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  • 末広がり

    一月最後のお茶のお稽古。お床は神坂雪佳の末広がり。左に太郎冠者、右に傘を売りつけるすっぱ(詐欺師)。おそらく表装も雪佳好みか。打ち合わせの時間が迫っていて、時間のない中でしたが、唐物。慌ただしい中でいかに集中できるかがお稽古と考えて。ちょうど先生宅の水

  • 引き摺り仕上げ

    旧家の茶室、現場監理。今日の現場は左官屋さんと大工さん。左官屋さんが塗っているのは、「面戸(めんど)」と呼ばれる、垂木と垂木の間の部分。細かな部分なので専用のコテで。大工さんは欄間部分の雨戸の建て込み。庭の白梅は蕾が膨らみ、紅梅は咲き始め。

  • 半田散策

    所用で半田へ。以前から行きたかった松華堂をはじめ、半田の街を散策。春扇楼末廣。創業明治十五年。現在の建物は大正十二年の建築。二階には120畳の大広間があるらしい。切妻の庇のついた門。茶室の小舞けらばのように小舞が延びるが、スパンの広い吹寄で変わった

  • 向板

    旧家の茶室、現場監理。傷んでいた焼杉の板を取り替え。固定は皆折釘で。口先は下に向けて。水が溜まり錆びることを考えると下向きが正解のように思いますが、板が傷んで緩んできた時に引っかかるには上向きが良いかも。今回は、同じ敷地の古い板塀の皆折が全て下を向い

  • 先人の仕事に学ぶ

    現在HPのリニューアルを進めていて、作品紹介のほか、建築探訪で訪れた建物で、特に好きな建物をまとめてみようと思っています。先人の仕事に学ぶいろいろな建物を見にいくのは仕事であり趣味でもあります。遠方の仕事の時には、その地の素晴らしい建物を訪ね、住まい近く

  • 建具と畳の収納と古民家について

    旧家の茶室、現場監理。水屋の様子。棚類がつけられおおよそ最終形が見えてきた。真ん中のステンレスが貼られた部分は、一口コンロを置いて、炭を着火する場所。もともとあった押し入れを改造して、建具と畳入れとした。炉から風炉に変わる五月には畳を入れ替え、着物が

  • 外壁の下塗り

    旧家の茶室、現場監理。現場には大工さんと左官屋さん。左官屋さんが外壁を塗っているところ。まだ下塗りですが、壁に映る松の影。茶室内部の様子。置いてあるサンプルの壁が塗られる予定。外壁塗りが進む。中塗りに映る松の影。土壁に映る影が美しく見えるのはな

  • 露地と茶室

    旧家の茶室。今日の現場は大工さん、左官屋さん、建具屋さん、そして造園屋さん。午前中は造園屋さんと露地の整備について打ち合わせ、午後は建具屋さんと詳細打ち合わせ。写真では判りにくいですが、茶室前の松に手が入り、作りかけの茶室と呼応して、一気に場所の雰囲気

  • ユリカモメ

    今年はまだユリカモメを見ていないなあと思いながら賀茂川を散歩をしていたが、丸太町あたりにたくさん来ていた。丸太町大橋の近くで群がるユリカモメ。それぞれ色々な格好をしていると思いきや、中にはそっくりなものがいくつかあって、光琳の燕子花図屏風を思い出した

  • 光悦の書

    今年初めの書道教室。年始のご挨拶もさせていただきに、教室に伺う予定でしたが、コロナの感染状況も芳しくないのでリモートにしていただいた。しばらくブログに掲載してきませんでしたが、書道教室にも引き続き通っていて、百人一首が一通り終わった後は、先生に無理を言っ

  • 土壁のサンプル

    旧家の茶室。年明けの工事は昨日から。今日から左官工事が始まります。左官屋さんが用意してくれた茶室の壁のサンプル。引き摺り仕上げの色違い。現場で当てがうと建築主さんより即答で左に決定。躙口の横にも置いてみる。桁と柱の角に当てると、より仕上り後が想像で

  • 謹賀新年

    新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりありがとうございました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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岩崎建築研究室・日誌
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