陸上自衛隊の石垣駐屯地が開設1年を迎える、という。日本の中央から見れば、はるか遠く、沖縄本島からもさらに遠い。防衛省が国土防衛の「南西シフト」最後のピー...
「逍遙通信」第5号が12月15日過ぎに刊行予定になりました。私も3年前から参加させていただき、今回、3回目の原稿が掲載されます。 今回は芸能プロデューサ...
「…ネオリベラリズムが自然環境の破壊と人間的労働の破壊の限界点に近づいたときに、ヨーロッパの労働組合と世界の労働組合組織は、環境と人間を最高の価値とする...
大学時代の友人(この友人には自分の人生が救われた、と思い続けている)が青森県弘前市出身だったので、青函連絡船に乗ってゴールデンウィーク、夏休みなど頻繁に...
岩波書店の月刊誌「世界」には全幅の信頼を置いている。「世界」との長い“付き合い”について少しだけ書いてみる。 きっと「世界」を読むようになったのは、高校...
10年ぐらい前唐突に、大学時代4年間暮らした函館と自分の思い出をどうしても書きたくなり、小説の体にもなっていない、小説らしきものを書き、このブログにも恥...
日々の生活、特に仕事をしていると、思わぬとんでもないことや理不尽なことが起きて(意外なのかどうかわからないが、心に隙のようなものがあると起きてしまうのか...
経済は門外漢だが(そんなことを言えば、全ての領域が素人なのだが)、昨夜、当直業務の僅かばかりの休憩中のデスクの片隅で読み、感激・共感した(最近は真面目な...
前回のブログへの追加です(午前中に書いたばかりですが=笑い=)。資本主義からの脱却や軌道修正に関する補足です。 具体的なことにも触れず、とても舌足らずで...
ある新聞の読者ページに(朝日新聞『声』欄だが)、60歳前後のパート職の方が「GOTOどころか、明日の生活が心配、定年までご主人が6、7年で年金が支給にな...
毎日、平日、土曜・日曜・祝日、そして年末年始も午後3時半過ぎには自宅を出、夕方5時から勤務開始、そこでほぼ16時間を過ごし、翌朝10時過ぎには自宅に戻る...
昨夜寝る前、横になりながら枕元にずっと置きっ放しだった「岩波現代文庫解説目録(創刊20年)」を何気なく見ていた。しかし、よく見るととてもいい本が並んでい...
佐々木孝「原発禍を生きる」(論創社)をほぼ読み終えた。日本の大学に絶望?し、早々と教員生活をやめ、故郷の南相馬市で認知症の妻の介護をする生活に切り替えた...
今日は気分がなぜか乗らない(だいたいが家庭内で意思疎通がうまくいかない時によくあるのだが。まあ、それも人生でしょう。晴れる日も来ます…)。しかし、いつも...
65歳を過ぎて、それからの生活の仕方などについて考えた。それまで現役時代に経験した職場ではイヤな経験をすることが多かったので、もうバリバリと働く気にはな...
ずっといろいろなことを表現したい、と思い続けてきた。もちろん、身辺雑記的に記すこともある、しかし、それだけでは書いたり、表現したりする意味はとても薄い。...
大変恐縮だと思うが、今回(今日)も「K-SANAI」の話題。でも、書きたいこと、書くべきことだから(少し苦しいか?=笑い=)また触れることにした。 先日...
韓国式屋台「K-SANAI」はコロナ禍の中での営業なので厳しいとは思うが、工夫をしていくことだ、と若い世代に期待しよう。もちろん、アイデアを出したり、助...
力不足には違いないが、今、文章化したいテーマが二つほど(あるいは三つ?)ある。一つは自然と人間の関係。もう一つは労働、働くこととやはり人間の関係。 小説...
いつも遅まきながら新聞を読み、気がつくことが多い。新聞を気をつけて丹念に読むと、出ているではないか…。昨日の北海道新聞だと思うのだが、吉岡忍さん(ノンフ...
仕事や職場だけに囚われないようにしているせいか、身辺ではいろいろなことが起きる。そして、いろいろなことを感じる(まあ、こう書いたところで書けないことも多...
追悼集の表紙写真は石川文洋さんが2003年に撮影した つい最近北海道新聞だと思うが、「80歳の列島あるき旅 石川文洋写真展」(日本新聞博物館企画展示室にて...
A.防衛問題は難しくて理解しにくいね。だから、いつも新聞も雑誌も飛ばして読 んでるんだ。 B.それで? A.うん、最近読んだ「世界」に載っていた“普...
