2004年の年末だったろうか、上野東天紅のトイレで、関敬六にばったり出くわしたことがあった。 わたしが小便をしていると、ごま塩頭の小柄な爺さんがやって来て、…
ひたすら歩いて感じたことを物語る。
神社仏閣・墓地・名所旧跡等々、とにかく実際に訪れ、感じたこと、思ったこと、考えたこと、ひらめいたこと、連想したことなどを記す。
2004年の年末だったろうか、上野東天紅のトイレで、関敬六にばったり出くわしたことがあった。 わたしが小便をしていると、ごま塩頭の小柄な爺さんがやって来て、…
あなうなぎいづくの山のいもとせをさかれてのちに身をこがすとは
南方熊楠19歳のときの紀行に「江島記行」というのがある。江島というのは、ことわるまでもなく、神奈川県の江ノ島のことである。 明治17年(1884…
南方熊楠19歳のときの紀行に「江島記行」というのがある。江島というのは、ことわるまでもなく、神奈川県の江ノ島のことである。 明治17年(1884)、南方は東…
『毒草の誘惑』の著者、植松黎について、わたしは「彼女」と書いたが、実は、色々と調べてみても、性別がはっきりしない。わたしが調べた範囲内では、著者近影は掲載…
《トリカブトを食用野草と間違え採取、おひたしにして食べる…60代女性がしびれやまひ訴え鎌倉の病院に緊急搬送》と題して、4月14日、神…
関白神社 関白神社は岩槻台地上にあるが、その北150mほど先は、元荒川の河川敷と云っていい水田地帯となってい…
あまりんのあまりのようで、あまりあまくはありませんでした、ちょっとあんまりなあまりんでした。
額には関白社とある さいたま市岩槻区平林寺に、へんてこりんな神社がある。その名も関白神社という。実に変な名だ。この社名から、わたしはてっきり、個人…
『ジャズ超名盤研究』(全3巻)の著者、小川隆夫は、実は、東京医科大学卒で、整形外科医を本業とし、音楽ジャーナリストとしての様々な仕事は副業だという。(そう…
先日、株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント(以下、シンコーミュージック)から出ている、小川隆夫の『ジャズ超名盤研究』の…
わたしの知人の体験談である。 高校時代のこと。かれは数人の友人と千葉へ一泊二日の海水浴に出かけた。海に近い民宿で、夜寝るとき、実証精神の旺盛なかれの発案か…
《命はひとつ》と体言止めにしているところが、シンプルで、迫力がある。 賞を貰った交通標語に《一杯で 消える未来と 消せぬ罪》なんてのがあり、きれいで、うまい…
ここは、さいたま市岩槻区太田にある、浄土真宗嵓月(がんげつ)山浄源寺の山門。小さな表示板に注目する。 さすが真宗、先ずは、《みんなの…
まず、字がすごい。ヤオコーの総菜売り場付近を歩いていたら、強引に目を引っ張られた。なんて書いてあるんだろう。わかりやすさなら、日本語のラベルにした方がいい…
中空のミミズク土偶 初めて見た 岩槻郷土資料館に展示された、県内から出土したミミズク土偶の特集は結構面白かった。そもそも、わたしからすると、この土偶がな…
先日、岩槻区本町にある岩槻藩遷喬館(岩槻藩の藩校)の説明員から、岩槻郷土資料館に、渋江鋳物師の鉄のカスが展示されているから、ぜひ見に行った方がいい、といわれ…
昭文社スパーマップル・デジタル20より 東松山の箭弓稲荷神社付近の地図(スパーマップル・デジタル20)を見ていたら、その南西2,700mほどのとこ…
「江戸の狐に佐渡の貉」「キツネ七化けタヌキは八化け」「タヌキは入道キツネは女」「狐狸妖怪」「赤いキツネと緑のタヌキ」などというように、キツネとタヌキはしばし…
「落花して、一輪のみ残ったから、小残花(さざんか)ってのはどうか。」 「違う、まだ一輪しか咲いていないんだから、ほかも、早よう、咲かんか(さざんか)って…
