今日は小暑。二十四節気の第十一。 旧暦では六月十三日です。 夏も盛りから季(すえ)に入り、「暑中」と呼ばれる季節になります。小暑の次の節気が「大暑」で、小暑…
都流茶道教授 月?宗地のblogです。 茶道に関係ないことも書きますが、最近は茶道のことばかりです。
都流は創流百年弱の流派ですが遠祖は荒木村重(道薫)です。茶風は「流れるような優雅さ」とされています。 初代荒木宗仙が「大衆への普及」を目指して創流されました。 趣味で和歌を詠みます。 月?(げっぽ)が雅号、宗地(そうち)が茶名です。
本日は旧暦十月十日、癸卯癸亥甲申。十日夜(とおかんや)です。 これは東日本で多く行われていた行事で、藁鉄砲で地面を打ってもぐらの害を払うとか、大根の背が伸び…
本日は旧暦十月十日、癸卯癸亥甲申。二十四節気の第二十、「小雪」。 わずかながら雪が降り始めるころ。『暦便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と書…
しばらく、こよみと土日の定期更新以外の記事をお休みします。 ※仕事が忙しく、余裕がないだけです。
【小説】『数寄の長者~竹馬之友篇~』第二章 苞蔵禍心 第十二服 受持戒律 書き上がりました。
『数寄の長者〜竹馬之友篇〜』第二章 苞蔵禍心 第十二服 受持戒律現在6820字/6500字 前回の投稿が9/9。二ヶ月まるまる掛かりましたね~。 現在、誤字脱…
【募集】第八十七回茶会体験教室「霜月の『お茶会へ行こう』12/17」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
先生シリーズも三日目です(笑) 先生には気の早い先生と気の長い先生がいます。 この二種類の先生は何が違うのでしょうか? 気の長い先生は、よくネットで見掛ける…
昨日は優しい先生という話をしましたが、今日は「怖い先生」と「厳しい先生」の比較ですね。 この2つは似ているようで違います。 厳しい先生というのは、熱意を…
最近、宗靜先生が「私も稽古付けてもらおう!」ということが増えました。 弟子たちが次々と美味しいお茶を点てられるようになったことや、論理的かつ無駄のない所作…
大急ぎで楓の間を辞し、金子宗弘先生(小堀遠州流)がお席主の不昧軒に駆け込んだ……のですが、間に合わず。 ガックリと肩を落としていると「次の次のお席でしたら…
本日は旧暦十月一日、癸卯癸亥乙亥。旧暦十月最初の亥の日で「玄猪」といいます。 別名「亥の子」、「亥の子祝い」「亥の子祭り」とも。 主に西日本の風習ですが、茶…
本日は旧暦十月一日、癸卯癸亥乙亥。神無月朔日です。 神無月は「神の月」の意味だとされますが、私はこの考え方を今ひとつ支持していなかったりしますが、他に有力…
【募集開始】第廿七回 茶事体験教室「お茶事へ行こう」 神無月・炉開き(11/19)
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」 _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お茶事に抱くイメー…
月窓軒をあとにして、では先日御家流さんの春季茶会で入った石州流不昧派の鈴木宗立宗匠のお席に行きましょう!ということになったのですが、既に四席までの予約が終わ…
11月3日、磐城平藩安藤家御家流香道の知人からご案内いただきました日本茶道連盟の茶会に行ってきました。 お茶券を見ると「宗徧流正伝庵」の文字があり、「岩田…
本日は旧暦九月廿五日、癸卯年壬戌月庚午日。二十四節気の第十九節、「立冬」です。 毎年、だいたい私の誕生日かその翌日。私、秋生まれだとばかり思っていたら実は冬…
購入元:ヤフオク 価格:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 米棚を入手したので、それに合う棚を探していたら、いいのを見つけ…
雪輪棚と並んで不白系の流派の棚物として名の知られる「米棚」。 川上不白米寿の祝に好んだ棚と伝わります。 ただ、このお棚、杉木地・桐木地・桑木地・真塗・…
【募集開始】第廿七回 茶事体験教室「お茶事へ行こう」 神無月・炉開き(11/19)
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」 _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お茶事に抱くイメー…
現代の衛生観の視点からすると、茶道の「洗剤を使わない」というのが、理解できないという方も多いですね。 ただし、きれいかどうかというのは「水が分かれ目」と私…
来年の御題は「和」 私「葉」と間違えて推察していて、当然一つもないwwww 「和」は「輪」に通じるので、輪関係は多かったですね。 和なので、「平和」で…
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今日は小暑。二十四節気の第十一。 旧暦では六月十三日です。 夏も盛りから季(すえ)に入り、「暑中」と呼ばれる季節になります。小暑の次の節気が「大暑」で、小暑…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
茶入がようやく25個になりました。 これで、毎年同じ茶入を使わないですみますかねw月毎に分けると正月(初春・孟春)■京瀬戸 茄子 桶谷定一作 仕覆・今春金襴…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 超絶破格のゲット品です。 ホントにこんな金額でよく落札できましたよね……(驚愕) こちらは金森宗和の依頼で、野々村仁清が制作し、…
購入元:ヤフオク購入額:★★★ 別名・重ね棚とも呼ばれる遠州の風炉用の大棚。 幅は真台子小よりやや小さく、83.5cm。奥行きは31cmで、やはり小さいです。…
