綺麗なものを一眼レフや i Padで撮影し、画像中心で普段の行動を綴る。こだわり料理レシピもご紹介。
どんな素材も、関西風味にクリエイトします。
京都の食べものと言えば、薄味で食材の持ち味を活かす京料理的なものが多い。しかし、京都ラーメン業界に至っては、シッカリした味付けが特徴となっている。老舗となる京都ラーメンビッグ3をご紹介するならば、第一旭・新福菜館・ラーメン藤と言ったところだろう。京都駅東側の陸橋あたりにある「第一旭」は牛の焼き肉を乗っけてあるボリューム感あふれる中華そばで、その隣にある「新福菜館」は溜り醤油の潔い濃い口スープが特徴。さらに「ラーメン藤」は元々製麺所の経営で、第一旭・新福菜館はビッグ3ともに中太直麺の同じラーメン藤製の麺を使っているのが、超おもしろいしアッサリ系のスープが特徴。2017年に滋賀県大津へ、鳴り物入りで支店を出した「新福菜館@並700円(★1.5)」は、我が家から一番近いラーメン屋さんと気分が高まった出店だったが...新福菜館~京都ラーメン3指にはいる老舗中華そば~
子供の頃には、体調不良や風邪などを患った時には、オカンが林檎をすりおろしてくれたり、炊いてくれた「おじや」は消化の良いものというより、特効薬のように思っていた。そんな折、幼稚園児の頃だったか農薬を食って危機感を感じたことがあった。急遽3時のオヤツに「おじや」を、オカンに無理矢理リクエストしたが、解毒剤を飲むがごとく直ぐに食べたので事なきを得たようだ‥‥‥と言うのは子供心だが、誤って農薬を食ったことは親にはひた隠しにしたが、量が少なかったので人体に影響がなかったのだろう。大阪風の「おじや」は雑炊の一種だが、起源は京都の宮中言葉だと聞く。お出汁がシッカリしていて醤油味で調整し、卵は混ぜ合わせるものを1個と、食べる直前に崩すナマ卵黄を1個使っている。食材は鰹の削り節くらいしか使っていないシンプルなものがオカンの...オカン流おじや~雑炊とは違う魅力が「おじや」にはある~
田舎の実家では、ご近所が収穫されたお野菜を、ご厚意で持って来てくださることがあった。今なら解かることだが、廊下にゴロゴロあったカボチャは追熟のために転がし、売り物にならない傷もの野菜でも旬のものは特に美味しい。頃合いを見てオカンは各種お野菜を天ぷらにドンドン揚げまくって食卓に運んでくる。そんな旬のお野菜の天ぷらは、恒例の大盛り皿から戴く天ぷらパーティとなっていたので、今ではわざわざお野菜を買い揃える我が家の天ぷら事情だった。追熟されたカボチャを始め、茄子・玉ネギ・さつま芋・獅子唐・青紫蘇などなどで、当然にお野菜ばかりなので、肉類・魚介系が恋しくなってくる。青紫蘇はプランターで育てて摘みたてが良い香り。ここに来て、相方のアレルギーがもう一つ発覚した。今まで普通に使っていた、大阪人御用達の旭ポンズに「サバ節」...野菜の天ぷら~最後に旭ポンズでジャンボカニカマ天~
大根の旬は冬場で、激安の頃にはせっせせっせと大根の千切りを作っては乾燥させて、乾物の切り干し大根を作っておいた。田舎の加工食品の定番であるが、カルシウム・ビタミンB1・B2・鉄分・マグネシウムなどが、本家の大根よりも豊富に含まれており、栄養価では生大根を凌ぐ優良野菜となっている。さらに食物繊維も豊富で、便秘がちの方の強い味方だと言うのも、その方面でお困りの方には、大いに助けとなってくれるのが有難い。100均の皮むき器の反対側によく見るような、金具に穴があいたアレで大根の縦切りと言うので、そのまま大根の長さに沿って千切りのように仕上げただけで、水分が抜け旨みと食感が増すようだ。その都度、葉っぱはぬか漬けにするので、これもビタミンが10倍くらいに増えるので、大根本体よりも栄養価で勝っているのも、優れた食べ方と...切り干し大根~見直そう昭和の里山暮しの人たちの食生活~
以前お世話になっていた会社のポジションを、後進に引き継ぎをおこなって卒業してから早や10年。納期的には厳しい職場だったが、通勤するのが楽しみになるような職場環境を目指していたのが懐かしい。ただ直属の上司達が経営者と血縁関係で、部下の手柄は自分のもの自分の失態は部下のミス的な立ち回りをされたのは一生の不作だった。▲刺身の盛り合わせ▲好みの日本酒が勢揃いお酒を飲む場では、お仕事のお話しはしないのが鉄則だったが、久々に見る顔もあって、自然と仕事の話になるのは、致し方ないところだろう。聞くところによると、早々と引退して持病を抱え病院通いなど、日々苦痛を感じておられる諸先輩方も多くおられるとか。▲ホタルイカとワカメの辛子酢味噌▲牛タン焼きコロナ禍経験で在宅勤務のシステムが存在するも、中途半端で不満は残るもの。職務態...元職場の同窓会~久々に見る懐かしい顔と顔~
ヨーロッパの民は、アメリカ大陸への移民と言えば聞こえは良いが、移民という名の「侵略」と表現したほうが良いかも‥‥‥。ワシが思うに、ウクライナもアメリカ大陸先住民のインディアンも、同じ境遇のように感じるが皆さんはどうだろう?さて一方、新天地では酸っぱめのアメリカ原産の林檎ジョナサンが多く採れたようだ。このジョナサンからの品種改良で、紅玉が生まれるのはまだまだ先のこと。移民の人は、ヨーロッパの代表的なデザートであるアップルパイを仕方なくジョナサンで作り始めた。それが嵌まって、今までと違ったアメリカン独自のアップルパイが出来あがった。最高の素材であったのは確かだが、更に美味しくするために、シナモン・ナツメグで香りを強くして、パイ生地にはバターをふんだんに使うとバランスがとれたようだ。これが日本のアップルパイの元...アップルパイ~切り分けるのが超難題で崩れ散る~
関西風の煮もののひとつに「炊き合わせ」というものがある。この炊くと言う言葉は煮ると同意語なのだが、関東やその他の地域ではお米を炊く時にしか使わない言葉となる。関西では京の宮中で使われていた、特別な言葉が数多く存在するので、他の地域では通じないことも普通にある。別々に炊いたものを、ひとつのお皿に盛って合わせることを「炊き合わせ」と言って、調理から盛り付けの一連の作業を指す感じだ。一般的な煮物のように、ひとつの鍋で全ての食材を一緒に炊くのではなく、各食材に合わせたレシピがあるはずだから、それらを活かしてやることが重要だ。食材に合わせたレシピとは、色鮮やかな食材は煮込んでお味を沁み込ませると、色までどす暗い色彩となる。これを避けるために、食材を白出汁(無塩のもの)で煮てから、薄口系の醤油で作った冷やした煮汁に漬...炊き合わせ~ひと味違った関西風の煮もの~
露地物には、まだ時間がかかりそうだが、見るからにシャキシャキで新鮮そうなキュウリはあるわけで、急にワサビをきかせた「かっぱ巻き」が食べたくなった。酔っ払いなので指を切ってもいけないので、相方にリクエストして巻いてもらうことに‥‥‥。気をきかせて、ほぼカニのスティックにロースハムも追加して二種類を巻いてくれていたことに感謝。題して「カニハム巻き」って、これまで何処でもお目にかかったことがない。意外と美味しく感じたのが感想で、何でもやってみなきゃ分からないものだ。食べたい時が美味いとき‥‥‥みたいな言葉があるが、まさにこれが当て嵌まった感じだ。お寿司屋さんでお目にかかる、鉄火巻き・海老キュー巻き・サーモン巻きなどがブランドなら、あっさり系〆ご飯のカッパ巻きも負けてはいない。かき玉汁を作って「カッパ巻き定食」っ...かっぱ巻き~新鮮なキュウリを見てリクエスト~
高級レストランや、一般的家庭の夕食であっても、縁の下の力持ち的な役割を果たす「玉ネギ」は、主に球根のような葉鞘(ようしょう)の部分を食べるのが普通だ。しかし、実のところあの部分は葉の一部であり、なんなら延長上の白い付け根の白い葉・緑の葉の部分なども食べられるとWikipediaには書かれてあった。これを知ったのは、ブログ友達のおとめさんが、玉ネギの葉は甘くて美味しいとのご意見から、ワシも玉ネギの「葉」は食べられるものか?と検証してみようと考えた。そんな折、りんこちゃんは分葱(ネギと玉ネギの交雑種)だったが全部食べられるのは当たり前的なご意見も背中を押してくれた。ミラパパさんに至っては、ネギ坊主も揚げて食べたとか‥‥‥目から鱗で。段ボールの中で、玉ネギから緑のシッカリとした芽が出ているのを、発見するようなミ...玉ネギの「葉」は食べられるのか?~すき焼きで検証~