「落花して、一輪のみ残ったから、小残花(さざんか)ってのはどうか。」 「違う、まだ一輪しか咲いていないんだから、ほかも、早よう、咲かんか(さざんか)ってわ…
身体ばっかり鍛えたって… 確か、真っ先にコロナに感染したやつがいたよな。
今年の漢字は「金」に決まったというから、タヌキに因んで、「タヌキのキンタマ八畳敷き」という俗諺について考えてみる。 …
これは、群馬県館林市堀工町にある、分福茶釜で知られた青龍山茂林寺のタヌキの像。雌であるところが面白い。それで、こんな小咄を思い出した。 《タヌキが十…
『にっぽん縦断 こころ旅』の何日目かはもちろん、なに県かも不明だが、昼かなんかで、入ったカフェのご夫婦がボサノバを演奏するというので、『イパネマの娘』を歌っ…
30年以上も前の話です。 ある日曜日の昼、わたしは東京駅「銀の鈴」で、人を待っていました。ところが、約束の時間を過ぎても、待ち人は姿を見せず、わたしは、し…
クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』という映画は、劣化した地球をあきらめ、人類が居住しうる新たな星を探すために、宇宙へ旅立った人たちの物語で…
物持ちはいい方である。 先日、モンベル羽生店でパンツの裾直しをしてもらった。(過去に買ったものでも無料でやってくれる。)品物を渡すと、タグを…
北埼玉郡長野村(行田市長野)《十五戸現存す。》(『埼玉苗字辞典』) 長野の中斉公園に建てられた「富士見第3工区土地区画整理事業 竣功記念碑」の裏面には、「地…
先日、といっても、8月のことだが、床屋に行った。先客があり、更にもう一人、椅子に座って待っている人がいる、が、こちらは女性で、その話っぷりから、どうやら、現…
堀口氏が多く居住する地を調べていくと、なるほど、『埼玉苗字辞典』の、《鉱山鍛冶集団等の非農民集落を堀口と称す。(略)此氏は武蔵国・上野国の山間部の鉱山地及び…
「九万八千神社 下」に、《日本武尊が、まつろわぬ民との戦いに勝利し、支配した地の多くが鉱山帯にある》と述べた。 では、九万八千社ともいわれる、東久佐奈岐神社…
《「男性のシンボル」で女性つつく天狗、5年ぶり復活 福井県美浜町で9月1日に奇祭「八朔祭」》という見出しで、8月28日の福井新聞に以下の記事。 《子孫繁栄や…
墓場放浪中奇怪な生物発見 これがいわゆるボチノコか。
高麗本郷九万八千神社 2012年9月撮影 九万八千神社から巾着田方面 同上 さて、九万八千神社について、『神…
寅子石伝説で、寅子の身体の一部が膾にされて振舞われたということと共に、わたしが違和感を覚えるのは、ほかでもない、寅子という名である。これはわたしの偏見かもし…
2024年07月07日の時事ドットコムニュース 《浜畑賢吉さん死去 俳優、ドラマ「進め!青春」 ミュージカルやテレビドラマで活躍した俳優の浜畑賢吉(はまはた…
こんな所に電柱が… あぶねえから、朝のうちに切らねえと。
瑠璃光山満蔵寺山門 蓮田市馬込の辻谷共同墓地を管理しているのは、岩槻区馬込にある天台宗の満蔵寺で、宗派は違うものの、今…
馬込第六天神社鳥居の額 黒須という姓氏は埼玉県が最も多く、なかでも、上尾市瓦葺と蓮田市御前橋(瓦葺と御…
ちゅーるちゅーる 人(にん)ちゅーる ちゅーるちゅーる 人ちゅーる ち…
しかし、伝説・伝承はまだしも、地名の解釈については、いわゆる諸説あるにもかかわらず、あまりにも主観的過ぎ、多分に誘導的であり、客観性に欠けるのではないかと思…
わたしは大型家電のほとんどをケーズデンキから購入している。小物はアマゾンが多い。 ケーズデンキの最大の特徴は、ポイントではなく、現金値引きであることだ。電器…
