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雲の上には宇宙(そら) https://blog.goo.ne.jp/kumonoueniwa

なかなか晴れない雪国で天体写真撮影に再チャレンジしています。

雪国新潟で30年ぶりに天体写真に挑んでいます。撮った星雲・銀河の写真展示や、撮影のための手作りグッズの紹介などを行っています。自分で作成した天体導入用ガイド星図なども掲載しています。

雲上(くもがみ)
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2012/11/22

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  • きりん座 IC342、有名になり損ねた銀河

    前回に続き21日上弦過ぎの月明りの中で撮影開始したこの夜2タイトル目のきりん座のIC342銀河です。この銀河はわたしたちの天の川銀河から700万光年と近いため見かけの大きさも十分なのですが、銀河赤道面に近いため天の川銀河の塵による掩蔽で明るさが損なわれて美しい渦巻きの姿を観測することを困難にしています。この銀河の撮影は今回が初めてではないのですが、CMOSカメラで再挑戦してみました。有名になり損ねた銀河IC342(きりん座)(元画像の60%に縮小ほぼノートリミング)(上が北になっています)撮影DATA:2023/11/2123:51’~VixenR200SS(コレクターPH)(合成fl=760㎜)露出360秒×26枚(Gain150)LPS-D1フィルターASI533MCPro(冷却-10℃)タカハシEM...きりん座IC342、有名になり損ねた銀河

  • 月明かりのアンドロメダ銀河M31と伴銀河M110

    期待していた11月でしたが、新月期(わたしの場合は下弦の月から上弦の月)の間は法事と同期会で2夜の外泊もあり、一夜も撮影できず。(2夜とも予報では貴重な晴れだった!)そして新月期が過ぎた上弦の月の翌日21日になってやっと撮影することができました。結局11月になんとか徹夜撮影できた2夜は上って来る下弦を過ぎた月と、沈まぬ上弦の月翌日の明るい月を気にしながらの撮影となりました。21日夜に最初に撮ったのはまだ月が高く、月明りに負けないのはこれしかないということで・・アンドロメダ銀河M31と伴銀河M110(アンドロメダ座)(元画像の60%に縮小ほぼノートリミング)左下にM31銀河の中心部が、右上がお供の銀河M110になります(上が北になっています)撮影DATA:2023/11/2120:40’~VixenR200...月明かりのアンドロメダ銀河M31と伴銀河M110

  • 月が高く上って、くじら座M77付近

    11月3日夜(正確には4日早朝)、日が替わってから撮ったのはくじら座のM77付近。M77銀河自体は丸い形で中心部が明るく周辺部が淡い二重構造の渦状銀河ですが、近くにあるまるで”ピエロの顔”のように見える2つの明るい星と細長い系外銀河の組み合わせが面白くて、これまでに数回撮影しています。M77付近(くじら座)(元画像の60%に縮小ほぼノートリミング)左下のが丸い銀河がM77、右上の横から見た銀河はNGC1055になります(上が北になっています)撮影DATA:2023/11/400:53’~VixenR200SS(コレクターPH)(合成fl=760㎜)露出360秒×15枚(Gain150)LPS-D1フィルターASI533MCPro(冷却-10℃)タカハシEM-200Temma2Mステラショット2(導入・撮影...月が高く上って、くじら座M77付近

  • Gain150で撮った「カシオペア座 IC59・IC63」

    3日夜の3タイトル目は、カシオペア座の”W”の形の中心にある星γCas(ツィー)付近の淡い散光星雲IC59・IC63です。2等星のγCasとまばゆいその光に照らされて淡く浮かび上がる星雲の対比がおもしろくて過去にもデジ一眼で何回も撮っている星雲です。今回初めてCMOSカメラのASI533MCで、星の色も飽和しないようユニティーゲインに近いGain150で撮影してみました。IC59&IC63(カシオペア座)(元画像の60%に縮小ほぼノートリミング)γ星の上方がIC59、左上がIC63になります(上が北になっています)撮影DATA:2023/11/322:17’~VixenR200SS(コレクターPH)(合成fl=760㎜)露出360秒×24枚(Gain150)ASI533MCPro(冷却-10℃)タカハシE...Gain150で撮った「カシオペア座IC59・IC63」

  • ”庭撮り”には不得手な 南天の「らせん星雲」を撮る

    3日夜の2タイトル目に選んだのは、南天のみずがめ座にあるらせん星雲でした。1タイトル目のはくちょう座の北アメリカ星雲の撮影を終えたのが20時半という記録的な早い時間帯でした。南天にあるこのらせん星雲は我が家では南中時でも光度は32度と低く、おまけに自宅裏口の機材設置場所からは真南方向に電柱(しかも防犯灯付)が立っています。この夜のらせん星雲の南中時刻は22時22分、すでに1時間余り経過していたのですが丁度じゃまな電柱を通過したころで、撮影対象に選んだというわけです。NGC7293らせん星雲(みずがめ座)(元画像の60%に縮小少しトリミング)(上が北になっています)撮影DATA:2023/11/320:32’~VixenR200SS(コレクターPH)(合成fl=760㎜)露出360秒×14枚(Gain150...”庭撮り”には不得手な南天の「らせん星雲」を撮る

  • 18時25分から撮った「北アメリカ星雲 (南部)」

    2日夜は頑張って設営したものの、あまりの透明度の悪さで早々撤収しました。翌3日夜もSCW予報では22時ころには雲量”0”となり、早朝3時ころまで雲なしの予報。ただ下弦前の明るい月が21時頃には上ってくるという悪条件は変わらずで、前夜の透明度の悪さから期待しないで早い時間に機材を設営。予報では夕暮れ時は雲量20%だったのですが、思いがけずすっきりした空。そこで薄明終了直後の18時半ころから撮影を開始しました。(こんな早い時間から星雲や銀河を撮るのは初めて?)この夜の1タイトル目はこの星雲なら近隣の灯火の明かりに負けないだろうと、はくちょう座の北アメリカ星雲でも特に明るい南部です。北アメリカ星雲(南部)(はくちょう座)(元画像の65%に縮小ほぼノートリミング)(上が北になっています)撮影DATA:2023/1...18時25分から撮った「北アメリカ星雲(南部)」

  • 空がひどけりゃ尻尾を巻いて退散の巻『IC1396・象の鼻』

    まだ月は下弦前で新月期ではないのですが、贅沢が言える状況でないので2日夜のSCWの雲予報に期待して機材を設営しました。太めの月が上ってくるのが20時過ぎ、予報で雲が無くなるのも同じような時間帯。月が高くなるまでの早い時間帯に1タイトルでも撮れればブログ記事が書ける・・という魂胆でした。20時後半になってやっと雲が無くなったのですが、肉眼では北極星も見つけにくいような空。21時過ぎの空これでも30秒露光6枚コンポジットで画像処理していますすでに機材を設営した以上は何か撮らねば、ということでASI533MCでケフェウス座のIC1396の通称『象の鼻』を狙いました。総露光時間2時間をかけたのですが、もっと明るい「北アメリカ星雲」にしとけばよかったと後悔。IC1396象の鼻(ケフェウス座)(元画像の30%に縮小ほ...空がひどけりゃ尻尾を巻いて退散の巻『IC1396・象の鼻』

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