末っ娘の長男(瀬凪くん)が2歳になった。最近はお誕生日でもハーフバースデーとか言って、何回お祝いをやるのみたいなイメージがワシにはある。これも平和な世の中だってことで、日本に生まれたことを感謝するばかりだ。末っ娘であるお母さんが、頑張って手作りケーキ・手作りプレートの可愛いのをつくっていたので、皆さんにご紹介したくなったのが今回の更新となった。ケーキはいないないばあっ!のワンワンと言うことで、もふもふ感がよくでていて、超美味しそうに仕上がっている。どこからナイフを入れるのか見当もつかない。大好きな消防車・救急車・パトカーなどをあしらったカレーライスが、お誕生日のご馳走プレートとなっている。立派な大人に成長しても、これら自動車には出来れば乗って欲しくはないし関わって欲しくもない。お顔がバレバレなのも抵抗があ...手作りケーキ~いないないばあっ!のワンワン~
学生時代の喫茶店では、軽食メニューに「ピラフ」が当たり前のようにあって、注文すると炒飯(チャーハン)が出てきたような記憶がある。当時は、炒飯の食材に海老などの魚介類を使うと、大雑把にピラフになるみたいなことで、これを諸外国ではピラフと統一しているんだろうと無理矢理に納得していた。炒飯とピラフが、違ったものだったのを知ったのは就活の頃で、その違いをサラリと説明しておく。ピラフはナマのお米を炒めてからスープで炊き上げるもので、和名をつけるとすれば「洋風炊き込みご飯」で正解だろう。焼飯との違いは、ピラフはお米を炒めて→炊く。炒飯(チャーハン)は炊いて→炒めるので、まるで順序が逆の調理だと考えればよい。目玉焼きを乗っけると、卵黄が鼻のように見えたので、目と口を描いてみたが、もひとつの失敗作となってしまった。目玉焼...炒飯とピラフ~パラパラ玉子チャーハン~
ここ最近になって、賭け事で世間を賑わしているのは、注目度・高額度から「水原一平氏」の大谷君からの窃盗事件がダントツだろう。公判が始まったが、彼の報道されている手口は姑息な手段が圧倒的に多いので、頭脳明晰な彼がやったとは信じ難いものがある。賭けで勝てば快感を報酬として認識し、脳内報酬を求め続ける本能が目覚め、周囲のことは気にしないようになるのが大方の見方だが‥‥‥。▲串かつは生ビールで▲牛串はスパイシーに本能を分析すれば、食べること・子孫を残すことが上位と考えれば、第三の本能には「賭け」がはいってくる方も多いと思う。居酒屋さんでも、最近はサイコロ2個をお椀に落として賭けるチンチロリンと言うのがある。ぞろ目でレギュラーカップ無料、足した数が奇数だとメガカップをレギュラー料金で、偶数だと容量約2倍のメガカップを...居酒屋チンチロリン~賭けごとは第三の本能~
好き嫌いを大きく左右する分岐点は、酢豚にパイナップルをいれるかどうかの選択がそれで、日本では気にする人が特に多いとか。かく言うワシも、お肉を柔らかくする効果があるにしても、いかんせんパイナップルとは‥‥‥ルーツを辿ると諸説が浮かび上がったが、日本国内を発祥地と言う説はまず切り捨てて良いだろう。本場の中華料理では、酢豚にパイナップルを入れることが多いようで、起源は中国の清時代に遡るようだ。清王朝は、訪れた欧米人に中華料理には高級感があるとアピールするために、パイナップルが選ばれ使いだされたとある。今も昔も見栄を必要以上に気にするようだが、当時のパイナップルのお値段を、今の物価に換算すると一個が約@90万円だったと文献が残っている。さてワシの酢豚づくりは、いつもならスピード調理と題して、肉団子の冷凍を「豚部分...酢豚のお話し~パイナップルを最初に使った人は?~
以前に「陶板焼き」をご紹介したことがあるが、家庭で陶板を使って焼いた海老グラタンを食べるなんざぁ~滅多にないだろう。陶板とは耐熱性の陶器でつくったお鍋で、火のはいり方が穏やかで食材が焦げにくく美味しい。これを何処で手に入れたかと言うと、富士の鬼押出しで溶岩プレートではなく、陶板鍋をオカンのお土産として買ってきたものだった。ところが結構なお値段なのに、陶板鍋など使ったことが無いオカンは、一度たりとも生前に使うことが無かった。それじゃ~とワシが仕方なく使っているが、焼け方が実にまろやかで、今回はパスタ入りの海老グラタンを焼いて、仕上げには刻んだバジルをパラパラとかけて、パクチーをふぁっさと乗っけてみた。海老は剥いてワタを丁寧に取り除いて、ふんだんに配置するのが彩り料理の第一歩だ。火を通すと奇麗なオレンジ色にな...陶板焼きの海老グラタン~海老の奇麗なオレンジ色を彩りに~
運気が怪しくなってくると、豪勢にうな丼でも食べて上方修正したいものだが、フトコロと相談すると先日の年二回買う競馬は大ハズレだったので、最近の格安うな丼事情を調べてみると、すき家さん鰻丼@990円~吉野家さん鰻重@1207円で、なかなか立派なお値段となっている。こう言う時は姑息な手段でも良いから、取り敢えずうな丼を食べて運気をあげることこそ明日からの糧となる。わずかにワンコインに納まらなかったが、山科MOMOの宇奈ととさんの「うな丼(並)@580円」に決め打ちして、ご飯大盛り無料コースのお世話になってきた。粉山椒の効きがイマイチで、ドバっとぶっかけてやったゼイ⤴。お値段がこれだから、食べられたもんじゃ~ないとは言えず、格安うなぎ丼の品評会をすれば、むしろ肉厚なのは宇奈ととさんだろう。業界用語でお箸でリフトア...うな丼(並)~豪勢?に「うな丼」を食べて運気をあげる~
これまではピカタと言えば、鶏肉と卵で作って親子焼きとか言ってたワシだが、今回は豚ロース肉のピカタと言うことで、安易に豚ロースの他人焼きとなるわけだが、パンの耳から作ったパン粉も使ったら、見映えこそしないが香ばしく良い感じに仕上がったのでご紹介。豚のロース肉は豚カツのために買ってあるが、今回はピカタに少々回すので、それぞれの大きさに切って冷凍庫にまわしたが、そのせいか少々大きな一切れとなった。ここ最近の豚肉は、国産とカナダ産を比較しても円安・物価の関係で価格に逆転現象が発生しているようだ。傍らにピカタを添えた感じの野菜サラダだが、ラフに盛り付けて色々なドレッシングを試すのは、パスタ屋さんグルービードレッシング。新鮮なお野菜を少しずつ味変できるのは、フレッシュ感たっぷりで最高。主役のピカタからは国産豚の旨みが...豚ロースのピカタ~数種類の違ったドレッシングで生野菜~
花のお江戸は深川(ふかがわ)あたりの海で、アサリが大漁に獲れたことから、漁師たちはアサリのむき身をサッと煮て、ご飯の上にアサリを乗っけて丼ぶりにした「深川めし」が、今の江東区辺りで流行ったようだ。従って本流の作り方を辿れば、味噌汁的なものを汁かけご飯とするので味噌味が多かったようだ。今回ご紹介の「深川めし」は、炊き込みご飯風にアレンジして作っていく。アサリの旨みが一番多く引き出される酒蒸しを作り、そのお汁でご飯を炊き込んで、アサリの旨みを充分にご飯に沁み込ませるのがポイントだ。炊きあがりに、アサリの剥き身を多くぶっ込んで蒸らして馴染ませると出来あがり。食材はシンプルに水に晒した刻みネギだけとした。ご飯が炊きあがれば、アサリの剥き身を混ぜて5分くらい蒸らして馴染ませれば、アレンジした「深川めし」のでき上がり...深川めし~江戸時代に流行った「アサリご飯」をアレンジ~