辻谷共同墓地と寅子石 寅子石伝説で、もっとも違和感を覚えるのは、寅子の身体の一部が膾(なます)にされて振舞われた、という点に尽きる。この一点がなければ、現…
こんなところで確かめちゃっていいんでしょうか
蓮田市馬込字辻谷の共同墓地にある馬込名号板碑 通称寅子石 今度のNHK朝ドラ『虎に翼』の主人公の名が猪爪寅子というんで、いささか驚いた。なにせ、ちょうど、…
ヘンリー・スレッサーに「競馬狂夫人」(ハヤカワ・ミステリ 『うまい犯罪、しゃれた殺人』所収 1964年)という短編がある…
伊丹十三DVDコレクション 『マルサの女2』より転載 伊丹十三監督の『マルサの女2』に、こんなシーケ…
これも、今は昔の話だが、電車内で、妙なものを一心不乱に食べている女性がいたことを思い出した。かなり衝撃的な光景であり、その女性のしぐさが、今も鮮明に記憶に残…
小津安二郎監督の『お早よう』という映画では、父親に口答えして、「こどものくせに、余計なことをいうな!」と怒られた少年が「大人だって余計なことをいうじゃないか…
さいたま市見沼区丸ケ崎に、金井塚氏が多く居住していることはすでに記した。その北隣の蓮田市馬込字辻谷の共同墓地の目と鼻の先に、かつて、カナイ塚という塚があった…
マージャンで思い出した。 今もこのようなことが車中で行なわれているかどうか知らないが、これはずいぶん前の――まだ、わたしが会社勤めをしていたころの話である。…
今、考えると、ウチの――つまり、わたしの実家の正月は、世間とはかなりかけ離れたものだったようだ。 ある年の正月元旦、実家を訪ねると、母からこういわれたのを…
かねがね気になっていた謎の塚が、丸ケ崎にある。 それは、丸ケ崎南交差点、ドラッグセイムスの裏手、金子家の敷地内にある。 2012年4月撮影 セイムスが建つ前…
NHKの連続テレビ小説『ブギウギ』の主人公のモデル、笠置シヅ子は、デビュー当時の芸名を三笠静子といった。ところが、昭和天皇の弟、澄宮が三笠宮家を創始したため…
高校生のときのことだったろうか。 駅から歩いて、家にたどり着くちょっと手前、今は県道だが、当時は国道だった道路上に、なにか黒っ…
2013年撮影今はきれいになっているようだ。
わたし植物が大の苦手。その理由は、どうも、学生時代に読んだ、安部公房の短編『デンドロカカリヤ』(1952年)の所為じゃないかと思う。この小説は《コモン君が…
初めて『クラクラ日記』を読んだとき、題名の「クラクラ」とは、「嵐を呼ぶ男」坂口安吾の妻となったことで、日々、台風の暴風雨圏内に巻き込まれ、雨風に打たれて、頭…
先日、坂口三千代の『クラクラ日記』(ちくま文庫)を再読していたところ、こんな一節に突き当たった。 三千代の夫、坂…
ジークムント・フロイト 『日常生活の精神病理学』(人文書院)
《度忘れ、言い違い、為損い、迷信と思い違いについて》という副題がついているように、身近な問題から、わかりやすく、自己の心理分析ができる方法を説いて…
《葬式における 花輪弔旗廃止地区》 そんな地区があることを初めて知った。 コロナ以降、葬式も、いわゆる「小さな葬式」に変わりつつあるんじゃなかろうか。なら…
#今週の一枚 《正義には だれにも反対できないという 毒がある》
これは、先日、墓参りで、東京の菩提寺を訪ったとき、山門脇の掲示板を撮ったもの。 何枚かあるうちの、手書きで書かれた一枚に、アクチュアリティを感じた。 …
上棟 上棟も済んで、落ち着いた、去年の10月末、棟梁に訊いてみた。「関根さんて、昔は鍛冶だったんでしょ?」「そんな話し…
『遺品2』 2008年11月15日、わたしは富士見市中央図書館で調べ物をした後、昼飯を済ませると、図書館前十字路を南西方向へ、すなわち、諏訪神社・氷川神社方…
