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オリジナルBL小説です。主に高校生の恋愛(R-18)。管理人は2人で文と絵、基本ハピエン。毎日更新

CP傾向はドS×ネガティブ天然・後輩×先輩・弟×兄中心に展開です。 どんな形であれ受け溺愛。 S/鬼畜/わんこ/ツンデレ/ネガティブ/天然/不憫/小悪魔/クール/男前/など

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2012/05/08

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  • 彼の者はヒーローではない

    「おい、スミー。またあのピーターパンが俺を狙ってるらしい。クソ。もう今年も終わりだというのにせわしねえ。だがヤツがどこにいるか昨日からまだ見つからねえんだ」 忌々しげに言う海賊の船長ジェームズ・フック・バーソロミューに、スミーと呼ばれた彼の

  • 聖夜の贈り物3

    剣の柄に結ぶ紐は思っていた以上にうまくできた。我ながら器用だし才能あるのでは、とファインは自分の作ったアクセサリーを見ながらにやつく。 紐はすでに昨日出来上がっていたのだが、魔力は今改めて込めていた。一応紐を編む際にも込めながら編んではい

  • 聖夜の贈り物2

    聖モナの日はセルゲイの城でも朝からミルク粥が出た。昔アイトールやトーレンス王国で食べたミルク粥をアルスは懐かしく思い出す。旅に出てからは食べる機会がなかったため、余計だろうか。 当時は安価で手に入る、セルヴォワーズにも使われる大麦を煮てい

  • クリスマス2023企画

    クリスマス企画☆水晶の涙☆(12/24〜12/28)---------------------------------------------------セルゲイの城に滞在している間に『聖モナの日』が近づいていることをファインたちは知った。

  • 聖夜の贈り物1

    セルゲイの城に滞在している間、ファインたちは何度か町へ出かけた。この地域へ着いた当初は気づかなかったが、そろそろ「聖モナの日」が近づいていたようだ。町の至るところで飾りつけがちらほら始まっていた。 聖モナの日は、神モーティナを祝って過ごす

  • 金木犀の夢23

    「そういえばもうすぐクリスマスだよね」 三年生の十二月は期末試験が終わるとほとんど授業もない。一応自由登校という形なので学校で過ごしてもいいが、登校しなくても問題ない。自分で受験勉強する者もいれば、登校して自習する者もいる。ただ自由なので出

  • 金木犀の夢22

    そんな悠犀が何故、とますます混乱しそうだ。それに対し秋李は自分を甘く評価しても見た目はまあまあと言えなくもないかな、くらいだろうか。勉強はそれなりにしてきているし、できるほうだと思うが到底悠犀には適わない。そもそもきちんと将来のことも考え

  • 金木犀の夢21

    悠犀を部屋で待っていると、下の階で話し声がぼんやり聞こえてきた。最初はトイレの場所でも聞いているのかなと何となく思いつつ気にしていると、ぼそぼそ聞こえてくる微音はなくならない。どうにも気になって、秋李は一階へ下りていった。するとリビングで

  • 金木犀の夢20

    気づけば十一月も半ばに入ったある日、秋李が突然「家へ遊びに来ないか?」と誘ってきた。とはいえ、ずいぶん親しくなったし友人同士ならお互いの家へ遊びに行くことも普通にあるだろう。それに「あと十日後に家へ遊びに来ないかって誘うから」と事前宣言す

  • 金木犀の夢19

    学校から航太のマンションまでの帰り道にある公園に、悠犀は通りかかるたび足を止めてしまう。日中はそうでもないのだが、下校時はどうしてもイメージが被ってしまう。 別に似てないんだけど、な。 公園は全然似ていないが、あの事件の時もこの香りと、そ

  • 金木犀の夢18

    高校三年の夏休みもあっという間に終わってしまった。 そういえば星羽くん、結構俺とかに付き合ってくれてたけど、受験勉強大丈夫なのかな。 秋李が心配することではないし、むしろ自分の進学心配だけしろと断言できるくらい、悠犀は頭がいい。それに基本

  • 金木犀の夢17

    夏休みに悠犀は何度か秋李と遊んだ。こうしてまた一緒に遊べると思ってもみなかった。 何して遊ぼうかとメッセージで聞かれた時は「そうだ、ディラに会わせてみようか」と浮かんだが、と同時に「直接会わせてもし秋李に悪影響あったら」と過る。少し考えよ

  • 金木犀の夢16

    悠犀に「夏休み、遊びに行こう」と誘われ、秋李は正直嬉しいと思った。三年生になって転校してきた悠犀と、最初は知り合ってからもあまり仲よくなる気配はなかった。だが今では結構仲よくなったと思っているだけに嬉しいのだろうと思う。理由は相変わらずよ

  • 金木犀の夢15

    もうすぐ転校してきて初めての、そして高校最後の夏休みになる。悠犀はぼんやり、どうしようかと考えていた。 秋李と同じ学校に通うだけでいいなどと言っていたくせに、結局避けることなど到底無理で気づけば仲よくなっていた。昔のような「兄弟みたいなレ

  • 金木犀の夢14

    たまに挨拶する顔見知りといった関係である悠犀のことが、秋李は何となく気になっていた。 コンビニエンスストアで知り合ったものの、同級生のわりにその後、顔を合わせることはあまりなかった。一応たまに顔を合わせると挨拶は交わす。毎回何となくその際

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