近い外縁に白紋や白線が有ったりする蛾は居るのですが...
2024年6月24日(月)フタクロテンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)撮影2022/0608勿来の関①フタクロテンナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)黄矢印は外縁近くで二つ対になった黒紋,緑矢印は外横線,桃矢印は前方の二つの黒点を指しています。本種には沢山の横線が見られます。特に外横線線より外側には多いです。それらの横線を観察すると「U字形」が横に並んでいます。この「U字形」の並びがナミシャク亜科のトレード...
2024年6月20日(木)3561 クロギシギシヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)撮影2018/08/17の関①クロギシギシヤガ(ヤガ科モンヤガ亜科)全体に黒ずんだ茶褐色をしているので和名に「クロ」が付くのでしょう。赤矢印は外横線,黄矢印は腎状紋,黄緑矢印は環状紋を指しています。あまり見かけない蛾です。幼虫の食べ物を調べるとテンサイとありました。しかし,テンサイは寒冷地で栽培される作物ですから,勿来の関周辺では観察されるはず...
2024年6月20日(木)3561 ヨツメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2018/08/17の関①ヨツメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)赤矢印は前翅の黄緑色矢印は後翅の横脈紋を指しています。どちらの紋にも白い筋が入っています。大きさは開張が39-51mmなので中くらいの蛾に入りますが大きく感じます。本種を表から見ると白っぽく見えますが,表が黒ずんでいる所は裏も同じく黒ずんでいます。但し,黒紋にある白い筋模様...
2024年6月18日(水)3561 オオミズアオ(ヤママユガ科)撮影2018/04/24の関①オオミズアオ(ヤママユガ科)本種は開帳80~120㎜と大きな蛾です。黄矢印は後翅の眼状紋を指しています。前翅にも後翅にも眼状紋が見えていますが,普通は前翅の重みで前翅が垂れ下がり後翅の眼状紋は隠れてしまいますが,葉が前翅を支えていて垂れ下がらないようにしているので後翅環状紋が見えています。大きくて目立つので天敵に狙われます。だから...
2024年6月18日(火)3560 キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)撮影2018/05/10の関①キバラモクメキリガ(ヤガ科キリガ亜科)黄緑矢印は外縁線,黄矢印は環状紋と思っていましたがよく分かりません。詳しくは「キバラモクメキリガ - かのんの樹木図鑑」を参照して下さい。でもこの様な紋が有るので本種はヨトウガ亜科かキリガ亜科と分かります。本種の特徴はカメラを向けると急に死んだふりをして雨後からく成ったり,逆に急に...
2024年6月17日(月)3560 ツマグロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)撮影2018/05/10の関①ツマグロナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)黄緑矢印は内横線,黄矢印は外横線,桃楕円は「U字形」を指しています。外横線の外側に複数の「U字形」が見られるので本種はナミシャク亜科と分かります。楕円形のところだけで無く直ぐ近くの横線にも「U字形」蛾見られることが普通です。翅頂近くが黒いことか和名の由来になっていま...
2024年6月16日(日)3559 フタホシコヤガ(シャクガ科スジコヤガ亜科)撮影2018/06/13の関①フタホシコヤガ(シャクガ科スジコヤガ亜科) 黄矢印は腎状紋,桃矢印は環状紋を指しています。翅を屋根形にして,これら二つの紋が有ることから本種はヤガ科と分かります。和名にはコヤガとありますが,大きさは開帳 29~31㎜なので中くらいの蛾です。和名にはフタホシとありますが,どの部分を指しているのか見当がつきません。幼虫は...
2024年6月15日(土)3559 ソトシロオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)撮影2018/06/13の関①ソトシロオビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)黄緑色矢印は内横線,桃矢印は外横線(点列状),黄矢印は亜外縁線を指しています。後翅の紋様がよく見えるほど前翅を開いていて止まっています。こんな止まり方をするのはシャクガ科エダシャク亜科の蛾です。黄矢印が指している横線が外横線に見えますが,矢印が指している辺...
2024年6月14日(金)3558 エグリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)撮影2018/06/18の関①エグリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)黄緑色矢印は触角,青矢印は外縁の凹みを指しています。触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科の仲間と分かります。その中で黄褐色や灰褐色の色彩蛾はツトガ科に多く見られます。僅かですが,青矢印が指している場所に凹みが見られます。これが和名エグリノメイガの謂われになっています。幼虫は...