これもまた遺品といえるかどうか、疑問でないこともないのだが、井戸というか、自家水というのか、地下水の汲み上げを廃止することについてである。 実家の解体工事も…
芝宮のシバについて、《シブ・ソブ・ソボ・ショウブなど、鉄分の多い水に由来する地名ではなかろうか。》と書いた。 長野県塩尻市宗賀に縄文期から平安期に渡る平出遺…
小中人丸神社 ところで、トトコチ山古墳西南西800mほどのところ、同市小中に人丸神社があり、つぎの二つの話が伝えられている。 《柿…
佐野市郷土博物館の展示に、トトコチ山という古墳の写真を見つけたとき、目玉がカメラのブリージング現象みたいになった。トトコチとは一体なんのことだろうと…
それにしても、この時代に、ものすごい量である。よく見ると、キセル柄のノレンの奥にもディスプレイされているようだ。日本たばこ産業が生産を縮小しているのか、洋…
「ね、パパ、どうして雨は空から降るの?」「下から降ると、傘がさせないじゃない。」
膝子塚 2008年4月撮影 膝子というのは大変めずらしい地名である。おそらく、さいたま市見沼区膝子以外に同名の地名は日本国内には存在しない…
金山塚古墳 栃木市岩舟町静戸(しずこ)に金山塚古墳がある。 この「金山」に云い知れぬ魅力を感じたため、何年か前に行ってみた…
ただ今、人生5回目の引っ越し中である。 「引っ越し中である」というのは、旧居に未だ荷物、つまり本が残っているからで、これを3月中にどうするか決定しなければな…
本の整理をしている。 遺品の整理の中で、本もまた、大変な労力と困惑とで、悩まされたもののひとつである。 バーコードがないと、本の管理が容易ではないので、買い…
今年に入って、岡山市の造山古墳で大発見の予感、つい先日、奈良市の富雄円山古墳でとんでもない発見と、心躍らせるニュースが相次いだが、今度は、なんと、地元、埼玉…
確か、2016年の年末のことだったと思うが、今でも、妙に記憶に残っている。 NHKテレビ『ブラタモリ』で、岩手の中尊寺が採り上げられていた。 金色堂を拝観…
《ジェフ・ベックさんが死去 78歳、「世界三大ギタリスト」》という見出しで、日経速報ニュースが伝えた。 《世界三大ギタリストと称される英ギタリスト、ジェフ・…
栃木市平柳の星宮神社参道脇に置かれた「なでうなぎ」 その由来について、説明板には、こう記されている。 《当神社の御祭神のお遣いであるうなぎは 水を求めてど…
おとそ気分というと聞こえはいいが、要するに酔っ払いで、年末年始というのは、かれらがその特異な輝きを放つ、打って付けの時期である。 逆さに置かれたトックリ…
マネックスグループの松本大(おおき)が、経済ジャーナリスト後藤達也との対談のなかで、こんなことを云っていた。 松本「わたしは常に動いてないとダメなんで、サバ…
マネックスグループの松本大(おおき)が、経済ジャーナリスト後藤達也との対談のなかで、こんなことを云っていた。松本「わたしは常に動いてないとダメなんで、サバと…
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2004年の年末だったろうか、上野東天紅のトイレで、関敬六にばったり出くわしたことがあった。 わたしが小便をしていると、ごま塩頭の小柄な爺さんがやって来て、…
あなうなぎいづくの山のいもとせをさかれてのちに身をこがすとは
南方熊楠19歳のときの紀行に「江島記行」というのがある。江島というのは、ことわるまでもなく、神奈川県の江ノ島のことである。 明治17年(1884…
南方熊楠19歳のときの紀行に「江島記行」というのがある。江島というのは、ことわるまでもなく、神奈川県の江ノ島のことである。 明治17年(1884)、南方は東…
