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  • 169-2 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人/J・K・ローリング

    ブラック、ルーピン、ジェームズ・ポッター。あまり語られていなかったハリーの父の人間性が垣間見れて、よかった。後半の盛り上げ方が、やはりうまい。ハリー・ポッターとアズカバンの囚人: Harry Potter and the Prisoner of Azkaban ハリー・ポッタ (Harry Potter)Rowling

  • 233 二木先生/夏木志朋

    一気に読んだ。普通ではない隠し持った個性。こういった話が受け入れられ評価されるのは、やはり誰しもが隠し持ったなにかを持っている、ということなのだろうか。二木先生 (ポプラ文庫)夏木志朋ポプラ社2022-09-06 ふふふふふ。2023/8/15 読了

  • 232 世界でいちばん透きとおった物語/杉井光

    電子書籍化不可能との謳い文句に釣られて読んでみました。短いし、読みやすくて、ひさしぶりに一日で読み終えた本。多少なりとも予想したことは掠っていたけれど、このしかけは面白いというか、自然な形で実現したのが凄いと思う。世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫

  • 231 傲慢と善良/辻村深月

    読むのに時間がかかってしまった。10年前、15年前に読むのがちょうどよかったかもな。タイトル含め分かりみがありつつ、突き刺さるというほどではなかったかな。後半~ラストにかけて、おもしろかった。傲慢と善良 (朝日文庫)辻村 深月朝日新聞出版2022-09-07 2023/8/11

  • 230 一橋桐子(76)の犯罪日記/原田ひ香

    遥か未来の76歳、と思っていたけれど、年追うごとに時間が加速することで、76歳もそう遠くない未来だと感じるようになってきた。罪を犯すのは刑務所に入りたいから。ひとり身で将来の保証もない状態であれば、分からなくはないかもしれない。一橋桐子(76)の犯罪日記 (徳

  • 155-2 ハリー・ポッターと秘密の部屋/J・K・ローリング

    ハリー・ポッターの2作目。魔法の世界に夢中になるのは少年少女たちだけではない。登場人物が増えてきて次巻以降も楽しみ。今度こそ7作目まで読む…今年中に…。  (静山社文庫 ロ 1-3)" border="0" hspace="5" align="left" style="margin-right:10px" class="pict">ハリー

  • 154-2 ハリー・ポッターと賢者の石/J・K・ローリング

    ハリー・ポッターの第1作。今度こそ7作目まですべて読むと意気込むのは3度目ぐらいかな…。細かいことは覚えていないけど、映画で観た登場人物の(7作目までの)行く末をなんとなく覚えているのでそれを意識した視点で読むと、また違った味わい。スピーディな展開が飽きさせな

  • 229 11文字の檻/青崎有吾

    初めて青崎有吾の本は短編集。8編。多才で、違う作家が書いたのかと思うほど作風が違ってたりする。好みは超短編の『your name』『飽くまで』。あとは『前髪は空を向いている』。本格ミステリというのか『噤ヶ森の硝子屋敷』はもう少し長編で読んでみたい。あとがきに詳細が

  • 228 風は青海を渡るのか?/森博嗣

    Wシリーズ3作目。もうすぐ年明け。読了して大分だってから感想を書くのは無理があるが書く。人間とは、ウォーカロンとは、生命とはと、深く考えずに詩的さを感じながら読む。おかしな遺跡があった。不思議だった。記憶はもう薄れている。風は青海を渡るのか? The Wi

  • 227 希望の糸/東野圭吾

    久しぶりに東野圭吾作品。こんなに引き付けられただろうかと思うほど、続きが気になってめずらしく一気に読んでしまった。ただ、心がしんどくなるので、この手の本は連続で読めない。希望の糸 (講談社文庫)東野 圭吾講談社2022-07-15伏線もほぼきれいに回収されているとは思

  • 226 自由研究には向かない殺人/ホリー・ジャクソン

    むしろ自由研究に向く殺人などあるのだろうか、と最初思った。むしろ自由研究に向いていたのではないか、と最後思った。自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫)ホリー・ジャクソン東京創元社2021-08-24原題は『A Good Girl's Guide to Murder』。2022 /8/25 読了