関東のあの地震から、お家での揚げものは揺れが来ると危険なんで、自重されている方も多いとか。ワシは揚げものが好きで、天麩羅・フライ・かつ・串かつなどには目がないので、もしワシだったら揚げ焼き気味にフライを仕上げるなんて妥協策に出るかも知れない。しかし地震の恐怖は言い表せないものがあって、油を並々と注いで揚げものなんてしているところに激震が来ると‥‥‥怖わっ!出来合いで妥協するもヨシ!さて今日の天麩羅だが、かねてから信楽へ行く時に、山道を上がり山菜の穴場を探し当てておいたのに、それさえスッカリ忘れ去っていた。タケノコにかまけている間に「旬」を逃した、コゴミがお兄さんになって、タラの芽は葉っぱに育ってしまった。しかし風味は残っているし、硬い感じも無かったので、ギリギリ春の新芽が持つスプラウト効果を期待して、春野...春野菜の天麩羅~育ちすぎたコゴミと、旬が過ぎたタラの芽~
まず最初にお断りしておくが、ワシはかつやさんの期間限定ならば、進んで注文してしまうような悪癖を持っている。商品が運ばれてきて、かつカレーだったことにまずビックリした。目を凝らしてみれば、タイトルにはないが右下のトッピング種類のところに、カレーがチョロッと明記されてあるが、全体のイメージからはカレーとは判断できなかったワシの観察力不足か?▲▼かつやさんのフル盛りかつプレート左端のイカゲソみたいな形のものは何だろう?よくよく味わって食べれば鶏の断片のから揚げだった。お店の見本である写真と比べたら、鶏のから揚げは一目瞭然で判って当たり前的な比率だった。そしたらワシのゲソはいったい何だろう。朝一のオープン限定メニュー第一号だから、お店側も処女作で記念すべき商品に、こんな粗末な鶏から揚げを使ったのは何故だろう?▲か...フル盛りかつプレート~全力飯のかつやが残念な商品を提供~
ここ最近は、から揚げに関わると祟りのようなものに遭遇し、こっ酷い仕打ちを受けることになる。ラーメン屋さんで「から揚げ一皿3個」を注文すると、ラーメンを食べ終わっても出てこないので、お勘定すると料金には含まれていた件。全力飯かつやさんで、揚げもの全品が乗っかるなか、鶏から揚げがくず衣だけだった件。から揚げ屋さんで注文したら、揚げ過ぎでカチンコチンだった件。スーパーで買った、鶏から揚げ盛りがお肉まで火が通っておらず、ナマっぽくて自ら二度揚げに調理した件。そんな大殺界のなか、普通に食べられたのはから揚げ屋さんの硬いから揚げだけだったのも悲しい結末だった。こういう時こそ、自分で揚げる厄払いの念力仕上げで、災いから逃れるパターンとしたいものだ。低温揚げから余熱で対応して、仕上げに180℃で二度揚げすると出来上がり。...から揚げの祟り~鶏から揚げ厄払いの念力仕上げ~
ワシがカレーライスを作ると、激辛とは行かないまでも少し辛くなってしまう。そこで辛いのが苦手な代表として、会い方が舵をとって今回のカレーライス作りとなった。それもテレビで頻繁に紹介している「焼きカレー」を作るための下準備であるカレー作りが始まった。2日間掛けての大プロジェクトとなるも、まぁ~なんの悩むこともなく「カレードリア」に仕上げると、ほぼ90%がたは目的が達成されたと見てよいようだ。ただし、生卵をチーズの下に仕込むことが不可欠で、焼きカレー作りの唯一のポイントとなる。出来上がりを食べてみると、ワシとしては辛みが少々足りない状態で、南方系のスパイスと見ていたスリラッチャの出番だと思ったが、実はアメリカのロスで売られたのが最初だったようだ。今回はチーズとの相性も考えて、ハバネロタバスコをドバドバッとぶっ掛...焼きカレー~ポイントは生卵をチーズの下に仕込むこと~
先日道の駅でタケノコを販売していたオバサンは、スコップで掘ること3分で1本採れる驚異のスピードを自慢されていた。侮れないオバサンから「タケノコ」を買ったときに、ふと気が付いたのは、瀬田川畔の国有林の竹やぶへ、今年に限って自分でタケノコ掘りに行かなかったことを。掘る道具には素早く掘り起こすことが出来る鉄棒がある。狙いは地下茎の付け根で、完全な形で掘り起こすのは超難しい。それに対して、スコップは周囲から掘り起こして、完全な形でタケノコを掘り起こせる確率が高いが、時間が掛かって大変なのに、何かコツがあるんだろうと来年は調べてみよう。一緒に炊く食材には、サヤエンドウ・椎茸・コンニャクなど比較的アッサリ系のものが選ばれることが多い。しかし牛丼に使うような、コッテリ牛肉も非常に良く合うと思うので、牛肉・タケノコ・玉ネ...タケノコ肉絲~意外と牛肉とよくあうタケノコの食べ納め~
全力飯かつやさんから、今月の期間限定メニューとして「ねぎ味噌ロースカツ丼@615円(税込・100円引券)」が売り出されている。気乗りはしなかったが、毎月の恒例と早速に注文をした。見た目はメニューとかけ離れてみすぼらしいイメージがアリアリと‥‥‥失敗かも。そう言えば余談だが、先月の期間限定メニューの「豚テキと鶏カツの合い盛り丼」も、不評の影響で売れ残っていて、雑な期間限定メニューの開発に陰りが見えている。ここで大規模なテコ入れをしなければ、期間限定メニューの存在さえ危うくなりそうで。お味に関しては、甘めの八丁味噌をベースにしているのは流石だと思うが、豚カツが見えないこと、玉子とじの魅力が視覚から感じ取れないこと、トータルに見映えが貧相なことなど数えてあげ出したらキリがない。スパイシーさが足りないので唐辛子・...ねぎ味噌ロースカツ丼~全力飯、今月の期間限定メニュー~
鰻の季節でもないが、一切れで満足いく「鰻ちらし丼」をご紹介する。お寿司屋さんのバイトをしている時には、身を崩さないように気を付けて、寿司ネタとして薄く削ぎ切りに仕上げることを習った。そんなどうでも良いような技が、今となってはご飯作りの大きな戦力になってる。丼シャリには白ご飯でも良いが、ワシの場合は食欲のそそる酢めしで作ることにしている。酢めし+錦糸卵+鰻ネタの三つ揃えば、立派なちらし寿司となるので馬鹿には出来ない。お店で値段をつけるなら、好みや個人差はあるものの@680円くらいが妥当なセンだろうか?お寿司屋さんなら、鰻のタレには当然に甘めの煮詰めタイプを使うが、シャリへのチョロ掛けは塩分控えめの出汁醤油系がベストだと思う。撮影直前に、刻み海苔と葉山椒を乗っけたら、間髪をいれずにパシャ・パシャ・パシャ。鰻関...鰻ちらし丼~酢めしに錦糸卵で鰻は節約~
末っ娘が長男を連れて、奈良公園で鹿と遊ばせたそうだが、ここ最近は鹿が人間を敵視するような行動をとるようだ。何故かと言うと、誰もが皆んなというわけでもないが、中国からの観光客が鹿せんべいを差し出して鹿が食べに来ると、2回目から鼻っ面を殴って「我停止给予(あげるのやめた)」とやるそうだ。奈良の鹿と言えば、鹿せんべいやお弁当のお惣菜を目当てに、集まってきて食べ物をおねだりする仕草が、会釈をするので宮島(広島)の鹿より礼儀が正しいと聞くことがある。そんな行動をどう見るのかは、国民性として「人」として様々でまるで違うようだ。しかし草食動物が殴られたら、彼らの本質は臆病なんで再び気を許すには時間がかかりそうだ。孫がご飯をあげたいと追いかけるが、鹿は2枚目のせんべいからは懸命に逃げたようだ。物怖じしない孫に近寄ってくる...奈良の鹿に異変~人間を敵視する鹿さんも~
ラーメン屋さんに「スタミナ」とついているのは、各地のお店で色々なパターンがあって、お店も含めて作った人がどんな食材にスタミナ・パワーの源があると考えているのか、色んな種類を見ると改めて興味が湧いてくる。ニンニクに源を求める人が一番多く、次いでホルモン・各種お肉・ニラなどが続く。今回ご紹介の「牛肉ニララーメン」は、中華料理の肉ニラ炒めをラーメンに乗っけるようなイメージで作ったが、シャキシャキもやし・鷹の爪・ニンニクと、シメジを少々追加した。このオリジナルラーメンのスタミナへの拘りは、牛肉とニラにあって惜しみなく使ってみた。ニラがシャキシャキ育つのは春先で、種撒きから収穫まで約1年掛かるが、一度植えれば数年に渡り年間3~4回収穫できるそうだ。ニラの旬は3月~5月でこの時季が一番美味しい。一時は狙っていた初収穫...牛肉ニララーメン~スタミナの根源は牛肉とニラ~
