水屋の増築スケジュールがほぼ確定。 9月後半~11月前半までの二ヶ月間、月桑庵の「お茶会へ行こう」をお休みすることになります。 そのため、8月・9月のお…
都流茶道教授 月?宗地のblogです。 茶道に関係ないことも書きますが、最近は茶道のことばかりです。
都流は創流百年弱の流派ですが遠祖は荒木村重(道薫)です。茶風は「流れるような優雅さ」とされています。 初代荒木宗仙が「大衆への普及」を目指して創流されました。 趣味で和歌を詠みます。 月?(げっぽ)が雅号、宗地(そうち)が茶名です。
【教室】第八十六回茶会体験教室「長月の『お茶会へ行こう』(10/29)」名残~レポート~
日曜日は、お茶会へ行こうでした。 通常、大寄せの茶会を持った月はやらないことにしているのですが、10/1ということもあって、9月をお休みにしましたので、1…
入手元:ヤフオク価格:☆ 筑前直部焼(直部窯)というのは、全く存じ上げなかったのですが、なんでも茶人さんが趣味で始めたものを本業とされたものらしいです。 福岡…
【募集開始】第廿七回 茶事体験教室「お茶事へ行こう」 神無月・炉開き(10/19)
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「お茶は食事とお酒とお茶が揃ってこそ!」 _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お茶事に抱くイメー…
今日は旧暦九月十三日、癸卯壬戌戊午。 十三夜です。 これは「後の月」や「後の名月」と呼ばれる催しです。この「後の名月」は日本独自の風習で、一説には宇多法皇が…
笑いのある茶席というのはどういうものだろう? 私が心掛けているのは「場が真剣になりすぎないようにすること」です。 特に席主(東)が入る前と出た後は客の視線が…
先日の板橋文化祭茶会で、お客様が仰っていたことがずっと耳に残っているのですが、「厳粛なお茶会もいいのだけれど、こんなに愉しいお茶会を開いていただければ、きっ…
本日は旧暦九月十日、癸卯壬戌乙卯。 二十四節気の第十八で「霜降(そうこう)」です。 朝露が凍えて霜が立つというのがこの霜降の季節です。 土が盛り上がり始め…
本日は旧暦九月九日、重陽の節供です。 別名菊の節供でもあります。 茶道でも馴染み深い「陰陽」と「五行」ですが、これらは十干十二支にも関わっています。 十干と…
【募集】第八十六回茶会体験教室「長月の『お茶会へ行こう』10/29」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
【小説】数寄の長者〜竹馬之友篇〜 第一章 動乱前夜 第十服 誉田之戦
数寄の長者〜竹馬之友篇〜|第十服 誉田之戦|NOVEL DAYSあらすじ 〈竹馬之友〉篇 茶聖・千利休誕生の前年、将軍義稙公が出奔。天皇践祚の儀に将軍が列席…
茶道における名残の意味を考える前に、名残という言葉の語源に当たってみたいと思います。 調べるとすぐに分かるのですが、実は「名残」は宛字で、名前が残るという意…
【茶花】秋暮れて宮城野萩や咲き乱れ 遅きととるか残花ととるか
今丁度、宮城野萩が満開の月桑庵です。 なんというか、「いまかよ!」という気がしてならないのですがwwww もうちょっと早ければ、大寄せに間に合いましたし、…
第52回板橋区民まつり特集 |体験する|ぶらり、いたばし 板橋区観光協会ぶらり板橋は、板橋区観光協会のホームページです。いたばし花火大会や板橋区民まつりなど…
本日は長月朔日、旧暦九月一日、癸卯壬戌丙午です。 長月の異称については様々な説が有りますが最も一般的な説としては「夜長月(よながつき)」を縮めたものとされ…
■ヤフオク価格:☆作家:二代 吉村楽入焼:楽(飴釉) 先日、茶盌が割れてしまったので、茶盌を探していたのですが、安くて気に入る茶盌を見つけました。 最近、気に…
ブログのデザインを変更しました。 選んだテーマは「森の中」。 先日、とある方からご紹介いただいた記事に和楽の対談記事がありまして、江戸千家の新柳さんが出…
昨日、新たなお弟子さんが見えまして、割り稽古をしておりました。 片付けているとき、ひょいと茶盌を触ったら「ボロッ」。 ひえぇぇぇぇぇぇ! 乾いた紙粘土…
雖中秋無光 月影佇雲間城下悉沈闇 篝火照夜陰騒心帰静寂 不可浮文言只倒酒満盃 如浴身水乾 中秋と雖も光無く月影雲間に佇む城下悉く闇に沈み篝火夜陰を照らす騒心静…
【募集】第八十六回茶会体験教室「長月の『お茶会へ行こう』10/29」