  • 225 魔法の色を知っているか?/森博嗣

    詩的な物語の終わり方が好き。彼の言葉は時に魔法のよう。魔法の色を知っているか? What Color is the Magic? Wシリーズ (講談社タイガ)森博嗣講談社2016-01-19 2022/8/7 読了

  • 224 彼女は一人で歩くのか?/森博嗣

    数百年の未来なんてすぐにやってきそう。読了後、すでに1か月放置して内容はおぼろげ。時が経つのが早すぎる。彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ)森 博嗣講談社2015-10-202022/7/5 読了

  • 223 ダマシ×ダマシ/森博嗣

    Xシリーズ完結編。森博嗣は事あるごとに(聞かれるからだろうが)、自身の著作に読む順番は特にないとおっしゃるが、何冊も読んできたからこそ味わえる面白さというのがやはりある。本作のラストも同様。Xシリーズ以前のシリーズも読んでいないと味わえないものがある。もちろ

  • 222 サイタ×サイタ/森博嗣

    皆様書かれているように、Xシリーズそのものが、ファン向けの作品である感は否めない。少なくともXシリーズを入り口として、森博嗣めちゃくちゃおもしろい、となる人は少ないであろうな。森贔屓としては、十分面白く、珍しく終盤の盛り上がりもあったが、読了後すぐでないた

  • 221 ロートレック荘殺人事件/筒井康隆

    違和感を感じたまま読み進め、半分ああやはり、半分なるほどという感じでやや消化不良ではあった。この手の仕掛けを知らぬまま、もっと衝撃を受けたかった。人には薦めたい一冊ではある。ロートレック荘事件 (新潮文庫)康隆, 筒井新潮社1995-01-30 2022/3/27 読了

  • 220 天久鷹央の推理カルテ/知念実希人

    よい意味で、あまり医療の世界に深く介入せず、手軽に読める連作短編ミステリ。「病」を起点に謎を解くのも新鮮だったが、犯人捜しを自分でしたい読者からすると、前提に医療の知識が必要だなと思う。天久鷹央の推理カルテ(新潮文庫nex)知念 実希人新潮社2015-03-27ワトソ

  • 219 ムカシ×ムカシ/森博嗣

    ひとさまの解説をみて、初めて物語の凄さに気づく悲しきかな。エピローグはファンに向けてのサービスシーンではないと肝に銘じた。その気持ちで次回作も読んでみよう。ムカシ×ムカシ REMINISCENCE (講談社文庫)森 博嗣講談社2017-04-14 2022/3/3 読了

  • 218 教室がひとりになるまで/浅倉秋成

    3ヵ月ほど前、『失恋の準備をお願いします』を読んだ。同じ作家が書いているのが面白い、と思った。現実離れしたとんでも設定。伏線回収の手腕。読んでよかったと思える読後感。それらは共通しているものの、片や、ユーモアに溢れるエンタメ作品に対し、こちらは緊張感あり笑

  • 217 タカイ×タカイ/森博嗣

    森ミステリィの魅力とは一体何なのかと、考えるほどには森博嗣の本が好きだ。誰にでもお奨めするほど傑作だとは思えないが、ページを捲る手が止まらないほどには魅力がある。登場人物たちの緊張感のなさは、現実味を損なうが、むしろ嫌いではない。なんだか漫画っぽさを感じ

  • 216 キラレ×キラレ/森博嗣

    Xシリーズ2作目。いまいち盛り上がりに欠けるが、森博嗣らしさは健在。森ミステリィは、ミステリィ部分に期待してはいけない。森部分に期待するべし。キラレ×キラレ CUTTHROAT (講談社文庫)森 博嗣講談社2011-03-152022/1/25 読了 

  • 215 森には森の風が吹く/森博嗣

    『森博嗣のミステリィ工作室』『100人の森博嗣』に続く、自作のあとがきや雑多な分を集めたエッセイ。森博嗣の小説のキャラクタたちが魅力的なのは、森博嗣自身が魅力的なキャラクタだからだろう。すらすら読めて、再び森博嗣小説の読書欲がでてきた。解説の講談社栗城さんの

