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ハッピーエンド推進王道恋愛FTです。(R指定一部有)長編〜番外編SSまで。得意キーワード:異世界/貴族/令嬢/王子/従者etc

ハッピーエンド推進の王道恋愛FT小説サイトです。(R指定一部有) 長編王道恋愛FT以外にも軽く読める「突然、超SS劇場」突発掲載中。 ムーンライトノベルズにて、先行または個別連載作品あり。 https://xmypage.syosetu.com/x6811g/ より公開中です。 宜しければご覧ください。

風波 涼音
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大分市
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2012/10/16

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  • パウリンに導かれて《第13章4》

    ローレライは寝室のベッドに飛び込むと、そのまま顔を埋めた。咳を切ったように溢れ出す涙は、止まらない。 “あいつを女として見た事等一度もないぞ!”扉越しに聞こえて来た言葉が、耳の奥にくすぶり続け離れない。ゼロの告げた“あいつ”とは、おそらく自分の事で間違いなかった。ゼロはローレライの事を普段から名前で呼ぶことは殆どなく、“お前”若しくは“あいつ”と呼ぶ。加えてゼロの周囲に今まで女性の存在を感じられることは一度...

  • 婚約者候補筆頭なんて知りませんッ 第7話 いつの間にか訪れていたもの?

    つかの間の私の休息をいつも脅かすのは、決まってこの国の王太子フリップ殿下。 世間では、私がこのフリップ殿下の婚約者候補にまだ収まっているようだけれど、今の私にはもう、そんな事は関係無い事だった。「殿下はああ仰っていらしたけど、事はお姉様のお気持ち次第だと思うのよ」 直ぐ下の妹シルリルが、私にそう告げたのは3年前。 独断で殿下に婚約者候補を辞退したい等と言い出して、あの後父からは、こういう行動は一...

  • 婚約者候補筆頭なんて知りませんッ 第6話 彼女を捕える決意

    この日の私の護衛は、第2班の者に任されていた。 午前中の公務が終了し、自由になった私は公的護衛を一部解除し私室へと戻ると、ある場所を目指す事にした。「マドリック、昼食に行ってくる」「今日もお一人が宜しいのですね?」「勿論だ」「では、お側まではご一緒させて頂きます」 従者は昼食用に用意されたボトルに入った軽食用のスープとリブサンドを手際良くいつも持ち歩く籠に詰め込むと、私と共に場所を移動した。 城...

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