chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界 https://takanoatsushi.seesaa.net

舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した高野敦志が、書きためた作品を無料で公開していきます。

ブログの方はほぼ毎日、更新しています。文学の他、コンピューターやジャズ、旅行関係の情報も出しています。podcastでePubおよび、pdf形式の電子本も配布しています。iTunes Storeで探してみてください。 http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

高野敦志
フォロー
住所
宮前区
出身
中原区
ブログ村参加

2012/05/18

arrow_drop_down
  • 『西海道の旅』(ePub)

    古来、九州は西海道と呼ばれていました。火山が作り出した壮大な自然と、早い時期から流入した外国の文化・文明、それによる繁栄と歴史の悲劇、九州が日本の他の地方と異なるのは、外に開かれた国境の土地だったということです。 僕が三十代から五十代にかけて九州各地を旅して、忘れられなかった記憶を一つの紀行としてまとめてみました。旅をして何を感じたか、それが人生に意味を与えてくれるのです。 以下のリンクか…

  • 星新一の「古風な愛」

    一見すると、星新一の作風とは異なるドラマである。売れない俳優が、由緒ある家柄の女性と知り合い、恋愛関係となり、お互いに結婚したいと思うようになる。 ところが、父親は俳優のような不安定な職業の男に、大切な娘をやれないと言う。ついに、二人は心中を決意して、ホテルで毒薬を飲んでベッドに横たわる。 「ずっと一緒にいられるのね」 女はうれしそうにほほ笑む。毒薬を飲むと、抱き合ったままベッドに横たわる…

  • 梶井基次郎の青春(pdf)

    伊豆で過ごした梶井基次郎の生と死への思い、宇野千代や三好達治との交友関係を、美しい伊豆の自然を背景に描いた小説「厚い掌」を、パソコンですぐに開けるpdf形式で配信します。以下のリンクをクリックすると、すぐにpdfが開きますので、パソコンに保存してご覧下さい。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。

  • 竜門峡ってどこにある?(5)

    友人が竜門峡に行きたいと言い出したのは、高アルカリ性の温泉がそばにあるからだった。やまと天目山温泉はPH10.3で、神奈川県厚木市の七沢温泉よりも強いアルカリ性を示す。 入口で桃のジュースを飲んで、一休みしてから温泉に入ることにした。ロッカーが小さいので、貴重品以外は休憩所に置いておいた。 内湯には源泉のままのぬる湯や、ジェットバス、大浴槽がある。階段を下っていった先に露天風呂があった。確かに滑…

  • 四国をめぐる旅(pdf)

    自由な空気が流れていた昭和の末、修学旅行で高校生が味わった生々しい感覚、若者が貧困化する以前のユースホステルでの光景を、四国の自然や風物とともに描きました。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 今日は安倍元首相の国葬

    岸田首相は国葬を利用した弔問外交を行うために、暗殺された安倍元首相の国葬を決定したのだが、国民にとっては、韓国統一教会の広告塔だった人物に、どうして法的根拠もない国葬を行わなければならないのかと、はなはだ評判が悪い。 https://twitter.com/ubieman/status/1547846596041543680?s=20&t=jQV1dgBM0aj25itCk6lqvg すでに家族による葬儀、韓国統一教会による葬儀も終わっており、岸田首相による国葬に続いて、山…

  • お母さんはクリエーター(pdf)

    認知症を患った老母と、結婚しない兄と妹、家に住み着いた猫の兄弟。童話「茶トラのシマちゃん」のモデルとなった一家の介護の日々を、ユーモラスなエッセイで表現してみました。 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。

  • 中国でクーデターが起こってる?