  • 133-2 イナイ×イナイ/森博嗣

    Xシリーズ1作目。覚えておらず再読。イナイ×イナイ PEEKABOO Xシリーズ (講談社文庫)森博嗣講談社2012-09-28ミステリィとしては、そこまで…だが、森博嗣の作品は、キャラクターやちょっとした会話が面白かったりする。小気味良い、というのだろうか、テンポのよい会話は

  • 214 STAR EGG/森博嗣

    森博嗣の自信作、との素敵な絵本。珍しく著者が人に薦めたい本とのこと。いくつもの小さな、人が一人二人しか住めないような、小さな星とその住人。一輪車?ボーリング場?面白いアイデアと素敵な視点。作者曰く、球体の星なので、四方から読めるとのことだが、実際そうする

  • 213 Ψの悲劇/森博嗣

    森博嗣(の作品)と出会い、はや20年以上経った。もはやミステリィの域を超え、天才の思考についていけないが故か、途中飽きがきたりもしたけれど、久々に手に取るとすぐに読めてしまった。時が経ち自分の凡人さに気づくと、彼の作品の、彼の凄さがより分かるようになってきた

  • 212 東の海神 西の滄海 十二国記3/小野不由美

    麒麟だ妖魔だといった存在すらも、小野不由美の筆にかかれば、ひどく現実的に感じる。ありえないものを身近に感じさせるホラー作品の名手であるのも納得。(あまり読んだことはないが)後半の流れ、主要人物たちの語りには、三国志(漫画by横山光輝)を読んだ時と似た興奮を覚

  • 210 失恋の準備をお願いします/浅倉秋成

    魔法使いだ、人形型嘘発見器だ、おかしな設定たちが、軽妙でユーモア溢れる文章のなかで生き生きとしている。人物たちも、持ち前の天然さかもしれないがユーモア溢れ、しっかり伏線回収の恋物語。エンタメ気分で読みたい一冊。失恋の準備をお願いします (講談社タイガ)浅倉

  • 108-2 月の影 影の海 十二国記1/小野不由美

    以前に読んだときよりも、ずっと心に響いてきたのはなぜか。と、再読後も結局1カ月ほど経ってこの文章を書いているため、すでに記憶は不鮮明だが、右も左もわからない世界で、不安に苛まれながら戦う姿、成長していく姿に何かを感じたのかもしれない。自分事として捉えたのか

  • 209 蒼海館の殺人/阿津川辰海

    紅蓮館の殺人後の話。火の手の次は水が迫りくる館の中、探偵葛城の生家にて、彼の家族も巻き込んで殺人事件が起きる。蒼海館の殺人 (講談社タイガ)阿津川辰海講談社2021-02-16前作同様、探偵葛城の陰気具合などあまり魅力を感じない展開であったが、後半盛り上がり、キャラク

  • 208 紅蓮館の殺人/阿津川辰海

    山火事による火の手が迫る館で起きる殺人事件。事件の解決に挑む探偵と助手のコンビ。紅蓮館の殺人 (講談社タイガ)阿津川辰海講談社2019-09-19ストーリーもテーマも、そこそこ面白いのだが、探偵と助手役がなんだかあまり好きになれなかった。でも関連のあるもう一冊に手が伸

  • 207 お電話かわりました名探偵です/佐藤青南

    警察本部の通信司令室から事件を解決する安楽椅子ミステリ。軽いタッチで手軽に読めた。お電話かわりました名探偵です (角川文庫)佐藤 青南KADOKAWA2020-12-242021/6/5 読了

  • 206 Big Fat Cat VS. MR. JONES/向山貴彦

    タイトルと内容が合っていないような気がしてしまうのは、英語レベルが低くて理解できていないからだろうか。それでも話は大体わかるし、緊迫感も感じられる。次が気になる終わり方。Big Fat Cat vs. MR.JONES (BFC BOOKS)向山 貴彦幻冬舎2004-04-092021/5/1 読了

