まさに、薫風が香る季節― テニスコートにも 田んぼにも さわやかな風が吹き抜けています。 特に、月末は雑事に追われバタバタと忙しくしてしまいますが、 ゆっく…
「背筋を伸ばせ」はウソ!? 最近購入した書籍の表紙にー 一方で、「背筋を伸ばし」と高校の教科書。 「背筋を伸ばし」と、一般向けの書道の書籍にも。 「背筋ピン!…
オンライン基礎書法講座をもって、8月の稽古日程は無事に終了ー。 →8月のお稽古レポート 台風上陸で停電のおそれもある鹿児島の方にもご参加いただき、また、全国各…
中国の書(唐様の書)にはない、日本の書(和様の書)の魅力に惹かれて、最近、仮名の勉強を本格的に始める生徒さんが増えてきました。 初心者の方は、ベーシックな「三…
コメチキ大好き中二の三男坊。 「小腹が空いた」と言われ、おやつ時にちょっと足を運んだコメダ珈琲。シロノワールも、ペロリと平らげます。 ぐんぐんと背も伸びて、そ…
グツグツの味噌煮込みうどん! 夏だらこそ、冷えやすい現代人のカラダ。涼ばかりを求めてしまいがちですが、あえての熱々、身体が蘇るような感覚です。 書についても…
ふたば書道会の皆さんの作品が勢ぞろい! そうえば、「ふたば書道会」として発表会を開催するのは初めてかもしれません。子供たちの作品や支部長先生の作品も展示されま…
ゴロゴロと音を鳴らして、水っけたっぷりの模様。 夏が終わるまでには、どうしても、食べたくなるもので、毎年恒例になったルメルシエの桃のパフェを。 前回は臨時休…
なんでもやろうはなにもできないやろう ―社会保険労務士と古典書法
「なんでもできるは、なにもできない」。社会保険労務士事務所に勤めていたころ、ちょいちょい耳にした言葉です。 「複雑・多岐にわたる労働社会保険の諸手続きを、皆さ…
8月いっぱいは夏休み―と思っていたら、京都の小中学校では来週月曜、8月26日から2学期スタート。「滋賀の子供たちは8月31日まで夏休みだよ」と京都の子供たちに…
「基礎書法テスト」。書法道場では、毎月、書法知識を問うテストを実施しています。初心者の方は免除されますが、入会1年を経過するとチャレンジしていただいています。…
ハイパースイング!? 生徒さんのナイスなメモ書きに、思わず微笑んでしまいました。 「ワイパースイング」と言ったつもりでしたが、「ハイパースイング」の方が伝わり…
逆筆蔵鋒、無限微動・・・今月の基礎書法講座では、漢代隷書や清代碑学派の書などをピックアップ。 (写真は、徐三庚の書の臨書を添削しているところ) “ホップ・ステ…
ドライバーのように捻ったり、彫刻刀のように削ったり、錐のように刺し込んだり・・・ 「コトとしての筆」(筆づかい、筆法)は、時代が下るにつれて「万能化」していく…
起きる。筆が起きるー。 「筆の起き方」こそが、美しく文字が書けるかどうかの決め手なのです。 いわゆる「起筆」(筆の起こし方)。いかに筆先を紙に触れさせるかが、…
「センセー肩たたきしてあげるわ!」と小学生の生徒さん達に、「ありがとう」と背中を預けてみると・・・ なんだか、刺激が強いような・・・。それどころか、何かが…
針でチクチクと刺すかのごとき線表現―。「針切」と呼ばる細身の古筆から、筆先をきかせる技法を。 石をガリガリと刻るかのごとき線表現-。「清代最後の文人」と呼…
姿勢を正そうとすると、より姿勢がヘンテコに? 姿勢を正そうとすればするほど、姿勢に違和(不自然)は生じがちです。 例えば、姿勢を正そうと背筋をピンと張ってしま…
「なんで快適な『場』なんだ」と、道場に入った瞬間にー。 サウナ状態の猛暑が続く京都だからか、この涼しく清潔な空間が、いつもにもまして有難く感じます(準備に汗を…
“ハードモードからイージーモードへ” そもそもの『設定』によって、ゲームの難易度(クリア成功率)が全く異なるように、 書道においても、そもそもの『設定』によっ…
『雅号』(書道界での名前)を取得される生徒さんが、有難いことに続々と。 不思議なことなのですが、名前の呼ばれ方が変わると、言葉の書き方や選び方も変わるもので、…
