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  • good-bye!CB400Four!!

    僕のZ650が納車されてまもなく、事件が起こった。「成田空港管制塔、占拠事件‼」連行赤軍過激派によって成田空港の管制塔が乗っ取られた事件である。僕はこの事件の担当になった。NHK取材班と同行して3日間、成田に泊込みだ。現場は騒然としていてデモ隊が至るところで騒いでいて機動隊と衝突していた。僕の仕事は取材班が撮ったフィルムを現場からヘリポートまで運ぶ事だった。この仕事では危険を伴うが基調な体験も出来た。火炎瓶が飛び交う中の滑走路を、愛機CB400Fourで走り回った。これ以降、滑走路をバイクで走った事は一度もない。殆ど、3日間は記者クラブで寝泊まりし、睡眠不足気味になった3日目に交代要員が到着し、この仕事がCB400Fourに取って最期の仕事となったのである。この後、会社からCB400Fourを譲渡されたが僕は経...good-bye!CB400Four!!

  • 物欲魔人、降臨‼

    僕はどうしても、ザッパ一が欲しくてたまらなかった。バイクを乗り替える時はいつもそうだが、頭の中はもうそのバイクの事ばかり。プレスライダーの収入なんてたかが知れてる。そんな中、バイクを乗り替えるのはけっこうな決断がいる。それでも「欲しい物は欲しい。」僕の中の物欲魔人が目覚めた。こうなるともう止められない。因みに言っておくが断じて飽きっぽいのではない。ただ、バイクが好き過ぎるが故に色んなバイクに乗りたいだけである。当然お金があればマッハを置いておいてザッパ一を買うのだがそんな余裕はない。なのでマッハを手放す事になった。当初はバイク雑誌の売買欄を利用して売る事も考えたが、買った時が売買欄だったので前のオ一ナ一の事を考えて辞めた。幸、ザッパ一を見つけた赤坂のバイクショップで高価で下取りをしてくれた事もありすんなりとザッ...物欲魔人、降臨‼

  • 4ストロ一ク、マッハ‼

    2ストがあまり得意ではない友達は渋っていたが半ば強引に僕が頼み、ザッパ一に乗る事に成功。スタ一トしてすぐに感動が僕を襲う。「乗り安い‼」第一印象はこの一言に尽きる。コ一ナ一の安定感はマッハの比ではない。カ一ブを一つ一つクリアするたびにステアリング廻りの剛性が高いのを感じる。高速コ一ナ一でもマッハやZ2で感じたヨレを一切感じないのだ。ノ一マルのダンロップタイヤはフロントがF6、リヤはK87の組合せだがなかなかの仕事ぶり。エキゾストノ一トもカムチェーンの音の混じったクォ一ンという連続音で好きだ。もうこれは「4スト、マッハだ!」僕は完全に参ってしまった。気が付くと、いつの間にか2ストの苦手の友達を置いてきぼりにしている事に気が付き頂上の駐車場で待っていると10分位遅れて着いた友達に文句を言われてしまった。マッハに乗り...4ストロ一ク、マッハ‼

  • 初めまして!イロハ坂‼

    2台のカワサキは首都高速を上野方面を目指す。途中にある霞ヶ関トンネルの中はH2のエキゾストノ一トが反響して心地いい。日曜日の首都高速は空いていて気持ち良く走れる。「あっ!」という間に上野ランプを降りて4号線を北上していると徐々に車が増えてくる。僕達は車の間をすり抜けと信号ダッシュを繰返しながらさきを急ぐ。途中、路側帯にバイクを止めて缶コ一ヒ一を飲みながらタバコを一服。この頃の僕はヘビースモ一カ一だった。宇都宮から日光街道にはいりイロハ坂に着く手前のドライブインで昼飯。友達はカツ丼を頼み、麺食いの僕はラ一メンを食べる。僕の拘りはバイクに乗る時は軽い食事にして、満腹に成るまで食べない様にしている。そして、イロハ坂に入り、2台のカワサキは徐々にアクセルを開け始めた。イロハ坂は登りと下りが一方通行に対向車がないのでライ...初めまして!イロハ坂‼

  • カワサキのザッパ一‼

    僕が免許を取って、2度目の免停である。最初の免停は、実は免許証を取った直後で僕が免許証を取った1972年当時、免許証は即日交付ではなくて、免許証が交付されるまでは2週間の間があった。その2週間の間にバイクに乗っていて、白バイに捕まってしまい無免許運転。交付日からいきなり30日間の免停になっている。つまり今回で2回目。当然仕事に差し支えないように、講習を受けて30日間の短縮となった。その頃、件のZ2に乗っていた友達がカワサキZ650FOURを買った。通称「ザッパ一。」因みに、ザッパ一の発表された1976年からのカワサキのZ2もZ750FOURに車名が変わり、形式番号はA4となりZ2はこの時点で終わっている。650ccのW1に変わって投入された4気筒エンジン。211kgの軽量な車体に搭載されたナナハン並のパワー。強...カワサキのザッパ一‼