しっとりとしたベーコンと、ホクホクのじゃが芋があれば、生まれ故郷がドイツのジャーマンポテトの出番となる。現地では「ブラートカルトッフェルン」と言い、ビールにあうのは誰もが認めるところだ。時短で繰り出す技に、レンチンでじゃが芋に火を通しておく手段があるがお薦めではない。使う食材は極めてシンプルだが、本場ではナマのじゃが芋・茹でたじゃが芋で調理するパターンや、卵にチェンジするケースもあると言う。ポイントは、皮ごと水から茹でたじゃが芋を、一昼夜冷蔵庫で寝かすことで更に美味しくなるようだ。調理は放置していたじゃが芋の皮を剥き調理すると、持ち味の甘みを活かせるようだ。上の画像よりもぶ厚く5ミリくらいの厚さに切ると存在感がある。気を付けることは、ベーコンには塩味があるんで、思うよりも少なめの塩で仕上げると良いだろう。...ジャーマンポテト~ドイツ風じゃが芋ベーコン~
信楽駅前陶器市 ~お狸さんが勢揃い/迷ったがスルーした陶器~
今年も開かれた信楽駅前陶器市は、3日になってやっとお陽さまが顔を出して、たくさんの信楽焼愛好者で会場が埋め尽くされた。この地を訪れると、いたるところでお狸さんが迎えてくれるが、今回は風変わりな大相撲平幕優勝の「尊富士関」を連想するお狸さんや、おかめ・ひょっとこなどのユニークな作品もお目見えしていた。▲第30回目を数える信楽駅前陶器市▲擬人化されたお狸さんは大相撲の尊富士関を連想▲マツコデラックス風の「おかめ」と「ひょっとこ」NHKの朝ドラ「スカーレット」では、戸田恵梨香さんが信楽焼の登り窯で焼く陶芸家を演じて、信楽焼の神髄をご紹介された。ワシの知識では、窯の中でも火の傍に置く作品は、割れたりヒビがはいったりする危険地域だが、稀に陶器の表面に灰が不規則な飛び方をして深い味わいをだす信楽焼の手法も鑑賞できた。...信楽駅前陶器市~お狸さんが勢揃い/迷ったがスルーした陶器~
鬼平犯科帳の原作者池波正太郎さんは、当時の江戸の食文化に触れる時代劇を目指しておられた。さらに山本周五郎さん原作の時代劇でも、庶民の皆さんがお昼ご飯に選ぶ「菜めし屋」さんが登場し、庶民の食べものとして、小さなお店でところ狭しと繁盛しているのが、質素倹約の江戸時代を象徴していた。▲江戸時代には無かったであろう菜めし定食▲大根葉の糠漬けは細かく刻む江戸時代の菜めしは塩揉みした浅漬けであったが、ワシ流の「菜めし」はさらに栄養満点で、一夜干しした大根葉をぬか漬けにして、約一週間冷蔵庫の野菜室で寝かせてあるものを刻んで、炊きたてのご飯と共に混ぜご飯にする。ちりめん雑魚・白ゴマ・唐辛子など適量を混ぜ込んで盛り付け、かつ節を少々乗っけると出来あがり。▲大根葉を適量ずつ纏めてぬか床へ▲従来の糠に新たな糠を加え捏ねたもので...菜めし定食~大根葉の糠漬けを刻んで混ぜご飯に~
いつもは付け合わせに、少量のスパサラを作るのだが、今回は急にスパサラを大量に食べたくなって、安易に楽チンに仕上げる方法はないかと考えた。フライパンひとつで全部作ってしまうような、まずは湯を沸かし乾麺を半分に折って、キャベツと共に塩は入れずに茹でてみた。ザルでキャベツと乾麺だけを濾して湯切りする。マヨネーズを混ぜてハムを使いたいところだが、今回はひと瓶の鮭フレークをカスって全部を入れてみた。鮭もマヨネーズと意外とあうもんで、黒コショウ・ローズソルトをヌートバー(すでに死語?)して、なんとなくパスタの顔をしているが、これは正真正銘スパゲティーサラダに違いない。マヨを使ったスパサラとして、一応の及第点としたいので、色彩的に青いものがあれば最高だったがキュウリが無いのはいただけない。乾燥バジルを振り掛けてから、刻...スパサラ~付け合わせって必要なんだろうか?~
我が家のサバ事情は、青魚アレルギーの者がいるので、少し多いが2切れ~3切れを自分でペロリとやってしまう。偏食ではなくアレルギーなので、大好きなのに食べられないという眼差しが降り注ぐので、目立って美味しい美味しいと食べるわけにもいかず、そそくさと食べるのが基本だ。鯖の下ごしらえは、熱湯をぶっ掛ける霜降りよりも、バーナーでサッと炙って生臭みを抜く処理をする。これを焼き霜処理と呼ぶが、家庭ではあまりやらないので皮がめくれないように慎重に。皮目に〆の切り込みを入れて、小麦粉を薄っすらはたくと味噌の乗りが良くなる。田舎味噌でも八丁味噌でも、お味噌の種類は問わないが、今回は白味噌系の西京味噌でやってみたいと思う。お味噌は、二種類以上をブレンドすると美味しくなるイメージがあるんで、冷蔵庫のあわせ味噌を小匙2追加してみた...サバの味噌煮~西京味噌系で甘み充分に仕上げる~
「ブログリーダー」を活用して、炎のクリエイターさんをフォローしませんか?
アメバブログへお引っ越ししました。Gooブログからアメバブログへのお引越しが終わりましたので、是非ともアメバブログへもお越しください。下のバナーを突っついていただければ、アメバブログの「新・炎のクリエイター日記」にリンクしています。なお、永きに渡りGooブログ炎のクリエイター日記へのご愛顧ありがとうでした。Gooのコメント欄は暫く頂けるよう設定しました。追伸‥‥‥アメバブログのコメント欄を調べますと、コメントするをクリック→別画面のログイン画面を下にスクロール→ログインせずにコメントする→がありますので、ニックネームと本文だけでコメント出来るようです。‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥永くご愛顧いただきありがとうでした。どなたさまでも、お気軽に新・炎クリ日記へお越しください。酔っ払っても写る「CANONP...お引越し♡は良いけれど~アメバに不満☆Ameba~
★アメバブログへお引っ越ししました。Gooブログで長らくやってきましたが、Goo側の一方的なサービス打ち切りで、他のブログへのお引越しを余儀なくされました。是非とも、アメバブログへもお越しください。下のバナーを突っついていただければ、アメバブログの「新・炎のクリエイター日記」にリンクしています。なお、Gooブログ炎のクリエイター日記へのご愛顧ありがとうでした。Gooのコメント欄は閉じさせていただきました。‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥永くご愛顧いただきありがとうでした。どなたさまでも、お気軽に新・炎クリ日記へお越しください。酔っ払っても写る「CANONPowerShotG7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。日本ブログ村こだわり料理部門、写真ブログ部門に参戦しております。下のバナーをクリック🎵して頂...アメバブログへお引っ越し♡Ameba
日本でレトルトスパゲティが流行り始めたのは、乾麺を超柔らかくまで茹でて、ケチャップ味にして真空パックにしてあった「ママースパゲティ」が、たぶん起源だと思う。お弁当作りのオカンは、これを小分けにして弁当に詰めていたのを記憶している。今回はポーク缶を使ったペペロンチーノのご紹介。ヒョンなことからイタリア人が、ママーの真空スパゲティを試食したところ「日本では生涯パスタの美味しいものは食べられない」と断言されてから早や半世紀が経過した。現在ではイタリア人を唸らせるパスタ屋さんを容易に探すことも簡単となった。自分で作るには、オリーブオイルに、ガーリックの香りと旨みを溶かし込むことがペペロンチーノ調理の始まり。日本ではパスタの基礎で、詫び寂び‥‥‥つまり、慎ましく質素なものの中に、奥深さや豊かさなど「趣」を感じる心の...ペペロンチーノ~ポーク缶で即興パスタ~