「行意や隷意が入った褚遂良風の楷書の書き方を」といった大人の課題、子供の生徒さん達も興味津々。 滋賀大津の道場でも、元気に8月のお稽古がスタートしました。 い…
八月のお稽古も、笑顔でスタート(´▽`) 美文字への第一歩は「ダメな書き方を知る」ことから。八病八疾などのタブー(悪筆・病筆)という“ガイド”があれば、スムー…
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まさに、薫風が香る季節― テニスコートにも 田んぼにも さわやかな風が吹き抜けています。 特に、月末は雑事に追われバタバタと忙しくしてしまいますが、 ゆっく…
滋賀は信楽、MIHO MUSEUM! アシスタントさん達と、特別展「うつくしきかな―平安の美と王朝文化へのあこがれ」へ! 桜はほとんど散っていましたが、うっ…
日本酒「龍谷」! ロゴを書かせてもらった日本酒「龍谷」、できました!と、昨日、ご担当の方が道場に持ってきてくださいました。 ロゴの書については、「美しくリズ…
美しい文字を書くコツとして「整斉中参差たることを有らしむべし」と清の王澍(おうじゅ)さん。 荒井由実さんの曲を聴きながら、この「オウジュの伝言」の解釈を試みて…
京都道場あたりの桜も、 大津道場当たりの桜も ぶわぶわぁ~と咲いてくれています。 スグに、ひらひらぁ~と散るからこそ、 この目に焼き付けたくなるものです。 …
春らしい色に染まる京都の鴨川ー しばらく冷え込んでいたのですが、再び、春めいてきました🌸 新年度の書法道場では、書もヒモトレも「基本の基」からー。 「ヒモの…
4月1日新年度!学年が上がり、お手本のレベルが上がる児童生徒さん。中学生になると、古典書法の習熟度が、より細やかに試されます。「保育園で同じクラスやった!」と…
「たつ」。美しい字を書く秘訣は「たつ」。「たつ」≒「先が利く」。ペン先や穂先が「たつ」ことで、すべての文字の書き方が美しくなります。筆記用具だけが「たつ」わけ…
席上揮毫も突然にー 書法道場展で母の武田双葉が、サプライスで席上揮毫! 弟の武田双龍も! そして、私・双鳳もー 双鳳が書いているときは、ドラムの音がリズ…
サプライズでお祝い! 道場展の打ち上げで、生徒さん達が誕生日祝いをしてくれました。なんと、ありがたいことか・・・ 道場展会期中は、ネコの手を借りても追いつ…
「おいど」? あたかも「まいど」のような言い方で、「おいど」とおっしゃる京都人。今月で、熊本から京都に来て30年、あぁ、意味が分からんとです・・・。 そう、…
おかげさまで、書法道場展「あっぱれ」は、盛況のうちに終えることができました! 入場者数は最高記録を更新。とても多くの方にご入場いただき、心より感謝しております…
あっぱれな春の陽気に包まれた書法道場展4日目! 生徒の皆さんが、素敵な笑顔でお出迎えしてくれています。 時には、バランス下駄を履いて身長190㎝に迫る双鳳が…
書法道場展3日目は、コートいらずの暖かさに! 「立ち方」が変われば「見え方」も変わる!? 書作品鑑賞の“おつまみ”としてのバランスボード体験も、大好評です…
書法道場展二日目! 雪からのスタートだった初日と打って変わって快晴です! 会場も春めき、生徒の皆さんも春めき、まさにTHE・春分! 最高の笑顔で来場者をお出…
いよいよ道場展オープン初日! あっぱれな天気・・・とは程遠い、雪が降る降る真冬の寒さ。。 寒いだろうに、みなさんの表情は、なんと温かなー。 オープニング…
まさに、あっぱれなお天気🌞3月18日の書法道場展「あっぱれ」の搬入日ー 中庭のお花も輝いています✨ ミーティングのあとは、 恒例の「サイコー!!」の掛け声…
基本筆法「しんにょう」。 なめらかな行書(王義之書法)で書けるかな? 基本筆法「浮鵞」(乙勾)。 石に刻んだようにカリッと、楷書(欧陽詢書法)で書けるかな?…
「こんな書道展は、初めてです!」 有難いことに、毎年のようにおっしゃっていただけます。 ほっこりと、和の空間で静かに鑑賞することもできますし、アクティブに各…