    習近平主席の姿が現れないため、中国人民解放軍のトップの座を解任された後、自宅に軟禁されているという情報が流れていた。https://t.me/c/1231211672/3088 中国共産党はDSと密接な関わりがある。習近平主席はDSの支配から中国を解放し、共和制に移行させようとしている。その点では、旧ソ連のゴルバチョフ大統領と似ている。ただし、ソ連の場合には、民主化とともにイスラム系の自治国などが独立してしまった。中国の…

  • 小説「漁火」(ePub)

    佐渡を旅した青年が、夜の海に浮かぶ漁火を眺めながら夢想する物語です。舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞し、「青空文庫」にも収録されています。表紙と「青空文庫」に書いたあとがきも加えました。今回はepub版(縦書き)をアップロードします。ePubは携帯端末で見るのに適しています。ダウンロードされる方は、以下のリンクをクリックなさって下さい。 isar…

  • 世界中が動き出した?

    Telegramでは以下のような情報が流れています。世界中の政府が軍隊によって排除されます。世界中の34の建物が爆撃され、世界の株式市場が、サイバー攻撃によって崩壊します。 現在の政府が排除されたのち、現在の10分の1の規模の国民政府が樹立されます。二大政党制はなくなります。民主党、共和党、労働党といった政党も。もし国民に選ばれた政府が、国民のために働かなかったら、軍隊によって排除されます。 イギリス…

  • 平成世相歌留多(pdf)

    カルタとはポルトガル語のcartaに由来し、本来はトランプを含めた広義のカードを言います。キリスト教が伝来した頃、西欧人が遊ぶゲームを見て、国産のトランプ「天正かるた」が作られました。その後、百人一首や花札など、日本独自の物が考案されました。 子供の頃に遊ぶ「いろはかるた」は、「犬棒かるた」の名で親しまれていますが、遊びとともにことわざを覚えさせる意図があります。平成の世もいよいよ終わりが近づい…

  • 伯母さんのうち(ePub)

    大正の末に酒屋の長女として生まれ、特攻隊員と恋愛の末に結ばれ、新型コロナウイルスのパンデミックの中で亡くなった母の姉に対する鎮魂歌です。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 aunt.epub ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/fo…

  • 星新一の「マイ国家」

    銀行の預金勧誘員が、旧家を訪問すると、中で何かが割れた音がする。どうしたのかと中に上がり込むと、家の主人が酒の歓待をしてくれる。酒には痺れ薬が溶け込ませてあり、身動きが自由にできなくなる。 主人は自分のうちは独立国であり、不法侵入した廉で処刑すると言い出し、刃物を振り回す。あわてた勧誘員は、主人をなだめようと、酒の相手をするのだが、今日は独立記念日だから恩赦にするとか、国家を侮辱するのか、や…

  • 高野邦夫詩集『寒菊』(pdf)

    高野邦夫が1962年(昭和37)2月に、五月書房から出版した処女詩集『寒菊』を電子書籍化したものです。恋愛から失恋、工員の生活、妹への思い、やがて訪れるはずの死について描いています。 1928年(昭和3)に生まれた高野邦夫は、太平洋戦争末期に予科練に入隊し、復員後は自動車工場の工員を経て、日本大学に入学、卒業後は中学、高校の教員として働きながら詩作を続けました。日本詩人クラブ、俳人協会の会員でした。19…

  • 竜門峡ってどこにある?(4)

    竜門峡は水量が豊かで、谷全体に滝音が轟いているのだが、林の陰になって水面が見えにくい。当日は水が濁っていたが、これは前日に雨が降ったことが関係している。そのせいか、滑りやすい所もあった。紅葉の頃に訪れれば、いい写真も撮れたのだろうが。午後三時過ぎに、竜門峡の上に出たので、入口から一時間半強で巡ったことになる。 実際に行く場合は、足場が良くない所が多いので、登山靴が必須である。岩や木につかまら…

  • 増補版『「カシーナ」と脳内芸術』(pdf)

    ブレインマシーンの開発は、作家のウィリアム・バロウズが「ドリームマシン」を考案したことに始まりました。日本では1990年頃に発売された「メガブレイン」が一世を風靡しました。ここではMindPlace社の「カシーナ」を使用する際のヒントと、その文化的背景についてまとめました。 改版では《Journey to the Sun》《528ヘルツCD》《レムリアの記憶》の3つのプログラムについての解説を加えました。 今回はパソコン…