言わずと知れたラーメン屋さんの「麵屋風花」は、京都の高辻東洞院に本店があるラーメン屋さんで、どこで合体したかは知らないが憶測で書いていく。豚人(ぶたんちゅ)の麦笑グループと、業務提携されて麦笑の「とこ豚骨」を扱うようになったようだ。風花からの暖簾分けで、中丸が独立し豚人チェーン中丸風花が生まれたようだ。▲ニンニク増し増し▼小丼はキャンセルして白ご飯に守山の豚人は、定食やお決まりのセットがあり、お値段も少々張るようで麺も少ない印象だった。しかし今回訪問の栗東豚人は、注文しやすくフロワー担当の見事な仕切りも手伝って、初入店のワシでも馴染めた。駐車場が満車でウロウロ迷っていると、中から店員が飛び出してきて順番待ちの居場所を教えてくれた。▲コッテリ系だがお箸は立たない▼中太縮れ麺に見事に絡む豊富なメニュー選びのス...とこ豚骨ラーメン~自由にカスタマイズは栗東豚人~
岡山の中央付近にあたる津山は、日本海からも瀬戸内からも遠く離れていて、新鮮なお魚はそうやすやすと手にはいらない。岡山が発祥の「ばら寿司」は、新鮮活魚は使わず干し椎茸・干瓢・酢蓮根・そして錦糸卵・刻み海苔・紅生姜などで仕上げる。奈良でもばら寿司文化があるのは、似たような食文化がそうさせたのだろう。津山の名物と言えば、コノシロに似たお魚ママカリを、ご飯の友なら山間部まで輸送がきるので重宝される。奈良はサバの塩〆したものを、スライスして柿の葉寿司を作ったりする。新鮮なお魚が手にはいらない山間部での知恵と言えそうだ。そんな昔の山間部にカニカマなるものがあれば、格好のばら寿司へのトッピング食材となっていただろう。外国の人ならばカニカマは、本物のカニより美味しいと謳って売るようだが、日本ではそこまで買いかぶったPR文...カニばら寿司~タラバガニカマの剥き身をトッピング~
野草の山菜からは、風味という持ち味のほろ苦さを感じられる春の山菜天ぷらだが、ワシの中ではコゴミ・ワラビなどはクルリと穂先が丸まって同じように見えている。タラの芽やゼンマイなどは、道の駅での販売や、自分で穴場を探し当てて、ひそかに芽を摘んで持ち帰り、塩水に暫く浸して汚れやアクをとって、天ぷらの食材として使うのも良いだろう。コゴミはアクが少なく、天ぷらでカラッと揚げれば、さほど取り扱いは難しくはない。従って、アク抜きは形だけで汚れを落とせばOKで、下茹で不要にて「コゴミの天ぷら」に仕上げていく。食べ方は、塩・抹茶塩・天つゆなど、お好みで食べると美味しく戴ける。先日ご紹介したチクワ・茄子・お芋・カボチャなども参加させた。チョット油断すると、先日からの陽気で急に春めいた気候になり、シッカリと巻いているはずのコゴミ...春の山菜天ぷら~コゴミ・タラの芽と、野菜の天婦羅~
またまた全力飯のかつやさんから、期間限定企画で「牛ホルモン焼きうどん+鶏かつ丼@769円(税込・100円引)」が発売された。気のせいか最近になって頻繁に期間限定が出るので、そのスピードにワシが付いていけなくなった雰囲気もあるので、どうやら新レギュラーメニューの開発も兼ねているのかも知れない。今回のかつ丼は鶏肉かつ仕様で、本来焼きうどんは丼シャリの上に乗っけるブツではないのだが、それは常識に照らし合わせてのことで、ワシはたとえ何が乗っかっていても、不思議ではない「かつやさん」だと心得ている。時たま飛び出す全力飯の奇策に、些細なことではビックリしないようになった。鶏かつは味噌ダレで味付けし、ホルモンうどんの味付けも味噌ダレとする周到さで、双方さすがの濃い味付けに、和らげとばかりに不要のキャベツの千切り。白ご...牛ホルモン焼きうどん鶏かつ丼~全力飯のかつやさんから~
保存用冷凍白ご飯でつくる「オム炒飯」のご紹介。もともとの炒飯は、皆さんもご存じのとおり発祥の地は中国で、この料理にまつわる歴史は古い。あの遣隋使の時代の隋の宰相が、余ったご飯の再利用を考え、卵とご飯を絡めた砕金飯を作って好んで食べたとある。それが中国各地に広がり現在の炒飯となったようだ。時代は流れ、炒飯も色々と作り方が枝分かれして、アレンジもなされて「オム炒飯」なるものが出現した。オムライス炒飯を略して縮めるのが昨今の流行りで、炒飯は美味しいが何か物足りないイメージが付きまとう。それを解消しようとした、アレンジ得意の日本の調理人が、五目炒飯や餡かけ炒飯そしてオム炒飯などを誕生させたようだ。レンチンした冷凍ご飯で作った炒飯を盛って、溶き卵2個分に牛乳大匙3・味覇(ウェイパー)小匙1をよく混ぜ合わす。中華鍋を...オム炒飯~炒飯の歴史は古いが、日本はアレンジ得意~
久々に訪れた京阪三室戸駅前にある、担々麺・四川麻婆豆腐専門店の超名店「三国志さん」で、手を出していないのが「麻辣担々麺@800円(税込)」と言うことで早速注文した。カウンターの前には、呼び鈴ブザー・メニュー・豆板醤・酢・岩塩・黒コショウ・花椒と並んでいる。普通これと言って追加しなくともよいお味が出ている名店なのだが‥‥‥。超デカイ平べったいお鉢に、色彩が山吹色と言うか黄土色のスープで、ジェロキアが一個看板のように置かれていたが不要だと思う。辛さレベル3と言うことだが、前回はレベル5の地獄の麻辣担々麺を試したので、そんなに辛いと改めて書くほどでもなかった。勿論のことで濃厚な旨みはあるし、麺の弾力・旨み・スープの絡みは適量で美味しい。このお店、三国志さんの辛さが苦手な方は、クリーミー担々麺しか選択肢がないだろ...麻辣担々麺~担々麺・四川麻婆豆腐の三国志さん~
静岡おでんの黒はんぺんほど鰯のイメージはないが、丹後の名物に「鰯ちくわ」があって、こちらも鰯の旨みが感じられる太めの竹輪で、色彩的にはやや黒っぽい見ためをしている。これをアオサ海苔を使って天ぷらの揚げたてをアツアツで戴くと最高に美味しい。あわすお酒は、土佐の司牡丹酒造の船中八策で、超辛口でキレがあってコクもあり、同酒造のお酒は坂本龍馬も実際に飲んでいたと推測される。竜馬の日本を思う斬新な政策「船中八策」は、幕末の志士たちと長崎から京都へ向かう船中で、新しい国家体制の基本方針八策を纏めた幕府への意見書のことだった。大政奉還・議会制度・官制・外交・軍制など、後の明治新政府の基礎となったことは有名な史実だ。人それぞれ拘りがある煩さ方が、一斉に自分の鰯ちくわの切り方を伝える。中央の1/3くらいの目安のところを斜め...鰯ちくわ磯部揚げ~丹後の名物を磯部揚げでアツアツ~
財務省の思惑通りかは知らないが、先日にまたまたビール・発泡酒が値上がりした。こういう時の買いだめは、無駄なことは悟っているが、1ケースに1本極小サラダ油がくっついてきたり、5ケース一気に運べるキャリーが、5ケース積まれた状態で売っていたりで、メーカーさんも色々と頑張っている。オジイがよくやっていたが、薬ケース(当時2500円)に一回分づつ分けて入れておくと、飲み忘れなどが無くなるってんで買ってあげたが、ワシは一生そんな便利グッズとは無縁だと思っていた。しかし最近になって、種類によっては早くなくなるサプリと、滅茶余るサプリがあるのでお薬ケースを100均で調達したのは、ビタミン剤やサプリが多く飲み間違いもあると感じたからだ。あとは今年も可愛い新芽が出てきた山椒は、山から採ってきて挿し木で育てた5年目で、ある程...取るに足りない画像~埋もれさせるには惜しい写真~
全力飯のかつやさんから、期間限定で三種のかつ丼の上から、2個たまのハムエッグを乗っけたかつ丼が飛び出した。アクセントに、カレーパウダーとマヨネーズの味付けが施されているものだった。ご覧のように下広告にあるとおり、第一弾はハンバーグ・海老・鶏から揚げで、第二弾は鶏・海老・ホタテという順だった。最後の第三弾は豚カツ80gロースとなっていて、これがワシの本命で一番確かなメニューだと思ったので、ひたすら待つことにした結果だった。ハムエッグのハムは並みの上くらいで、そっとハムエッグを持ち上げて覗くと、ソース少なめかつ丼が隠されていた。トータル的にみると、2個たまハムエッグの黄身つぶしで、マイルドにミックスされたお味も、狙いどおりカレーの風味とマヨの滑らかさで「吉」と出ていた。このお味は当初の想定の範囲内で、大根のお...ハムエッグかつ丼~全力飯から第三弾の豚かつ丼~