  • 205 ルビンの壺が割れた/宿野かほる

    全面的カバーされた特性帯がちょっと煽りすぎだが、読みやすくて、衝撃のラストであるとの謳い文句も推進力になり、すぐに読めてしまった。ルビンの壺が割れた(新潮文庫)宿野かほる新潮社2020-06-052021/1/4 読了

  • 143-2 Big Fat Cat AND THE GHOST AVENUE/向山貴彦

    すべてを失ったと思っていても、心のうちに残っているものは失われない。ただ、心の奥底にあるものには、自分自身も気づかなかったりして、他社との出会いや自分のなかにある思い出、もしくはみた景色や読書体験が、そういったものを呼び起こすことがあるのかな、なんてこと

  • 204 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬/若林正恭

    キューバ、モンゴル、アイスランドの紀行文。体験したことを連ねれば紀行文と呼ぶらしいが、読み手として重きを置きたいのはやはり感じたこと、考えたこと。彼が旅先で実際に感じたこと、得たことを、それは100分の1以下ではあるだろうけど、追体験して感じることができてよ

  • 203 むかしむかしあるところに、死体がありました。/青柳碧人

    桃太郎や一寸法師、浦島太郎など、昔話を題材にしたとんでもミステリ。話はとんでもだが、ミステリとしてはきれいな?本格物。思わず頬が緩んでしまうものから、恐ろしくて震えが止まらないものまで。もしくは恐ろしくて震えながらも頬が緩んでしまうもの。むかしむかしある

  • 202 名探偵に薔薇を/城平京

    強烈な印象を残す童話『メルヘン小人地獄』から始まる2部構成の本書。名探偵に薔薇を城平 京東京創元社2014-05-16帯はすでに捨ててしまったが、たしか、1部は単なる名作で、2部が本書の真価であるようなことが書いてあったかな。確かに2部ありきでの本ではあるが、1部は本当

  • 201 王とサーカス/米澤穂信

    ネパールが舞台。裏表紙の内容紹介、"2001年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクション"から想像する話とはだいぶ違いました。ミステリとしてではなく、物語として面白かった。ラジェスワル准尉とのやり取りが特に印象深く、引き込まれた。王とサーカス (

  • 200 アクロイド殺し/アガサ・クリスティー

    ネタバレ厳禁の本書ですが、どこかで一番大切なネタバレをみてしまい、、、読む気が失せておりましたが、読んでみたらそれはそれで、「衝撃の結末」「再読必須」とか謳われている作品を再読しているときの気分で読めました。永遠に失われた初読の体験…。しかし人生は短いし

  • 199 何様/朝井リョウ

    花奈が拾い上げるものと、俺が拾い上げるものは、違う。同じ世界を生きて、同じものを見ていても。何様(新潮文庫)朝井リョウ新潮社2019-12-20拾い上げたものから感じることも、きっと違う。2020/2/16 読了

  • 198 私の嫌いな探偵/東川篤哉

    久々に短期間で読み終えた小説は、烏賊川氏シリーズの短編集。社会問題だとか、罪とか罰とか、殺人とはとか、命についてとか、そうではなくて、ミステリのミステリたる部分を楽しみたい。と思う人には、打ってつけではあるマイカ。彼のユーモアセンスが肌に合えば。私

  • 197 マリアビートル/伊坂幸太郎

    はじめから最後まで500ページ以上、ほぼ東京から北へ向かう東北新幹線の中という限られた舞台で、これだけの物語を展開させる手腕に身体が震える。映像が非常に想像しやすくて、映画化してもよさそうだな。マリアビートル (角川文庫) [文庫]伊坂 幸太郎KADOKAWA2013-09-25 2

  • 196 そして二人だけになった/森博嗣

    なんだか非現実的な世界で、静かに事件が起きて、静かに物語が終わったような、静かな記憶があるような。もう覚えていない。そして二人だけになった Until Death Do Us Part (講談社文庫) [文庫]森 博嗣講談社2018-09-142019夏…頃 読了

  • 195 ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち/三上延

    読書後記録を付けることもなく数か月…。本の内容を記憶にとどめておける、栞子さんのようになりたい…。ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫) [文庫]三上 延KADOKAWA2018-09-222019春… 読了