やはり年齢を重ねたということなのか。子供の頃のエピソードを思い出し、しばらくそんなことを考えることが多くなった。東京の“0メートル地帯“と呼ばれた墨田区...
読書会というものに参加したことはないが、似た体験とするなら、大学のサークルでの読書会や輪読ぐらいだろうか。 大学の聖書研究会ではもちろん、(新約)聖書も...
このブログは当初、『彩生堂備忘録』というタイトルで8年ぐらい前から公開しているが、どんなことを書いていけばよいか、と試行錯誤の連続だ。それは、以前のYa...
信仰心というのは全くない、と思う。しかし、長く生きてくると、それがなければ(自分の魂のようなものが?)救われなかっただろう、というようなことは当たり前か...
月1回、朝日新聞が毎月第一日曜日に発行する「GLOVE(朝日新聞グローブ)」がこのところとても面白い。SDGs(持続可能な開発目標)の考え方が広く知られ...
昨日は韓国式屋台「K-SANAI」がきょう2日オープンするのに先駆けて、数人とともに試食に預かった。昼過ぎに初めて店舗に入るべく店の前に立ったが、賑やか...
このことは絶対に書いておかないと、と2日ぐらい前から考えていたが、金曜日の夜から今朝方まで二泊まり勤務、日中は巡回業務…と結局、40時間以上も家を空け、...
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陸上自衛隊の石垣駐屯地が開設1年を迎える、という。日本の中央から見れば、はるか遠く、沖縄本島からもさらに遠い。防衛省が国土防衛の「南西シフト」最後のピー...
毎日読む新聞や定期的に届く購読誌に目を通していると、心魅かれる文章やテーマなどの記事やエッセー等々に必ず、と言ってよいほど日々出会う。 『図書』(202...
新川明「新南島風土記」(岩波現代文庫)などを読むと、良い意味で「本の質」や「読書の質」などということを痛感する。 一方、逆の意味で今同時に読んでいる長谷...
消え去りつつある社会風俗や性風俗に強い関心があり、新刊「ブルーフィルムの哲学」(NHK出版、吉川孝著)を読み終えた。ブルーフィルムに関して詳細な年代記的...
年末から年始にかけて何冊かの本を読んだ。一年365日常に何らかの本を読むのが生活のリズムになっている。井上荒野の本は以前から関心があったが、特にこの本「...
「…私は基本的に世の中の動きには興味がない。というのも、絶望しているからだ。いつの間にか、市民ではなく国民と呼ばれるようになり、すべてがお国優先で、人は...
柄谷行人「世界史の構造」(岩波現代文庫)を数ヶ月をかけてようやく読み終えた。なかなかに難しい本だったが、数ヶ月をかけて読み上げた、という事実にはそれだけ...
個人的な体験によってデジタル化社会の危険性を痛切に感じ始めた。そんなせいもあってか、堤未果「デジタル・ファシズム」(集英社新書)をさまざまな本と共に読ん...
沖縄滞在3日目に寄った「ぬちまーす製塩ファクトリー」(沖縄県うるま市)周辺の景色や自然、植物などには驚かされた。製塩ファクトリー(工場)と言ってもそれほ...
ツアーで参加した沖縄旅行3日目。ツアーなので沖縄観光の主だった観光地を連日経巡っているが、本日午後はフリータイムの時間帯だったので、雨の中、当初から予定...
初めての沖縄の旅には大江健三郎「沖縄ノート」と柳広司「南風(まぜ)に乗る」の二冊を携えて、旅先で読もうと決めていた。そのうちの一冊「南風に乗る」(小学館...
『日本の古本屋』経由で道内の古書店「書肆吉成」から大江健三郎「沖縄ノート」(岩波新書)が届いた。刊行当時(1970年)読んでいるはずだが、改めて冒頭から...
何か手がかり、といったものがない、漠とした不安な生活。生活自体も決して楽ではない。それ以上に常に身体に抱えているような精神的な“飢餓”感。どこに自らの心...
美術や絵画などには縁遠いが、鑑賞したり、ギャラリーや美術館を訪れるのはとても好きだ。とは言っても、普段は足を運ぶ時間も余裕もあまりない。しかし、本日終了...
同人誌「逍遙通信」(編集・発行:澤田展人)の第8号が出来上がり、昨日仕事帰りに澤田さん宅を訪れ受け取って来た。今回も30人近い方々が寄稿し、ほぼ400ペ...
単行本には解説等はないので、解説その他関連の文章を読みたくて畑山博「狩られる者たち」(旺文社文庫)を“日本の古本屋”経由で購入し、ここ数日読んでいる。 ...
