月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
都流茶道教授 月?宗地のblogです。 茶道に関係ないことも書きますが、最近は茶道のことばかりです。
都流は創流百年弱の流派ですが遠祖は荒木村重(道薫)です。茶風は「流れるような優雅さ」とされています。 初代荒木宗仙が「大衆への普及」を目指して創流されました。 趣味で和歌を詠みます。 月?(げっぽ)が雅号、宗地(そうち)が茶名です。
【小説】歴史小説『数寄の長者』~竹馬之友篇~ 第二章 苞蔵禍心 第十六服 謀永奔神 執筆完了
ようやく第十六服が書き終わりました。 第十五服を書き終えたら全部見直そうと思っていたんですが、やはり続きを書きたくなってしまって(笑) 第十六服は元々利…
【小説】『数寄の長者』”洛中洛外図の絵図から立体化した室町幕府管領細川氏の居館再現ジオラマ”
ネットを周回していて、小説の舞台となっている細川京兆邸の詳細な説明を探していましたら……ジオラマを作られている方が!!! とんでもなく素晴らしい出来栄え。 …
三連休ということで、引拙棚の濃茶点前、しかも盆点をやってみました。 取り合わせとしては朱鞠挟盆に初花写。捻梅水指に真形茶杓(竹)。盆点なので、元節でもよか…
【道歌】中次は三分回して開くるべし 五分を過ぎるは誤りと知れ
中次は三分回して開くるべし五分を過ぎるは誤りと知れ【口語訳】中次は三分だけ回して開けなさい。ただし、五分も回して開けるのは間違いだと知らなければなりません。【…
【募集】第八十八回茶会体験教室「如月の『お茶会へ行こう』3/31」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は旧暦正月十五日、甲辰年丙寅月戊午日。小正月です。 古くは松の内の終わりでした。大正月は人日まで竈を休ませるはずの松の内に、来客などがあって忙しくはた…
左義長とは、松下しともいい、門松を片付け、お焚き上げすることを言います。 左義長とは「その年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く」お祭り…
前々から、「柄杓は弓矢の扱いである」ことを紹介していましたが、私の中では「何故、弓矢の扱いなのか?」という疑問がありました。 先日、柄杓のことを調べていた際…
三連休に引拙棚野点前の検証をしたところで、宗靜先生と話して「建水飾りができないものか?」ということが出ました。 これは、いわゆる老人点の一環で、立ち坐りの…
本日は旧暦正月十一日。甲辰年丙寅月甲寅日。鏡開きです。 鏡開きとは、江戸時代に鎧などの具足に備えた具足餅などを下げて雑煮にした行事で、「刃柄」を祝うことから…
本日は旧暦正月十日、甲辰年丙寅月癸丑日。二十四節気の第二、雨水です。 雨水は『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」とあり、「雪が雨に変…
【募集】第八十八回茶会体験教室「如月の『お茶会へ行こう』3/31」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は旧暦一月七日。甲辰年丙寅月庚戌日。人日、七種の節句です。 五節句の一つで、一月七日になります。霊辰、元七、人勝節ともいいます。 この風習は、中華の風習…
本日は旧暦正月六日、甲辰年丙寅月己酉日。 松の内の最終日になります。 一般的に関東は七日まで、関西は十五日まで、といわれることが多いのですが、実質的には「そ…
鳥居引拙を小説に登場させたので、どうせなら引拙棚を出したいなぁ〜と考えていた訳ですが、引拙棚の点前がよく分からない。 紹鷗袋棚と同形であったことは間違いな…
【募集】第八十八回茶会体験教室「如月の『お茶会へ行こう』3/31」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は旧暦一月一日。睦月朔日。甲辰年丙寅月甲辰日。 元日については別記事にしてますので、そちらを御覧ください。 こちらでは和風月名の意味などを紹介してい…
明けましておめでとうございます! 本日は旧暦の元日。一年の始まりとなります。 今年は年来立春。立春を迎えたあとの元日です。 干支は甲辰年丙寅月甲辰日です…
本日は旧暦十二月丗日、癸卯年乙丑月癸卯日。大晦日です。 毎月の末日のことを「晦日(みそか)」といいますが、これは「三十日」のことで、本来は「つごもり」といい…