  • 竜門峡ってどこにある?(3)

    渓谷はほとんど早瀬か、小さな滝の連なりのように見える。歩道と川の高さが同じになり、沢登りのようになった。雷雨で土砂降りが降ると、たちまち沢全体に濁流が押し寄せてくるんだろう。 沢から山の斜面を斜めにのぼっていく。途中で道が二つに分かれるが、どちらに進むべきか迷いそうになる。斜面を上らずに、川沿いに行けば、蜘蛛淵(くもんぶち)という所に出るらしい。巨大な花崗岩から出た小川が、白い糸のような滝を…

  • 写真とエッセイ「君のまだ見ぬOGASAWAEA(小笠原)」(ePub)

    「僕の人生観を変えかねないような世界を、垣間見せてくれたのは海そのものである」 小笠原諸島の自然と接した体験を、詩的な文体で印象的につづったエッセイ「君のまだ見ぬOGASAWARA」に、当時撮影した多数の写真を収録しました。以前、ダウンロードされた方も、小笠原の風土、固有の植物、イルカが泳ぐ底なしの海を、写真で体験してください。 固定レイアウトで、文字も画像化されています。8メガあるので、環境によっ…

  • ヒッチコック/トリュフォーの『定本 映画術』

    これはヒッチコックが映画製作の世界に入ったきっかけから、無声映画の時代、イギリスからアメリカに渡り、晩年に至るまでの作品の製作過程について、映画批評家であり、映画監督でもあるトリュフォーが聞き出した貴重な記録である。ヒッチコックの映画文法が網羅された名著であり、創作の秘密が惜しむことなく吐露されている。 自身も映画を製作するトリュフォーは、過小評価されていたヒッチコックの真の価値を、知らしめ…

  • 「と」「ば」「たら」「なら」の違い

    人間は似ていることを区別するのが苦手である。フランス語を勉強していた頃、フランス語の単語を思い出そうとすると英語の単語が浮かび、英語でしゃべろうとすると、フランス語の単語が邪魔をした。 同じようなことは、中国人の日本語学習者が、日本語で文章を書いているときにも起きる。中国語の簡体字が混入してしまうのである。また、中国語で話しているのに、日本語の漢語が混じってしまい、国の友人に怪訝な顔をされた…

  • フッ素の入っていない練り歯磨き

    練り歯磨きには、大抵フッ素が入っている。フッ素は虫歯予防効果があるとされ、国によっては水道水にも入れられているが、実は神経毒である。ナチスは囚人にフッ素入りの水を飲ませ、抵抗力をそいでいたという。 フッ素は虫歯を防ぐというが、その効果は限定的である。それよりも、神経毒が認知症を引き起こす恐れがある。霊性を発揮させる松果腺の働きを鈍らせ、国民を奴隷状態にとどめるには、定期的にフッ素を摂取させる…

  • 小説「シリウスからの旅人」(ePub)

    臨死状態から生還した男は、シリウスから来た宇宙人だと主張する。当惑する妻の愛情で、かつての記憶を取り戻していくが、夜の間に見る夢は、日本の危機的状況を警告するというSF風の現代小説です。 ファイルは11メガあります。環境によっては、ダウンロードに多少時間がかかります。以下のリンクからダウンロードしてください。 Sirius.epub …

  • 私たちがいるのは、ホログラフィックな模型の中

    私たちは惑星地球の上で生活していると思っているが、実は、本物の地球に似せて造られた3Dのホログラフィックな、液晶の模型の中にいるのだという。 この星が丸いか平らかという問題にかかずらっているべきではない。それは本物の星にいるという前提で語られているのであり、実際は、地球に似せて造られた模型の中に囚われた魂であり、本物の地球を乗っ取った侵略者の餌として飼われているらしい。 私たちは巨大なホロ…

  • バタイユ Bataille 試論(pdf)

    20世紀フランス文学の重要な作家・思想家のジョルジュ・バタイユ Georges Batailleを、文学と哲学の両面から紹介した「バタイユ試論」を、パソコンですぐに開けるpdfで配信します。バタイユは「私は哲学者ではない聖者だ。でなければ狂人だろう」と書き、サルトルから「新しい神秘家」として批判されながらも、フランス思想文学の作家として多くの著作を残しました。 本書はバタイユの短編『マダム・エドワルダ』の紹介に…

  • 結局、世界緊急放送は来ないの?