「高校の書道の授業以来だったので、約10年ぶりに筆と墨と半紙に触れた。ヒモつけたり、外したり、座ったり、立ったり。『いろんな身体』で書いてみる。書道を『たのし…
「創発学舎 遊カレッジ」の、記念すべき第一回目の「Monthly遊」にお招きいただき、オンライン書道講座を開催させてもらいました! 内容は多岐にわたるのですが…
いやぁー、人生ってホントに色んなことがあるものですね。深夜23時頃に突然の腹痛。胃腸薬を飲めばおさまるのかなーと思いきや、どんどん痛くなってもだえ苦しむばかり…
おかげさまで、書法道場展「豐遊」は、盛況のうちに終了しました。初日と二日目は飄混じりの雪、三日目に晴れるも、四日目と五日目は雨と三月らしい天気でしたが、来場者…
何げなく、録画した番組を視ていたら驚き・・・ 清春さんの新曲の歌詞の書き起こし方が、書の古典の学習の仕方にそっくりで驚き。 ワンフレーズ(一点一画)ごとに細…
児童生徒の皆さんは、硬筆の稽古通じて「論理的思考」のトレーニングを。 点画の主従の区別や偏や旁、冠と脚の譲り合い、右上がり右下重心のバランスのとり方…文字の…
お日様が随分と明るくなってきました🌞 どれくらい明るいのかなー?と太陽の光度を調べてみたら、「3.85×1026ジュール毎秒」と。 照度や輝度があり、単位も「…
今月は条幅(半切)課題にチャレンジされる大人の通学生のみなさん。 大きな紙に書くと、大きな上達を実現しやすく、オンライン生のみなさんも、積極的に、条幅課題に取…
バランスボードで書道! 「ふんばり癖」がありすぎると、身体と筆とケンカして、なかなか穂先がまとまりません。 そこで、「ふんばり癖」を抜く「浮く」という感覚を…
京都の書法道場でも、三月の稽古が始まりました🌸 みなさん、現代書道の大切な「しゃがみの稽古」にも、意欲的に取り組まれていますー。 和式トイレも消えていき、「…
三月のお稽古が始まりました! 大人のみなさんは、条幅課題にチャレンジ。二種類のお手本のどちらを選ぶか、それとも、自分好みの古典風にアレンジしていくのかー。それ…
牛頭・折木・柴担・竹節・鶴膝・蜂腰・稜角・狐尾…釘頭・撒箒狐尾・墨猪・筋書・板書・布棋・布算… 呪文のようですが、上記は「書き方16のタブー」(八病八疾)。古…
令和の書道は身体性を養う稽古からー書道の世界では、王羲之や顔真卿の書など、いわゆる「古典」を規範(手本)とします。王羲之や顔真卿の生きた時代は、電気ガス水道は…
書道師範の免許状の授与! 大筆、小筆、ペン字・・・各種免許状がありますが、いずれも、厳しい試練を乗り越えて磨き上げられた書の実力の証です。 書く稽古だけ…
3月20日~24日は書法道場展「豐遊」! ❝書の遊園地❞をテーマに、ショタンプラリーや書道ワークショップ、席上揮毫ライブなども随時開催。100点以上の書を鑑賞…
「美しい文字」かどうかは、結局のところ、その文字の書き方に、いかに身体性(生命感)が宿るかどうかで決定づけられます。 ということは、書(書き方)の稽古のメイ…
「書道史上、最もエモい作品は?」と言われたら、王鐸や傅山のいわゆる「明末連綿草」が思い浮かぶ書生の方も、多いのではないでしょうか。 書法道場の大人の生徒の皆…
道場前のツバキはしぶとく咲いてくれていますが、 そろそろ、梅の季節に移り替わりそうです。 入会間もない左利きの生徒さん。「全身で書く」という感覚が備わってきた…
新たな取り組み「水を口に含む」。 個々の動作のありようだけでなく、互いの動作のなじみ方も変わっていきます。 小中高生に大学生。10代~70代と様々な世代。1…
「動きの目盛り」の細やかさを。例えば、筆毛を開いたり閉じたりする(筆毫の開閉)時の「動きの目盛り」が粗いと、その線に醜さ(病筆)が浮き出てしまいます。 筆毫…
2月3日のお稽古は節分の日。 子供生徒さんの無言のリクエスト通り、みんなであんぐり恵方巻。 東北東を向いて、しゃべらず食べきったら、いいことが起きるよーと聞く…