須賀敦子が選んだ日本の名作に感服

← 日和 聡子【著】『おのごろじま』（幻戯書房）「「国産み」神話の殻を破り新しい小説が誕生した。中原中也賞受賞の新鋭が描くもうひとつの「創世譚」書き下ろし小…

久々の入浴で垢すり

← モーム【作】『夫が多すぎて』（海保 眞夫【訳】 岩波文庫）「モームは「常に楽しんで戯曲を書いた」と語っている．そして観客を大いに楽しませた数多くの戯曲を…

内庭に茸が生えてきた

← 床屋さんに行こうと玄関を出たら、内庭に何やらピンク色のものが。確かめたら茸だった。裏庭なら朽ち木に茸という場面はしばしば。片方の茸は、誰かがかじったよう…

7月上旬に公開予定の「今月のPICK UPレビュー」！

← F・ジャカン 著『アメリカ・インディアン 奪われた大地』（富田 虎男 監修 / 森 夏樹 訳 「知の再発見」双書20 創元社） 「1492年、コロンブ…

何故に入水自殺なのか

← 生垣の剪定や草むしりをしていて気づいた。木の名前、忘れた。  一昨日、梅雨入り。昨日はほぼ終日の雨。庭木などは潤って元気が復活。一方、雑草も元気モリモリ…

ナシにミカンにアンズに

← 枡野俊明［著］『夢窓疎石 日本庭園を極めた禅僧』（NHKブックス） 「禅僧にして、国際的に活躍する庭園デザイナーである著者は、疎石と自分を重ねるように、…

庭仕事…思いは駆け巡る

← ザビーネ・ホッセンフェルダー著『数学に魅せられて、科学を見失う 物理学と「美しさ」の罠』（吉田三知世訳 みすず書房） 「物理学の基盤的領域では30年以上…

孤立を象徴するような不快な夢

← 枡野俊明［著］『夢窓疎石 日本庭園を極めた禅僧』（NHKブックス） 「禅僧にして、国際的に活躍する庭園デザイナーである著者は、疎石と自分を重ねるように、…

ハクビシン目撃情報…

← 岩堀修明／著『図解・感覚器の進化 原始動物からヒトへ水中から陸上へ』（ブルーバックス）「感覚器（中略）。そこには動物たちがくぐり抜けてきた試練の歴史が刻…

久々古書店へ

← 表の庭のサツキ。我が家の庭で一番元気。というか、他のサツキは萎れてしまった。  朝 燃えるゴミ出し。庭を見て回り、昨日の草むしりや落ち葉拾いなどの悪戦苦…

セルバンテス『ドン・キホーテ』と長い旅へ

← セルバンテス【作】『ドン・キホーテ〈前篇1〉』（牛島 信明【訳】岩波文庫）「騎士道本を読み過ぎて妄想にとらわれ、古ぼけた甲胄に身を固め、やせ馬ロシナンテ…

ヴァージニア・ウルフ 作『オーランド―』の周辺

← ヴァージニア・ウルフ (著)『オーランドー』（杉山 洋子 (翻訳) 国書刊行会）「両性具有の詩人オーランドーの伝記の体裁を取りながらV・ウルフが仕掛けた…

クリノリンに戸惑う

← ロバート・M．パーシグ著『禅とオートバイ修理技術〈上〉』（五十嵐 美克【訳】ハヤカワ文庫）「かつて大学講師であった著者は失われた記憶を求め、心を閉ざす息…

2021年5月の読書メーター

← 庭の野草  先月もいろんな本に出合えた。本を介して人も含め、世界とより深く広く出会えている。本に接する人の辞書に退屈の文字はない。 5月の読書メーター …

ドン・キホーテに再挑戦

← セルバンテス【作】『ドン・キホーテ〈前篇1〉』（牛島 信明【訳】岩波文庫）「騎士道本を読み過ぎて妄想にとらわれ、古ぼけた甲胄に身を固め、やせ馬ロシナンテ…