本日は旧暦六月七日。 半夏生は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とされます。また、半夏生(片白草)の葉の半分が名前の通り白くなって化粧している…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 仕覆はよく見えませんが、茶入は蛙目【がいろめ】がたくさんでている面白い信楽です。 残念ながら今井桂秋という作家さんのことは全…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶会…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★★★★★★火消壺は、炭火を入れて蓋を閉め、空気を遮断することによって火を消す容器のことです。 利休形は、黒い瓦焼で、長方形の…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 薄茶器の最古の金輪寺に次いで古い臨器(西大寺茶器)を入手しました。 これの溜塗が紹鷗好ですが、これは西大寺で使われていた物と同じ…
江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。 氷の朔日ともい…
本日は旧暦六月一日、水無月朔日です。 六月といえば水無月というお菓子を思い浮かべますが、やはりどこの和菓子屋さんも新暦で発売されるので、どうにも旧暦の水無…
大分遅くなりましたが、端午の節供の設えで「お茶会へ行こう」を催しました。 前回来てくださったTMさんに、初めてのSSさんをお迎えし、常連のWAさん、YNさ…
夏・秋・冬と来ましたので今度は春です。旧暦正月2月(高麗台子)紫三島皆具 寅・松 万代屋釜/朱塗老松 袋棚 武野紹鴎好 染付捻梅 高麗卓 宗旦好…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
本日は旧暦五月廿六日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極まる=春の気がなくなる…
秋も終わりましたので、今度は冬です。11月(爪紅台子)仁清金襴皆具 ※亥・紅葉 撫肩姥口釜/呂色塗 丸卓 志野棚 水指棚即中斎好 洞棚今…
昨日は夏を考えましたので今日は秋。旧暦七月8月(及台子)唐銅琉球風炉 申・萩 浅葱交趾紅鉢風炉✕車軸釜 短冊箪笥 糸巻棚 釣瓶大板 大鉢…
とある夜のTwitterスペースでのお話。 「歴史小説は難しくて」 というお声がありました。 歴史小説が難しいのには理由があります。 ・情報量が他の小…
f _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものが…
江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。 氷の朔日ともい…
今日は小暑。二十四節気の第十一。 旧暦では旧暦六月一日、甲辰年辛未月辛未日です。 夏も盛(さかり)から季(すえ)に入り、「暑中」と呼ばれる季節になります。小…
本日は旧暦六月一日、甲辰年辛未月辛未日、水無月朔日です。 六月といえば水無月というお菓子を思い浮かべますが、やはりどこの和菓子屋さんも新暦で発売されるので…
とりあえず、暫くの間、紙釜敷を購入していこうと思います!w 紙釜敷は、本来釜を載せるためのものですが、香盒を荘【かざ】※る台としても使います。 炭手前を…
購入先:ヤフオク購入価格:☆ 中村陶彩作の種壺水指です。 種壺は備前・信楽・伊賀などの焼締や自然釉の壺を水指と見做して点前に用いたものです。種籾などを入れたと…
こちらは次回作の予定で、現在書いている本編の前の時代を四人の主人公を軸に書こうと思っているネタです。 そもそもなんで歴史小説なの?といいますと、子供の頃から…
無我の境地というと「私心なく執着を離れた無心な心の状態」を意味しているのですが、辞書などでは「自分の存在を意識しない状態。忘我の境地。」と説明されています。…
本日は旧暦五月廿六日、甲辰年庚午月丙寅日。雑節の『半夏生』です。 古くは夏至からおよそ十一日目とされていましたが、現在は太陽が黄経100度の線を越える日と…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
つややかにほころびてなほ夏椿白きはなびらやはらかに揺れ 夏椿と書いていますが、厳密には姫沙羅【ヒメシャラ】なので、夏椿の仲間です(そのものではありません)。…
夏至も過ぎましたので、暑中も近くなり、そろそろ切合風炉の時期ですね。 切合風炉というと、代表的なものが唐銅朝鮮風炉です。 多くが真形釜が添えられていて、よ…
霙点前は【みぞれてまえ】と読みまして、月桑庵オリジナルの点前です。 師匠に許しを得て、披露しております。 どういうことかというと ・水の代わりにかき氷を…
購入したときからグラグラだった小四方棚の鰭板がポロポロ取れるようになってきましたので、新調することに。 前のものに比べて溜塗の部分が濃いので爪紅がはっきりと見…
湯桶【ゆおけ】 露地道具の湯桶を購入。 こちらは寒中に使う手水の替わりにする湯を入れておく桶のことで、湯桶石に置く曲の桶です。 割蓋で、提手が付き、手の両端が…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は旧暦五月十六日、甲辰年庚午月丙辰日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極ま…
他流さんではあまり仰らないそうですが、当流では茶筅通しのときに「『こ』の字でぽん」というフレーズが出てきます。 『こ』の字でぽん検めて、ぽん検めて、ぽんしゃ…
第三章のプロットを書き終えて、ついでに第四章のプロットを作っておくかー!と書き始めてはたと気付きました。 武野紹鷗が帰郷する前、山科本願寺に武野紹鷗が手勢…