畑山博作品を読み続けている。第一創作集「狩られる者たち」(文藝春秋刊、昭和46年)。五篇の初期作品が収められているが、冒頭の「四階のアメリカ』の簡単なス...
スペイン思想・人間学が専門だった故佐々木孝さんが東日本大震災と福島原発事故後の日誌を書き留めた「原発禍を生きる」(論創社、2011年)の最後は次のように...
処女創作集「狩られる者たち」 「いつか汽笛を鳴らして」より 畑山博といえば、やはり何か懐かしさと、時代は変われどとても切実なものを感...
『日本の古本屋』経由で注文した畑山博の「いつか汽笛を鳴らして」収載の「芥川賞全集第9巻」(文藝春秋)が昨日自宅に届いていた。早速、ゆうパックの封を開け、...
同人誌「逍遙通信」(編集・発行:澤田展人)の第8号が出来上がり、昨日仕事帰りに澤田さん宅を訪れ受け取って来た。今回も30人近い方々が寄稿し、ほぼ400ペ...
単行本には解説等はないので、解説その他関連の文章を読みたくて畑山博「狩られる者たち」(旺文社文庫)を“日本の古本屋”経由で購入し、ここ数日読んでいる。 ...
畑山博作品を読み続けている。第一創作集「狩られる者たち」(文藝春秋刊、昭和46年)。五篇の初期作品が収められているが、冒頭の「四階のアメリカ』の簡単なス...
スペイン思想・人間学が専門だった故佐々木孝さんが東日本大震災と福島原発事故後の日誌を書き留めた「原発禍を生きる」(論創社、2011年)の最後は次のように...
処女創作集「狩られる者たち」 「いつか汽笛を鳴らして」より 畑山博といえば、やはり何か懐かしさと、時代は変われどとても切実なものを感...
『日本の古本屋』経由で注文した畑山博の「いつか汽笛を鳴らして」収載の「芥川賞全集第9巻」(文藝春秋)が昨日自宅に届いていた。早速、ゆうパックの封を開け、...
若い時に惹かれた作品や作家は、自分にとって何か意味があるのだろうと思う。そして、現在も惹かれる、というのはさらに意味が色濃くあるのだろう。生活の忙しさや...
読みたい本や手に入れたい本をいつもいつも実際に手にすることはできないし、全てに目を通す時間もない。そういう時に、新聞の読書欄や書籍広告を見ることは大きな...
人間や人類を「交換様式」という切り口で考えを進める柄谷行人「世界史の構造」(岩波現代文庫)は確かに難しい?本ではあるが、とても面白く、興味深い内容でもあ...
私が最も惹かれる、ロシア(ソ連と言うべきなのか?)の映画監督、アンドレイ・タルコフスキーのことは常に気になっている。最近、無謀にもそのタルコフスキーと父...
年末年始にかけて外岡秀俊「北帰行」(河出文庫)を読み終えた。この小説のタイトルと雰囲気に影響されてずっと読む機会がなかったが、なかなかに読み応えがあり、...
久しぶりにコーチャンフォー新川店に行く。3冊を購入。『世界』は毎号手にしたいと思うが、なかなか果たせず、これも久しぶりに2023年1月号を買う。 残る2...
思いがけずPayPayポイントが得られたので、本やCDなどを購入する手段として使っている。調べた結果、大手書店やブックオフなどでも使える。先日の日曜日に...
佐藤正午「小説家の四季」(岩波現代文庫)を読み続けているが、何ということもない話題や作家の日常が作家が暮らす地方都市(佐世保)を舞台に淡々と描かれ、紹介...
今日も仕事の合間を縫って書店に立ち寄り、マイナポイントを手にしたのでPayPayポイントで佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波文庫的)と同「小説家の四季」(岩...
自身への言い訳ではないのだが、4泊5日を費やした山陰旅行やスマホとマイナポイント等々の苦労で、旅先でも帰宅後の自宅でも職場の休憩時間等でも本を読むことに...
最近、ポイント欲しさにマイナンバーカードを申請した。カードは手元にあるものの、スマホを使ってのマイナポイント利用がずっとできないでいる。paypayアプ...
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昨日10日に札幌を出て、広島空港近くのホテルに着いた。二日目の本日は出雲大社を目指す。 旅に出る直前に澤田展人さんから「労働文化」という定期刊行物が届い...
久し振りに道外に旅に出ることにした。以前からもそうなのだが、旅の“お伴”には本は欠かせない。今回は10日から五日間、広島を経由して出雲、松江、宍道湖、大...