キツネ狸天とじ丼‥‥‥。ややこしい名前を付けたはいいが、以前から書いているように、関西と関東では呼び名に隔たりがある。関西では天かすが無料という観点から、関東のようにタヌキという洒落た名前を付けることはない。従って普通に「天かすとじ丼」となるわけだが、こんな貧民丼でも学生時代には思いっきりお世話になった。バイト料がはいる前の週くらいになると、たちまち生活費が火の車となり、行きつくところは食費の切り詰めとなる。この時期に大活躍するのは、実家から持たされた出汁の素・卵・お米などで、美味しいものを作れるようになろうと決めた頃、バイト先の先輩が作るマカナイ丼に天かすを上手に使っているのを見た。天カスに溶き卵をとじて、天丼もどきを作れば、お味は天ぷら丼のクオリティとなる。見かけは悪いがお味は保証付きの「キツネ狸天と...キツネ狸天とじ丼~貧民丼は、学生時代のご馳走~
さて吉野家さんから持ち帰った、追い飯・鶏肉と紛れ込んだ牛カルビ肉は、貧相でみすぼらしい典型的な残飯という感じだ。これを使ってのリメイクで、晩ご飯の「餡かけ親子丼」を作っていく。追加で準備したものは、溶き卵・水溶き片栗粉・刻みネギなどで、吉野家から持ち帰った紅生姜もあるので、準備にはそんなに時間がかからなかった。まずは醤油系の餡かけつゆを作っていく。お出汁は昆布とかつ節で、日本酒・砂糖・味醂・醤油・塩などで恰好をつけていき、鶏肉・牛カルビ肉も投入して、水溶き片栗粉で適度な餡をかけておく。ふつふつと煮えてくれば、溶き卵をまわし入れて、お玉で手前から向こうへ、右から左へ十文字を切るかのように、一度っきり混ぜるのだが決してシツコク混ぜないで2手だけ混ぜて卵の出来を頃合いまでにしておくこと。ご飯をレンチンして、出来...餡かけ親子丼~新スタ丼の「追い飯」をリメイク~
吉野家さんでは、以前から販売されていた店内最重量級の、スタミナ超特盛丼がリニューアルされた。今回あらたに発売の「新スタミナ超特盛丼@1029円(税込)」が、お試し期間の100円引きとして販売していたので、怖る怖る注文すれば見た目はそんなに変化はなかった。ひとつひとつ吟味していくと、デッカイ丼に大盛りの丼シャリ・三種のお肉がところ狭しと盛られており、更に白ご飯が追い飯として横に置かれている。よく見るとお肉の種類が、牛肉・豚肉・鶏肉の豚肉が牛カルビ肉に差し替えられていて、噛み応えと脂身の旨みが増して、さらなる野性味の旨さを感じだ。中央の卵は生卵か半熟卵かを選んで、紅生姜がテーブルから姿を消したので取り溜め。この飯量はワシにとっては少々多いので、持ち込んだタッパーに早々と追い飯だけ詰め込んで、上から鶏肉だけ選ん...新スタミナ超特盛丼~吉野家さんから新メニュー~
子供が小さい頃は、遊園地・ゲームセンターとかも、刺激的な風を吹き込んでくれるし、人間形成にも役立つだろうから大事だと思う。しかし人工的な遊び場や、子供が喜ぶようなお店に連れていくだけでなく、敢えて自然の中で遊ばすような、川原バーベキュー・伊勢湾へ潮干狩り・和歌山や福井へ海水浴など、ワシの趣味っぽい方向へ引っ張りまわしていた記憶しかないが、それが子供たちにとって強い想い出となって残っているようだ。白良浜の砂浜・木津川の川原などで、タイヤを取られ車で立往生したこともあったので、砂を怖がらずに行けるように四駆もフリーホイールハブのものを買ったこともあった。タープ付きテントや、バーベキューセットも共に揃え、そんな道具一切合切が今も物置きにあるが、もうバリバリに使うこともないだろう。そう言えば、子供たちを連れてのゴ...アサリの酒蒸し~潮干狩りは満ち干きが大きい3月下旬から~
我が家の3時のスイーツ定番「パウンドケーキ」は、NET上のクックパッドを参考にすれば、未経験の方でも上手に作れたというのも、よく聞くお話で時代も変わったものだ。しかしスイーツと言うのは、定量を頑なに守らなければNGのケースもあるので、アレンジできないところの分量変更がどの部分かを知っておくのも良いことだ。ドライフルーツ‥‥‥特にレーズンを多めに入れたいが、スイート系のラム酒に漬けおいて数週間。そんなラム酒漬けを酒ごと使って、パウンドケーキを焼いてみた。洋酒の薫るケーキには、ダージリンのストレートで対応すると、ラム酒の風味も確実に受け止めてくれるはず。超やさしいラム酒の香りは、甘さと苦味を兼ねそろえており、カラメルのような濃厚な風味を持つのが特徴。甘みと旨みが詰まったドライフルーツと共に、美味しいパウンドケ...洋酒薫るパウンドケーキ~ラム酒漬けのドライフルーツ~
天理駅には、甲子園の応援垂れ幕が下がっていたが、実力が出し切れず1回戦負けを喫しているので、垂れ幕を春風がすり抜ける音が悲しそうだ。駅前から少々離れたところで営業している「天理ジャンたこ」は大きなタコが入っているので、ずいぶん以前からファンだった。▲ソースよりマヨ率が非常に高い▲折角の応援垂れ幕も、天理は一回戦敗退▲たこ焼きにも色んなお味のバリエーション昔ながらのたこ焼き屋のように、焼いて保温してあったタコ焼きを、ソースと薬味でデコるのではなく、注文を受けてから焼き始めることで、焼きたての美味しいものをお客に手渡せそうだ。タコ焼き機の出来あがり個数が、8個~16個のものがあるのも受注→焼きたてとなるのだろう。ランチと称して、お味を色々変えていく商品も人気だそうだ。▲各種たこ焼き機でどんな個数にも対応できる...天理のたこ焼き~値上げの嵐はここでも=ジャンたこ~
我が家の人間ではなくて、ワンのお話だが先々代・先代・モンちゃんと、異常なピーマン好きで、買ってきたら盗み食いをして、ワタシャ知らん見たいな顔をするが、口の周りがピーマンの種だらけで‥‥‥即!私が犯犬ですと言っているようなものだ。これが生ピーマンが美味しいと教えたわけでもなく、3ワンともに同じことをやってのけた。ところがワシは、ピーマン嫌いで進んで食べない感じのマイルドなものだ。かけ出し時代の京都七条の王将では、青椒肉絲のピーマン抜きと注文経験ありで、店長に「それ焼肉やん!」と突っ込まれたことも。それがいつしか青椒肉絲が大好物になったから不思議なものだ。青椒肉絲は、関西なら牛肉でつくるところだが、関東・本場中国では豚肉で作るのが本筋のようだから、そちらに寄せてみたのは豚肉が余っていたからかも知れない。炒めた...みんな大好きピーマン~青椒肉絲のピーマン抜き~
お姉ちゃん3005gと、弟くん3100gの元気な赤ちゃんが誕生した。出産間際のあの末っ娘の大きなお腹は、この子達計6105g・あと色々とお腹の中には合計8キロくらいは詰まっていた計算だろうか?入院期間中の面会はキッチンタイマーのようなものを持たされ、15分☓2人分の30分間だけ面会が許された。末っ娘のとんでもないお腹の大きさに圧倒されたのもあるが、普通に一人出産3500g程度の赤ちゃんでも、妊婦さんは辛いと言ってるのだから、今回は末っ娘の頑張りを素直に評価してあげたい。昨日は退院してきた当日で、仕事を終えて全員が集まったのは21時頃だった。出来合いのオードブル・お寿司などを用意したが、この日ばかりはお迎えに行ったり、荷物を運んだり、お買い物に行ったこと3回、女性陣からしたら大した仕事じゃないと評価されるだ...双子ちゃん誕生~ウチワでのお祝いも集合できたのは21時頃~
先日は、ニセの冷やし中華となるコンニャク麺で作れば、冷麺のような食感だったが、今回は生協のお試し商品で、素麺の要領で作った冷やし中華用の中華麺ということだった。この製品は、ぶっ掛けるタレのゴマダレが同梱されていて、至れり尽くせりで随分と作り易い気がする。今までの中華そばには、麺の硬さと言うかコシの方は求めなかったが、中華そばよりも、断然シコシコ感があって美味しい。この冷やし中華は、素麺の手延べと言う技法が使われており、乾麺もそーめんのように束に纏められている。2024年になったいま、冷やし中華も製造過程で改革があったと、他社も見習うべきだろう。トッピング食材などはこれまで通りの、トマト・錦糸玉子・レタス・キュウリ・ウインナー・温玉などで、満足いくところに「麺」が良いとなれば、今年は美味しい冷やし中華へと一...手延べ冷やし中華~素麺の技術は手延べで麺のコシ抜群~
