旧家の茶室、現場監理。茶室の残工事が進められている。釜蛭釘を取り付けたコブシと垂木に藤蔓を巻いてもらった。コブシは、竹の垂木の上にある厚合板の下地からビスでしっかりと固定されているので、何もなくても大丈夫なのだが、見た目におかしいので、いろいろ検討し
旧家の茶室、現場監理。茶室はほぼ完成。細々としたところを決定してゆく。水屋の竹釘の位置を決める。以前裏千家の出入りだった大工さんと仕事をした時には、「こんなんだいたい決まってんねん」と作業場で穴まであけて決めてしまっていたが、水屋の大きさや水栓の位置な
旧家の茶室、現場監理。今日は造園屋さんが茶室廻りの石の据え付け。躙口の沓脱石。建築主さんにも露地草履を用意していただき、実際に入ったり出たりをしていただいて、石の位置を決めてゆく。石を茶室に近づけすぎると入る時窮屈になるし、離しすぎると出る時に遠くなっ
旧家の茶室、現場監理。今日は板金屋さんが、離れの雨樋の取り替え。以前のものは銅製で、たくさん穴が開いてしまっていた。今回も銅製ですが、中にはステンレスになっていて、耐久性が上がっている。大屋根の雨樋を掛け替え中。屋根の上に登って詳細を確認する。あわ
お茶のお稽古。二月は大炉。八帖の床の間を拝見したら、床の間のない六帖へ。大炉初炭をさせていただく。灰匙で湿し灰を綺麗にまくのは相変わらず上手くできない。羽根の履き方、五徳の据え方などを教えていただく。大炉の炉壇の鼠色は、玄々斎と九条家との付き合いから九
小四の次男が「日の出を見たい」というので、一緒に朝の散歩へ。東に山があるので、日の出時刻より十五分ほど遅れて、太陽が顔を出す。比叡山から大文字山までの稜線。今は大文字山寄りの位置での日の出ですが、夏になれば比叡山寄りになります。北山はうっすら雪が積
旧家の茶室の現場監理。造園屋さんの車に乗せていただいて一緒に現場へ。茶室の壁留の下へ、差石を据えてゆく。使うのは真黒石。須磨の大正期の邸宅から出たものとのこと。竹中工務店の施工、庭は七代小川治兵衛。解体工事の時に、今据えている職人さんが自らはずしてきた
ご縁をいただいて、九州にある鉄筋コンクリート住宅の和室に、スライド式の炉壇と釜蛭釘を設置させていただきました。九州での初仕事。数年前に地元業者さんに依頼するも、なかなか進まなかったという炉壇設置工事。鉄筋コンクリート住宅の二階で、スラブに穴を開けなけれ
時々に耳にする「宮大工さんにお願いして茶室を作ってもらった」という話。そうした話を聞くと、果たしてどんなものができたのだろうかと思います。そもそも「宮大工」は、神社仏閣の建物を建てる人であって、茶室を建てるのは「数寄屋大工」なのだということが、あまり知ら
朝の散歩。愛犬と歩きながら、昨日までの仕事を振り返り、今日明日の仕事を考える大切な時間。冷え込んだ賀茂川を南下する。対岸のアキニレ。冬木立ちは樹木の構造がよく分かる。筋張った太い幹、四方八方に伸びる枝。構造物のお手本。朝日に輝く蝋梅。マスクを外して
昨年四月に完成した芦屋の茶道具小田商店様を会場としてお借りし、今年四月に茶室相談会をさせていただくこととなりました。お茶室が欲しいと思っても、どこに相談して良いかわからない、という方もいらっしゃるのではと思います。岩崎建築研究室では、これまでに、和室に炉
旧家の茶室、現場監理。おおよそ完成の姿が見えてきた。現場では左官工事と大工工事が進んでいる。簾掛けがつけられた。母屋(右)の簾掛けを参考に、離れ(左)に新しく簾掛けを設置。こうしたディテールを揃えることで、場の一体感が演出される。欄間部分にも雨戸を
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