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オリジナルBL小説です。主に高校生の恋愛(R-18)。管理人は2人で文と絵、基本ハピエン。毎日更新

CP傾向はドS×ネガティブ天然・後輩×先輩・弟×兄中心に展開です。 どんな形であれ受け溺愛。 S/鬼畜/わんこ/ツンデレ/ネガティブ/天然/不憫/小悪魔/クール/男前/など

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2012/05/08

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  • 金木犀の夢36

    すごく大切で大事な人だというのは昔から変わっていない。残念ながら記憶障害があって忘れてはいたが、回復した今は昔と変わらず秋李は悠犀が大好きだ。 でも……今はそれにプラス、恋人としても大好きだ。 まさか自分が男を

  • 金木犀の夢35

    ぽかんとしている秋李に怪訝な顔を向けると「お前が怪訝そうに見るな」と言われた。「でも」「びっくりくらい、するだろ。何でいきなり自分のほっぺ殴んだよ」「これは……理性が崩壊しそうだったから」「え?」「秋李があんま

  • 金木犀の夢34

    秋李の前で泣いて以来、悠犀はようやく多少なりともふっきれてきたかもしれない。面と向かってあの時の罪悪感などと共に秋李に謝れたからだろうか。 悠犀も今までずっと自分が悪いのではないと理性ではわかっていながらも、感情で納得できなかった。後悔と

  • 金木犀の夢33

    「ご、ごめん。変なこと聞いた」「……いや。まあ何でそんなことって思ったけど……。あの、俺は秋李が好きです」「あ、は、はい」 好きですと言われ、思わず秋李もかしこまったような反応になった

  • 金木犀の夢32

    記憶が回復すれば自分はどうなるのだろうかと、秋李は昔から何度ともなく考えたことはある。誰しもが幼い頃のことを完璧に覚えているわけでなく、自分の場合はその覚えていない部分が人よりくっきりしているだけだと秋李は記憶障害のことをそう思ってみたり

  • 金木犀の夢31

    記憶が回復した秋李は、しばらくの間フラッシュバックに悩まされていたらしい。本人からではなく、秋李の母親から悠犀は教えてもらった。 あの頃のことを思い出したと知った秋李の両親や悠犀の両親は大喜びしたし、大人だということも忘れて大いに泣いてい

  • 金木犀の夢30

    一緒に入る、という秋李の言葉に、悠犀が動揺したように秋李を見てきた。「な、に言って……秋李も、冗談……」「冗談じゃないし。悠犀は一緒に入んの、い」「嫌じゃない」 嫌なのか、と言おうと

  • 金木犀の夢29

    桃史のことを聞いて、秋李は罪悪感とショックと恐怖に苛まれつつ、ほんの少しだけ安堵もあった。 生きてた……。 記憶を取り戻してまず浮かんだのが、あの瞬間だった。 桃史から落ちながら、目の前で橙と緑が赤へと染まって

  • 金木犀の夢28

    桃史のことを話しても大丈夫だろうかと心配はあった。だが秋李は真剣な表情で「教えてくれ」と頼んできた。頷くと、悠犀は主に桃史について、秋李が記憶を失った後のことを話した。秋李は時折苦しげな表情になったりしたが、黙って最後まで聞いていた。「こ

  • 金木犀の夢27

    何かが頬を伝った。悠犀の意識がそれへ行く。 眠って、た……のか? 目を開けると誰かの太ももを枕にしている自分に気づく。 ……は? え? え、いや、ちょ……

  • 金木犀の夢26

    無意識に悠犀をしみじみ眺めていた秋李はハッとなりテレビへ目を向ける。映画はエンディングどころかすべて終わっていてチャプター表示されていた。 はぁ……。映画も終わっちゃったし……この状

  • 金木犀の夢25

    料理は見た目だけでなく味もおいしかった。そして懐かしい味がした。母親の作った料理だから懐かしいもへったくれもないのだが、航太の料理も同じく懐かしさを感じる。以前にも食べたことあるような気がする味だ。 俺好みの料理だからそう思うのかな。 思

  • 金木犀の夢24

    何となく気になり、秋李は立ち上がってその写真を見に行く。いくつかの写真は無造作に壁に飾られている。 飾り方も何かおしゃれだよなあ……。あ、これ……星羽くんの小さな時の写真かな。……うん? 何だ、今デジャヴっぽい感覚したような……? 怪訝に

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