    日本でも自民党と韓国統一教会の癒着が暴かれ、東京オリンピック誘致に群がっていた人間の逮捕が始まった。事態は着実に進行しているようだが、新型コロナウイルスとワクチンの問題については、ファイザー社が開示した情報や、海外の医師が指摘したブースター接種の危険性、子供へのワクチン接種が有害無益である点などは、一切報道されていない。 欧米のマスコミは、正確な情報も流しているので、たとえ世界緊急放送が流れ…

  • 第三版『アイヌモシリへの旅』(ePub)

    北海道各地にあったユースホステルに泊まりながら、大自然に触れた心の旅をつづりました。成人して間もない大学生が、初老に至るまでの全8回の旅の記録をまとめました。 第三版では、広尾線や士幌線、砂原支線など、鉄道をめぐる旅や、冬の北海道の美しさ、消えつつある風景など、過去と現在に思いを馳せる全10章を増補しました。8.7メガありますので、ダウンロードには少し時間がかかります。 以下のリンクからダウン…

  • ぼくはネコなのだ(ePub)

    夏目漱石の『吾輩は猫である』のパロディーです。のらネコの兄弟が母親に見捨てられた後、もう若くない兄妹と老母の家に棲みつく中であった事件を、ユーモラスに描きました。子ネコが成長する姿を楽しんでいただけたらと思います。ネコ好きの方は、ぜひご覧になって下さい。 以下のリンクからダウンロードしてください。 I_am_a_cat.epub iT…

  • 星新一の「新しい遊び」

    これは星新一のショートショートを、アニメ化した作品である。人間はロボットを開発して、ロボット三原則というものを制定した。その一、ロボットは人間に危害を与えてはいけない。その二、ロボットは人間の命令に従わなければいけない。その三、ロボットは自分を守らなければいけない。 最初に製造されたロボットは、人間と同じ大きさだったので、掃除をさせたり、料理を作らせたり、留守番させたりと、ロボットを酷使する…

  • 小説「五分の魂」(ePub)

    小学校の分校が併設された喘息病棟に、甘やかされた子供たちが、病気に打ち勝つために入所させられていた。人々の善意で運営されていた施設では、子供たちの心は屈折していた。絵本を描くのが好きな少年豊は、思いも掛けないいやがらせを受けて……。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Gobunotamashii.epub iTunesからダウ…

  • 竜門峡ってどこにある?(2)

    竜門峡入口までバスで六分。バス停を降りると、案内板を見て行程を確認した。徒歩二時間はかからないだろう。午後一時半前だった。日川にかかる竜門橋を渡ると、渓谷はかなり下の方に見える。道はコンクリートで固められ、よく整備されているようだった。水力発電所の裏手を過ぎる辺りから、次第に道幅が狭くなった。ただ、崖の脇を過ぎるときも、打たれた杭の間に鎖が張ってあり、怖い感じはしなかった。 ところが、山奥に…

  • 高野敦志童話集(ePub)

    僕が幼児から成人するまでの思い出を元にした、「黄色いニワトリ 赤いニワトリ」「子どもの作り方」「インコのピーちゃん」の三篇を、電子本のePubでアップロードします。ごく短い作品ですので、気軽に読めると思います。ぜひ、ご覧になってください。ちなみに、表紙の写真は幼い頃の自分です。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 douwashu.…

  • 星新一の「無料電話機」

    NHKでかつて放送されていた「星新一ショートショート」シリーズの新作6編が、2009年の新春に放送された。アニメと実写によって製作されており、「無料電話機」は5分弱のアニメである。 お金を貸した男が、相手に返済の滞納を責める電話をかけている。この電話は一切無料だが、話の内容が盗聴され、そのたびに会話内容に関連したコマーシャルが流れる。ただより高くつくものはないという教訓で、1分間に何回も会話を遮ら…