エノキ茸を使った「なめ茸」製品には、ピリ辛へハンドルを切った製品が何社かあって、大衆的なナガノの製品には、減塩・ニンニク風味・明太子味に走った製品がある。食通の間では有名な、八幡屋磯五郎の唐辛子を使ったなめ茸は、風味抜群の唐辛子を配合させたようで超美味しそう。ここ最近は、ティックトック動画で頻繁に紹介されている、エノキ茸のなめ茸と同じような作り方で、ワシのピリ辛策は端的に、鷹の爪を多めに混ぜるだけに留めた。エノキ茸の石づき部分を切り落とし、3分割くらいにカットしてフライパンで炒めていく。水・昆布出汁・砂糖・日本酒・醤油・オイスターソースなど。昆布出汁は即席の調味料を、半カップくらいの水で溶かせておくとスムーズにいく。最終的にお約束の鷹の爪を3本細かく切って混ぜてみた。仕上げには、水溶き片栗粉で適度なトロミ...ピリ辛なめ茸~既製品のなめ茸よりもピリ辛に~
本日はいつもの焼き鳥屋さんが、常連さんの無茶ぶりに裏メニューで応えるべく、必死になっているマスターにチャチャを入れまくった。それをツマミに、デカカップで「レモンサワー」をひたすら飲んだ。ワシは密かに「もつ焼き」に舌鼓をうった。▲もつ焼きが超美味しいどうやら常連さんが、4人の宴会を予約されており、裏メニューの「もつ鍋」がリクエストされたそうだ。ワシは開店と同時にお店に到着したが、ひとつの土鍋にモツを始めつくね団子などを盛り付けに出くわした。そこへ常連さんの携帯から、4人が10人に増えるとのことで、お鍋は用意したもので良いと言う連絡だった。▲4人前のもつ鍋では10人が満足できない▲モツがぷりっぷりで超美味しそうさぁ~量的に見合わない土鍋を前に、マスターが悩み始めたので、ワシが土鍋を取りに帰っても良いが、少し違...もつ焼き~モツが美味しいのでアルマイト鍋を奨める~
新生姜が出始めて、初々しいところを酢漬け3日ほどで戴くと季節の風味を戴ける。色んな調味酢を試したが、トキワのべんりで酢が一番で、漬けて放置するだけで、最高の新生姜を楽しめるのでお試しあれ。さて今回は新生姜を使っての、自家製紅生姜づくりをご紹介。▲豚バラ丼にも自家製紅生姜▲このように漬かったら自家製紅生姜の完成新生姜の水分を抜くために、適度な厚さに切り分けて陰干しすること3日間ほどで、塩分が混ざった赤紫蘇・無塩の梅酢で漬け込むこと常温で一週間くらいで食べられるように。ワシは基本は刻んで炭水化物料理の箸休めに使っている、これが無いと困る吉野家の紅生姜のようになってしまった。▲玉子チャーハンにも自家製紅生姜▲ビーフチャーハンにも自家製紅生姜これにて漬かった紅生姜をスライスして、天ぷらに揚げるのは関西流の「生姜天...自家製紅生姜~炭水化物料理にアクセントの紅生姜~
今年も牛丼の吉野家さんから、麦とろ牛丼の販売が開始された。親子丼を押しのけて、このメニューが出てくる頃には、初夏の彩りがより濃くなってくる季節となる。もち麦ご飯のビタミン群が、牛肉との相乗効果で夏バテ防止の急先鋒となることは間違いない。オクラの彩りが良い感じだし、後から解ったのだが「冷や汁」って、これお店ではチンチンにアツかったんですけど。社員やバイトちゃんが、冷や汁の定義を理解せずに温めてるのではないだろうか?そう言えば味噌汁としては一風変わった味付けだったのは、すり胡麻がはいっていたことで、飲んで一瞬なんだ?この味噌汁の味はと思ったのが素直な感想だ。もち麦ご飯に逆らって、普通の白ご飯に変更をお願いした牛皿白米とろ御膳@717円(税込・50円引クーポン使用)では、白ご飯に紅生姜はお約束となっている。定食...牛皿麦とろ御膳~麦とろご飯は理に適った夏ランチ~
いつもは関西風のバラ寿司と題して、干し椎茸・干瓢・高野豆腐などを小さく刻んだものを使うのだが、今回はマグロ・サーモン・イカ・茹でえび・イクラなど海鮮魚介類と、厚焼き玉子・錦糸卵・キュウリ・自家製紅生姜・刻み海苔などを追加するのだから、今回ばかりは鮮魚が多いので、お江戸八百夜町の符丁から「江戸前ちらし寿司」と言うことになる。関西風ばら寿司ではなく、関東風の魚介ちらし寿司を作っていくことにしたので、いつものように生椎茸を天日干しして、戻して戻し汁も使って、干瓢・高野豆腐を煮込んでいく作業一切を略した。その代わりと言っちゃ~なんだが、速攻技で永谷園のすし太郎を利用させてもらったので、今回は意外と力技に早技も加わった超簡単ちらし寿司作りとなった。先日に新生姜を買ってきて、赤紫蘇・梅酢などで漬けたところだったので、...江戸前ちらし寿司~海鮮魚介類を使えば江戸前となり~
東京が江戸と言った時代には、目前に迫る東京湾で獲れる穴子のことを江戸前と表現したらしい。それが魚介類全般に使われる代名詞と変化していったようだ。今回はタコを使った炊き込みご飯「桜めし」の紹介でと、小ぶりのタコが春先から獲れることや、切った身が桜の花びらに見えたことや、ご飯がピンク色に染まったことが理由のようだ。今回は見た感じタコには見えないが、北海道産ミズダコのタコトンビと呼ばれる口の周りの部位を使っていく。理由としては、よく動かす部分で良い出汁が摂れることや、噛み応えがあって食感が良いことを利用させて頂いた。本来ならタコの皮の赤色でご飯がピンクになるのだが、タコトンビにはそれがない。見た感じは赤くもなく、鶏の肉のように見えるが、実はタコの旨みが究極にでているのが伝わりにくい。桜めしと呼ぶには少々抵抗ある...桜めし~釜めしの器にタコの炊き込みご飯~
先月は、から揚げが揚げカスだったミステイクの全力飯「かつやさん」だったが、今月も期間限定のメニュー「マグロとささ身のカツ丼@769円(税込・100円引券)」を提供されていたので、気は進まないものの、恒例であるからしてオーダーした。マグロのカツは、豚ヒレ肉を更に柔らかくしたようなイメージで、魚と言うよりお肉の顔をしている。お魚の臭みを想定してか、タレは薬味ダレと称して、刻み生姜・ネギを漬け込んだ醤油を使っている。これはアッサリ系のささ身にも良く合うタレで、裏側から見ると大根おろし迄添えてある周到さだった。双方のカツによく合う薬味ダレは、この丼にこそ合うもので冷やっこの薬味と酷似しているんで、勘違いしそうなお味だった。ワシが丼を注文するのは、定食と違って丼の中にはロマンがあると考えるからで、何故ワシが注文する...マグロとささ身のカツ丼~全力飯のかつやさんから期間限定~
前回買ってから2年が経過していた、三輪素麺9キロ木箱入りが補充の時期を迎えた。木箱入りで買っておくと、日が経つにつれて更に「ヒネ」と呼ぶ美味しさが出てくるような気がしている。今回は、手延べ三輪そうめん玉井製麺所@9980円(税込)を選んでみた。チマチマと買うよりは断然有利なお値段で、例え消費するのに3年かかっても、木箱買いが正解だと感じている。細くてコシのある三輪素麺は、冷水で〆るのが美味しく戴くポイントで‥‥‥スワッ!麺つゆには相方がアレルギーの宗田節が使われているではないか?冷や素麺の美味しさは夏場の酷暑の時には重宝する。しかし、これからは沖縄のソーミンチャンプルのように、麺つゆの使用無しで炒めて食べるのもアリだと思う。ソーミンチャンプルのポイントは、黒毛和牛の牛脂とニンニクで、旨みと香りを持たせると...三輪素麺9キロ~夏場はアッサリと素麺がウケる~