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は旧暦八月廿四日、癸卯辛酉己亥。二十四節気の第十七、寒露です。 露が朝晩の冷気によって凍りそうになる頃だそうです。雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め…
大寄せが大分増えてきまして、喜ばしいのですけれど、濃茶は一向に吸い茶に戻りません。 私はコロナ禍でも、ずっと吸い茶を続けて居ましたが、誰一人コロナに掛からず…
9月30日(土曜日)、10月1日(日曜日)は、板橋区文化祭茶会でした。 金曜日に有休を取って、荷造りをして、チェックリストも作り、やったんですが、やっぱり…
十三夜から始まった月見の宴も最終夜です。 旧暦八月二十日。更待です。 夜更けに昇る月だから「更待(ふけまち)」。 だいたい夜10時ごろだそうです。 今日は…
本日は旧暦八月十九日。 月を待つのに臥して待つから「臥待(ふしまち)」です。横になって待たないとならないくらい月の出は遅いので、だらだらと飲みながら月を待つ…
本日は旧暦八月十八日。 居待月です。「居」とは「畳の上に居る=坐っている」の意味です。立って待つには月の出が遅く、坐って出るのを待つことから、居待月といいま…
本日は旧暦八月十七日。 今宵は十七夜。待宵月(十四夜)に対して立待月(十七夜)と言います。 この言葉は「忽ち」の語源になったと言われ「立って待つ間に上って…
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水屋の増築スケジュールがほぼ確定。 9月後半~11月前半までの二ヶ月間、月桑庵の「お茶会へ行こう」をお休みすることになります。 そのため、8月・9月のお…
今日は小暑。二十四節気の第十一。 旧暦では六月十三日です。 夏も盛りから季(すえ)に入り、「暑中」と呼ばれる季節になります。小暑の次の節気が「大暑」で、小暑…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
茶入がようやく25個になりました。 これで、毎年同じ茶入を使わないですみますかねw月毎に分けると正月(初春・孟春)■京瀬戸 茄子 桶谷定一作 仕覆・今春金襴…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 超絶破格のゲット品です。 ホントにこんな金額でよく落札できましたよね……(驚愕) こちらは金森宗和の依頼で、野々村仁清が制作し、…
購入元:ヤフオク購入額:★★★ 別名・重ね棚とも呼ばれる遠州の風炉用の大棚。 幅は真台子小よりやや小さく、83.5cm。奥行きは31cmで、やはり小さいです。…
本日は旧暦六月七日。 半夏生は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とされます。また、半夏生(片白草)の葉の半分が名前の通り白くなって化粧している…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 仕覆はよく見えませんが、茶入は蛙目【がいろめ】がたくさんでている面白い信楽です。 残念ながら今井桂秋という作家さんのことは全…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ 今回は100回記念なんですね! お茶会…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
購入元:ヤフオク購入額:★★★★★★★★★★火消壺は、炭火を入れて蓋を閉め、空気を遮断することによって火を消す容器のことです。 利休形は、黒い瓦焼で、長方形の…
購入元:ヤフオク購入額:★☆ 薄茶器の最古の金輪寺に次いで古い臨器(西大寺茶器)を入手しました。 これの溜塗が紹鷗好ですが、これは西大寺で使われていた物と同じ…
江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。 氷の朔日ともい…
本日は旧暦六月一日、水無月朔日です。 六月といえば水無月というお菓子を思い浮かべますが、やはりどこの和菓子屋さんも新暦で発売されるので、どうにも旧暦の水無…
大分遅くなりましたが、端午の節供の設えで「お茶会へ行こう」を催しました。 前回来てくださったTMさんに、初めてのSSさんをお迎えし、常連のWAさん、YNさ…
夏・秋・冬と来ましたので今度は春です。旧暦正月2月(高麗台子)紫三島皆具 寅・松 万代屋釜/朱塗老松 袋棚 武野紹鴎好 染付捻梅 高麗卓 宗旦好…