  • MQA-CDのリッピングについて(pdf)

    CDでありながら、ハイレゾの高音質、352.8kHz/24bitを再生するMQA-CDの音を聴いてみましょう。演奏の現場で聴くような、透き通った迫力ある音に圧倒されるでしょう。 MQA-CDを楽しむには、対応するディスクプレーヤーなどが必要ですが、最新の携帯プレーヤーでも聴くことができます。ただし、リッピングするには、テクニックが求められます。ここでは、その具体的な方法について説明します。以下のリンクからダウンロードし…

  • ダイアナ妃は生きていた!

    エリザベス女王は死の床で、ダイアナ妃を殺させたと告白していた。また、ダイアナ妃もノートに、チャールズ皇太子(チャールズ三世)が、実際に起きたような自動車事故によって、自分を暗殺する計画を立てていると書いていた。 なぜダイアナ妃は暗殺されそうになったのか。それはイギリス王室の秘密を知ってしまったからだという。バッキンガム宮殿の窓から、裸の少年が逃げ出した事件があったが、悪魔崇拝で子供たちを生贄…

  • みちのく出羽の旅 (ePub)

    僕の青春時代から数年前に至るまでの全4回、東北を旅した紀行文です。東北は江戸時代までは、広大な地域が、陸奥・出羽の2国にしか分割されていませんでした。長らく日本人にとっては、最果ての地だったからです。 ここには、旅の先々で感じた思いやイメージがつづってあります。エキゾチックな感覚にとらわれるのは、僕だけではないでしょう。そこには寡黙ながらも、懐の深い自然があります。気軽に読めるものと思います…

  • 竜門峡ってどこにある?

    七月末のこと、日帰りの旅行をすることにした。京王高尾線で高尾まで出て、甲府行の普通列車に乗り換えた。駅間の距離が離れているし、車内もすいていたので、それほど苦痛にはならなかった。 降り立ったのは甲斐大和駅である。勝沼ぶどう郷駅の一つ手前にあり、無人駅で乗降客もほとんどいない。とりあえず、空腹を感じたので、駅前の料理屋に入った。友人は鳥の釜飯定食、僕はトンカツ定食を食べた。肉が厚くてすごいボリ…

  • 「追憶・田子の浦」(pdf)

    静岡県富士市の田子の浦は、山部赤人の和歌で有名な歌枕の地です。祖母が生まれた土地であり、終戦で復員した父が、疎開していた祖母と再会した地でもあります。そこはまた、幼かった私が初めて父と訪れた遠隔の地でもあります。父の人生と田子の浦との関わりを、随筆の形でまとめました。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書…

  • エリザベス女王が崩御

    イギリスのエリザベス二世が崩御したとの報道がなされた。それにともない、イギリスは服喪期間に入る。息子のチャールズ皇太子が、チャールズ三世として即位するという。チャールズ皇太子に関しては、現在のカミラ夫人との不倫が、ダイアナ妃との離婚につながったので、皇太子とカミラ夫人への評判を損ない、一時はイギリス王室の存続に関わるとまで報道された。チャールズ三世の即位にともない、カミラ夫人が王妃となることに…

  • 『バベルの図書館』をめぐって(ePub)

    アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスが選んだ世界文学全集『バベルの図書館』について、自由な形で書いたエッセイを一冊にまとめました。元の作品を読んでいなければ分からないというわけでもないので、気軽に読み流していただければと思います。 以下のリンクからダウンロードして下さい。 Babel.epub iTunesからダウンロードする場合は…

  • 吉村浩二の『ジャズ用語辞典』

    僕はジャズをよく聴くのだが、楽器の演奏はしないので、曲の印象を説明しようにも、比喩的な言い方しかできない。ジャズでよく使われる用語で、説明することが可能なら、本格的な批評に近づくことができるだろう。 とはいえ、言葉による説明だけでは、感覚的に理解できない。作曲家・音楽評論家の吉村浩二の『ジャズ音楽辞典』は、CDによる説明と実際の演奏例、小冊子による要点のまとめを組み合わせ、その技術を用いた楽…