ここ最近は、お野菜が余ると野菜室掃除と題して「野菜の天ぷら」を揚げて食べてしまうことにしている。こういった週一の浄化作用で、比較的に新鮮なお野菜を戴けるということだ。ある人に聞いたことだが、下着のトランクスはズルズルと使いまわさないで、思い切って年一で処分して総てを新調すると気持ちも新たに頑張れるそうだ。野菜とパンツを一緒に出来ないが、トランクスはワシも実践していると格好をつけたいところだ。しかし、実のところは1年半くらいをメドにしているって中途半端だろ!茄子・玉ネギ・じゃが芋・青紫蘇に粗塩を添えてみた。続いて舞茸・トウモロコシが異常に美味しいのは、超美味しい手打ちうどん屋さん(長浜・山石土平)の天ぷらが実証してくれている。粗塩を添えたのは、相方のアレルギーが鯖節に加えて、宗田節も仲間入りしたようで、天つ...野菜の天ぷら~天ぷらは超美味しいが、天つゆにご注意~
何時の頃からか?殆どの関西のタコ焼き店は、焼き置いているたこ焼きの販売を、基本的になくしたようで、予約を入れてから約束の時間に行くと、ジャスト焼きたてを戴けると言う理屈だ。関東から進出の銀だこあたりは、現在も焼き置きを販売しているが、出来れば焼きたてが美味しいのは誰もが認めるところだろう。▲色んな種類のジャンたこセット▲秘伝ソース8個入り@560円大阪・奈良・天理とお店がある「ジャンたこ」のたこ焼きは、元祖究極の外かり!中とろ!の法則を守られたたこ焼きだと聞く。その結果、行列の出来るお店として、メディアやグルメ雑誌に紹介されたようだ。確かに中がとろっとろで焼いたタイプは、時間が経てば真ん丸たこ焼きもペシャンコとなってしまうだろう。▲注文を受けてから焼くスタイル▲持ち帰りパックには空気穴の工夫萎まないように...ジャンたこ~メニューが豊富な究極のたこ焼き~
昨日は盛夏を思い出すような気温で、遊歩道の舗装温度が跳ね上がって、ワンちゃんがお散歩するには暑いだろうと、陽が陰りかけてからの時間を待つことになる。芸人さんが歌うように、ここは「冷やし中華はじめました」と行きたいところだが、今回はヘルシーなコンニャク麺で代用した。コンニャクパーク「月のうさぎ」から出ている蒟蒻製の冷やし中華を使ったが、見た感じは麺だと信じて食べるしかないシチュエーションだ。食感のイメージは、盛岡冷麺よりも更に蒟蒻寄りだと言うことから、冷麺と呼んだ方が一般に馴染みそうだ。麺が蒟蒻と言うだけで、見た目はシッカリと冷麺風になっている。タレの種類は、酸味のきいた醤油系のものと、ごまだれ系の二種類があって、トータル的に見れば幾分ごまだれの方が馴染んだようすで抵抗感が無く戴けるようだ。お野菜を盛りだく...冷麺はじめました🎵~今年初の冷し中華を早く食べたい~
ヤマザキのWソフトの食パンが大好きで、安売り@185円の時に買い過ぎたのもあって、期限切れ間際のパン粉としてリメイク流用を決めた。普通なら細かく粉砕して、新世界の串カツのように仕上げたいところだが、なんせWソフトであるのでパン粉の旨みを引き出したいと考えた。鶏モモ肉とネギを串に刺して準備していく。串をもたげて指に近い根本側はネタを小さく、上部の先っぽは逆にネタを大きく仕上げるのが、プロの串刺し下ごしらえだと聞くので、彼らの言うことを忠実に守って刺してみた。大当りと題して、牛のヒレ肉もミディアムレアくらいに仕上げてみた。本場の大阪新世界の串かつやさんでは、現在は二度づけ禁止のソースは置かず、ソース注しからぶっ掛けるみたいだ。感染症や道理の解からないバカ者たちによって、悪戯されたりしてドンドン食文化が壊されて...串かつ~パン粉は細かいか粗いかも重要~
友人に誕生日のお祝いと、うな重をご馳走になった。去年の暮れに開店した鰻カフェ「昼だけ間借り石山うなぎ」だが、以前ご紹介した石山肉割烹の店舗を、昼間のみ間借りされて営業されているようだ。大きくジャンル分けすると、関東風の蒸し→焼きのような感じで、全体が柔らかくふんわりをキープしており、タレは甘みが勝っている。▲炙り牛とろ鰻重@2600円▲セットにはお吸いもの付き▲う巻きハーフ@300円ウナギ自体は関東風で違和感はないが、ワシがオーダーした「炙り牛とろ鰻重@2600円」に関しては、牛肉のレア感覚を期待して注文したところ、すっかり牛丼状態に仕上がって来たのにはガッカリで、レアの注文に応えてくれるのかを質問すると、どうやら曖昧にはぐらかされてしまったので牛ナマ肉問題は奥が深いようだ。▲昼だけ間借り石山うなぎのメニ...石山うなぎ~店名に「昼だけ間借り」の注釈があるお店~
北海道のうまいもん市で連想するのは、道南の海峡まぐろ・積丹のうに・オホーツクのカニ・苫小牧のホッキ・函館のイカなどを連想するが、函館のイカが獲れなくなっているようだ。そんな一流どころはインバウンドの方達にお任せして、ワシは大衆的な美味しいものをご紹介。北海道沿岸で獲れる、肉厚のホッケをよく焼きで、焼きたてをホクホクと戴くのは最高だ。近所のスーパーで売られているような、ロシア産の縞ホッケなどからは想像もつかないほど、肉厚で身がほろりととれて超美味しい。骨側にくっつくパリパリした中落ち部さえも珍味となる。持ち味の糖度が最高に甘いトウキビを蒸して戴くが、歯の間に詰まった実だけでも生ビール1丁くらいは楽勝だ。じゃが芋はキタアカリのじゃがバターで真空パックとなっている。湯煎であっためてお皿に盛るだけで美味しいが、無...北海道うまいもん市~焼きホッケ・蒸しトウキビ・じゃがバター~
子供たちが小さい頃には、度々用意した「手巻き寿司」だが、最近はとんとご無沙汰で、何やら懐かしい想い出のような気さえする。お酒を飲みだせば、手巻き寿司のネタにワサビをたっぷり添えて、お刺身として食べるようなことをするので、手巻きとしても格好がつかないケースが多かった。格好がつかないと言うと、お寿司屋の師匠である大将は、手巻きを作れないオジサンだった。巻き簾で小巻きを巻く直前でギュッと巻かず、置くと開いてしまうような小巻きを半分に切ってお客に渡していたのも、懐かしい想い出となっている。ある意味、お寿司屋さんのレジェンドのような人だったんで、頭の中の教科書以外のことはやろうとは思わないんだろう。お酒を早めに切り上げて、ネタとシャリを海苔に巻いて食べたら、四分一に切られた海苔も恥をかかずに、総てを巻き切ることが出...手巻き寿司~久々のメニューは数年ぶり~
毎月10日・11日・12日はまこと屋の日で、今月は餃子@370円が100円での販売となる特典があるようだ。今回はラーメンよりも「チャーシュー丼@540円」にスポットをあててみたい。チャーシューがサイコロ切りで適量はいっているし、半熟目玉焼きとマヨがきいている。ラーメンよりも、こちらの魯肉飯(るーろーはん)気味のチャーシュー丼こそ、紅生姜が映えるし箸休めにバッチリだと感じる。しかしお値段は、正規の価格で税込540円と言うのは、後ずさりするほど手強い価格設定だ。ここはまこと屋さんのアプリの、ポイント150を使ってチャーシュー丼を付けるのが得策だろう。ワシは毎日開けてみる携帯アプリに、銀行系と共に「まこと屋さん」も含めて一括りにして必ず開けるようにしている。その時にまこと屋さんのスクラッチくじを擦って、ポイ活す...チャーシュー丼~魯肉飯なみの、タレとマヨと卵黄~
若手の頃の帰り道、お腹が空く時間帯のタイミングで、烏丸七条の王将を通過する。当時は、偏食するワシの要望に王将が町中華のように対応してくれていて、例えばレバニラ炒めのレバ抜き‥‥‥これのバリエーションを色々と考えてくれたのも、今となってはお店の財産かも知れない。そんな大層なものとは違うかも知れないが、熱を加えたレバーを苦手とするワシのために、レバーの代用に牛肉や玉子をと考えてくれ、それの双方ともに「肉ニラ炒め」や「ニラ玉炒め」の店舗メニューが誕生したようだ。お店側から言えば、ニラとモヤシだけではお味に深みが出ないのもあるだろう。そんな20歳台の頃は、青椒肉絲のピーマンが嫌いで、このメニューには立ち入る隙がないので、流石のワシも触れないでいた。隙がないと言うのは、妥協点がないくらい青椒肉絲は完成された一品なん...青椒肉絲~大盛りチャーハンと卵スープも添えて~