所属教会で、受刑者のためのミサがありました。菊池功大司教様の司式です。どのくらいの人が参加するのかと思っていました。100人以上の参加があったと思います。聖歌が丁寧に選ばれていて、聖歌隊がきれいでした。あとから伺ったら、イエスのカリタス聖歌隊でした。「いのち」という歌を作詞作曲されたシスターの会です。岡田大司教様のお説教は、命について、柿から与えられたものであること被害者と加害者の苦しい立場があること。ゆるしというのは人間の意思ではなく神の働きであること。1か月後に来日される教皇様は、日本では、核の問題と被爆、そして死刑という、難題をいくつも抱えていることを意識されてお話されるのではないかということでした。ミサに与りながら、日本は平和は表面だけ…災害もあったし、備えもゆるいし、意識もゆるい。罪の根源である貧困も...受刑者のためのミサ
イエズス会の神父様の著作です。昨年の5月に、急性骨髄性白血病で帰天されました。少し前までお元気で、ミサをささげておられました。笑顔の素敵な優しい神父様でした。著作には、日々の信仰のヒントが、分かりやすく具体的に書かれていいます。「人とのつながり」「二つの箱」白い箱は喜びを入れる。黒い箱は辛いことを入れる。黒い箱は穴が空いていて、神様がすべて受け取ってくださったそうです。「聖ヨセフの生き方」お告げにしたがい,マリアとヨセフを守った。迷うことなくひたすら使命を果たしてゆく。他者のために生きて輝く。「イエスと共に生きてゆく」心の中でイエス様に語りかけ、悩んでいることがあれば心の内で相談する。今日会ったうれしかったことや楽しかったこと、悲しかったことや辛かったこと、何でも話しましょう。「だれかのために生きてこそ本当の喜...喜びと出会うとっておきのおはなし
「わたしどもは取るに足らない僕です。しなければならないことをしただけです」自分に命じられたことを果したら、こう言いなさい。イエス様の言葉です。私たちは何か一つのことを果たした時に、認められたいと思います。自分を肯定してほしいという気持ちが働くのでしょう。でも能力には限界があるし、もっと素晴らしい働きをしている人はいます。自分ができたのも、自分の力のほかに、多くの支えがあったからだと気づかなくてはいけません。そのことに感謝しましょう。どうか自分だけが働いているという、被害者意識から抜け出す手段を教えてください…年間第27主日
使徒パウロは愛する弟子テモテへの手紙で、「正義、信心、信仰、愛、忍耐、柔和を求めなさい」と書きました。1テモテ6.11-16パウロの手紙を読み進むにつれ、パウロがどれほど強い信仰を持っていたか、その信仰はどこから来たのか、いつもその話になります。金持ちとラザロの話も、ルカだけに語られる物語です。金持ちのぜいたくな生活は、現在の人々のもそのままつながっている。格差はますます広がっている気配さえあるその贅沢が地球全体をむしばんでいる。教皇様は「心の満たされなさ」が人間を粗暴で衝動的な行動には知らせていると、言っておられます。食べること、買い物、社会的な名誉、外面的な見栄。「ラウダート・シ」の中で、落ち着いた注意深さをもって生活しようとすること。全身全霊、相手と向き合おうとする姿勢。神から頂いた贈り物として一瞬一瞬を...年間第26主日
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