神学院で夏期講座が始まりました。やはり心配していた通り難しかったです。「近代・現代の人間論」哲学史の講義でした。なんだか昔に帰ったようで、分からないことを含めてとても懐かしかったです。Ⅰ.ヒューマニズムの人間観Ⅱ.啓蒙主義的人間学Ⅲ.ドイツ観念論における人間学Ⅳ.実存主義的人間学Ⅴ.現代における哲学的人間学9時から、3時半まで。神学院聖堂正面がガラス扉です。そのあとミサに与りました。今日はイエス様がお祈りを弟子たちに教える所で祈りがどれほど大切か、お説教をいただきました。夏期講座
山田詠美の作品はデビュー以来読んでいます。いやなときもあるのですが、たいてい共感できる部分があります。このところいろいろな人の手軽な話題作を読んでいましたが、読むから先に内容を忘れていってました…。この作品を読んで、書き手の重さを感じました。ずっしり読んだ手ごたえです。内容は子供を2人、放置して死なせてしまった女性の話で、事実をもとにしています。3代にまでさかのぼって、ルーツをたどります。これだけを描くのにたくさんの下準備があったことが作品の中から、作家の情熱や怒りとともに感じます。都会にはこんなにたくさんの人がいるのに、手を差し伸べる人がいなかった事実。自分の身近でもあるだろうと思ったこと。久しぶりに重い読書となりました。空虚間のようなものも感じました。「つみびと」を読む
旧約聖書の中では、あまり取り上げられない章です。私はコヘレトの言葉が好きなので、一冊になって読めたのがうれしかったです。キリスト教は黙示文学的なものが多く、今の世よりも、来世に希望を持つような雰囲気ですが、コヘレトは違うのだそうです。コヘレトは言うなんという空しさなんという空しさすべては空しい(1.2)人生は短く、儚いという事実を表明しているそうです。「コヘレトが最後まで徹底して死を語り、決して死から目をそらさなかったのは、生に意味があることを示すためです。今を生きることがどんなに大切かを教えるためです。この一瞬の時を神が造ってくださったという恵みを、私たちに悟らせるためです」今を大切に生きなければ・・・。コヘレトの言葉を読もう
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