  • スピ一ドオ一バ一‼

    フロントのブレ一キをダブルディスクにするのは意外と簡単だった。もともとフロントフォークのアウタ一チュ一ブはダブルに出来る様になっていた。ついでにスチ一ルのホイ一ルもH型のアルミに変更。フロントサスのオイルは四輪のATFを使用しセッティングを変え、リヤは僕の好みでKONIにした。こうしてマッハの乗り方もコ一ナ一の手前で充分減速し立ち上がりて素早くアクセルを開けるなどメリハリをつける事で速い走りが楽しめる様になっていた。そんな頃仕事で事件が起きた。「日航機ハイジャック事件!」日本赤軍によって日航機がハイジャックされた。僕達プレスは羽田空港に釘付けになり、テレビ局と空港記者クラブを何度も往復した。僕は記者クラブで取材フィルムと原稿を受けとりタンクバックに入れるとPM:7時のニュースに間に合う様に、首都高速を走らせてい...スピ一ドオ一バ一‼

  • 世界一速い750‼

    ノ一マルのエンジンだと7000rpmのレッドゾーンで頭打ちになる2スト、トリプルはファインチュ一ニングされた事で5000rpmを超えると俄然元気に成り、8000rpmを超えて尚、回ろうとする。最初のうちは加速に眼が着いていかず戸惑ったが、だんだん加速にもなれ少しずつペ一スもあがってきた。200kgを切る軽い車体は想像以上に速い。そして楽しい。「世界一速い750」首都高を何周したか解らない。そのうちにだんだんクラッチを切る手が疲れて来る。もともと重いクラッチ。減速は仕方がないが増速の時はクラッチを使わなくなる。「このままじゃ、無事に寮に帰れなくなるなぁ。」と思ったが加速に感覚の麻痺した僕は流して帰る事など出来なかった。その時、やってしまった。「シフト、ミスっ!」「ヤバい。」迫るコ一ナ一。フルブレ一キング。「止まら...世界一速い750‼

  • ジキルとハイドの H2!!

    ついにまん中のシリンダ一が死んでしまった。プラグを外して見ると、オイルでべちゃべちゃに濡れている。一番近くのガソリンスタンドでプラグを買って交換すると、なんと復活。だが本調子ではなくて、騙し騙し何とか東京にたどり着いた。いつもの如くバイクをNHKの駐輪場に止めて、さっそくシリンダ一ヘッドを開けてみるとエンジンは軽い焼き付きを起こしていた。この際、エンジンのオ一バ一ホ一ルとファインチュ一ニングをする事に。若干傷ついたシリンダ一は余り減っている様子がないので1000番のサンドペーパーで傷をとり、スタンダードの新品ピストンを組、吸気と排気のタイミング変更、掃気ポ一トを研磨。そして完成したエンジンをフレ一ムに載せて、ハンドル手元のチョ一ク(正確には構造的にチョ一クとは異なる)レバ一を引き長いキックア一ムを一気に踏み下ろ...ジキルとハイドのH2!!

  • 過激な2スト、トリプル ?!

    走りはじめて、昨日は気にならなかったポジションが今日はどうも気になりだした。僕のライデングスタイルに合わない。ステップ位置はいいのだがハンドルは高く、まるでアメリカン。ミッションは一番下がニュートラルのボトムニュートラル。低速ではギクシャクし減速時は不整爆発を起こす。過去に、乗った事がある2ストといえば125ccまでのロ一ドスポーツか250ccまでのトレ一ルバイク。そしてたった一度同郷の友達が買ったH2、その後彼は事故ってしまいバイクは全損、CB750Fに乗り換えてしまった。750ccそれも3気筒。アクセルを開ければ前輪は路面から離れようとする。「なんと個性的なバイクなんだ。」随分昔の記憶、それも一度だけ。僕のバイクに対する経験と歴史が増えたせいか?昔の記憶と若干イメージが違う。意外に下からトルクがあり、感じと...過激な2スト、トリプル?!

  • マッハⅢのオ一ナ一になった日‼

    僕が2スト3気筒のウイルスに感染したので、惜しいけどXL250改を前々から欲しがっていた後輩に大事に乗る事を条件に譲り、僕は雑誌の売買欄で見つけたカワサキ750SSマッハⅢ通称「H2」を買う事にした。それは栃木県にあった。僕は栃木県出身の友達と彼の「Z2」にタンデムで買いに行く事にした。余談だが、彼は東京都内は家賃が高いとの理由で埼玉県の蕨市に住んでいたのだが通勤は電車でしていてバイクは僕達のプレスライダー専用駐輪場に置いたままなので僕の方が何故か彼の「Z2」に乗る回数は多かった。なので、殆ど僕が運転して彼はタンデムシ一トからナビの様に指示をしていた。到着すると、オ一ナ一がシ一トカバーをめくりその中から、キャンディーブル一に輝く車体が表れた。750ccクラスで最軽量、最大のパワ一を誇り「世界一速い750」を目指...マッハⅢのオ一ナ一になった日‼

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