  • 194 IQ/ジョー・イデ

    普段接することのない世界に触れられるのも小説の醍醐味。黒人街や彼らに焦点を当てつつ、人種問題も取り扱ってはいるが、それがテーマではない(と思う)。その世界が舞台のサスペンスよりのミステリーだ(と思う)。普段知らない世界で起きる、奇妙な事件。2重に知的好奇

  • 193 コンビニ人間/村田沙耶香

    協調性と共感力は違う。社会に求められるのはどちらかというと協調性で、本書の主人公は、大人になって協調性を得ているのだろう。コンビニ人間 (文春文庫) [文庫]村田 沙耶香文藝春秋2018-09-04程度は違えど、みんな、自分は違うなと思うことがありながらも、共感できない部

  • 192 スマホを落としただけなのに/志駕晃

    スマホ、落とすの、怖い。スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [文庫]志駕 晃宝島社2017-04-062018/8/11 読了

  • 191 〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件/早坂吝

    読者への挑戦状と銘打って、タイトル当てに挑戦してもらう、とのこと。タイトルを当てようとすると面倒だけど、普通に読んで、おもしろかった。○○○○○○○○殺人事件 (講談社文庫) [文庫]早坂 吝講談社2017-04-14読み返してなるほど、これを平気で書けてしまう作者にも感

  • 190 眼球堂の殺人/周木律

    装丁の美しさ、密室殺人事件、森博嗣が帯になんか書いていた(たぶん)、などに釣られて読んでみた。眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫) [文庫]周木 律講談社2016-09-15この手のトリックは、似たようなトリックの本を読んだことがあればあるほど、面白みにはかけてしまう

  • 189 名古屋駅西喫茶ユトリロ/太田忠司

    風情ある喫茶店ユトリロで始まる、名古屋めしをテーマにした連作ミステリ。名古屋駅西 喫茶ユトリロ (ハルキ文庫) [文庫]太田 忠司角川春樹事務所2016-12-13最近慌ただしい毎日ですが、静かな喫茶店でゆっくりと読書を楽しむ時間を、もっと取りたいと思った。ユトリロは、静

  • 188 かがみの孤城/辻村美月

    それぞれ事情を抱えた中学生たちが、昼間だけ、かがみの中のお城で過ごす1年間。中学生の彼らの気持ちは分かる気もするけど、この本を読むには、自分は歳を取りすぎたかもしれないと思った。かがみの孤城 [単行本]辻村 深月ポプラ社2017-05-11かがみの孤城 [Kindle版]辻村深

  • 187 PK/伊坂幸太郎

    「PK」、「超人」、「密使」。3つの中編はどれも少し不思議な力が、現実世界に忍び込むような、伊坂幸太郎節を感じる作品であった。明確な答えがあるわけではないその情景や言葉たちに、ふと与えられるものがある。PK (講談社文庫) [文庫]伊坂 幸太郎講談社2014-11-14PK (

  • 186 リミット/野沢尚

    読後、ちょっとした疲労感。警察も敵に回して、主人公が犯人を追う。警察総動員のカーチェイス。銃撃戦。肉弾戦。人身売買の裏社会。リミット (講談社文庫) [文庫]野沢 尚講談社2001-06-15心に重くのしかかり、先が気になり読んでしまうのだが。あっさり犠牲になるエキストラ

  • 185 カササギたちの四季/道尾秀介

    リサイクルショップ・カササギに訪れる四季。四つの季節に四つの事件。探偵役&ワトソン役のよくある組み合わせかと思ったら、そこはひねりがきいていた。カササギたちの四季 (光文社文庫) [文庫]道尾 秀介光文社2014-02-13カササギたちの四季 (光文社文庫) [Kindle版]道尾

  • 184 χの悲劇/森博嗣

    Gシリーズ10作目。2017/5/13の現実世界のニューストップ。世界各国へのサイバー攻撃が判明。χの悲劇 (講談社ノベルス) [新書]森 博嗣講談社2016-05-07χの悲劇 G (講談社ノベルス) [Kindle版]森博嗣講談社2016-05-27著者には未来を予見する力が、あるのだろうか。本書を思

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