  • 作品集『動物いろいろ』(ePub)

    我が家で飼ってきた犬や猫、ウサギ、プレーリードックのほか、虫や鳥など小動物について書いたエッセイや短編をまとめてみました。 どれも短い作品ですので、動物好きの方は手にとって読んでみてください。 以下のリンクからダウンロードしてください。 animal.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music…

  • 現代の共産中国は支配層の理想社会

    中国共産党が支配する中国は、世界の支配層にとって、理想的な社会であり、全世界のモデル地区である。高度に工業化されながら、国民には自由意志が与えられず、国家の管理下に置くことに成功している。 支配層の理想社会だということは、国民にとっては奴隷社会だということである。新型コロナウイルスを口実とした人権剥奪が、現在も維持されているのが中国である。ワクチンの強制接種が行われ、逃げ惑う人達を数人がかり…

  • 第5版『電子本(電子書籍)を作ろう!』(pdf)

    『電子本を作ろう!』(pdf)の第5版を公開します。ジャストシステムの「一太郎2016」に関する新情報を含んだ増補版です。ePubやmobi、およびpdf形式で作るノウハウを解説します。電子書籍の形式について説明した後、文章を書いていく上での注意点、ファイルの作成方法、公開の仕方などを順に述べていきます。 第五版においては、「一太郎2016」で追加された機能のほか、ePubの固定レイアウトとPDFの違い、ePubの脚注の問…

  • 星新一の「ボッコちゃん」

    僕は日本語教師を長年やってきた。星新一の文章はやさしいから、教材として取り扱ったことがある。とりわけ「ボッコちゃん」は東海大学の中級日本語教科書に所収されていたから、教材として扱われた先生も多いことだろう。僕の場合は、卒業式の出し物として、外国人の学生に演じさせたから、思い出深い作品である。 星新一の作品にはよくロボットが登場するが、華麗な雰囲気と悲惨な結末のコントラスがよく効いており、ショ…

  • 増補版『「カシーナ」と脳内芸術』(ePub)

    ブレインマシーンの開発は、作家のウィリアム・バロウズが「ドリームマシン」を考案したことに始まりました。日本では1990年頃に発売された「メガブレイン」が一世を風靡しました。ここではMindPlace社の「カシーナ」を使用する際のヒントと、その文化的背景についてまとめました。 改版では《Journey to the Sun》《528ヘルツCD》《レムリアの記憶》の3つのプログラムについての解説を加えました。 以下のリンクから…

  • テレビは洗脳装置(2)

    たとえ実在しないウイルスでも、致死性の恐ろしいウイルスが出現したと言えば、国民は恐れおののく。人間の免疫を破壊する遺伝子組み換えワクチンを、疫病に有効だとテレビで流せば、過半数の人間はワクチン接種会場に押し寄せる。感染予防効果がないばかりか、排出されるはずの病原菌を肺に吸い込ませるマスクを、感染拡大を予防する効果が高いと主張すれば、多くの国民は一日中マスクをして、免疫力を低下させてしまう。西洋…

  • 高野邦夫詩集『寒菊』(ePub)

    高野邦夫が1962年(昭和37)2月に、五月書房から出版した処女詩集『寒菊』を電子書籍化したものです。恋愛から失恋、工員の生活、妹への思い、やがて訪れるはずの死について描いています。 1928年(昭和3)に生まれた高野邦夫は、太平洋戦争末期に予科練に入隊し、復員後は自動車工場の工員を経て、日本大学に入学、卒業後は中学、高校の教員として働きながら詩作を続けました。日本詩人クラブ、俳人協会の会員でした。19…

  • テレビは洗脳装置(1)