入手経路:ヤフオク価格:★★★ 飛騨の一位一刀彫の小坂礼之(二代・哲人)作の茶杓ですが、一位ではなく、梅の茶杓です。 この方は茶道具研究の宗和会に参加されてい…
入手経路:ヤフオク価格:★★★★★ 岡本陽斎は京都在住で山中に工房がある輪島塗の塗師です(山中塗じゃないの?と思いますが)。 私はこの方の塗物が好きで、気にい…
【茶盌】黒楽 かせ釉 半筒 吉村楽入作(丸印) 稲尾誠中斎箱
月桑庵の道具がヤフオクばかりなのは事実ですが、ヤフオクではない品もありますので、偶にはそういうものを紹介いたしましょう。 こちらは、吉村楽入先生の丸印…
村田珠光の弟子で、津田宗達の従弟にあたる鳥居引拙は、名人と『山上宗二記』に名の挙がる人物です。 この鳥居引拙が考案した棚物が【引拙棚】または【引拙袋棚】と…
本日は旧暦十二月廿五日、甲辰年丙寅月戊戌日。二十四節気の第一、立春です。 暦の上では春。 二十四節気では新年を迎えたことになります。旧暦とはまだずれがありま…
本日は旧暦十二月廿四日、癸卯年甲寅月丁酉。節分です。 節分というと「豆まき」というイメージでしょうか。「鬼は外、福は内」と叫びながら、入り大豆(福豆)を撒…
和製漢語とは、 和製漢語 - Wikipediaja.wikipedia.org和製漢語(わせいかんご)とは、日本で日本人によってつくられた漢語。漢訳語彙…
現在、私が執筆している『数寄の長者』は千利休を軸とした戦国前期の歴史群像劇です。 執筆しようと思ったのは、映画『利休にたずねよ』を観て「なんだこりゃ?!」と…
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月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
茶入がようやく25個になりました。 これで、毎年同じ茶入を使わないですみますかねw月毎に分けると正月(初春・孟春)■京瀬戸 茄子 桶谷定一作 仕覆・今春金襴…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 超絶破格のゲット品です。 ホントにこんな金額でよく落札できましたよね……(驚愕) こちらは金森宗和の依頼で、野々村仁清が制作し、…
購入元:ヤフオク購入額:★★★ 別名・重ね棚とも呼ばれる遠州の風炉用の大棚。 幅は真台子小よりやや小さく、83.5cm。奥行きは31cmで、やはり小さいです。…
本日は旧暦六月七日。 半夏生は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とされます。また、半夏生(片白草)の葉の半分が名前の通り白くなって化粧している…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 仕覆はよく見えませんが、茶入は蛙目【がいろめ】がたくさんでている面白い信楽です。 残念ながら今井桂秋という作家さんのことは全…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶会…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★★★★★★火消壺は、炭火を入れて蓋を閉め、空気を遮断することによって火を消す容器のことです。 利休形は、黒い瓦焼で、長方形の…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 薄茶器の最古の金輪寺に次いで古い臨器(西大寺茶器)を入手しました。 これの溜塗が紹鷗好ですが、これは西大寺で使われていた物と同じ…
江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。 氷の朔日ともい…
本日は旧暦六月一日、水無月朔日です。 六月といえば水無月というお菓子を思い浮かべますが、やはりどこの和菓子屋さんも新暦で発売されるので、どうにも旧暦の水無…
大分遅くなりましたが、端午の節供の設えで「お茶会へ行こう」を催しました。 前回来てくださったTMさんに、初めてのSSさんをお迎えし、常連のWAさん、YNさ…
夏・秋・冬と来ましたので今度は春です。旧暦正月2月(高麗台子)紫三島皆具 寅・松 万代屋釜/朱塗老松 袋棚 武野紹鴎好 染付捻梅 高麗卓 宗旦好…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