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《トリカブトを食用野草と間違え採取、おひたしにして食べる…60代女性がしびれやまひ訴え鎌倉の病院に緊急搬送》と題して、4月14日、神…
関白神社 関白神社は岩槻台地上にあるが、その北150mほど先は、元荒川の河川敷と云っていい水田地帯となってい…
あまりんのあまりのようで、あまりあまくはありませんでした、ちょっとあんまりなあまりんでした。
額には関白社とある さいたま市岩槻区平林寺に、へんてこりんな神社がある。その名も関白神社という。実に変な名だ。この社名から、わたしはてっきり、個人…
『ジャズ超名盤研究』(全3巻)の著者、小川隆夫は、実は、東京医科大学卒で、整形外科医を本業とし、音楽ジャーナリストとしての様々な仕事は副業だという。(そう…
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まず、字がすごい。ヤオコーの総菜売り場付近を歩いていたら、強引に目を引っ張られた。なんて書いてあるんだろう。わかりやすさなら、日本語のラベルにした方がいい…
中空のミミズク土偶 初めて見た 岩槻郷土資料館に展示された、県内から出土したミミズク土偶の特集は結構面白かった。そもそも、わたしからすると、この土偶がな…
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馬込第六天神社鳥居の額 黒須という姓氏は埼玉県が最も多く、なかでも、上尾市瓦葺と蓮田市御前橋(瓦葺と御…
ちゅーるちゅーる 人(にん)ちゅーる ちゅーるちゅーる 人ちゅーる ち…
しかし、伝説・伝承はまだしも、地名の解釈については、いわゆる諸説あるにもかかわらず、あまりにも主観的過ぎ、多分に誘導的であり、客観性に欠けるのではないかと思…
わたしは大型家電のほとんどをケーズデンキから購入している。小物はアマゾンが多い。 ケーズデンキの最大の特徴は、ポイントではなく、現金値引きであることだ。電器…
辻谷共同墓地と寅子石 寅子石伝説で、もっとも違和感を覚えるのは、寅子の身体の一部が膾(なます)にされて振舞われた、という点に尽きる。この一点がなければ、現…
こんなところで確かめちゃっていいんでしょうか
蓮田市馬込字辻谷の共同墓地にある馬込名号板碑 通称寅子石 今度のNHK朝ドラ『虎に翼』の主人公の名が猪爪寅子というんで、いささか驚いた。なにせ、ちょうど、…
ヘンリー・スレッサーに「競馬狂夫人」(ハヤカワ・ミステリ 『うまい犯罪、しゃれた殺人』所収 1964年)という短編がある…
伊丹十三DVDコレクション 『マルサの女2』より転載 伊丹十三監督の『マルサの女2』に、こんなシーケ…
これも、今は昔の話だが、電車内で、妙なものを一心不乱に食べている女性がいたことを思い出した。かなり衝撃的な光景であり、その女性のしぐさが、今も鮮明に記憶に残…
小津安二郎監督の『お早よう』という映画では、父親に口答えして、「こどものくせに、余計なことをいうな!」と怒られた少年が「大人だって余計なことをいうじゃないか…
さいたま市見沼区丸ケ崎に、金井塚氏が多く居住していることはすでに記した。その北隣の蓮田市馬込字辻谷の共同墓地の目と鼻の先に、かつて、カナイ塚という塚があった…
マージャンで思い出した。 今もこのようなことが車中で行なわれているかどうか知らないが、これはずいぶん前の――まだ、わたしが会社勤めをしていたころの話である。…
今、考えると、ウチの――つまり、わたしの実家の正月は、世間とはかなりかけ離れたものだったようだ。 ある年の正月元旦、実家を訪ねると、母からこういわれたのを…