2004年の年末だったろうか、上野東天紅のトイレで、関敬六にばったり出くわしたことがあった。 わたしが小便をしていると、ごま塩頭の小柄な爺さんがやって来て、…
ひたすら歩いて感じたことを物語る。
神社仏閣・墓地・名所旧跡等々、とにかく実際に訪れ、感じたこと、思ったこと、考えたこと、ひらめいたこと、連想したことなどを記す。
寅子石伝説で、寅子の身体の一部が膾にされて振舞われたということと共に、わたしが違和感を覚えるのは、ほかでもない、寅子という名である。これはわたしの偏見かもし…
2024年07月07日の時事ドットコムニュース 《浜畑賢吉さん死去 俳優、ドラマ「進め!青春」 ミュージカルやテレビドラマで活躍した俳優の浜畑賢吉(はまはた…
こんな所に電柱が… あぶねえから、朝のうちに切らねえと。
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2004年の年末だったろうか、上野東天紅のトイレで、関敬六にばったり出くわしたことがあった。 わたしが小便をしていると、ごま塩頭の小柄な爺さんがやって来て、…
あなうなぎいづくの山のいもとせをさかれてのちに身をこがすとは
南方熊楠19歳のときの紀行に「江島記行」というのがある。江島というのは、ことわるまでもなく、神奈川県の江ノ島のことである。 明治17年(1884…
南方熊楠19歳のときの紀行に「江島記行」というのがある。江島というのは、ことわるまでもなく、神奈川県の江ノ島のことである。 明治17年(1884)、南方は東…
『毒草の誘惑』の著者、植松黎について、わたしは「彼女」と書いたが、実は、色々と調べてみても、性別がはっきりしない。わたしが調べた範囲内では、著者近影は掲載…
《トリカブトを食用野草と間違え採取、おひたしにして食べる…60代女性がしびれやまひ訴え鎌倉の病院に緊急搬送》と題して、4月14日、神…
関白神社 関白神社は岩槻台地上にあるが、その北150mほど先は、元荒川の河川敷と云っていい水田地帯となってい…
あまりんのあまりのようで、あまりあまくはありませんでした、ちょっとあんまりなあまりんでした。
額には関白社とある さいたま市岩槻区平林寺に、へんてこりんな神社がある。その名も関白神社という。実に変な名だ。この社名から、わたしはてっきり、個人…
『ジャズ超名盤研究』(全3巻)の著者、小川隆夫は、実は、東京医科大学卒で、整形外科医を本業とし、音楽ジャーナリストとしての様々な仕事は副業だという。(そう…
先日、株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント(以下、シンコーミュージック)から出ている、小川隆夫の『ジャズ超名盤研究』の…
わたしの知人の体験談である。 高校時代のこと。かれは数人の友人と千葉へ一泊二日の海水浴に出かけた。海に近い民宿で、夜寝るとき、実証精神の旺盛なかれの発案か…
《命はひとつ》と体言止めにしているところが、シンプルで、迫力がある。 賞を貰った交通標語に《一杯で 消える未来と 消せぬ罪》なんてのがあり、きれいで、うまい…
ここは、さいたま市岩槻区太田にある、浄土真宗嵓月(がんげつ)山浄源寺の山門。小さな表示板に注目する。 さすが真宗、先ずは、《みんなの…
まず、字がすごい。ヤオコーの総菜売り場付近を歩いていたら、強引に目を引っ張られた。なんて書いてあるんだろう。わかりやすさなら、日本語のラベルにした方がいい…
中空のミミズク土偶 初めて見た 岩槻郷土資料館に展示された、県内から出土したミミズク土偶の特集は結構面白かった。そもそも、わたしからすると、この土偶がな…
先日、岩槻区本町にある岩槻藩遷喬館(岩槻藩の藩校)の説明員から、岩槻郷土資料館に、渋江鋳物師の鉄のカスが展示されているから、ぜひ見に行った方がいい、といわれ…
馬込第六天神社鳥居の額 黒須という姓氏は埼玉県が最も多く、なかでも、上尾市瓦葺と蓮田市御前橋(瓦葺と御…
ちゅーるちゅーる 人(にん)ちゅーる ちゅーるちゅーる 人ちゅーる ち…
しかし、伝説・伝承はまだしも、地名の解釈については、いわゆる諸説あるにもかかわらず、あまりにも主観的過ぎ、多分に誘導的であり、客観性に欠けるのではないかと思…
わたしは大型家電のほとんどをケーズデンキから購入している。小物はアマゾンが多い。 ケーズデンキの最大の特徴は、ポイントではなく、現金値引きであることだ。電器…
辻谷共同墓地と寅子石 寅子石伝説で、もっとも違和感を覚えるのは、寅子の身体の一部が膾(なます)にされて振舞われた、という点に尽きる。この一点がなければ、現…
こんなところで確かめちゃっていいんでしょうか
蓮田市馬込字辻谷の共同墓地にある馬込名号板碑 通称寅子石 今度のNHK朝ドラ『虎に翼』の主人公の名が猪爪寅子というんで、いささか驚いた。なにせ、ちょうど、…
ヘンリー・スレッサーに「競馬狂夫人」(ハヤカワ・ミステリ 『うまい犯罪、しゃれた殺人』所収 1964年)という短編がある…
伊丹十三DVDコレクション 『マルサの女2』より転載 伊丹十三監督の『マルサの女2』に、こんなシーケ…
これも、今は昔の話だが、電車内で、妙なものを一心不乱に食べている女性がいたことを思い出した。かなり衝撃的な光景であり、その女性のしぐさが、今も鮮明に記憶に残…
小津安二郎監督の『お早よう』という映画では、父親に口答えして、「こどものくせに、余計なことをいうな!」と怒られた少年が「大人だって余計なことをいうじゃないか…
さいたま市見沼区丸ケ崎に、金井塚氏が多く居住していることはすでに記した。その北隣の蓮田市馬込字辻谷の共同墓地の目と鼻の先に、かつて、カナイ塚という塚があった…
マージャンで思い出した。 今もこのようなことが車中で行なわれているかどうか知らないが、これはずいぶん前の――まだ、わたしが会社勤めをしていたころの話である。…
今、考えると、ウチの――つまり、わたしの実家の正月は、世間とはかなりかけ離れたものだったようだ。 ある年の正月元旦、実家を訪ねると、母からこういわれたのを…