    テレビが登場した頃、教師の間では「テレビを見るとバカになる」という主張がなされていた。テレビはくだらない番組が多いし、読書と違って自分で考えることをしないから、思考能力が低下すると考えたのだろう。 確かに、テレビを見ている間は、人間の脳は受身になる。番組のことを英語でprogramというが、これは放送によって国民の思考を操作することを意図している。テレビに登場するのが学者であっても、政府に都合が悪…

  • SF的思考(ePub)

    SFが魅力的であるのは、現実世界の枠組みにとらわれず、人間の想像力の限界に挑んで、存在するかもしれない世界を探究させてくれる点です。ここでは狭義のSFに限らず、想像力で極限の世界を描いた作家にも触れました。エドガー・アラン・ポーやホルヘ・ルイス・ボルヘス、埴谷雄高に触れたのはそのためです。小説に限らず、SFの世界を描いた映画やドキュメンタリー番組も紹介しました。 以下のリンクからダウンロード…

  • TSUTAYAの盛衰

    iPodが発売され、携帯端末で音楽を聴くのが流行すると、全国にTSUTAYAの店舗が開店していった。CDを借りてそれをmp3にして、携帯端末で聴くのが、若者の生活スタイルとなった。 映画のビデオは、かつてVHSのテープが主流だったが、TSUTAYAの店舗ではDVDで映画の新作が並べられた。Blu-rayが登場すると、安価なBlu-rayプレーヤーが販売され、Blu-rayの貸し出しにも力が入れられた。 ところが、スマホが普及してくると、…

  • 童話と写真『茶トラのシマちゃん』(pdf)

    これは前作『ぼくはネコなのだ』の姉妹篇です。語り手は茶トラの弟ネコですが、子供でも分かるように、やさしい表現を用いるとともに、その後のストーリーも展開させました。 今回は我が家で撮りためたネコの写真を、本文の中に組み込みました。写真の可愛らしさと物語を比べてみるのも面白いと思います。 写真付きの固定レイアウトで、文字列を検索できるpdfは、パソコンで表示するのに適した形式です。スマホでの表示…

  • 「追憶・田子の浦」(ePub)

    静岡県富士市の田子の浦は、山部赤人の和歌で有名な歌枕の地です。祖母が生まれた土地であり、終戦で復員した父が、疎開していた祖母と再会した地でもあります。そこはまた、幼かった私が初めて父と訪れた遠隔の地でもあります。父の人生と田子の浦との関わりを、随筆の形でまとめました。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Tagonoura.ep…

  • 新型コロナウイルスのワクチン接種は危険です!

    海外のメディアは一斉に、新型コロナウイルスのワクチンの危険性を報じている。 https://twitter.com/morpheus7701/status/1565252705664499712?s=20&t=wF0AyNKUUG653oKM_yg1CA にもかかわらず、日本のマスコミはいまだにワクチン接種で感染が防げるとか、重症化しないとかいうフェイク・ニュースを流している。今までワクチンの危険性について言及すると、SNSでのツイートを消されたり、アカウントを凍結されたりし…

  • 四国をめぐる旅(ePub)

    自由な空気が流れていた昭和の末、修学旅行で高校生が味わった生々しい感覚、若者が貧困化する以前のユースホステルでの光景を、四国の自然や風物とともに描きました。 以下のリンクからダウンロードしてください。 Shikoku.epub iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、フ…

  • 高野敦志編『高野邦夫詩撰』(pdf)

    高野邦夫は昭和3(1928)年、現在の川崎市幸区に生まれました。太平洋戦争末期に予科練に入隊。戦場に送られる前に終戦を迎えました。戦後は国語の教員を務めるかたわら、詩を書き続けました。日本詩人クラブや俳人協会の会員でした。平成9(1997)年、敗血症で亡くなりました。享年68歳でした。生前刊行された父の詩集、および遺稿から選び出した詩篇を『高野邦夫詩撰』としてまとめました。今回はパソコンでも簡単に開けるpdf版…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、高野敦志さんをフォローしませんか?

ハンドル名
高野敦志さん
ブログタイトル
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
フォロー
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用