本日は旧暦五月廿六日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極まる=春の気がなくなる…
秋も終わりましたので、今度は冬です。11月(爪紅台子)仁清金襴皆具 ※亥・紅葉 撫肩姥口釜/呂色塗 丸卓 志野棚 水指棚即中斎好 洞棚今…
昨日は夏を考えましたので今日は秋。旧暦七月8月(及台子)唐銅琉球風炉 申・萩 浅葱交趾紅鉢風炉✕車軸釜 短冊箪笥 糸巻棚 釣瓶大板 大鉢…
月々の道具は安定してきました(買い足してて増やし過ぎなんですが)ので、そろそろ掛軸を増やしたいですね。 目指せ!掛軸60幅。 え?wwww やはり、棚…
歴史小説を書いていく中で、庶民が日常的に飲んでいたものはなんだろうか?というと、水なのですが、そこから抹茶というのはかなり隔絶していて、誰でも飲めるものでは…
とりあえず、暫くの間、紙釜敷を購入していこうと思います!w 紙釜敷は、本来釜を載せるためのものですが、香盒を荘【かざ】※る台としても使います。 炭手前を…
購入先:ヤフオク購入価格:☆ 中村陶彩作の種壺水指です。 種壺は備前・信楽・伊賀などの焼締や自然釉の壺を水指と見做して点前に用いたものです。種籾などを入れたと…
こちらは次回作の予定で、現在書いている本編の前の時代を四人の主人公を軸に書こうと思っているネタです。 そもそもなんで歴史小説なの?といいますと、子供の頃から…
無我の境地というと「私心なく執着を離れた無心な心の状態」を意味しているのですが、辞書などでは「自分の存在を意識しない状態。忘我の境地。」と説明されています。…
本日は旧暦五月廿六日、甲辰年庚午月丙寅日。雑節の『半夏生』です。 古くは夏至からおよそ十一日目とされていましたが、現在は太陽が黄経100度の線を越える日と…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
つややかにほころびてなほ夏椿白きはなびらやはらかに揺れ 夏椿と書いていますが、厳密には姫沙羅【ヒメシャラ】なので、夏椿の仲間です(そのものではありません)。…
夏至も過ぎましたので、暑中も近くなり、そろそろ切合風炉の時期ですね。 切合風炉というと、代表的なものが唐銅朝鮮風炉です。 多くが真形釜が添えられていて、よ…
霙点前は【みぞれてまえ】と読みまして、月桑庵オリジナルの点前です。 師匠に許しを得て、披露しております。 どういうことかというと ・水の代わりにかき氷を…
購入したときからグラグラだった小四方棚の鰭板がポロポロ取れるようになってきましたので、新調することに。 前のものに比べて溜塗の部分が濃いので爪紅がはっきりと見…
湯桶【ゆおけ】 露地道具の湯桶を購入。 こちらは寒中に使う手水の替わりにする湯を入れておく桶のことで、湯桶石に置く曲の桶です。 割蓋で、提手が付き、手の両端が…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は旧暦五月十六日、甲辰年庚午月丙辰日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極ま…
他流さんではあまり仰らないそうですが、当流では茶筅通しのときに「『こ』の字でぽん」というフレーズが出てきます。 『こ』の字でぽん検めて、ぽん検めて、ぽんしゃ…
第三章のプロットを書き終えて、ついでに第四章のプロットを作っておくかー!と書き始めてはたと気付きました。 武野紹鷗が帰郷する前、山科本願寺に武野紹鷗が手勢…
只今、第三章のプロットを詰めています。 私の場合、小説のプロットというのは物語の骨子になる事象を、書いていく順番に従って箇条書き(多少は文になることもありま…
昨日は端午の設えでの「お茶会へ行こう」でした。 人数が少ないので、他流さんの音を鳴らす駅鈴の扱いを見せていただきました。 面白い扱いですね!! たまにはやっ…
現在、アルファポリスの「第10回 歴史・時代小説大賞」に参加中ですが、ようやく、第二章 苞蔵禍心が書き上がりました。 昨年の惨敗に撤退しておりましたが、二…
昨日の記事では面中次の写真を載せて居なかったので、載せて置きます。比較用に茶桶棗も蓋の厚みが大分違いますね。上の面中次もやや上付なので、好があるのかも知れま…
我が家には誰の好みが不明な茶桶棗があります。茶桶棗には遠州好もあり、こちらは持っていませんが、仏器棗に似ており、時々ネットで間違っている商品名を見かけます(…