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。 ■月桑庵の特徴①点前偏重はしない 月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。 主客というのは「亭主=…
本日は旧暦五月廿六日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極まる=春の気がなくなる…
秋も終わりましたので、今度は冬です。11月(爪紅台子)仁清金襴皆具 ※亥・紅葉 撫肩姥口釜/呂色塗 丸卓 志野棚 水指棚即中斎好 洞棚今…
とある夜のTwitterスペースでのお話。 「歴史小説は難しくて」 というお声がありました。 歴史小説が難しいのには理由があります。 ・情報量が他の小…
f _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものが…
江戸時代に行われた節供の一つで、旧暦六月一日に行われました。 前年の冬に雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅を祝って食べた。氷餅の祝とも。 氷の朔日ともい…
今日は小暑。二十四節気の第十一。 旧暦では旧暦六月一日、甲辰年辛未月辛未日です。 夏も盛(さかり)から季(すえ)に入り、「暑中」と呼ばれる季節になります。小…
本日は旧暦六月一日、甲辰年辛未月辛未日、水無月朔日です。 六月といえば水無月というお菓子を思い浮かべますが、やはりどこの和菓子屋さんも新暦で発売されるので…
とりあえず、暫くの間、紙釜敷を購入していこうと思います!w 紙釜敷は、本来釜を載せるためのものですが、香盒を荘【かざ】※る台としても使います。 炭手前を…
購入先:ヤフオク購入価格:☆ 中村陶彩作の種壺水指です。 種壺は備前・信楽・伊賀などの焼締や自然釉の壺を水指と見做して点前に用いたものです。種籾などを入れたと…
こちらは次回作の予定で、現在書いている本編の前の時代を四人の主人公を軸に書こうと思っているネタです。 そもそもなんで歴史小説なの?といいますと、子供の頃から…
無我の境地というと「私心なく執着を離れた無心な心の状態」を意味しているのですが、辞書などでは「自分の存在を意識しない状態。忘我の境地。」と説明されています。…
本日は旧暦五月廿六日、甲辰年庚午月丙寅日。雑節の『半夏生』です。 古くは夏至からおよそ十一日目とされていましたが、現在は太陽が黄経100度の線を越える日と…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
つややかにほころびてなほ夏椿白きはなびらやはらかに揺れ 夏椿と書いていますが、厳密には姫沙羅【ヒメシャラ】なので、夏椿の仲間です(そのものではありません)。…
夏至も過ぎましたので、暑中も近くなり、そろそろ切合風炉の時期ですね。 切合風炉というと、代表的なものが唐銅朝鮮風炉です。 多くが真形釜が添えられていて、よ…
霙点前は【みぞれてまえ】と読みまして、月桑庵オリジナルの点前です。 師匠に許しを得て、披露しております。 どういうことかというと ・水の代わりにかき氷を…
購入したときからグラグラだった小四方棚の鰭板がポロポロ取れるようになってきましたので、新調することに。 前のものに比べて溜塗の部分が濃いので爪紅がはっきりと見…
湯桶【ゆおけ】 露地道具の湯桶を購入。 こちらは寒中に使う手水の替わりにする湯を入れておく桶のことで、湯桶石に置く曲の桶です。 割蓋で、提手が付き、手の両端が…
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/「抹茶は甘い飲み物です」_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ お抹茶に抱くイメージってどんなものがあ…
本日は旧暦五月十六日、甲辰年庚午月丙辰日。二十四節気の第十、夏至です。 夏至とは一年で最も昼が長い一日です。 春分と秋分の丁度中間にあたり、この日に夏が極ま…
他流さんではあまり仰らないそうですが、当流では茶筅通しのときに「『こ』の字でぽん」というフレーズが出てきます。 『こ』の字でぽん検めて、ぽん検めて、ぽんしゃ…
第三章のプロットを書き終えて、ついでに第四章のプロットを作っておくかー!と書き始めてはたと気付きました。 武野紹鷗が帰郷する前、山科本願寺に武野紹鷗が手勢…